35 星降る海岸に纏わるエトセトラ
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2011/08/20(Sat) 02時半頃
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―白石源蔵邸 客間―
[――…客人は一人二人と去っていき、やがて朧と二人きりになった]
…………………。
[朧は困ったように笑う。 彼はきっと、私が何処か可笑しいことに気づいている。 彼だけではなく、多分、もっと沢山の人も]
(0) 2011/08/20(Sat) 02時半頃
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[自分のことは自分で決められるよな、と、彼は言う。 其れは果たして、何に対することだったのだろう]
―――――――――……兄様。
[何度も、何度も、迷って。そして漸く、呟いた]
大切な、御話があります。
(1) 2011/08/20(Sat) 02時半頃
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―――――――……私は、…
[何を伝えたいのか。どうしたいのか。自分でも良く分からない。 けれど、何もしなければ酷く後悔することになりそうだったから。思うより先に、言葉が出ていた]
…団十郎様が、仰って下さったのです。 私には学が向いているだろうと。 源蔵様の元で学んで、立派な学者になると良いと。 その為なら協力するし、応援して下さると。
そして、いつか、4人でこの村で一緒に御酒を飲もうと。
私、其れを聞いた時、本当に嬉しかった。
(3) 2011/08/20(Sat) 03時頃
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そして、悲しかった。
私は貴方達とずっと一緒にはいられないから。
私は、…この村の人間ではないから。
(4) 2011/08/20(Sat) 03時頃
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――――――…信じて下さるのですね。
これも仁右衛門様の御蔭でしょうか。それとも…。 彼には御礼を言わなくてはいけないかもしれません。 嗚呼、謝罪が先か。
[返答を引き延ばすように、そんな言葉を挟んでみるけれど]
……………………。
朧様、御祭りの日はもうすぐです。
[其れが答え]
(7) 2011/08/20(Sat) 03時半頃
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―白石源蔵邸―
ふふ。ありがとうございます。
[朧>>9は自分を信じてくれる。 感じる気持ちは先ほどと同じ。嬉しくて、悲しい]
後悔、だなんて。 沢山のものを貴方から貰いました。 十分過ぎる程、良くして頂きました。…もう、十分です。
私は貴方に、何も残すことが出来ないのに。 全て無くなってしまうのに。 これ以上何か望めば、罰が当たる。
(29) 2011/08/20(Sat) 10時頃
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[温かい声、優しい言葉。嘘を吐いていたのに、朧は未だ自分を弟だと認めてくれるという。 きっと今交わしている会話も、祭りが終われば彼は忘れてしまうのだろうけれど。せめて、私だけは、いつまでもいつまでも覚えていようと思う]
―――――――――……。
(本当に、「それだけ」で良いの?)
[曖昧に床を彷徨っていた視線は止まり、目を見開いた。見ない振りをして来た自分の本心に、ざわりと胸が細波打つ。息が詰まる。 思わず顔を上げれば、朧はとても優しい眼で此方を見つめていた]
(30) 2011/08/20(Sat) 10時頃
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私、……。
私も、楽しかった。本当に、幸せだった。
――――――――――――…朧様、私は、私は……!
[堰切ったように、子供のように、言葉が溢れて。 相手の方にさしのばそうとした手は、けれど、届くことなく宙で止まった。
玄関の方でした声に、はっと我に返ったから]
(31) 2011/08/20(Sat) 10時頃
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―白石源蔵邸 玄関―
こんにちは、勝丸様。
源蔵様は御祭りの役員さんになったので、 授業はお休みですよ。良かったですね。
[戸口に現われた勝丸に、出来るだけ普段の様子を装ってお辞儀をする]
そうですね、一人占めは贅沢ですね。 御煎餅や羊羹もありますし、勝丸様もあがって―――
[行かれますか、と尋ねようとして。 彼の問い>>22に固まった。暫くの沈黙。表情の無い顔で、じっと相手を見つめて]
(32) 2011/08/20(Sat) 10時頃
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…………………何で。
[ぼそりと零した声は、酷く低い。 その質問の意味は何なのか。どうして自分にそんなことを問うのか。 其れを考える余裕などなく]
―――――――――――……。
ごめんなさい。
[誰に対する謝罪だったのか。小さな声でそう告げて、そのまま外へと駆けだした**]
(33) 2011/08/20(Sat) 10時頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2011/08/20(Sat) 19時半頃
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―星降る海岸―
[宛てもなく駆けて、気づけば海岸までやって来ていた。 道中、誰かとすれ違ったり姿を見かけられたとしても、きっと此方は気づいてはいない]
―――――――――――……。
[今日も海はいつものように青く、空はいつものように澄んでいた。一度ぼんやりと其れを見上げた後、何処か頼りない足取りで浜辺沿いを行く。 やがて辿り着いたのは、立ち入りを禁じられている場所。星降る海岸]
(47) 2011/08/20(Sat) 20時半頃
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[岩陰にはひっそりと、5年前に乗って来た時航機が置き捨てられている。 浜風に長年曝されていても錆び一つ出来ることの無い、この時代には無い素材の乗り物。銀褐色に覆われた、小さな円盤。
その眼の前で、砂浜に膝を付く]
嗚呼、――――…。
[5年前、何も知らずにこの村にやってきた少年は、しかし時航機に内蔵されていた『厳重取扱い注意書き』で様々なことを学んだ。
一つ、この時航機は、搭乗者をその時代で問題なく生活できるように、他者の記憶を改変する力を有していること。 一つ、しかし記憶操作はあくまで最低限にとどめるべき物であり、搭乗者がその時代を去る時に全て抹消すること。この方法により、一定の未来の安定性が得られることが、統計でも確認されていること。 一つ、この時航機の保証期間は5年間であること。認証の更新を受けていない場合、それを過ぎた機体は緩やかに機能を停止すること。此処で言う機能とは、時間移動能力、記憶改変能力、双方を差す]
(48) 2011/08/20(Sat) 20時半頃
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[時間移動と言うのは、未来の世界でも簡単なことではなく。少なくとも彼の生きていた時代の、彼の生きていた地域では、困難なこととされていて。 時航機は其れ単体で自由に時間旅行が出来るのではなく、自然に発生する『時空の道』を進むのだ。この村のこの海岸では、毎年丁度祭りの日、「星」降る夜空に道が開く]
……………どっちを選んでも…?ふふ…。
[今年を逃せば、多分帰る機会は無くなる。そうなった場合、何が起こるのか分からない。自分は正式な手続きをしてこの時代に来たわけではないのだ。だから、余計に怖い]
飛び出してしまって、に…朧様にも勝丸様にも、 申し訳ないことをしてしまいました。
[けれど立ち上がる気になれず。暫し、時航機を見上げていた]
(49) 2011/08/20(Sat) 20時半頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2011/08/20(Sat) 20時半頃
門下生 一平太は、メモを貼った。
2011/08/20(Sat) 21時頃
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