241 The wonderful world -7days of KYRIE-
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― 1st day/中央エリア・甘味処あん屋前 ―
[長丁場、と>>421 此方が口にした言葉に先程までの笑みも失せて どこか浮かない様子の幼馴染。]
七日間ってあった気がしたからな。
[彼女が言いたいのはそういうことではないんだろうなと そんなことを思いながら、苺大福をひとつ手にする。
ふと何気なく先程狼たちが走っていったほうを振り向けば あの二匹とは別の狼たちが、何やら外人っぽい雰囲気の女に ビーフジャーキーで躾けられているのが目に入った。>>@61]
(51) 2018/05/15(Tue) 15時頃
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…。
[いや、二度見したけどそこは多めに見てほしい。 つか、あれって死神いやうん、俺は何も見なかった。
彼女は彼女で、その光景に思うところがあるようで>>439]
うん?
[幼馴染の声に一瞬首を傾げて。 それから此方を見つめる視線に気づけば]
(52) 2018/05/15(Tue) 15時頃
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なあ、圭。 さっきも言ったけど 俺は圭のこと、頼りにしてるよ。
でもな、怪我した時くらい心配させてほしいし、 俺のことも頼ってほしい。 つか、圭は頼もしいけど能力の使い過ぎが 一番心配っていうか…うん。俺、強くなるよ。
だから、こちらこそよろしくな。 [言い終わると、にぱっと笑って彼女の手を握りしめた。]
(53) 2018/05/15(Tue) 15時頃
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[――俺から見れば、圭は何も変わっていない。
どうしようもないほどにお人好しで、 器用なのか不器用なのかいまいちわからなくて、 そのへんちょっと危なっかしくて、 でも、だからこそ手を差し出したくて仕方ない。 そういう、俺の幼馴染。
……だからこそ、少しだけ不安になる。 俺から見た圭は、俺の知っている圭そのままで 彼女がエントリー料に何を支払ったのか 今でもよく、わからないから。
亡くなる前の彼女が抱えていたものを、 それをエントリー料として徴収されたことを俺は知らない。 再会して突き放したあのときと同じ>>0:78 何も変わらないままでいてほしいと、 心のどこかでそんなことを、思っている]*
(54) 2018/05/15(Tue) 15時頃
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[――そして、暗転。]*
(55) 2018/05/15(Tue) 15時頃
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― 2nd day/中央エリア・兄間薬品 ―
…!
[気がつくと、先程までとは違う場所にいた。]
圭…?
[きょろきょろと首を巡らせて 幼馴染の姿を探すが見当たらない。
よくよく気をつけて周りを見てみれば、 そこが先程の甘味処からそれほど離れていない場所にある ドラッグストアだと気づくことができただろうか。]
(56) 2018/05/15(Tue) 15時頃
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[聞こえているだろうかと、 試しにテレパシーで彼女に呼びかける。 それからスマホを取り出すと、 今日のミッションの内容を確認して]
(57) 2018/05/15(Tue) 15時頃
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[圭にテレパシーでメッセージを送った後、 スマホをパーカーのポケットに入れる。 (それにしてもこの身体だと、 どうしてもスマホを片手で持てないのが悔しい)
とりあえず、ここで必要なものを 買っていくことにしよう。 そんなことを考えながら、とてとて、 薬局の中へと足を踏み入れた。]*
(58) 2018/05/15(Tue) 15時頃
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― 回想・雨降りの日 ―
[その日は、雨が降っていた。]
……。
[公園のブランコに座って、 ひとり、鉛から墨色へ染まゆく空を見上げて。 そうして、ぽつぽつ零れ落ちる雨を見ていた。]
(70) 2018/05/15(Tue) 19時半頃
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[母が妹と共に家を出たのは、その前の日。 あの頃、大人たちの事情は何もわからなかったけれど。 あのとき、俺と、母と妹は赤の他人になった。
傷だらけ、疲れ切った顔でアパートを出ていった母と、 何もわからないまま手を引かれる、妹の後を追いかけた。
あのとき、母の背中に俺はなんて声をかけたか。
覚えていないけれど、それを聞いた母が 一瞬ぎょっと此方を振り返って。 それから、俺の顔を見て、目を逸らしたことだけは覚えている。]
(71) 2018/05/15(Tue) 19時半頃
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[いつからだったろう、 父が暴力を振るうようになったのは。 母の身体に、生傷が絶えないようになったのは。
始めは母に対してだけだったそれは いつのまにか俺にも回ってくるようになった。
このままでは何れ、妹にも手を上げるようになる。 そう思った母は、どうにか必死で父から逃げ出そうとして。
そうして、母は俺を父の元に置いていった。 父に似た俺の顔を見たくなかったからだと そう気づいたのは、此方がだいぶ大きくなってから。]
(73) 2018/05/15(Tue) 19時半頃
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[雨の降る公園のブランコで、 ひとり腰を下ろして雨を見つめる。
アパートには帰りたくなかった。 帰れば癇癪を起こして暴れる父と二人きりに ならなければならない。
それまで母と自分と二人で殴られてきた分を これからは一人で負わなければならない。 俺は、まだ小さな妹には辛い思いをさせたくなくて 今までずっと、自分なりに頑張ってきたけれど。]
……。
(74) 2018/05/15(Tue) 19時半頃
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[仕方がないんだ、何もかも。 母は十分傷ついた。沢山辛い思いをした。
それに母も言っていた。 これから妹が大きくなったら、 殴られたりするだけじゃすまなくなるって。 (その意味を当時はよくわからなかったけれど)
俺の顔を見ると、吐き気がして震えが止まらないんだと。 これから毎日、今までされてきた嫌な思いを、 母にさせたいか、思い出させたいかと言われたらそれは嫌だから。
だから、俺が我慢すればいい。 俺が強ければ、我慢できるようになれば。 そうすれば、誰も、悲しまなくてすむんだ。
だって、世界ってそういうものだろう? どんなに不条理だろうと理不尽だろうと、 世の中ってそういうものだろう? 少なくとも、俺にとっては、ずっとそうだった。]
(75) 2018/05/15(Tue) 19時半頃
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[――…でも、やっぱり一人では、立てない。]
(76) 2018/05/15(Tue) 19時半頃
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[帰りたくないな、と そうやってぼんやり空を見上げていたら。]
…?
[不意に、視界に赤色が差した。 子供用の傘だと気づくのに数瞬、時間がかかって。 差し出された傘に見覚えもなかったから 誰だろうと差し出された手の主を見れば、 やっぱり、知らない女の子だった。]
(77) 2018/05/15(Tue) 19時半頃
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[どうしたの?なんて そんなことを聞かれたように思う。
その問いかけに、 俺は咄嗟に答えることができなくて。 それでも、相変わらず 此方に差し出されたままの傘には どうにか「ありがとう」と口にして、それを受け取った。
それが、俺とあいつが初めて会った日の思い出。 お互い小さかったし、あいつはもうきっと覚えてなんか いないだろうけど。
――…ただ。 雨粒を弾く赤い傘の色と、 それを差し出してくれた手の温もりを、 今もまだ覚えている。]**
(78) 2018/05/15(Tue) 19時半頃
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─ 中央エリア・兄間薬品 ─
[とてとて、店内を歩く。 生前、此処には何度も足を運んだが。 だからこそ、思うことがある。
デカい。何もかもがデカい。 見るもの全てが大きすぎてとりあえず首が痛い。]
っと。あっぶねぇ。
[思わずぼんやりしてしまった。 買いたいものはすでに決まっているので とりあえず目的のブツを入手しに 買い物かごを手にそちらに向かう。]
(79) 2018/05/15(Tue) 19時半頃
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[絆創膏に包帯、 それから消毒液もあったほうがいいだろうか。 それから鉄分とビタミンのサプリメント。
……ん? 金はどこから出てくるのかって? 聞きたいのか? ま、あまり人に聞かせられるようなものではないんで (特に幼馴染には)適当にぼかさせてくれ。
一つ言えるのは、本物である限り 綺麗だろうが汚かろうが金は金だってことだ。
それから、文房具のコーナーに向かうと、 女の子が好みそうなファンシーなデザインの スケッチブックと色鉛筆を購入する。]
(80) 2018/05/15(Tue) 20時頃
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[…ま、こっちからの"お友達料"って奴だな。 何より意思疎通がままならないんじゃ話にならん。 今度会ったときにでも渡そうと思いつつ、 諸々の会計をすませたところで>>#5]
…なんだこりゃ?
[新商品のコーナーの、やたら胡散臭いPOPの 洗剤を見つける。]
うさんくさ…。
[言いかけたところで、ふと メールのミッション内容を思い出す。 確か落書きをどうとか、言ってなかったっけ?]
(87) 2018/05/15(Tue) 20時頃
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う、うーん…。
[暫くじとっと洗剤のPOPをにらんでいれば 傍らからメゴヂャアという音と共に洗剤の容器が ひしゃげる音>>72
そちらに首を巡らせると、偉く目つきの悪い兄ちゃんが 店員に謝りつつ差し出されたティッシュで手を拭いていた。]
どうすっかなぁ。
[あらためてメール内容を確認していれば、 先程の兄ちゃんは洗剤をお買い上げしたようで。>>72]
(89) 2018/05/15(Tue) 20時頃
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まぁいいか。念のためだ。
[荷物が増えるのはあまり嬉しいことではないけど もし、これがミッションクリアに必要なものなら。]
すみませーん、これくださーい!
[店員さんに声をかけて速攻でお買い上げ。 諸々の荷物をリュックにぎゅうぎゅう詰め込んで やや駆け足で、圭に合流しようと道を急ぐ。]*
(90) 2018/05/15(Tue) 20時半頃
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圭も気をつけてな。
[交差点で起こっているあれやそれやは知らず、 迂回ルートを進むことにした。 兄間薬品と交差点の中間点に位置する脇道を 日継塚アヴェニューと並行して南下する。
南エリアに入った時点で オシリス脇から日継塚アヴェニューへ入って、 そこを真っ直ぐ南に歩けば いちご横丁の入口>>@20に向かうことができるはずだ。]*
(126) 2018/05/15(Tue) 22時半頃
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[脇道を抜けながら、 リュックの重さがなんとも気になる。 こんなもの、重いうちになんて入らなかったのにな。
そんなことを考えながら走っているうちに、 桃色のシンプルな塗装が施された門を見つけた。]
…よっし、ついた!
[圭はどこにいるだろうか? きょろきょろと視線を巡らせていたが、 ふと、頭上を見上げれば。]
……。
(129) 2018/05/15(Tue) 23時頃
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[門の上に人がいた>>@20
頬杖ついて、如何にもご機嫌斜めな様子のその少女は、 このへんでは有名なお嬢様学校の制服を着ていて。 だけど、普通のお嬢様はこんな門の上でロダンごっこなんかしないだろう。]
……なぁあんた。
[頭上を見上げながら、声をかければ。 うっかり目が合ってしまったかもしれない。]*
(130) 2018/05/15(Tue) 23時頃
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― 南・いちご横丁前 ―
[…なんか、さっきよりも 人の気配が増えた気がする。>>135>>145 やっぱここ、ミッションの指定場所で あってるんじゃなかろうか?]
お、おぅ。 ごきげんよう…。
[なんだか酷く驚いた様子の死神?に 此方も若干驚きつつ、というか引きつつ挨拶して。 その後なぜか一気に不機嫌そうになる様子には 一体なんなんだ、と肩を落とす。]
(157) 2018/05/16(Wed) 00時頃
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うん?
[陰気な様子の彼女は、 どうやら死神で合っていたらしい。>>@30 鴉のそれにも似た黒髪を結った髪を垂らしながら 此方のほうへ身を乗り出す。 その手に掲げられているのは、 昨日自分たちも手に入れたホーリーバッジ。]
…小説?
[つい、眉間に皺が寄ったのは、 そのあとに続く「子供にしか見えないから」とか 「勉強ができそうに見えないから」とか そういうのではなくて (いや、それはそれで腹が立つけど)
――思い出したくもない、あの男のことを 嫌でも連想してしまう単語だったから。]
(158) 2018/05/16(Wed) 00時頃
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…んだよ、言ってみろよ。
[どうやら、死神は俺にはわからないと思ったらしい。 いや、俺だって自信はないけど。 それでも、ハナっからわからないだろうと 決めつけられるのはむかっ腹が立つというものだ。]
いいぜ、引き受けてやる。 その代わり、俺がきちんと答えられたら。 そのバッジ1個だけじゃなくて…そうだな、 2個はもらわねぇと割に合わねぇよなぁ?
[子供だから答えられないというのなら、 そのぶん、ちゃんとできた報酬は 上乗せしてもらわないといけないだろう。
びしっと、人差し指を相手に突きつけながら、 煽るように頭上の相手を見やった。]
(159) 2018/05/16(Wed) 00時頃
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[それはそれとして、 此方に近づいてくる気配>>141>>142に 首を巡らせると]
あ、け……!?
[漸く現れた幼馴染にほっとしかけて…
血の気が引く、というのはたぶんこのことだろう。 現れた幼馴染は全身赤黒い血に塗れていたのだから。 ぶっちゃけ、夜道で会いたくない。ってか泣く。]
(165) 2018/05/16(Wed) 00時頃
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大丈夫か!? 何があったんだよマジで!!
[死神少女との遣り取りも周りの鼠のことも 忘れて駆け寄れば、ぺたぺたぺたぺた、 彼女の身体を触って怪我がないか確認しようとする。
そうしてひとしきり触って 怪我らしい怪我がないのを確認すれば あからさまにほっとした後]
……圭のバカ! 心配かけさせやがって、 もう知らないんだからな!!
[涙目で膨らませた頬をぷぃっと背けて。 すたすた、死神少女のほうへと戻った。]
(167) 2018/05/16(Wed) 00時頃
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[戻りかけたところで、再度幼馴染を振り返って]
あ、そこで待ってろよな! 動くなよな、絶対だぞ!!
[びしっと人差し指で幼馴染を指差してから、 死神に再度向きなおって]
すまん、とりあえずもう一回質問頼む。
[頭上の死神に、問題を出すよう要求した。]*
(168) 2018/05/16(Wed) 00時頃
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[ホラー映画さながらの悲鳴を挙げた後>>@40>>@41 その後も暫くパニック状態だった死神に>>@42 「ほらーやっぱり怖がらせちまったじゃんか」と どこかのほほんとした幼馴染に無言の圧力>>173]
[死神の問いかけに>>@43]
高校の国語の教科書、で小説ってことは 現代文でいいんだよな、いちおう。
[今でこそこんな姿だが、 これでもいちおう、高校には通っていた。 イカサマだって? …ばれなきゃイカサマじゃねえんだよ、たぶんな。
話を戻すと、高校の教科書に載っているということは おそらくそれなりにメジャーな話なんだろう。 たとえば太宰治の「走れメロス」とか、 夏目漱石の「坊ちゃん」とか。]
(212) 2018/05/16(Wed) 07時半頃
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どうにもならないことを どうにかしないといけない場面があって、 婆さんが出てくる暗い話…。
[あぁ、なんか読んだような覚えがあるな。 たぶんだけど。]
(213) 2018/05/16(Wed) 07時半頃
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芥川龍之介の「羅生門」じゃないか? 最後、婆さんから着物追い剥ぎしてた気がする。
[確信は持てなかったが、頭上の死神を見上げて答える。 さて、相手の反応はどうだったろう?]*
(214) 2018/05/16(Wed) 07時半頃
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かわいいのか? それ…。
[赤いオタマジャクシを抱きあげてぽふぽふする>>194 幼馴染に疑問形。 これは女子特有の感性って奴なのか?と 死神のほうを見上げれば>>@54 どちらかというと此方寄りの反応に思える。]
……俺にはよくわからん。
[うーん、とぽりぽりと頬を掻きながら、 幼馴染と赤いオタマジャクシが揃って首を傾げる 様子を見ていた。 そうしていれば、横丁の(こちらから見て) 奥のほうがいろいろと騒がしい。 どうやら他の参加者が向こうに集まっているようだ。 このぶんだと俺たちがどうかしなくても 大丈夫かもしれないと、此方に向かってきている ノイズたちにはまだ気づかぬまま、そんなことを考える]*
(215) 2018/05/16(Wed) 07時半頃
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[此方の呟きに、幼馴染は不満げな様子>>234
そりゃ、幼馴染と一緒に首を傾げてみせたのは>>215 少しくらいは可愛いかも、と思うけどさ。]
俺にそういうのわかるわけないじゃんか。
[そういうのは女同士のほうがいいだろうよ、と 頭上の死神に視線をやって。]
……そーいやぁさ、 あんた、死神なんだよな?
俺たちこのゲームのこと あんまよくわかってねぇんだけど あのおっさん……黒牧っつったか? あいつがこの死神のゲームとやらの黒幕なわけ?
(245) 2018/05/16(Wed) 21時頃
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[ふと、思い立ってそんなことを聞いてみる。
考えてみれば、俺たちはこのゲームについて 必要最低限のルールしか知らないわけで。
このゲームが、誰の手によって取り行われているのか、 どうやって『エントリー料』とやらを持っていかれるのか そして、死神やサイキック、ノイズのことも よくわからないまま俺たちは戦っている。
門の上の死神少女が、 此方の問いかけに答えてくれるかはわからないが とにかくそんなことを口にして。
――通りの向こうから、 やってくる気配に気づいたのは ちょうどそのときだったか。>>187]
(246) 2018/05/16(Wed) 21時頃
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…! 圭…!
[振り向いた先には、 ちょうど正座したままの幼馴染と>>235 今まさに針を飛ばそうとする、ハリネズミ、のような何か>>236]
……っ、ばっ
[なんで逃げないんだ、馬鹿! 言いかけた言葉は途中で止まる。
さっき、俺はあいつになんて言った? 「動くなよな、絶対だぞ!!」>>188]
(247) 2018/05/16(Wed) 21時頃
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(あんの、馬鹿……!)
[確かに動くなと、そうは言ったけど 襲われても逃げるななんて言ってない。]
圭! もういいから、逃げろ!!
[言いながら駆け寄ろうとすれば、 ついさっき幼馴染が作ったオタマジャクシが 爆ぜた血溜まりに狼が足を踏み入れて 悲鳴を挙げたところだった。>>237
血溜まりに、大小様々な針。 先程のハリネズミが飛ばした針が、 即席の剣山になって、狼の接近を阻止している。]
(248) 2018/05/16(Wed) 21時頃
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……下がってろ。
[幼馴染の肩にぽん、と手を置いて。 それからすたすたと前方へ歩いていけば、 幼馴染と狼のあいだに立ち塞がる。]
……。
[二度、三度、深呼吸。 自分の"力"の使い方は、なんとなくわかる。 本当に不思議なことに。]
……。
[此方を睨むようにして唸り声を上げる狼にも。 棘を向けてくるハリネズミたちにも、 不思議と恐れは感じない。
――ただ、一つだけ、あるとすれば。]
(249) 2018/05/16(Wed) 21時頃
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[キッと、前を見据えると狼のほうへ駆け出す。 一歩を踏み出すと同時、大きく手を振りかぶれば。 途端、狼とのあいだにあった距離が、文字通り"霧散"した。
そうして次の瞬間、ゼロ距離位置に入った狼の首めがけて 先程とは反対側の手で手刀を叩きつける。
なんの力もなさそうな、小さな子供の掌。 それが狼の身体に触れた途端、触れた場所が まるで抉り取られたかのように消えて失せた。
悲鳴を挙げる間もなく、此方が触れた狼が一匹 首と身体を切り離されて地面に倒れ伏す。]
(254) 2018/05/16(Wed) 21時半頃
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(まずは一匹…!)
[そして今ので少し、コツを掴んだ。
相手が怯んだ隙をついて、 二歩、三歩狼たちのほうへ駆け出して近づけば、 そのたびに向こうの身体を削り取っていく。
とはいえ一匹一匹を相手していくのは流石に厳しい。
狼を新たに4匹、 ハリネズミを5匹仕留めた後、 ハリネズミたちの背中を撫でるようにして 針を削りながら、どうしたものかと思案していれば。
横丁の奥のほうから此方へと駆け寄る足音が、 響いてきただろうか>>228]*
(255) 2018/05/16(Wed) 21時半頃
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― いちご横丁・門前>>271 ―
…っ!
[何匹目かのハリネズミの背中を削った頃、 不意にふらっと眩暈に襲われる。 どうにか耐えようとするも足元から立っていられず、 そのままふらふらと地面に座り込んでしまう
…やっぱりこの身体、体力がなさすぎる。 肉体的な疲労がそろそろピークに来ていると、 そういうことなんだろう。]
っ、圭…!
[逃げろ、と言いかけたときだったか。]
(285) 2018/05/16(Wed) 22時半頃
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「………す、 ……助太刀致す。」>>271
[まるで映画か何かのヒーローのように この場に駆けつけた青年。 その姿には見覚えがあった。]
……あのときの薬局の兄ちゃん。
[ファイティングポーズを取る彼を見上げる。 そうして炎を灯した彼の拳が、 山嵐を殴り飛ばすのを見れば おお、と口から感嘆の言葉が漏れる。]
(286) 2018/05/16(Wed) 22時半頃
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ありがとう、助かった…。
[正直、ここで彼が助けてくれなかったら どうなっていただろう。 ぶっちゃけ想像するのも恐ろしいし(特に幼馴染) ここは素直に礼を言うべきだ。]
俺、古良翔也。 そっちにいるのは、堀井圭な。 あんた、さっき薬局にいただろ? ってことはお仲間ってことでいいんだよな?
[今の自分より頭二つは背の高い青年を見上げながら、 自己紹介をひとつ。]*
(287) 2018/05/16(Wed) 22時半頃
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― 少し前・死神少女と>>@61>>@62>>@63>>@64 ―
[問いに答えた後>>215 内心どきどきしながら死神少女の答えを待つ。
そうして頷く様子には、ほっと息を吐いた。 彼女の様子がどこか夢うつつというか、 曖昧な様子にはいまいち気づかず。
精々、忘れていたことを思い出したことに 意識が向かっているのだろうかなんて思う程度。]
おうよ! 俺だってこの程度のことは知ってるんだぜ?
[よく知ってたわね、と言われれば>>@63 ふっふーんと得意げに薄くなった胸を張る。 イカサマだって?ばれなければ以下略。]
(319) 2018/05/16(Wed) 23時半頃
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そりゃ、教科書くらい普通読むだろ。 っと、なんでもねーよ。
[うっかり口を滑らせたのを誤魔化しつつ。
――…父が生きていた頃は、 アパートに山と積まれた書籍に囲まれ、 幼馴染の家以外に図書館によく入り浸って、 なんだかんだ本と親しむ機会は人より多かったけど。 ……そんなものはもう、とっくの昔に過去のものだ。
いちおう、高卒の資格くらいは持っておきたいと 授業にはきちんと顔を出していた。 (たまに抜け出してたので、皆勤賞まではいかなかったが)
…あの施設には碌な思い出がないが、 それでも高校にきちんと通わせてくれたことだけは 今でも多少は感謝している。]
(321) 2018/05/16(Wed) 23時半頃
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お!さんきゅー。 ありがとな、死神のねーちゃん!
[にぱっと笑ってバッジを受け取ろうと――]
…? どうか、したのか?
[――受け取ろうと、しかけて。 何か言いたげな難しい顔に、不思議そうな顔で 首を傾げる。 ぱくぱくと閉じたり、開いたりを繰り返す その顔をじっと見上げていたが]
…? そうか? …っとと。
[結局彼女は何かを口にすることのないままで。 そうして、不機嫌そうな彼女からバッジを受け取った。]
(323) 2018/05/16(Wed) 23時半頃
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でもさ、ありがとな。 さっきの質問にも答えてくれてよ。 [白く輝くバッジを二つ手に、にっかと笑って。
昨日あおいと名乗った少女に首を絞められたときは もっと質の悪い奴らばかりかと思ったもんだが。
幼馴染のオタマジャクシへの見解といい、 死神のゲームに関する質問に なんだかんだ答えてくれたことといい>>@66
…なんつーか、あれだな。 決して味方ではないけれど、 それほど質の悪い奴らばかりではない。 お互い知る由もないが、認識が改まったのは 決して向こうばかりではなかった。]*
(324) 2018/05/17(Thu) 00時頃
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― そして現在>>294>>314 ―
おう、上等! この状況で新手の敵とか敵わんからなぁ!
[>>314山嵐を吹っ飛ばす青年に、頷いて立ち上がる。 体力的にはもうそろそろ限界なのだけど、 ここに来て初対面の相手に格好悪いところを 見せるわけにはいくまい。
と、此方に近づく足音がもう一つ>>294
駆けつけた背の高い少女の制服は、 門の上の死神と同じ、お嬢様学校のものだったけれど、 身に纏う雰囲気は、なんだかとても違うように映った。
途端脇を通り抜けようとした狼の首に触れて、 そのまま手刀を引き抜くようにすれば 穴の空いた狼の身体がどうと地面に伏せた。]
(332) 2018/05/17(Thu) 00時頃
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――…よっしゃ、次ラスト!
兄ちゃんやっちゃってくれ!!
[残り一匹になったところで、 駆けつけた青年へと声を張り上げた。]*
(337) 2018/05/17(Thu) 00時頃
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[それはどこかのタイミング。 狼と山嵐の群れを退けたあとかその前だったか。
ふと視界の端で、 門の上から退こうとしている影を見つけたなら>>@71]
バッジありがとなーねーちゃん!! 今度あったら名前、教えてくれよー!!
[確かまだ、聞いていなかったはずと、飛び去っていく 彼女の背中にそんな声をかけてから、 再度現実に向き合うことにしよう。]*
(343) 2018/05/17(Thu) 00時半頃
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