97 wicked ROSE 【ハジマリの五線譜】
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ーーーー???
ー 1900年初頭 大聖堂 ー [まず、最初に目に入ったのは、 白くてまぁるい物体。 ……アルレッキーノだとわかる。 その、すぐそばに、 少し伸びた黒髪が寝台に突っ伏している。 かけた記憶のない毛布と共に。
彼の下敷きになっているのは、 スコア……シューベルトだろうか?]
[身を起こして、自分にかかっていた 毛布を彼の肩にかけて、 その黒髪を梳くように撫でる。]
…………
(59) 2013/10/02(Wed) 22時半頃
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[バックグラウンドは、 なかなか、壮大で、絶望的で 諸々負の感情に溢れた楽曲と]
…………それでも、夢見がいいのは このおかげ、かな?
[と、それよりも近く聴こえる テンポが微睡むに心地よいアリア。 それと……もう一度黒髪をわしゃわしゃと撫でる]
(60) 2013/10/02(Wed) 22時半頃
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[撫でた先がもぞもぞと動く。 撫でた手は大人しくなって、 髪の流れを正すようにそっと撫でて。
歌詞もなく、旋律だけの子守唄を 小さくこぼしつつ。 楽章の合間、静かな時間を過ごす]
(68) 2013/10/02(Wed) 23時半頃
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[寝ぼけた視線で第一声がそれ。 ふっ、と小さく笑をこぼし 返事の代わりに、ぽん、ぽんと、 手が頭の上を優しくはねた。]
[そのまま、やはり歌詞なく歌う。 声楽の才はない、テノールとも、バスとも 言い切れぬ音域で、聴こえる速度と音階。 ……曲によっては音域が時折足りず途切れもして。]
(75) 2013/10/03(Thu) 00時頃
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ーーー…………
[その手が止まった。 視線は天井を、その先を見た。]
(78) 2013/10/03(Thu) 00時頃
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[第二楽章の開始とともに パイプオルガンの音が歌うのを聞いた。
そこには、意思があり、旋律があり。]
[調和ではなく対位、 調和《ハーモニー》と違い それぞれの旋律が対等であり、独立したそれ。]
名乗る自信が薄らいだなんて …………やはり、《奏者》なんですね。
[そう、少しだけ視線を落としたあと 穏やかに笑って。]
(89) 2013/10/03(Thu) 00時半頃
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ーーー…………
[増幅された音に、青年は考える。 パイプオルガンはただ鍵盤を鳴らすだけでは 強弱も、ニュアンスもない死んだ楽器だ。
青年は寝台から床におりて。]
(91) 2013/10/03(Thu) 00時半頃
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…………そうだね、行こうか。
[戸口に向かいながら振り返る。 寝ていた姿が椅子から 立ち上がるのを確認して。
そのあとはまっすぐ パイプオルガンがある方へと。]
(99) 2013/10/03(Thu) 01時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/10/03(Thu) 01時頃
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[ゴートリンゲンにそわせ、 不協和音を調和にととのえようと 鍵盤の上、滑っていたであろう指が止まる。 ちょうど、その時青年は扉を開いた。]
左レバーの上2、右3と、 足鍵盤で、底音をかえないと。
[ね?と、言うように首を傾げながら。]
それと……《調和》寄り添うだけで、と思いますか?
[ゴートリンゲンの音色が絞られる。 後3拍、2拍………… 青年は、先ほど述べた通りに 左手がストップを操作して。]
(106) 2013/10/03(Thu) 01時頃
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ーーー…………
[アスラン、怒りの旋律の時は アルレッキーノ……コンデンスは 人語を話せないって 言っていなかったけ?
そう思ったのは戸をくぐる前、 内容はうなづけるものだけれど。]
ああ、なんだ、名称知っていたんですね。 けれど、操作しないと、 強弱さえ変わらないんですよ
[開けられた長椅子に座り、 スータンの裾を後ろへ追いやって。]
…………教会音楽が主体じゃなければ ピアノで大丈夫ですよ。
(112) 2013/10/03(Thu) 01時半頃
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[こぼれた言葉に笑いながら口にして。
指はゴートリンゲンの旋律を使って フーガを奏で始める。 そのフーガは旋律が増えるごとに 短調から長調へと変化させながら、 飲み込んで行く。]
[もう、提示部は充分だ] [さぁ、展開しようじゃないか?]
(113) 2013/10/03(Thu) 01時半頃
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" 不完全な 旋律。 " " 僕らの糧になって? " " 不、完全な旋、律。 " " 僕らの勝手になって? " " ふ、完全な 旋律。 " " 僕らの勝手に鳴って "
(120) 2013/10/03(Thu) 02時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/10/03(Thu) 02時頃
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[切望と渇欲は充分に掲示された。 だから、capriccio《きまぐれ》らしく、 音は風に乗り跳ねて、重なり、飛んで弾ける。]
[地上の人々は、 様々に変化する空が 恐ろしいだけではなく 時に美しく、時に穏やかに 時に晴れやかにもある空を見上げ 恐れ逃げる足が止まり、 許しを乞うのは馬鹿らしさも感じ ……混乱は混乱のまま、それが狂想曲。]
(126) 2013/10/03(Thu) 02時頃
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[上がる片手に狂想曲は協奏曲に姿を変えて。 音のつながりも滑らかに、 アルトの音域を底音とした 調和に展開される。
そこへ、重なるのは独立した旋律 恐怖和音で展開されるそれ。
足鍵を踏み替えながら、にぃと笑う。 暫くその、対位を聞かせてもらおうかと。
倫敦の大衆が混乱する中 パイプオルガンは、恐怖和音だけが 飛び出ることがないように。 旋律を*取り持って*]
(133) 2013/10/03(Thu) 02時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/10/03(Thu) 02時半頃
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[チェレスタの音を、アルトの声を、 それに寄り添う声《ヴォイス》を 暫く聞いた後、遠のいたチェレスタの音、対立。 音のバランスに青年はストップを操作して。 パイプオルガンの音が、素朴で、優しく 伸びやかだけれど、けして大きくない音へかわる。]
[独奏に近い絶望の、 拒絶する子の 拒否する子の 否定する子の 言い分を静かに聞くように。]
" 糧になってもいいよ "
[染め上がりはせず、 音色はチェレスタの音を根底において 和音がそっと穏やかに笑うように響いた*]
(143) 2013/10/03(Thu) 10時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/10/03(Thu) 10時頃
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[コンデンスの声に青年は 笑って、一つ頷く。 曲の構成的にも、 チェレスタの音量的にも、 聴衆が今思う感覚的にも、
しばらくは 小さく、小さく、 ささやかな声も聞き逃さないように。]
[切に望むことと、望みを絶たれること。]
[二つの相反するを静かに包むように。 声にもそれを求めるように、静かに。*]
(147) 2013/10/03(Thu) 14時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/10/03(Thu) 21時半頃
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[それは、何度か《聴いた》鈴の音色]
[チェレスタの子供らしい音に 微笑ましさを感じながら。 アルト達の声とも楽しく戯れつ 幼い絶望と……いうには、まだまだ淡いそれを。]
これは、なかなか、難儀な音になりそうですね。
[アルトの言葉に苦笑をこぼす。 そういえば、アルトは明乃を 苦手にしていましたねと、 違和感の言葉に一つ考えて。]
(171) 2013/10/03(Thu) 23時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/10/03(Thu) 23時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2013/10/03(Thu) 23時半頃
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……何を言ってるのですか? ここまでの音の並び、 主題……そして、あらたな音……
このままなら、長く持たないのは 自明かと……
[それでも、奏者がおのが命をかけて 奏でたいというのなら 潰える森で、なも知らぬ青年の 滅びの旋律を聴くように、 今回も青年は結末を傍観する。 …………けれど、 彼、はそれに対してどう思うだろう? どのような旋律を描くだろう。]
(182) 2013/10/03(Thu) 23時半頃
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”アスランは、どうしたいですか?”
[あえて、今どちらなのかを 青年は意識しないようにしていた。 だから、どちらとも、自分の中で決めぬまま そうとといかける。]
(184) 2013/10/03(Thu) 23時半頃
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[アルトの言葉に了解と頷く。 暫、ゴートリンゲン側の旋律を 聞くためにオルガンの音量を抑えていた ストップを幾つか操作して。
まだ、《世界》が壊れる気配はない。 だから、それぞれの《奏者》が思うままに、 望むままに《調律》する。
高くなる鈴のような絶望に、 打ち消す祈りと思いの和音を合わせて。]
……《奏者》の、望むままに。
[ >>187にも、そうと告げる。 それぞれの旋律が動き出す 直前の緊張感を肌で感じて、 パイプオルガンの鍵盤を強く押した。]
(192) 2013/10/04(Fri) 00時頃
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…………
[ >>198 >>199に それまで、命が潰えるものがいようと 平然と、難解な展開ではむしろ楽しげに 調律をしていた青年の眉が寄った。]
(203) 2013/10/04(Fri) 00時半頃
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ちょっと、自分の趣味じゃねーからって 決めつけてんじゃねーぞ……
[譜面を書き換えかねない力を感じる。 それは、《奏者》には許されない領域。
高音は周波を増して、 大聖堂の硝子に引いが入るのを見て。 ストップをまた幾つか引き、音量を上げて行く 明乃の、……いや、真祖ヴィエルジュの その音を、取り囲み打ち消そうと、連符連ねて。 そこで始めてアルトの視線に気がついて。]
……あれは毒奏だ、やるぞ
(209) 2013/10/04(Fri) 00時半頃
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…………アルト、 チェレスタの音、止められないか?
[真祖を相手に、軋みあげる チェレスタの音と彼の音響効果まで 自分が一手に引き受けるには難しく、 そう、今も軋みなる鍵盤楽曲に言及して。]
(214) 2013/10/04(Fri) 00時半頃
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ー 紀元前の記憶 ー [響会機関《コンデンススコア》が捻れている。] [ゴートリンゲンと対比位置にいる集団。 音域天使によるゴートリンゲンの封印。 その封印を維持するため、 より良い音を奏でるため。 音域天使は人としての自由が 大きく制限されていた。]
[より良い音を。調べを、旋律を。]
…………君は、この楽曲を 本当に望んでいるのかい? それだけが、本当の世界かい?
[《テノール》が《アルト》が このままだと、響会機関によって その旋律を潰されるだろう。 束縛故に生じる旋律に耳をすませながら……*]
(226) 2013/10/04(Fri) 01時頃
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[アルトの独奏は、それでもあの真祖に、 言葉を問い開ける。けれど。 かえる独奏にさらに眉を寄せる。]
…………罪を犯してまで イーシュが見せたかった意味さえ 考えもしねーで……
[小さな舌打ち。 ……世界は確かに負の感情や、 醜い姿、悲しい出来事、遣る瀬無い絶望 そう言ったものも溢れている。けれど。]
(227) 2013/10/04(Fri) 01時頃
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……むしろ、お前さんが飲み込まれるなよ?
[と、アルトの >>220に、くすりと笑ってから]
純粋な魂が洗脳される前に、頼むぞ。
[と。その声は真剣に落ちて 真祖の歌声を聴いても まだ、呼びかけを行ったその心根に チェレスタの命運を頼む。]
(230) 2013/10/04(Fri) 01時頃
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[醜くあるから、美しくあろうとする。] [悲しみの分だけ、喜びは尊さを増し。]
[醜くなるほどの執着は、 強い拘りと意思となる。]
[痛いほどの悲嘆は、 思いの真檄さと純度を表し。]
[世界は世界自身で浄化される。 自分たちの手で。]
だから、その歌声をは……毒奏はさせない。
[浄化を願う祈りのアリアなら、 その願いもまた美しい旋律に慣れど。 浄化の詩を独奏はさえないよう、取り囲む音色]
(238) 2013/10/04(Fri) 01時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/10/04(Fri) 01時半頃
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[痛みは生きている証。] [悲しみは生きている証。] [誰からも奪えない。]
[だから……自分自身で奏でて。 そこにいる証だから。]
[チェレスタの侵食は早い 真祖の意識がそちらをむいたから、 パイプオルガンの音色をチェレスタの音域に合わせて]
(247) 2013/10/04(Fri) 01時半頃
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イアンは、背後で響いた声に、驚き意識をそらしかけた。
2013/10/04(Fri) 01時半頃
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[ゴートリンゲンに侵食された、 グウェドリンの、細かな音を消さないように。 アルトの純朴な歌声を届けるように。 チェレスタが楽に音を響かせられるように。
左手でオルガンをコントロールする。 微か指先が背後の声で 動揺しないよう気を張りながら]
(255) 2013/10/04(Fri) 01時半頃
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イアンは、アルトに演奏中!という叱咤の眼差しを向けた。
2013/10/04(Fri) 01時半頃
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[軋んだ、一般的には 耳障りなそれ…………。
ロバートの最後の歌。
未来でロバートの叔父であった頃の青年が 幼い甥の最期に胸を痛めながらも 儚い調べの、脆い旋律の美しさを聴く。
今際の際、彼は切望し、切望し…… 奏でていた鍵盤楽器にも切望し。
硝子の花を思う、音色。]
(264) 2013/10/04(Fri) 02時頃
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