280 【身内村】皆をころころする村
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[村の領主様のお屋敷にはお手伝いさんが居るけれど 一般家庭で生まれ育った私は執事さんにご縁はないし、 礼装を身に纏った方を目にする機会がそも稀だ。 そういうわけでつい、物珍しく見てしまう。
きびきびと仕事を全うしているように見えた彼は 目が合うとすぐさま応対してくれた。>>2:@14 洗練された美しい動作、さりげない心配りの巧みさが 彼が長年主に仕えてきた一流の執事であることを 物語っている──ように思えた。]
Белое вино,白ワインね どんな味がするのかしら……頂きましょう
ワインは好きなの 特に赤いワインは、暖を取るために良く飲むわ ありがとう。ええと── ハワードさん、で、合っているかしら
(46) rinto 2020/09/23(Wed) 23時半頃
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[ワイングラスにボトルの中身を注ぐと、 しゅわしゅわと音を立てて良い香りが広がった。 一口、試しに飲んでみれば彼の言う通り さっぱりしていて飲みやすく、弾ける泡が楽しい。]
この、お肉をパイで包んで焼いたのと…… 名前がわからないのだけれど、 この植木鉢のような見た目の コーヒーの香りのするお菓子の作り方を、 もし良ければ教えて欲しいの
[数日後に誕生日会を開く予定でいること、 その際に客人をもてなす料理を思案していること 辺境の地ゆえに使える食材が限られることなどを 手短に話して、教えを乞う。]
(47) rinto 2020/09/23(Wed) 23時半頃
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[選んだのは、村にあるものでも作れそうな料理。 ハーブで芽吹いたばかりの新芽を表現したような 愛らしい見た目のふんわりしたデザートは、 特に若い女性陣に気に入ってもらえそうな気がした。
教わった知識を書き付ける為の雑記帳は 家に置いてきてしまったから、 真剣に聞いて頭に叩き込む。
ハワードさんの解説はとても丁寧かつ親切で>>2:@15 料理技術49(0..100)x1の私でも作れそうな気がした。]*
(48) rinto 2020/09/23(Wed) 23時半頃
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[招待客の面々を観察していて気付いたことがある。 どうも異国出身の方が多そうだ。
馴染み深い神々とはまた異なる、 未知の神々なのかもしれないと 思い巡らせたのはほんの僅かの時間。 こちらの視線に気付いたか、 不意にまた美少女と目が合った。>>2:@18
歳は私より幾らかあどけなく見えるけれど、 人間ながら神様に恋焦がれて想いを遂げ そのまま女神となったナンミ様に少し面差しが似ている。
様子を伺っていれば、彼女は何やら 一人あたふたと慌てふためいているように見えた。 まさか彼女の方からも美少女認定されているなんて、 微塵も思い至らない。]
(49) rinto 2020/09/24(Thu) 00時頃
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[ノッカさんのような親しみやすさを 私が持っていれば良かったのだけれど…… 生憎と人見知りなものだから、 こちらからはなかなか声を掛けられなかった。
そうこうするうち、向こうからお声が掛かった。]
да,ええ。 貴女もお誕生日か、進学か、何かの記念日か とにかく……おめでとう
貴女は、どうかしら。楽しんでいる? [彼女の手元には、つい先刻私も頂いた林檎のパイ。 さくさくで美味しいわよね、と言葉を続ける。 作り手の心が伝わるような 甘酸っぱく優しい味を思い出せば、 自然と朗らかに微笑むことが出来た。]*
(50) rinto 2020/09/24(Thu) 00時頃
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[この広間の中では今のところ 一見言語の通じなさそうな相手とも難なく 意思疎通が出来てしまっていたものだから、 言葉に関する心配は綺麗さっぱり忘れていた。]
良かったらどうぞ。 温かいお茶を入れてもらったの きっと落ち着けると思うわ
[湯気を立てる卓上のティーセットからは、ほんのりと カモミールとはちみつの香りが漂っている。]
……あ、ハーブティーよ 苦手だったら置いておいて
[私の姿を見た彼女の動揺には全く気付かないまま、 顔を上げてくださったクルズ様(仮)に>>@7 意識的に微笑みを作って向けた。 真顔が怖くて近寄り難いってよく言われること 今になって思い出したの。]
(59) rinto 2020/09/24(Thu) 21時半頃
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правда? 本当? 気分が優れないのではないなら良いの。 眠かったのね ごめんなさい、起こしてしまって
[麗しの女神様も眠気には抗えないのね……意外。 凛とした大人の女性の雰囲気を纏った彼女が 神か人かはたまた妖精なのかはまだわからないから、 なんだか親近感を感じる理由に目を丸くした。>>@9
私も昼夜問わず、耐え難い眠気に負けてしまうことがある。 凍った湖の上で釣りをしていて眠気に襲われた時は、 どこまでも続く美しい花畑の向こうに亡くした祖母を見た。 眠たいときに眠れないのは辛い。]
そういえば……何時くらいなのかしら、今
[窓の外へと目を向けてみても、現在時刻は判然としない。]
(60) rinto 2020/09/24(Thu) 21時半頃
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[ところでクルズ様(仮)の口調は 何故だか、どこかぎこちなく聞こえた。
自分にとって都合のいいように解釈していたけれど、 もしかして……ここ 言葉が通じる方と通じない方が居るのかしら。
これまでに会話した方々がたまたま語学に堪能であったり、 わからないながらに合わせてくれていたりしただけ?
数年前亡くなった父は別に異国の人ではないし、 母も私も生まれも育ちも生粋のサーミ人だ。 閉じた辺境の村に遥か東からの移民は存在せず、 観光客としても遠方からは滅多に訪れない。
私が話せるのはロシア語と、近隣諸国の言語少しだけ。 意思の疎通が叶っていると感じているのは、 実は一人よがりな錯覚なのかも──]
(61) rinto 2020/09/24(Thu) 21時半頃
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[──そう思ったら唐突な孤独感に襲われた。 せめて、私自身は会話している相手の言葉を 確かに理解出来ているのだと思いたい。]
……きっと大丈夫よ。 お疲れだったのね
Я умнее утром, чем ночью. 『朝は前の晩より賢い』とも言うもの 眠ることは、誰にとっても必要なものなのよ
ええ、わかったわ。内緒、ね
[浮かぶ不安を捻じ伏せるよう人差し指を唇の前に立て 黒すぐりより深い漆黒の瞳を真っ直ぐに見据えて、 安心させるように頷きを返してみせる。
ずっと気を張っていたなら、自然と疲れてしまうでしょう。 かといって、人目のある場所では眠りづらいのも頷ける。]
(62) rinto 2020/09/24(Thu) 21時半頃
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[この場からの逃走を思案するほどに彼女が 何かに怯えていたらしいことには気付かない。>>@10 良かったら一緒にいかがと尋ねてみてから、 シチューへとスプーンを沈める。
じゃがいもに玉葱、人参、きのこ、彩りのブロッコリー 鶏肉の入った具沢山のクリームシチュー。 肉は柔らかく、野菜も煮崩れせず美しく炊かれていて きのこの風味がアクセントを添えている。
このクリームシチュー、うちのとコクの深さが全然違う。 ハワードさんに選んでもらった白ワインを 合間に口に含んでみると、すっきりと鼻を抜ける香りで まろやかな旨味がより深く感じられた。 流石、神様にも饗される食事だ。素晴らしく美味しい。
スプーンを進めつつ、誰かを捕まえる機会を伺う。 詳しそうな方に、休める場所がないか尋ねてみましょう。 彼女の恐怖は知らぬままにそんなことを考えながら 暫しシチューと白ワインに舌鼓を打った。]*
(63) rinto 2020/09/24(Thu) 21時半頃
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[──結局誰が祝われるべき方だったのか、 宴がたけなわになっても明らかにはならなかった。 やはり全員へのお祝いだったのかもしれないし、 もしかすると この宴で生まれるに至った祝い事を 各々祝いに集まったのかもしれない。
主から返礼の品にと差し出されたのは 硬いトナカイか何かの動物の骨で作られた鍵。 導かれるように辿り着いた白樺の扉を開けば 見慣れた銀世界と、針葉樹に囲まれた青い家が見えた。
鍵にはどうやら、予備の品もあって 皆思い思いに会いたい人に渡しているみたい。 ……私は、会いたい人には 自分から逢いに行きたいから 白い骨で出来た鍵の片方に紅い糸を通して結び 予備の分は案山子さんへと預けることにした。]
(192) rinto 2020/09/28(Mon) 00時半頃
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[いつかこの扉を通って、 この宴で出逢った神様のうちの誰かが 村に遊びに来てくれたらきっと楽しい。 変化に乏しくて寒さの厳しい土地だけれど 大自然の美しさだけは折り紙付きだ。]
──ねぇ、あなたも いつか遊びにいらしてね
[取手に手を掛けながら振り返り、虚空へ投げる。 終ぞ姿を見せなかった屋敷の主へと向けて。
次にここに来る時は手作りのお菓子と、雑貨と 招待状を持って来よう。 私が皆へ宛てて書いた、私の村への招待状を。]*
(193) rinto 2020/09/28(Mon) 00時半頃
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