261 エイプリル・トフィーの融解点
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[…その日から、コリーンは壊れたようだった。 私が彼女の家に来た時、扉が開いていたから 何事かと思った──その矢先、見えた顔に私は青ざめた。
破かれた服、ぐったりと四肢を投げ出して、 股からまだ生暖かい白濁を零しながら あの子は虚ろな目をしながらそこにいた。 どうして、私は早くこの場に来なかったのか。 そうすればこの子を救えたかもしれないのに。]
…コリーン…
[ごめんなさい、と、声は白い病室のの中で響いた。]
(7) 2019/03/29(Fri) 14時半頃
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[彼女の身に起きた事件に、早急に対処が出来たお陰か 運が少なくとも良かったのか、 彼女の身に子供が身籠もることはなかった。
犯人は未だ知らず。そもそもこんな世の中で、 誰でも犯罪者になってしまってもおかしくない 歪んだ時代。迫ってくる終わりの時代。 判別などできないのだ、犯人を探し出すなど。 そして無駄なのだ。おおよそ、犯人は死ぬのだから。]
(8) 2019/03/29(Fri) 14時半頃
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[政府が用意してくれた病院は、 そういった“選ばれた人の被害者”が集まっていた。 コリーンは親がいたけども、歌が売れる前から 芸能に反対だった親だったから疎遠関係だったと 私は聞いていた。
だから、面会をするのは私ぐらいだった。 また、彼女が唯一面会を許したのも、私だった。]
「…マネージャー」
どうしたのコリーン。
「……身体、震える、の… 手、握って…欲しい」
[彼女は人前で歌うのが好きだった。 私はそんな彼女と出会って、真っ先にファンになった]
(9) 2019/03/29(Fri) 14時半頃
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[彼女が歌う姿をもっと皆に見て欲しくて 彼女の専属マネージャーになろうって決めた。 芸能プロダクションの関係者になって、 あの子がもっと動けるように、歌えるように、と。 それで、多くの人が彼女を認めてくれて 『歌姫』と呼んでくれるだけの存在になってくれたのが 堪らなく嬉しかった。]
大丈夫よ、私…ここにいるからね
「…うん…」
[…この子が、シェルターに行くことが決まった。 その時、私はとても嬉しかった。 星なんかに負けずずっと、ずっと彼女は歌えるって。]
(10) 2019/03/29(Fri) 14時半頃
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[だけど、それを壊された。 それは、あまりにも無知で、欲深い奴のせい。]
(11) 2019/03/29(Fri) 14時半頃
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[彼女は、人を恐れるようになった。 人が怖いって、どうされるか分からないって。 人前に出て歌うのも、怖くて、今も声が震えて 発声練習すらできないと言われた。
まだ、星が降るまだ時間はあるのに、 彼女の歌い手としての時は終わってしまうのかしら。]
ごめんなさい
[何度か、何十回も呟いた言葉。 あの子の頭を撫でて、あの子が安心するまで 寝息を立てるまでその姿を見てから、 あの子を安心させてたくて瞼にキスをした。]
(12) 2019/03/29(Fri) 15時頃
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