151 宇宙船は旅浪者の夢を見るか?
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[無くして初めて気づくそのフレーズにくすくす笑った]
そんな大したものじゃないわ。 それに、私は全然変わっていないし。
[厨二な言動は鳴りを潜めても、自分の中の何かが変わったわけではないのだと、そう伝えて。 卒業の話になると、少し眉が下がるけれど、それでも]
大丈夫よ。だってくらりん、会いに来てくれるんでしょう? 私だって会いにいくもの。
[クラリッサがいつ来てくれてもいいように、5月のスケジュールは全部クラリッサで押さえてある。抜かりはない]
(1) takicchi 2015/03/12(Thu) 16時頃
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[続くクラリッサの話に、ぽかんと目を見開いた。 メールに書かれていたことも驚きだったが、これはもう、事件だ。天変地異だ。驚天動地だ]
く、く、く、 くらりん……!
[お互いがコーヒーを持っていなければ、感極まって抱きついてしまうところだった。実験装置破壊の危機はコーヒーによって回避された。 ずっと一緒、という言葉にこくこくと頷く]
もちろんよ。 あのね、親友っていうのは、物理的に四六時中ずっと一緒にいるってことじゃ、ないと思うの。 物理的な距離がどれだけ離れてても、心が寄り添ってて、お互いのことを思ってて、それで、なにかあったら駆けつけるのが親友だって思うのよ。 だから、どれだけ離れていたって、ずっと一緒だし、親友だわ。 私、くらりんに何かあったら、真っ先に駆けつけてみせるもの。
(2) takicchi 2015/03/12(Thu) 16時頃
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[コーヒーを机に置いて、クラリッサもそうしてくれたなら、両手を取ってぶんぶんと上下に振っただろう。 もうじきお互い離れ離れになる。そのことを考えると寂しいけれど、大丈夫。 二人の環境が変わっても、二人の関係が変わるわけじゃない]
私が一番守りたかったものは、それなのかもしれないわ。
[ここでの生活が、終わらなければいいと思っていた。もっと、ずっと続けばいいと。 けれど、本当に変わってしまうことが怖かったのは、環境ではなく、ここで得たたくさんの関係で。 だけど、きっとそれは、みんなの行く先がばらばらでも大丈夫なのだ。
その後、たわいない話に花を咲かせた後、音楽室に行くというクラリッサに来てくれたお礼を言って、手を振った]
(3) takicchi 2015/03/12(Thu) 16時頃
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[寂しいけれど、大丈夫。それは本当。 寂しいけれど、大丈夫。……だけど、やっぱり寂しい。 これからも、ずっと一緒。>>9 その気持ちも、もちろん同じなのだけど]
約束するわ。道を踏み外したりなんてしない。
[極めようとしている薬学。もちろん、禁止薬物なんてものも存在していて。 禁止されているだけの理由のある薬で。 けれど、クラリッサとの約束がある限り、自分は決して道を踏み外さない。そう、自信を持って言えるから]
(10) takicchi 2015/03/12(Thu) 23時半頃
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だからずっと、味方でいてね。 私は、くらりんみたいにしっかりしてないから、どんなくらりんでも味方になっちゃいそうよ。
[もっとも、心配なんてしなくても、クラリッサが道を踏み外すなんて考えられないけれど。 そう笑おうとして、失敗した。笑おうとしたのに、視界が歪む]
……いやだ、私、どうしちゃったのかしら。
[クラリッサの手を離して、顔を覆った。 笑いたかったのに。卒業まで、お別れの日まで、笑って思い出を重ねたかったのに。 涙が、出てきてしまう]
(11) takicchi 2015/03/12(Thu) 23時半頃
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[クラリッサが音楽室へ行くというのを見送って、ちゃんと笑顔で手を振れてよかった、と思った。 湿っぽいのは好きじゃない。 厨二病は卒業したって、いつでもドヤ顔でいたいのだ]
……あ。
[端末がメールの着信を知らせる。送信者の名前を確認して、瞬きを一つ。 我ながら恥ずかしいメールを送ってしまった。ケイイチが恥ずかしいメールを送ってくるから、雰囲気に呑まれたのだ。 そしてそのメールを最後に返信が途絶えたわけで……反応が怖い]
なんで私が、こんなに緊張してるのよ……!
[そんなことを呟きながら、メールを開いた]
(21) takicchi 2015/03/13(Fri) 02時頃
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…………。 ……あの、馬鹿。
[メールを読み終わった顔は赤い。 なんの恥ずかしげもなくこんな返信を寄越すくせに、やたら改行を重ねたメールを送ってきたりする、その基準がよくわからない。 怒ったように赤い顔で、返信のメールを作成する]
(22) takicchi 2015/03/13(Fri) 02時頃
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[メールを送信して、息を吐いた。 我ながら可愛げがない。 さっきは恥ずかしいメールを送ったことを気にしていたのに、今度は可愛げがなさ過ぎることが気になってしまう。 頬杖をついて、実験装置を見つめる。 ぽたりぽたりと落ちていく薬にまぎれるように、ぽつりと一言]
恋愛って、ままならないものなのね。
[こぼれ出た自分の言葉にまた赤くなって、ぺちぺちと両頬を叩いた]
(23) takicchi 2015/03/13(Fri) 02時頃
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―マドカの卒業を応援し隊―
[事態は絶望的だった。しかし諦めろなんてとても言えない。 ゆっくり休め、回復後に追い込みをかけよう、そう約束したのだから。 しかし、回復するのがまさか提出期限の前日だとは思わなかったのだ。見通しが甘かった。甘すぎた]
ふむ……。
[マドカのメールに目を落とし、しばし黙考]
(25) takicchi 2015/03/13(Fri) 02時頃
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対面販売 クリスマスは、メモを貼った。
takicchi 2015/03/13(Fri) 02時半頃
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[火照った頬を誤魔化すように、ぺちぺち叩いて、落ちるしずくを見つめていた]
ばーかばーか。
[小さい声で罵る言葉は、誰に向けたものか。 腕の端末が知らせる着信。しずくから端末に視線を移して、確認する]
……ばーか。
[漏れる感想はそんな言葉。我ながら口が悪くなったものだと思う。 馬鹿と言われるたびにいちいち敏感に反応して。 そんな反応こそが馬鹿で愛しいのだと、どうしてわからないんだろう]
本当に、馬鹿な人。
[その言葉が照れ隠しだなんて、きっと伝わっていないに違いない]
(30) takicchi 2015/03/13(Fri) 03時頃
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[届いたメールを確認する。怒ればいいのか照れればいいのかよくわからない。 一つはっきりしたのは、どうやら婚約は有効だと考えてよさそうだということ。 しかし、復縁が全部メールのみのやり取りってどうなんだ、と思う。 少し面白くなさそうに、唇を尖らせた]
……会いに来なさい、よね。
(32) takicchi 2015/03/13(Fri) 15時半頃
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対面販売 クリスマスは、メモを貼った。
takicchi 2015/03/13(Fri) 15時半頃
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―昔の話―
ええと、ええと、これくらいでいいかしらね。
[いつも、基本ドヤ顔で自信にあふれているその姿が、全力でおろおろしていた。 いつもぱんぱんの白衣のポケットは、いつも以上にはちきれんばかり。それに加えて、肩から大きなトートバッグを提げ、両手は食べ物を満載したトレイでふさがっている]
ま、まあいいわ。足りないものがあれば、一度戻ってくればいいのよね。
[明らかにテンパっていた。落ち着くようにうん、と頷いてみたが、やっぱり全身が小刻みに震えたまま。 まるで病人のように青い顔で部屋を出て……]
(33) takicchi 2015/03/13(Fri) 16時頃
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くらりいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいん!!!
[叫びながら、廊下を爆走する。 ぱんぱんのポケット。ぱんぱんのトートバッグ。満載のトレイ。およそ走るには不向きのオンパレードを全く気にする様子もなく、全力疾走。 明らかな異常事態に、すれ違う人が避けていく]
くらりん! 私よ! 看病に来たわ!!
[ノックをする時間も惜しいというか、完全に荷物でふさがっていてノックできない。 部屋の前で大声を張り上げ、無理やり肩で扉を押し開け、侵入を果たした]
(34) takicchi 2015/03/13(Fri) 16時頃
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くらりん! 熱は!? 鼻は!? 喉は!?
[テーブルの上にトレイを置いて、ベッドサイドに駆け寄る。 トートバッグから出てくるのはアイスノン、冷却シート、氷嚢、体温計、マスク諸々。多すぎだ]
食べれそうなものも持ってきたのよ。 食べる? 起きられる? できれば少しでも食べて、薬を飲んだ方がいいと思うわ。
[風邪薬も各種取り揃えた。 症状も味も色々お好みで。そのせいで、ポケットはいつもよりもぎゅうぎゅうのぱんぱんだ]
(35) takicchi 2015/03/13(Fri) 16時頃
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それなら、まずは体温計ね!
[大真面目な顔で体温計を差し出す。鼻も喉も大丈夫そうな様子に頷いて]
寒気がするとか、関節が痛むとか、そういう症状は? あまり酷いようなら、医務室ね。
[クラリッサの姿を確認し、幾分か落ち着きを取り戻したらしい。 寝汗をかいているなら、汗を拭いて着替えた方がいいだろう……そんなことを考えながら、体温計の審判を待つ。 もちろん着替えるなら手伝う気満々だ。 食事のために起き上がろうとするならもちろん手を貸して]
とりあえず、おかゆを作ってもらってきたわ。 生姜も入っているからあったまると思うの。
[特別に作ってもらった卵粥を手渡した。 トレイに満載の10秒チャージやプリンやゼリーは、もちろん冷蔵庫に入れていくつもりだ。 冷蔵庫がいっぱいになってしまうかもしれないが]
(39) takicchi 2015/03/13(Fri) 16時半頃
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クリスマスは、あっ、「あーん」した方がいい!? 一人で食べられる!?
takicchi 2015/03/13(Fri) 16時半頃
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38.4℃!!! く、くらりん、大丈夫なの!?
[この世の終わりかと思える声を上げる。 なんてことだ。呆然と体温計の数値を見つめた。 青い顔でお粥を口にするクラリッサを見守って……「あーん」をお断りされるととても不本意そうな顔をした……空になった器を受け取る。 食欲はないと言っていたが、食べられたのでほっとした]
そんな!? 手伝うわよ!?
[外で待ってて、と言われて慌てて反論する。 だってほら、汗をきちんと拭いた方がいいし! などと供述しており……]
(42) takicchi 2015/03/13(Fri) 17時頃
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ほら! や ……っぱり。無理しちゃダメよ。
[くしゃみを連発する様子に、ほら見たことかと身を乗り出す。 思わず大きな声が出たが、さっき頭に響くと言われたことを思い出し、慌てて音量を下げた。 まさかスプーンを舐めるレベルで警戒されているとは思わない]
もちろんよ。風邪を悪化させたら、元も子もないもの。
[早くね、という言葉に頷く。やましい気持ちはありません。 友情の思い出の一ページとは思っているけれども。 クラリッサの指示通り、タンスからタオルと着替えを持ってきて、手早く汗を拭いた。 曲がりなりにも医学科なので、素人よりはましなはずだ]
(45) takicchi 2015/03/13(Fri) 17時半頃
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とりあえず、解熱と……鼻かしら。
[着替えを済ませると、白衣のポケットから、錠剤を取り出す。黄色の錠剤と白い錠剤。 はちみつレモン味とヨーグルト味なのだが、残念ながらクラリッサに味はわからないだろう。 水と一緒に薬を差し出し、講義は、と聞かれるときょとんとした]
そんなの、休むに決まってるじゃない。
[何を当たり前のことを、と言わんばかりの表情である]
今日は一日中くらりんのそばにいるわよ?
(46) takicchi 2015/03/13(Fri) 17時半頃
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一日くらい平気よ。 それに、無理して出たってくらりんが気になって頭に入らないわ。
[まじめではないが成績は優秀。こういう時に、如実にそれが出る。 大丈夫というクラリッサに、遠慮しないで、と笑顔で押し切った。 クラリッサが遠慮しているわけではなく、自分がいない方が落ち着いて寝られるという可能性は頭に過ぎりもしない。 横になるというクラリッサに頷いて]
はい、アイスノン。
[頭の下にアイスノン設置]
はい、冷却シート。
[おでこに冷却シートをぺたり]
あとは氷嚢で脇の下とか冷やした方がいいんだけど、寒気がするなら今はやめておいた方がいいかしらね。
[首を傾げ、氷嚢はトートバッグへ戻す。喉も大丈夫そうなら、マスクは必要ないかとこれも戻して]
(48) takicchi 2015/03/13(Fri) 18時半頃
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ゆっくり休んで。
[上掛けをかけ、隙間のないことを確認し、ぽんと叩いた]
何かあったら、すぐに言って頂戴。
[クラリッサにはそう言って、例の教師にメールを送った]
(49) takicchi 2015/03/13(Fri) 18時半頃
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To:破滅をもたらす者 Message: 私の世界が崩壊の危機なので、今日の講義は欠席します。
[登録名は、何度となくこの教師に、酷い目に遭わされているからである。 この後、転艦の危機になるレベルで被害を被ることは、まだ知らない]
(50) takicchi 2015/03/13(Fri) 18時半頃
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[メールの送信が完了すると、ベッドサイドに椅子を引っ張ってきて、腰掛ける]
…………。
[ガン見。 それだけ凝視されるとクラリッサが寝にくいんじゃないかとかそういうことは、やっぱり頭に浮かばない。 ひたすら親友の様子を見守っていた。 よこしまな心はない。これも親友との思い出の一ページ]
(51) takicchi 2015/03/13(Fri) 18時半頃
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!?
[がたっ、と思わず立ち上がる。椅子がひっくり返ったが気にしない。 夢現にクラリッサが呟いた名前が、見知らぬ人物の名前だったことに非常なショックを受けた。 ……いや、見知った人物でもきっとショックだった。自分の名前じゃなかったらとりあえずショックだ]
だ……誰なの……!?
[1分ほどそのまま固まっていたが、気を取り直して椅子を元に戻すと、座りなおした。 誰がなんと言おうと、今クラリッサの看病をしているのは自分だ(ドヤ顔)]
……くらりん……?
[半時間ほどたった頃、クラリッサがうなされだした。 悪い夢でも見ているのか。心配になって、そっと肩を揺する]
大丈夫?
(53) takicchi 2015/03/13(Fri) 19時頃
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[目を覚ましたクラリッサに、ほっと息を吐いた]
大丈夫? 大分うなされていたから。
[そう説明して、そっとクラリッサの顔の汗を拭う]
酷い汗。水分補給をした方がいいわね。 スポーツドリンク飲めそうかしら。
[安心させるように微笑みかけた。夢現でクラリッサが漏らした名前。もちろんとても気になるけれど、具合の悪いクラリッサに聞くことではないだろう。 その程度の自制心は発動した]
(56) takicchi 2015/03/13(Fri) 19時半頃
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[水分はたくさん摂った方がいい。 大き目のグラスにスポーツドリンクを注いでクラリッサに手渡す。 半分ほどで返ってきたので、残りはまた後でね、と受け取った]
寒気、なくなってきたかしら。 熱っぽいなら脇の下にこれを入れた方がいいわ。
[効率よく熱が下がるから、と氷嚢を取り出し、大丈夫そうならそれもセットして]
くらりん、ちょっと口をあけて。
[目を閉じたクラリッサに声を掛ける。 素直にクラリッサが口を開けてくれるなら、氷を一欠けら口の中に落として]
冷たくて気持ちいいでしょ?
[にこり、笑った]
(60) takicchi 2015/03/13(Fri) 20時半頃
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対面販売 クリスマスは、メモを貼った。
takicchi 2015/03/13(Fri) 20時半頃
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[クラリッサの謝罪の言葉に、笑って首を横に振った]
病人は、そんなこと気にしなくていいの。 ゆっくり休んで。
[上掛けを整える。氷に対する感想に、でしょう? と笑って。 ありがとうという呟きに、どういたしましてと返したけれど、きっとクラリッサの耳には届いていないのだろう。 そのまま、眠るクラリッサを見守る作業に戻った。 繰り返し言うが、よこしまな気持ちなど全く以下略]
(62) takicchi 2015/03/13(Fri) 21時半頃
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対面販売 クリスマスは、メモを貼った。
takicchi 2015/03/13(Fri) 21時半頃
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[眠りに落ちるクラリッサが何を思ったのかは知らない]
おやすみなさい、くらりん。
[クラリッサを起こさないように、小さな声でそう言って。 眠るクラリッサを見つめる。次にクラリッサが目覚めたら、アイスノンや冷却シートを取り替えて、一緒にアイスを食べよう。冷たいアイスクリームは、熱っぽい体にきっと美味しいはずだから。 そんなことを思った**]
(64) takicchi 2015/03/13(Fri) 22時頃
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[届いたメール>>-504に首を傾げた。 口が悪いのが呪いという話ではなかったっけ、と思わずメールをさかのぼって見返して、もう一度首を傾げる]
馬鹿って言われたいのかしら。
[いやいや、馬鹿と言うなとイチイチ反応していたメールを見るに、そうとも思えない。 ……と、そういうことに気をとられている場合ではなかった]
って、理科室に来てる? どうして入ってこないの?
[いつものように勝手に入ってくればいい。鍵なんてかかってないのに。 不思議そうに首を傾げながら立ち上がり、扉へと向かう。 しばらく前にクラリッサが出て行った、その扉を開けて]
ケーイチ?
(81) takicchi 2015/03/14(Sat) 01時頃
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[扉の向こうにいたケイイチの姿に目を瞠った。 ケイイチは、なんだかぼろぼろだった。杖に、眼帯に、包帯。満身創痍といった様子。 大丈夫なの、と言いかけて飲み込む。 告げられた言葉に、今度は別の驚きに目を見開いた]
……ロマンチックなタイプじゃないって、言ったじゃない。
[やっとのことで口から出てきたのはそんな言葉。違う、こんなことが言いたいわけじゃない。 やっぱり自分は、どこまでも可愛げがない。 でも仕方ないわよね? これが私なんだもの。そしてその呪いは、解けなくてもいいんでしょう?]
……私も。ケーイチがいれば幸せよ? そう、伝えたと思ったのだけど。
[ああ、顔が熱い。うつむきたくなる顔を、それでも上げて、ケイイチを見つめて笑った]
私の全部をあげる。 だから、ケーイチを私に頂戴? ……私も、ケーイチのこと、愛してるから。
(89) takicchi 2015/03/14(Sat) 01時半頃
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[差し出された立方体は不思議そうに両手で受け取る。 失くしそうで少し怖い]
そんな大切なもの、いいの? 別に高価なものなんてほしくないわ。
[ケイイチのお財布事情は知っている。手のひらの中のキューブと、ケイイチの顔を交互に見比べた]
(90) takicchi 2015/03/14(Sat) 01時半頃
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[1年越しの告白>>92。その言葉にまた目を瞠る。 そんなに前から想われていたのに全く気づいていなかった。……という勘違いは、これで永遠に解消されることはなくなった。というのは与り知らぬこと]
それは、そうだけど……。
[メールでのやりとりだけになってしまっていたことを、不満に思っていたのはこちらも同じ。 だからこそ、理科室に呼びつけたのだけど、まさかこんなことになるなんて思っていなかった。不意打ちだ。ずるい]
そ、そんなことないわ!
[顔が赤いのを指摘されると、思わず両頬を押さえた]
(96) takicchi 2015/03/14(Sat) 02時頃
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十分だわ。 言ってるでしょう? ケーイチがいれば幸せだ、って。
[ケイイチが挙げる宝物。もらえるものともらえないもの。 「そのくらい」と言われる宝物に、笑った]
そんなたくさん宝物があるのに、「そのくらい」だなんて。 ケーイチは意外と贅沢なのね?
[からかうようなそんな調子も、「お前の物」なんて言われてしまうと、鳴りを潜めてしまうのだけど]
……え?
[手のひらの小さなキューブ。自分のために作ったと言われて、首を傾げた。不思議そうに摘んでみる]
私の為?
(97) takicchi 2015/03/14(Sat) 02時半頃
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―マドカとクリスの共同作業―
[睡眠不足である。 薬は無事、再度提出した。転艦も決定し、のんびりしていられる日々のはずが、睡眠不足だった。 それもこれも、自業自得というか、ひっそりとサプライズを企てていたからなのだが]
でも、無事完成したし……。
[ふぁ、とあくびが漏れる。涙目をこすった。 決して急いでいたわけでも、走っていたわけでもない。ただただ、ぼんやりしていたのだ。 ぼんやりしていた結果……]
……きゃ……!
[足元のバナナというベタなアイテムに、全く気がつかなかった。それは良く滑った]
(99) takicchi 2015/03/14(Sat) 02時半頃
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つるっ! ドスン! パリーン! ガシャガシャーン!!
(100) takicchi 2015/03/14(Sat) 02時半頃
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ああああああああああああああああああああああああ!!
[眠気が吹っ飛んだ。がば、と半身を起こし、その顔が絶望に染まる。 白衣のポケットの中身は、今日もぱんぱんだった。……主に、最近睡眠時間を削って作った、新しい薬でぱんぱんだった。 それが割れてしまった。白衣はびっしょりと濡れ、なおも廊下に広がる液体。もう取り返しがつかない]
なんて……なんてことなの……。
(101) takicchi 2015/03/14(Sat) 02時半頃
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[迂闊に動けない。なにしろ今、着ている白衣のポケットの中は、割れた試験管だらけ……つまり、ガラスの破片だらけなわけで。 廊下に座り込んだまま、そろそろと白衣を脱ぐ。 ガラスが零れ落ちないように、ポケットが内側になるようにして白衣を丸める頃には、目が据わっていた]
……もういいわ。 どうしようもないもの。
[これは不可抗力だ。だから仕方ない。 そして既に揮発し始めているから今更拭いても手遅れだ。せっかく作った薬をふき取ってしまうのがもったいないという理由じゃない。……多分]
(102) takicchi 2015/03/14(Sat) 03時頃
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自分に使うつもりはなかったのが不本意だけど。
[はあ、とため息。危険な白衣もあることだし、部屋に退散しようと決めた。できるだけ誰にも会いたくない。 人通りの多い廊下にまかれてしまった新薬。 それは、理科室で開催予定の女子会で使ってみようとこっそり作っていたいたずら薬。 19(0..100)x1分間、体の一部が獣化するその薬は、かくて無差別テロとなった]
しーらない。
[そう言って逃げるその頭には、非常に不本意ながら金色のキツネ耳が生えていた**]
(103) takicchi 2015/03/14(Sat) 03時頃
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[本気で考え込んでいる様子>>98のケイイチにくすりと笑った]
ええ、贅沢よ。 それが贅沢だってわからないケーイチは、きっと幸せ者なんだと思うわ。
[あげられない、と言われたけれど、その一員になってほしいと言われるのは、もらうことと同義で。 そして、ケイイチの宝物の一つに加えられるということで。 それは、とても幸せで、贅沢なことだと思う]
(104) takicchi 2015/03/14(Sat) 03時頃
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[そして、付け加えた]
待ってるけど。 ……あまり無茶をするのは、いやよ?
[どこかで見た気がしたキューブ。クラリッサの騒動があったあの時見たと思い出せば、心配にもなろうというもの]
……その杖とか、包帯は、そのせいなの?
[まだ麻痺が残っているのか。他にも症状があるのかと心配そうに少し眉を下げて]
入って、座る?
[そういえば、入り口で立ちっぱなしだった。 中に入るかとケイイチを促した]
(105) takicchi 2015/03/14(Sat) 03時頃
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対面販売 クリスマスは、メモを貼った。
takicchi 2015/03/14(Sat) 03時半頃
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[贅沢の定義を述べるケイイチがおかしくて、笑った。……もっとも、その笑いには照れが十二分に含まれているのだけれど]
贅沢っていうのはね、大事にしたい宝物が、いっぱいあることをいうのよ。 ケーイチは、もっと自分を大切にしてよね。 ……ケーイチだって、私にとっては、宝物なんだから。
[最後まで言い切るのは無性に恥ずかしくて、視線が明後日の方向を向いてしまった]
(108) takicchi 2015/03/14(Sat) 09時頃
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一時的なものかと思っていたのだけど。 ずいぶん長引くのね。
[歩行が困難だと聞くと、気遣わしげに眉を下げた。先が思いやられる。……けれども]
…………は?
[真似、と聞くと目が点になった。どうしよう、意味がわからない]
今から厨二デビューは、ちょっと遅咲き過ぎるんじゃないかしら。……じゃなくて。
[混乱のあまりおかしなことを口走ってしまう]
(109) takicchi 2015/03/14(Sat) 09時頃
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風邪引いてないわよ! 私は至って健康よ! 厨二は卒業することにしただけよ!
[立ったまままくし立てたくなったが、中で、と聞くと我に返って頷いた]
そ、そうね。 お茶でも飲む?
[昨日と同じ紅茶しかないけれど。 ケイイチが飲むというなら支度をするつもり]
(110) takicchi 2015/03/14(Sat) 09時頃
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どうかしら。 気を遣うの基準が一般とはずれている気がするわ。 気をつけてくれるなら、いいけど。
[ケイイチのイメージというと、常にカロリーが足りてない感じだ。食べ物を与えなければいけないような気になってしまう。 2,3日という説明に小さく息を吐く。最初の印象よりずいぶん長いが、それでも一過性のもので間違いないらしい]
それならいい……ってよくない! 心配するわよ! 本当に、もう。
[もうちょっと本当に自分の体に頓着して欲しいと思う。 思うが、これ以上言葉を重ねてもしつこいだけかとそこで口をつぐんだ]
(113) takicchi 2015/03/14(Sat) 09時半頃
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厨二っていうのは、つまり若気の至りなのよ。
[なんでこんなこと解説しなきゃいけないんだ。 若干いたたまれない気持ちになりながら、簡潔に説明する]
ずっと、自分に特別な力があったらいいなって、あこがれていたのよ。 でも、そんなものないって、思い知っちゃった。 だから、おしまい。 ……どうかしたの?
[ケイイチの卒業が絶望的になったことなど、知るわけもなく。 顔を顰めた様子に不思議そうに首を傾げた]
使いたいなら、私の使ってた端末、あげるわよ?
[そんな軽口を叩きながら、お茶の支度をはじめようとして]
(114) takicchi 2015/03/14(Sat) 09時半頃
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まとめなくていいわよ、そんなこと!
[大真面目な様子に、小さく噴き出した。 厨二病についての研究。それはそれで、ケイイチがどんな結論に至るのか、知ってみたいような気もするけれども]
特別な力?
[不思議そうな顔に、こちらもきょとんとした顔を返す。説明に、少し赤くなって、笑った]
それは別に、特別な力じゃないわ。だから、努力するんじゃない。 転艦して、技術の向上を目指したり。 ……ケーイチに、ずっと好きでいてもらえるように、がんばったり。
[言いながら、ちょっと自分でも恥ずかしい。説明しながらそっぽを向く]
別に、捨てるつもりはないけど。 ……そのうち、黒歴史になりそうな気はするわね。
[白衣のポケット。手を入れると端末が手に触れた。 苦笑して、まあいいか、と思う。それもまたこの艦での思い出だ]
(116) takicchi 2015/03/14(Sat) 10時半頃
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[部屋に帰り、白衣はそのまま捨てた。ガラスにまみれている上に、色とりどりの薬品に染まっていたからだ。 濡れてしまったので着替えを、と服を脱ごうとして、気がついた]
……あ。
[耳だけじゃなかった。ふっさりとした金色のキツネのしっぽがしっかり存在を主張していた。 頭を抱えたくなったが、風邪をひいてはたまらないので、着替えを済ませ、別の白衣を羽織る]
あら?
[白衣のポケットに薬を詰め直していると、端末がぴかり。 内容を確認し……さーっと血の気が引いた]
(121) takicchi 2015/03/14(Sat) 12時頃
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[「何かあったの」「無事」「解毒剤」これは……これは。 悲鳴を聞かれていたとしか思えない。そしてぶちまけられた薬の影響を、クラリッサがばっちり受けてしまったとしか考えられない。 頭を抱えた]
やっちゃった……。
[獣耳の生えたクラリッサとか見たいけど! すごくすごく見たいけど! 心配をかけたことは申し訳なく、そして事態を案外クラリッサが重く捉えていそうなのが、また申し訳ない]
(122) takicchi 2015/03/14(Sat) 12時頃
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[メールを送信し、姿見で自分の姿を一瞥する。 しっぽは白衣であまり目立たない……と信じて、問題は耳だ]
帽子、帽子……。
[ベレー帽をかぶった。白衣には合わないが、この際仕方ない。 白衣のポケットにしっかりカメラを押し込んで、クラリッサの部屋へと向かうことにした]
(123) takicchi 2015/03/14(Sat) 12時頃
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[クラリッサの部屋へ向かいながら、新たに届いたメールを確認する。 その内容に首を傾げた]
マドカ?
[どうしてここにマドカの名前が出てくるのだろう。 獣耳が生えたのだとしたら、まさかそれをマドカの仕業と思うわけはないだろうに。 となると]
もしかしてバナナの方?
[自分が滑ったバナナに、もしやクラリッサも滑ったのだろうか? まさかマドカが大量のバナナをばら撒いたなんて知るわけもなく]
くらりん?
[頭を悩ませている間に到着したので、首を傾げながら部屋の扉をノックした]
(124) takicchi 2015/03/14(Sat) 12時頃
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――――……!!
[ノックの後、少しの間。出てきたクラリッサはそれはそれは可愛らしいことになっていた。衝撃を受ける]
お、落ち着いて、くらりん。
[どうやらものすごく事態を重く見ているらしい。 そして恥じていて、隠したいらしい。 そう察して、クラリッサをなだめ、とりあえず部屋の扉を閉めた]
ええとね、くらりん。 そんな深刻に考えなくても、大丈夫よ。 えーと……ものすごく言いにくいんだけど……その薬、作ったの、私で……。 効果時間は20分もないから。すぐ消えちゃうわ。 それに……ほら。
[すがりつくクラリッサを落ち着かせるように、片手で背中を撫でながら、もう片方の手で帽子を取る。 ひょっこり、金色のキツネ耳がこんにちは]
(128) takicchi 2015/03/14(Sat) 12時半頃
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[もうずっとこのままかと思った、そんなクラリッサの言葉に苦笑する]
いくらなんでも、そんな危険な薬は作らないわ。
[ともあれ、安全性(?)が伝わると、クラリッサは安心したらしい。落ち着きを取り戻し、あまり怒っている様子もないことに胸をなでおろした]
あっ、先を越されたわ!
[端末で撮影されると、声を上げて、ポケットからカメラを取り出す。端末でだって撮影できるのに、わざわざカメラを持ってきたのには、もちろんわけがあって]
うん、おそろいみたいよね。 だからくらりん、一緒に撮らない?
[別れの日はすぐそこ。記念になるものが欲しかった。 二人一緒の獣耳写真は、滅多にない記念の品になるはずだ]
う……それは、その……。 せっかく作った薬、拭いちゃうのがちょっと、もったいなくなっちゃっていうか……。
[お小言になると、耳を下げて反省を表明した。しっぽも心なしか細くなったかもしれない]
(134) takicchi 2015/03/14(Sat) 13時頃
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[クラリッサのお許しが出ると、嬉々として写真を撮った。 画像をチェックし、にやにやしてしまう]
くらりん可愛い。本当に可愛い。
[にやにやが止まらない。 交換できたら、という言葉に、んーっと考える]
色んな薬が混ざっちゃったから、効果がランダムみたいになっちゃったのよね。 でも、くらりんのネコ耳、とっても良く似合ってるわ。
[ランダム効果ナイス! なんて言ったら、調子に乗りすぎで怒られてしまうかもしれないから言わないけれども。 次は、と言われてもちろんと頷く]
もう転ばないし、薬をぶちまけたりなんてしないわ。 寝不足はやっぱりよくないわね……。
[結果オーライとはいえ、薬の管理にはそこそこ自信があっただけに、そこはちょっとショックだ。 しかし同じ轍は二度は踏むまいと固く固く決意した]
(136) takicchi 2015/03/14(Sat) 13時半頃
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―好奇心じゃありません、飽くなき探究心です―
[薬の効果が切れ、クラリッサの部屋をあとにしたあと、一旦自室に戻る。そしてちょっとした支度をした。 やがて部屋を出て、向かう場所は、犯人は現場に戻るという言葉の通り、事件現場となった廊下である]
……まだ効果、残ってるわよね……。
[呟く声は、常よりも少しくぐもっていた。それもそのはず、今その口元は、マスクで覆われていた。もう一回吸い込んだら意味ないからね! ひょい、と角から問題の現場の様子を窺う。果たして、そこにいたのは]
……!
[噴き出しそうになって、慌ててマスクの上から口を押さえた。 興味深げに自身の姿を観察しているのは]
ケーイチじゃない……。
[そう、かけがえのない恋人であった]
(140) takicchi 2015/03/14(Sat) 13時半頃
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[どうやらこちらの声が届いたらしい。しっぽがぴんってなった! ぴんって! わかりやすい反応に噴き出しそうになるが、堪える。マスクは便利だ。顔半分表情が隠れる]
ええ、さっき私もうっかり踏んで転んじゃったわ。
[既に転んだあとだと説明しつつ、もう身を潜めていても意味がないので歩み寄った。 激しく振られるしっぽに気づき、一瞬固まる。 ケイイチの顔を見上げ、またしっぽに目をやって]
…………!!
[マスクの上から必死で両手で口元を押さえたが、今度こそ噴き出すのは堪えられなかった]
(142) takicchi 2015/03/14(Sat) 14時頃
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[しっぽが! しっぽが不安そう! なんてわかりやすい! 必死で笑いを堪える。 涙目で、小さく肩を震わせながら、首を横に振った]
不快な思いをさせたならごめんなさい。 その、ケーイチにあんまり似合ってるから。 ちょっと、可愛いな、って思っちゃって……。
[怒った? とケイイチの顔を見上げて首を傾げつつ、視界の端でしっぽの様子を窺っている。 しっぽのことは言わなかった。意識してしまえば、こんな素直な反応はもう返ってこない。そんなことは容易に予想できた]
(144) takicchi 2015/03/14(Sat) 14時頃
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対面販売 クリスマスは、メモを貼った。
takicchi 2015/03/14(Sat) 14時半頃
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褒めたつもりなのだけど、ごめんなさい。
[いただけない、と言われ素直に謝った。……もっとも、しっぽを見れば、やっぱり小さく肩が震えてしまうわけだが]
耳を触ってみてはいけない?
[大きい耳は触り応えがありそうだ。ちょっと触ってみたい。なんなら撫でてみたい。 首を傾げて尋ねてみるが、バウッと吼えられると目を丸くした]
え?
[ちょっと、今のはなんなんだ。あくまでも薬は体の一部が獣化するだけであって、言葉遣いにまで影響の出るようなものではなかったはずだ。 しかしケイイチは、そういう冗談を言うタイプではない。 どういうことだろう? 混ざり合ったせいで、変な効果が付与されてしまったのだろうか? まさか、機械の後遺症と干渉しあってるなんて思いもよらず]
(146) takicchi 2015/03/14(Sat) 14時半頃
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クリスマスは、便乗もふもふ。
takicchi 2015/03/14(Sat) 15時半頃
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……っく……!
[再び肩を震わせて笑いを堪える。マスクをしていて良かった。本当に良かった。素顔ならとっくにばれてた気がする。 堪えるわん>>152って、それ堪えてない! 堪えてないから! つっこみたくてもつっこめない。つっこもうとしたら多分噴き出す。 それでもなんとか気を取り直して、こっそり目じりの涙を拭いて]
いいの! 私が触ってみたいだけなの!
[耳を触ると主張する。 20cm近い身長差はこういう時不便だ。ちょっとかがんで、と偉そうにお願いした]
(154) takicchi 2015/03/14(Sat) 23時頃
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[ケイイチの不審な様子に、なんでもないなんでもないと首を横に振る。マスクはとても優秀です。 おとなしく差し出される頭。ぴくぴくしている耳に触れた]
わあ……! もっふもふ。
[そもそも、狼の耳なんて触る機会は普通ないわけで。 思う存分ぴんとした三角の手触りを堪能した。 耳に満足すると、頭をわしゃりとついでのように撫でる。だっていつも一方的に触られてばっかりだし。こういう機会でないとなかなか触れないし ケーイチって犬系だったのねえ、なんて感想を抱いたがもちろん口には出せない]
(159) takicchi 2015/03/14(Sat) 23時半頃
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んー?
[なにしろ珍しい狼耳に夢中になっているので、投げかけられた質問にも上の空。 しっぽもご機嫌だし大丈夫よね、なんて気楽なもので。 だから深く考えず、あっさり答えた]
どうやったらもなにも、20分もしないうちに解け……、
[はっと口をつぐむ。手遅れ]
(161) takicchi 2015/03/14(Sat) 23時半頃
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[慌てて手を離した。怒ってる! 何が怒ってるって、しっぽが怒ってる!]
そんなわけないじゃない。 転んだって言ったでしょう。 バナナで滑った拍子に、ポケットの中の薬が割れちゃったんだもの……。
[あくまでも不可抗力である。それだけは主張しておきたい。 そして、言葉遣いまで変わるような効果はなかった。そんな効果は断じてなかったはずだ。濡れ衣だ]
うー……。
[立ち去るケイイチを不服そうに見つめる。 でもこの場所の効果を消すのは、時間の経過を待つしかない]
無理だもーん。
[もともと、撒くための薬じゃなかった。あくまでも飲んで30分ほど効果があるいたずら薬として作ったものだ。撒いてしまった場合の対処薬なんて想定外だ。 いじけた声は、ケイイチには聞こえないように声量を押さえて呟かれたが、なにしろケイイチは今狼耳である。はてさて**]
(167) takicchi 2015/03/15(Sun) 00時半頃
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―旅立ちの日に―
[クラリッサの出発は、こちらより数日早かった。 もちろん見送りにいく]
5月に会えるの、楽しみにしてるから。
[出発の日は、笑って見送ると決めていた。しばらく前、泣いてしまったし。 次に会う時まで、クラリッサの記憶の中で、笑顔でいたかった]
あのね、くらりん。 これ、全然大したものじゃ、ないんだけど……。
[そう言って、そっと差し出したのは、細長い箱]
(182) takicchi 2015/03/15(Sun) 08時半頃
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[開けてみて、と促す。中に入っていたのは、パフュームボトルネックレス。ころん、とした花のデザイン]
初めて作ったから、ちょっと自信がないんだけど、気に入ってもらえたら嬉しい。
[中に入っている練り香水は、クラリッサをイメージして作ってみた。 甘くて優しい花の香りはクラリッサに気に入ってもらえただろうか?]
なくなっちゃったら連絡して。 それなら、定期的に会えるでしょう?
[口実なのだと笑う。そばにいなくても、自分の作った香りをまとっていてもらえるなら、いつでも気配を感じてもらえるから]
約束したものね? これからも、ずっと一緒って。
[そう言って、笑った]
(183) takicchi 2015/03/15(Sun) 08時半頃
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……笑えない冗談だわ。
[恥ずかしくてケイイチの顔を見られないのはこちらも同じ。 ああそうだった、と思い出して]
お茶、入れるわね。
[ビーカーに水を入れ、アルコールランプに火を灯す。 お茶を入れ終わるまでに、この顔の熱が少しでも下がりますように、と願った]
(187) takicchi 2015/03/15(Sun) 11時半頃
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できる限り、ね。
[正直なその申告に苦笑する。無理をするなと怒るべきなのか、嘘をつかなかったのを褒めるべきなのか]
いいわ。できなかった分のフォローは、私がしてあげるから。
[支えると決めた。我慢し切れなかった無理は、自分が引き受けてみせよう]
冗談じゃなかったら、もっと笑えないわ……。
[ああ、顔が熱い。乾いた笑いすら出てこない。 ぺちぺとと両頬を叩いて]
……! え?
[背中から抱きつかれて驚いて、告げられた言葉にまた驚く。たった今、お茶のお礼を言われたと思ったのに。 告げられる理由。じゃないと?]
(190) takicchi 2015/03/15(Sun) 11時半頃
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[選んだ贈り物は、クラリッサに気に入ってもらえたらしい。>>188 ほっと胸を撫で下ろして、笑った]
本当? 気に入ってもらえて、よかった。
[クラリッサに促されて、手首を差し出す。ふわり、クラリッサと同じ香りを身にまとうと、少し不思議な気分になった]
ええ、ずっと一緒。 うん、会いに来てくれるの、待ってるわ。 私もきっと会いにいくから。
[そう、笑ってみせたのに、クラリッサの目からこぼれる涙に、胸が詰まる。 思わず泣いてしまいそうになって、懸命に堪えた。今日は泣かないって決めたから]
こないだと反対になっちゃったわね。 くらりん、泣かないで。
[背中を撫でる。涙を零すクラリッサは、自分よりも年上なのに、この時だけは年下の女の子に見えた]
(191) takicchi 2015/03/15(Sun) 12時頃
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あのね、私、夢があるの。 結婚式の時、くらりんに友人代表のスピーチと、歌をお願いするのよ。 有名な歌い手と友達だなんて、きっと私の両親はびっくりするわね。
[背中を撫でながら、ふふっと笑う。その未来は、そう遠い先のことではないはずだ]
ねえくらりん、どこにいたって、私たちはずっと一緒だし、私はくらりんのこと、ずっと応援してるから。 だから、笑って? 涙は……そうね、今度の歌手の新人賞を総なめする時までとっておけばいいわ。 くらりんならきっとやれるって、私信じてるから。
(192) takicchi 2015/03/15(Sun) 12時頃
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[そんなことを言われて、引き留めることなどできようか。……できるわけがない。 真っ赤な顔のまま頷いて、理科室を出て行こうとする背中を見送る。 扉に手を掛けたケイイチが振り返り、目が合った]
……そんなの、お互い様だわ。
[感謝しているという言葉にそう返し、幸せになろうと言われると赤い顔のまま笑って大きく頷いた]
……さて。
[一人になった理科室。ビーカーの紅茶を飲みながら呟く]
この首の痕……どうやって誤魔化して部屋まで帰ろうかしらね。
[大問題だった**]
(194) takicchi 2015/03/15(Sun) 12時半頃
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[とびっきりの笑顔のクラリッサに頷いた]
もちろんよ。応援してるし、信じてる。 何しろ私は、くらりんの親友で、一番のファンなんだから。
[クラリッサの笑顔に負けないように、目一杯の笑顔で]
ありがとう、くらりんの応援があれば、百人力よ。
[響くアナウンス。離れていくクラリッサに、大きく手を振った]
ええ、5月に!
[4月末から予定を空けてあることは内緒だ]
(197) takicchi 2015/03/15(Sun) 14時半頃
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[窓の向こうにクラリッサの姿を認めると、大きく手を振る。 やがて、動き出す。連絡船が完全に見えなくなるまで、その場で佇んで]
……行っちゃった。
[その言葉とともに、ずっと我慢していた涙が、ぽろりとこぼれた**]
(198) takicchi 2015/03/15(Sun) 14時半頃
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[おかしい。 確かに、ここ数日は忙しかった。無事作り直した薬を提出し、転艦が正式に決定し、手続きやなんやらでとても忙しかった。それは認める。認めるが]
それにしたって、メールだけってどうなの。
[会うことは愚か、音声通信すらしていない。会いに来てくれると約束はしているとはいえ、近々遠距離になるというのに、これってどうなの]
なにかおかしい……。
[呟いて、メールを作成することにした。 ただし、その相手はケイイチではなく]
(202) takicchi 2015/03/15(Sun) 16時半頃
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そうよね……。
[返信を確認し、しみじみと頷く。さすが妹、話が早い。 なにかをやらかした可能性。こちらの頭に浮かんだことと、全く同じ]
しかも、アイリスも会っていないとなると……。
[疑いはより濃厚になる。偶々とは思えない。既に確信の域だ]
(204) takicchi 2015/03/15(Sun) 17時頃
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だーかーらー! 私は恋人がいるって言ってるじゃない!!
[厨二病卒業というのも、考え物だと思う。 医療に特化した学園艦で、薬学に邁進する日々は充実しているが、これだけが悩みのタネだった。 この艦には、かつての厨二を知る人がいない。 そして、厨二ではない自分は、どうやらそこそこモテるらしいのだ]
余計なお世話だわ!!
[「遠距離なんて寂しいだけだよ」そう言い募ってくる男子生徒を振り切って、強引に自室の扉を閉めた。しっかりと施錠する]
わかったようなこと言ってくれちゃって。
[一人部屋は少し寂しかったが、もう慣れた。慣れると気楽でいいものだ。 いらいらしながらソファにどさっと座ったが、一息つくと、にまっと笑みを浮かべた。 そう。さっき嬉しいメールが来たのである]
(208) takicchi 2015/03/15(Sun) 21時半頃
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[予定が埋まっていたとしても、無理していくに決まっているが。 メールの送信を完了すると、着替えをした。 人前では絶対にハイネックしか着ていない。それを脱ぎ捨てて、ゆったりした首周りの部屋着に着替える。 姿見の前に立って、大分淡くなった痕に触れた]
……あ! いけない。
[端末で時間を確認し、我に返る。ハンガーにかかった白衣のポケットから、そっとキューブを取り出して、床に設置して。満足げな笑みを浮かべた]
よし、お茶入れましょ。
[床のキューブに背を向けて、キッチンへと向かう。 入れるお茶は、もちろん二人分に決まっていた**]
(209) takicchi 2015/03/15(Sun) 21時半頃
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対面販売 クリスマスは、メモを貼った。
takicchi 2015/03/15(Sun) 21時半頃
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[アイリスの窮状は知らない]
何とかして……?
[文面>>-975に少し首を傾げたが、行くと言っていることだし、時間を空けられるとも言っていたし、と深く考えないことにした。 ポケットに胃薬とか胃薬とか胃薬がちゃんと入っていることを確認し、量子学研究室へと向かう]
(215) takicchi 2015/03/15(Sun) 23時頃
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大丈夫? そんなに無理してくれなくてもよかったのよ?
[息を切らして走ってきたアイリスに目を丸くしてそう言った。 髪の乱れに気づいていないようなら、軽く撫でて整える。それから、肩をすくめて苦笑した]
……さて。今度のケーイチは、一体何をやらかしたのかしらね?
[もう何かやらかしたと決め付けている。いい? とアイリスに目配せをして、量子学研究室の扉をノックした]
(218) takicchi 2015/03/15(Sun) 23時頃
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[扉の向こうで返事がした。アイリスと顔を見合わせた。 確かによく知っている人の声だと思ったのだが、それにしてはなんだか声が高かった気がする。 まるで変声期前のボーイソプラノではなかったか?]
……なにが面倒なのかしら?
[にっこり。 開いた扉の先、そこには明らかにミニサイズの恋人が立っていた]
さあ、説明してもらおうかしらね?
(225) takicchi 2015/03/15(Sun) 23時頃
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クリスマスは、可愛いとはしゃぐアイリスの背後で、にこにこ笑いながら明らかに怒っている。カオス。
takicchi 2015/03/15(Sun) 23時半頃
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嘘が下手にもほどがあるわ!
[全力でつっこんだ。 普通恋人が目の前で別の女性に抱きつかれていたら、例えそれが実の妹であろうともそこそこ複雑な心境になるものだと思うのだが、今のケイイチの姿にはそういう感情が1ミリたりともわいてこない]
これが我慢できないレベルの無理……。
[シンプルな説明を聞くと頭痛がする。これは薬でどうこうなるものじゃない。成長を促せばいいというものではないのだろうし]
……戻るあてはあるの?
[とりあえずまずそれだ。話はそれからだ]
(227) takicchi 2015/03/15(Sun) 23時半頃
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[ベルトとやらを見る。いつになったら修繕が終わるんだというレベルだった]
もうちょっと、使う前に考えなさいよ……。
[ケイイチは頭を抱えているが、頭を抱えたいのはこっちだ。 持ってきた胃薬、消費するのは自分の方かもしれない、なんて思う]
それはもちろん、確実な修繕が最優先だけど。
[10年20年かかるとか言われたらどうしよう]
……元に戻るまでは籍は入れないわよ。
[ぼそっ。ショタじゃないです。戸籍上問題はなくとも、犯罪者になりたくないです]
(231) takicchi 2015/03/15(Sun) 23時半頃
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[一方、アイリスはというと、なんだかとても楽しそうで。 動じないその性格は、ケイイチに似ているのかと思う]
……甘いもの……悪くないわね。
[脳は糖分を欲するものだ。疲れた時には甘いもの。 ……現実逃避かもしれない]
(232) takicchi 2015/03/15(Sun) 23時半頃
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そんな衝動的に危険なことするなんて……。
[熱くなって、という説明にため息しか出ない。頭が痛い。 1年という説明にほっと息を吐いた。遠距離の間に元に戻れるらしい。 そう思うと、遠距離になってよかったかもしれない。毎日毎日小さいケイイチと顔を合わせていたら、愛が変質してしまわないか、ちょっと不安になるところだった]
……別に離れる気はないわよ。
[ほら。子ども言葉で潤んだ目で見上げられると……恋愛感情よりも母性本能がくすぐられてしまいそうだ。 どうしよう、可愛いと思ってしまった。そんな自分にまた深いため息を吐いた]
(238) takicchi 2015/03/16(Mon) 00時頃
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