158 Anotherday for "wolves"
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……それだけだよ。
ん…じゃあ、さくっと行ってこようかな。
小屋の事がわかったらさ…、 また、伝えに来るよ。
[ベネットに伝えた頼み、外を仰ぐとまた。と声を掛けて。 呼び止められないのなら次に向かうのは花屋の方へ。*]
(159) 2015/05/18(Mon) 01時半頃
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―花屋― [本屋を出て向かう先は配送の時以外は 行き慣れない、色鮮やかな店先。
直ぐに扉を叩かずにぼんやり見上げたのは、 これから先小屋を見せることに対する少しの不安と 女の子の家の扉を叩いてご家族が出てきた時には どういう風に呼んでもらったらいいんだろうと そんな今更なことが脳裏を過っていたから。]
――――――……、
(168) 2015/05/18(Mon) 01時半頃
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―花屋―
……クラリッサ、 クラリッサ、いるかな。
[花屋の扉を叩きながら名前を呼ぶ。 そうしたら、 本人が出てくるんじゃないかと悩んだ末の。]
(174) 2015/05/18(Mon) 02時頃
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―花屋― [クラリッサの店の前からは、色んな花の香を感じた。 慣れない男は、すんと鼻を鳴らした後くしゃみをする。 >>178出てきたクラリッサの花を手にする様子は、 いかにも女の子、といった姿で。 なんとなく、目を合わせて喋り辛いと男の視線は 彼女の持つ花の方へと吸い寄せられる。]
――…おはよう、クラリッサ。 うん、早起きだったんだ。
[火事と、その後の森で見つけた姿については 今はクラリッサには口にはせずに。]
(183) 2015/05/18(Mon) 02時半頃
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[小屋の話には頷いて。]
…そうだよ、昨日約束したから。 確認だけ、できたらいいんだろ…?
さっき本屋に寄ってベネットには伝えてきた。 確認したら、伝えに行くってことも、言ってる。
[それでいいかな?とクラリッサに瞳を細めて。 先程幼馴染にしたように、 花を持つ手を取ろうとすることはない。 先導するように、クラリッサの少し前を歩いていく。 >>179伝えなければならないこと、 背から聞こえるクラリッサの声には少し歩みが遅くなり]
(184) 2015/05/18(Mon) 02時半頃
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……それは、 今から行く場所にも…関係してること…かな。
[つまりは、彼女の言う夢の話だろうかと。 少し目を伏せてから、歩みを止めずに宿へと向かう。 まずは、小屋を確かめてしまおうと。
小屋の前に辿りついたのなら、 クラリッサへと振り返って。 緊張と不安げな面持ちは隠しきれていないだろう。
少し息を詰め、ゆっくりと吐いた後。 爪の短い手で小屋のドアノブを捻り、扉を開けた。**]
(185) 2015/05/18(Mon) 02時半頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2015/05/18(Mon) 02時半頃
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―回想・森から墓地までの道― [細い指が手の甲を滑る。 >>181先程の、 レオナルドのことを伝えた時とは異なり 指は言葉を痞えたりはしない。]
うん、
[まるで長く聞いていない彼女の声が聴こえるようで、 同じ気持ちを共有できていたのだということがわかって、]
…うん、
[紡がれる言葉に相槌を打ちながら、 安心したように、また笑う。]
(239) 2015/05/18(Mon) 15時頃
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―回想・墓地― [訪ねた問いにラディスラヴァからの 答えが返ってきたのなら、 なんでもない、と緩く首を横に振った。 その代わりに伝えたのは、従妹の名前と共に 誰かと一緒に居た方がいいという言葉。
何にも触れずに引いた手、 そよぐような風に目を細めて空を仰ぐと 昨晩、闇色の空の一部を紅い色に染めて焼けた、 教会の焦げた煙のにおいがした。]
(240) 2015/05/18(Mon) 15時頃
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[小さく笑ったのは、
"思い出した"から。
今、伝えたいことは伝えたはずだから。 じゃあ、と幼馴染に手を振り足早に約束へと駆けていく。
一度、彼女の方へと振りかえったのは。 追いかけて来ることのない女性の姿に、 幼き日からの月日の流れを感じたからなのかもしれない。**]
(241) 2015/05/18(Mon) 15時頃
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―宿屋裏手・小屋― [開けた小屋は叔父が死んだ日から触れていない。 布袋が1枚、なくなっている他はあの日から 何も変わってはいないだろう。]
……どう?
[クラリッサへと訊く。夢の通りだろうかと。 夢の通りだとわかって、 それを信じられるかもまだ男自身わからない。]
(242) 2015/05/18(Mon) 15時頃
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[首飾りの話から新たに、 疑わしきと思われる犯人の名は聞いていない。 このままでは今日の投票で書かれる名前は 恐らく、従妹の名になってしまうだろう。]
…あとさ、伝えなければいけないことって…?
[クラリッサの姿を見下ろす。華奢な、姿。 また夢を見たというのなら。 それが伝えなければならないことなのなら。
今日の投票の行方は、 見下ろす女性の姿に、かかっている。**]
(243) 2015/05/18(Mon) 15時半頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2015/05/18(Mon) 15時半頃
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―宿屋へ― [ベネットのところには後で寄ると、 その言葉に頷いたクラリッサに目を遣って。 >>265彼女の持つ花はスティーブンへの使い。 先程墓地で聞いた焼死体、可能性として挙げられた名、 告げるか一拍、悩んでから。 まずは小屋へと向かおうとその場では彼女に頷いた。]
……わかった。 そっちにも寄ろう。
[花屋の通りを抜けて、広場へ。 視界に入る教会の焼け焦げた様子に、 消火に朝までかかってたみたいだ、と。 人々の囁きから拾える声を、クラリッサへと呟いた。]
(287) 2015/05/18(Mon) 21時半頃
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―宿屋裏手・小屋の前― [扉を開けると家畜のにおいと血のにおいと、 花のにおいと少し腐ったにおいが混じる。 緩く、眉を寄せてから中を覗く。 放ったらかしにされたままの逆さの鶏。]
……ごめん。…そう。 片付けるの、忘れてたから…。
[朝は急いでいて気付かなかった首のない鶏、 クラリッサの声に頷きを返してから 同じ、という言葉に彼女の姿へと視線を向ける。]
……それは、どういうこと?
(288) 2015/05/18(Mon) 21時半頃
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[ルパートと、それから叔父だけではなく メアリーの名前が挙げられることにクラリッサに首を傾げ]
…それは、つまり、
ルパートだけじゃなくて…、
メアリーも犯人じゃないって、
それを、夢で確認したって、
……そういうことでいいんだよね?
[確認をするように、ゆっくりとクラリッサに聞いて。 彼女がその言葉に頷いたのなら、 >>270宿へと戻ろうと小屋を出るクラリッサの背に声を投げる。]
(289) 2015/05/18(Mon) 21時半頃
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…それも、俺を油断させる為の嘘なんだろ…?
[ぽつり、と呟く声は低い。]
そう言って、俺のことは安心させて…、
他の人の前ではメアリーが犯人だったって そう言うつもりなんだろ…?
[眉を寄せて息を詰めるように一拍、置いて目を伏せる。]
(290) 2015/05/18(Mon) 21時半頃
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……俺、もう。わかってるんだ。 …誰が、犯人なのか。
[そう言って、 顔を上げた瞳に映るのは――…クラリッサの姿。]
(291) 2015/05/18(Mon) 21時半頃
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[たとえクラリッサがメアリーの無実を知らせたところで 曖昧な夢の予言を信じるものはどれほどいるか。
このままメアリーが投票で選ばれてしまった後、 メアリーの無実が証明されたのなら クラリッサはメアリーの無実を訴えていたと言い 疑いから逃れることができる。
――…そこまで、計算してのことなのではないか。]
……それに、夢のことを信じてもらえたら、 クラリッサはこの先投票に選ばれることはきっとない…。
[きっと、そこまで計算しての―――――…。]
(293) 2015/05/18(Mon) 21時半頃
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[疑念という確信を得た男は犯人と見据えた クラリッサを睨むと、じり、と一歩歩み寄る。
この村は広い、きっと今から回っても 村の者全員にメアリーの無実を伝えることと、 クラリッサが犯人だと理解してもらうのは難しい。
ならば―――…どうすれば、いいのか。
また、一歩。狩りをする時のように慎重に。 クラリッサへと歩み寄る。
低く、喉の奥が唸る狼の音が
クラリッサの耳にも届いただろうか。]
(295) 2015/05/18(Mon) 21時半頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2015/05/18(Mon) 21時半頃
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[また一歩、クラリッサへと近付いたところで >>304引き止める、声。 それは紛れもない、従妹の声で―――…]
……メアリー。
[飛びついてきたメアリーの姿に、 言われた言葉に少しだけ、目を伏せて。]
…うん、
[>>304告げられる言葉に、小さな相槌。 喉の奥の唸りをおさめて微笑んで見せれば、 従妹は安心して少しはしがみつく手の力を緩めるか。]
(310) 2015/05/18(Mon) 22時半頃
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……大丈夫だよ。
[ぽつりと、小さく呟いて。 しがみつくメアリーの頭を一度撫でた。]
(312) 2015/05/18(Mon) 22時半頃
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[その後、]
[しがみつく少女の体を、突き放す。]
(313) 2015/05/18(Mon) 22時半頃
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[はじめから、投票などというものを使わず。 こうしておけばよかったのだ。 そうすればルパートが死ぬことも、きっとなかった。
それは、 『一族の掟』に反してしまうことかもしれないけれど、 人間との『共存』の為の 『人狼族の掟』を今まで男が守ってきたのは、
ルパートが、メアリーが、幼馴染が、 大切な者たちが、安全に暮らす為に 必要なものだと考えていたからだ。
『掟』に従うことで、 メアリーの命が今後も危険に曝され続けるというのなら。 そんなものはもう、必要なくて―――]
(314) 2015/05/18(Mon) 22時半頃
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(―――…なら、自分で仕留めればいい。)
[低い唸り声は獣化の前兆、 裏手の家畜達が狼の気配に騒ぎ始める。
一歩、踏み出せば現れるのは褪せた金の毛を持つ獣。 獣はクラリッサへと、飛びかかった。]
(315) 2015/05/18(Mon) 22時半頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2015/05/18(Mon) 22時半頃
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[>>334 うさぎの尻尾を狙う時のように、 まずはクラリッサの長い髪に噛みついた。
逃げぬように髪をくわえて強く引き、、 華奢な体に前足をのしかけて、地面に倒す。
人の型を取っている時深く短く切っていた爪は 狼の型を取っても変わらず短いままで、 布の上から爪を立てても、 クラリッサの肌を深く抉るまではいかない。
獣の息使いを聴かせながら クラリッサの その白い首元にすぐに牙を立てれなかったのは、 くわえていた長い髪が邪魔をしたから。]
(345) 2015/05/19(Tue) 00時頃
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[顔を振り、長い髪を吐き出すように離して。 唸り声を上げ牙を向けようとしたその時に、
>>342足元に鋭い痛みを感じて、 獣は怯むように低く鳴いた。]
(346) 2015/05/19(Tue) 00時頃
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[家畜の騒ぐ音に、
相次いで響いた女性の悲鳴に、
宿屋の方で何かが起きていると、 さすがに村の者達も気付き始めるだろうか。
近寄ろうとはせず、 けれども不安げに、何かが宿で起きていると
人々は 村のあちらこちらで、囁きだす。]
(351) 2015/05/19(Tue) 00時半頃
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[>>349痛みにくわえて増えた新たな人影に、 獣は殺気を隠さず噛みつこうと牙を向ける。
口から解けきれなかったクラリッサの髪が絡まって、 すぐに噛みつくことができなかった。
だから、
首元に食い込んだ足に獣は悲鳴を上げて、 クラリッサの上から地面へと叩きおとされた。]
(352) 2015/05/19(Tue) 00時半頃
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[喉元への攻撃に咽たように咳をして、 それでも人の型には戻ろうとはせず よろけながらも再びクラリッサに向かおうとすれば、 >>354サイラスにのしかかられただろうか。
自由を奪う男に威嚇するように唸って獣は睨み >>356サイラスの言葉にも答えようとはせず、
ただ、ただ、低く 唸り続けている。]
(360) 2015/05/19(Tue) 00時半頃
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[抵抗を試みて、それをサイラスに封じられて、 幾度か繰り返していくうちに獣は大人しくなっていった。
連日、あまり寝れていないこともあった。 それから、 足の噛み傷から地面へと少しずつ流れていく血も 少しずつ、獣の姿の男を弱らせていく。
その自分が流す紅い色を見ながら伏せて、 誰かに話しかけられれば低く威嚇の返事を返し
そして決して人の姿に戻ろうとはしなかった。*]
(367) 2015/05/19(Tue) 01時頃
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[掟破りの人狼が現れたと、 騒ぎを聞いた人間の村人達が陳情を出したか、
それとも宿の隅で起こったことと 内密の話で済まされることとなったか、
今はまだ―――定かではなく。**]
(368) 2015/05/19(Tue) 01時頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2015/05/19(Tue) 01時半頃
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