160 東京村
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― 地下ホール ―
[『さかしたひなこ』のあぶくが、地下ホールの床にしみこんで、消えてなくなる。 煙のプールサイドの監視係を別のさんかくと交代し、誰かが溺れぬように見ていて貰うことにして、ワタヌキはフロアをぐるりと歩きまわってみた。
彼女の姿はどこにもなかった。]
(4) 2015/06/09(Tue) 08時頃
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[奇妙なミサになった。 大平あいりのこと。寧生のこと。 豊田のこと。香港小吃での縁。
それらを鑑みて、そろそろ『またきてさんかく』の使い方は変えていかねばならない。ワタヌキはミサを途中で抜け『またきてさんかく』へ向かうことにした。 地中深くに居るワタヌキが高円寺に着くまで、まだかかる。
因みに『またきてさんかく』の持ち主は、あの南アジア系外国人……ネパール人の夫妻のものである。>>1:42 地上の世界から消え、地下で生きているワタヌキが、地上に店を持つのは難しい。
よって、店に人はいるが、ワタヌキはまだ居ない。]
(5) 2015/06/09(Tue) 08時半頃
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ワタヌキは、高円寺にむかっているが、到着まで、ややしばしかかる。
2015/06/09(Tue) 08時半頃
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― 夜・高円寺『またきてさんかく』>>44 ―
[またきてさんかく。 ここは『よく店が入れ替わる』地下の店舗を使ったアクセサリショップである。 開店しているのだろう。 橙のあかりが誘っている。]
(47) 2015/06/10(Wed) 00時頃
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― 夜・高円寺『またきてさんかく』>>59 ―
[香の焚かれた薄暗い店内。 アジア雑貨や石を使った装飾品。 店内では、ネパール人の女が、一人店番をしていた。]
(60) 2015/06/10(Wed) 08時頃
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― 夜・高円寺『またきてさんかく』 ―
[ほっそりとした外国人の女性店員は、この時間にわらわらと客がやってくる事への珍しさなどおくびにもに見せず、微笑んで、「イラッシャイマセ」と声をかける。]
(63) 2015/06/10(Wed) 21時半頃
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[女性店員は「キリン、ゾウ、タイヨォ」と復唱し「オ待チクダサイネ」と陳列された品物から、要望に合う品を探している。 その間「オ客サン、キリン好キ?」「カワイイネー」と話しかけてきた。可愛いはキリンのことのようでもあり、眼鏡の客のことのようでもある。
女性店員はブッダの知恵の目に似た目つきのキリンのオブジェを手にとり机にのせる。さらに頭や背中に豪華な装飾を乗せたゾウがついたブレスレットを机に置きながら「タイヨウ・ゾウ、イッパイアルネ、見テッテ?」と言った。
どうやら店内にはワタヌキの姿はない。]
(65) 2015/06/10(Wed) 21時半頃
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[女性店員は、机にゾウ・キリン・太陽を目につくものから並べながら「ワタヌキサン、モウ少シデ来ルヨ」と続けた。
外の会話が聞こえていたのかもしれない。>>53]
(66) 2015/06/10(Wed) 22時頃
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[女性店員はなるほど、とばかりに頷くと「ゾウサンイイネ。神様。ラッキー、平和ノオ守リナルヨ。」と言った。 ガネーシャ像を指さしてみせる。
いくつかの神名のうちの一つはヴィグネーシュヴァラ。障害除去。元来は障害神であったのが、あらゆる障害を司る故に障害を除去する善神へと変化したと言われている。
なんとこの『またきてさんかく』にある品は『霊験あらたか』で『運気を上げられる』と(店員により)評されているものばかりだ。とくに怪しいところはないので、効き目があるのかもしれない。(ないのかもしれない)]
(68) 2015/06/10(Wed) 22時頃
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― 高円寺『またきてさんかく』前 ―
[店の前にもう一名が到着したのは、『またきてさんかく』で眼鏡の客をはじめとした数人が、店内で幾らか待たされた後のことだ。 ワタヌキは、女の子の姿を見つける。>>38]
居なくなったと思ったら、ここに居たのかあ。 立ってないでお入り?
[消えたと思えば現れる『さかしたひなこ』は、まるで幻覚かなにかのようだ。]
(72) 2015/06/10(Wed) 22時半頃
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[仮に店内でくまなく力士シールを探そうとするのであれば、中々の苦労が伴いそうである。客達がそうしてみたかどうかはワタヌキの知るところではないが、なにせ店内は雑多で物が多い。>>75
ガネーシャ象に興味を示した女の子に、女性店員は嬉しそうに話し始めた。 「商売ノ神様。オ守リヨ。学生サンニモ良イ。」 障害を取り去り、財産をもたらすと言われ、事業開始と商業の神、または学問の神とされるのだ。
普段使い出来そうなもの、とのリクエストに、女性店員は明るく頷いた。 ガネーシャスマホケース。ガネーシャクリアファイル。 ガネーシャTシャツ。ガネーシャステッカー。 これらのものを用意してくれた。]
(78) 2015/06/10(Wed) 23時頃
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[ギ。 店の木製扉が、音をたてる。>>77]
(80) 2015/06/10(Wed) 23時頃
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[店内にやってきた者達がそうこうしている間に、間が悪く『またきてさんかく』まで辿り着いたワタヌキは、店内にある声や姿に、意外そうに目を瞬いた。]
あらまあ。 ほんとに遊びにきてくれたの?
(81) 2015/06/10(Wed) 23時頃
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[青ざめた顔の眼鏡の男性客が棚にぶつかり、ごろんごろんと品物が床に転がった。 彼がスマホを床に叩きつけ、扉が音をたてた途端の出来事。ネパール人の女性店員は、それに会計も忘れて口元に手をあてて驚き、固まっている。もう一人の女性客はクリアファイルを買うところであるようだ。もう一人の男性客はラーメン屋の店主だ。 それらの出来事とかかわりなく淀みないのは、音楽と、まるで店の風景のように存在感を殆ど失った『さかしたひなこ』だけ。]
あぁ〜〜、君こそあの時の!
[眼鏡の男性客の、心臓や息が止まりそうに緊張した顔が呆然として、ワタヌキを見ている。 それをワタヌキは指差して笑顔をみせた。 緊張の糸が一度途切れたような店内の隅、レジでは女性店員が思い出したように会計を済ませて、クリアファイルを包んでやっていた。>>89]
(91) 2015/06/10(Wed) 23時半頃
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[ワタヌキはこの時、もとよりそのつもり、いずれは店じまいする予定だったが、この店から『早々に引き上げる』ことを決定する。>>93]
551、ご馳走様。 友達と分けて食べたんだ。ありがとうね。
[あの豚まんは、マンチーになった地底で暮らす者達に分けてやった時に、たいそう喜ばれた。 豚まんをくれた眼鏡の青年に礼を言い、彼からは驚いている理由を聞き、首をかしげた。]
タイミング?何かあった? 顔色悪いなァ〜、 オバケか人殺しにでも見つかったみたいだよ。
[映画でよくあるやつ、と付け加えて、店内に歩を進めて、落ちた雑貨を拾い上げた。]
(95) 2015/06/11(Thu) 00時頃
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[キリンじゃないが眠そうな目をしたワタヌキは、『あるときないとき』で痰の絡むようなガラガラ声で小さくわらう。CMを見たことはないけれど、それは高円寺という女性も言っていたので、おそらくそういう事なのだろう。>>100]
え。じゃあ人殺しのほう?
おれのタイミングの悪さも、偶然…… 偶然ねぇ……一昨日からそんなのばかりで。 たまたま会う人が多すぎるんだ。 君たち含めてね。
[ね、と店主に顔を向けてみせる。]
それ、電話でないの?
(107) 2015/06/11(Thu) 00時半頃
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[初めて見かける顔である女の子は、急に自己紹介をしはじめた。>>104 田中智恵美というらしい。 まだ店内に来て間もないワタヌキには、その真意はいま一つ理解しかねるが。]
ねえ。 もしかしなくても、君たち。 『普通』に買い物に来たお客さんじゃあないわけだね? まあ、そうだろうって気はしていたし…… 今更だけど。
普通お店でいきなり自己紹介しないもんねぇ。
おじさんはワタヌキっていうんだけど、 君たちは何しにここへ来たんだい?
(108) 2015/06/11(Thu) 00時半頃
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[石動太郎と名乗った青年は、ついに鳴り続ける電話に出る決心をかためる。>>109 店の出口がぎいと鳴り、彼は外へ出て行った。 その背をなんとなく視線で追いかける。……。]
(116) 2015/06/11(Thu) 01時頃
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[扉が閉まる。 田中智恵美に向き直る。]
……?
[相手の言葉を聞きこぼさないよう黙って聞き終える。]
ルミネとこの店が一緒に商売してるなんて 美味い話は勿論ないし パズルごっこで客寄せもしてないけど…… 力士シール……?
[力士シールとパズルが関わりあることは、ワタヌキは高円寺から聞いていない。よってばらばらの話をばらばらに了解する。]
そうか。石動くんは高円寺さんのお知り合いだったね。 シールに追いかけられてる人でしょ、高円寺さん。
(117) 2015/06/11(Thu) 01時頃
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ふーん……でも、残念ながらあのシールに関して、 おれが知ってることはないなぁ。 ……高円寺さんが此処に居ないってのが、 ある意味答えかもね。 だって『追いかけていて・追いかけられてる』んだから。
まあ、店内にシールがないかどうか 確かめておくくらいはしておくよ。
(118) 2015/06/11(Thu) 01時頃
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『リーク』に関してもだ。 なにせ初めてきいたことだしねぇ……
で、堀川くんはおれに用事なの?
[今度は堀川素直に向き直る。 彼は、香港小吃で以前寧生が『さかしたひなこ』に差し出した鏡を持っていた。事情を聞く。>>115 堀川素直は、店のなにもないところに……いや『さかしたひなこ』に鏡を差し出していた。 が、彼女は去ってしまう。>>111 ワタヌキは堀川素直へ「それちょうだい」とばかり、手のひらを差し出した。]
彼女、ひなこちゃん、っていうんだ。 「あいりちゃん」とは人違い。
(120) 2015/06/11(Thu) 01時半頃
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[田中智恵美は早口に色々と説明をしてくれる。>>119]
ふーん?あぁ、クイズつきなんだ?
[ワタヌキは笑った。]
まるで『追いかけてくれ』っていわれて、 追いかけちゃったみたいだねえ。
……じゃあ、彼女はきっと、 答えを見つけに行ったんだ。
今頃自分で謎解き中かもね。
(121) 2015/06/11(Thu) 01時半頃
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で、君も『リーク』の謎解きをやってるってわけだ。 残念ながら『リーク』なんてはじめてきいたなぁ…… ……? 香港小吃も?
[寧生のことを考える。香港小吃の件で警察が来ていたことは知っている。なぜなら寧生を心配して見に行ったからだ。そして香港小吃をよく使うさんかくは今も寧生を探している。]
それ『投稿者』はうちに来たことがあるってこと? そんな話あったかなァ……
[店員と顔を見合わせる。]
店の名前しか書いてないの? リーク。 ここに本当にあるかどうか、探してみたかい?
(122) 2015/06/11(Thu) 01時半頃
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[ぱきんと音がした。>>112 >>126]
あーらら。素直くん。人のもの割っちゃった。
[喉の奥で笑って、鏡を受け取る。 素直は、癖のように手ぬぐいを押さえつける。]
大丈夫大丈夫。許してくれるさ。
[鏡の裏に刻まれた名前を眺めながら]
そう。ひなこちゃん。 あいりちゃんのお友達のひなこちゃんだ。 『いない』ひなこちゃん。
放っておいてあげるのも優しさだよ。
[そういって、ワタヌキは、眠たい目でニタ、と笑った。 話しかけられ、見つめられ、視線があつまり、さかしたひなこは消えてしまった。堀川素直は気味が悪くなったのか、逃げ出すように店から出て行く。]
(129) 2015/06/11(Thu) 02時頃
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店の中は自由に歩きまわってくれていいよ。 へえ……そうなんだ。 ひなこちゃんはリークを体験済みか。
[鏡を手の上でもてあそんでいると田中智恵美が鏡をじっと見てくる。>>127 ワタヌキは手遊びのついでのように、鏡を開いた。>>112
『りーくは もうすぐ おちつきます』 『ただ わたしよりまえから ちかづきすぎたひとは』 『わたしには わかりません ごめんなさい』
田中智恵美と共に見た鏡に浮かんだ文面はこのとおり。 ワタヌキはこれが幻覚なのかそうでないのか分からずにいたが、田中智恵美にも見えているのだとすれば、これは皆に視える何か。そして、皆に視える何かでありながら、幻のように消える何かだった。 そしてこの言葉は、おそらく、リーク体験者のもの。]
(130) 2015/06/11(Thu) 02時頃
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[言葉を失っていたが、ようやく何か声になる。]
……おどろいた、けど。
智恵美ちゃん。
『リーク』……もうすぐ落ち着くんなら、 急いで探したほうがいいんじゃない?
[彼女が探しにいくなら、「走れ走れ」と声くらいかけたかもしれない。**]
(131) 2015/06/11(Thu) 02時頃
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[さて、終わりを見つけに来たらしい者>>124は、終わりを見つけに行けただろうか。
ワタヌキは、『大平あいり』だった『さかしたひなこ』と最初に会ったレジの向こう側に引っ込んで、女性店員の横で、ビール箱の椅子に腰掛けて改めて店内を眺める。 なんだかまた店の扉があいて、おそるおそるあの女子高生が顔を出しそうな気がしてくる。 そうして尋ねるのだ。
『大平あいりちゃん。』 『あいりすちゃんのほうが良かったかな?』]
(132) 2015/06/11(Thu) 02時半頃
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[大平あいり。 大平あいりは、どうやら『さんかく』から話をきくに『地底人』をフックに、こちら側に接触してきたようだった。
『地球に天変地異が起きて一部の古代日本民族は、北極に渡り、そこから地下へ移動したそうです。地底人はテレパシーや独自の文明を用いて、地球人の観察をしています。』
『日本人の祖先の騎馬民族とは、中国人でもなんでもなく、古代ユダヤ人です。今は地中深くで地底人として暮らしています。』
『地底人は宇宙からやってきた超高度文明を持つエイリアンで、地底の亜空間に住んでいます。プラズマを使って照明できつつあります。』
『アメリカは超高度文明地底人の存在を隠しています。機密文書を公開します。そしてロシアに亡命しなければならなくなりました。』
『大阪にある山のなかの古井戸の中に地底人が住んでいます。』
『死にたくて、眠れなくて、睡眠薬を飲みまくっていたころ、地底人の地下都市に匿ってもらっていました。めちゃくちゃに地下を歩いたのでどこだったのかわかりません。後から行ったら入り口は閉鎖されていました。』
出てくるのは「大丈夫か?」といった雰囲気の文章ばかり。]
(133) 2015/06/11(Thu) 03時半頃
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[それでも大平あいりは友達付き合いや、ネットを駆使して『地底人』に会う方法を探し出し、辿り着いた。 ワタヌキが名前を知っているのは、大平あいりと会った『さんかく』が住所氏名などをきいていたからだ。喫茶店パールを知っているのもロッカーのカギを渡した『さんかく』と大平あいりが、店の脇を待ち合わせに使ったから。
ドラッグ目当てか、地下都市に興味があったのか、単なる好奇心か、何かから逃げる必要があり、匿って欲しかったのか。真意は今、本人の口から聞くことはできない。]
(134) 2015/06/11(Thu) 03時半頃
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[さんかくがきいたという彼女の「助けてほしい」は、もう無効だ。おかげで散々な目にあっている。勿論、今更助けようもないけれど。
なにせ権利という名の割符は『さかしたひなこ』に渡ってしまった。]
(135) 2015/06/11(Thu) 03時半頃
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[ワタヌキは、レジ机の上の『またきてさんかく』のショップカードを一枚手に取る。 肘をついてそれを眺めて、なんとはなしに半分に千切った。 ショップカードの厚紙がびりびり口をあけて、ひらひらけたけた、陽気そうにしている。
さよならさんかく、またきてしかく。
次にこの場所へ誰か来る事があったとして。 別の店舗が入るまで、この地下一階の店には、きっと 『しかく』のシャッターが下りたままでいる。**]
(136) 2015/06/11(Thu) 03時半頃
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