14 学校であった怖い話 1夜目
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―回想:15年前の食堂―
[若いころのマリアンヌが働く食堂。活気や生徒たちの会話で満ちあふれている。]
「おばちゃん!ホットドッグまだある?」
[女生徒のセシルだ。いつも通りの底抜けの明るい表情で話しかけてくる。]
ごめんなさいね。もう売り切れちゃった。
[そういうと、彼女は頬をぷくっと膨らませ、恨めし気な表情で残っているパンを選ぶ。その表情を見ていると、ホットドッグ一つくらい取り置いてあげてもよかったかなぁとつい思ってしまう。]
「じゃぁ、明日!明日はホットドッグ残しておいてね!!」
はいはい。分かった分かった。
[こんな他愛のない会話をする日々が続いていた。そんななんでもない日が続いていた。]
(16) 2010/07/18(Sun) 01時半頃
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―部室―
セ…セシル…。
[寝言で名前を呼ぶ相手は、すでにこの世にはいない。15年前、この私が彼女の…無残な姿を見つけたのだから。]
…あら、もうこんなに人が集まって…。何にせよ、人が死ななければいいんだけれど…。
後、サイモン、一つだけあなたに忠告させてもらうわね。聞いているのだとしたらだけど。
[暗い表情にかわる。そして、低い声で語りだす。]
15年前の百物語を企画した人が誰―つまり、オカルト同好会の部長―は誰だったか知ってるかしら。
調べてるわよね。そのくらい。なら、あなたはそれを知った上でこんな狂ったことを始めたのよね。
15年前、百物語をしようと人を集めたのは……。他でもないわ。
…セシル。自らの首を貫いた…哀れな女生徒よ。
(59) 2010/07/18(Sun) 21時半頃
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メアリー…。
[15年前と同じ情景…。突然態度が豹変する人たち。少しずつ、ただ着実に狂っていく人々。]
[そして、メアリーの手を必死で引っ張るラルフを、憐れむような眼で見つめる。]
残念だけど、もう彼女は戻らないよ。この百物語が終わるまでは。昔も、こんなことがあったらしいんだよ。
…15年前も。
みんな、この異様な空気と、この部屋に取りついてる悪い霊にやられちまうんだよ。お前もこの部屋にいる限りいつか…。
[どうしても、続きの言葉を出すことができない。『狂ってしまう』なんて、自分も信じたくない。ただ、これが悪霊の呪い…なのだろう。]
私も…大丈夫かねぇ…。
(69) 2010/07/18(Sun) 23時頃
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[ホリーの言葉に、思わず口調が荒っぽくなる。]
あの子が自殺なんてするわけが無いじゃないの!!
[言ってから、思わずハッと我に帰る。必死で息を整え、出来る限り優しい口調で話す。]
あの日、胸騒ぎがしてね。仕事が終わってから急いで百物語してるって部屋に言ったんだよ。
……思わず目を覆いたくなる光景だったよ。
見たことのない大きな剣で、自分の首を刺し貫いてるセシルの死体があったんだ。
[思わず、涙がこぼれる。セシルがどうして死ななければいけなかったのかを思うと…。]
あらいやだ。歳を取ると涙もろくなって困るねぇ…。
ちょっと、この話は…また今度で良いかい?
(70) 2010/07/18(Sun) 23時半頃
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[放送を聞き、思わず目を見開く。]
セ…セシルかい?一体どうしてこんなことをするんだい?昔の明るかったお前はどこに行ったんだい!!
鬼を混ぜたから殺しあえだって?何のためにこんなことがしたいんだい!!
[怖さよりも、怒りの方が勝る。身震いが収まらない。感情を落ちつけようとしても出来ない。]
アイリス…ごめんなさいね。私はここから離れるわけにはいかないんだ。
[周りを覆う深い暗闇に消え入りそうな。必死で声を絞り出す。]
どうしても…セシルと話がしたいんだ。
私が…ここから離れちゃいけないんだよ。
(143) 2010/07/19(Mon) 15時頃
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[窓についた血の手形に、思わず話しかける。そのやや小さい手形は、セシルの手の大きさとほとんど同じだったから。]
一体…何がしたいんだい。こんなに多くの生徒たちを困らせて。
あんた、私に言ったじゃないか。『子供たちに夢を与えるような先生になるんだ!』ってさ。
[堪えていた悲しみがあふれ出す。もはや、その感情を抑えようとも思わない。周りに誰が居るかも分からない。感じることが出来るのは、セシルの姿と自分だけだ…。]
それが、今じゃぁ子供たちを怖がらせて。何が夢だい。
殺し合いだって?そんなことをして何になるんだい。鬼だか何だか知らないけどね。
お前さんが何を感じて何がしたいのか、私には分からない。でもね、15年前のセシルだったら…こんなこと考えるわけがないよ…。
(144) 2010/07/19(Mon) 15時半頃
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何で…こんなことを…。
[幾度同じ言葉を言い続けただろう。消え入るような声で呟き続ける。そんな彼女の耳に、メアリーのこれまた消え入りそうな声が響く。]
メアリー…セシルのことを怒らないのかい?
こんな大変なことに巻き込んだのに…。
ありがとう…。メアリー。
[そう言ったきり、うつむいて何も言わなくなる。動かなくなる。そして、セシルを救う方法を考える。]
あの子に取り憑いている鬼さえいなくなれば…。
(147) 2010/07/19(Mon) 19時半頃
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あぁ。気を付けて言ってくるんだよ。
[いつもみたいな覇気がない声。『だれがおばちゃんだい、おねいさんってお呼びよ!!』という、定番の文句すら出てこない。
自分がどうなってしまうのか…それは恐ろしくもなんともない。別に守るべきものは無いのだから。
ただ、鬼という存在がどういうことをするのか。目的がなんなのか。それがいくら考えても分からない。]
放送室…か。
[何人かの生徒たちは、放送室へと向かった。が、セシルがそこにいるような気がしない。
セシルが…セシルが現れるとしたら…。]
やっぱり、ここだと思うんだけどねぇ…。
[そして、ゆったりと椅子に座り、暗い部屋の中で、彼女の声を聞くために耳を澄ます。]
(154) 2010/07/19(Mon) 23時頃
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[遠くから、ガラスを叩いている音。小さく聞こえる生徒達の悲鳴。
部屋で耳を澄ませるだけでは状況が分からない。放送室へ向かった生徒達はどうしているのだろうか。]
セシル……セシル……。 [何度この名前を呼んだだろうか。何故名前を呼んでいるかすら思い出せない。
涙を浮かべ名前を呼んでいる姿はまるで。]
取り憑かれたみたいだねぇ。セシルにさ…。
(179) 2010/07/20(Tue) 01時半頃
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セシル…。お前は何に取り憑かれた!何を求めこんなことをする!
[分かった唯一のこと。『セシルは変わってしまった。』信じたくない。それだけで、名前を呼んだ。
ただ、セシルはもういない。いるのは……鬼だ。]
こんな酷いこと…。
[惨状に目を向けられず、うずくまる。
もう、セシルは…救えない。サイモンの悲鳴はそう彼女に訴える。]
(198) 2010/07/20(Tue) 03時頃
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[思わず、悲鳴を上げる。悲劇としか言えない…サイモンの姿。]
何で……。
[サイモンの恐怖に大きく見開いた目を閉ざす。それだけが、私にできる弔い。]
可哀想に。鬼に取り憑かれ、裏切られたサイモン…。
[彼女の中で思わず、セシルとサイモンが重なった。]
(200) 2010/07/20(Tue) 03時頃
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