159 戦国 BATTLE ROYAL
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
―関ノ原 中程付近―
[見知った旗が集まる地点まではまだ距離がある。 大地を揺する森の大槌の迫力、 地を操る土下が放つ衝撃、いずれにもまだ遠い。
黒根からの使いが各所へ放たれたと同刻であったか、 李信睦が落ちたとは知らぬまま 戦局の好転ばかりを信じて馬の腹を蹴り込んだ。 駆ける速度は、風にも劣らん。]
……赤嵐寺の阿修羅か。 あいにく、説法の押し売りは、間に合ってんのよ。
[――風が止む。 共に走っていた鷹船騎兵は、槍を奮う間も無く落馬。 原因は、突っ込んできた僧兵の蹴り(>>19)らしい。]
(20) 2015/05/20(Wed) 10時半頃
|
|
[赤嵐寺……在りし日の荘厳な寺は、 焼き討ちで歴史から名を消したと伝え聞く。 この僧、復讐でも企み修羅道を駆けて来たのか。
臨戦の僧が纏う気に臆して足を竦ませる雑兵を掻き分け、 先頭より引き返した鷹船悠仁は、彼の前に、下りる。]
――倒れても、仏に泣きつくんじゃねえよ? [地に足を着けたのは、一瞬。 右足の膝を使った跳躍から早速、槍を下方へと向け。 挨拶がてらの一直線の突きが、僧兵の胸を*狙った*。]
(21) 2015/05/20(Wed) 10時半頃
|
|
[赤嵐の僧兵に躱された槍は、地を穿つ。 深々と刺さった穂先から伝った衝撃は地を震わせ、 盛り上がり罅割れる土は波打つようであった。
畝る地面に足を下ろすと、 得物を抜き再び槍術の構えを取り、はっ、と息を吐く。]
舞うなら付き合ってやらんでもねえが ……確かに、坊主に雅は似合わんか。
[見たところ、僧兵は肉体を最たる武器としている様子。 躍動する筋肉の流れに無駄は無く、 よく跳ぶものだと空を仰いだ。]
どいつもこいつも…… 空は、鷹の領分と知れ――ッ!
[鷹船悠仁の名を嘲笑うつもりかと 悠々と空を舞い上がった赤嵐寺の姿に声を上げ。]
(74) 2015/05/20(Wed) 22時頃
|
|
[寄越せ、と傍の騎兵が持つ槍一本奪い取っての二槍装備。 ニ槍の茎を十字に合わせて頭上に構え、 落とされる蹴りを受け止めるつもりで。
叶うなら、そのまま跳ね返し再び空を舞わせてやろう。 もちろん悠仁の跳躍はその後を追う。]
飛鷹千撃 !!
[空中、大気を裂き風を貫く瞬速の連撃。 千手観音から考案した二槍でこそ成せる技、 坊主を狙うには最適だろうと唇曲げた。*]
(75) 2015/05/20(Wed) 22時頃
|
|
[惜しみなく攻め込んでも、僧の余裕は崩せぬ様子。
それどころか叱られてしまう始末。 奔放で読めない男だと胸の内ぼやき、 この不確定要素も戦場に留まれば脅威になるだろうと 猛攻の手に一層の力を込めた。]
格好良いだろう? 拝んでくれても構わねえよ!
[にんまり笑みに歪む口は、余裕ぶった軽口を吐く。]
(91) 2015/05/20(Wed) 23時頃
|
|
[先に地に降りた赤嵐寺を追って 更に下方を攻めようかと宙に留まった、一瞬。 程遠い野に建つ、森の櫓(>>77)が見えた。
――さすがの土下も、森は討てなかったか。
そこに建つ森番瓦衛門の姿を見て笑う。 今は恐るべき敵軍の将、 しかし彼が容易に落ちぬ武人であるという確信は 悠仁に奇妙な安堵を齎した。]
(92) 2015/05/20(Wed) 23時頃
|
|
――……受ける一方で、構わねえのかい? その名に恥じぬ、赤き嵐を見せてみよ!
[眼差しは、再び赤嵐寺の姿のみを捉え。 爪を剥き狩りに燃える鷹の如く、 落下の加速に乗って赤嵐寺に襲い掛かる。
二槍の穂先は揃って、僧を睨めつつ迫る。*]
(93) 2015/05/20(Wed) 23時頃
|
|
はッ 俺でも極楽へ逝けるのかい? そりゃ、ありがてえ…
[僧の唱える念仏は僧自身のためのものかと侮り、 反撃の気配が無い事に調子付いて 構えた槍先を先端とした鋭角滑空で彼を狙う。]
……っ は !?
[その単純さを悔いるのは赤嵐寺の僧が放つ眩い光の中。 空をも呑む閃光、眩んだ眼には、僧の影が焼き付いた。
やはり読めん男だ――と奥歯を噛んだ次の瞬間、 光そのものが迫り来るような拳はもう眼前に迫り。 槍はおろか四肢を使った防御さえ出来なかった。]
(107) 2015/05/21(Thu) 00時頃
|
|
がッ……――は、っ
[ぶっ飛ばされた。 光の中で鎧兜の殆どを砕かれ無防備に成り果てた身が しばらく無様に宙を飛び、地に落ちる。
ろくに守りに使わなかった得物が塵芥と化す事は無く、 それなりに鍛え上げた肉体も あちこちが裂けている酷い有様に目を瞑れば 無事だったと言えよう。
光の中、全てが灰に成り果てるかと思った事を思えば。]
(108) 2015/05/21(Thu) 00時頃
|
|
[すぐには立てない。 時間を経たら再び立てるのかも、わからない。
空を仰ぎ、ぜいぜいと吐く荒い息と共に血が溢れる。]
…………、
[奇しくも瀕死の鷹が落下した地点は、 のしりと進む森番瓦衛門の足元だった。]
……ちょうど、良い アンタの ……――首、貰いに……
[征くところであった、までは言葉に成らずとも。 握りしめたままの大身槍を支えに 再び、立ち上がらんと。*]
(109) 2015/05/21(Thu) 00時頃
|
|
――……坊主、オマエの…望みは、何だ
[去り行く赤嵐寺の背に問う。 この戦の果てに何を望むのか。何を願うのか。 自らを地に堕とした男への純粋なる好奇心が故。 答えが得られずとも、良い。
助けをくれる森の腕に縋るわけにはいかない。
槍の茎で地面を突き、残る渾身の力を持って立てば ぱたぱたと地雨が大地に降り注ぐ。 満身創痍の肉体。とは言え、未だ、動く。]
(127) 2015/05/21(Thu) 00時半頃
|
|
……背に傷は、受けちゃいねえ だろ な
[未だ生きている。 生きている限り、生を諦めはしない。 一度抱いた野望を容易く棄てはしない。
戦意の炎を灯したままの眼は森を見据え、 オマエの背を守るのも貫くのも俺だ、と言外に。
振り絞る最後の力で、僧の光に焼けた槍を構えながら。*]
(128) 2015/05/21(Thu) 00時半頃
|
|
最後まで、立ってた奴が 勝ちだ…――、 、
[喋る度に喘ぐ喉と熱い胸が煩わしい。 声より多くの血が止め処なく溢れていく。
もうじき我が肉体は崩壊するだろうと否が応でも知る。]
育もう ……日ノ本を、 それから 海の向こう を、狩りに 征く
[大陸も南蛮も、未だ知らぬ国が在るならそれも全て。
淀むこと無く高らかに鳴くと、 これが最期の一撃になろうと腰を落とし――]
……―――― は !!!
[ただひたすらに真っ直ぐな一撃。 槍の穂が光る。最期の銀線は、森番瓦衛門の胸を狙った。*]
(140) 2015/05/21(Thu) 01時頃
|
|
―最期の時―
[踏み込んだ刹那から、意識の殆どは白く曇っていた。 何もない徒広い世界に森と自らの二人きり。
――その先の事はよく覚えてはいない。
ただ、負けたのだと悟った。 森の大熊に討ち取られるのならば武人の本望、 鷹船に武勇の将ありと誇れるであろうとさえ思えた。]
…………はは っ ……アンタは、 強いな、 朋よ、
[最期。槍を落とし、目を伏せる間際。
「鷹船は、森に託す。好きに使え」と言い残した。 城を、国を、自らの生涯さえ森の腕に委ねるつもりで。 勝者の重圧に存分に困るが良い。**]
(146) 2015/05/21(Thu) 01時頃
|
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る