45 哀染桜 〜届かなかったこの想い〜
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[>>0:79>>0:81>>0:86夢だと思って居るから、挨拶交す其処に混ざろうとも思わないが、現状を認識して居ないらしき人物達の質問の声には答えようと、紅い果実の様な唇を開きかけ]
────…… 、
[柔らかい茶色の髪の男が構えた弦と弓から生み出される、胸掻き毟られる様な音に、きり。と唇噛んで、桜の幹に爪を立てた。]
(1) 2012/03/12(Mon) 00時頃
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[胸の底、重く沈んだ哀情掻き立てる音に、苛立たしげに茶髪の男を見遣り、幹から手を離してポケットに仕舞った携帯を一撫でする。 男の演奏が終われば、漸くほぅ。と息を吐いた。
>>0:100音の余韻振り払う様に黒髪の男へと振り向き]
────いいえ。
でも、そうとも云えるのかもしれない……。
[首を傾いで項から亜麻色の髪をさらりと流し、曖昧に答えた。]
(4) 2012/03/12(Mon) 00時半頃
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[>>0:102呟きには頷きを。]
そうだね。 不思議。
[其々が此処まで個性的な夢は初めてで、少し、面白くもあった。]
(5) 2012/03/12(Mon) 00時半頃
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[>>#0視界の端にずっと在った、蒼月を映した色の蕾が、ぞわりと動いた気がした。…──否。節くれだった枝の先で色付く白は、先程より確かに存在感を増して居る。
夢ならではの、美しくも幻想的な変化。 なのに何故か、女の背を百足が走った様な悪寒が駆け抜けた。]
───…っ。
(11) 2012/03/12(Mon) 00時半頃
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……私みたい?
ありがとう、と云ってもいいのかな。
[>>7黒髪の男に桜に喩えられた。 云われ慣れたお世辞とは違う響きは厭では無かったが、それだけに真意を測りかねる。不思議と云われたのだろうか、とも思う。
男は尚も問う。 此れも不思議だ。 知って居るだろうに。貴方が私なら。]
────此処では無い処から。
[だから、叉も返事は曖昧に。 ただ少しずつ、自己の夢であるという認識に、違和を感じ乍ら。]
(13) 2012/03/12(Mon) 01時頃
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[>>16顔色の変化を気取られて、慌てた。]
別に。
[視線を逸らし少し突慳貪に云って仕舞ってから、ポケットの中、手先に触れる携帯をぎゅっと握り]
───桜が。
[出来るだけ、きつくならぬ様、桜を指差して云った。 其れはきっと、男が続きを紡ぐ前。>>18]
(19) 2012/03/12(Mon) 01時頃
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[男は桜の変化に気付いたか。 気付こうと気付くまいと、其れ以上何も言及はせず。
男の視線の先、不気味に桜を照らす月を榛色に映した。]
(22) 2012/03/12(Mon) 01時頃
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[トーンを落とした声を拾う者は、目の前で愛おしげに月を見上げる黒髪の男の他には在るまい。 内緒話めいた囁き落とした女は、しかし男が答えを呉れるのを待つでもなく、長い睫毛の下の榛色を月に据えて居る。**]
(24) 2012/03/12(Mon) 01時半頃
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[男の返答にちらと一瞥呉れて]
もう、私の想いは行き先を喪って仕舞ったよ。
…───知ってるでしょう?
[男も、周りの人物も、全て己が意識の一部と思い込んで居る女は、哀しげに、そして自嘲気味に口元を弛めた。]
(31) 2012/03/12(Mon) 01時半頃
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クラリッサは、もう、自分が見上げる月と"彼"が見上げる月が重なる事は無いのだと、知って居る。**
2012/03/12(Mon) 01時半頃
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[>>32不思議そうな、男の顔。 違和感は強まる。
けれど返る言葉は飽く迄もやはらか。]
───…。
[女は開きかけた唇を閉ざし、また開く。逡巡の侭に。]
そう。 どうして知らないんだろう。
若しかして、本当に貴方は私じゃないの?
(45) 2012/03/12(Mon) 21時頃
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クラリッサは、びっこを引いたギプスの男が寄って来れば、自然視線はそちらへ逸れる。
2012/03/12(Mon) 21時頃
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[>>39叉、ヴァイオリンの音。 先程よりは高い、メロディアスな旋律。
なのに矢張り、内へ沈み込む様な重苦しさを感じる。
女は柳眉を寄せて俯いた。 音に籠められた意識に影響を受けまい──と。]
(47) 2012/03/12(Mon) 21時半頃
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クラリッサは、旋律が鼻歌に合わせる様に変われば、そっと息を吐く。*
2012/03/12(Mon) 21時半頃
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夢路の交わる──……。
[>>52ヴァイオリニストの呟きを耳に。 そんな事もあるのかと首を傾ぐ。]
───…。
[あるのかもしれない。一生に、一度位は。
だって、あの夜は。 寂しくて。 寂しくて。]
皆、寂しいのかな。
(68) 2012/03/12(Mon) 23時頃
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綺麗じゃないよ。 だから振られちゃったの。
[>>66黒髪の男には、痛みを堪える様に眉を寄せ。 無意識に、右手はポケットへ伸びる。]
(71) 2012/03/12(Mon) 23時頃
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[>>69何て寂しそうに笑う人だと思った。 その笑顔で囁かれた声に、胸を鷲掴みにされた。
何度も。 何度でも、思い知らされるから。
自分は。 きっと自分から。 しあわせを手放して仕舞ったのだと───。]
(77) 2012/03/12(Mon) 23時半頃
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[ポケットの中の携帯をきつく握り締めて頷く。>>79]
ごめん、ね。 私がもっと、素直になれば良かった。
我儘ばかり云わなければ良かった。
でももう、後悔しても遅いよね。 ごめんなさい。
[誰に謝って居るのだろうか。 目の前の青年か、それとも痛みを抱える自分にか。
嗚呼、何方でも同じ事なのかもしれない。]
(82) 2012/03/12(Mon) 23時半頃
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[変わらない。 変われない。
指先に触れるなだらかなスクエアが女を縛り付ける。]
(83) 2012/03/12(Mon) 23時半頃
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……────哀しそう。
[>>85何を視ていると訊かれて、虚無の笑顔を思い出して云った。
絶望すると、表情など作れ無くなる。 丁度、先刻の青年の様に。]
(87) 2012/03/13(Tue) 00時頃
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[女の両親は幼い時分よりずっと不在がちだった。
独りで食べる朝食は味気無かった。 独りで食べる夕食時、隣家から聞こえる団欒が羨ましかった。
暗い部屋で独りで眠るのが怖くて、彼が現れて、夜毎電話を呉れる様になる迄ずっと、夜部屋の灯りを消す事が出来無かった。
そうして培われた孤独感は、女を我儘にした。]
(91) 2012/03/13(Tue) 00時頃
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