131 SACRED JUSTICE ―闇の正義と光の祝福―
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[半分流れる天使の血は光の術を良く通す。 故に眠りに落ちた少女は、その眠りの中で母の姿を見ながら本部へと連行され、地下牢へと。
少女は知らない。この指輪は聖典にさえ記されていない第9の聖具《レガリヤ》、"王の指輪"であることを。 母の最も深き罪。それは聖具《レガリヤ》を、愛する者のため盗み出したこと。]
『…父よ、これを私欲の為使うこと。赦してほしいとは言いません、ただあの人と娘に罪は無い』
[全ての源は愛だ。天使はその深すぎる愛を、歪んだ方向へ導いてしまった。]
(3) 2014/08/18(Mon) 01時頃
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― どうか、愛しき二人に明るい未来を。 ―
(4) 2014/08/18(Mon) 01時頃
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[…それは一見すれば優しい母の愛。
指輪が鈍く煌き、少女のポケットの中でその時を待ちわびる。]
……とう、さ……ん……。
[虚ろに呟き、少女は地下牢の中。緩やかに目覚めた**]
(5) 2014/08/18(Mon) 01時頃
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― 地下牢 ―
……対魔力用の結界か。厄介なところに閉じ込められたものだわ。
[起きてすぐに感じたのはこの地下牢に張られた結界。 …聖霊の力も効かないだろうか。試してみなければ分からないが、折角予期せぬところから蓄えることが出来た力。 無駄に使うのは好ましくない。]
――……ああ、嫌だ。 まるであの研究所みたい。子供の泣き声がしないだけマシではあるけど……はぁ。
[憂うように溜息をひとつ。 どうにかして出なければならない。こんなところに囚われている時間なんて――。
自分が目覚めたという報告をしに行ったのか、警備は若干薄い。けれど出来ることもなく、助けも望めない現状をどう打破しようか。]
結界が壊れてくれれば……誰か術者でもいるのかしら……?
[呟いて、窺うように周囲を見渡す]
(71) 2014/08/18(Mon) 20時半頃
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[周囲を見渡していれば、薄暗い牢の中に何かが現れる。目立たない、錯覚かとさえも思う程に淡く薄い光のような……靄だろうか。 咄嗟に警戒態勢を取ったのも一瞬。 これは敵じゃない。そう察して、誰かが靄の中で呟いたような言葉を聞いて]
……え?
[真紅の瞳をまんまるく見開く。 自分を閉じ込めている鉄格子がゆっくりと撓み始めたのだ。勿論誰の気配もしないし、見えているのは薄らとした靄だけ。 唖然としながらもその様子を見つめ、新たな言葉>>92に誰なのかを問いかけようと――]
(95) 2014/08/18(Mon) 22時頃
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(……私が必要とされる場所……?)
[…して。はっとしたように見張りの者へ目をやった。 大丈夫だ、気付いていない。白い靄はもうどこにもなく、力を使い果たし消えたのだろう。
どうして自分を助けるのか。 分からない、けれど……今チャンスを逃してはいけないことくらい分かっていた。 罠という可能性もあるが。きっと大丈夫と、根拠もない信頼を抱き]
………ありがとう。
[ぽつり、小さなお礼を。もう声も聞こえない靄へと告げて、思い切り力を込めて激しく損傷した鉄格子を殴り――鉄格子は、音を立てて壊れた。]
『な、何だ!?』 『鉄格子が……結界はちゃんと機能しているはずなのにどうして!』
[牢屋を出てしまえば此方のものだ。驚いたように叫ぶ教団の者たちを薙ぎ倒して、薄ぼんやりと光る目印を辿って駆け抜ける。 やがて辿り着いた先はどこだったか。そして、何があったのだろうか。]
(96) 2014/08/18(Mon) 22時頃
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[辿り着く前に新たな追手に追いつかれたらしい。 呪文が聞こえ>>127、たんっと後ろへ退きどこからか取り出した黒い日傘を開いて旋風を受け止める。 魔力が固まった礫は敢えてその身に受け、体内へ取り込んだ。それは人間ならば出来ぬ芸当。 ただし魔力にも相性というものはあり、合わなければむしろダメージを受けるのだが――どうやら回復もダメージもない、普通のものだったらしい]
…はぁい、お久しぶり。 いきなりで吃驚しちゃったわ、教団の人間は不意打ちがお好きなのかしら?
[今のはほぼ条件反射だった為、次も同じように避けきれるかは怪しい。 出来る限り目の前の少女を傷付けずに逃げたいものだが――]
残念だけど、捕まってあげるわけにはいかないの。 …闇の螺旋律《ダーク・ミローディア》!
[日傘は歪み形を変え、闇色のフルートへ。少女がそれを奏でれば、禍々しい音色が空気を震わせ。黒い音符が幾つか具現化すると、彼女へ飛んでいく。 当たっても浅く肌を切り裂かれたような痛みを与えるだけだ。せめてもの良心ゆえの選択だったが、それが彼女にどういった印象を与えただろう。]
(143) 2014/08/18(Mon) 23時頃
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……いいえ? 私を助けてくれたのは、そうね……。
――…カミサマ、かしら?
[彼女の言葉>>156に少し意地悪く微笑んで。 あの靄の正体はさっぱり分からないし、その言葉も出鱈目である。 フルートから流れる歪な音色がぴたりと止まり、少女に攻撃が当たった隙に逃げようと――]
……っ、そう簡単には行かないのね……!
[螺旋を描く6本の水流が迫り来る。日傘に変える暇も無く、宙返りをするように空中を翔け。 しかし2本は自分の右足に当たり左上の翅を掠め、水が旋回しているせいか足に決して浅くはない傷をつける。 痛みに顔を顰め、フルートはヴァイオリンへとまたその姿を変え]
(171) 2014/08/18(Mon) 23時半頃
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――黒き眠りの詩《ノワール・レクイエム》。
[それは母が子を宥める為の詩よりも哀しく。 やはり闇色をしたヴァイオリンを構え奏でれば、ただ一本の大きな黒い竜巻に似た旋風が彼女へ襲い掛かっていく]
……あまり傷つけたくないの。お願いだから、ここで退いて!
[…まだ捨てきれない、母と同じ光の者への情。]
(172) 2014/08/18(Mon) 23時半頃
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……そうね。 でもその前に、やらなければならないことがあるの。
[広範囲の結界が展開され>>184、攻撃しても防がれてしまうかと後退ろうとして。 ずき、と右足が痛んだ。…これではさっきのように駆け抜けられない]
私がいなくても他の者がいれば、世界を闇に染められる可能性はある。
…でも、これは……。
[無意識に手はポケットへ。己の目的を話すつもりはないし、退いてくれないならば残る手段は強行突破のみだ。 甘いことは言っていられないと息を一度だけ大きく吸い込む。]
(196) 2014/08/19(Tue) 00時頃
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……憎んでなんかいない!
[思わずといった様子で、彼女の言葉>>186へそう返す。]
憎みたい、憎みたいのに憎めないのよ! 救済なんてあるわけ無い、光があるから私はこんな体になってしまったのだから――……っ
[こんなことを言ってもどうにもならない。今は変わってくれない。 最後はほとんど声は掠れていた。
再度仕掛ける為ヴァイオリンを構えようとするが、回廊が光で満ちてしまえばそれは叶わない。 眩しさに目を覆い、隙を晒して]
………ッ、夜明け《オーバード》を…!
[小さく唱えれば、何とか光を周囲から消し去り。氷の矢を幾つも彼女へ向かわせたが、隙だらけなのは変わらなかった]
(197) 2014/08/19(Tue) 00時頃
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[少女の命の核が聖霊力で無ければ、ここで突破出来たのだろう。 しかしもう無駄に使えない中、彼女を押し切るだけの魔法を使うのはどうしても戸惑われて。
…供給源がせめて確保出来たならば――。]
――……!
[威力は弱かったが、隙だらけの身に放たれた風は翅と背中を掠め。 ずきずきとまた痛みだした左胸を少しの間抑えつけ、震える手でヴァイオリンを構える。 奏でる音色は誰も傷付けない、眠りへと誘う音。 彼女が抵抗すれば容易に跳ねのけられるだろう音色を響かせて]
…貴女、は。 本当に今のままで良いの――……?
[問いかけは聞こえただろうか。彼女が眠ったにせよ抗えたにしろ、その場から逃げ出す為に痛む足に鞭を打って駆け出すだろう**]
(214) 2014/08/19(Tue) 00時半頃
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[何とか逃げ切ったその瞬間、>>213巨大な蜃気楼のように映像が空へ映し出される。 そこにいたのはあの女で。ビジョン越しでも、女の背に生まれた六枚の穢れなき翼は美しかったが――……]
……人々が皆等しく同じものを信仰し、争いも無く。 皆同じ思考をして誰も世界に違和を抱かない――……そんな世界に生きる人々は、生きていないのと同じだわ。
[遠く空を見つめて呟く。 白銀の髪は風に靡いて、その赤い瞳を少しばかり伏せ]
ラディエル……初めて聞いた名前。 けれど、私はその名前を"識って"いる。
[それは半分流れる血がそうさせるのか。ビジョンが消えてもなお同じ空を、まるで睨むように見据え]
(288) 2014/08/19(Tue) 14時半頃
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…だからこそ、そんな世界にはさせられない。
[傷ついた足を引きずりながら、少女は大聖堂の出口を探し彷徨う**]
(289) 2014/08/19(Tue) 14時半頃
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[息を切らして、それでもなお少女は走った。 途中教団の人間に追い掛けられれば振り払い。しかし体力はほとんど尽き、今足を動かせているのが不思議なほどで]
……あ、っ!
[黒いワンピースの裾を踏んでしまい、どさりと倒れ込む。 傷ついた足が痛い。治癒魔術を使えるほどの余裕など残っておらず、大きく深呼吸を一つ。]
もう、出口はどこなの……! あちこち煩いし最悪だわ!
[耳障りなほどのラディエルを讃える声。顔を思いきりしかめると、よろけながらも立ち上がる。 遠くから足音も聞こえる。早く行かなければと思うのに、疲労の溜まった身体は思うように動かなかった]
(309) 2014/08/19(Tue) 21時半頃
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[聞こえてくる兵士の悲鳴と衝突音>>315に、また何かあったのかと振り返る。 立つのが精一杯といった様子の少女は、その視界に親友の姿を捉えて。]
…デメテル……?
[少しの間の後、ぽかんとしたように名前を呼んだ。 よもや幻覚かと自分の頬を軽く叩いてみる。痛い、見える景色は変わらない。]
――貴女、どうしてここに……。
[助けに来てくれたのだと知らぬゆえに、そんなことを問いかけた。]
(320) 2014/08/19(Tue) 22時頃
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…………今、……私の…名前……
[彼女は確かにあの頃と同じ一人称>>332を使って。 呼ばれたのは、忘れかけていた自分の名前。流せないはずの涙が滲んだ気がした。]
――……っぁ……。
……ありが、とう……ありがとう……!
[差しのべられた手を取り、しっかりと握りしめる。
そして、村にいた頃の温もりが失せていることと。 …あるはずの脈が無いことに気付くけれど。]
(337) 2014/08/19(Tue) 22時半頃
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[ …どんな姿でも、デメテルはデメテルだ。 ]
[すぐに驚きを霧散させて微笑みを浮かべ、痛みを"切り離す"。 これもまた人間の時は出来なかった芸当。]
ええ、…早く逃げましょう。 貴女まで危険な目に合わせたくはない。
[デメテルが走り出せば、その後を追うだろう]
(338) 2014/08/19(Tue) 22時半頃
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[痛みの切断は後々大きな反動としてやってくるが、今を逃れることが出来たならばそれでいい。 まだ死ねない。だって、大事なことを成せていないから。]
……!
[ぴく、と肩が跳ねる。 …誰かに探知されている>>348? 嗚呼、もう面倒くさい。 何があっても良いように日傘をヴァイオリンへ変え、全方位へ意識を集中させ。]
デメテル、気を付けて。誰かが私を探ってる。 …多分、普通の兵士じゃないわ。
[それはほとんど勘ゆえの言葉だったが、伝えないより遥かにマシだ]
(352) 2014/08/19(Tue) 23時頃
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……貴女、……ああ、思い出した。 大通りで男の腕をもいでいた随分乱暴な方ね。ご機嫌麗しゅう、クラウディア卿サマ。
[>>354現れたクラウディアへヴァイオリンを構えながら、敬うどころか心底馬鹿にしたような声色でそう言って。 二人の間にも並々ならぬ縁があるのだと悟ったのもつかの間、彼女の言葉>>371に真紅を歪めて]
信仰を強制しなければならないほど信者に飢えているのかしら? どちらにせよ、愚者の極みね。くだらない。
――吹き荒れろ、《ウラガン・テンペスタ》!
[闇色のヴァイオリンが奏でるのは、闇の者達に加護を与える音色。もしかしたら影響を受ける光の者もいるだろうか。 突如自分たちと彼女を分かつように現れた小さいながらに強力な闇色の大嵐は、勢いよくクラウディアへ飛んでいく]
(377) 2014/08/19(Tue) 23時半頃
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……貴方達のような考えの人間へ贈るのにぴったりの言葉があるわ。
――余計なお世話、というのよ。ご存知?
[>>393受け止められてもさして気にせず、デメテルに何かあればすぐ対処できるよう構えて。 飛んでくる光の翼から生み出されたナイフを、すぐさまヴァイオリンを元の日傘に姿を変え受け止めようとして――……デメテルが受け止めた>>409のに、顔色を悪くした。]
――……ッ、夜明けの王へ捧ぐ。夜想曲第一番、"悪夢"《ナイトメア》。
[すぐさま日傘をフルートへ変え、奏でるのは相手の精神に入り込み、直接的な攻撃を仕掛ける音色。 効果は様々で、過去の記憶を思い出し嘆く者。術者の記憶や痛みを精神に植え付けられ戸惑う者など。]
(412) 2014/08/20(Wed) 00時半頃
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デメテルッ!
[すぐさま駆け寄って、彼女を庇うように己の後ろへ下げた。ぐにゃ、と一瞬歪な翅が空気に混じる。
――少女は知っていた。 この命が長くないこと。塗り替えられた命の核は変わらないことを。
そして、……紛い物から本物へ変わる方法も。 憎悪に染まった瞳でクラウディアを睨めつけ、再びフルートを吹けば。クラウディアの影から夥しい数の腕が伸び、彼女を捕えようとする]
(413) 2014/08/20(Wed) 00時半頃
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