231 自由帳の中で、僕たちは。
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─ 寮の個室・明け方 ─
[寮のベッドの中で空の色が変わっていく光景を眺めていた。
──助けを求めた副担任にはむしろ担任よりぐっさりくることを言われた。
「あの大学“が”良いんだ」 行きたくない個人的事情が無くとも 素直に志望していてもそんなことは言えない。 まだ遊んでいたい、それだけが進学する理由だったから。
今更なことまで再度教えてくれる木島先生も本当にいい人だ。 この時は理想的な教師像にすら映った。 優しく穏やかな二人に挟まれて、酷く罪悪感が煽られて。 色んなことを考え悶々としこんな時間だ。]
(1) 2017/12/17(Sun) 02時半頃
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[睡眠を諦め冷えた床に足をつけ、鈍い足取りで冷蔵庫に向かう 取り出したのは昨日の夕飯の残り、なんとオレが作ったものじゃありません。
いやあ、よく若い男が、それも高校生で料理なんてするよね。 もしかしてオレは男子高校生じゃないのでは?
貰えるものはゴミと赤点以外なんでも欲しい いや、あいつの料理は美味いと知っている。 いつも通り喜んで有難く受け取った。 昨日は特に、来てくれたことが嬉しかった。
三笹は個人的には初対面の佐藤の上を行く距離の遠さで それが隣なのをいいことにこっちからグイグイ絡んでいけば 最終的にはご飯を届けてくれるようになったのだから嬉しい。 ポジティブが取り柄なので作り過ぎて処理したいだけとは考えない。]
(2) 2017/12/17(Sun) 02時半頃
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─ 早朝・図書館 ─
[まよまよ(勿論、これも一方的に名付けたあだ名)の美味いご飯を食べてのんびり準備し それでもかなり早い時間に校舎に着いてしまった。 この遅刻王れーる様がまさか、我ながら信じられないね。 皆にメールで自慢しようかな、無視される気がする。
そうして今は図書館、自由帳の於かれた隅でノートを捲っていた 今は窓枠からは空が覗くばかりだけれど 春にはここから桜が垣間見えると知っている。]
(3) 2017/12/17(Sun) 02時半頃
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[……三月の桜は鬱陶しいくらい綺麗だった だから、春は大嫌いだ。
ずっと冬のままならいい 誕生日なんか来なくていい 進学だって本当はしたくない いつまでも子供のままでいたい これからも、あいつらと遊びたい
苦い思い出と共に不意に蘇る面影を幻と呼ぶには まだ日は浅く、傷は深い。]
(4) 2017/12/17(Sun) 02時半頃
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大人になんてなりたくない
(5) 2017/12/17(Sun) 02時半頃
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[いつも通り隅の隅に小さく書き込んだ ただ、一つだけ違うのは 誰かへの反応じゃなく自分自身の心を書いたこと。
何これ青少年の主張? 或いはピーターパン症候群、ただの黒歴史。 文字にして見たらなんだかちっぽけに見えておかしくて。 今だけ少し気持ちが楽になった。 恥ずかしいから今日は名前は書かないでおこう。 それよりも、だ。]
やだ可愛い。
[自由帳には文字を書く奴ばかりじゃない。 今日新しくあったのは勇ましいひよことなんだか崩れた笑顔 これはこれでゆるキャラ的……?味がある。
オレが可愛いナイスバディ女子高生ならそれらにきゃあきゃあはしゃいでいたが どこにでもいる野郎なので早朝の静けさを壊したりせず、密かに笑むのみで留まった。 ……さて、皆が来るまでどうやって時間を潰そうか。]*
(6) 2017/12/17(Sun) 02時半頃
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[最初に告げたのは仕方なく 装いきれない程に落ち込み問い詰められてしまったから。 一年の頃から恋人がいた。 別れてからの暴露に友人達からはブーイングが飛ぶ。
一体どんな相手だったのか、 何故振られてしまったのか。
その問いは何も悪意からではなく 今まで何も話さなかった分の穴埋めと 慰める為に知りたいだけだったのだろう。
けれど、思い出したくないからとオレが言えば バカだけど優しい奴等は無理に聞こうとはしなくて。 ……本当に助かった。]
(33) 2017/12/17(Sun) 21時頃
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─ 廊下 ─
[グラウンドが見下ろせる窓の傍に佇んで 知った姿が見えやしないか眺めていた。
窓硝子に反射した表情は疲れて見える 徹夜なんて普段絶対しないからなぁ。]
……、 ふ
[両手で口の端を引っ張り、持ち上げてみる。
うーん、6点。色男が台無し。 オレはいつでも笑ってなきゃ駄目でしょ。 昨日指導室から出る時もそんなことを考えていた。
淵先生の言葉を笑い飛ばしたふりをして逃げ出した。 もう何回か分からないくらいあの部屋で会っていたけれど 勝手に出て行ったことは今まで無かったな。]
(34) 2017/12/17(Sun) 21時頃
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[寮暮らしの恵まれた立場からクソみたいな遅刻率 普段は余裕で爆睡している時間に暇を持て余しているとなれば メールにも速攻で気づきますとも。]
なんだよいきなり。
[冷たくて優しくない壁を背に、ぼんやり眺める。 唐突過ぎる内容がおかしくて思わず独り言が漏れる 今頃どこだろうなと想像しつつ、巫山戯た内容を返信とした。]
(35) 2017/12/17(Sun) 21時頃
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[真面目なことを珍しく思うならば オレは実家暮らしのほうがずっと良い、羨ましいと思う。 例えその分寒さを味あうことになるとしてもだ。
家族とは仲が悪い、だからこそ寮を選んだ。 両親はどちらも中々良いらしい会社勤めで厳しい人だ 優秀な兄は顔以外ちっともこちらに似ておらず、二人の誇り。 いくら頭の悪い弟が寄って行っても笑顔一つ浮かべず勉強勉強 別に暴力を振るわれたり酷いことを言われることは無かったが いっそそのほうが寂しさは無かったかもしれない。
淵先生や佐藤をなんとか笑わせられないか頑張ってしまうのは 考えてみればそのせいもあるのもしれないな。]
(37) 2017/12/17(Sun) 21時頃
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[友田ってきょうだいはいたっけ 親との仲はどうだろう、聞いてみようかな。 今日の話題を一つ見つけたオレは教室に歩き出す。
友田と話すことも、ふと思いついた質問も 何気ないものですぐに頭は別のことを考え始める。
“F”の書き込みがなかった 全てひらがなで記される、しかし幼いわけではない内容 短歌や天気予報のような独創性は無くとも印象的な奴 今日は見に行くのが早すぎたのかもしれない。]
(38) 2017/12/17(Sun) 21時半頃
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─ ある休み時間に ─
[あいつは自分から来るものだと オレはそれを迎えるのが役割だと 当然のように思っていた、今日もいつも通りに待っていた。]
あき、体調でも悪いのかな。
[しかしあのピンク色は一向に見えず 首を捻り話題にしながらも細やかな疑問で終わる。 そんな時もあるだろう、と。
いつも正面に座っていた奴がいないのは落ち着かない 手持ち無沙汰に後輩にメールを送る。 そういえば昨日も今日もまだ会えていないから 戦果と負傷状況を聞こうと思い至って。
時折スマフォをチェックしながらも、幾度も視線はドアに向けられた。]*
(39) 2017/12/17(Sun) 21時半頃
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[副担任に対して滅茶苦茶気まずい。
いつもならりーさんりーさんと馴れ馴れしく呼び 年配の教師程は怒られないのをいいことに 先生の学生時代の恋愛の話聞かせてよ、とか よっしーはあと何年で禿げると思う?とか しつこく絡んでいっているわけだが。 大人しく話の邪魔もしないどころか 声が聞こえた教室の前を足早に通り過ぎてしまう始末。
謝ったほうがいいのかな でも何で嫌なのか言えないしな。 進路希望を変えて二人を安心させることも出来ない。
木島先生がもっと嫌な先生なら気にせずに済んだのに なんで優しいんだよこの野郎。我ながら理不尽である。]
(55) 2017/12/18(Mon) 14時頃
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[誰かに聞いてもらおうか? 担任と進路で揉めてることは前から話していたし。
例えばそう。いつもの奴等の中では一番成績が良い友田に。 返信は朝ちゃんと読んだけれどそれ以上返さなかった。 いつも通り会うんだからあとは直接話せばいい、と オレがそうすることは珍しくない。
早く起きれたのだと自慢してみようかとか 労いに温かい飲み物を買ってやろうかとか。 色々考えていたけれど、昼も結局現われず。]
(56) 2017/12/18(Mon) 14時頃
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あ、そうなのか。 そっか……ならいいんだ。ありがとな。
[友田のクラスの奴に聞いてみたがちゃんと来ているらしい。 今日だけはあのままメールでくだらない話を続けていれば良かった。 何気なく問う文面は浮かばず、こちらから押し掛けるのも気が引けて。
自分達ばかりが友達じゃないのも知っている あいつにだってきっと色々ある。 何も気にすることはない筈だ。 友田だけが欠けた昼休み、今日のパンはあまり美味しくない
……いつも食べている味なのになぁ 大きく欠伸をし、目を擦った。]*
(57) 2017/12/18(Mon) 14時頃
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─ 放課後・階段踊り場 ─
はぁ〜?浮気がバレた? だっから言ったじゃんかよ。隣の学校はやめとけって。 どうすんだよゴツい兄貴とかが乗り込んできたら 知らないし関わらないからな。
で、浮気相手は…… 彼女と同じクラス、いやいや……はぁ。
[それはクズが過ぎるだろ、いっそ笑える。 神妙に呼び出してきたと思ったらこれか こっちがどれだけ眠いと思ってんだこいつ 自業自得なんだけどさそこは。
厳つい顔して狼狽えてる浮気男を半目で見やる。 今ここにいるのは教室でつるむのとは別の面子 オレ含め先生方の悩みの種ばかり まあこういうところで誤解されるんだろうな。]
(74) 2017/12/18(Mon) 22時頃
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とりあえず今から電話しろよ というかオレらに話されてもって感じじゃない? まず謝るべきだろーよ。
……それか、もう好きじゃないなら言えばいいだろ 「もう終わりにしたい」って。
ここ寒いから帰りまーす!
[付き合ってられないと立ち上がり尻を払う 引き止める声を無視して階段を降りていく まだ話す必要があるならオレ抜きでしてね。
全く、そんな顔するくらいなら話せばいいのに 顔も知らない彼女も可哀想な子だ。 何の躊躇いも無く振られるよりは思われてるだろうけれど。]
(75) 2017/12/18(Mon) 22時頃
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[時間を確認しようとスマフォを見て気づく 新兵から戦果の報告が届いていた。 それともう一通、意外な相手からも。
いつもの面子とずっと一緒にいて その後は浮気ヤローの相談を聞いていて 見る暇が中々見つけられなかったんだよなぁ。
とりあえず早い時間の方から 受信時刻からは大分遅れて開く ああ、やっぱり。大体予想通り。
その割に緊張感皆無だなこいつ 沢山装飾されたメール通りの性格 古雅七緒は仕方なくて憎めない奴だ。
対して長くもない文章を読み進め しかし、一人の名前で目を止める。]
(76) 2017/12/18(Mon) 22時頃
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うーん。
[いじめられてはいる、かも。 古雅が思うようなこととは路線が違うが。
悪意も自覚もなくて、相手は何も悪く無い むしろこちらのことを思ってくれている。 ……ただ、苦手なんだよな。 踏み込まれるのも、踏み込むのも。 あの日からはそれが強くなった気がする。
苦笑いしつつフリック入力 問題の部分は流した返事を送信した。]
(77) 2017/12/18(Mon) 22時頃
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[そして二通目、佐藤からのメール 打って変わって長い文章に絵文字一つ見当たらない あいつらしいそれを目を丸くまじまじと何度も読み返してしまった ……なんというか、真っ直ぐだ。 自意識過剰じゃ無ければ悩みながら書いてくれたのではないかと思う。 誠意とか決意とか、オレに欠けたものが伝わってくるようだった。]
……そうか。
[鬱陶しがられてなかったんだな、そんな風に思ってくれるんだな。
誰になんと思われてもいい、無関心じゃなければいい なんて自分では言っていたけれど。 いやあ、嬉しいものですね。一人で頷いた。 このメール保護しておこうっと。
打ち終わって送信するまでの時間は 相手が掛けたそれよりきっとずっと短い ついつい巫山戯てもしまったんだけどさ オレにしては真面目に返したんですよこれが。]
(78) 2017/12/18(Mon) 22時頃
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─ →図書館 ─
[眠い。早く帰りたい。 思いながらも自然に図書館に足が向くから不思議だ。 それだけあのノートが楽しみになっているのかな 正体の分からない誰かとの交流、気を抜いて笑えるのがいい。]
……なんだ?
[妙なものを見つけ眉根を寄せる。
肉の部位みたいな名前の天気予報士が今日は予報していない 代わりに何かよく分からないことを言っている。 矢印を引かれた先のトーコは普通の反応しかしてない気がするんだが 顎に手を添えて数秒、思い至る ……もしかして、お前男だろってことだろうか。]
(79) 2017/12/18(Mon) 22時半頃
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もっと遠回しに指摘してあげましょう。
ライ
(80) 2017/12/18(Mon) 22時半頃
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[トーコとささみの下にそう書き込んだ
確かにその可能性のほうが高そう 文字の綺麗さなんて頑張れば誤魔化せる人もいる。 恐らく同一人物の彼氏がどうのの書き込みも、わざとらしいと言えばまあ。
でもノートの上で女のふりをして誰かが損をするわけもなく したいようにさせてあげたらいいと思うんだよなあ。面白いし。 あと万が一ジェニファー先生とかだったら可哀想じゃん。 あの人彼氏いない筈だから多分違うけどさ。]
(81) 2017/12/18(Mon) 22時半頃
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[明日見に来たら二人の反応はあるだろうか。 万が一オレまで指摘されたらどうしよう。 「慣れない口調勘弁して下さい」とか いや、まず無いだろうけどさ。
割とくだらない思考は視線が移ることで途切れた。 見ているのは整った文字が美しい言葉>>61 眺めて、思い出して、意味を脳が理解して……]
……。
[肩を竦めノートを閉じた。 それが自分宛てとも知れないし 文章を解いても書いた奴が何を伝えたかったかは分からない。
だから勝手に思っただけ その通りだって いつまでもこのままでなんかいられない、って。]
(82) 2017/12/18(Mon) 23時頃
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─ 寮・自室 ─
あーもうマジで無理
[なんとか着替えてベッドに倒れ込む 今日一日居眠りもしなかったの偉くない? 誰か褒めてくれるべきなのでは。 しかし徹夜した理由が理由なのが現実であった。
欠伸の涙も拭わないままスマフォを鷲掴む 飯は食べなくていいけれどこれだけ送っておこう。
今日はちゃんと出たのか?とか 古雅と同じ二年、こいつのことも全く心配じゃないわけも無いんだが。 なんだかんだあっちと違って要領が良いんだよなあ。 威張れるような先輩ではないオレは要件だけを送信する。]
(83) 2017/12/18(Mon) 23時頃
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誰も起こさないで下さい……
[願わくば例のあいつが彼女に刺された報告とか来ませんように。 布団を頭まで引き上げて目を閉じる。 お休みなんて時間には大分早いんだけどね これは明日自然な早起きが期待出来るのでは
うん、いつもよりたっぷり寝るだけな気がする。]**
(84) 2017/12/18(Mon) 23時頃
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