266 冷たい校舎村7
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[ いつも、僕が君を追いかけている。]
(257) 2019/06/17(Mon) 02時頃
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──現在:4階 3年7組──
[ 走るには掌を握る必要があるんだよ。
君の背を追って、僕は駆け出して、 握り締めた掌の中で滑るものを、 落とさないように。それと、 君の背を見失わないように。それだけ。 そのふたつだけ、考えていた。
鬼ごっこなんかしにきたんじゃないのに、 結局僕らはこうして走っているし、 鬼ごっこじゃなくたって、 僕はいつも君を追っていた気がするから、 それだけのこと。なのかもしれないけどさあ、]
(258) 2019/06/17(Mon) 02時頃
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[ ひゅうと喉から息が零れて、 僕はようやく君に追いついて立っている。
僕らのつくりあげたお化け屋敷の、 最後の出口に、君はぐったりとしていて>>236、
僕は君を見下ろして立っている。 床にばらばらに落ちたガラス片を見つめて。 荒い呼吸の音を、この耳に拾って。]
(259) 2019/06/17(Mon) 02時頃
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そうだよ、拓海くん。 生きたくなんかないよ。 でも、生きてなきゃ二度と会えないの。 生きなきゃならないんなら一緒がいいよ。 だって拓海くん、拓海くんがいなきゃ、 僕、どこにも行けないよ……
(260) 2019/06/17(Mon) 02時頃
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[ 痛い。って君が言って、 怖い。と嫌だ。も聞いた。
僕はすぐ後ろに立っているのに、 壁に向かっている君>>240に、 一体何が見えているのか、僕には分からない。
……でも、僕にもようやく、 受け入れられそうなことがあって、
僕は、それを君に聞かせたいので、 壁に向けられた手首に、右手を伸ばす。
握り締めていた掌から、 赤く染まったガラス片が一片落ちていって、 地面に落ちてるいくつかに混ざった。]
(261) 2019/06/17(Mon) 02時頃
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[ 僕の掌はひどく濡れていて、 それってつまり、血が出ていて、 きっと君の腕をさらに赤くするだろうけど、
そんなことには目を瞑ってほしい。 君の手首を握ろうと、力をこめる。
認めたくないけど、受け入れるから。 受け入れたくなかったけど、言うから。
…………聞いて。]
(262) 2019/06/17(Mon) 02時頃
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拓海くん、生きて。
(263) 2019/06/17(Mon) 02時頃
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未練があるなら、 それを、君の生きる理由にして。
(264) 2019/06/17(Mon) 02時頃
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……生きて。
(265) 2019/06/17(Mon) 02時頃
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[ それが、僕の望みだった。 僕の願いであり、意思だった。
本当に身勝手で反吐が出そうだけど、 それも、僕だった。生きていてほしい。 でも、痛みも苦しみも代わりになれないから、 それを伝えるしかできない無力な僕だ。
だから、もう。 あとは君が選ぶしかないんだよ。って、 僕はしゃがみ込んで、祈るような目をしていた。**]
(266) 2019/06/17(Mon) 02時頃
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誰かの許しなんていらないんだよ。 でも、それでも君が許されたいなら、 僕が、それに、きっとみんなが、 君の全部、許すから…………
(313) 2019/06/17(Mon) 10時半頃
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[ 縋ってと言ったくせ、 これじゃあ僕が縋ってるみたい。
掌には、まだ感じられる体温があって、 それがどうしようもなく惜しいんだから、 縋ってる。に違いないんだろうけどさ。
掴んでいた手首が掌から抜け出して、 強く、強く手を握られる>>306。
それは少し、こっちだよ。って、 導いてくれるときの君の手みたいで、 ……いや、そんな生ぬるいものじゃなかったけど。]
(314) 2019/06/17(Mon) 10時半頃
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怖いものなんてなかった。 君と行くなら、たぶん地獄も。
(315) 2019/06/17(Mon) 10時半頃
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[ 道連れ>>305って君が言うのを、 僕はべそをかきながら聞いていて、 いつか話したことを思い出したりする。
道連れにしてしまいましたね。 できてしまうくらい、傲慢な生き物なんだから、 やっぱり、少しくらいは似てたかな。高本くん。
飛び降りたいわけじゃないと言った人が、 天国になんてきっと続いてないのに、 飛び降りようかなんて言うんだから、 七月さんって……人間て、よくわからないや。]
(316) 2019/06/17(Mon) 10時半頃
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[ そういうことが愉快だったのか、 あるいは、単純に嬉しくて、 ……ほら、君がそれでいいんだろって言うから。
僕は微笑んで、縋りつくような>>308、 君の頭を抱えこむようにぎゅっと腕を回した。]
(317) 2019/06/17(Mon) 10時半頃
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うん…… 拓海くん、ありがとう……
(318) 2019/06/17(Mon) 10時半頃
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[ ほら、それって身勝手な意思を押し付けた、 こちらの台詞でもあると思うからさ。]
(319) 2019/06/17(Mon) 10時半頃
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[ それから。 君はゆっくりと立ち上がり>>310、 毛布おばけみたいな姿で校舎を行くから、 僕はやっぱりそのあとをついて行く。
よかった。高本くんの言ったように、 トイレに置き去りはあんまりだし、 ここまでに至った僕個人の意見といたしましては、 自分の身体ひとつ抱きしめているより、 あたたかい場所というのもあると思うし。
誰かの近くにいてさえくれれば、 こぼした心臓も、脆く砕けた破片だって、 そっと拾い集められるはずだ。*]
(320) 2019/06/17(Mon) 10時半頃
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[ 薄暗い体育館に、人形が並んでいる。
それに手を合わせる姿>>333は、 なんだか死人を悼むようだけれど、
口に出された言葉はRIPではなく、 今日と地続きの明日を願う、 お祈りのようなもの>>334だったので、 僕もそれを真似るように手を合わせた。]
(349) 2019/06/17(Mon) 18時頃
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誰にとっても平等に、 住みよい世界がありますように。
(350) 2019/06/17(Mon) 18時頃
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[ もうずいぶん暗くなってしまった校舎で、 僕らはどれくらいそうしていたのだろう。
きっともうすぐ消えゆくこの世界。 僕らの友人が作り上げた世界に、 僕もまた、何かを置いていくのだろうか。 何かを減らして、帰るのだろうか。
……少なくとも、僕は君に、 こんな世に生きてと願ってしまったのだから、 僕もまた、この先当分の間は生きるのだろう。
それならせめて、君にも、僕にも、みんなにも。 誰にとっても、より良い明日がありますように。
帰ろうぜ。>>342と声が聞こえて、 僕は顔を上げた。笑って頷いた。]
(351) 2019/06/17(Mon) 18時頃
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──うん、帰ろう。 真っ暗になってしまう前に。
(352) 2019/06/17(Mon) 18時頃
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「またね」と笑って手を振るお別れが、 闇に呑まれず、君の見る世界に残せるうちに。**
(353) 2019/06/17(Mon) 18時頃
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[ こっち。>>364と君が言って、]
(369) 2019/06/17(Mon) 21時頃
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──現在──
[ 導かれるがままに、僕は歩いた。
先に聞いていたのと別の方向。 裏から帰れると言ったのを覚えていたけど、 ……でもまあ、君が言うなら。
ここに来てほんのすぐの頃に、 確認をしに来た昇降口。
その場所を閉ざしていたはずのシャッターは、 今はもう開いて、光が射しこんでいる>>365。
思わず目を細めた僕の視界を、 掠めて消えてったまあるい尾っぽ>>364。 わんと一吠え。聞き間違いじゃあないはず。]
(370) 2019/06/17(Mon) 21時頃
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[ 君のことを何もかも、 知っているわけじゃあ勿論ないから、 それが君にとってどれほどのことか、 今は、わからないこともあるけど、
けれど、これでおしまいじゃないんだから、 そのことを悔やむ必要がどこにあるだろう。
重苦しい白色から深い闇へ。 移り変わっていった空が今は、 底抜けに青く、明るくて、
振り返って手を伸ばした君>>366に、 きっと僕は目を細めていたけれど、 眩しいだけじゃなく、確かに笑っていた。]
(371) 2019/06/17(Mon) 21時頃
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[ 光に、手を伸ばした。]
(372) 2019/06/17(Mon) 21時頃
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君が笑っていたから、僕は怖くないよ。
(373) 2019/06/17(Mon) 21時頃
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君に続くようにして蒼に飛び込む。 どこまでも晴れやかな、夏を思わせる空だ。 また。またあとで。また明日。またいつか。 きっと、そんな言葉を紡ごうと、 溶かされてしまいそうな光の中で、僕は笑った。
(374) 2019/06/17(Mon) 21時頃
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さよなら、冷たい校舎。 ……またね、僕の友達。 *
(375) 2019/06/17(Mon) 21時頃
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