212 冷たい校舎村(突)
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―ロビーで>>62―
[ケーブルと、パッドを能久も確認した。 外れてしまったら、大変だと聞いている。]
たかしはたかしだけどさあ… やっぱり、だって、…… ……ここにいる、って安心するよ……
[校舎の中のマネキンを見たこと、 どうしたって、謂えるはずもなかった。 思い出すと、情けなくもまた泣いてしまいそうだ。]
――うん、長いの、似合ってたよ。 やっぱり、かっこいいなって。
今のもいいと思うよ?
[摘まんでいるのを見て、小さく笑って。]
(76) azuma 2017/03/20(Mon) 19時頃
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―――、なにかな、たかし。
[>>63 じ、と幼馴染を見た。
どうしたって思い出すのは ぐずぐずに表面が溶けてしまったマネキン。 ――おれがしらないことが、きっとあるんだ。 覚悟をして、ちゃんと、受け止めたいと思うけれど、息はどうしたって詰まる]
……――うん。
わかった、もちろん、…… ……知りたいと思うから、聞かせて。
……――
[泣いたらきっと困らせるから、 我慢しよう、きっと、必ず。*]
(77) azuma 2017/03/20(Mon) 19時頃
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道案内 ノックスは、メモを貼った。
azuma 2017/03/20(Mon) 23時半頃
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─到着した3人と、それから─ [ロビーに新たな足音があった。 きっと、最後まで理一の側にいてくれた――――]
……保田!入間さん!
[>>85 >>82 >>67 3人一緒に走ってきた、ぼさぼさになってても気にしない、けど、]
――ふるべ…??
[不謹慎にも、前髪を上げている印象と 走ってきたせいで隠せないくらい息が上がっている姿に、一瞬呆気にとられたのは秘密だ。
秘密?いや、多分、 出迎えた顔に書いてあった。
その時はそれどころではなかったから、 手術室の灯が消えて、理一含め、全員が戻ってきた、って。そのことの方に向かい合ったのだけれど*]
(111) azuma 2017/03/21(Tue) 00時頃
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―数日後の話>>102―
[見舞いは能久昴の日課である。 幼馴染の堆と、まだまだ安静が必要な理一と。 パンケーキを焼いて持ってきたものの、 「理一はまだ食べられない状態」 と謂われたのだったか。 堆がふたつたべた。
そんな日をいくつか過ごした後のことだ。 堆のそばに座って、症状について切り出す一言に、背筋を伸ばした]
―――うん。
[緊張している。 よぎる、マネキンの有様。]
(143) azuma 2017/03/21(Tue) 12時頃
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…… 触覚が …… ?
[小さく繰り返す。 >>103告げられたものは、想像していた枠から少し、はみ出していた。いったい、それは――と、続きを待つ。]
……――、――
[ああ、もしかして それで。 転びやすくなったり、してたのか。 じわじわと、その恐ろしさが沁みてくる。]
急変って、…… ……今回入院、したみたいに?
[校舎に行ったときは こころの中に居た影響か すっかり、巻き戻ったように思い出せなかったけれど、堆が急に入院したと聞いたとき、能久は何もかも投げ出す勢いで病院に駆け付けたけれど。
理由は、――その症状のせい、だったのか。]
(144) azuma 2017/03/21(Tue) 12時頃
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……―――、……
[息を飲む。 ――置いて行ってしまう、かも、なんて。 居なくなってしまうかも、なんて考えてなかった。 ―― きっと、ずっと、 ―― 一緒に居てくれると思っていた。 だから、あのマネキンの前で、 酷く取り乱して、 どうしようもなくなりそうに、なった。
今も、喉の奥が締め付けられて、 不安に足元が揺らぎそうになるけれど。]
[一番怖いのは、 一番、つらいのは たかしだ。
窓の方を向いてしまった彼を、 じいっと、見つめて、沈黙が、しばし。]
(145) azuma 2017/03/21(Tue) 12時半頃
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……はなして、くれて
ありがとう
[精一杯、静かに謂えた、と思う。 そろりと両手で握手するみたいに、堆の手を握った。感触がなくて、伝わらなくてもいい。]
おれのこと、 ……考えてくれてたんだね
……やっぱ、かっこいいなぁ たかしはさ、
[泣いたら駄目だ、と、思って。 浮かべた表情は、泣き笑い――情けないものだった*]
(146) azuma 2017/03/21(Tue) 12時半頃
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道案内 ノックスは、メモを貼った。
azuma 2017/03/21(Tue) 13時半頃
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―数日前の>>151― ――、――し、……
[もう一音、形作るのをこころが拒否して唇を噛む。]
……、……うん
[――それでも、普通に過ごしたかった。 幼馴染の心の中を思い、落ちる沈黙。 眉を寄せた。なにも、知らなかった]
……――、ううん、……そんなことある ―――あるよ。
[拙い言葉を絞り出して、 ぎゅう、と握った手に力を込めた。 触れてる感触がなかったとしても、少しくらい、伝わるんじゃないかなんて、そう思った]
(158) azuma 2017/03/21(Tue) 19時頃
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[くしゃり、とかき混ぜられる髪の毛の下で、 眉が耐えるようにきゅっと寄った。]
……――うん、
…………かんがえる、 一緒に、いっぱいかんがえるから。
……――おれ、側にいるから。
[かっこいい、憧れてる、 大事な幼馴染に、今の自分ができること。 精一杯考えて、――寄り添いたいと願うのだ*]
(159) azuma 2017/03/21(Tue) 19時頃
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―帰還の日― [深夜、校舎の主である理一が 目を覚ました後のこと。
ポケットの中で鳴り響く電話に、 能久が病室を出ていったタイミングがあった。
耳をすませば電話口からでさえ漏れ聞こえたのは、 泣きそうにまでなっている女性の声。 男性の怒ったような声も交じる。 戸惑いも露に、能久は呆然と呟いたのだ。]
……かあさん、とうさん……?
なんで……?
[――どうせ、別れてしまう。 ―――自分に興味もなくなっているし。 諦めて、見ないようにしていた両親が 能久が遅くまで帰らないことに、電話までかけて、怒って、泣いていた。]
(193) azuma 2017/03/22(Wed) 17時頃
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[能久の眸が揺れている。 どうしたらいいのか、分からないまま。 視線を彷徨わせた。]
今 は、……、 ……病院だよ
……ち、ち がう、ともだちが、…その、詳しいことは……後で、話すから
[念押すように何度も電話の向こうでかかる声がある。]
(194) azuma 2017/03/22(Wed) 17時頃
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……むかえに、って
い、いいよ、ひとりで、かえれる……
[能久はどうしたって 距離を取ってしまう。
――だって知ってる、二人の心は離れてしまって、 ――どうしたって、おれじゃだめだと思ってたのに。
父も母も、血相を変えて能久を心配していた。
――それは、そうか。今まで、外に抜け出すときはばれないようにしていたし。 ――たかしのところに泊まるのは、2人が帰らないってわかってるときだったから]
(195) azuma 2017/03/22(Wed) 17時頃
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[なんだかんだと説き伏せられて、 病室に戻るまで、呆然とたたずむ。 心配されていた、という事実が ちゃんと呑み込めなくて、 スマホの画面を見下ろしたまま、呟く。]
……――、わけ、わかんない……
[――手を伸ばされるなんて思ってなかった。 ――別れましょう、って、父さんも母さんも、皿を割るようなケンカをしてたくせに。
胸の詰まるような想いがせりあがる。 堪えるように、窓の外を見上げた*]
(196) azuma 2017/03/22(Wed) 17時半頃
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―数日後の>>160― [あの夜の、電話のあと>>196 堆には、今まで少しずつ零していたことが一気に溢れて少し、迷惑をかけてしまったように思う。 両親のこと、離婚のこと。 理由、浮気のこと――とか。]
……ううん、だいじょうぶだよ。
[眉間のしわをのばされながら、 少しだけきゅっと目を瞑って。ゆっくりと開く]
――…ん、
たかしの 考えてること、も、 きかせてね
[知らなかった分、 どんなふうに思っていたか、考えていたか、悔いないように、そう、思って。]
(197) azuma 2017/03/22(Wed) 18時頃
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――……
[ぱちり、と瞬いて、照れに頬を赤くした、直後。]
わっ
[デコピンが飛んできた。 もー、なにするんだよー、と 文句を謂いつつも、口元は微笑んだ。]
……おれも、 たかしがいて、うれしいから
[へへ、と照れ笑いを添えて*]
(198) azuma 2017/03/22(Wed) 18時頃
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―幼馴染とのはなし>>229― [何でも聞く、と謂われると、 黙っていたことが少し後ろめたく、 けれどもうれしいのも確かで、 能久は少しへたくそに笑みを浮かべた。 そうでなければ泣いてしまいそうだった。]
…… うん。
―――“おたがいさま”か、 ……そうだね、
おたがいさま。 一緒に、いろいろ、話そうね。
[内緒話も幼馴染にならそっと零せるだろう。 幼馴染の言葉なら、きっとなんだって聞いて、悩んで、考えられるだろう。不思議な確信があった。]
(271) azuma 2017/03/23(Thu) 11時頃
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―――、……、
[堆の考えを、少しも漏らすまいと じっと耳を傾ける。深呼吸、緊張の刹那。]
……、…… ……そう、だね
[先ほどそっと離した能久の手は、 今は固く握られている。]
おれは、長く、 いっしょにいられるのが うれしい、……けど、
こわい、……よな、……
[手術が。成功率が低いということが。 能久自身も、見守るだけで 何もできないであろうことが。]
(272) azuma 2017/03/23(Thu) 11時頃
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……でも、あの校舎からみんな戻って、これた、からさ……あんなふうに、とか
[――希望を持ったって、いいんじゃないだろうか。祈るように、縋るように、ひそやかに思う。]
(273) azuma 2017/03/23(Thu) 11時頃
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へ?
[そういや、で切り出された話題に、 能久は一つ、瞬く]
一緒に……?
[言葉を繰り返し。 示すもの、意味を胸に染み渡らせる。]
――うん、……よろこんで。 たかしといっしょなら、 おれも安心、だなー
[真っ直ぐ堆を見、目を細めた。]
だいじょうぶ、 ……やになったり、しないよ。
(274) azuma 2017/03/23(Thu) 11時頃
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……おれね、、 両親のことでさ、……引っ越すとかいう話、あったんだけど、ぜったいやだって謂ったんだ。
やー、……だって、 離れたくなかったんだ、 ここからさ。
……そんなわけで! 洗濯とかもばっちりできるから、 安心してよ。
[えへへ、と照れたように笑った、冬のある日のこと*]
(275) azuma 2017/03/23(Thu) 11時半頃
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道案内 ノックスは、メモを貼った。
azuma 2017/03/23(Thu) 11時半頃
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―幼馴染と>>276― …!
[引き寄せられて 眼を丸くした。 肩に触れる額と、からだのあたたかさ。 そっと背中を撫でて、抱き寄せる。]
……――うん、…… ……終わりを、見るより、 明日、を楽しみにしたい、なぁ ……とは、思うんだ、…
[手術が、成功するといい。 きっとする。ぎゅっと背中に添えた手に力がこもる。]
……――うん、もちろん。 絶対迎えに行く。 任せて、堆チャレンジは、得意だよ。
(278) azuma 2017/03/23(Thu) 18時頃
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や、だって……。
一緒に住もう、って 謂われなくっても
……心配だからさ、 結構な頻度で会いに行っちゃうと思うんだよね。 ……だから、…わっ
[ぐしゃぐしゃと髪の毛をかき混ぜられて小さく肩をすくめる。 世話好き――なのは、否定しないけれど。 そのなかでも、幼馴染は特別で、大切なのだ。照れくさくて、まだ謂えてない。]
……―――、ん。
[少しはにかんで微笑を浮かべた。]
そばに、居るよ。…いっしょだよ*
(279) azuma 2017/03/23(Thu) 18時頃
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―能久昴はかく語る―
[あの校舎であったこと、 多分一生忘れられないと思う。 冷たい校舎、閉ざされた世界、
マネキンが虚ろな眸で見ていたのは 何処だったのだろうか。 おれは、どんなマネキンになってたんだろうか。
なんとなく、聞くのが憚られて そのままになっていたけれど、
――多分、聞かないほうが、よかったのかな、って思う。]
(373) azuma 2017/03/24(Fri) 00時頃
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[入間さんが、大変なことになったって聞いた。 駆けつけた時には、どうなっていただろう。
たかしにも、そのことを話して。 無事なら、いつでもここにおいで、って。 そう、入間さんに謂ったことだろう。
おれにできることは少ない。 でも、―――友達がいなくなるのは、嫌だよ。]
(374) azuma 2017/03/24(Fri) 00時頃
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[今、おれは待っている。 たかしが、 ――決断した、その先に。 未来がきっとあるって、信じて。
ずっと、ずっと待っている。
―――どこにいたって迎えに行くから、 きっとだよ。ねえ、たかし*]
(375) azuma 2017/03/24(Fri) 00時頃
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