241 The wonderful world -7days of KYRIE-
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── さんどめの目覚め ──
[ "死んだ"時から三度目の目覚めと、ミッション。 緩やかな目覚めを感じてしまえば、 自然と携帯を手に取る。慣れたものだ。
碧色は文字列を追いながら、 隣のパートナーの、 そりゃあ不思議そうな声を拾って>>35、 ]
(90) 2018/05/17(Thu) 22時頃
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───……… ジェネシスイエローマン… マーブルスラッシュのプレイヤー。 全身黄色の男だったような。 そいつを…止める、…勝つ、とか?
[ 噂のひとつ。マーブルスラッシュ。 花屋は時に情報屋となるのかも知れない。
なおこの男、 マーブルスラッシュことマブスラは未経験です。 肩を竦める様子からお察しください、ということで。
…然しミッションに参加しないことには、 どうにもならないので、 白いおとこは暫し黙った。数分。 ぴん、と閃いたのは、噂を拾ってのこと。 ]
(92) 2018/05/17(Thu) 22時頃
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ヒイロ。 ─── 大丈夫。君は二十代に見える!
── ところで話は変わるけれど、 君、大食いは得意だよね?
[ にっこり。 問いかけにはナンパで慣れた曖昧なお返事をしつつ、 母譲りの"いい顔"を最大限に利用して、 王子様の笑顔!* ]
(93) 2018/05/17(Thu) 22時頃
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── 北エリア・嗚呼麺本舗 ──
[ ヒイロを引き連れてやってきたのは、 キリエ区で一等有名なラーメン屋だった。
自分で言うのも不思議な話だけれど、 この白い花屋のおとことラーメン屋、 ……全く合わない。
笑顔でどうにもならないことは、 世の中には沢山ありすぎる。 油の香りがなんとも言いがたい。 ]
(94) 2018/05/17(Thu) 22時頃
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ヒイロ、ギガ盛り行こう。 僕は塩ラーメンにする。女性人気だって、ほら。 わあ、ギガ盛りってこれ何倍あるんだ…
[ 然しこの男、まったく気にしない様子で、 あっという間にテーブル席へと座ってしまった。
メニューをひらひら。 正面のヒイロに見せて、勝手な感想をぺらぺら。 その間、もしかしたら、 反対なんてされたかもしれないけれど、── ]
(95) 2018/05/17(Thu) 22時頃
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── 君って諦めないんだろう!
[ 良い台詞をこんな場面で使ってしまおう! ]
(96) 2018/05/17(Thu) 22時頃
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[ メニューを待つ間、ふと、思い出すことは、 此処に来るまでの途中で拾った、幾つかの噂>>#9、
── の、ひとつ。
頬杖をついて、碧が向くのは南エリアの方向。 ]
(97) 2018/05/17(Thu) 22時頃
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……バッジは、良いんだけど、 食べたら、ちょっと 霊園の方に行きたい。
[ …今度の言葉は、すこぅし、真面目な色* ]
(99) 2018/05/17(Thu) 22時半頃
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[ ── それからきっと、…どの程度だったか。
少なくともミッション終了ぎりぎり、とか。 あまりにも時間がかかりすぎた、とか。 そういうことは全くもってなかった。
何故って自分が食べさせたからである。 ]
(120) 2018/05/17(Thu) 23時頃
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[ 塩ラーメンを同じ程で食べ終えて、 ( このペースから 普段の食に対する諸々もお察しで。 )
きっとおそらくギガ盛との勝負に勝ち、 試合に負けたパートナーを碧で見ながら、
お冷を一気に流し込む。
…そしてそうだ、そうだった。バッジがあったのだ。 様子を見ていただろう親父さんが、 自分の王子的笑顔とは異なる満面の笑みで、 パートナーの肩をたたいて、バッジを手渡す光景が、 続いて目の前に広がっている訳で。
── 兄ちゃん、よくやったな! との声に、 ]
(121) 2018/05/17(Thu) 23時頃
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── 流石ヒイロ。やるぅ。 霊園まで走ってカロリー消費する?
[ にっこり。 悪びれない笑顔と悪びれない発言を、 パートナーに向けたのであった。
ちなみに、の話、 塩ラーメンでだいぶ腹が膨れている身としては、 急ぎすぎるのは遠慮したかったので、…つまり、 パートナーでちょっと遊んでいた* ]
(122) 2018/05/17(Thu) 23時頃
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[ ── きょうだいみたい?と思ったのは内緒の話。 ]
(123) 2018/05/17(Thu) 23時頃
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── → 南エリア:御沙霊園 ──
[ ゆるゆる、目的地まで歩む。 バッジのことより霊園が先に来る辺り、 参加者としては悪い子に当たるのかもしれないけれど、
そんなこともまぁったく気にせず。 腹の中のラーメンを消化しながら、
やがて静かな其処へ、足を踏み入れた。 ]
(124) 2018/05/17(Thu) 23時半頃
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此処、ちょっと縁があってさ。 …野犬が荒らしたらと思うと あまりいい気分じゃなくて。
[ 墓石が並ぶ。ちらほら、彩る花も見える。 奥の方には森があって、
── 母を参った 帰り
別れをぐずるみたいに、 森の奥、さらに向こうへ、 潜りこんだこともあった。 ]
(125) 2018/05/17(Thu) 23時半頃
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[ 仔細までは、言わず。 墓石の間で、ふと 止まる。
真白な息を霊園に溶けさせて、 ]
(126) 2018/05/17(Thu) 23時半頃
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…… ところで犬ってどう対処すればいい? 僕あまり荒事向いてなかったことに、 今更気づいた。
[ …つまりは、先導してくれということです。 パートナー使いの荒いおとこだって?
はい。 ]
(127) 2018/05/17(Thu) 23時半頃
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ふぅん…?
[ ぱちん、指を鳴らして氷のつぶて。
肉体派のパートナーのご意見は素直に受け取り、 森をもう一歩、背>>164を追って進む。 木々の香は懐かしく、ふわふわ、 足取りが何処か、あってないような心地。 ]
(174) 2018/05/18(Fri) 00時頃
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[ ── 先客>>167の姿と、"雑音"を捉えた。 ]
(175) 2018/05/18(Fri) 00時頃
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[ ぱちん、と鳴ったのは、
── あるいは、鳴った気がしたのは、 自分の碧色だった。
反射的、だったと思う。 挨拶もせず 背中から顔を出したおとこは、 黒いけものの足元ごと凍らせるみたいに、 指先を つ、と 振り上げた。
バッジじゃあなくて侵害するから、それだけ。
森が一気に凍り付く。 ]
(176) 2018/05/18(Fri) 00時頃
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─── ……、バッジは いいかな。
[ それ以降は、言わない。
嗚呼、サイズが大きすぎたのかもしれない。 氷柱を落とすにもすばっしこいんじゃあ難しい。 地面ごと凍らせて、 ( 転倒注意!ぐらいはさすがに言った。 ) 脚の一本を氷でからめとる。 ── せいぜい一瞬、足止め程度。 でも、適材適所ということで>>172。 どうにかなるでしょうか、おふたりさん。 ]
(177) 2018/05/18(Fri) 00時頃
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[ バッジは要らないよ、とは言ったけれど。
…よぅく考えなくても、 パートナーの許可は得ていなかった。 まァいっか、なんて呑気な思考を持ちつつ、 もう一度、指先を躍らせる。
"花屋の王子様"は荒事とは遠いのだ。きっと。 後方支援が性に合うのだろう。 ]
(191) 2018/05/18(Fri) 01時頃
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[ ── 然し 仮に、
墓地に"音"の一つでも踏み入ろうものなら、 どの様な手段を取ろうとも、 このけものを貫き殺していたことは確実に言える。 ]
(192) 2018/05/18(Fri) 01時頃
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[ 靴が凍った地面を踏みしめ、 ── 能力だろう、彼女の、 "王子"のような剣をパートナーの背越しに見ていた。
顔面を貫いたら死にそうだなァ、と 至極冷静に思うけれど、
( 同時に真っ赤な何かが噴出さないあたり、 あれは とことん知らぬ存在なのだと知る。 ) …万が一、があっても可笑しくない世界なので。 ]
(193) 2018/05/18(Fri) 01時頃
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……これなら 僕も、いけるかな、
[ 熊にしたように。 細長い氷柱を一本作り上げ、 ── 横から腹を貫くように 投擲した** ]
(194) 2018/05/18(Fri) 01時頃
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[ 消えたけもの>>#14。
一番安堵したのは、もしかしたら、 自分だったのかも知れない。 落ちるバッジに興味は特になく、 それ故に、未だパートナーの後ろから顔を出すのみ。
ちらとのぞき見た碧色は、 そりゃあ、── そう、まさにこどもらしく、 バッジを拾って、 ……多分、言うなればはしゃいでいるおんなのこを、
まぁるく、見ていた>>256。 勿論眼が合った瞬間、ぎょっとした。 ]
(320) 2018/05/18(Fri) 21時半頃
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[ 花屋の王子様も、 此には曖昧な笑顔で返すしか無く。
バッジだって、きっと、 相手がこの子じゃあ無くても、 貰いたいならどうぞ、という勢い。 このおとこは霊園のことだけしか今は考えていなくて、 考えていなくて、だから──、 ]
(322) 2018/05/18(Fri) 21時半頃
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── ……そう言えば命かかってた。
[ こんなお返事しか出来なかったのだ! ]
(324) 2018/05/18(Fri) 21時半頃
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[ ぱち、ぱち。
碧色は思い出したように、 …然し特に変わりもせず、 ゆるりと首を傾げておんなのこを送るだけ。
案外こどもらしい子なんだなァ、とか そんなことは思ったかも、知れないけれど、
生憎自分の思考もわかっちゃいなかった* ]
(325) 2018/05/18(Fri) 21時半頃
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── それから、 ──
[ 冷えた風が、流れていく。 暫くぼぅっと森に突っ立っていて、
赤色のカウントだって幾つ経ったかわかりゃしない。
カウント ひとつ、
ふたつ、
みっつ、
…此処で漸く 碧はパートナーを見上げた。 ]
(326) 2018/05/18(Fri) 21時半頃
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……… 僕は、 此処に居る人が一等大事で、 あの人が生きていたから 生きていたようなもので、
[ そう、覚えている。 勿忘草は必ず渡していた、……どうして? "私を忘れないで"欲しかったから? 思い出そうとしてもぽっかりあいたまま。 盗られてしまった、かの、よう。
前髪を掻き上げ、 そのまま掌で顔を覆いながら、呟き、 ]
(328) 2018/05/18(Fri) 21時半頃
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…… 一体何を忘れているんだろう。 生き返るために、命がかかっているっていうのに、 そういうゲームに参加させられているのに、
── 死神って奴は、 生き返るための理由を奪ってるって、 可笑しな話だ。
[ 静かになった霊園へと、歩を進めた。
本当は顔を見せようと思った、けれど、 今の自分じゃあ怒られてしまいそうな気がして、 ……手向ける花も氷の其れであるし。
理由を付けたしながら。 離した掌から、申し訳程度に勿忘草を生み出して、 宙にひとつ、ふたつ、 幾つも浮かせて、泳がせながら、 ]
(330) 2018/05/18(Fri) 21時半頃
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…… 観客にしかなれないけれど、 バナナストアに行く?
[ 指すのは東エリアの方* ]
(332) 2018/05/18(Fri) 21時半頃
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[ うん>>344、と、 頷けなかった自分は確かにいて、 ……居てしまって。
そもそもどうしてこんなゲームに呼んだのか、まで 考えてしまったから。 気分が落ちているのかも知れない。
覚えている過去を掘り起こされると、 ── 自分で掘り起こしてしまっているとも言うが、 どうにも 落ち着かなかった。
勿忘草が空気に溶ける。 ]
(361) 2018/05/18(Fri) 23時頃
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── 全身黄色ってセンス無いよね?
[ 最後の言葉>>345にぽつりと答えて、 並ぶ墓石から すこぅしずつ 離れていく。
在り来たりと言ってしまえばそれまでの声を、 否定する気にはならなかった* ]
(362) 2018/05/18(Fri) 23時頃
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── 東エリアまでの道中 ──
[ 静かな地から離れてしまえば、 都会とやらの熱気でいくらか調子も戻ってくる。
命をかけているのか、という問いがあったとして どうにも答えられない自分が、 果してあの場所に行って良いのか、と …過ぎることだって、あった。
リアルな喧噪を文字通り"通り抜けて"、 ふと 空を見上げる。 ]
(363) 2018/05/18(Fri) 23時頃
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……… 飛んでる。
[ ふよふよ。 見覚えのあるちぃさな人影>>@16を捉えて、 思わずぽとり、零した。
何処へ向かっているのだろう。 そう、続けて。
しろいおとこはそりゃあ目立つから、 …もしかしたら碧色とばっちり、 眼が合ったかも しれない* ]
(364) 2018/05/18(Fri) 23時頃
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[ ふよーん。 ]
[ 海月のようなふよふよをただ眺めていた>>@57。
こういうこともあるんだなァ、 全く死後の世界、死神ライフというやつは。
…なんて謎の思考になったところで、 隣からはそりゃァ吃驚した声があがった>>379。 成程此が正しい反応かも知れない。覚えよう。 ]
(382) 2018/05/18(Fri) 23時半頃
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ひとだよ。…ひと?死神。 前も見たんだけど、 あんな小さくてもなるもんなんだなあ…
[ 目的地も忘れて、 黒い海月さんへ白い手をひらひら。
多分見えるだけで体感温度が下がりそうな、 そんな見た目をしておりますとも。 ]
(383) 2018/05/18(Fri) 23時半頃
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[ 然し、"さかしんゃ"?
── なんとも不思議な声に首を傾げるも、 とりあえず挨拶が聞こえたので、会釈を返そう。
此方の挨拶代わりに ふよん、 指先で氷の海月を作ってみたのは、 何となく連想したから、だろうか。
黒い海月さん、 ( …くらげちゃん? )に、向かって、 氷の、勿論ひんやりした海月がのぼる。 攻撃ととられたか、それとも。 ]
(384) 2018/05/18(Fri) 23時半頃
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[ ひんやり海月は、 お気に召して貰った模様>>@66>>@67。
ぱちん、ひとつ指が鳴らされれば、 今度はホンモノそっくりの青い海月が ふよん。
ゆっくり降りてくる其れにあげる、 ── おお。という声は、 無邪気な笑いにつられたおとこの其れ。 近くにきてもこのおとこ、 暫く 生態系を学ぶだけだった。 ]
(415) 2018/05/19(Sat) 00時半頃
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[ 触手が白い毛先に絡みついて、 もう一本が ぺた、頬を掠めた、
── ところで 気付いた。此処で驚いた。
碧色を何時だったか、 おんなのこに向けたみたいに、まぁるくして、 心臓だって一瞬跳ねた。肩も跳ねて、
思わず手で海月の傘を握り、 そのままの勢いで、── ばきん!
未だ出したことの無い音を立てて まるごと固めてしまうほど。 ]
(416) 2018/05/19(Sat) 00時半頃
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── きみは、まったく、 いけないこだなあ。
[ 脱力したみたいに、わらった。
── おにいさん、死んでも仕方ないの? そう思われてもまったくしょうがない。 ]
(417) 2018/05/19(Sat) 00時半頃
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ねえ、きみ、…くらげちゃん? 命かけられない奴を此処に呼んじゃあ駄目だよって、 ゲームマスターに言ってくれないかな。
それか 持ってくなら、 他のものにしてくれって。
[ 避けてくれたパートナーを片手で静止する>>411。 ── 碧は、死神を見ていた。
混ざるのは興味と言って差し支えない。 ]
(420) 2018/05/19(Sat) 00時半頃
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…きみは、なにかをとられたことは? どうしてそれをとられたの? 盗られたことを、惜しんでいるかい? 君は、……全てを取り返せなかった?
[ よぅく、考えてみなよ。 彼女の声がすこぅし変であることとか、 そういうところから察せそうだってこと。
嗚呼でも、其処まで頭は回っていなかったのだ。 ]
(422) 2018/05/19(Sat) 00時半頃
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─── だとしたら、何故?
(423) 2018/05/19(Sat) 00時半頃
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[ 冗談めいて言ってしまえば、ナンパとか。 …そういうんじゃあなくて、
おとこは死んだ感覚すら曖昧で、 大事な物として挙がるはずの母の記憶はあって、
だとしたら何故 何かが"盗られた"事実だけ突きつけられているのか、 其れが未だに生きる理由として形にならず 唯々、燻っている。
…結局のところ、分からないことが多すぎた、 それだけだった。 ]
(424) 2018/05/19(Sat) 00時半頃
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[ 片手、掴んだままの海月を落とす。 灰の地面に落ちたそれは、砕けて散り、 カウントも残り少ない赤の刻まれている、 冷え切った手が ゆらん、揺れた* ]
(426) 2018/05/19(Sat) 00時半頃
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