人狼議事


160 東京村

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視点: 人

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【人】 MNU機関 ジャニス



 『寂しくなんかありません』


[ひゅ、ひぅ、と悲鳴のような、
嗚咽のような音が息に混ざる]
 

(40) 2015/06/03(Wed) 20時頃

【人】 MNU機関 ジャニス



 『 見届けますよ 』


[過呼吸にも等しい息が大きく息を呑んだ]
 

(41) 2015/06/03(Wed) 20時頃

【人】 MNU機関 ジャニス




[――――男の眼前には 遠く下の地面に、
無機質に赤錆びた鉄の道だけが広がっている。]


 

(42) 2015/06/03(Wed) 20時頃

【人】 MNU機関 ジャニス







 『 ―――――――――――…… いやだ… 』

 

(43) 2015/06/03(Wed) 20時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


 『 、ひ…っ うぅう゛、 ぐ、 ぅえ゛っ
  っ  …ぁぁああぁ゛

  あぁああああああああああああああ゛…ッ!! 』




[男は、泣きじゃくるようにして手すりの上で蹲る。
駆け付けた警官や周囲の人に橋の内側へ引き摺り降ろされた。

目前に迫っていた死の恐怖に混乱したのだろうか。
引きずりおろされる際に男は暴れ、
彼の手から携帯が橋の下へ落ちていく。]

(44) 2015/06/03(Wed) 20時頃

【人】 MNU機関 ジャニス




 『 ……… そうですか。 』




[その携帯の奥の 最後の穏やかな声を]

(45) 2015/06/03(Wed) 20時頃

【人】 MNU機関 ジャニス






 『 お気をつけてお帰り下さい 』


[青年だけが、聞いていた]
 

(46) 2015/06/03(Wed) 20時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


[がん、と橋の下に広がる線路にぶつかった衝撃音が
携帯の奥から聞こえる。
そのあとに、ぷつ、と音がして
通話が切れた単調な音だけが響いた]

(47) 2015/06/03(Wed) 20時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[騒然とした周囲に、取り押さえられた男が
唾を飛び散らせながら、暗い空へ
何度も何度も咆えていた]

(48) 2015/06/03(Wed) 20時頃

【人】 MNU機関 ジャニス




 『いやだ いやだ いやだ いやだ』



[もう後にも前にも進めないと、
泣きじゃくり蹲る様にして。

狂ったように。



何度も 何度も。]
 

(49) 2015/06/03(Wed) 20時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

 ― 新宿駅南口近辺 ネットカフェ ―

[…………調べたところ、
それは自殺志願者の間に伝わる噂らしい。]


 『見届け役』

 その電話番号先に掛けると 場所と時間を確認される…
 そいつは自殺を止めもしないし、自殺の強制もしない。

 ただその場に居て、
 自殺を最期まで見届けてくれるという。 

 自殺を諦めると、その電話番号の人物とは
 一切連絡が取れなくなる…
 

(51) 2015/06/03(Wed) 20時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


 ………ただ立ち会うだけ……

[先程の動揺が隠し切れないまま、
青年はパソコン画面の文章をくぐもった小声で読み上げる。]

[その続きには、行き過ぎた心理カウンセラーが正体じゃないかという説やら、その幽霊だという説やらも書いてあって、事の真偽はバラバラだ。実に噂らしい正体の多様性だった。

恐ろしい犯罪者、というよりは
便利な自殺プランナーの一種のように
取り上げられていた。]

[似ている。…というか、嘘のように一致している。]

(52) 2015/06/03(Wed) 20時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


[画面から目を離し、深く息をついた。

…こんなものを信用するつもりはない。]
 

(53) 2015/06/03(Wed) 20時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


[……先程のあの騒動を、
首筋から背中を這ったあの感覚を思い出す。]






[手元の携帯を、握りしめた **]
 

(54) 2015/06/03(Wed) 20時頃

MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2015/06/03(Wed) 20時頃


MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2015/06/03(Wed) 20時半頃


【人】 MNU機関 ジャニス


 …………

[携帯に電源を入れる。
画面には、最後に見ていたアプリが開かれた。
Twitterの画面だ。友人からRTされていた呟きには
小さな画像が二つ並んでいる。]

[携帯の奥の穏やかな声と、けたたましい轟音。
男のわめく声、奇妙なシール、
あるはずのない、惨殺現場]

[……非日常のオンパレードだ。
じわじわ、と頭の片隅が警鐘を上げている気がする。

一つ固唾を飲んだ時、]

[手にした携帯が不意に、震えだした]
 

(78) 2015/06/03(Wed) 23時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

  、!!

[びく、と大きく肩を震わせて画面を覗く。
アプリ画面か通話画面に切り替わったそこには、
見知らぬ番号ではない。妹の名前が書かれていた]

[タッチパネルに指を触れる。携帯の奥から聞こえてきたのは、暫く会っていない妹の声だ]


  ―― 『お兄ちゃん』

 『〜〜なんだよお前かよ脅かすなよ…』

  ――『何だって何?
     私また連絡するって書いたじゃん』

[また忘れてる、この前だって と文句を続けそうな妹に
青年は国際電話、と一言言って静止させた]

(79) 2015/06/03(Wed) 23時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス


 『…こっち来るって話?』

  ――『うん、実はねもうとってるの 飛行機』

 『…は?』 

  ――『内緒にしてた。あてつけ。
     だってお兄ちゃん、いっつも帰る日
     連絡しないじゃない。反省してよ』

 『ちょ いつ』

  ――『いいよ平気。忙しいって言ってたじゃん
     私勝手に回るからさ。合流したくなったら
     連絡して都合合わせるから。
     準備しなきゃだから、もう切るね』

 『ま、 おい揚花!』
 

(80) 2015/06/03(Wed) 23時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[ぷつ、と一方的に通話は切れる。
言えなかった文句は、声もなく口をぱくぱくと
間抜けに開かせるだけだった。]


 …………はああああ…

[代わりに深い溜息をつく]

(82) 2015/06/03(Wed) 23時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[携帯が一つ震える度に、寿命が縮まりそうな気分になる。
気分を変えようと、席を立った。
顔でも洗えば、多少変わるかもしれない。]

[トイレを借りて、扉を開けて。
壁に貼られた鏡をふと見る。]


 、




[そこに映ったものに、青年は顔色を変えた]
 

(84) 2015/06/03(Wed) 23時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス




[鏡を見つめたまま。
暫く固まっていたように動かなかった青年は、


―――口角を吊り上げて、にた と深く笑った]
 

(88) 2015/06/03(Wed) 23時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[鞄を持って、料金を支払うとネットカフェを出た。
時間を確かめようと携帯を取り出して、
自動的にまたTwitterが立ち上がる。]

[TLを見ると友人がまた新しくRTをしていた。
「アイリス失踪の犯人は、顔に痣がある女」>>3

それを送った人物が、
昼間の鏡を恐れていた客とは知らぬまま。青年は短かなその文をさして信じてもなさそうに眺めた。
ネットに書かれたことなんて、信用すべきものではない。

…そう思っているはずなのに。

二度は見たくないと思う、どこまでも悪趣味な
あの二枚の画像が、なかなか忘れられない。

画像のあの現実感と、ありえないという現実。
そのずれがじわりと寒気を呼ぶ。]

(142) 2015/06/04(Thu) 01時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[携帯を数秒眺める。
携帯は静かに黙ったまま。震えることもない。

青年は、携帯から顔を上げた。

度重なる緊張からの疲れを感じていたが
一つ息を吸って、気にしないことにする。]

(143) 2015/06/04(Thu) 01時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[向かう足は家に帰る際によく使う南口ではなく、東口。
コインロッカーの前に、どこかの職員が、二人立っていた。

すれ違う時に何やら話しているのが耳に入る。
気味の悪いシールだの、悪戯だろだの
点検はだのの言葉が聞こえた。

どうやら、コインロッカーの管理会社の職員のようだ]

[昼間に来た客が、奇妙なシールが
駅にもあったと言っていたのを思い出す。>>1:5
これだろうか。と青年は首を傾げた。その話とは違う、新しく増えていたものだというのを、青年が知る由もない。

こんな人の集まる場所で。仕掛けたやつも大胆だな、と
二人の背中を横目に歩いていく**]

(144) 2015/06/04(Thu) 01時半頃

MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2015/06/04(Thu) 01時半頃


MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2015/06/04(Thu) 23時半頃


【人】 MNU機関 ジャニス

 ―新宿駅 東口近辺―

[遠くにアルタ前の交差点が見える。
いつもと変わらぬことなく…いや、いつもより少し多いくらいに人が溢れていた。携帯を眺めながら歩く人が多い。
そこを駅から遠巻きに見て、青年はひとつ固唾を飲んで喉を鳴らす]

 ……

[携帯に電源を入れる。
Twitterでワタヌキの連絡先を探し出すと
タッチパネルを操作して、DMを送る。]

 「お疲れ様です、ワタヌキさん
  昼に会った子、連絡先聞いてもいいですか?」


[画面に打たれたのは短い文章]

(233) 2015/06/05(Fri) 00時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[送信して、画面を見る。
携帯は未だ黙ったまま。震えることはない]


[携帯をポケットに入れて、
青年は交差点に向けて歩き出した。]

(237) 2015/06/05(Fri) 00時半頃

MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2015/06/05(Fri) 00時半頃


【人】 MNU機関 ジャニス

 ―新宿駅 アルタ前交差点―

[交差点の先で、知った顔を見た。
シフトの終わり間際に来た客>>145だった。
本当はもっと早く来るつもりだったのに
中央線が止まった影響で、
来るのが遅くなったと言っていた。]

[どこかうつろな様子をした客を、
細い目でじぃ、と眺めた後。
青年はへらりと客に笑いかける。

細目の奥は、昼にひなこに向けた目と同じような。
よくよく見定めるようなを色していた。]

(249) 2015/06/05(Fri) 01時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


 …あれえ、お客さん。
 どうしたんです? だめすよ、こちは。
 あぶない”から。

[まるで海を漂うようにふらふらとして、
うつろな様子の彼に笑顔で指示したのは、交番から遠い道。

彼は分かっているのかわかっていないのか、
青年に返事することなく、ふらふらと
青年の指示した道へと消えていく。]

(250) 2015/06/05(Fri) 01時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[…彼の目には今、世界がどう映っているんだろう。

―――それを理解する気も共感する気も、
青年には一切無く。

店で会った時とは違う、彼の変貌ぶりを
へらへらと楽しそうに笑いながら眺めているだけ。]


 また、おまちしてますんで。

[昼間、働いていた時のあの調子と変わらぬまま。
青年は笑顔で、彼の背中を見送った]

(251) 2015/06/05(Fri) 01時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[客の背中が、人ごみと夜の暗さに消えていくのを見届けて
携帯を再び確認する。ワタヌキからの返信があった。
そこにかかれた番号をじい、と眺めた後、
ぽつぽつとタッチパネルを指で弾く。]


 「風呂入ったらまた来てください
  ビール一杯くらいならサービスします

  助かります
  言い訳失敗したら一緒に謝ってくださいね☆

  あと、妹より小さい子に仕掛けんのは
  ちょっと。。」


[本人が喋るよりも
よほど流暢そうな日本語が綴られている。]

(262) 2015/06/05(Fri) 01時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[返ってきた返信を眺め、最後の返信に
細目をさらに細め小さく笑う。

交差点を再び見る。
そこに少女が惨殺された跡は
何度見ても、どこにもない。]

[青年は交差点が見える位置の道路の端に腰掛けて、
道行く人々と野次馬達の中で
ありもしない惨殺現場を眺めている。

その手には携帯を握りしめたまま。**]

(280) 2015/06/05(Fri) 03時半頃

MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2015/06/05(Fri) 03時半頃


MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2015/06/05(Fri) 04時頃


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