人狼議事


140 Erwachen〜lost wing of Jade〜

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視点: 人


【人】 少年探偵団 ガーディ

[――世界が壊れる音が響く。

世界を人をただただ闇雲に愛し。
恨みも憎みもしなかったであろう女神《ソフィア》。

とても美しい音を立てて女神の死が鳴り響く。]

(15) 2014/11/15(Sat) 00時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

―光翼高校 校内―

[悪魔は深く、ふかく瞑目して。
ふっと息を吐き出しながらその琥珀色の瞳を開く。]





           ……これで満足ですか、Reina。

[窓の向こうの《ソラ》を見て、それから床にあいた大穴を見下ろす。
その穴の底に礼見の気配はない。]

(16) 2014/11/15(Sat) 00時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 貴方は人が忘れた姿を見た。
 貴方は人が失った声を囁いた。

 けれどそれに倦んだ。
 世界を憎悪した。

 嘗ては人と人ならざる者の架け橋であった筈なのに。

 人と世界は貴方からそれを忘却させて狂わせた。

[世界の壊れる静寂の中。]

(17) 2014/11/15(Sat) 00時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 
         ジュエリスエレメンタラー
 ―― 狂えし『始源と囁くもの』よ。


 私はその本質を貴ぼう。


[悪魔は彼の中に見たものを謳う。]

(18) 2014/11/15(Sat) 00時半頃

少年探偵団 ガーディは、メモを貼った。

2014/11/15(Sat) 00時半頃


【人】 少年探偵団 ガーディ

 ――世界を人を愛せよ。
 世界と人の営みを繰り返し、育つ様を。

 ……愛するだけが愛だったかい、ソフィア。

[呟きながら振り返る。
生徒達は全て逃げたか、眠っているか。
静寂の支配した校舎内に足音>>31はよく響く。]

(33) 2014/11/15(Sat) 01時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

[そうして、現れる姿に。]

 その姿、宝珠魔道士《ジュエリスナイト》でしたか。
 このような場所で遊んでいていいのですか。

[楽器を抱えた悪魔は僅かな棘を含み微笑む。
災厄の琥珀《ディザスター・アンバー》の瞳が鈍く輝いだ。]

(34) 2014/11/15(Sat) 01時頃

少年探偵団 ガーディは、メモを貼った。

2014/11/15(Sat) 01時半頃


【人】 少年探偵団 ガーディ

[――封歴琥珀《スリーピング・アンバー》
人と世界の負の歴史より産み出されし災いを封じ込めた宝珠。

 《観察》は介入に。
 《智慧》は過ぎたる愛に。
 《導き》は悪魔の囁きに。

少しずつ、少しずつ淀み溜まっていく女神の持つ「歪み」が凝り封じられた琥珀があった。
初代宝珠魔道士《ジュエリスナイト》はそれを災厄の琥珀《ディザスター・アンバー》と呼び。
人の手に渡るようであるのならば何にも優先して封じるべしと言い伝えた。]

(75) 2014/11/15(Sat) 19時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 『2つの封は私が引き受けましょう。
 災厄は神の手元にあるべきものでもなし。

 ……いずれ、《観察者》までもが自覚的に人の元に下りる時が来れば、その時はお渡ししましょう。』

[3つの災厄の琥珀うち2つは悪魔の手元に。
それは人と世界と、なにより《観察者》への愛情故に。

けれど、女神の手元より災厄を引き離しても、負の歴史が積み重なっていくことは止められなかったらしい。
傍観するはずの《観察者》は何時しか不和、争い、闘争の種を撒きだした。

それはいつしか奪われた楔の片割れである「翡翠の左翼」を浸し。
琥珀に比類するほどの負の塊――惨禍の翡翠≪カラミティ・ジェイド≫へと育てあげてしまった事を知る者はまだ少ない。]

(76) 2014/11/15(Sat) 19時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

―光翼高校 校内廊下―

[その災厄の琥珀《ディザスター・アンバー》の瞳は宝珠魔道士《ジュエリスナイト》を常よりも鋭い光を湛え見据える。]

 私は今少し機嫌が悪いのですよ。

 もう一度言います。
 宝珠魔道士《ジュエリスナイト》、あなたは何故このような場所で遊んでいるのですか。
 《ソラ》は打ち砕かれ。
 智慧の女神ソフィアは器は破壊されました。

 貴方はそれを防ぎにきたのでしょう?

[口元だけで微笑んで首を僅かに傾ける。]

(77) 2014/11/15(Sat) 19時頃

少年探偵団 ガーディは、メモを貼った。

2014/11/15(Sat) 19時頃


【人】 少年探偵団 ガーディ

 ……私が此処にいるのは。
 私を呼ぶ者が居て、それに応えたからです。

[警戒する様子の男>>86へ、返すのはいつか歴史書に応えたのと同じ答え。]

 例えそれが忌み嫌われし歴史《シェケツ・シックーク》だろうと。
 災厄を齎した願いだろうと。

 その願いが形を成している限り。
 悪魔(わたし)は此処にいましょう。

[名も語られぬ男が形作った魔器《ハーディ・ガーディ》がビィン、と音を鳴らす。]

(92) 2014/11/15(Sat) 21時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 片方の災厄はあるべき場所へ。

[指先で右眼に咲く薔薇を撫でる。
《観察者》が自覚的に送り込み、介入をしている娘の元へ。]

 そうですね。
 まだ「翡翠の右翼」は健在です。
 だからこそ繰り返すのですよ。
 貴方は何故こんな場所で遊んでいるのかと。

 宝珠魔道士《ジュエリスナイト》である貴方は早急に「翡翠の右翼」を手にしなければならない身でしょう。

[小さく息を吐き、琥珀の片目は《ソラ》を見上げる。]

(95) 2014/11/15(Sat) 21時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

[――忌み嫌われし歴史《シェケツ・シックーク》

千年前の《大戦》。
多くの琥珀をはじめとする血みどろの災厄は、纏めて《ソラ》の彼方へと封じられた。

そこには、悪魔も含まれた。。
世界と人は悪魔の事も忌み嫌われし歴史として追放し。

そして、今。
世界と人は再び悪魔を呼び戻した。]

(113) 2014/11/15(Sat) 23時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 ……私は自らの歴史を何処かへと押しやって忘却を良しとしたことを、良くは思ってません。

 その問いへの答えは半分イエスですかね。
 忌み嫌われ忘却された私に形を与え呼ぼうとした者と、実際呼んだ者は違いますから。

 口止めはされてませんから。
 教えても構いませんよ。

[《ソラ》を見つめていた片目は、再び男>>108へと向けられる。]

(115) 2014/11/15(Sat) 23時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 …………。

 護りたい、貴方のその願いを偽りとは思いません。
 救えるものを闇雲に救い続けても、結局は智慧の女神のような結末が待つとも思いますがね。

[宝珠魔道士《ジュエリスナイト》の術により、校舎内に残っていた生者の気配が動き出す。
その気配に目を細め、苛立ちの理由を吐露するように悪魔は呟く。]

 片割れの場所?
 ああ、千年前に奪われたのを教訓に口伝はやめたのですか。
 対なる楔は対なる場所に。

[伸ばされる指は真上を示し。]

(116) 2014/11/15(Sat) 23時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 

  《ソラ》と《チ》を繋げし翡翠の比翼の大鳥の
 
      「左翼」は天高く蒼穹の彼方まで舞い登り

             「右翼」は地に下り羽を休めた


[優しく歌うように言いながら。
一度上を指さした悪魔の指は次に真下を示す。]

(117) 2014/11/15(Sat) 23時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 残された楔は《チ》の底に。

(118) 2014/11/15(Sat) 23時頃

少年探偵団 ガーディは、メモを貼った。

2014/11/15(Sat) 23時頃


【人】 少年探偵団 ガーディ

 ……おこがましい。

[男>>128の言葉に呆れ声と共に溜息を吐く。]

(133) 2014/11/16(Sun) 00時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 ……。

[無造作に軽く跳躍するような動作で、一瞬で男との距離詰めるとその顔を下からじぃっと覗き込む。]

 さっきも、妙な事を考えませんでしたか?

[男の胸に過った甘い考え>>125を正確に読み取ったわけではないけれど、じっと笑わぬまま悪魔の瞳は男を覗き込んで。]

(135) 2014/11/16(Sun) 00時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 救いを問う貴方は、智慧の女神を哀れと思いますか?
 思うのならば、人を愛して、壊れてまでも愚かに頑なに愛し護った女神(いもうと)への侮辱です。

 私は人も世界も女神ほど愛しません。
 けれど、例え報われずとも、他者を踏み躙ってでも、己が全てを掛けて「願う」人を好ましいと思う。

 だからね、私は悪魔なんですよ。
 人にとって良かろうが悪かろうが私はそれを《導き》たい

[くすりと花が咲くかのように笑う。]

(136) 2014/11/16(Sun) 00時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 そうそう。
 今の琥珀の持ち主は小さな少女ですよ。
 私の姿よりももっと小さくとても可愛らしい。


 観察者≪ディオサ≫の娘エリ――。


[頭を下げる男>>131へと、悪魔は更に答えを告げる。]

(142) 2014/11/16(Sun) 00時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 一筋縄ではいかない相手です。
 なにせ「左翼」は彼女の……いえ、こちらのことです。

[からかうように、あるいは導く様に。
わざとらしくヒントを織り交ぜる。]

 此処での戦いは私が関わりましたが。
 これから戦いなんてどこでも起きますよ。
 全てを確認なんてできませんし、転ぼうが走って走り続けなければ間に合わない事もある。

 それとも、なりふり構わず悪魔に助力を求めます?

[試すように悪魔は問うて。
その抱えた魔器は悪魔の二つ名を冠した曲を奏で出す。**]

(143) 2014/11/16(Sun) 00時頃

少年探偵団 ガーディは、メモを貼った。

2014/11/16(Sun) 00時半頃


【人】 少年探偵団 ガーディ

[距離が近い、と言われても離れる事無く。
琥珀の瞳は、その色を揺らめかせながら宝珠魔道士《ジュエリスナイト》>>148>>149>>150を見つめ続ける。]

 ……。
 観察者≪ディオサ≫の望みは分かりませんが。

 彼女は恨みませんから哀れむよりも感謝と愛を。
 それが女神《ソフィア》の望みです。

[琥珀に過る色は、ほんの僅かな悲しみの共有。]

(181) 2014/11/16(Sun) 14時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 ……さあ、どうなんでしょうね?

[男>>153の動きを合わせて距離を取る。]

 私の負の琥珀《レキシ》を無責任に押し付ける気はないですが。
 他の人の琥珀については別ですし。
 優しくはないことは確かですね。

[悪魔もまた満足げに微笑む。]

(182) 2014/11/16(Sun) 14時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 それでいいですよ。

[背を向けた男>>157へと投げた言葉は、今まで最も穏やか。]

 簡単に差し出す命(もの)に価値なんてない。

 脆弱さを盾になんてせず。
 臆病に、傲慢に、なりふり構わず生きる人も世界も私は好ましいと思いますから。

[ィィン…と響く《メロディ》を最後に音は途切れ。
例え男が振り返ったとしてもそこにはもう悪魔の姿はない。*]

(183) 2014/11/16(Sun) 14時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

―黒き雨の降る割れた《ソラ》の下―

 

    ネクロ・メロディア
     葬操曲358

                  ウィル・オ・ウィスプ
                『 死者の葬送 』


[雨音や邪妖《ウィィキッドレイン》の蠢く気配すら旋律に加え。
魔器《ハーディ・ガーディ》は無人の町へと音を鳴り響かせる。]

(190) 2014/11/16(Sun) 16時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

[静まり返ったマンションの屋上。
女神《ソフィア》の眠る場所となった天空樹《スカイ・ツリィ》とその遥か上の砕けた《ソラ》を見上げる事のできる場所。]


    [ポゥ…]


                     [ポウゥ…]


[悪魔を中心に幾つもの青白く燃える炎が灯る。
全てを燃やす煉獄の炎とは違い、冷たい。]

(191) 2014/11/16(Sun) 16時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 けれど、許す事とは別問題です。



               ねえ?《解析者》――。

[揺らめく蒼火は空中を滑るように走り回り、触れた邪妖《ウィィキッドレイン》の力を奪い音も無く風化させ、智慧の女神を害した存在を探す。]

(192) 2014/11/16(Sun) 16時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

[堕ちて、悪魔となった壊れた女神。

 人に呼ばれ。
 人の願いの為に動く。

そんな悪魔としての理《ルール》さえも壊して、
             情《バグ》に従い《解析者》を探す。**]

(193) 2014/11/16(Sun) 16時半頃

少年探偵団 ガーディは、メモを貼った。

2014/11/16(Sun) 16時半頃


【人】 少年探偵団 ガーディ

 世界は初めから邪魔者《バグ》だらけですよ。

(207) 2014/11/16(Sun) 21時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

[音《メロディ》を響かせ、悪魔は《解析者》>>204の見上げる虚空へと出現する。]

 苗木のような世界を愛し。
 「観測」し、「記録」し、「解析」する。
 そんな営みを人へと伝えてしまったその時から。

[その周囲を蒼火《ウィル・オ・ウィスプ》がゆっくりと回る。]

 貴方の主観では邪魔者《バグ》でしょう。
 ……でもね。

[じっと《解析者》を見下ろして、鍵盤を叩く。]

(208) 2014/11/16(Sun) 21時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 私はそれを捨てられない。

[黒い雨に混じり。
蒼い炎が《解析者》へと降り注ぐ。]

(209) 2014/11/16(Sun) 21時頃

少年探偵団 ガーディは、メモを貼った。

2014/11/16(Sun) 21時頃


【人】 少年探偵団 ガーディ

 そんなの。
 森の木全てを切り倒し、荒野を作るようなものですよ。

[黒炎纏う一閃>>211を背後に飛んで、回避する。
続く炎の弾丸は、魔器を抱えた悪魔の腕や頬を掠めた。]

(221) 2014/11/16(Sun) 21時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

後には何も残らない。

[黒い煙を上げながらその傷はすぐに再生していく。]


    ネクロ・メロディア コンチェルト
     葬操曲   協奏

                ブレイズ・エッジ
         『 煌く刃はその首の振り下ろされたし 』


[刹那、変わる曲調《メロディ》と共に、周囲の蒼火が3の刃に変わり《解析者》に斬りかかる。]

(222) 2014/11/16(Sun) 21時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

[《解析者》ならば断片なりとも気がついただろうか。

今の悪魔の力は限定的である事。
その力の殆どは忌み嫌われし歴史《シェケツ・シックーク》の向こうに封じられたままである事。
なにより。

今の悪魔の本体は、抱える魔器《ハーディ・ガーディ》の方である事。]

(223) 2014/11/16(Sun) 21時半頃

少年探偵団 ガーディは、メモを貼った。

2014/11/16(Sun) 21時半頃


【人】 少年探偵団 ガーディ

 ……違うでしょうッ。

[悪魔の声が僅かに震えた。]

 《解析者》の「解析」は、積み重ねられた「記録」を知り、新たな世界を知る為のもの。
 ノイズを邪魔だと排除する事じゃない。

[襲い来る焔の蛇>>234に右手を差し出し敢えて絡みつかせると、焼かれながら腕を大きく振り抜き。]


  《 閃く刃は慈悲なりて 》


[炎を振り払うと同時、蒼炎の一閃を飛ばす。]

(247) 2014/11/16(Sun) 22時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 ……私はまだ余裕ですよ。

[焼けて黒煙上げる腕はまたすぐに元通り再生していく。]

 折角、好きだと言ってくださったんですから。
 もう少し、聞いて行ってください。

[鍵盤上で指を躍らせば、演奏《メロディ》は続き。
その力により再びその周囲には蒼い炎が集まり出す。]

(248) 2014/11/16(Sun) 22時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 …………違う。
 今の貴方は解析出来ない、分からないものを邪魔者《バグ》としている。

 私が教えたのは。
 私が望んだ解析《仕事》はそうじゃない。

[微笑みという仮面は揺らぎ、壊れた悪魔はゆるく頭を振る。]

(267) 2014/11/16(Sun) 22時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 私はただ……ッ…!

[視られた、と。
《解析者》>>256の視線に気が付いた瞬間。]

 ………ッ……!!

[咄嗟に魔器《ハーディ・ガーディ》を両腕で抱え込み、焔の蛇を背で受ける。]

(268) 2014/11/16(Sun) 22時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ


 ……うっ……くぅ……。

[漏れる微かな呻き声。
背の傷は再生していくも、少し焦げた魔器《ハーディ・ガーディ》の分だけは治らない。]

 …………。


   《 …振り下ろされる刃もまた慈悲なり

         その身を刻む刃の抱擁を得て 眠らん 》


[蒼炎は二振りの蒼い刃へ。
舞うように閃く双刃は《解析者》の首を貫かんと、飛ぶ。]

(269) 2014/11/16(Sun) 22時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 ………ぅ………ッ…。

[想定外のダメージと攻撃に隙により、回避しきれず炎の蛇に飲み込まれる。
炎に纏わりつかれれば、演奏《メロディ》までもが塗り潰され。]


   […………]


              [……ッ]


[悪魔の護り抱える本体が焼けて軋む音が響き。]

(285) 2014/11/16(Sun) 23時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

  ――――――…ッ…ゥ…ィン…!!!――――――


[断末魔の音《ヒメイ》を立て。
魔器の弦が弾け飛ぶのと、焔に隙できるのほぼ同時。]


 ……流石。

[褒めるような呟きと共に虚空を蹴って跳ぶ。
その両手から焼け焦げた魔器《本体》を落とし、代わりに持つのは切れた弦。
それは悪魔の手の中で鋭く細い刃へと変わり、瞬間的に肉薄した《解析者》へと突き出し――。]

(286) 2014/11/16(Sun) 23時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 ……それが本心からの願いですか?

[その喉元を貫かぬまま、止まる。]

 私は貴方の本名《フルネーム》を知りませんけど。
 《解析者》ではない貴方の望みなんですか?

[その身体は徐々に光の粒子へと変わり。
悪魔は既に消え始めていた。]

(287) 2014/11/16(Sun) 23時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 私の望みは……。
 貴方達が自らの意思と願いを持ち生きる事。

[悪魔の手の中の刃が消え。
代わりに光に包まれる手は《解析者》>>294の首元へと伸ばされる。]

 私の妹を排除した事は許せません。

 けれど、そうですよね。
 貴方が何を解析するのかについてまで強制するのは違いました。

[その右の目の薔薇の花は焼け落ちて。
今は琥珀と翡翠の目が寒川>>295を見つめる。]

(300) 2014/11/16(Sun) 23時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 貴方の名前を教えてください。

[愛おしげに微笑む。]

(301) 2014/11/16(Sun) 23時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 そう、では、公平なる者《サミュエル・フィアネス》。

 私、ルキフェルは。
 《解析者》でない”公平なる者《サミュエル・フィアネス》”が真に望むのならば、その望みを尊びましょう。

[名乗り>>309にとても満足げに微笑み。
その身体は輪郭を失い、溢れる光は《ソラ》の彼方の忌み嫌われし歴史《シェケツ・シックーク》と呼ばれた場所へと昇っていく。]

(319) 2014/11/17(Mon) 00時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

[最後に涙のように零れるのは二つの光。

  災厄の琥珀《ディザスター・アンバー》の琥珀色。

   賢者の翡翠《ルキフェル・ジェイト》の翡翠色。

琥珀色はそれを望んだ公平なる者《サミュエル・フィアネス》の手へ。
そして、翡翠色はすっと地面を素通りし《チ》の底の宝珠魔道士《ジュエリスナイト》の下まで落ちていく。]

(320) 2014/11/17(Mon) 00時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 
  《全て知ると望むのならばそれは貴方の手に


       しかし 同時に


           全て護ろうと強欲に願う者へも導きを 》
 

(323) 2014/11/17(Mon) 00時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 
  《 彼に魅せる 約束までは果たせませんでしたね 》
 

(324) 2014/11/17(Mon) 00時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 
   《 ……それに結局、呼んでくれませんでしたね。


      少し、寂しかったですよ。ハワード。


                     それに、エリ。》
 

(326) 2014/11/17(Mon) 00時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 

     レクイエム ソロ
     鎮魂曲 独奏

                 オンリー・ワールド  
             『 我が愛しき世界に 』


[そして、優しい音《メロディ》を残し、悪魔は再び世界を去った**]

(328) 2014/11/17(Mon) 00時頃

少年探偵団 ガーディは、メモを貼った。

2014/11/17(Mon) 00時頃


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