人狼議事


219 The wonderful world -7days of SAIGAWARA

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視点: 人


【人】 呉服問屋 藤之助

  ─ The 2nd day / サイガワラ駅東口 ─

[ふッ、と蝋燭が消えるように。
目の前が暗転したのは、死神のミッションが
如何、と結果を出してから、だっただろう。]


          ─── ……… 、


[再び聞こえてくる雑踏と、
聞こえてくる着信音が瞼を開ける手伝いをする。
昨日見えていたあの大きな建物も無ければ、
死神のすがたも無い。
見えるのは線路だとか、駅舎と行き交う人の群れ。

序でに言えば、───…。]
 

(47) 2017/06/13(Tue) 15時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助


       ……───輝久?

 ( いねえのか、と、この灰色の世界じゃ
   よく目立つ筈の彩を探すんだが── … )

[メールアドレスだとか、
そもそもメールを確認するのが精一杯な塩梅の男達が
そんなものを交換している筈も無く。]

 ……可笑しいな。 昨日、あの後如何なったんだ?

 ( まるで、記憶の抜け落ちた老爺じゃあるまいに。 )

[手持ち無沙汰でくし、と、
黒髪を結った束を梳く手に>>#0
新たに、違和感が奔るものだから、開けば

           ─── また『60:00』。]
 

(48) 2017/06/13(Tue) 15時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助


  ……ミッション、ってのは1日1回だったよな。

 (って事は、もう次の日、って事なのかねえ…。)

[そう言えば。

 (『 日替わりまでそんな猶予ないし? 』)

なんて言っていた、
少女でも無いのに赤頭巾と呼ばれていた死神の言葉を
呆けたまんまの脳内に浮上なんてさせながら、
何処と無い拍子抜けの気持ちで、端末の新着表示を押す。]

           [  >>#0異界語だ。  ]
 

(52) 2017/06/13(Tue) 16時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


( いや、電脳…は兎角、
  麺屋だとか、管理者だとか、
  ひとつひとつの単語を摘み出せば分かるんだが…。 )

[これでも、サイト、ってのくらいは聞いた事はある。
但し実物を目にした事があるかどうかだとかは、別だ。
添付されていた、色の違うURLに首を傾げながら、
「……どうすりゃいいんだ?」なんて戸惑っちゃいたが
その部分をなんとなく押してみたら、リンクに飛ぶ。

       ─── 画面が変わって、また白黒。]

>>#1
 そもそもブログだとかアクセスカウンターだとか、
 分かっちゃあない男と言うのは取り敢えず
 サイトだとかなんだのは脇に置き。
 「ははあ、読み物のたぐいだな?」と
 思うことにして、メールを読むように滑らせてゆく。)
 

(53) 2017/06/13(Tue) 16時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


   ……如何しような、昨日以上に分からねえ。
   
(こんな調子で大丈夫なのかね、とにがわらいしか
 出ねえもんだが、昨日と違って同意を返してくれる
       声がねえのも、───寂しいもんで。)

[唯、分からないと言っても。
どうすりゃいいのかはこれっぽっちも分からんが、
その時出ていた『究極らーめん刃流原』とやらの
悪態めいたものを悪意のように感じて──…。

開いた時には新たにあった記事
「リアルタイム更新」の意味があまり分からないままながら
地図を開けば、ぼんやりと名のあった
『SAKAKI』の方角を見る。]

(……取り敢えず、
 足取りだとかを追うのがいいのかもしんねえが。
 コーヒー、だとかを飲める場所よりこっちのが近えか?)

(54) 2017/06/13(Tue) 16時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助


[─── 唯。
”友人”のすがたが見えないことが気になって、
先にそちらの方を探そうとしたのだが、
地図を閉じた刹那、>>0:#5の★6。

  『テレパシーによりお互いの位置を把握でき、
   離れていても会話が可能となります。』

その一部分が目に入ったものだから。]

  ………、やり方まで書いててくんねえかな。

(目を瞑れば、軽く念じるようにして──。
 『輝久。聞こえるか?』なんて声に出す事無く、
    浮かべてみたもんだが、聞こえたのやら。)
 

(55) 2017/06/13(Tue) 16時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助


[にがわらいを浮かべたのもつかの間、瞳を開き。
駄目でありゃ、また死神でも捕まえて
聞いてみりゃいいか、と、死神に関わる事を
凝りてない男は減ってゆく赤数字を見ながら──。]

……ま、ぼう、っとしてんのも時間の無駄、だよな。

[歩いてるうちに友人に出会えたら、それも僥倖。
>>#3から、と下駄を鳴らして先に向かおうとしたところ
>>@7──何がしかをゴミ箱に投げ捨てる動作をした黒羽。]

 (……何を投げ捨てたのかは、分からなかったが。
  無論、過去も、ゴミを漁る趣味とやらもねえから。)
 

(56) 2017/06/13(Tue) 17時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


    お。 ……如何も、死神さん。

[なんて、見知らぬ死神ながらも。
気さくに挨拶なんてしてみるのは死神が然う、
悪しき存在だとは思えなかったからこそ。

───今はパートナーは連れて居なかったとは言え。
独り身にでも>>@7ミッションを告げられたのであれば、
大凡間違いなく、「……これぞサイガワラ、ねえ。」]

    ……なんでも良いのかね?

[なんて、困ったように笑ったものだろう。]

( 男の知ってるサイガワラと”今”は、
      大きく異なっているものだったから。 )*
 

(59) 2017/06/13(Tue) 17時頃

呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2017/06/13(Tue) 17時半頃


【人】 呉服問屋 藤之助


>>61
 きみのらしくない失態のひとつでも見れば、
 間違いなく数秒目をまんまるにした後
 悪いと思いながら笑ってしまったに
 違いないだろうに!

 テレパシー、ってやつじゃあ。
 その音さえも聞こえなかったのはきみには幸か。)

 『ああ。こっちは問題ねえが。きみのほうは?
  ……あと、今日のミッション、分かるかい。』

[落ち合いてえな、と思うものの、
質問を重ねるのもあれか、と考えて一時止める。

「一応、今は駅のほうに居るんだがね」と、
佇む駅の影は新しくなったとしても、男の記憶とは
そう変わらない駅舎を仰ぎながら、そう返事を返した。]
 

(82) 2017/06/13(Tue) 20時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


(きみがSF小説だとかを好んだり読む印象が
 あんましなかったもんだから、
 ”テレパシー”の概念から大丈夫かだとか、
 聞こえても返って来るのか、と思ったもんだが。

 ──何処から兎も角聞こえたそれに、
       安堵と一緒に節介心を沈める。)

[そうこうとして。
帯に差していた扇子を癖で手にとりゃ、
空を払うようにはたと仰いだ時、
手の痛みが無くなっていることにふと気づいて
おや、と、不可思議に思ったの間もつかの間に。
声を掛けたのであった。

昨日の彼らもそうではあったものの、
取り分け目鼻立ちの整っているように思える彼の
目を開く所作を涼やかに眺めながら、
>>@9渡されたインスタントカメラを受け取った。]

(84) 2017/06/13(Tue) 20時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助


 ……ふむ。 
 そりゃ、逆に悩ましくなるってやつだが。
 せっかくだから、行きがけに撮ってきてみるかね。

 (と言っても、
  僕の思う”サイガワラ”ってのは──
  …”西”には無いから、遠回りする事にゃなるが。)

[>>10
この灰色の世界で和服を好むものなんてのは、
”今の男”の時代にだってそう居なかったもんだから
自然、目を浴びるのは知って居るし、慣れている。]

(ただ、どこだか推し量るような目つきが混ざるのには
なんせ相手は死神。咎めはしねえが、擽ったさはある。
それを微笑みに紛らわせて、インスタントカメラに
無意味に弄りながら、──…。)
 

(85) 2017/06/13(Tue) 20時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助


[邪魔になった扇子を帯に戻しては、
誤魔化すような表情を作るかれを見て。
「…死神ってのもカメラに映るのかね?」なんて
思ったまんまをぼやいたのも、>>@10問われる迄。]

 ……あー。
 ええと、ブロガー、ってのは分からねえが。
 追うって言うからにゃ、あの読み物を書いてるひとか?

 ( 『トムラ、って書いてたが
    ブロガーなんて名前でもあるのか?』 )

[ペンネームみてえもんだろうか、
と誤解を引っ立てながら。

「や、目が覚めたらちょっとはぐれちまっててな…」と
ひとりで居るのが賢いだとも愚かとも未だ掴めては無い
男は、眉を垂らしてみたのだった。]
 

(86) 2017/06/13(Tue) 20時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助


(…死神の査定を知ろうものなら、>>@9
 間違い無く男自身は「過大評価」だと思うもんだが。
 不意打ちなんてされようものなら扨、
 我が身は如何なる事やら。

  ───けしかけられもしなかった、
  とうの今、未だそんな事も考えもしねえが。)

   ……ひとり、ってのは矢張り良くねえのかね?
 
[死神は親切なもんだと思った
評価は未だ己の中で覆されていないからこそ、
下駄を退く足よりも先に、そんな問いを空に投げて。]*
 

(87) 2017/06/13(Tue) 20時半頃

呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2017/06/13(Tue) 21時頃


【人】 呉服問屋 藤之助

 
  (……益々、ひとじみてきたもんだ。)

 はあ、死神にも仕事以外、ってのがあるんだなァ。

(”ひと”の常識で言や、当たり前なのかも知れんが。
 死神の常識ってのは分からねえものだったから。)

[>>@28ほうと頷いてから、
 教えられたにも関わらずに、試しにフィルムを
 一枚無駄にして、かしゃ、と、金色を映して見る。

 ───吐き出されたものを手に取りながら、
 焼きつく迄の時間、はた、と四方系を仰ぎながら。
 断定系では無い言い回しに何故知って居るのか、を
 追求する事は残念ながら出来なかった。 ]
 

(134) 2017/06/13(Tue) 22時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助

 (それより『ブログ』だとか、『リンク』だとか、
  文字通り異国語めいたそれに頓狂な瞳をすりゃ、
  知っているかどうかはそれこそ”一目瞭然”だろう。)

 ……えーとな。 残念ながら…。
 どうやら、『エントリー料』ってのかは分からんが、
 さっぱり分からねえ事が多くってな…。

[はは、と苦笑いをこさえて、
うなじにやりたい手はカメラに塞がれている。
>>@29解説を貰えりゃ、死神ってのは親切だって評価に
積み石を更に重ねる事に繋がりながら───、
ほうほう、と新しい事にまた目をぱちぱち。

      「 有難うな、
        さっぱりで困ってたんだわ 」

これでなんとか乗り切れるかね、と息を浅く吐いて。
あくまでも「平等」に務める為だろうと、
それは受け取るものに取っては善行のように映るもの。]

(135) 2017/06/13(Tue) 22時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助


[カメラを腕の中に抱えながら、
今説明されたものに「すげえな」と改めて感嘆を示しては
画面を瞳玻璃で一撫ですれば、時間差で増えていた。
──序でに、地図をなぞる。>>#9]

   ……そりゃ、確かだな。
   ひとりで良いってんなら、
   契約ってのは要らねえのは──納得した。

[敵、と言う表現に馳せたのは、
死神でも、未だ見ぬ他の参加者でも無く。
あの蛙だとか、狼くらいのものだったのは己の評価故。
ただまあ、呑気に気を張らせるくらいはした。]

( >>@30ただ、まァ、若し付け加えられたとしたら、
 「でも、未だ襲って来てねえだろう?」だなんて
  やっぱり、何処までも呑気に笑ったに違いねえが。)
 

(136) 2017/06/13(Tue) 22時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助


 ……嗚呼、取り敢えず連絡は取れるみたいで。
 何処に居るかは分からねえが、合流は目指してみるよ。
 ご忠告、どうもな。

[>>@33
一時間ってのが直ぐなのは、昨日で経験済み。
薄く笑いや、せかされる儘に頭を下げ、下駄を退げ。
白写真に浮かんで来た色を見る。

  ( …応え通り、其処には駅と、”ひと”ばかり。 )

から、と、踏んだ地面が。
(夢心地だったものの現実感がのしかかったかのように、)
重量が増した気がしたのは、気のせいやら。]

              [……と、ふと。]
 

(141) 2017/06/13(Tue) 23時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


(和装が一目を惹くのは知っちゃいるが、
 ここ一日で急に好奇に晒されなくなったもんだから。
 >>103視線を感じるのに、余計敏くなるもの。)

  如何も、お嬢さん。
  きみも参加者、…ってやつなのかい?

[>>131と、っと寄る足とともに
 ゆら、と揺れるポニーテールを目で追いながら、
 分かり易く女子学生って出で立ちのお嬢さんに会釈。
 
 ──ミッション、って言い回しだとか。
 初めて背に翼がないそれらしい存在を見たとこで、
 他の参加者ってのはいたんだなァ、と感慨なんぞを覚え。

 腕に巻かれたもんは知らぬ儘、
 友人の返事も無いもんだから急かれたとは言え
 寸瞬、死神に話しかける子に、翻す足も止まるもの。]*
  

(149) 2017/06/13(Tue) 23時頃

呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2017/06/13(Tue) 23時頃


【人】 呉服問屋 藤之助


      ─── ……、

 (是か否かを問うた心算の質疑に、
  随分と生生しいお返事が返ってきたもんで
  死神のかれに返したのとはまた別の意味で、
  ──ぱちくり、と目を回したもんだ。)

  ……トラック、ってえと。痛かったろう。

[その淡々とした声こそがひたひたと這い寄るよな
現実感を背筋に感じる気がした裏で、
”今の”僕の事を差し置いて、未だ若いだろうに、と
思う気が絶句から絞り出したのは、月並みな応えだ。
眉を僅かに、潜め、──…。]

( ……普通ってのは、覚えてるもんなのか? )
 

(180) 2017/06/13(Tue) 23時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助


      ( ……何で、死んだんだか。 )


[頭が疼く気配すら無い。
思い出せる気配なぞ、欠片も無い。

こめかみに当てるようにして動いた 空いた手を
誤魔化すように頰に降りた黒髪を耳に掛けてから、
>>159ひら、と踊った手の返しと一緒に
この子も独りって事を知る。]

 それじゃ、僕と一緒、ってやつだな。
 まァ、こっちは単に逸れただけなんだが…。
 ただ、独りなのは危ねえって、そこの死神さんが。

[く、とちょっと行儀は悪かったもんだが、
顎先で金髪を差し占めしながら、投げられ”かけた”
”わかもの”の「質問」の端っこだけを──聞いた。]
 

(182) 2017/06/13(Tue) 23時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助



( 見た目と中身が違う、ってんのは。
  能く ”言われていた” 談。
  家が家だったからもんだから和装をするのは、
  うちじゃ普通で、嫌いでも無かったんでな。

  ──中身が追いつかなくても、
  跡なんて縁の無い ”次男” だからこそ
  度を越さなければ、なァんにも言われなかった。
  だからこそ、自由にしてたのさ。 )

        [ ……”失われた日”が来る迄は。 ]
 
 

(184) 2017/06/13(Tue) 23時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助


 ……ん?

 (態態、”参加者”と。
  勿体ぶった事を言うのに瞬きひとつ、
  気の所為か? と首をゆら、と揺らす。)

 嗚呼、あんまり話してたら時間はなくなるか。
 ま、ちょっとの間じゃいいんじゃねえか、
             と思ったんだが…。

[「別に敬語なんざ改って使わなくてもいいよ」と、
緩く笑う顔は、死神さんと話してた時のように
残り時間の事を指して居るのかと思ったもんで。]

(”椅子取りゲーム”も、”陣取り合戦”も。
 してる自覚ってのは緊張感が無いのやら、
 欠片も無かったのは、この通り。
 それを改めて突きつけられる日が来るとしても、
             ───、  多分。)

(186) 2017/06/14(Wed) 00時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


   ……ま、愚図愚図しちゃいられねえか。
 
[ 漸く場を離れようと、
 桐の音で混凝土を打った時だった。
 >>@36>>164>>166伸びた死神の手が、
 風切り音がしたかと思えば鎖に絡め取られていた。
 >>@52>>@53 ]

 ── …、…然う、ぴりぴりする事でもねえだろう。

(僕のほうが呑気過ぎる、って事に気づいちゃねえで。
 驚くように見開いてから眇めた瞳は、
 ”死んだ瞬間を覚えていないからこそ”だろうな。

「生き辛くねえかい」と、生者みたいな節介を
 口には出さねえけども、こころの中だけで呟いた。)
 

(189) 2017/06/14(Wed) 00時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


[からら、と。
男の他者への在り方を示すようまるきり無防備に、
それでいて容易に。背を向けた。]

 ま、ミッションが終わってまた出会いでもしたら。
 そん時はゆっくり話してえな。
 如何か、きみも無事で。

(改めて先刻更新された
 ブログってものに目を通しながら、
 「……書店、って…遠いな」とぼやきひとつ。
 当初の目的である『SAKAKI』ってところに
        其の儘、行こうとしかけて──。)
 
 

(193) 2017/06/14(Wed) 00時頃

【人】 呉服問屋 藤之助



   ……嗚呼、そう言や。きみの名前は?


(死神さんに聞くのも忘れちゃいたが。
 参加者なら、そのうち出会う機会も”生きてりゃ”
 増えるだろう、って事で。

 彼女がミッションを受けるか断るか、
 別の選択肢を取ったところあたりで、一度だけ。
        ──── 然う、振り返った。)*
 
 

(196) 2017/06/14(Wed) 00時頃

呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2017/06/14(Wed) 00時頃


【人】 呉服問屋 藤之助


[ 去る直前。
 ポニー・テールが意思持つように揺れた。
 隠される事も無くなった袖の下の”それ”と言い、
 まるで蛇でも飼って居るかのよう。 ]

   ( ───臆、でも、蛇は嫌いじゃない。
    あの子らってのも、可愛らしいだろ? )

[ ぴく、と、瞼が動いたのは僅か。
 振り向いたかんばせの唇からは ”安堵” が洩れる。]
 

(223) 2017/06/14(Wed) 01時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


  ……そうか。そんなら、

           ─── ”良かった”。

 (>>208
  死んだら良いも悪いもねえのかも知れねえが、
  痛みなんて、背負わないにこした事はねえもんさ。)

[>>201
 ”死なないかぎり”動き続ける事が出来るのは、
 それこそ生ける屍と同じじゃねえか、とも思わない。

 最期迄呻き苦しむ事が無いのなら、
 醜い顔を見せる事も 誰かを心配させる事も無い。
 それは、───とても、”羨ましい”事だった。 ]
 

(224) 2017/06/14(Wed) 01時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


[>>211
 臆、穏やかさも合間って。
 「その顔のほうが好いよ」と亦、節介。
 目が合ったその子から溢れた素直な音の中、
 まるで男のもののような名が返ってきたものだから
 ぱち、と瞬く。 ]

     ( いつわり が紛れてるなんて、
        気づくはずも無いだろうよ。
                だから、 )

  …… ”りょう” ちゃん、な。 覚えとくよ。

[ふ、 ──と笑ってから。
その奥に見えた>>@70彼の名も反芻して、
>>@69直前、背に掛かった声に口許の弧を、深めた。]
 

(225) 2017/06/14(Wed) 01時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


 (…死神にも名前があるんだな、って思ったのは。
  そりゃ、やっぱり考えりゃ、当たり前だった。)


  ……お、死神さん…じゃ、もうねえな。
  三ヶ峯君にも聞かれるとは光栄。
          ───藤宮竜胆だよ。


[「覚えててくれりゃ嬉しいね。」
なんて、これから撮る、四方形の世界にだろうと。
興味を持たれるってのは嬉しかったもので。

死神のかれにも、
如何せ永らえているうちは世話になるんだろう。
「臆、宜しくな」と目元に微笑む弧を描いてから、
付け足されりゃ、頷いた。]
 

(233) 2017/06/14(Wed) 01時頃

【人】 呉服問屋 藤之助

 
  ──嗚呼、また……
  って言うよりゃ、また戻って来る迄、だな。
  『サブミッション』のほうも忘れはしねえさ。

(  「何を取ろうかは、未だ悩むけどなァ…。」  )

[ 冗句めいたほんとの言葉を空に半分、
 載せれば 木下駄をまたからり、と転がしたら、
 僕が思うのとは「違う」、死神の映らない──
 ”今のサイガワラ”の納まった四方形の写真が
 手からうかりと滑る。

   ── …儘、 
      再び掴もうと腕を伸ばすより疾く、
            風に攫われて行った。 ]*

 

(236) 2017/06/14(Wed) 01時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助

    ─ → 東エリアに踵を返す ─


          ……あ。

 ( 西に向けかけた足を、ふと、途中で止める。 )

   書店のほうなら、──東ってんなら。
   序でに ”寄ってける” か。  

[手にしたカメラを無造作に構えてみても、
「これぞサイガワラ!」と思うものが
 ファインダーから覗けるわけでもなく。

 心当たりがあるとすれば、─其れは東の方角で。
 先刻の”ブログ”の書き込みをもう一度見ようとすれば、
 ────……>>#10書き込みが一件、増えていた。 ]
 

(242) 2017/06/14(Wed) 01時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助



  ─── 豆腐きなこピーマンオレンジぃ…?

     ( ……際物過ぎやしねえか? )

[見えてる外れ籤、と言うものは。
存外引きたくなるのが哀しいかな、人間なんだが。
どう考えても確実にピーマンだけは無粋じゃねえかな、
だとか、そもそも混ぜ過ぎって点からはズレた事を想う。

ぼんやりと北か東か、
どっちに進路を切ったものかと悩んでたところで
───>>202きみの声が聞こえたもんだから。]
 

(243) 2017/06/14(Wed) 01時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助



( >>202
 きみがきみで無いのなら。
 笑えることも笑えなくなるのだろうか。
 少なくとも、─失態を笑っていいものかを悩んで、
 遠慮がちになぞるように不安を零したのかも知れない。)

         [僕の未だ知らぬ、 ”元の僕は”。]

 

(254) 2017/06/14(Wed) 02時頃

【人】 呉服問屋 藤之助



 『そうか、無事なら良かった。
  ……まァ、僕でそうなら、きみもだよな。』

 (きみが”誰”であるかを知らない儘だから、
  …ってんでもなく、昨日の調子を思い出して。)

[>>210
 テレパシーからじゃ、
 きみの苛つきってものは想像はつかなかったろうが
 少なくともストレスくらいになってんのは、
 想像に難くない話──ってもんで。

 亦ひとつのにがわらいでも咲かせりゃ、
 存外きみが楽しんでいるのも知らずに提案を思案する。]
 

(255) 2017/06/14(Wed) 02時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


『……ん、さっき会った死神さんは
 あんまり離れねえで早早と合流しろって言ってたが。

 そうだなァ、僕も寄りてえところがあるから。
 ブログ、…って書き物のやつが行ったのは
 多分44アイスクリームってのがある北だろう。

 ───この儘、
 サイガワラ一周する気じゃねえか?とも思うが。
 一旦東に行ってみるんで、
 きみは北か、SAKAKIってのでも
           行ってみてくんねえか。』

[ 落ち合うのならそう手間にもならんだろう、と。
 連れ回すのも悪いもんだから、そう問うてみる。 ]
 

(258) 2017/06/14(Wed) 02時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


[序でに。]


  『 臆、そうだ。 きみは──
    「これぞサイガワラ」…ってのは。
              なんだと思う? 』


[急に飛んだ突飛もない質問に頓狂が返ったり、
意図を聞かれりゃ、「や、サブミッションってのでな」と
半端な答えを返したもんだが。

───「パートナーさんにもよろしく」って
言われたからにはきみの答えも聞いてみようか、ってね。

        儘、駅を西に往きかけたところで、
               東に踵を返した。]*
 

(260) 2017/06/14(Wed) 02時頃

呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2017/06/14(Wed) 02時半頃


【人】 呉服問屋 藤之助


>>266
 きみのその、面構えの変わる事の多く無い顔に
 朱なんて差すの為ら、矢張り見て見たかったもんだが。
 …顔は見える程便利でねえんだから、無念ってやつで。)

[健勝の言葉に短く「ああ」と返し。
 
 (……でもまァ、今の”現代”とは違っても。
  昔の若者だって御伽噺や奇譚のたぐいに憧れるのは
  世代を超えてもある処───ではあるんだが。
               詰まりは、僕も。)

>>267きみが呑んでくれるのには、
 有難う、を先ず頭に置いておいたもんだ。]
 

(288) 2017/06/14(Wed) 13時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助


『 ……だな。
  実際今回のは別れたのが効率がいい、ってんのも
  間違っちゃいねえはずだろうし…。
  ま、きみなら大丈夫だと思うが。
  なにかごたごたでもあったら呼んでくれ。

  はは、そりゃそうだ。
  …東もあんま変わってねえといいんだが、なァ。』

  ( ──── ”輝久”は強いんだから。 )

[然う、曇った儘の信頼の頷きを
誰も居ない空に「うん、」と頷いて、
東への一歩へと乗り出したのが頃合い。

    もひとつ投げた問いが返って来る。>>267]

 

(289) 2017/06/14(Wed) 13時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助


    『 ……うつくしさ、 』

 ( 灰色のせかいを見上げた。
   東に歩むごとに、見慣れた風景や昔名残も
    残ってなんかいて─── ………。 )

『……分かるさ、その気持ちってのは。
 変わってしまっても、それでも残ってるもんってのは。
 年寄りくせえみたいだけど、感慨なんて覚えちまう。』

[そうさ、>>268「美味しい」ってんのも字が中に入る。
そう考える裏で先刻の冒涜的なフレーバーの名前が
>>#10頭に過ぎっちまったもんだから、

         「……あれは美しくねえよな。」

と、テレパシーには載せずにぼやいたもんだが。]
 

(290) 2017/06/14(Wed) 14時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


 (きみにその可否なんかを問おうと思ったが、
  一旦やめにしたのは、目的地の辺りに着いたから。)
   
    ……この辺は変わりなくて、良かった。

[さざめく風のようなものを浴びながら、
曖昧ながらも確かに残り続けている───
古式ゆかしい美しさを、息の音とともに手繰ろうとした。]

(広がるのは、きみのところの道場。
 きょうは門下生の声の響かない其処にすぅ、と瞳を眇め
 ”そこで何が起きた”かも知らない僕は、

         遠影から枠の中に納めるばかり。)
  

(295) 2017/06/14(Wed) 14時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


(再び吐き出された2枚目の白写真。
 つ、──と摘むと空気に触れて、色が滲む迄を待つ。)

[とは言えど、其処に突っ立っている訳でも無く。

 音も少なに敷地をそ…っと出たのなら、
 路上のベンチにでも一度腰を掛けようかと思って
 写真だけを帯に差して、カメラを置く。
 ───その時だった。]

          
              ……… ?


[そう遠くない建物に、
こんこんと遠い間合いで続いている、─>>188血痕。]
 

(297) 2017/06/14(Wed) 14時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助



  ( ……早く合流したほうがいいのは、
           そうなんだろうが。 )


[無論、その血が。
参加者のものである、と言う認識などは無かった。
唯、中心部よりひとは少ないとは言え、
行き交うひとびとがその血の道に一切と気を向けないのに
気になって、瞬きをした。]


       ( ……まるで、”僕ら”のように。 )
 

(298) 2017/06/14(Wed) 14時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助


[今し方置いた筈のカメラを持つのも忘れ、
 興味を擽られるようにして、木下駄を転がした先──。]

『 ラーメン食いに行かねえ? 』
『 どうするよ、ここからなら刃流原? 』
『 いやいや、ねえっしょーー。
  SAKAKIだってトムラも言ってんじゃん?
  そっから44アイスクリーム行ってさ、
  豆腐きなこピーマンオレンジでも……。 』

[談笑を交わす男子高校生の一団が
そんな会話をしていたものだから目を丸くする。

       (……あれ、食うのかね……?)

と、──その中に紛れていた”トムラ”なんて言葉と、
「フードコートでもいいんじゃね?」と、傍に見えていた
こりゃまた随分大きいモールを指差す学生の、
>>#12肩に乗る”増殖体”の海月に、玻璃を落とした。]

(300) 2017/06/14(Wed) 14時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助


[此処は地上なんだがなァ…、と
海上生物擬きに頓狂な事を思ったのは一瞬。
横の学生にのろ、と伸ばそうとしている触手を見てりゃ、
”分裂”して乘っかかる様を見て、またぱちり。

掌を返したように『…や、やっぱSAKAKIだな!』なんざ
くるっと変えるすがたに白黒とした気分は、
ははあ、と何となく察したような、─察してねえような。]

 ( …蛙だとか、狼みてえのと
         同じなのかね。ありゃ。 )

[その中に狐に含んでねえが、──扨。
この儘見逃すのもいいが、殺生は嫌いだろうと。
害がありそうなもんだとしたら、別だ。]

(……目の前の現象が、関係あるかとも限らねえが。
 ミッションの内容に通ずるところがあるんだから、
 何かあるのかもしれんと、扇子を、す、と手に取り。)

(302) 2017/06/14(Wed) 14時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助


 ” 何れの處よりか秋風至る
      蕭蕭として雁群を送る ” ── …。


[ 詠えば、此度渦巻くのは一、二、時頃疾く。
 詩に寄り添うような紅葉がひゅら、と風に揺蕩えば、
 渦は雁の嘴を鋭く研いだよな二本の真剣へ。

 閉じた儘の扇で風を作るように、
 目の前をひとひら薙げば、有象無象の粘体は
 断末魔も上げずに液体に散じ、──空に還る。 ]

『 ……あれ、でも、やっぱ。 』
『 うん、別にSAKAKIもそう変わらないじゃん?
  あっさりなのは好きだけどさあ。
  遠いのめんどくせえし、フードコートでいいよ。 』
 
 

(303) 2017/06/14(Wed) 15時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


[文字通り憑き物が落ちたように、
側のショッピング・モール──ドゥームプラザと
書かれた看板の施設に入ってゆく二影を見送って、
やっぱり祓ってよかったもんか、 と浅く安息を。]

  ( ……───この分なら、…。 )

『 ……変なくらげみてえなもんも居るもんだなァ。
 他所様に取り憑いては、ブロガー、ってやつと
 同じような事を言わせてそうなんだが…。

     ──ミッションと関係があるのかね?』

[吐き伸ばした息が薄膜を散らした後、
それこそ海月じゃあないが。ふッ、と水面に
浮かぶようにして思った事をきみにとりとめなく。]

>>282>>301丁度あちらでも殖えているようなのは、
      ────こちらじゃ、存ぜぬことだが。)

(304) 2017/06/14(Wed) 15時頃

【人】 呉服問屋 藤之助

   ─ 東エリア / ドゥームプラザ ─


  『 さっきの怪我した男の子、
     ───大丈夫だったのかなあ。 』

[そうこうして居れば、
モールのゲートから出てくる女性客が会話を
交わしているのが耳に通り、はた、と其方を見る。

道に点々と続いていた血標なんかを思い出しながら、
野次馬精神、と言うのは強い訳でも無い。
ただ他人事のように「難儀だなあ」と出会わぬ以上は、
思うのだが、──…ふと。

メールにあった、>>0:#6一部のスポットじゃ
「交流や買い物が出来る」なんてあった一文でも
思い出せば、寄り道の寄り道。

  ……探究心とともに入ってみようかね、なんて。]

(305) 2017/06/14(Wed) 15時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助


[…ま、探究心ばかりじゃねえ。
食いもん好きなら寄り道のひとつやふたつ、
道を遡ってもしても可笑しくねえかもな、だとか。
何かあるかもしんねえし、と、端っこ。]

 ( ……そう言や、
   日が変わったのになにも食ってねえ、
   ってのを忘れる──のは不思議なもんだな。 )

[そりゃ、昨日は一時間しか無かったとは言え。
死んでいるなら食事の必要もねえのかもしれねえけど、
それはそれで、───寂しいと、男は思うのだ。

ドアを潜れば、幽鬼そのもののようなそれから一転、
目立つ和装への好奇の目たちを1日しか経たぬ、と言うのに
懐かしいと思いながら──素通りし。

    食品売り場あたりの、行き道だった。]
 

(306) 2017/06/14(Wed) 15時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助



( ……ふ と、漂う、
  血の香りめいたものに  はた  と。
  ベンチに腰掛ける影に自然と瞳が流れたのは
  偶か、必か。 >>291

 ───その腕に治療の痕なり、血染みでもあれば。
      此処に来る迄の女性客の会話が
           脳髄に思い起こされた。 )*

 

(307) 2017/06/14(Wed) 15時半頃

呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2017/06/14(Wed) 16時頃


【人】 呉服問屋 藤之助


[ 鉄のよな血香と、
 消毒液の匂いに惹かれるようにして、
 振り向いた先に腰掛けていたのは、
 少年と青年との頃合いのような彼で───。

 >>310
その、見目の整った”男らしい”面立ちよりも、
 目がゆくのは、一介のスーパーにあるまじき
 ぐるぐると幾重にも巻かれた包帯であった。 ]

(もの珍しげにも見える瞬きをものともせず、
  ……と言うよりゃ、そっちよりも。
 さ ッ、と、隠されてた腕が気になったもんで。)

[見られたりするのが嫌だったのなら失礼をしたなァ、と
人差の、然程伸びてもいない爪で頰を掻くものだったが。]
 

(316) 2017/06/14(Wed) 17時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


[それも、]

[>>313顰められるかんばせの、
唇から溢れた呻きひとつで
呑気は吹き流されていった。]


      ……大丈夫かい。 
   無理するもんでも、ねえだろう。


[その眼差しに滲んだ涙粒に眉を寄らせりゃ、
見ぬ振りをして”諦める”のも出来ねえもんだから。
節介だろうと、…から、と下駄の音を鳴らしたのなら
>>311その、頼りねえ作り笑いにふる、と首を振る。]

( ……なにか出来ねえか、と思うもんだが。 )

 

(317) 2017/06/14(Wed) 17時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


(ふ、と浮かぶのは。
 駅で出会った痛みを感じないってあの子なら、
 こうやって痛む顔を見せねえんだろうか、と
 思う端で、もひとつ過ぎるもの。

 あの時はさして気にも留めなかったもんだが
 >>@52怪我だかを「貰ってあげる」と
       言っていた ───金色の。)

[ほんとうにそんな事が出来んのかは分からんが、
参加者ならなァ…、と、それこそ痛がる所作なんてまるで
生者みてえな彼に勘違いをして、直ぐに考えを恥じた。]

(痛みがしねえに越した事はねえが、
 ”死んだら、仕舞い。”──参加者じゃねえほうが、
      いいことに越した事はねえんだから。)
 

(318) 2017/06/14(Wed) 17時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


(その包帯と言い、
 病院でないとしても手当されてるのには
 変わりねえ、と踏んでいるもの。
 痛み止めも体に良い訳じゃねえんで、
 参加者じゃねえなら出来ることは限られている。)

   ええと、 …何か出来ることはあるかい?
   ──── というか、如何したんだい。
  その包帯、大袈裟ってわけでも無いんだろう。

[だから、悩むだとか、弱った顔を
我慢してる本人に見せんのも良くねえな、って隠して。
出来ることはねえか、と問うように手をひら、と
なにも持たぬ左手を靡かせる。]

  (──はためいた掌に浮かぶ、
   今も尚、落ち続ける赤いカウントダウン。
   その特徴的な赤いひかりは、かれに見えたやら。)*
 

(319) 2017/06/14(Wed) 17時頃

呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2017/06/14(Wed) 17時頃


呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2017/06/14(Wed) 18時頃


【人】 呉服問屋 藤之助

     ─  追憶譚・ 欠  ─ 

( 女のような感情と言うものは、
 一太刀のごとくに斬り捨てなければいけない と
      ”初め”に、諦めたのは、── ……。 )

[ きみに、迷惑を掛けてはいけないと思った。
 だから、きみに接するのも”今”よりも慎ましく、
 自らを律し、自らを抉り、自らを引き千切ろうとも。
 咲くだけの花のように。

 ─── 一歩を下がっていた筈、
            ………… だった。 ]
 

(341) 2017/06/14(Wed) 20時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


( 今や振り切れた糸が
      幸か不幸か、は分からない。 )

[大人が身勝手であるのは、ようく知って居る。
勝手に生み落して置いて、是迄興味が無かった癖に
一番の見世物が壊れて仕舞えば、予備を引張り出す。
らしさ、なんて兄を見真似してきたくらいでしか
知らないのに、然うしてくちぐちに言うのだ。]

  『 お前は、もう当主なのだから。 』 
  『 女々しい未練など捨てなさい。 』

[けれども優美さ、流麗さ、だとか。
振る舞いはらしさを求める糸に雁字搦めにされた、
傀儡のような気分であった。
従うしか無かった。(無い、と思って諦めた。)

>>126いつか、騒ぎ立てるゴシップ誌のたぐいに
煽り立てられた文句のように逃げ道は無かった。]

(342) 2017/06/14(Wed) 20時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


( ……それも、死した時に鏡のように砕けたが。 )

( ─── …… もし、記憶の或るまゝ。
 それを能く知って居る、僕が居たのなら、
 その言葉を掛けるかは惑ったに違いないだろうな。 )

[  でも、な。
  死んでしまえば、諦めるしかないが。
  生きて居るかぎりは心配する事は出来るから。

      ……臆、今は それを諦める事の、
              出来ないばかり。 ]*
 

(343) 2017/06/14(Wed) 20時頃

【人】 呉服問屋 藤之助

 ─ 2nd day 東エリア / ドゥームプラザ ─

[>>323
 涙の浮かんでいたにも関わらず、
 張り上げる上調子には空元気しか感じる事が
 出来ない、──と言うのは心配も過ぎるのやら。 ]

 ……そうか?
 喋れんなら未だ大丈夫かもしんねえけど、
 ──杞憂なら悪いが。いてえなら、
 …いてえんだって、頼っていいと思うけどな。

    ( 「 男でも。 」 )
   
[態態、それを口にする事は無かった。]

 (そして、それを出来なかった
 昔の自分を知らないから、人の事を棚に上げる。)
 

(344) 2017/06/14(Wed) 20時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


[>>324
 嗚呼、でも。
 踏み入り過ぎるのはよくねえとは分かっているから、
 へらりと浮かんだ笑いしかなぞれねえのなら
 慎ましく身を引くのは諦めるんじゃねえ、美徳。

(…他人に土足で踏み込む資格ってのは、無いだろ。)
 
 そうしてなにか言葉を置いて、
 足を退こうか悩んだのは新たな面相が浮かぶ迄。
 年頃のように懊悩するさまを おや、と眺めて──、
 >>325 その内容に、驚嘆を浮かべて瞬きひとつ。 ]
 

(345) 2017/06/14(Wed) 20時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


( 山奥でもねえんだから、
  動物園から逃げ出して来たんでも無いかぎり
        クマなんて居るわけない。 )

[ 潜め調子に、それこそ”大人”は悟る。
(此処に居るのは大人にそう立たない”大人”だが。)
 突き出された赤の刻印がなによりのしるし。
 先刻振り払った可能性に憂愁を載せるのは一拍。 ]

 ─── 嗚呼、あの時折方言の漏れるお嬢さん。

[ 狼と言い、熊と言い。
 おっかねえもんばかりけしかけんなァ、と思うのは
 伏せられる瞳瞼を追いかける迄の間。 ]
 

(346) 2017/06/14(Wed) 20時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


( 死しても尚、死にたくないと語る思い。
  僕は、どうなんだろうか。
  …僕は、死ねねえな。僕も、死ねない。

  ──何より、きみを殺せない。
         それを、”諦められない”。 )

[>>326ぽつぽつと語られる言葉に頷きを交わして、
 見覚えのあるそれに相槌をこなして、
 >>327見え隠れする焦りみてえなもんは感じてた。]

(まァ、……追い立てるような赤い刻でも見れば、
 否が応でも、そんな気持ちになるのは、─よく分かる。)
 

(347) 2017/06/14(Wed) 20時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


   ……だなァ。
   僕もさっき、見ちゃいたが…、
   ほっとくほど面倒なたぐいなんだろな。
          ── あれは。

[>>327
ふら、と立ち上がる様を見遣る。
邪魔にならないよう、一歩をから、と退く。
握り締められた拳に想いが見えるよで、
短に頷いた。]

   僕も、死ぬ気はねえよ。
   …あのひとを殺せねえんでな。

            ─── ただ、
 

(348) 2017/06/14(Wed) 20時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


  ( 真直ぐ、とかち合う瞳を照らし返す。 )

  きみひとりが全部
  背負ってるわけじゃねえんだから、──な。
  生き急ぐのだけは、ナシな。

  ……ロイ君、とニキ君…
  いや、ニッキー君か?

[ま、呼び易いように呼びゃいいか、と
手に持ってた扇子を帯に仕舞って、呵、と笑った。
「ロイ君な、」と呼びかけ一声。]

   ───頑張るか決めんのは俺じゃねえだろ?
   僕は責任を持てんからな、決めるのはきみだ。
 

(350) 2017/06/14(Wed) 20時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


 でも、頑張るって決めたんなら。
 一緒に頑張ろうぜ。 ──生きるために、な。

      ───僕は、藤宮竜胆。
      相方は……ま、そのうちわかんだろう。


[”いつわり”の名を吐く事に成らなかったのは、
ただの気まぐれ以上の何者でも無い。

買い物ってのは中止をして、──。
出口のほうに一歩を進める前に、握手でも差し出して、さ。
それから、]
 

(352) 2017/06/14(Wed) 20時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助



 ……その怪我。
 確実じゃねえけど、直せるかもしれねえ宛はある。
 寄ってくか、──それとも、そのまんま追っ掛けるか?

      一応、相方は44アイスクリームのほうに
      今頃居る、……と思うんだがね。


(黒曜の瞳だけで怪我のあるんだろう包帯を示してから、
 寄ってくってんなら、駅に。直行ってんなら、北へ。
 先導するつもりで首を傾げちゃみたが、
   
          ……返事は扨、如何だったか。)
  

(356) 2017/06/14(Wed) 20時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助



 嗚呼、それと。
 僕が思うに、「管理者」ってのが居るんなら
 大元が居るんじゃねえのか……とは考えてるよ。
 ……ブロガー、ってのに憑いてたりしてな。

   [ 序でに、>>327流れた推察への
       一考察を下駄の音に綯い交ぜて。 ]*
 

(357) 2017/06/14(Wed) 20時半頃

呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2017/06/14(Wed) 20時半頃


【人】 呉服問屋 藤之助


>>321
『 それこそ、婦女子じゃねえんだから。
   ……きみは、心配し過ぎじゃねえのかな。

   それに、…死んでるってんなら、
   気を遣うもなにもねえだろう。
   ──この体のまんま、とも限らねえんだし。』)

>>322
『……そうかねえ。でも、なんだかな…。
 時の流れを感じ始めるようになった気でもしたら、
       年みたいなものを感じやしねえか?』)

[───なんて、先のテレパシーじゃ、
 言葉よりも軽い調子で返したもんだが。
 その暫くのちに放り返した推察の答えが>>304
 無かったら無かったで忙しいんだろう、と。 ]
 

(404) 2017/06/14(Wed) 22時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


( この身が無事である以上、
  あちらも無事って事だろう。それに、
  輝久に何かあったら、──きみじゃねえが、
  無いのを祈るが、言ってくれるだろう と。

        ……深く、考えやしなかったが。)

 

(405) 2017/06/14(Wed) 22時頃

【人】 呉服問屋 藤之助

   ─ 2nd day / ドゥームプラザ ─


    ……ま、痛くない訳はねえよなァ。

 ( ──それでも、怪我をしてんなら。
   それだって、動くは危ねえだろうに。 )

[>>369
 あいも貼り付けられた笑顔の中、
 彼を駆り立てる原動力だとか、止まらぬ理由だとか
 なんなのかを考えかけたところで、

   ( ……嗚呼。 僕だって、
    そんなもんじゃ”諦めねえ”だろう。 )

 そう考えたら、──必然、如何するかってのは。
 自ずと決まってくるもの、ってやつだ。 ]
 

(406) 2017/06/14(Wed) 22時頃

【人】 呉服問屋 藤之助



[>>370
 だから、かれの立ち上がる素ぶりだとか。
 そう言うもんを一連、見届けるように見守りながら、
     湧いた「仮面女子」の話に ぱち、と。]

 

(408) 2017/06/14(Wed) 22時頃

【人】 呉服問屋 藤之助

       ……宮城じゃねえの?
 

(そっちの方面に友人が居た、とかじゃねえが。
 家柄上、付き合いだとかは色んなとこに
 あったもんで──、自然と方言だかに触れる
          機会もあったものだから。)
      

[ そんな、
「おしょすいだとか、”恥ずかしい”って意味だろ?」
 だとか閑話にも程がある余談も過ぎれば、──…。]
 

(410) 2017/06/14(Wed) 22時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


>>371
 ”自分一人で頑張れば” なんざ思ってる事を知れば、
 またこの子は、なんて思ったんだろうな。
 …唯、まァ。 心なんて、読めるもんでもない。
 それこそ、サイキックじゃねえんだ。)

   ……臆。 頑張るかどうかはきみ次第だが、
   ひとりじゃねえんだから、僕にだってな。
  ───出来る事がありゃ、言ってくれりゃいい。

[「ま、許しが欲しくなる時も──
      あるのが分かるけどなァ」 なんて。

 けら、っと笑う。
 現実の烙印も線引きも、今の僕にゃ。
 遠い話だからこそ、かれが抱えているものより、
 遥かに軽く、──それこそ、下駄の音ほど。 ]
 

(411) 2017/06/14(Wed) 22時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


 ( そう、
  「一緒に生き返ろう」なんて重みは背負えんが、
  「一緒に生き延びよう」なら当面は ───、)


 …だなァ。
 先の先を見るにゃ、
 先ずは今踏んでる地を見なきゃ如何にもならん。
   
           [ 何でも一歩から、だ。 ]

[>>373
 にか、と随分と先よりも善くなったような笑顔に
 満足げに二度ほど頷いきゃ、吐かれた驚嘆と
 思考の渦の一端が鼓膜を通り抜けて また瞬き。]
 

(413) 2017/06/14(Wed) 22時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


   ……ん、 じゃァ。 
   そろそろ、鉢合わせしてっかね。

(よもやきみがもっと別の誰かに出会ったり
 あの冒涜的なフレーバーを食さずとも”食レポ”とやらを
 聞いてるとは思わねえもんだから、首を曲げ。)

[>>373>>375
 言の葉に誘われるように端末を開けりゃ
 >>#14新しい書き込みってのが、また一件。
 僕としてはある程度”推察”ってのがある程度、
 自信があったと言うより、──。
 
(増殖した海月を全部どうにかしろ、ってんのは
 ちょいと意地悪が過ぎると言うか、
 ”如何しようも無い”。)

 そう思うからこそ、─── そうさな、と頷いた。]
 

(418) 2017/06/14(Wed) 22時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


『……輝久。
 ──新しいブログっての、見たか?
 公園のまでの道でも張ってたら、逢えるかもな。
 それと悪い、混ざるまでにゃ遅れるかもしれねえ。』

( >>383
  と、先んずる話がある事は知らないからこそ。
  きみにそう伝えりゃ、改めて───
  一度伏せた瞼肉を持ち上げて、頷いた。>>376 )

 臆、請け負った。
 無理して怪我を背負い歩くことはねえしな。

(明日になったら怪我が治るよう、なのは。
 先の駅での死神の話振りでもだいたい察しちゃいたが、
 それを伝えりゃ、この子は如何言っても無理をしそうな
 気がしたもんだから、───”向こう”は悪いけども、
          
            ”きみ”に任せることにした。)

(423) 2017/06/14(Wed) 22時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助


[如何せ、こっちも駅にゃ用事があるからなァ、と。
快いくらいの返事を背に受けりゃ、「だな」と笑い、
握られたボトルに一瞥を滑らせたところで。 ]

(忠告を折角貰ったのにまだひとり、だとか。
 インスタントカメラを置いてきちまった、とか。
 …怒られちまうかな、と髪束をひと撫で、梳く。
 ──まァ、謝ろう。 特にふたつ目は、な。)

   …… 嗚呼、そんじゃ。 行こうか。

         [ ─── 駅迄、先導を。 ]*
 

(426) 2017/06/14(Wed) 22時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助

 ─ 2nd day : 中央 / 再び、サイガワラ駅へ ─

 ( 然うして、駅の入り口へ戻ろうとした時だ。
   僕は絶句した……っても、仕方ねえよな? )

      なーんだ、ありゃァ…。
      海月の仕業か………?
 
[幾ら水辺の生物だろうと、>>394>>399
虹すら薄らと見えるほんものの雨みてえのは
派手過ぎだろう、と。

きみの昨日の雨談義なんかを思い出して、
雨に濡れる趣味もないもんだから、駅前に寄ろうにも
止む迄は、暫く遠巻きに見ちまってた──  が。 ]
 

(434) 2017/06/14(Wed) 22時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助


[白黒にした目は僕以上に、>>399
なんだなんだ、と慌て出す警官の慌てっぷりのが
一枚上だったかもしれない。

蛇口を捻る”犯人”を雨の何処かから見出せたかは
わからんが、>>428───追いかける少年と黒猫の、
可愛いらしい組み合わせくらいは見えたやら。]

(それよりも、今はそっちに気を払うより。
 先の金色の死神の彼を探そうとするんだが、
 もう、先のあの子──りょうちゃんは居なかったやら
 まだ、居たやら、すれ違ったやら。

 …兎角、金影が見えたなら、「撮って来たよ」と
 先ずはそっちのほうに一歩、踏み出したろう。)*
 

(435) 2017/06/14(Wed) 23時頃

呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2017/06/14(Wed) 23時頃


【人】 呉服問屋 藤之助



[ ─── ひとを信用するってのは、
      いいものとは限らない。

  だから、笑うだけのきみを兎や角も言えまいよ。
  僕だって、そうさ。 善いものとは限らない。  ]


( 竜胆の花言葉は、

     「         」
 
       ……なんても、言うもんだからな。 )

 

(471) 2017/06/14(Wed) 23時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助



[でも、一度面倒見たものは
 斬り捨てられやしねえのさ。

        ────それこそ、”死ぬ迄”。]

( じゃあ、死んだ今は 如何なるか? 

         ははっ、  ……はてね。 )*

 

(472) 2017/06/14(Wed) 23時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助


 (──桃源郷は、捜せば見つからないと言うが。)

[「死神と鉢合わせ、か。
 …危ないもん、けしかけられてねえと良いけど。」

 >>445
 表面ばかりは呑気に見えるからこそ、
 返るのもまた呑気。
 死神ってのはそう悪いもんではない、と今迄の
 経験で思うからこそ、──案じるは軽く、だったが。

 >>446それよりも。
 目の前で揺れる彩があれば、それにはた、と凝視。
 気落ちした顔に一体何か、と思うのは、かれの背負う
 それを知らないからこそ、 ]
 

(477) 2017/06/14(Wed) 23時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助



[ その背をぽん、と。
 気付けのよに叩こうとした。 ]

   ……なに、 ”困った時は互い様” だろ?
  ( 「ま、俺も用はあるんでなァ…。」 )

[と、若干行き道とは言え。
どちらが”序で”と取られるか分からねえからこそ、
自然と潜めるような声音になったのは、

         ……見逃して欲しいとこだ。]*

 

(480) 2017/06/15(Thu) 00時頃

【人】 呉服問屋 藤之助

     ─ 中央 / サイガワラ駅 ─


( ……混沌は流石に、刀じゃ払えねえからなぁ。 )


[ふ、と浮いた>>447翳される手を
不思議に見つめてこそがいたが。 
噫、と言う間も無く、その氷が凍る──事は無い。]

             …… おお? 

(唯。見ようによっちゃ、
 更に混沌を積み重ねるようなオブジェ…じゃねえが
 ぽつ、と掌のむこうに、氷の槍が咲くのを見て──。
 光を浴びるそれに、綺麗だなァ、と思うのは瞬き。)

  ───あれ。 きみの、サイキックなのか? 
 

(481) 2017/06/15(Thu) 00時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


(武器を出すって言う点ならそう変わらなくとも。
 他人の芝生は青い、って訳じゃねえが、
 面白いもんだなあ、と鼓を打つもの。
 それこそ、”若者”……ってのは、そうだろう?)

  ……氷の槍、が出るくらいなのかねェ。

[彼で然う、って事は。
僕が仮につるぎを氷で作ったとしても
同じような事なんだろう、と、勉強させて貰いながら。

雨簾に掛からないむこう、
>>@165タイミング良く深呼吸の晴れたあとに
見えた彼が迎えてくれた姿に、ひらと袖と手とを振るう。]
 

(491) 2017/06/15(Thu) 00時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


 ( 彼と知り合い、ってことは知らなかったが。 )

  ……嗚呼、きみを連れてくんのはな。
  こっちのサブミッションもあったから、
  気にすんな。 ──目的地は一緒、ってやつだ。
 
[その取って食われるようなミッションでもなきゃ、
>>448困り顔をする彼にゃ、ややにがわらい。
吃驚させたかな、だとか、悪いことしたかねえ、とか。
思うもんだが、伺われれば、

  ──ま、言葉は無くとも。
 その目で意図はなんとなく分かったもんだから
                首を振るう。]

 

(493) 2017/06/15(Thu) 00時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


 ( 庇われる手のほうを見、
   順繰り、>>@165手招くかれを見る。 )
  
  ……いや、きみがりょうちゃんに
  怪我を「貰ってあげられる」なんてのを
  聞いちまったもんだから。

  三ヶ峯君なら治してくれっかな、と
  連れて来たんだ。 ───寧ろ、悪いね。

[話したのは、ちょっとの間だ。
確証はねえのに、なんでだろうな。
”悪い死神”って印象はすっかり無く。

だから、 >>448「大丈夫だから、見て貰いな」 
と後方のかれにゆる、と手招きを重ねて、
───死神のかれを示すよう、目線を送った。]*
 

(499) 2017/06/15(Thu) 00時頃

呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2017/06/15(Thu) 00時頃


【人】 呉服問屋 藤之助


    そんなら、ちょっと違うが──。
    僕と似たようなもんだなぁ。

[>>515
 へえ、と、あくまでも素直に答えるかれに、
 何処ぞ興と面白げを混ぜた、感嘆で頷いたのも束の間。]


( ”もらう”ってからには。
  だいたい、そう言うこったろう、とは思う。
  それを知って居て彼を連れてきたのは、──。

      ……なんだろうな?
     
 ま、根からの善人だから、じゃねえってのは確か。 )
 

(530) 2017/06/15(Thu) 01時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


[>>@171
 その腕を引かれるとともに、
 >>516驚くようなかれの表情は絶句から真っ青へ。
 それとは対象に、穏やかに笑ってるまんまの
 死神の腕から つぅ、と衣に滲む、恐くは赤染。

   ( …… ──痛みだけじゃあなく、
            傷ごと貰うのか。 )

 まるで傷のテレポーテーションとか、
 そういうものだと思う傍で、その手慣れた調子だとか。
 一片も痛がることのないようすに、瞼を伏せた。

   予想は着いたからこそ、
   それ以上歪めるのは逆に失礼かな、…ってな。]
 

(533) 2017/06/15(Thu) 01時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


 ああ、知ってたけど、…なァ。

     ( 死んだら終わりってのも、多分。 )

 ……それってのはさ、逆にきみが貰ったのを。
        他のやつには移せねえのか?

(「出来るんなら。
  僕がお願いしたんだから、
      そうしてくれていい。」

 >>@171>>@172笑い続ける彼に、
 笑みとも、月が消えた状態ともつかない
 半笑いみてえな半端さで、ゆる、と。

              首を傾げたりしてさ。)

 

(536) 2017/06/15(Thu) 01時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


[>>519
 泣きそうな様には気づいちゃいたかは、扨な。
 唯、項垂れる様に、──>>513先の話、ひとつ。
 思い浮かべちゃ、ぽん、と頭を叩く。 ]

    ……僕への貸しなんざ、要らねえからさ。
          かれへのお礼にしときな。

(三ヶ峯君の質問がどう動いたのであっても、
 そう答えたには代わりの無い儘。
 ──>>@173採点のお時間にゃ、ハイ、とね。)

 嗚呼。 これでいいのかはいまひとつ自信はねえが。
     僕には、これしか無かったもんで。
 

(540) 2017/06/15(Thu) 01時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


[──取り出す四方形にうつるものは、
木々のさわめく中の、>>295剣道場。
やもすれば、(今の)サイガワラ”らしさ”から
いっとう離れた場所かも知れない。]

          ( …だけれども、 )

 ……僕の知るサイガワラってのは、
 もうちょっと大人しかった気がしてなぁ。
 相方にも『サイガワラらしさ』ってのを聞いたんだが、
 かれは ”うつくしさ” …って言ったよ。

 住んでる街、ってのは何でもよく見えるともな。
 変わってくサイガワラもサイガワラだが、
 こう言う古式ゆかしい、”うつくしい”場所が何より。

 僕の知ってる「サイガワラらしい」
         場所だってな、 ……思うんだよ。
 

(541) 2017/06/15(Thu) 01時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


[ その現像写真をそのまんま、渡して。

 「それと、悪い。
  カメラ、どっかに置いてきちまったみたいで。」

 結った髪より上の位置で、
 悪いことをした、とばかりに髪留めを引っ掻いて
 すまなげに俯きゃ、その期待の篭っていた瞳硝子に
 情けなげに、笑うんだが。]

 ───…で、 ご期待に添えられたかは分からんが。
            採点は如何程でしょう。 

(  改って、”せんせい”に聞くように仰いだ。  )*
 

(542) 2017/06/15(Thu) 01時頃

呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2017/06/15(Thu) 01時頃


【人】 呉服問屋 藤之助


  ……死神ってのも、存外曖昧なんだなァ…。

 (>>@184
  万能の存在、とは思わない。
  それでも、ゲエムの管理者側だと思えば
  どうなるもんか、だとか分かってるもんだと
  思ったもんだからこそ──。
 
  ──その、変わらねえ調子の礼に。
  「……そうかい」と、ゆる、と縦の首肯と、
  改めて礼をするように、頭を下げたもんだ。)

[ その笑みが何処までほんとうのものやら。
 追いはしねえが、言葉のように曖昧に笑って見て、
 ──そこで話題を切り上げるよう、写真を差出した。 ]
 

(572) 2017/06/15(Thu) 04時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助


[ 扨、死神さんのご評価はどう、とやら。
 固唾を飲んで見守る黒曜は、斯くして。

 >>@189吹き流れていった口笛にほう、と、
 張り詰めていた糸が撓むに似た、思いがした。 ]

 ……はは、僕もおんなじ意見でな。
 そう言って貰えんのは、嬉しいなぁ…。
 新しい顔だって、この街には変わらねえがな。

 変わらないものがひとつふたつ合ったっていい、と
(飲み込まれない束の間の”過去”があってもいい、と)

          ──── 思うんだよな。
 
[ そういうものこそが、
 「らしさ」ってのに繋がってくんだろう、と。
 態態言わないでも、彼なら分かってくれるだろう。
 そう思えば、余計な言葉の接木などはしなかった。 ]

(573) 2017/06/15(Thu) 05時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


(そうして、臆、矢張り───。
 死神ってんのも話せば楽しいもんだ、と思うのだ。
 かれの重ねたもんは、分からなくても。)

     [ 上辺以上に誰かと話すことをやめた、
       ” 未来 (過去) ”とは違って。 ]

[ふ、と、柔らかく微笑んだのなら。
無意識に襟元を掴んで居た掌を ぱ、と離した拍子、
赤い刻みは消えていたようだった事にも安息。]

   ……ふふ、 ありがとな。
   満点ってのは、心地がいいもんだ。

[>>@191放られた、小さな青の描く放物線の先。
 有難く無機のつめたな感覚を握り締めると、
 みっつめの”命”の糸をそろうり、と開いたもんだった。]
 

(574) 2017/06/15(Thu) 05時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


[然うして、
カメラの責を問われねえ事に
「すまんな、ありがとう」と力の抜けた笑みを返した、
その後、であった。

>>@191「もらっていいよね?」と
問われようものなら、きょとん、と目を開いた後。
「きみのオーダーなんだしな、勿論。」

         そう言や、口月を深めたのさ。]
  

(”……僕が居なくなっても。きみだとかが、
   この光景を覚えててくれりゃいいな。”
        
 ──なんて、友人を裏切るような”諦念”は、
 なにかが引っ掛かったように言えなかったもんだから。
         それ以上に口は開けず、開かず、唯。)

(575) 2017/06/15(Thu) 05時頃

【人】 呉服問屋 藤之助

      

  「大事にしてくれっと、嬉しいかもな。
    それ、僕のお気に入りの場所だから。」
 

[そう言ってから、
青いバッジをもう一辺手の中に転がした時。

「きみはこれからどうする?
 …向こうは終わったみてえだが、」

と、ロイ君にでも話しかけた時だったろう。

       ──>>571”友人”の声が聞こえたのは。]

(576) 2017/06/15(Thu) 05時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


      (──…思考は数秒もねえさ。)

  『ああ、構いやしねえよ。
   きみの決めたことだろう?
   為ら、僕は従うだけさ。

   最初に言ったろう。
   何処までも”付き随う”…ってな。』

[此処にあるのは、向日葵のような健気な華でも
眩い華でもねえ、……執着華たろうとも。
─── それを否定することはねえんだ。]*
 

(577) 2017/06/15(Thu) 05時頃

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