18 Orpheé aux Enfers
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視点:
人
狼
墓
少
霊
全
この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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嗚呼、聞こえる。やつの足音が聞こえる……。
(0) 2010/08/31(Tue) 00時頃
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これは 大変なことになった。
(#0) 2010/08/31(Tue) 00時頃
それは、ある音大の夏合宿でのことでした。
(#1) 2010/08/31(Tue) 00時頃
舞台は、とある音大の弱小オーケストラの夏休み合宿。
弱小ですが、個性的なメンバーと確かな演奏技術への評価もあり
学内外にファンを持つ愉快な仲間たちの集まりです。
彼等の名前はOrpheé aux Enfers(地獄のオルフェ)。
入部する条件はただひとつ。とにかく音楽を愛すること。
そんな彼等も秋の文化祭に向けて今年も練習合宿を始めました。
今年の彼等は今までと一味違います。
というのも、今年は音大の付属高校から管弦学部から
高校生たちをゲストに迎えてのステージだからです。
先輩たちの演奏の足を引っ張らないようにと練習に励む高校生。
いっちょいいとこ見せてやろうと気合いの入る大学生。
練習にも熱が入るそんな裏側で毎年の人気に嫉妬したある誰かさん。
この弱小オーケストラを文化祭でのステージに出すまいと
楽器を盗んで練習をダメにしてやろうという、という画策を始めたのでした…。
(#2) 2010/08/31(Tue) 00時頃
と、いうのが今回の事の始まり。
それでは貴方にOrpheé aux Enfersの世界をご案内しましょう。
この村は以下の村の流れを汲んでいます。
議事RP50 Rond.Capritioso-O.P14
議事RP114 Rondo brillant
陰謀36 Danse Folatre!
陰謀53 Sturud!!
必ず前の村ログを読んでいなければいけないわけではありませんが、
なんとなーく読んでおくとどんな雰囲気の村かわかりやすいと思います。
勿論読まずにはいるのも大丈夫です★
(#3) 2010/08/31(Tue) 00時頃
【重要!!】
18禁行為OKですが無理にしなくてもいいです。
高校生ですから健全でも大歓迎ですよー。
*BL推奨村ですので顔グラ女性での参加は基本NGです。ご注意ください。
あくまで推奨なので、別に無理に薔薇にはしらなくても大丈夫。
*場所は音大の合宿所です。
設備は宿泊部屋(2人部屋)・メインホール(ここで練習です)
いくつかの練習室(防音:個人練習にどうぞ)なども。
学内まで足を伸ばすとカフェテリアや売店、教室、中庭などもあります。
*音楽ロールが中心になりますが、中の人の楽器経験は問いません。
ウィキペ神様の情報を見ながらでも多分大丈夫。
何故なら村建ても楽器はさっぱりだからでS…(楽譜も読めない村建てです★
(#4) 2010/08/31(Tue) 00時頃
【この村で遊ぶために知っておくとよいこと】
・RP≧勝負
・積極的に絡んでください。ネタ振り、ネタ拾いがんばれ!
・掛け持ちはもう片方の村で許可が下りる場合のみ可能です。
・リアル>>超えてはいけない壁>>>ゲーム
・更新時に必ず在席の必要はないです。睡眠大事に!
*趣旨 楽しく、明るく、がんばりましょう。
*更新 2530更新。48h→3D以降24h予定。
*墓下 大学内合宿所です。街とかとかに行くこともできます。
※音大なので一応楽器はありますが、全体練習には参加できません。
楽器を借用してとりあえず練習すること自体はできます。
*プロ 合宿所に集まります。合宿開始は9/300:00予定です(前倒しあり。
*一日目:合宿が始ります。
*二日目:ダミー(部長)の楽器が行方不明に。以降流れのままに。
(#5) 2010/08/31(Tue) 00時頃
【この村で遊ぶために知っておくとよいこと、その2】
★言い換えについて
処刑>疑われて全体練習禁止命令。
襲撃>楽器を奪われ参加できないので全体練習不参加。
占師>今回のの名探偵(?)
霊能>なんか色々裏事情に伝手のある人。
守護>なんだか勘がいい生徒。誰かのことが気になるかも。
賞稼>楽器を盗まれるが、犯人を道連れにする根性と愛情の持ち主。
弟子>ある特定の生徒に憧れている子。理由は、内緒かな?
人狼>楽器を盗む任務を請け負う生徒
囁狂>盗難会議に運悪く出くわして一蓮托生の運命の生徒
(#6) 2010/08/31(Tue) 00時頃
【部屋割について】
合宿所の部屋は2人部屋になっています。
部屋の組み合わせに関しては、GMが初日に籤を用意しますので、
それまではドキワクしながら部屋割の決定をお待ちくださいねッ。
なお、プロローグでは【合宿施設に集合し、合宿が始まるまで】という時間枠になります。
部屋割が決まるまでは、それぞれ1日目開始までの時間を
自由にお過ごしください。勿論音合わせとか自主練習も自由です。
(#7) 2010/08/31(Tue) 00時頃
【合宿参加者名簿テンプレート】
□お名前と学年をどうぞ。
※高校生については出身校が二つあるので、どちらかを選んでください。
北校:質実剛健な校風で、努力型の天才が多い。制服は学ラン。
南校:リベラルな校風で天が与えた才能型が多め。制服はブレザー。
□担当パート。
※高校生(定員4×2)はバイオリン(第一・第二)・ヴィオラ・チェロからどうぞ
※大学生(定員4)は上の楽器を除く楽器からどうぞ
□性格や嗜好についてどうぞ。
■練習時間について。
■これだけは主張しておきたいこと。
(#8) 2010/08/31(Tue) 00時頃
それでは 止まらない止められない 大騒ぎのオペレッタ 開幕です★
(#9) 2010/08/31(Tue) 00時頃
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―練習室―
〔こつ。 こつ。 こつ。 こつ。〕
〔テンポを刻む音が僕の耳に届く。 メトロームがあるわけじゃない。 それでも、僕の体内で規則正しくテンポは刻まれる。 テンポにあわせて僕は弓を振るうう。 エンドピは少し眺め。 だから、僕のチェロは少し上向く。 少しだけ上向いた弦は 弓を乗せると安定する気がしたから……*〕
(1) 2010/08/31(Tue) 01時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/08/31(Tue) 01時頃
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−合宿棟エントランス−
よ、い っしょー!
[よたよたとした足取りで大学の構内を進むのは付属高校の制服姿は 時々人とすれ違いながら指定された場所に進む先には合宿棟。 背中にはチェロのケース、手にしていた旅行鞄をドサリと音を立てながら入口へと置いた。 シャツの襟元に指を入れてぱたぱたと風を通しながら]
…なーんだ、他の人まだ来てないんじゃん。 急いで損した。
[ちぇ、と唇を尖らせて呟く。 制服で来たせいか珍しがられて、物凄くパンダ状態の中を急いだというのに 他の誰もまだ来ていないのだから腹立たしい事この上ない。 エントランスに自動販売機があるのを見つけてスラックスのポケットを探った。 確かここに、コインケースを突っ込んだ気がする]
(2) 2010/08/31(Tue) 01時頃
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あ、くっそ。 引っ掛かって出ないでやんの。
[そんなに難しい形をしているコインケースじゃないのに ポケットに変に引っ掛かって出てこない。 もうちょっと。あとちょっとだ]
よっ……?
[聞こえる音に顔をあげたら拍子抜けする勢いでポケットからコインケースが出てきた。 小銭を取り出して麦茶を買う。かしゅ、と小さな音。夏だから気持ちよく聞こえる]
(弦の音だ)
[一口飲んで、音に耳を済ませると音に合わせてゆらゆらゆれる。 まるでそれは後ろから見るとチェロ型の巨大なメトロノームがそこにあるようだった]
(3) 2010/08/31(Tue) 01時半頃
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(先にきてる人、いるんじゃん)
[なぁんだ、と小さく呟く。 音を聞いていたら、これからの合宿が愉しみになって、 何だかそれと同時に嬉しさも込み上げてきて、顔が緩む。 ぐーっと缶の中身を飲み干すと鞄の取っ手を再び掴んで建物の中へと入った。
流石に520ml缶一気飲みはしんどくて、廊下の途中でちょっと休憩したりもしつつ*]
(4) 2010/08/31(Tue) 01時半頃
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【追加分】
秘話は内緒話・携帯電話などとして使用できます。
※あくまで秘話はスパイスです。基本は表で話が流れているということを忘れずに。
(#10) 2010/08/31(Tue) 02時頃
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―自宅―
……好きだよ。
[高校生に与えられるには大きすぎる部屋の中、 携帯電話へ語り掛ける]
うん。大好き。
[静かに微笑んで繰り返すと、通話を切る。 ブレザーのネクタイを締め直してから階下へと降りて行った。 玄関先にはすでに車が用意されている。 向かう先はただ一つ―――合宿会場でもある音大だ**]
(5) 2010/08/31(Tue) 03時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/08/31(Tue) 03時半頃
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- 音大喫煙所にて -
はぁ…?
[咥えていた煙草から、じりじりと燃え尽きた灰が落ちる。 白く焼けた其れは夏空に浮かぶ雲と同じ色をして 微かだったはずの耳元に聞こえる声を【marcato】させていくようだった。]
好き、っておま―――…
[反論の余地はなく、一方的に切られた通話。 耳にはもう声は届かず、規則的に電信音がツー、ツー、と響く。 辺りの蝉達がそれを合図にしたように、一斉に鳴き始めていた。]
(6) 2010/08/31(Tue) 06時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/08/31(Tue) 07時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/08/31(Tue) 07時頃
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[夏の茹だるような暑さに落ちる一滴の汗。 煙草の灰の後を追うようにして、地面へと吸い込まれていく。 ボロボロになった古い型の携帯電話に指を這わせて、一通。]
……ったく、暑ぃでやんの。
[重い腰を上げて、黒いケースを担ぐ。 向かうは使い慣れた何時もの練習室。 さて、つく頃にはチェロ型のメトロノームの姿もあるのだろうか。]
(7) 2010/08/31(Tue) 07時頃
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―練習室― 〔音楽大学の整った設備は、冬服でも暑くないから助かる。〕
〔僕は視界に入る、自分のブレザーに包まれた腕に 自虐的に笑いを浮かべて。
基礎練習を終えれば、僕は雑念、 振り払う為首を振ってから 弦を構え演奏を始める。〕
〔無伴奏チェロ組曲 第1番〕
〔曲番進む程難しくなる馴染みの曲を奏でながら、 僕は既に誰かに音が届いているとは知らず〕
(8) 2010/08/31(Tue) 07時頃
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〔エスカレーター高校の強みで 受験もないからと、面白半分申し込んだ 大学のオケサークルの合宿に僕はきていた。
……申し込んだ当時は夏の始まり。 まだ、僕が声を出せていた頃。〕
………………
〔声が出なくなり、……それに相部屋。 合宿に参加出来る状況では、 僕の気持ちは無かったのだけれど……〕
〔僕の音は僕の迷いを反映したまま、 弦から紡がれていった。〕
(9) 2010/08/31(Tue) 07時半頃
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- 練習室にて -
…―――ん? セロ、か。
[無伴奏チェロ組曲 第1番。 分散和音の移り変わるプレリュードに扉を開ける手が戸惑う。 長調の緩やかな音の伸びに、微か息を吐いて。 規則正しく狂わぬテンポに、一度深く息を吸った。
なるべく音を立てぬよう気を払いながら扉を開ける。]
(10) 2010/08/31(Tue) 07時半頃
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セシルは、戸が開くのに気がつかず演奏は迷いをのせたまま
2010/08/31(Tue) 07時半頃
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…… …微妙だな。
[ポツリと零した感想は奏者の耳にどう聞こえただろう。 目深に被った臙脂のトレモントハットの影に隠れて、瞳の色は伺えない。
何時もの部屋、何時もの窓際、其処は指定席でもあるようで 椅子を持ち出してゆるりと腰掛け、窓枠へ肘をかけた。 視線は奏者へと向けたまま。]
(11) 2010/08/31(Tue) 07時半頃
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……………!!
〔突然聴こえた声、誰もいないと思っていたから驚く 顔を上げれば帽子に顔半分が見えない知らない人。 椅子にかける様子は場に馴染んでいるから、 ここの学生だろうか……?に 明るい秋色の瞳を僕は向けた。が。〕
………………?
『……誰……?』
〔いきなり失礼なことを言われたから些か不機嫌に 誰何する……声は出ず、ただ、弦を止めたまま、 数度酸欠金魚よろしく、口をパクパクさせるに終わってしまった。〕
(12) 2010/08/31(Tue) 07時半頃
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―練習室前―
(チェロだ!)
[そーっと音のする練習室を覗くとチェロを弾く そんな姿が見えた。 弓の動きや音の流れに胸を踊らせながら 邪魔をしないように見ていたのだが]
……?
[自分を通りすぎていく陰に視線がその背中を追った。 煙草の匂いがほんのりと鼻を擽って 出そうなくしゃみを我慢する努力が必要になった]
(13) 2010/08/31(Tue) 08時頃
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邪魔したか、すまん。
[空気を求めて居るのか、驚きの余り言葉が出ないのか。 声を出せないと知る訳もなく、若い秋の眸を見やる。 聊か、思わず口の端が上がりもした。]
いや、演奏どうこうじゃなく。 テンポも奏法も綺麗だっつのは判んだけど、なんつーかな。 内側がブレてる。
[迷いの表れていた事に対しての感想を述べる。 風体からして奏者と歳がえらくかけ離れているだろう。 下手をすると若い教師にも見えなくはない。 窓枠に腕をかけたまま、酸欠金魚を視る。]
(14) 2010/08/31(Tue) 08時頃
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そこのも入れ。 あと、ドアは開けっ放しでいいぞ。 俺が居る間は。
[じゃなきゃ風が通らん、暑い。 半ば暑さに対する愚痴のような言葉を、追い越したもうひとつのチェロへとかけた。 彼がくしゃみを我慢しているとも知らず。]
(15) 2010/08/31(Tue) 08時頃
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―練習室―
……………
〔練習室は共用スペースだから、 すまない、とまで言わせる……義理、かな?……は、 僕にはないから、緩く首を振って。〕
〔ただ、馬鹿にしているのか、 薄く笑いながら批評されれば眉が寄った。 ……当たっているだけに、腹がたった。〕
〔僕は喉に手を当て、数度口を開く。 店なんかで、使う声が出ないジェスチャーを 苛立たしげに使った〕
(16) 2010/08/31(Tue) 08時頃
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セシルは、もう一人いるのかと、入口に視線を向けて。
2010/08/31(Tue) 08時頃
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ほ?……、…っ
[くっしゅん。 夏風邪でもないのにくしゃみが一つ出た。 むずむずとする鼻を指でぐりぐりと宥めながら]
お、おじゃまします。
[演奏の評価を行きなり始めた男にちょっと怪訝そうな視線を向けながら 頭を下げて中へと入った。ずるずると鈍く響くのは鞄を引っ張る音。 チェロを引いていたもう1人にも頭を下げた。 同じ楽器を弾く人だと思うと、自然と嬉しくなって何だか表情だ緩んだ]
(17) 2010/08/31(Tue) 08時半頃
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- 練習室にて -
あれだ、あれ。 【第2番ニ短調 前奏曲】のが今の内側に合ってんじゃないか?
[首振る彼にはそう告げる。 眉寄る表情を見ても、特にこちらの表情が変わる事はなく。
けれど声が出ない旨のジェスチャーを見れば多少眉を寄せた。 帽子に隠れて見えはしないだろうが。]
―――まぁ、無理すんな。
[喉にか、内側にか。 判らぬ一言を添えて。]
(18) 2010/08/31(Tue) 08時半頃
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硬くなんな、寛げ寛げ。 っつーかあれか、俺が恐がらせてんのか。 ……またアイツに怒られそだな。
[同じ大学のとある顔を思い浮かべて独り言ちた。 演奏するのにドアを開けっ放しにするなだとか フルート奏者が煙草を吸うなだとか日頃謂われているのだろう。 くしゃみを零して部屋へと入る方を視やる。]
夏風邪か?
[自分のくしゃみの所為だとは思いもよらぬようで。]
(19) 2010/08/31(Tue) 08時半頃
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―練習室― 〔重い何か引く音と共に現れた姿は 同じ年頃……高校生か。 笑いかけられて、釣られて小さく笑ったけど くしゃみには秋色が少し丸くなった〕
…………
〔もう一人の青年の指摘はやはり最もなのだろうけど、 最もだからと機嫌がなおるわけでもなく かけられた労りの言葉も指摘も無視するように、 第1番の続きを*再開した*〕
(20) 2010/08/31(Tue) 08時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/08/31(Tue) 08時半頃
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夏風邪ってゆーか、煙草の匂いが。
[苦手、とは言わないが、条件反射の様にくしゃみが出る。 家には喫煙者だっているはずなのに、何でこうなるのか自分でもわからない。 首を横に振りながら、男が上げた曲名を頭の中で反芻する]
あ、ええと。 今日から文化祭までお世話になります、カルヴィンです。 北校1年で、チェロ担当です。よろしくお願いします。
[自分を見て目を丸くしていた南校の生徒のほうも見ながら、 二人に向けてぺこりと頭を下げた]
(21) 2010/08/31(Tue) 08時半頃
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おー、おー。
[無視して続けられる演奏に感嘆の声をひとつ。 そしてニィと上がる口端。 今年の練習合宿への念いも在ってか、面白い奴が来たと笑う。 それ以降は演奏の邪魔にならぬよう声のトーンを落とした。]
(22) 2010/08/31(Tue) 08時半頃
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―調理室― くしゅんっ!
[夏風邪でも無いのにくしゃみが一つ出た。 同時刻別の場所でおなじ事が起きていた事は知る由も無い。 ぶわ、と調理台に舞い上がった小麦粉を吸い込んで、ごほごほと咽る。元々白髪交じりの髪がいまは灰色だ。 何しているんだと呆れる声に、涙の滲んだ緑がかった瞳を擦りながらへらりと笑った]
……噂でもされているんでしょうか。 僕も有名になったものです。
[内心に年上の愛煙家がまたろくでもない事をしているんじゃないかと過ぎりつつ、例のオーケストラの方で呼んでるんじゃないかと言われれば首を振る。白い粉が飛び散った]
まだ練習までは時間があるから平気ですって。 食べてからじゃないと音出無いんですもん。
[差し出されたタオルで頭や顔を拭いながら、ボウルを持ったまま止まっていた友人に手を動かせと指した。 調理場にはやがて美味そうな菓子のにおいが漂い*はじめる*]
(23) 2010/08/31(Tue) 09時頃
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あー、すまん。
[悪びれる素振りも見せず謝罪だけ口にする。 染み付いた煙草の匂いは自身ではよく判らない。]
お、北校。 オマエもセロ奏者か。
俺はバーナバス。 ここの大学4年生、フルートやってる。 まぁ、よろしく?
[下げられる頭に軽く帽子をつまみあげる。 掛かっていた影は少しの間晴れ、竜胆の眸が見えたろうか。]
(24) 2010/08/31(Tue) 09時頃
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いえ、いいんですけど。 父さんとか吸うし。
[まだひそかにむずむずする鼻を宥めつつ、 北校という響きに何かあるのだろうか、首を傾げた]
はい、北校のチェロです。 バーナバスさん。よろしくお願いします。
[各校チェロは一人だったはずだから、 さっき引いていた人は南校なのだろうとすぐわかる。 制服もブレザーだったし。 ちらりと見えた濃い青紫を見つけて、チョコレートみたいな濃い色の眸は 年相応な子供っぽさを以って楽しそうに笑った]
(25) 2010/08/31(Tue) 09時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/08/31(Tue) 09時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/08/31(Tue) 09時頃
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ふーん? じゃ、一本失礼して。
[ポケットから取り出す黒いパッケージには外国の国道の名前。 窓から外へ抜けるように、火をつけて煙を吐き出した。 傾げた首には肩を寄せ上げて見せ。]
北校と南校って交流あったり――…は、なさそーだな。
[見慣れた南校の制服の奏者をちらりと。 北校を気にしたと謂うよりは、南校の知り合い―先刻の電話先である― を知っているか気にした、と謂うところだった。]
で、オマエは弾かねーの?
[子供らしいチョコレートの眸に向かう竜胆は、もう帽子の陰ではあったが 子供につられるように、幾らか穏やかな口調で問うた。]
(26) 2010/08/31(Tue) 09時半頃
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どー…っっ
[ぞ。まで言えなかった。 ぷし、とまた小さなくしゃみ]
交流はー…どうなんですかね。ないわけじゃないと思いますけど。 俺も、まだ1年だし、やっとなつやすみってとこで、まだまだ。
[省略した言葉は、よくわかりません。 弾いてみたい気持ちはあるが]
…練習してる傍からいきなり音が増えるのは、 あんま気分良くないかな…、……って。
[また途中でくしゃみが一つ。 そうは言いつつも、荷物を端に寄せてケースを下ろす。 中から見えるつやっとしたいい色は丁寧に手入れされた証拠だ]
(27) 2010/08/31(Tue) 09時半頃
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おー、いいくしゃみ。
[何が良いのか悪いのか、面白そうに揶揄しながらも多少気は遣っているようで 煙を吐き出すときは窓の外へ、指に挟んでいる間も手を外へ。]
高校1年生ねぇー…ってーと15か16? うわー、若ぇー。 どうですか、高校生活エンジョイしてんの?
[10も違えば生きている世界が違うようにも念える。 質問の仕方が最早おっさん臭さを醸し出していた。]
まー、あのぼっちゃんは神経質そうだしなぁ。
ちゃんと手入れしてんじゃん。 よきかな、よきかな。
[雑談を交えながら短くなっていく煙草。 謂う割に男が吹き始めようとする素振りはなく 演奏の邪魔だけはせぬようにと、話す音量に気を払っている。]
(28) 2010/08/31(Tue) 09時半頃
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腹減ったなー、暑ぃし。 今日も今年一番の暑さだとよ。
あー、腹減った。
[窓の外から見つめる方向には調理室。 流石にここまで匂いが漂う事はなかったが、察知したのか鼻を数回スンスンと動かした。]
あー、腹減った。
[声が届くはずもない。 でも、大事なことなので二度謂いました。]
(29) 2010/08/31(Tue) 10時頃
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いいくしゃみって、なんすか。
[こっちは大変なのだ。 風で流れないようにしてくれているのがせめてもの救い]
15です。遅生まれなんで。 エンジョイ?…まあ、多分。学校も部活楽しいし。
[兄達とは大分年が離れているのだが、 そんな問いかけ貰った事もない気がして 思わず頬を指が引っ掻いた]
当然です。大事な相棒ですから。
[つやつやしたその表面を手がそっと撫でる。 楽器に対する愛着を指先は示しながら、ケースから出して ごく僅かな音で調整を始める]
(30) 2010/08/31(Tue) 10時頃
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今年一番?なんかそれ最近よく聞きますけど。 ……でも、本当暑いですね。大丈夫かなこの国。
[自分が小さかったときはもっと夏も涼しかったような気がする。 腹減った、というぼやきに苦笑しながら]
何なら、売店行ってきましょーか。 この暑さだと、飲みものも買ってきたほうがいいでしょうし。 場所さえ教えてもらえれば、俺行きますよ。
[ポケットに仕舞ったコインケースを思い出しながら、 一度準備しかけた手を止める]
(31) 2010/08/31(Tue) 10時頃
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ぷし、てやつ。 あと10年もするとそこに「あーチクショイ!」とか入るぞ。
[自論であるかは謎だが。]
若いっていいねぇー、俺も若くなった気分。 楽しめる内に欲張って頑張って楽しんどけよ、少年。
[頬を掻く姿にくつくつ。 ぼんやりと自身が15の時は何をしていたろうかと念い返しながら 僅かな音が奏でられるを耳にする。]
いいねぇ【大事な相棒】って響き。 音楽、楽器、愛してる奴じゃねーとな やっぱ。
[邪魔する事無く見守る指先に愛着を察した。]
(32) 2010/08/31(Tue) 10時頃
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温暖化だとさ、猛暑だの暖冬だの。 噂によっちゃ秋もこねーかも知らんとよ。 秋が一番すごしやすいんだがなー。
[うーん、とひとつ唸って。]
構うな、構うな。 別にパシりにゲストで呼んだわけじゃねぇし。 飲み物は知らんが、食い物は足生えてやってくるかもだしな。
[ひらひらと掌で扇ぐ。 続けろと謂いたいようだが。 食べ物の件は野生の勘とでも謂うものだろうか。]
ま、なんなら俺が飲み物買いに行くし?
(33) 2010/08/31(Tue) 10時頃
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バーナバスは、暖冬はありがたいけどなーとか、ぽつり。
2010/08/31(Tue) 10時頃
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うっわ、嫌すぎる。
[露骨に嫌そうな顔をした]
若くなってって、そこまで離れてるんですか? ……あんまり、若そうにも見えないですけど。
[手を下ろしながら首を捻る。 目元が見えていないので、余計に胡散臭い]
そりゃ、勿論。…夢が、あるんで。
[その響きは少しだけ真面目なもの。 夢の為に一緒に走る為の相棒だからこそ、大事なのだ]
(34) 2010/08/31(Tue) 10時半頃
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秋かあ。秋は色々楽しみがありますよね。 実りに、読書に、スポーツにー。
[また小さくくしゃみをしながら指を折って数える]
…足が生えて?
[想像したら気持ち悪くて、思わず変な顔になった。 買いに行く、とか言い出したので]
あ、じゃあ俺、麦茶がいいです。
[遠慮なく我儘こいた。 練習の手を休めない彼は、何か必要だろうかとちらりと視線を向けては見るが]
(35) 2010/08/31(Tue) 10時半頃
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そうだろー、「ぷしっ」とか若可愛くて、いいくしゃみ。
[嫌そうな顔にさらにくつくつ。]
まぁ、そうだなー。 あと少しでペルゴレージと同い年。
[首を捻られれば肩を寄せ上げる。 まるでお決まりと化したリアクションのようだった。 26歳で没したオペラ作家を口にしたが、判るかどうかは気になど留めず。]
おー、そうか。 夢があるのもいーこった。 その夢に走る情熱の演奏、是非とも聴かせて欲しいもんだ。
[真面目な声のトーンにも返す声は【Largo】 部屋においてあるバーナバス専用に近い灰皿へ、煙草を揉み消し立ち上がる。]
(36) 2010/08/31(Tue) 10時半頃
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若可愛いって。…なんだかなあ。
[どう考えてもからかわれているとしか思えない。 ペルゴレージ。授業かどこかで名前を聞いたような、聞かないような。 何だっけ、と首を傾げて二度往復。思い当たったのは]
…スタバト・マーテル?
[昔、教会で歌をやっていたころに聞いた名前のような。 煙草をもみ消す姿を見ながら、そのうちに、とかえそうとして]
───っ
[またくしゃみが出た。落ち着かない事この上ない]
(37) 2010/08/31(Tue) 11時頃
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秋は良いぞ、涼しいし。 秋刀魚が出るとあんまが引込む、つって食いもんも美味いしな。
[こちらが指折り数えるのは全部食べ物かも知れない。]
そーそ、ちっこいのが来るぞ、きっと。 足生やしたのがちょこまか。
[頭にあるのはトランペットの彼であったが 想像しているものが全く別だとわかっていて、さらに付け加えた。 少年の頭に現れたお菓子の怪物は動きを早くして脳内を駆け巡っていることだろう。]
誰がオマエのも買って来るなんつったよ?
[背伸びとそんな言葉をひとつ。 扉の方向へと足を一歩。]
(38) 2010/08/31(Tue) 11時頃
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あんまが引っ込む? …秋茄子をお嫁さんに食わせちゃいけないのは知ってますけど。
[聞いたことのない言葉に首を傾げた。 小さいの、と聞けばどんどん眉間にしわが寄る。 頭の中で奇怪なものにしかならなかった]
ちぇ、なんだ。 ゲストなのに自分で買いに行けと。 …冗談です、自分で後で行きます。
[頬を膨らませたあと、冗談一つ呑気にわらった]
(39) 2010/08/31(Tue) 11時頃
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おー。 悲しみの聖母は立ちぬ、大正解。 勉強もしっかりしてるとは、さすがさすが。 エンジョイ、エンジョイ。
[去り際に褒めているんだか揶揄しているんだかな言葉と。]
あ、そうそう。 ここ座ったらシメるから。
他の奴にも謂っとくように。
[それから指が示すのは先程まで自分が座っていた場所。 胡散臭い笑顔を残して。 ひらりと手を振り、向かう足取りは【capriccioso】 売店の方へと向かって行った**]
(40) 2010/08/31(Tue) 11時頃
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…まあ、一応。
[上に上がるにも成績は大事だ。 楽器で金をかけてもらっている以上、あまり学費を親に出させるのも癪だし。 エンジョイとか言ってる場合じゃないのは確かだ]
はぁ…?なんですかそれ。
[横暴だ。とまでは思わないが、むちゃくちゃだとは思う。 ひらひらと手を振って消えていく後姿に肩を竦め 自分はもう少しだけチェロの音に耳を済ませてみることにした。 南校のチェリストのレベルを知りたい、というのもあったので*]
(41) 2010/08/31(Tue) 11時頃
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セシルは、一番を弾き終えると二番を飛ばし三番以降を正確に*弾き続けた*
2010/08/31(Tue) 12時半頃
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(……あれ?)
[自分の楽器を抱えたまま、飛ばされた譜面と奏者に軽く目を見張る。 何故飛ばしたのだろう。何故だろう。 見たところ、そんなに不真面目な生徒というわけではなさそうだ。 制服も夏なのに冬服だなんて具合にかなりかっちり着込んでいるし]
…あ、の。
[それは音を止めてしまう原因になりかねないけど けれどこのまま疑問を疑問のままにしておくのも嫌で ごくごくためらいがちに声をかけた]
(42) 2010/08/31(Tue) 13時頃
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[南校のチェリストは何と答えたか。 ただ、結局のところは自分も練習しなくてはという結論に至り]
(…楽譜出さなきゃ)
[暗譜をしていないわけではないけれど、取り出したのはアンダンテ・カンタービレ。 歌うように(カンタービレ)という単語がとても好きで、つい選んでしまう曲。 南校のチェリストの邪魔をしないようにと、隅のほうでこっそり調弦を開始する*]
(43) 2010/08/31(Tue) 14時頃
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―とある教室―
[夏休みの大学の講義室は、エアコンが効いていてとても快適な環境である。]
ここに3つの山、X、Y、Zがあります。 そして、Zが見えない「c」の立ち位置にぬいぐるみを置き、3つ全ての山が見える位置に就学前の子どもを立たせます。そして子どもに「ぬいぐるみから見て、いくつの山が見えるか?」ということを問うと……
[彼の目の前に居る学生達は、教員免許取得に必要な教養の単位を獲得する為に集まった学生達。特に何の変哲も無い、夏休みの短期講座の風景である。]
まず……4歳児以下の子どもは、そもそも質問の意味が理解できません。
[いかんせん音大生であるせいか、彼らは「教育心理学」という分野には全く興味が無いらしい。空調の効いた環境と相まって、睡魔とお友達になっている学生もちらほらと見られる。]
そして4歳から7歳の子どもは、「自分の見え方」と「ぬいぐるみの見え方」の区別がつきません。
7歳以上になると、子どもは「ぬいぐるみから見て、Zの山が見えない」という「他者の見え方」が理解できるようになります。
(@0) 2010/08/31(Tue) 16時半頃
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―とある教室―
そして、4歳から7歳頃の子どものように、自己と他者の見え方の区別ができない状況を、ピアジェらは「自己中心性」と呼びました。
[目の前に広がる光景を見て、呆れたように溜息をつく。]
……ええと。 このピアジェの「自己中心性」というものなんですが、数年前の教員採用試験に出題されておりましてね。当時、教育学部に所属していた僕の後輩が、試験終了後に「全く分からなかった」と言って青ざめた顔していたのを思い出しますねぇ。
[そう彼がぽつりと呟いた次の瞬間、睡魔に意識を引き摺られていた学生のうち数名が身体を上げてペンを手に取った。]
ああ、いえ。 ……それじゃあ次に進みましょうか。
(@1) 2010/08/31(Tue) 16時半頃
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―喫煙室―
[シャツの胸ポケットから、白地に青いラインが印刷された煙草の箱を取り出し、1本を口に咥えた。紫煙を吐き出し、天井を見上げる。]
あれじゃ、ただの脅迫ですね。 ……もしくは、ただの腹いせ。
[先ほどの授業のことを思い出し、目を細めて眉をしかめる。]
いけませんねぇ。 音大生に、「ただの義務」以上に、授業に興味を持って貰うことが第一目標だというのに……これではいけません。
[窓の外を見る。 高校生が楽器を持って歩いているのを見つめ、煙を小さく吐き出した。]
……オープンキャンパスは先週終わった筈ですが。 ここの学校の教授のお弟子さんかな?**
(@2) 2010/08/31(Tue) 16時半頃
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- 売店にて -
おばちゃーん、いつものー。
[間延びした声が売店に響く。 あいよ、と袋詰めされるのは飲むヨーグルト。 それからおまけのように新商品のプリンがひとつ。]
前のは固かったし、甘すぎ。 あんま売れてないっしょ? あっこのメーカーはハズレ多いのよねぇ。
[当の本人は成人向け雑誌に手をかけてめくっている。 売店のおばちゃんに告げたのは、どうやら前のプリンの評価らしく。 このことでもここの常連であるとは容易に知れよう。 新商品プリンの試食、というなんとも不思議な関係である。]
(44) 2010/08/31(Tue) 16時半頃
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麦茶ぁ? やーよ、俺が乳好きなの知ってんでしょ。
[くつくつと指がつつくのは隠されもせず露わな女性の豊満な胸。]
麦茶なら後から顔ちっこいのが買いに来ると思うぜー。
[ゲストに買っていく程の思いやりと金銭はなかったらしい。 直接ポケットに突っ込んだ小銭をちゃりちゃり漁ると、ついでにオンボロ携帯を取り出した。 今はまだ返信がないようだった。]
(45) 2010/08/31(Tue) 17時頃
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あー、そーいやステフちゃんの夏季講座って何時からだっけ? うっわー、忘れた。
もう何回目だっけかなぁー。 流石にぼちぼち怒られそうかも。
いや、授業内容は全部覚えてんのよー?
[携帯にメモした気がしたんだけれど。 どうもオンボロすぎてたまにデータが飛ぶらしい。 困った困ったと、余り困っていない口調で そのまま売店のおばちゃんと暫くの井戸端会議**]
(46) 2010/08/31(Tue) 17時頃
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― 音大へ向かう道 ―
[とぼとぼと歩く制服姿。急げば汗が噴き出しそうだった。 Tシャツの上に羽織っているだけのワイシャツがひらひらと揺れている。 小さなケースを片方の肩にかけていた。
信号で止まり、ふと照りつける日差しに目を向けたなら、 そこで表情がくにゃりと歪んだ]
・・・へぶしゅっっ。
[瞬間、盛大なくしゃみ]
・・・・・・・・・うっ・・・く、しゅっ。
[はあ、と小さくため息をつき、 ぱんぱんと肩についた柔らかな毛を叩き落せばまたくしゃみ]
(47) 2010/08/31(Tue) 20時頃
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アイツ、合宿の間だけ預かったとか言ってたけど。
[再び恨めしげに太陽を見上げる。 両親から受け継いだ、やや褐色の肌に陽が当たって眩しそうに目を細める。 まあるい太陽に、出掛けに見た姉のなんともいえぬ笑みが重なった]
・・・絶対、嘘だ。 あの猫ずっと飼うつもりだ・・・俺にはわかる。
[まったく、猫アレルギーには残酷な話すぎる。 合宿が終わった後のことを想像して呆れたように肩を落とす。
青になった信号に目を向けゆっくりと歩き出す。 生暖かい空気が肌に纏わりつきながら流れてゆく]
着いたらまずが売店だな。 着替えとか練習とかの前に干からびちまう。
[なるべく太陽から身を隠すように日陰を選んで歩く。 大学が見えるのはもうすぐだ**]
(48) 2010/08/31(Tue) 20時頃
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―大学への道中―
[車の静かな運転に揺られながら、荷物の確認。 焦げ茶色のヴァイオリンケースを一度撫でると、 携帯電話の着信ライトが点滅していることに気付いた。
嬉しそうに表情を緩めて、カタカタと返事を打つ]
(49) 2010/08/31(Tue) 21時頃
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―練習室―
[音楽は二つ。 バッハとチャイコフスキー。 まったく重ならない音のはずだが 意外と重なるその音が作るのは、不可思議な時間]
……え、と。
[どうしたものか。 弓を下ろして頬をかく。 チェロの音はまだ流れている。 少し迷って弓を置いた。 それから、弦を指が引っ掻くように音を作った。 恐る恐る、話し掛けるみたいに]
(50) 2010/08/31(Tue) 22時頃
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―大学の道中―
[メールを打ち終えると、ふう、と小さく息をつく。 空調の効いた車内は涼しい風が流れ、外の熱気楼が嘘のよう]
――――――――…あ。
[まるで子供みたいに窓に片手を添えて外を眺めていると、 ワイシャツ姿の青年>>47が目にとまった。 盛大にくしゃみをしている所までは、確認しきれなかったけれど]
ヴァイオリン…?
[青年を追い越して行くように走り行く黒い車。 その姿が見えなくなるまで、 縫いとめられたように視線は彼の方へ向けられていた]
(51) 2010/08/31(Tue) 22時頃
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―調理室― [鉄板をオーブンから出すと、そこには狐色に焼けたスコーンが並んでいる。満足そうに頷いて、一つ手にとりかじりついた。 食べ零すなよと怒られながら、ベリーのジャムとクロテッドクリームもどきを用意する傍らで、アフタヌーンティーの良いにおいが広がっている。 咀嚼しつつ、幸せそうに笑った]
あー…充電してるって感じがしますねぇ
[席に着けといわれて、何時の間にか用意が終わっていたテーブルに着く。 調理室を陣取っている数人の青年は、音楽の話をしながら菓子だの料理だのを作るサークルのメンバーたち。 女っ気の無い彼らの話は殆ど音楽に関するものばかり。西洋音楽史で課題がどうだの、教育心理学の授業は何時も眠くなるだの、それから]
(52) 2010/08/31(Tue) 22時半頃
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―音大―
[大学の門付近で車は止まる。 暫くの後、ヴァイオリンケースに小さなトランク、 そしてクーラーボックスを肩からかけた青年が降り立った]
よっと、……流石に暑いな。
[揺らぐような空を一度仰いで、ぽつりと呟く。 振り返って運転手に一度礼を述べると、 大学内へと足を踏み入れて行くのだった]
(53) 2010/08/31(Tue) 22時半頃
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ええ、Orpheé aux Enfersなら今年もやりますよ。 秋の文化祭をお楽しみに。 是非聴きにきてくださいね。
[食べる手を休める事なく、問われた小さなオーケストラの演奏会について語る。指先についたクリームまで綺麗に舐めとりながら、視線を窓の外へ向けた。 先にあるのは練習室だが、流石に室内設備の行き届いた大学。音はここまで毀れてこない]
これ、幾つか貰っていいですか? あと飲み物もあったほうが良いかな、お手拭とピクニックシートも欲しいです。 ……ああ、そのバスケット良いですね、お借りします。
[青年の意図を察した一人が手伝ってくれたお陰で間も無く合宿メンバーへの指し入れは出来上がった]
(54) 2010/08/31(Tue) 22時半頃
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それじゃ、行ってきます。 後片付けお任せしてすみません。
[ぺこりと頭を下げて、バスケットを手に練習室の方へと向かう。 楽器は既に置いてきているから、定位置は誰にも侵されては居ない筈。 焼き菓子の甘い匂いを漂わせながら、廊下を歩く]
(55) 2010/08/31(Tue) 22時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/08/31(Tue) 22時半頃
サイラスは、大学構内を明らかに浮いたブレザー姿でうろうろしている。迷ったようだ。
2010/08/31(Tue) 22時半頃
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[ぽーん。 それは、指が弦を弾く音。 弓を使って音を作るのとは違う。 ギターを弾くかのような音。 返事がかえってくることは、あまり期待していない]
(…夏だなぁ)
[遠くから聞こえてくる喧騒。 しゃわしゃわと聞こえてくる油蝉の歌。 樹が熱い風に揺られてたてる葉擦れの音。 その中で、チェロの転がるような音は続く]
(56) 2010/08/31(Tue) 22時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/08/31(Tue) 22時半頃
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−キャンパス内−
[講義棟から講師室のある棟へと移動する。蝉が鳴く声がやけに煩いように感じながら、スティーブンは青空を見上げた。]
……やけに高校生が多いな。
[不思議そうに首を傾げた。]
(@3) 2010/08/31(Tue) 22時半頃
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― 練習室:回想気味 ― 〔それは僕がもう一度弦に弓を乗せる前。 もう一人現われた姿はカルヴィンと名乗った。 まだ1年生で北校の同楽器と、彼自身の言葉で知る。 僕がまた演奏を再開した頃、不躾な帽子男も ……第一、室内でも帽子を脱がないなんて きっとはげてるんだ……!! 大学4年のバーナバスだと…フルートだと自己紹介をしていた。〕 〔その後の会話はあまり聞いていない。 演奏のほうに集中していたからだ。 ただ、バーナバスの言う第二を弾くのも なんだか気分が悪かったので、第二をぬかして 第三を弾き始めたら……〕
(57) 2010/08/31(Tue) 22時半頃
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あれ?
[目前に見えたのは、明らかに大学の生徒ではない人間。 楽器を手にしているだけなら珍しくもないけれど、大荷物の上に学生服のようだ。 暫く立ち止まり、見ている事にする。辺りを見渡して向かう先を決めた様子に漸く声をかけた]
そこの君、何処へ行くんだい? そっちは体育館とテニスコートしかないよ。
(58) 2010/08/31(Tue) 22時半頃
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― 練習室:回想気味>>42 ―
…………? 〔かけられた声に、僕は「何?」と言う風に 弓を止めてゆっくりと首を傾げて見せた。
そのとき、彼には僕は今声が出ないことを 知らせることは出来ただろうか? 何らかの意思のやり取りがあったかもしれないが すぐに、彼も練習を始めた〕
(59) 2010/08/31(Tue) 22時半頃
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― 練習室 ― 〔そうして、第三も弾き終わりに近づく頃だったろうか。 携帯がメールを受信する。 此処最近、電話としての役割はトンと御無沙汰のそれ。 そして……〕
…………
〔コントラバスなんかでは、指で爪弾くのもようあるなと 思いながら弓を止めて…メールを確認し 返信を返した後……僕も弓ではなく 指で弦を爪弾いた。 カルヴィンの音を聴きながら…もう一つの旋律を絡めるように〕
(60) 2010/08/31(Tue) 23時頃
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[ぽろん。 雨粒みたいに音は作られる]
(喋らないならー…とか俺、夢見すぎかなぁ)
[音で会話を、なんて話の中だけだろう。 そんな言葉を頭の中で繰り返して 諦めようかなんて思っていた、そんな頃合い]
―――――。
[チョコレート色をした瞳が瞬く。 ほろん。試しにもうひとつ鳴らしてみる]
(61) 2010/08/31(Tue) 23時頃
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ええと、入ってきたのがこの方角だから。 合宿所へ行くには、大きな道を右に曲がって……。
[クーラーボックスの重さによろめきつつも、 真剣な表情で現在地を確認する。 暫しの脳内協議を果たした結果、 彼の導き出した結論は―――]
よし、こっちだ!
[合宿所と真逆の方向へ力強く一歩踏み出した所で、声>>58をかけられた]
(62) 2010/08/31(Tue) 23時頃
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え。あ、あれ。体育館と、テニスコート…!?
[動揺のあまり、 思わず焦げ茶のヴァイオリンケースの取っ手を握り締めた。 どう見てもその方面に用のありそうな格好ではない]
あの、すみませんっ。 合宿棟……は、こっちでは無いのでしょうか。
[おろおろと進もうとしていた方向を指さした。 その反動とクーラーボックスの重みで、 僅かに身体がかくんと揺れる]
(63) 2010/08/31(Tue) 23時頃
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― 練習室 ― 〔チェロに張られた長い弦は、ゆっくりと爪弾くと ぽん。ぽん。と、低く、深い音を響かせる。 弦を押さえて爪弾けば、勿論音は高く響く。〕
〔カルヴィンの演奏意図も知らず、 ただ、深い空間に落ちる雨粒、その空間を 更に彩るように、更なる雨粒は 僕の指から奏でられる。
時に屋根に落ち、堅く高い音を響かせ、 時にくぼみに落ち、低くこだまするそれを。
暑い昼最中に、音の夕立を。〕
(64) 2010/08/31(Tue) 23時頃
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−キャンパス内−
[クーラーボックスを持った高校生らしき少年を不思議そうに見つめる。]
……教授のお弟子さん……にしては、妙に大きなクーラーボックスだなぁ……差し入れだろうか?
[大学の学生らしき青年に付き添われてこちらに向かうのを確認する。どうやら向かう場所は近い方向のようだ。]
合宿所?
(@4) 2010/08/31(Tue) 23時頃
|
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合宿棟は君がいま背を向けているほう。
[思わず小さく噴き出した。 合宿と言う事は彼がゲストだと理解出来る]
…ご案内しましょうか? ああ、荷物も随分重そうですね。
[こちらの素性は名乗らないまま、両手でもっていたバスケットを片手に持ち替えて、手を差し出した]
一つお持ちしますよ。
(65) 2010/08/31(Tue) 23時頃
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あぁ、先生
[目線の先に今度は知った顔を見つけて、軽く挨拶をした]
(66) 2010/08/31(Tue) 23時頃
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― 大学へ向かいながら ―
[ぱんぱんとシャツについた猫の毛を叩き落としながら歩けば、 背後から静かに聞こえる車の音。 しかもお高い車のソレ、だ]
・・・・・・?
[ふ、と顔を向けて過ぎた黒塗りの車のテールを見た。 なにか視線を感じた気がした>>51けど・・・]
いいなあ・・・俺も送ってもらえばよかった。
[離れたところで光るブレーキランプを眺めて呟いた。 猫好き一家は、預かり猫の来訪に上へ下への大騒ぎ。 合宿へ行く猫アレルギーの長男のことなんて眼中になかったのだ]
(67) 2010/08/31(Tue) 23時頃
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はあ。
[パン!と勢いよく制服のズボンを叩く。 猫の柔らかな毛が、白く光ったからだ]
たった一日でここまで毛まみれになるなんて、え・・・
[ふにゃ、と顔が歪む]
へっくしょっ。
[じわっと瞳が滲ませながら、歩く足を速めた。 身体を流れるリズムはAdagioから、Moderatoへと]
(68) 2010/08/31(Tue) 23時頃
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[背を向けている方、と言われればそろりと後ろを振り返った]
―――――……、す、すみません…。
[盛大に道を間違えていたことに気恥しくなって、 俯きながら言葉を零す。 案内の申し出には、ぱっと表情を明るくした]
良いんですか?御親切にありがとうございます! 実は暫く迷いっぱなしで…。
[手を差しだされれば、恐縮したように手を横に振って。 ……其れに合わせて、また、身体は揺れて]
あ、いえ、重いですし……。 そこまでして頂くわけにはいきません。 元気だけが取り柄ですから、大丈夫です。
[にいと人懐こい笑みを浮かべて、大丈夫だと主張した]
(69) 2010/08/31(Tue) 23時半頃
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サイラスは、ヴァイオリンケースを握る手には、ギュッと力を込めて。
2010/08/31(Tue) 23時半頃
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>>66 ああ、ベネット君。こんにちは。 この前のレポート、読ませて貰ったよ。
成績については……まあ、既につけたけれど、今はまだ教えるわけにはいかない、かな。楽しみにしていてくれ。
[ふと視線をベネットの横にいる高校生に向ける。]
彼は君の知り合いかい? この大学の見学に来たのかな?
(@5) 2010/08/31(Tue) 23時半頃
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|
[最初は、反応してくれるかな、なんて程度だった。 それが、今や向こうから音を作ってくれる]
(やばい。ちょっとたのしい!)
[これはわくわくしてきた。 15歳の好奇心はこうして大いに掻き立てられる。 雨粒みたいな音。夕立の前触れ。 ちょっと考えてから弓を手にしつつ、それでも指が音を作る。 今度は明確な楽譜だった。アストル・ピアソラのリベルタンゴ]
(70) 2010/08/31(Tue) 23時半頃
|
|
良いんですよ、僕も向かう所でしたから。 …そうですか? 重いからこそ、お手伝いしようと思ったんですが。
[菓子のにおいをさせながら、迷子の子に遠慮はいらないと告げる。断られてもさほど気を悪くした風もなく、声をかけてきた教師を見上げた]
有難う御座います、先生。 たのしみにしていますね。
[内心でよくあの文字を解読できたものだと思いつつ、問い掛けに首を振った]
彼は多分学園祭のゲストなんです。 先生、もしお時間があるようなら寄って行きませんか? 今ならおまけもつきますよ。
[バスケットを軽く持ち上げて笑う]
(71) 2010/08/31(Tue) 23時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/08/31(Tue) 23時半頃
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お早うございます。
[先生、と呼ばれた眼前の男性へ視線を向けると、 丁寧に頭を下げた。 大学の講師だろうか、などと考えながら]
あ、いえ、僕は先ほど道に迷っていた所を、 この方に助けて貰ったのです。
[高校には無い講師と学生のやりとりに新鮮さを覚えつつ、 声をかけられればスティーブンへと向き直り]
南高校3年生の、サイラス=アルバーンです。 本日は大学のオーケストラの合宿に、 参加させて頂くために参りました。
(72) 2010/08/31(Tue) 23時半頃
|
|
〔それまで、決まった譜もなく、テンポもなかった 夕立が、とある、規則に則り 奏でられ初めているのに僕は気づく〕
……………
〔彼が弾き始めたから チェロのが弾く部分はそのまま任せて 爪弾く音は低く、リズムを刻み旋律を支えて。 リベルタンゴの速いテンポを作り上げていく〕
(73) 2010/08/31(Tue) 23時半頃
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>>71 君たちのお邪魔にならないならば。 「おまけ」を楽しみにさせていただくよ。
[端正なベネットの顔立ちと、お世辞にも綺麗とは言えぬ彼の字を思い出し、奇妙な心地を思い出しながら微笑んだ。]
ここは音楽に溢れているのに、僕は音楽に足を向けない限りはなかなかそれにありつけないからね。貴重な機会は大切にしなければ。
(@6) 2010/08/31(Tue) 23時半頃
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― 大学構内 ―
[一度、門をくぐる前に立ち止まった。 合宿を楽しみにしていることはその表情― ―口の端に浮かぶ笑みと、瞳の輝き―が全て語っている。
もっとも、瞳の輝きの何割かは くしゃみで滲んだ涙のせいかもしれないが]
ちゃんとやらないとな。
[肩にかけたケースと、 着替えを入れた校章入りのスポーツバッグ。 両方を持ち直し、構内へと一歩足を踏み入れた。
まずは、なにはともあれ・・・]
売店か、自販機見つけないと干からびる。
[辺りをきょろきょろしながら、近くの建物を覗き込んだりしている**]
(74) 2010/08/31(Tue) 23時半頃
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[楽譜が見える。 という感じが表現としては一番正しいかもしれない。 指板の上に張られた弦が自分が読んだ楽譜みたいで それがもう一つ同じ楽器の上にあるのがドキドキする。
本来はバンドネオンの曖昧でねっとりと肌をつつくような音が作る旋律を 指から弓に変えてチェロの上から音を生み出す。 踊り手の絡み合うかのような熱っぽさと、床を蹴る力強い音のような響き。 支えてくれる音がとてもとても心地よくて]
(75) 2010/08/31(Tue) 23時半頃
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―――――……?
[僕も向かう所だった、との声にきょとんと数度瞬いて]
ひょっとして、オーケストラの先輩の方でしたか…! サイラス=アルバーンです。今日からよろしくお願いします。
[相手の言葉を意外に感じたのは、 彼が甘い香りのするバスケットを持っていたからに他ならない]
ベネット、先輩。
[スティーブンから聞いた名を確かめるように、ゆっくりと呟いて]
お気持ちだけで、とっても嬉しかったです。 それに重い荷物で、素敵な「おまけ」が潰れてもいけないでしょう。
[バスケットに視線を一度やって、悪戯っぽく告げた]
(76) 2010/08/31(Tue) 23時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/08/31(Tue) 23時半頃
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>>72 大学の……合宿。 ああ、何かそういうのがあると聞いたことがあるよ。
確か……
[ちらりとベネットの方を見たが、何やらよく分からない空気を感じて、サイラスと名乗る高校生に視線を戻した。]
素敵なオーケストラサークルがあるとか。 僕は生憎音楽には疎いのだけれど、僕の前にいた教育心理学の教授が、随分彼らを気に入っていたと聞いていますよ。
なにやら「彼ら」の演奏は、ひどく独創的だとか。 「彼ら」が何かを頼ってきた時は是非面倒を見てやってほしいと、先代の先生に言われました。
(@7) 2010/09/01(Wed) 00時頃
|
|
〔カルヴィンが指から弓へと持ち替える。 うねる音色は確かに爪弾きでは作れない音。 ただ、夏の暑い空気でしかなかったそれを 熱い夜の艶やかな空気へと変えていく。
僕は相変わらず弦を爪弾いたまま。 彼のうねる音をしっかりと支えながらも 弓で細かく音を作りこめない分 指で弦を揺らして。 支えるだけではなく、少し踊り手を翻弄するような そんなブレを加えて旋律を揶揄して。〕
〔声が使えないまま合宿になってしまったこと。 普通の練習でさえ声が出ないことで迷惑をかけるのに 合宿と言う生活も合わさって更に迷惑をかけること …を、考えて気が重かったのだけれど、 今は、演奏するたのしみに埋没していく〕
(77) 2010/09/01(Wed) 00時頃
|
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ああ、やっぱりゲストの子で合ってましたね。 サイラスはヴァイオリン? 僕はジェレマイア・ベネット。トランペット専攻で、オケでもペット吹いてます。此方こそ宜しく。
[名乗るサイラスを見て、予想は当たっていたようだと頷く。微笑む教師へと向き直り、もう二つほど頷いた]
是非どうぞ。 まだ人も集りきって居ないと思いますので……即興で何か自己紹介してもらうのも良いですね、彼に。 素敵なアフタヌーンティになるんじゃないでしょうか。 ゲストで呼ぶくらいだもの、独創的な演奏をしてくれるはずです。
[さらりと無茶振りしつつ、笑顔で案内役を買って出る。 合宿棟に入っても、練習室は防音だから戸でも開いていない限りはチェロの音も聞こえないのだろう]
(78) 2010/09/01(Wed) 00時頃
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[昼間の熱気は真夏の夜の舞踏祭へ。 ぐん、と弦の上へ弓を滑らすのがとても気持ちいい。 それは踊り手たちが絡み合う様にも似ている。 絡み合い、熱し合い、そして戦うような気配すらある踊りの様。
支える音が震える。 観衆の手拍子か、それとも野次か。 照明の揺らめきかもしれないし、演奏者の挑戦かもしれない。 そんな事を想像していると音にどんどん膨らみと熱が籠った]
(他のみんなも早く来ればいいのに!)
[とにかく楽しくて仕方がなかった。 音は窓から零れたかもしれないし、フルート吹きが明けて行った扉から 奔放に飛び出して行ったかもしれない。 やがて迎える最後の一瞬まで、チェロ同士の協奏かつ闘奏は 少年の好奇心を満足させ、さらに掻き立てるものだったことだけは事実だ]
(79) 2010/09/01(Wed) 00時頃
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先生は、教育心理学の先生なんですか。
[音大の講師なのに、音楽に疎いと告げるスティーブンに 少し驚いたような声で告げる。 しかし考えてみれば、当然色々な学科もあるわけで]
はい!とても素敵なサークルなんです。 僕も一度演奏会を見て、すっかり心を奪われました。 今回は参加できて光栄です。
[オーケストラサークルの話になれば、目を輝かせて話す。 過去に体験した「彼ら」の公演は、今でも記憶に焼き付いて離れない]
(80) 2010/09/01(Wed) 00時頃
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→合宿所― オケは地獄のオルフェですよ。 陽気な名前でしょう?
[ちらと視線が飛んできたので、教師へ告げる。 一般人なら首を傾げるだろうが、曲を知る者やオペラで見た者なら相槌がかえるだろう]
はい到着。 部屋割りはまだだから、暫くはメインホールにでも荷物を置いておくと良いでしょうね。
[合宿所エントランスにたどり着いたところでぴくりと眉間に皺が寄った。練習室から音が漏れている]
……ったく、また開けっ放しで… 何のための防音だと思ってるんですか、あの人は。
[犯人は一人しか思いつかないが、聞こえてくる音色はフルートではなくセロ2つ]
(81) 2010/09/01(Wed) 00時半頃
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― 練習室 ―
〔……この子、変わってるな。と、 僕は挑発的な音作りで……時に弦ではなく 指板を弾いて踊り手を翻弄しようとしても 天然なのか、技術が伴っての自信なのか 負けずに、戦い挑むように踊りを、音をあわせて。
僕のかよう南校ならいざしらず 北校の固い連中には珍しい音だなと ……一年だから、染まってないのかな……
そんなことを思いながらも、 狭いバーの、酒瓶のこすれる音、 橙色の証明に思いを馳せて。 テンポの速い楽曲はF.O.部分へと〕 〔色気よりも溌剌とした明るさの踊り子に沿わせる 空間は小さくなる音ともに緩やかにほどけていく〕
(82) 2010/09/01(Wed) 00時半頃
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はい、ヴァイオリン弾きをしています。 僕の演奏で宜しければ、お茶のお供になれるように頑張ります。
[先輩からの無茶振りを、 少しばかり緊張しながらも笑顔で引き受ける]
でも先輩の音も聞いてみたいです。
[後に続いて合宿棟へ入りつつ、零したのは純粋な興味。 物腰柔らかで穏やかな彼が吹くトランペットは、 どんな音色をしているのだろうと]
ふふ。何だか、合宿がますます楽しみになってきました、
―――――――…?
[ふと、漏れ出てくるセロの音色に気づく。 一つはきっと。…では、もう一つは―――――…]
(83) 2010/09/01(Wed) 00時半頃
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- 売店にて -
ステフちゃんに連絡とってみようかねぇ。
[おばちゃんとの井戸端会議も花が咲いたらしく、ずいぶんとお喋りしていたようだ。 ふと携帯を見るとマナーモードにもしていないのに鳴らなかったメール着信がチカチカと光っている。]
ポンコツめ、一昨日まではなんとか音鳴ってたんだけどなぁ。 おばちゃんの携帯のが最新なんじゃん、うらやましー。
[くつくつと笑いながら、一通、二通。]
(84) 2010/09/01(Wed) 00時半頃
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[楽しい。とにかく楽しくて仕方がない。 今まで部活や学校でのレッスンではどうにも届かなかったもの。 それが今目の前にあるのだから、これほどの事はない。 南校の音を間近でリアルタイムに聞くのは初めてだが 校風もあるのだろうか、北にはない音が沢山ある。
音が融けてしまえば、また夏の熱気が戻ってくる。 シャツの襟元に指を入れて軽く風を通した後、 もう一人のチェリストを見て子供っぽさを残したままの満面の笑顔を向ける]
…へへ。
[楽しかった。 言葉で言わなくても、その表情が物語っていた]
(85) 2010/09/01(Wed) 00時半頃
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― 練習室 ― 〔微かに爪弾くppの刻みを終えれば。 そこは、大学の練習室。蝉の音も耳に再び届く。 先程まで、ピッチのずれやすい低音弦楽器で 従来の譜面ではない高音を選び 音をうねらせ、天真爛漫に踊っていた姿は 極普通の男子高校生然とした様子で 演奏で火照った身体に涼を得ようとしている。〕
…………
〔向けられた笑みは随分幼く見えて 僕も音無く小さく噴出して。 それから、一度喉に手を当てて 声が出ないと言うジェスチャー一つ ……窓も戸も開け放たれていたから 通る風が僕の中途半端に伸びた髪を揺らした。〕
(86) 2010/09/01(Wed) 00時半頃
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−→合宿所−
そうそう。「地獄のオルフェ」。 その名前の由来とか、詳しいことはよく分からないけれどね。
[到着したところで、改めてベネットとサイラスを交互に見つめる。]
では、僕は何をお手伝いすればいいのかな? なるべく「成績を上げてくれ」以外で頼むよ。
(@8) 2010/09/01(Wed) 00時半頃
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―合宿所エントランス―
僕の音? ……いいけど、引かないでくださいね。
[サイラスを見遣り、困った顔をしておっとりと笑った。 バスケットを持ったまま、少し耳を傾ける]
…先客でしょうか? 嗚呼先生、お手伝い頂くつもりで呼んだわけではないんですが……そうですね、お茶の準備を手伝っていただけますか?
[バスケットをひょいと見せて微笑む]
サイラス、君は中の子たちに声をかけてきてくれるかな 一休みしたいならホール横の談話室の方にどうぞって。
(87) 2010/09/01(Wed) 00時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/01(Wed) 00時半頃
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−練習室− [まさか自分の様子を観察されているとは思わなかったので 吹きだす姿に少しだけきょとんとする。 首を傾げて、自分の行動を反芻しているうちに相手からジェスチャーがあった。 声が出ない。多分そういう意味だと思うリアクション]
そっかぁ。 …じゃなくて、そうですか、だ。いけない。 でも、演奏できるなら大丈夫だと思いますよ。 自分の声は音になったんだー!みたいな。
…って、夢見すぎですかね。はは。
[同級生である確率は非常に少ないわけで、慌てて言葉をタメ口から直す。 相変わらず自分の頭の中が夢を見過ぎていて、 出てきた言葉に弓を引っ掛けたままの指が頬を引っ掻いた]
(88) 2010/09/01(Wed) 01時頃
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― 大学構内 ―
あった!
[覗きこんだ建物の外壁に≪売店→≫とあるのを見て思わず声を上げた。 すぐに口を片手で押さえたが、声は建物の中へ響いてしまった。
荷物を背負い直してそろそろとその場を離れて看板の示す通りに進む。
売店が見えればつい小走りになる。 携帯を見ている大学生と思しき人>>84の傍をすたすたと抜け]
あの、えっと・・・ウルトラサイダー・・・じゃなくてええと。
[しまった、いつもの高校の売店の調子で言ってしまった。 慌てて売っている飲料を見てまごついた後に]
コ、コーラください。
[おばちゃんに頼んだ声がうわずった]
(89) 2010/09/01(Wed) 01時頃
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だめだー、親指腱鞘炎になる。 メールとか苦手なんだよねぇ。 俺、箸より重いもの持ったことないの。
[冗談よろしく飲むヨーグルトの1Lパックを片手に持つわけだが。]
え、練習室? やぁよ、あっこ暑ぃし。
誰も待ってないない。 どっちかつと、小さい小姑にいびられてんのよ俺。
って、おばちゃん、まって、外はあつ――……。
[ホイホイと口からでまかせばかり話していれば いい加減商売にならないと、強制的に追いだされてしまったようだ。]
(90) 2010/09/01(Wed) 01時頃
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― 練習室 ― 〔どうやら、ジェスチャーは通じたようだ。 弓を指に引っ掛けながら筆記具を取り出す。 その最中、聞こえた言葉には 僕はゆるく肩を竦めて。〕
『けど、風呂や、食事に 相棒を背負ったり演奏したままじゃ、難しいな。』
〔なんて、声を失くしてから持ち歩いている ノートに書き付けたあと、 彼が言葉を言い直したのを思い出し、合点がいった〕
『僕は、セシル=ヴォクス。南校 三年 ……楽器は、かかなくても、いいよね?』
(91) 2010/09/01(Wed) 01時頃
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―合宿所―
[指示に従い、よいしょと重い荷物を下ろす]
…………楽しそうでしたね。 もう少し早く来れば良かったかもしれません。
[静寂が落ちた練習室の方へ視線をやって、ぽつりと呟く。 友人の生き生きとした姿を想像し、微笑ましげに眼を細めた]
えっ。 ひ、引いたりなんて、するもんですか!
[ベネットのおっとりとした笑顔を見て、 思わず息をのんでしまった。 何だろう。引くって何だろう。気になる。とっても気になる]
(92) 2010/09/01(Wed) 01時頃
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終わってしまったね。
[呟きも静かになった今は届くから、サイラスに同意を返す事が出来た。 息を呑む様子を見てくすくすと笑いながら]
普段抑えてる分、楽器持つと変わるから…… そうですね、初めて見た人は大抵引くかな。
[ちらと練習室を見て、口を開く]
(93) 2010/09/01(Wed) 01時頃
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― 売店―
[売店のおばちゃんと会話をしている人物の手に 1Lの飲むヨーグルトがあるのを見てびくっとした。
―嗚呼、緊張しているんだ。 そこでやっと自分で自分の状態に気付いて小さく笑う]
えっと・・・え?
[財布を取り出しながら追い出されていく大学生を見てぽかーん。 それから戻ってきたおばちゃんに高校生かと聞かれてこくりと頷いた]
(94) 2010/09/01(Wed) 01時頃
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ウルトラサイダーなら、外の自販機においてるけどー。 おばちゃんとこのはさっき入れたばっかだから、ヌルいぞー。
[売店の外から間延びする声。 荷物の多い彼に向けたものだが。
帽子男―一方でハゲ疑惑をもたれているとは知りもしない―は 電池パックのフタもとれた携帯を片手に壁にもたれている。]
(95) 2010/09/01(Wed) 01時頃
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…ああ、そうですよね。 どう考えても楽器が傷む…。
[取り出されたノートに書きつけられる文字。 問いかけの文字を見つけて首を縦に振った]
これでチェリストじゃなかったら、逆に驚きます。 あ、俺はカルヴィンっていいます。 北校1年で、相棒は、こいつ。
[ぽん、とほんのちょっとだけ自分のチェロに触れて示す。 それから長袖姿の先輩へと視線を戻した]
…そういえば、それ。暑くないんですか。 どう考えたって寒い気温じゃないですよ。
[南校が極寒の地にあるなんて話は当然だが聞いたことがない。 ブレザー姿をしげしげと見ながら]
(96) 2010/09/01(Wed) 01時頃
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― 売店―
オーケストラの合宿に混ぜてもらう事になって・・・へ?
[おばちゃんに告げながらお金を渡す。 と、外からウルトラサイダーの在りかを告げる声が聞こえ、 はっとして振り返った。
さっきだってだいぶ前だよ、とおばちゃんの反論する声を 頭の後ろで聞きながら、冷えたコーラを手に外へ。
教えてくれた声の主にぺこりと頭を下げて自販機を見た。 果たしてそこに馴染みの品はあったわけで]
あ、ほんとうだ。 っと・・・ありがとう、ございます。
[教えてくれた礼をと、もう一度ぺこりとした]
(97) 2010/09/01(Wed) 01時頃
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〔改めてなされたカルヴィンの自己紹介に…… バーナバスがいた時なされたそれを 僕も聞いてはいたのだけれど ……彼からすれば演奏していて 聞かれていないと思ったのだろう…… 初めて知るように、一つ頷きかえす。〕
…………。
〔ただ、次に尋ねられた言葉には 筆記具を握る手に力が篭った。〕
『……うん。暑い、ね。』
〔書けた言葉は、同意する短い言葉一つ。 僕はそれだけ書くと、 話したくない、と言う意思のように ノートを軽い音を立てて閉じる〕
(98) 2010/09/01(Wed) 01時頃
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………抑えているんですか。
[その言葉>>93に、再びごくりと唾を飲み込む。 期待は膨らむばかりであった。 ぺしぺし、と自分の頭を軽くたたいて、想像をリセットしておく]
僕は、絶対に引いたりなんてしないです。 自信があります。 真摯に楽器に向かい合う人を見て、 引くことなんてあるものですか。
[それから、今度は先ほどよりも幾分確りとした声で 再度「引かない」と告げた]
では、僕は中の人に声をかけてきますね。 その前に、良い匂いにつられて出てきちゃうかもしれませんけど。
[くすくす笑いながら練習室へと歩を進めた]
(99) 2010/09/01(Wed) 01時頃
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― →練習室 ―
セシル、お疲れ様。楽しんでるみたいだね。
[二人の「会話」がある程度途切れた所を 見計らって、声をかけた。 何処となく満足感の感じられる友人の姿に、 自分のことのように嬉しそうな顔で]
ええと、こんにちは。 僕は南高校3年のサイラス=アルバーンです。 合宿参加者の方ですよね。宜しくお願いします。
[カルヴィンへも顔を向けて、深く頭を下げた]
二人とも、休憩したいなら 先輩が美味しいお茶を用意してくれているみたいだよ。 ホール横の談話室に行くと良い。
(100) 2010/09/01(Wed) 01時半頃
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?
[練習や授業で指先を注視することが良くあるせいだろうか。 筆記具を握る手にかかる僅かな力の変化に首を傾げた。 ノートに書き込まれた文字は短くて]
…いや、別に熱中症とかにならないんだったら…いいんですけど。
[暑いのが解っていて、何故着るのだろう。 自分にはわからないけれど、それは彼には着る答えがあって 今理解できるのはその理由は自分が聞いてよさそうなことではないということだ。 だから、閉じたノートを追いかけるでもなく、その話は終わりにした]
(101) 2010/09/01(Wed) 01時半頃
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そっか、良かった。 あ
[>>99引かないと二度言われて、思わず笑みが毀れた。 練習室へ向かうサイラスにふと思い出したように呼び止める]
中に帽子被った非常識なのが居たら、耳引っ張ってでも良いから僕のところに連れてきてくれますか? あと、多分窓も開けっ放しだと思うんで、閉めて代わりに空調いれてあげてください。 煙草臭いようならにおいが飛んでからで。 中に居る子だけじゃなくて楽器も温度には敏感ですからね。 宜しくお願いします。
もし何か設備とかでわからないことがあったら談話室までどうぞ。
[随分長い用事を与えて、教師と二人談話室へ向かい茶の準備をする事にした**]
(102) 2010/09/01(Wed) 01時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/01(Wed) 01時半頃
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あ。どうも。
[見慣れない顔だ。こちらもしっかり制服を着ている。 何だか話に聞くよりも南校は風紀が厳しいように思えた]
サイラス先輩、ですね。よろしくお願いします。 カルヴィンといいます。北校1年で、チェロ担当です。
[何だかご丁寧にお辞儀まで戴いてしまったので、 相棒を転がさない程度にこちらもお辞儀を返す]
……お菓子?
[何だろう。というより、なんか待遇がいい気がする。 ちょっと興味がわいて、楽器を簡単に休憩させることにした]
(103) 2010/09/01(Wed) 01時半頃
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― 練習室 ― 〔ノートを閉じたところで聞き知った声が聞こえた。 級友のサイラスの声。ほんの少し前なら 僕の様子は楽しげの名残残るものだったが 今は質問されたことに、秋色は下方に向いて。〕
…………。
〔級友が自己紹介するのを聞きながら 楽器を一度ケースにしまい始める。 話題を切り上げられてカルヴィンが どんな表情をしているかを見ないよう 視線を向けないまま……此処を立ち去る切っ掛けが 友の言葉にあったので、 僕は楽器を片付け終わると、それを背負って 練習室を慌てて後にした。〕
(104) 2010/09/01(Wed) 01時半頃
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セシルは、早足で練習室を後にする。
2010/09/01(Wed) 01時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/01(Wed) 01時半頃
セシルは、けれど、その足は説明された談話室に向かわずでたらめに
2010/09/01(Wed) 01時半頃
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そんなに井戸端会議してたっけ? やーべぇ、ジェリーちゃん(のお菓子)が待ってるかも。 腹減ったぁー。
[コーラの冷たさどうこうをおばちゃんと謂い合っていたのだが。 頭を下げられれば小さく帽子を浮かし上げて。]
オマエも合宿ゲスト組? なんなら練習室までご案内いたしますけどー。
[言葉から自身が関係者と知れようか。 けれど聞かれぬ限りは答えるつもりはないようで。 胡散臭く笑って、肩を寄せ上げて見せる。]
(105) 2010/09/01(Wed) 01時半頃
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― 売店 ―
[いつものお気に入りがここでも飲めることに内心浮かれながら]
あ、あの。 もう一つ、教えていただけるとうれしいのですが。
[携帯を手に壁によりかかる彼へ一歩近寄って]
合宿所って、どこでしょうか? 俺・・・僕、オーケストラの合宿に混ぜてもらえる事になったのですけど、 来たばかりでよくわからなくて。
[買ったコーラを握り締めたまま、問う。 もし相手がオーケストラに所属している人だと知ったなら、 改めて礼をして、名乗っただろう]
(106) 2010/09/01(Wed) 01時半頃
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あ、先輩!
[楽器を休ませて、おやつをもらいに行こうとするその少し前。 慌ただしく楽器を片付けて練習室から出ていこうとするその背に声をかけた]
楽しかったです!また、タイミングが合えば"遊んで"ください。
[突発的な、それも一方的に仕掛けたかのようなセッション。 相手がこちらにどんな感想を持っていようとも楽しかったのは本当で、 だから次を楽しみに思う気持ちが幾らか弾んだ声をかけさせる。 彼が振り返れば、少年は玩具を手に入れた子供みたいな顔をして笑っていた]
(107) 2010/09/01(Wed) 01時半頃
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[練習室へ向かいしなに聞いたベネットの言葉に、 「彼」の姿がないかと部屋の姿を見渡してみるが、 此処に居るのは二人だけのようだった]
なるほど。 早速、南北のセリストが夢の競演をしてたってわけか。
[カルヴィンへ「宜しく」とのんびり笑顔を向けて、 冗談めかした風に先ほどの一件に触れる]
すごいだろー。うちのセシルは。
[ふふ、と何故か自慢げに付け足して]
そうそう、お菓子。先輩の手作りみたいだよ。 出来立てなんじゃないかな。 早く食べに行った方が良いかも。
(108) 2010/09/01(Wed) 01時半頃
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― 練習室→ ― 〔去り際聞こえたカルヴィンの声に、 少しだけ、僕は足を止めて振り返った。 けれど、かけられた言葉と表情……〕
…………。
〔セッション、なら、そのままコクリと、頷いただろう。 けれど、音同様無邪気に、無遠慮な様子は 先程の言葉もあって、僕に警戒を抱かせて。 困惑したまま、頷くことも、首を振る子とも出来ず 答えを見せないまま足早に立ち去った〕
(109) 2010/09/01(Wed) 01時半頃
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― 売店 ―
ゲスト・・・なんて言われるととんでもないって感じですけど・・・ 勉強させてもらいに来ました。 ヤニク・ドランブルです。 ヴァイオリン弾いてます。よろしくお願いします。
[>>105 合宿のゲスト?と問われて苦笑まじりに肯定する。 それから、合宿所まで案内をと聞いて]
あ、ありがとうございます。 助かります。 けど・・・いいんですか?
[素直ににこりと笑うが、本当に?と問いかけて首を僅かに傾げた]
(110) 2010/09/01(Wed) 01時半頃
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[最初に練習室を覗いた時は、 セシルの顔には楽しそうな色が残っていたのに。 声をかける頃にはどうやら具合が違ったようで。 何かあったのかと心配するように、 彼の様子をうかがっていたのだが――]
――――――――…、あ。
[走り去る友人の姿。 迷うようにカルヴィンとセシルの背中の間を数度視線は彷徨って]
ごめんねー。 ちょっと追いかけてくる。 ほら、此処の大学広いから、迷ったら大変だし。
[あはは、と明るい調子でカルヴィンにそう告げてから 小さく手を振ると、セシルの背中を追いかけた]
(111) 2010/09/01(Wed) 02時頃
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[セシルは結局頷いただけで、それに対して少年が何か反論することはない。 ただ、次回の約束が取り付けられたことが嬉しかったので表情は緩いまま]
夢の競演なんて大げさですよ?俺、まだまだですもん。 それに、世の中には俺よりうまい人いーっぱいいますし。 凄いっていうか、ええと、うん、凄いです。あれ。凄いしか出てこない。 なんかこう、わくわくするっていうかドキドキするっていうか。
[楽器を休ませて解放された両の腕をわっと天井に向けて広げる。 とにかく沢山、というリアクションをして見せたかったらしく。 何だか自慢げな言葉には不思議と騙されたかのように凄い、しか出てこない。 でも、わくわくして楽しい演奏ができたので自分で勝手によしとする]
マジすか?!やっばい、それは何だか美味しそうな匂いがします! ていうか美味しそうな匂いしかしない。行く行く!連れてってくださーい!
[所詮年頃とは言え色気より食い気。 美味しいものには目がないので、授業中の小学生のように勢い良く片手をあげると おあずけを食らった犬よろしくサイラスが案内してくれるのを待った*]
(112) 2010/09/01(Wed) 02時頃
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カルヴィンは、おいていかれたので自力でおやつに辿り着くことにした*
2010/09/01(Wed) 02時頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/01(Wed) 02時頃
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おー、ヴァイオリン? じゃああれだな、すげぇ奴が来るからたーんと勉強させてもらえ。
…あ、いや。 オマエのがすげぇっつうこともあるか?
ま、どのみち演奏は聴かせてもらうけどなー。
[苦笑混じりの自己紹介には変わらぬトーンで。 首を傾げられたなら、また笑って肩を竦める仕種。]
まぁ、俺も用事? つうか、俺も合宿メンバー。
[帽子で半分隠れた表情は、にかーっと笑っている。]
(113) 2010/09/01(Wed) 02時頃
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― 大学構内 ―
…………
〔はっ、と短い息をついて、速度を落とす。 そんな時も、相変わらず僕の声はでない。 ……声帯ははなんら損傷が無いことは 検査ではわかっているのに……
サイラスの言っていた場所ではない道筋であること以外 何処に行くかもわからないまま廊下を進んだため 自分が何処にいるかもわからないまま せめて涼しそうなところを選ぼうと 日陰を相棒を背負ったまま歩く。 大学内で学生服……冬服は目立ち 時折奇異の眼を向けられながら。 ……音大なので相棒は奇異の対象ではないものの〕
(114) 2010/09/01(Wed) 02時頃
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>>112
伸びしろがあるのも十分な強みさ。
おおー、結構、結構。 表現豊かで大変宜しい。
[全身を使って気持ちを表現するような少年の仕草は微笑ましく、 ちょっとだけ先輩面して頭を撫でてみようと試みる。 …意外と身長差が無いことに、気づいた]
其処の扉を出たら、すぐだと思うから。ごめんね!
[片手を上げる少年を、お菓子空間に連れて行ってあげたかったのだけれど。 既にセシルを追いかけて駆けだしている最中だった為、再度手を合わせて謝罪]
あ、でも、出来たら僕とセシルの分も キープしておいてくれると嬉しい!
[真似するように大きく手を挙げて無理な注文をしつつ、駆けて行った]
(115) 2010/09/01(Wed) 02時頃
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― 売店 ―
すげえ奴・・・ですか?それは楽しみですね。 僕なんてぜんぜんダメダメですから。
[手を振りながらも「演奏は聞かせてもらう―」に口元は引きつっている。 まだ場所に慣れていないせいか、ちょっとしたことに緊張してしまう。
それでも帽子の下から見える口元が笑うのを見て、荷物を持ち直し]
あ、じゃあ一緒の合宿なんですね。 ええと・・よろしくお願いします。
[これからの合宿の間のことと、今合宿所へ連れて行ってもらうこと。 両方の意味でお願いしますと軽く頭を下げてはにかんだ]
(116) 2010/09/01(Wed) 02時頃
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―大学構内―
[セシルの姿は見失ってしまったものの、 大学構内ではブレザーの制服はよく目立つ。 彼の姿を再び見つけ出すことは、そんなに難しいことではなかった]
…………よ、良かったぁ。見つかったよ、セシル―。
[駆けてきた所為か、運動不足がたたっているのか、肩で息をしながらも友人の背中に声をかけた。浮かべるのは困ったような笑顔]
(117) 2010/09/01(Wed) 02時頃
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― 大学構内 ― 〔駆ける足音が背後で止まって 聞きなれた声が僕の名を呼ぶ。 振り返ればサイラスが一人困ったように笑っていた〕
…、…、、…………。
〔音はでないけれど、口は『ごめん』と、 その姿に謝りの言葉を音無く口にして。 あてなく歩いていた足を止めた。〕
(118) 2010/09/01(Wed) 02時半頃
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―大学構内―
――――……いや、僕は何にも。 謝られるようなことされてないから大丈夫。
[友人の口が形作る謝罪の言葉に、何でもないように首を振る]
こっちこそ、勝手に追いかけてきちゃって、その、 ……………ごめん。
[相手は一人になりたいのかもしれないと思いつつも、 後を追ってしまったのは自分のエゴで]
ん。セロの音は、楽しそうだったのに。 何かあった?
[足をとめたセシルにゆっくりと歩み寄り、 近くまでやって来ると小さな声でたずねた]
(119) 2010/09/01(Wed) 02時半頃
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なんだ、緊張してんの? リラックス、リラックス。
[引き攣った口元に少し怪訝そうにする。 徐に手を伸ばして、一度肩を叩こうとした。]
ダメダメっつってる奴のがすごかったりすんだよなー。 うちのサイラスもすっげーけど。
まぁ、ダメかどうかは聴いてから決めるし?
[品定めするような竜胆の眸は帽子の下。]
よーろしく。 大学4年のバーナバス、楽器は後でのお楽しみっつって?
[はにかむ表情につられて笑う。 饒舌に冗談混じりに。 さて、と歩きだすのは練習室の方向へ。]
(120) 2010/09/01(Wed) 02時半頃
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― 大学構内 ―
………………………
〔首をふったサイラスの続いた言葉に 僕も同様に首を横に振って。 ゆるい癖毛がゆるりとゆれた。
友人が近づいて小声で尋ねらた質問には 僕は彼に手のひらを出して貰って そこに指で文字をつづった。〕
『服、暑くないのかって……聞かれただけ。 それだけ、なんだ………
冬服、変、かな』
〔休み前もクラスメートや先生に尋ねられ その度に、僕は今のように気落ちしながらも 理由は誰にも話すことないまま、の、この姿。〕
(121) 2010/09/01(Wed) 02時半頃
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― 売店 ―
あはは、はい。 大学来たの初めてだから、なんだか上がっちゃって。
[肩を叩こうとする手をよけることはない。 叩かれたならはははと小さく笑った]
うちの、サイラス?
[その言い方から、その人も大学生なのだろうかと思ったりしつつ、 聴いてから決めるという言葉に困ったように目湯を下げた。 音大生達に見られることになるだろうとは覚悟していたけれど・・・]
はい、よろしくお願いします、バーナバスさん。
[楽器はあとのお楽しみと言うのにちょっと首を傾げたけど、すぐに笑う。 携帯はぼろぼろ・・・に見えるけど、おしゃれはおしゃれなんだな。 と、思っていたこの先輩と、フルートは全くつながらない]
(122) 2010/09/01(Wed) 03時頃
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― 練習室へ ―
[コントラバスとか、ファゴットとかだろうか? 歩き始めたバーナバスの後をついてそんな風に思う。 ひとえに彼の身長が、その思考の源だったかもしれない]
そういえばもう他に誰か来ているのでしょうか。 先輩、知ってますか?
[後ろから問いかけながら練習室へと。 もっとも、合宿所のエントランスを入ったところで おいしそうな匂いに気付くかもしれないけれど。
まずは、荷物を下ろさないとな。 思った拍子につまづきそうになってばたついた。 その動きでバッグについていた猫の毛がふわりとし・・・]
ふぁっくしょ!
[猫は、忘れた頃にやってくるものなのだった**]
(123) 2010/09/01(Wed) 03時頃
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セシルは、秋色で*サイラスをじっと見た*
2010/09/01(Wed) 03時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/01(Wed) 03時半頃
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普通の大学とかわらねーよ? ま、有名なオペラ歌手だとか指揮者だとか ご大層な方々の特別講義があるくらいか。 俺らのオケは弱小だしねぇ。
って、部長は海外からお声がかかってるらしいけどー。
[逃げられなければ肩を叩くのは容易かった。 軽く、ぽすぽすと撫でるに近いか。 部長に関する噂話なんかも交えて会話を重ねる。]
そ、南校だから知らんか。 同じパートだし、アイツも緊張してるらしーから。
まぁ、気負いしなさんな。
[帽子を少しかぶり直して、進む。 担当楽器の予想も知らず、ぴぅぴぅと鳴らす口笛は【giocoso】 楽しげに明るく響かせて。]
(124) 2010/09/01(Wed) 04時頃
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他のやつー?
セロ奏者は二人いたなぁ。 猫みたいなやつと、犬みたいなやつと。 部長が後でくるだろー。 ジェリーちゃんが他のサークル終わったら来るしぃ。 後はサイラスが来てるかもなぁ。 そんなとこ?
[後は誰がいたかねぇ、なんて呟き返す。 エントランスに漂うお菓子の匂いに、すんすんと鼻を動かした。 どうやら部屋を出る前に察したのは外れていなかったらしい。]
おー、こりゃまたいいくしゃみ。 最近はくしゃみブーム? っつか夏風邪?
体調管理はしっかりしとけよー?
[躓きそうなのを見れば手を差し延べて。 身体を支えようとしたが、叶ったかどうか。]
(125) 2010/09/01(Wed) 04時半頃
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さぁーて、多分みんな談話室でティータイム中だと思うぞ。 俺はちいーっと、煙草吸いに練習室いくけど?
荷物は練習室に置いた方がいいかもなー。
[さてどうする、と肩を竦めて見せ。 ヤニクがついて来ても来なくても、練習室の何時もの指定席に腰掛ける。 煙草を取り出して、窓辺に腕をかけて。 この姿を見れば、やはり小姑にいびられるだろうか**]
(126) 2010/09/01(Wed) 05時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/01(Wed) 07時頃
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―大学構内―
………僕は見慣れたから、変、とは思わないけど。 初めての人は不思議に思うかもしれないね。
[相手を気遣いつつも、 下手な嘘は言わずに本当に思っていることを告げる]
カルヴィン君も、心配してくれたんじゃないかな。 あ、でもセシルが暑さで参らないように、 山のようにお茶は持ってきたから安心して!
[クーラーボックスの中身の大半を占めているのはそれ。 勿論、正確には合宿への差し入れ、 といった品物ではあるけれど]
まあ、最初だけだよ。 そんなに気にしなくても、きっと大丈夫さ。
[態とのんびりした調子で言って、慰めるように彼の肩へと触れる]
(127) 2010/09/01(Wed) 07時半頃
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今回はオケの合宿なんだし、 セシルは良いもの持ってるんだから胸を張っておけば良い。
話だったら、楽しいことでも愚痴でも幾らでも聞くからさ。 僕は夏服だろーが、冬服だろーが、 セシルと一緒に合宿に来れて嬉しいよ。
[にっこりと笑みを浮かべて見せた**]
(128) 2010/09/01(Wed) 07時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/01(Wed) 07時半頃
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― 大学構内 ―
…………
〔サイラスの返事には僕は静かに頷いて。 重そうなクーラーバックの中身と言葉に、 僕は小さく気遣いの嬉しさに笑い、 全体への差し入れなんだろうけど申し訳なさも。〕 〔宥めてくれようとする言葉に勇気づけられながらも 肩の感触に小さく背が跳ねたけど 伸びる指先がサイラスのだと視認しなおすことで はね除けずに受け入れられた。〕
『――……ぼく、も』
〔にっこりと笑む級友に音がない声で、口パクだけで サイラスと合宿に来れて嬉しいと頷く。〕
(129) 2010/09/01(Wed) 07時半頃
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〔そうして、級友の優しさに気持ちが楽になれば 緩く彼の袖を引いた。 現在地はよくわからないけどお菓子を食べに行こう? と、まだ、少し元気のない笑みとジェスチャーで 問題は闇雲に歩いたから、現在地のわからない僕と 方向感覚の怪しいサイラスで真っ直ぐたどりつくか とても、とても怪しいことだと言うこと〕
(130) 2010/09/01(Wed) 07時半頃
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>>87 ……ええ、構いませんよ。 先代の先生は、「音楽とは関係の無い科目を教えるという立場であるからこそ、学生達と仲良くなるように」とおっしゃっていましたから。
[口許にうっすらと笑みを浮かべ、ベネットについてゆく。]
それにしても、今時の高校生は凄いですね。向上心でいっぱいだ。僕が高校生の頃は、まだ進路について思い悩んでいたというのに。
[合宿所の窓が開いているのだろうか。微かに聞こえる男に耳を傾ける。]
それとも、音楽をやっている子は、早熟な子が多いのかな?頑張って一流の奏者になって戴きたいものですね。
(@9) 2010/09/01(Wed) 07時半頃
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セシルは、サイラスのクーラーバックの紐を少しは軽くなるかなと上に引っ張っている
2010/09/01(Wed) 07時半頃
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[いや、スティーブンの耳に聞こえてきたのは合宿所の外の音かもしれない。まったくこの学校は音楽に溢れているものだと、彼は息をついた。]
……おや。
[ポケットに入れていた携帯電話がブルブルと震えるのを感じて、それを取り出した。]
すみません、失礼します。
(@10) 2010/09/01(Wed) 07時半頃
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スティーブンは、メールの返信を終えると、呆れたように溜息をついた**
2010/09/01(Wed) 08時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/01(Wed) 08時頃
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早熟かどうかは…どうでしょうね? 付属高上がりの子には親の言うなりに幼い頃からピアノ始めて、そのままいらっしゃったような方も多数見ましたけど。
[この学校は音に溢れている。 何処から何が聞こえてもおかしくはないけれど、弾き手によって其々事情も違えば音も違う。 紙コップに紅茶は味気ないなと思いつつ、シートを広げ、スコーンを皿に盛る。 準備は簡単なもの、あっという間に終わってしまった]
あ、ええ御気になさらず。
[携帯電話を取り出す教師に笑って、椅子に座る。 あけたままの談話室からは甘いにおいが漂っていた。 間も無くセロ弾きの少年が遣ってくるのだろう。 一人なのかと首を傾げるのは少し先の話**]
(131) 2010/09/01(Wed) 08時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/01(Wed) 08時頃
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- 練習室にて -
うーわぁ、空調入れやがったな。
[ヴァイオリン弾きの彼はついて来ていただろうか。 指定席に座れば部屋が過ごしやすい温度になっている。 当たり前と謂えば当たり前なのだが。]
窓開けて吹くの好きなんだけどなぁ。 つか、空調嫌いなのよねぇ。
[飲むヨーグルトをちるちる飲みながら愚痴る。 煙草を吸いにと謂ったのに「吹くのが好き」という矛盾。 空調お構いなしに窓を開けて、口脣に煙草を挟み込む。]
(132) 2010/09/01(Wed) 15時半頃
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あ、プリンもらい忘れたなぁ。
[そういえば売店から追い出されたせいでプリンを受け取り損ねたらしい。 独り言ちて、煙草を吹かす。 青い空にふわりと白が浮かんだ。
そのまま銜え煙草で見上げる空。 時折そよぐ風が柔らかな髪を揺らして**]
(133) 2010/09/01(Wed) 16時半頃
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― 練習室へ向かいながら ―
[>>124 ぼすぼすと撫でるように肩を叩かれたとき、煙草のにおいがした。 大学生ってなんか大人だな、となんとなく思った。。
それから、半歩くらい前を行くバーナバスの、 普通の大学と変わらないという声に小さく口を開く]
でも、音大は僕の――。
[憧れの場所だから。 肝心なところはなんだか恥ずかしくて掠れてしまったけど]
海外から声がかかるなんて、すごい部長さんなんですね。 ちょっと、緊張しちゃうな。
[いつかはそんな奏者になりたい。 密かに抱く想いは、にこりとした瞳の中にはっきりと表れていた]
(134) 2010/09/01(Wed) 17時半頃
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南校で同じパート?
[バーナバスがサイラスのことを語るのを聞いて首をかしげる。 ということは、自分と同じヴァイオリンで、南校といえば・・・]
あ、もしかして、サイラス・アルバーン・・・。
[聞いたことはあるのは、有名な演奏家の息子のこと。 一度噂を聞いてから、なんとなく気にはなっていたのだ。 まさかその彼も来ているとは。
・・・敵うわけがないじゃないか。 と、へらっとした笑みを浮かべるしかなかった 気負いするなと言ってバーナバスが口先で奏でる愉快な音色は、 この先に待ち受けるプレッシャーを薙ぎ払うには・・・少々足りそうになかった]
(135) 2010/09/01(Wed) 17時半頃
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[>>125 ほんの少し帰りたくなったところに、チェロ奏者が二人と聞く。 そういえば自分の後輩も来ているはずだ]
ああ、カルヴィンはもう来ているんだ。
[猫か犬か・・・といえば、彼は犬だろうか? 思わず、くすりと小さく笑った]
あ、いいにお、っ・・・!
[よろけたのは、甘い匂いにくんくんと鼻を鳴らしたときだったか。 さらに直後のくしゃみに場違いなことをしてしまったと、黙って小さくなった。 だけど咄嗟に伸ばされたバーナバスの手にしがみつくようにしてたのはそのまま―]
いえ、風邪じゃないんです。 僕、猫アレルギーなのに姉が猫連れてきたものだから・・・。
[眉を下げてバーナバスを見る。 そこで、彼との距離が近いことに気づいて首をかしげた]
(136) 2010/09/01(Wed) 17時半頃
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・・・・・・・・・・・・?
[逆に首をかしげ]
あっ!うわっ。
[ぱっと手を離し]
す、すみませ・・・っ うわあありがとうございまっ。
[恥ずかしくて全部言い切れぬままだった]
(137) 2010/09/01(Wed) 17時半頃
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[>>126 練習室で一服するというバーナバスと、甘い香りが漂ってくる談話室、 それから、自分が背負った楽器ケースやら着替えの入ったスポーツバッグを順に見まわして]
あっと、僕は一度荷物を置きたいかな、って。
[ついでに着替えたりとか、楽器の調子見たりとかはしたい。 どうする?と聞かれてそう答えた。 談話室をちらと見遣る。犬っぽいと称された後輩もそこにいたのかもしれないが・・・。
練習室までバーナバスにくっついていき、彼が入ったのとは違う部屋に入った。 着替えをするのに誰もいないほうがいいに決まっているから]
(138) 2010/09/01(Wed) 17時半頃
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― アップライトピアノのある練習室 ―
緊張で汗が引いてしまったけど・・・。
[ばさ、と荷物を置いてワイシャツとその下に着ていたTシャツを脱いだ。 スポーツバッグから取り出した黒いTシャツに袖を通し、床に座り込む。 小さいが四角い楽器ケースを前に置き開いて楽器に異常がないのを確かめると、 松脂を入れている小物入れに手を伸ばす]
ああ、やっぱりだ。
[炎天下を歩いたから松脂が柔らかくなってしまっていた。 この程度なら冷房の風が当たるところに出して置けばいいだろうか。 壁際のアップライトピアノの上に松脂を置き、徐にピアノの椅子に座った。
鍵盤の蓋を開けて両手を伸ばし、白色にそっと触れた。 一度目を閉じて、それから指先に力を入れる。 ぎこちなくて硬い音色が零れ、紡ぐのは「道化師の朝の歌」 ほんの数分の、息抜きのつもりだった。**]
(139) 2010/09/01(Wed) 17時半頃
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-近所の古風な喫茶店-
[多くの骨董品に飾られた古い家具に囲まれて、古い大きな大時計がゆっくり振り子を動かし、時を刻み続ける。 古いジュークボックスは音楽を止められて、その前では一人の青年がトランペットでドナルド・バードのフュエゴを演奏している。 その音は喫茶店に柔らかく響き渡る。演奏は僅かの間、暫し余韻を残した中でゆっくりと聞いていた観衆に礼をした。 そしてトランペットを大事そうに鞄に入れると、喫茶店の店主の方へ。]
マスターどうだった? 今日はドナルド・バードは。 良いよな、こうノリのいい曲を弾くのは。
[入れられたモカを美味しそうに飲みながら、その不機嫌そうな顔とは不似合な軽快な口調で話す。]
美味しい珈琲を飲むとコーヒールンバを歌いたくならないかい、マスター?
[笑いながら問いかける様に。そして暫しマスターや顔見知りと楽しそうに会話をして、機嫌のいい時間を過ごし、カップの中のモカはもう僅かとなり。]
珈琲ご馳走様、また弾きに来るよ。
[古めかしい扉を開けると、大学の方へ]
(140) 2010/09/01(Wed) 17時半頃
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―練習室→談話室―
えっ。あ、ま、ちょっっ
[まともな言葉にすらなっていない。 一人取り残され、サイラスへの返事のように 持ち上がっていた手がへんなりと軌跡を描いて落ちる]
…何故こうなったし。
[取り残されてぼやいたの血に、 ヤニクとはすれ違う形で談話室へ向かう。 勿論、任務は出来立てお菓子の確保である]
(141) 2010/09/01(Wed) 18時頃
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-校内廊下→練習室-
[珈琲サンバを口ずさみながら、途中の自販機で炭酸入りのミネラルウォータを仕入れて、練習室に向かう。]
不味い珈琲もお茶も飲みたく無いし、暫くは水だよなぁ。 さっき飲んだと言うのに、美味い珈琲飲みたい。
[扉を勢いよく開けると、空調が聞いた心地良い風が流れる。]
珍しく、今日はクーラーついてる。 気が聞いているんだが、聞いてないんだが。
[先客に軽く会釈をすると、気にする事無く、楽器ケースからトランペットを取り出す。 ローライフを準備運動とばかりに軽く流しで演奏すると、ペットボトルの水に口にする。]
(142) 2010/09/01(Wed) 18時頃
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す っ げえええ !
―談話室―
[いい匂いにつられてひょこひょこ進んでいくと 視界に入ったいい匂い。いや、素晴らしい菓子。 サイラスの話を信じるなら手作りだと]
すげー。ホントすげー。大学ってすげえええ!!
[テーブルの上の菓子を前に他に人がいることも忘れ ひとりで焼きたてのお菓子にエキサイト]
(143) 2010/09/01(Wed) 18時頃
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褒めるなら大学じゃなくて、僕にして欲しいな。
[穏やかな笑みを浮かべて、入ってきた生徒に笑いかける]
さっきのチェロは君?
(144) 2010/09/01(Wed) 18時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/01(Wed) 18時頃
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へ。
[突然声が聞こえたように感じるのは 漸く人の存在に気づいたからである]
先輩も凄いです! でもこんなおハイソな休憩時間がある大学生マジ凄ェ。
[高校生ではこうはいかない。 チェロの話になれば頷いた]
へったくそなほうのチェロが俺です。
[勢いよく挙手]
(145) 2010/09/01(Wed) 18時頃
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―談話室― [手拭をひとつ渡しながら、首を傾いだ]
ハイソっていうか、まあ…何時もの指し入れですよ。 僕、趣味で料理サークルも掛け持っていますから。
[高校時代を思い出したが、付属校も設備はかなり整っていた記憶がある。確かに、手作り菓子は出てこなかったが。 魔法瓶で持ち出したアイスティを紙コップに注ぎながら、少し考える]
終盤しか聴いてませんが、実力はそう変わらない気がしましたよ。 …そのもう一人は南の子かな。
[制服で見分けがつくから問うまでも無いけれど、この場に居ないものだからついきょろきょろと辺りを見渡す]
(146) 2010/09/01(Wed) 18時半頃
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- 練習室にて -
ほぉーん、ピアノも多少…と。 猫アレルギーのヤニクちゃん、ね。
[少し離れた部屋から流れるぎこちないピアノに耳を傾けていた。 よろけたのを支えた時といい、反応が面白い奴だとくつくつ。 そんな時だったか、勢いよく扉が開いたのは。]
ディーンちゃん、おーはー。 空調きってもいいぞー。
[切れば切ったで暑いと謂うし 付けたら付けたで空気が悪いと我が儘に宣うのを 同じ大学側なら知っているだろう。]
(147) 2010/09/01(Wed) 18時半頃
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あ、ありがとございまーす。
[手拭きで危うく顔を拭きそうになったがそれはさすがにやめた。 アイスティに焼き菓子]
しゅみのさーくる。 ……なんか、有閑マダムみたいな響きですね。
[思わず小指がむず痒くなった。 何だか遠い世界である]
あ、はい。南校のセシル先輩です。 側で聞くとすげーって感動します。
(148) 2010/09/01(Wed) 18時半頃
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なになに、もっと吹いて吹いて。
[流しの準備運動と判っていながら、先を催促する。 既に煙草は何本目だろうか。 銜えたまま、口脣で器用に上下させて遊んでいる。
演奏をせがむ事はするくせ、自ら演奏しようとしないのはこの音大では珍しい部類だろう。 指定席付近に置かれた黒いケースはまだ開かれる事のないまま、夏の陽射しを吸収していた**]
(149) 2010/09/01(Wed) 19時頃
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マダム………………?
[ぴく、と反応しかけて首を振った。 昨年の学園祭 トランペットに青年の姿はなく、代わりにサマードレスの美女が居たのは、参加者と見に来た者だけが知っている黒歴史]
……ま、菓子はあったかいうちが美味しいですよ、どうぞ。
[聞かなかった事にして、ジャムの小瓶も一緒に差し出した]
傍で聴く機会はこれから幾らもあるでしょう 同じセロ弾きの子が認めるセシル君か、楽しみですね。
[穏やかに話しながら、ふと気付く]
そういえばお名前を聞いていませんでした。 僕はジェレマイア・ベネット。 君の名は?
(150) 2010/09/01(Wed) 19時頃
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-練習室-
んっ、切っていいなら切るか。 キンキンに冷えた部屋にいると身体に悪そうだ。
[炭酸の刺激が心地良く喉を通り過ぎる。 演奏の催促を聞くと、嬉しそうに笑みを浮かべる。 誰かに求められる事は彼にとっての至福の一つ。]
じゃ、タンジェリン。 ここは色気無いからなぁ、せめて音楽の中でも、オレンジの様な明るい綺麗な女の子にお近づき。
[フフッと笑って、トランペットで演奏を始める。]
(151) 2010/09/01(Wed) 19時頃
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へっ?
[何か不味いことを行ったのだろうか。 あまり反応がよくなかったので 自分の貧困な発想を残念がられたのだろうかと
思うより先に餌付けされた]
わー、ゴチんなりまーっす!
[まだあたたかいそれをまずは一口。 それからジャムをたんと乗せて口に運ぶ。 甘いものは好きなのだろう、至福と言わんばかりの表情]
ジェレマイア先輩。舌噛まないように気を付けないと… あ、俺ですか。カルヴィンっていーます。 カルヴィン・マクベスタ。北校1年です。
[よろしくお願いします、と元気よく頭を下げた]
(152) 2010/09/01(Wed) 19時頃
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呼びにくいでしょう。 ジェレミーでもジェリーでもジェムでも縮めていいんですよ。
[幸せそうな表情は此方にも伝染する。 うれしそうに愛称を告げながら]
マクベスタ…どっかのオケで聞いた名前ですね こちらこそ合宿中は宜しく、カルヴィン。 設備なんかで解らないことがあれば聞いてくださいね。 あ、勿論勉強や音楽の事でも構いません。
[頭を下げるカルヴィンを見遣る。 やはり頭一つ分くらい差があるなあ、と こっそり溜息をついた**]
(153) 2010/09/01(Wed) 19時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/01(Wed) 19時半頃
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トムって先輩がいないならジェリーは候補外ですねー。
[どこかで聞いた名前と聞けば軽く首をかしげたが 勉強もと聞けば小さくガッツポーズ]
やった!課題持ってきてよかったー。
[しめしめ、としたりがおでもうひとつスコーンを頬張る。 サイラスから二人分確保すように言われたので あまり食べ過ぎないようにと気を付けつつ]
(154) 2010/09/01(Wed) 20時半頃
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カルヴィンは、スコーンをじっくり味わっている*
2010/09/01(Wed) 20時半頃
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-練習室-
[タンジェリンを弾き終えると、トランペットを楽器ケースの中へ一旦仕舞う。 そして別の鞄から、熟したオレンジを取り出して、手際良く皮を剥き、一房口に放り込む。]
ところで合宿って、どんな感じ? 一曲弾いたんだから、教えてくれてもいいんじゃないのかな。
[オレンジの一房を口に挟んだまま、目を輝かせて、バーナバスの方を見る。]
こう面白そうな事するとかね。 音楽尽くめも良いけど、プラスアルファあったら嬉しいし。
(155) 2010/09/01(Wed) 20時半頃
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―談話室―
好きに呼んでくれて構いませんよ。
[どの道数日間のことだから、と言いかけて飲み込んだ。 小さなガッツポーズに気付いて苦笑いを零しながら、紙コップでアイスティーを一口]
僕に教えられる範囲で、ですよ? ああでも、オケのゲストで課題が出来なかったなんてことにはさせませんからご安心くださいね。
[穏やかな笑みを浮かべた。 皿にはまだ幾つか残る菓子。ちらりと視線が戸口に向かう]
(156) 2010/09/01(Wed) 21時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/01(Wed) 21時頃
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-練習室→談話室-
つっ!!
[解答を待つ彼の目に入るのはオレンジの汁が入り、目を少しパチクリすると、慌てて隣の談話室へ。]
イタタ、イタタ。
[騒がしく扉を開けると、そのまま水道の蛇口がある方へ向かって、勢いよく水を出して、手で水をすくい目を洗う。 ひとしきりそれを続けると、濡れた髪の水を払う為に猫の様に首を振った。]
(157) 2010/09/01(Wed) 21時半頃
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……
[ぽかん、と口をあけた。 突然開いたドアと、駆け込んできた彼の一連の行動を碧交じりの瞳で追う]
何事ですか、ディーン?
(158) 2010/09/01(Wed) 21時半頃
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〔 迷 っ た 〕
― 大学構内 ―
〔蝉の声が良く響く中、僕とサイラスは 大学構内を流離っていた。
うん……嫌な、予感は、していたんだ。 サイラスは方向感覚が怪しい…… 普段なら僕が道を覚えているなり、 道筋を調べておくんだけれど……
重そうなクーラーバックの紐を上に引っ張りつつ いっそ、先ほど聞こえたタンジェリンを道しるべに そのタンジェリンの主に道を聞くのはどうだろうか? と、そのタンジェリンを吹いた人物が 運よく先程の練習室にいるのも知らず、 クーラーバックの紐を、音の方角へと引っ張った〕
(159) 2010/09/01(Wed) 21時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/01(Wed) 21時半頃
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オレンジの汁が、諸に目に入ったんだよ。 しみて、しみて。
[まだ残る違和感を取るように目を擦る。 その度に髪を濡らした水は周囲に飛び散る。]
あー、最悪。 結局バーナバスさんから、合宿ってどんなんかを聞き損ねるし。
[溜め息を小さく吐いて、肩を竦めた。]
(160) 2010/09/01(Wed) 22時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/01(Wed) 22時頃
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菓子に水が飛びますから、止めてください。 ハンカチくらいは常備していないとダメですよ。
[スコーンの盛った皿を庇いながらハンカチを指し出し]
……まさかとは思いますが、よもや練習室で飲食なんてしてませんよね?
[にっこり笑ったまま、視線を向ける。 穏やかな口調ではあるが、瞳は笑っていない]
してませんよね?
[肩を竦めたディーンをじっと見詰めながら再度問う。 世話を焼いている者の名があがると、小さく溜息をついた]
合宿なら僕も昨年御一緒してますから、基本でしたらお話できますよ。
(161) 2010/09/01(Wed) 22時頃
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セシルは、音の聞こえたほうに進む分には迷いなく。
2010/09/01(Wed) 22時頃
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えっ、そうだったの?
[キョトンとした表情を浮かべて、>>161に返答を返して。 それは今まで飲食をしていた事を認める事に気付いて、しまったと言う表情を改めて浮かべる。]
あはは、知らなかったんで、免除ですよね。
[恐る恐る許しを乞うような視線を向ける。]
(162) 2010/09/01(Wed) 22時頃
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っていうかですね、ディーンあなたまで戸を開けたまま吹き鳴らしてたでしょう。 空調はつけなかったんですか? 折角の防音設備が無駄じゃありませんか。
[溜息をもうひとつ]
まぁ、煙草持ち込んで平気で吸う先輩見てちゃ麻痺もしますね。 今回は目を瞑っておきますから、気をつけてください。 練習室は楽器を扱う場所ですよ。
[恐る恐る向けられた視線に、にこにこと微笑みを浮かべてそれでも注意だけはしておいた。 段々世話焼きが板についてきている気がして内心複雑ではある]
お説教はこの辺にしておいて、一休みいかがですか? お望みなら合宿の話でも。
(163) 2010/09/01(Wed) 22時半頃
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―回想―
[セシルの仕草>>130に、同意を示すように頷いて笑う]
そうだね、お菓子食べに行こう。 美味しいもの食べれば、きっと元気が出るよ。
[相手が道の心配をしていることなど露知らず、 暢気なものである。 方向音痴としての自覚が、きっと足りていないのだろう!]
(164) 2010/09/01(Wed) 22時半頃
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―現在:大学構内―
[クーラーボックスの紐を引いてくれる気づかいが嬉しくて、 申し訳ないと思いつつも少し甘えてしまう。 重い荷物も二人で持てば、よろめく回数は少し減り]
セシル、ごめんね。この道だと思ったんだけどね…。
[しかし、結局のところ道に迷って彷徨うこととなる]
あ、そうだ。
[ふと思いついたように携帯電話を取り出すと、 かたかたと操作し始める。 操作に気を取られている最中、バックの紐が横に引っ張られているのに気がついて]
わ、ととっ。……セシル?
[不思議そうにしながらも、彼の導くままに歩を進めるのは、 多分相手への信頼の表れ]
(165) 2010/09/01(Wed) 22時半頃
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カルヴィンは、スコーンを口にくわえながらお説教を聞いている。
2010/09/01(Wed) 22時半頃
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― 練習室の傍 ― [謝られれば、元はと言えば出鱈目に歩いた僕のせい。 サイラスの方向感覚が怪しいのは 知っていることなのに…… だから、緩く首を横に振って。 たまによろけながら流離って。]
[サイラスが携帯を取り出し操作するのは 僕は僕で、音に集中していたから気が付かなかった。 紐を引いてから、携帯を扱うのに気づき 空いている片手だけで謝罪のジェスチャー〕
〔ただ、そのまま彼を引いてたどり着くのは 先ほど見た場所……練習室の傍〕
(166) 2010/09/01(Wed) 22時半頃
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セシルは、ここからホールは……と考えて行く先をきちんと決めその傍にあるらしい談話室へ
2010/09/01(Wed) 22時半頃
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―大学敷地内―
……はぁ。
[ベンチに1人座って、本日何度目になるか分からない小さな溜息を1つ]
そろそろ……潮時、かな。
[視線を落として、ヴァイオリンケースをじっと見つめる。 幼い頃、両親の希望で習い始めたヴァイオリン。 事故で両親を失ってからも、練習を欠かしたことはない]
……
[高校3年ともなると進路の問題が大きく圧し掛かる。 そろそろ現実を見なければならない。 両親を亡くして親戚の世話になっている身の上。 奨学金を貰って、短期のアルバイトをして、それで全てが補えるほど音楽の道は甘くはない]
……どうするべきなんだろうな。
(167) 2010/09/01(Wed) 22時半頃
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[音楽にはとにかくお金がかかる。 本格的に続けたいなら、なおさらのこと。 単なる趣味として続けるか音大に進学するか。 大きく分けて2つの道。お金の負担や親戚への迷惑を考えたら選べる道は1つ。 それなのに未だそれを選べず、自分はこの場所にいる]
………はぁ。
[憧れていた音大。 実際に目の当たりにすれば、やはりここで勉強したいという思いが強くなる。 未練を断ち切るためにこの場所に来たのに、未練は募るばかり]
………ん、あまり遅くなってもいけないかな。
[ゆっくりと首を振って、考えを中断する。 考えても考えても今は答えが出るわけもない。 それに雑念に惑わされていては、今回の合宿で皆に迷惑をかけかねない。 ベンチから立ち上がると、合宿棟を目指して歩き始めた]
(168) 2010/09/01(Wed) 22時半頃
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[お説教に、少しむーとした表情を浮かべて、 でも正論を言われて言い返えせずに、ベネットを見つめている。 そして最後の休憩の言葉に、ぱぁと晴れ渡ったような笑顔を浮かべた。]
一休みと言う事は、今日もおやつ有りですか。 合宿の話も聞かせて貰えるなら、喜んで。
(169) 2010/09/01(Wed) 22時半頃
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― 談話室とおもしき部屋 ― 〔サイラスのクーラーバックの紐を引きながら ホール脇にある部屋……談話室と言われる部屋を 僕はそっと覗き込んだ。
中はとてもいい香りと 先ほど見たカルヴィン それに見知らぬ人物が少し。
……見知らぬ人物に僕はしり込みし ほとんど同じ身長のサイラスの陰に隠れた〕
(170) 2010/09/01(Wed) 23時頃
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今日は時間少なかったからスコーンですけどね。 クリームとジャムはこちらにありますよ。
[穏やかな笑みを浮かべて、教師と共に用意したテーブルを指す。紙コップに入れたアイスティを渡しつつ]
さて、何をお話しましょうか。 部屋割りは後で発表があると思いますけれど。
[そういえば今回の選曲は何だったかなとぼんやり思う]
(171) 2010/09/01(Wed) 23時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/01(Wed) 23時頃
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−談話室− [むぐむぐ。まさに頬にひまわりの種を詰め込んだげっ歯類のような効果音が しっくりきそうなふうあいで少年はスコーンを頬張っていた。 大学生は何やら大変だと思っていたら]
んむ。
[スコーンを飲みこむ前に、自分を置いていった二人の姿が 漸く見えて手をぶんぶんと振った。 スコーンを食べるのも必至だが、手を振るのも必至なので 見た目がどうもシュールなものになっている]
(172) 2010/09/01(Wed) 23時頃
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―合宿棟―
[友人に引かれるままに歩いて行けば、 瞳に映るのは見覚えのある練習室の扉]
おおっ!凄い、さすがセシル、凄いっ!
[はしゃいだ様子で、嬉しさのあまり友人の手を取ろうとしたけれど。 相手が逃げようとしたなら、はっとして申し訳なさそうに手をひっこめた]
どうして急に、道が分かったんだい?
[彼の辿った音に気づいていなかった為、不思議そうに首を傾ける。 そのまま、談話室へと]
(173) 2010/09/01(Wed) 23時頃
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−談話室−
[紙コップに注がれた紅茶の水面の揺らぎを時折見つめながら、大学生と高校生の会話を黙って聞いている。彼らの若さや、持ち合わせているエネルギーの類を、その肌で感じながら。
煙草の匂いがすっかり染み付いた双の手で己の顎を支え、無表情とも取れる顔つきでいる。]
(@11) 2010/09/01(Wed) 23時頃
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スコーンでも何でも美味しい物なら歓迎です。 美味しいご飯、音楽、そして愛があれば人生バラ色。
[ライク サムワン イン ラブを口ずさみながら、アイスティーを受け取る。]
聞きたい事はレッスンの事は良いとして、ご飯は美味しいのか、夜のイベントとかするのかですよね。 演奏練習する目的の合宿でも、別の何かしないと楽しくないし。 花火大会とか、少し位したいなぁとか。
[浮かれた様に話して、ふと部屋割りと言う言葉に少し言葉を止めて、]
部屋割りって、やっぱり2人部屋ですか。 んー、僕はうるさいとか言われるから、同室の人は困るだろうな。
(174) 2010/09/01(Wed) 23時頃
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― アップライトピアノのある練習室 ―
[気休めは曲の冒頭部分で終わり。 あとは記憶との戦いになっていた]
覚えてたはずなんだけど・・・。
[間違いだらけの道化師の朝。 途中から聞こえ始めたタンジェリンのおかげで それを誰かに悟られることはなかった(・・・多分)のが 不幸中の幸いか。
バタバタとした物音にふと指を止め、廊下を振り返った。 かけて行く金髪が見えて首を傾げたものの、視線をまた鍵盤へ戻した。
人差し指だけで鍵盤をとんとんと叩く。 途切れ途切れの旋律は、パガニーニのバイオリン協奏曲第2番3楽章、ロンド。 俗に、「ラ・カンパネラ」と呼ばれているものだった]
(175) 2010/09/01(Wed) 23時頃
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― 談話室 ― 〔談話室に入る前、賑やかな声とともに サイラスに一瞬手を取られて、 逃げこそしないけれど、突然だったから 身体を竦ませてしまい、僕の顔は 罰の悪そうな表情を浮かべてから、 その手に字を書いた〕
『曲、聞こえたから。 辿りついたのは運が、良かっただけ。』
〔奏者がまた別な場所で …音大だからその可能性は大いにあって 演奏していたなら、たどり着けなかった場所だと 短い文で伝わっただろうか?〕 [そんな顛末があったにせよ 覗いた談話室の視線の先には 多分カルヴィン……だって随分変わっちゃった……が 口いっぱいに何かをほおばってる姿。 僕はサイラスの影で思わず小さく噴いた]
(176) 2010/09/01(Wed) 23時頃
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―談話室―
失礼します。
[おずおずと部屋の中へ顔を覗かせれば、 甘い香りが出迎えてくれる。 「おおっ」と感嘆の声が零れた]
南高校3年のサイラス・アルバーンです。 ヴァイオリン弾きです。
[初めて見る大学生と思われる人物へ顔を向け、頭を下げる。 自分の影に隠れてしまったセシルに苦笑して、 「大丈夫だよ」と小さく振り返って笑いかけてから]
こっちは、同級生のセシルです。 今、ちょっと喉を痛めているので声が出しにくいみたい。 でもうちの高校自慢のセリストです。
宜しくお願いします。
(177) 2010/09/01(Wed) 23時頃
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[人が入って来た気配に椅子をクルリと回して、]
おやぁ、今度の合同合宿に来た高校生? 遠慮しなくてもいいんじゃないのかな。 僕も去年まで高校生だったし、気兼ねなんてしなくていいよ。
[笑みを浮かべて、招くように手を動かす。]
(178) 2010/09/01(Wed) 23時頃
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僕の料理に失敗はありませんよ。 音楽は皆で作るでしょう? 後足りないものは、愛くらいでしょうか。
[ジャズソングに頬緩め、続く言葉に瞬き一つ]
ご飯は当番で作ってましたね、昨年は。 夜のイベント……高校生たちとの親睦会をしようかという話は聞きましたが、本決定かどうかはわかりません。 部長次第ですねぇ。
[ふと視界の中でカルヴィンが可笑しな踊りを始めた事につられて扉へ視線をむけながら]
合宿人数に対して部屋が少ないですからね。 多分二人部屋になると思いますよ。 前もって同室の人に謝っておくと良いでしょう
(179) 2010/09/01(Wed) 23時頃
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カルヴィンくーん…!
[手を振られて、思わず大きく振り返した。 間近で手を振りあう姿は、更にシュールなものかもしれない]
わあ、美味しそう。 歩き疲れてお腹すいちゃったよ。
[照れ笑いを零す。 その一言で、また大学内を彷徨っていたのだと ベネットには察しがつくかもしれない]
(180) 2010/09/01(Wed) 23時半頃
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― 談話室 ― 〔振り返ったサイラスの言葉と笑みに カルヴィンだと思われるハムスターめいた人物に 噴出した僕は、そのまま、ゆっくりと笑って頷く。
サイラスが僕を紹介してくれるのを聞いて ……ただ、”自慢の”のところでは あわてて首を横にふった〕
…………
〔そんな、最中、昨年まで高校生だったといった 少しとっつきずらそうな 大学生の一人の言葉に僕はその姿をじっと見た。 南校から上がったのなら、昨年同じ校舎にいたかな? そんなことを考えながら〕
(181) 2010/09/01(Wed) 23時半頃
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[くすくす、思わず噴出しながらサイラスたちを迎える。 歩きつかれたという言葉に大体を察した]
やぁサイラス、遅かったですね。 さ、セシルもどうぞお菓子ならまだ残っていますよ。
[自己紹介をする高校生を笑顔で手招き、お手拭を渡しつつ]
嗚呼…セシルの事はカルヴィンも褒めていましたね。 僕は最後しか聞いていないけど、良い演奏をするんですって? 喉が辛いようなら別に飲み物を作りましょうか……
[ふと、完全防音のはずの練習室のどこかから、リストが聞こえる]
……失礼、少し席をはずしますね。
(182) 2010/09/01(Wed) 23時半頃
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先輩たちおかえんなさーい!
[もぐり。 漸く口の中のスコーンを飲みこんで、アイスティーで口の中の甘みを流す。 これでようやく喋ることができるようになった。 サイラスに分部かと手を振り返すその表情は年相応のもの。 ふと、明らかに学生にしては年長すぎる姿を見つけたので、 少年の元気の良さは少しだけ控えめになったが]
(183) 2010/09/01(Wed) 23時半頃
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宿題・・・か。先生も厳しいな。
[ヴァイオリンのレッスン先で出された課題。 時間がなければやらなくていいとは言われているが・・・]
今のうちにさらっておこう。
[少しでも空き時間があればできることをする。 練習した結果は裏切らない―と思っているから。
鍵盤の蓋を閉め、上に置いた松脂に手を伸ばす。 使える固さに戻った事を確認して楽器と弓を取り出した。 簡単に弓に松脂を塗って、楽譜を出して楽器を構える。
軽く調弦してからラ・カンパネラの冒頭を指定テンポより遅く弾き始める。 ぴんと張り詰めた音が練習室へ響く。
ああ、緊張している音だ。 自分でもわかって苦笑しながら、ゆっくりテンポのまま譜面を追った]
(184) 2010/09/01(Wed) 23時半頃
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〔ただ、様子から……とっつきずらそうな 大学1年の先輩より場を仕切っている 小柄な大学生の言葉に眉を下げた
……相部屋……私立の音大なんだから 個室の合宿所ぐらい作れば良いのに…… せめて、無差別割り振りではないことを祈りながら 親睦会やらの話も上の空で聞いた〕
(185) 2010/09/01(Wed) 23時半頃
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おっと、自己紹介を忘れる所でした。 僕はジェレマイア・ベネット 彼と同じトランペット奏者です。
[笑顔でディーンを指しつつ自己紹介を終えて席を立ち、甘いにおいのする談話室を出る。 勿論向かう先は騒音の元へ]
(186) 2010/09/01(Wed) 23時半頃
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料理―…‥
[料理当番制に顔を曇らせて、]
僕は料理作った事無いですよ。 ベネットさん、代わりに作ってくれませんか。
イベントは決まって無いのか。
[残念そうな表情をした後に、]
足りないのは愛ですか。
[ラブ シュプリームの一小節を歌い、]
取り敢えず、僕は神への愛で我慢します。
[苦笑いを浮かべて、首を小さく傾げた。 そして席を外すベネットに小さく『いってらっしゃい』と言いながら、手を振った。]
(187) 2010/09/01(Wed) 23時半頃
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>>183 ……構いませんよ。
[友達を見つけたのか、ぶんぶんと車のワイパーのように手を振る少年を見て、あまり上手とはいえない笑顔を浮かべた。]
今は講義中ではないですし、休憩中ですからね。 賑やかなのは良いことですよ。
大学とはいえ、あまり緊張しなくてもいいんですよ。
(@12) 2010/09/01(Wed) 23時半頃
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[席をはずす前、ディーンの苦笑いには軽く片目を瞑った。 料理への承諾とも、イベントは自分で作れば良いとも、解釈の方法は何通りもある仕草。 程なくひとつの練習室にたどり着く。 ああやっぱり扉がきっちり閉まっていない。 中を覗くと見知らぬ高校生]
……演奏中に失礼しますよ。 練習室の扉はしっかり閉めてくださいね。
[ゆっくり扉を開き、穏やかに声をかけた。 制服でない自分が高校生と思われるはずは無いだろう。 身長と童顔の所為で更に下に見える可能性は無きにしも非ず]
(188) 2010/09/01(Wed) 23時半頃
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〔小柄な大学生にも音のことを言われて あわてて首を横に振る。 バーナバスのような人を小馬鹿にした 笑みを浮かべながら講評気取りも好かないが こういった言葉にも困ってしまう。
喉に対する気遣いには、深く頭を下げて。 …心因性のものだから、多分、何を飲んでも 大丈夫、なのだろうけど説明が出来ない〕
(189) 2010/09/01(Wed) 23時半頃
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自己紹介か。
去年まで南校に居たディーン・ブラウン。 浮気せずにトランペット奏者一本。 殆どジャズ演奏ばかりだなぁ。クラシックをもっとしろと言われるんだけどね。
[言われて、慌てて立ち上がり、一気に言い終える。]
(190) 2010/09/01(Wed) 23時半頃
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セシルは、ジェレマイア……と、音無く口ぱくで呟いた
2010/09/01(Wed) 23時半頃
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は。はは。すんませーん…。 はしゃぎ過ぎてる自覚はあるんでー……少し、大人しくしときます。
[ポリポリと頬をかきながら、ぎこちない笑みを浮かべる大人に謝る。 ベネットが開けたのだろう扉から少しだけ聞こえた弦の音に 一瞬だけ視線を向けたけれど何やらトランぺッターの自己紹介が聞こえて]
…ええと、今、名乗る流れなんですかね。
[きょろ、と部屋の中を見回した。 相変わらず北校生を見ていない事もあって、ちょっとだけ気分はアウェイ]
(191) 2010/09/01(Wed) 23時半頃
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―合宿棟―
ここでいいのかな。
[事前に調べて印刷した大学敷地内地図のみで、迷うことなく合宿棟に辿り着く。 建物の前で、地図を片手にいまいち自信がなさそうに首を傾げる。 誰か人がいたら尋ねようかと思うが、周囲には不運なことに人のいる気配はない。 しばし迷うも、このままここにいても時間の無駄かと結局建物の中に入る]
…さぁて…どこ行ったらいいんだろう。
[かなり小さくまとめたとは言え、合宿用の旅行鞄がいいかげん重たい。 どこか一先ず荷物を置ける場所はないかと、合宿棟内を歩く]
(192) 2010/09/01(Wed) 23時半頃
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>>189 [ふと、「声が出ない」という言葉とともに紹介された少年・セシルの横顔をちらりと見た。冬服を身に纏っていることもまた、とても気になるようだ。]
(この様子は……心因性のもの、なのかな。少々気になるところだけれども。彼は大丈夫なのかな?友達も居るようだし、多少は適応しているようだけれども。)
[あまりじっと見つめてはいけないと、すっと視線をセシルから離した。]
(@13) 2010/09/01(Wed) 23時半頃
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[楽譜にかじりついていたから、背中で扉が開いた事には気付かない。 もちろん、練習室の扉が半開きで音が漏れていたなんてことも・・・気付くはずもなく。
突如聞こえた声にびくっとして弓を離した]
え、あ・・・。
[やってきた大学の人・・・(と思う)と、練習室の扉を見て、 あ、と声を上げた。やっと状況が把握できたのだ]
すみません。 気をつけます・・・。
[楽器を下ろし、ぺこりと頭を下げた]
(193) 2010/09/01(Wed) 23時半頃
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ヤニクは、でも、自分と同じくらいなのかも・・・?と相手の事を内心では思ったりもしつつ。
2010/09/01(Wed) 23時半頃
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〔ディーン先輩、ジェレマイア先輩と、 名前を記憶しながらスコーン一つ手に取り 僕ははっじこの方に座る。
そうすれば、もう一人……〕
〔……大学は高校に比べて 年齢の幅が広い……芸術系なら尚更とは言え……〕
〔まさか、講師とは気がつかず 相手が此方を見ていたようなので、 スコーンを口にしながらゆっくり首を傾げた〕
……〕
(194) 2010/09/02(Thu) 00時頃
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んっ、無理に声は出さなくてもいいんじゃないのかな。
[口パクをしているセシルの様子に気遣う表情を浮かべて言う。]
何か書く物が必要かな。
[キョロキョロと周囲を見渡し、メモ帳を探す。 部屋の隅に忘れられたようなメモ帳とペンを見付ける取りに行くと、セシルの目の前に。]
声が出せないとか、身体が動かせなくなると言うのは、神様が少し頑張り過ぎで休みなさいと言う心遣いと頑張り過ぎた人間に対するご褒美らしい。 昔、そう教えて貰った。 だから無理をしてはいけないそうだ。
(195) 2010/09/02(Thu) 00時頃
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スティーブンは、合宿棟の中に入る高校生らしき人影を見つけ、そっと席を立った。
2010/09/02(Thu) 00時頃
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>>194 [こちらを見て首を傾げる少年を見て、ふと微笑みながらスティーブンも首を傾げた。]
(いけませんねぇ。 職業柄とはいえ、またそういうところばかりが気になってしまう。)
[席を立ち、談話室にいる面々に告げる。]
どうやら「皆さんの」仲間が来たようですよ。 高校生の方のようです。 もし迷っているようなら、案内して差し上げなくては。
[そう言って、談話室から出た。]
(@14) 2010/09/02(Thu) 00時頃
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ディーン先輩……は、南高の先輩でしたか。
[慌てて立ち上がる仕草が 無愛想にも見える彼の表情とギャップを生み、 何だか可愛らしかった]
名乗って一発芸をする流れだよ。 カルヴィン君。
[友人が席に着くのを確かめてから、自分も着席した。 折角お茶を用意して貰ったのだから、 クーラーボックスの出番はまた後でということに。 お行儀よくスコーンを齧りながら、 さらりとカルヴィンに無茶振りをしてみた。 悪戯っぽい笑顔を浮かべている]
(196) 2010/09/02(Thu) 00時頃
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―練習室A― [ヴァイオリンを持つ相手が頭を下げる姿に一つ頷いてみせる]
ええ。 君は北高のヴァイオリン奏者ですか? 合宿中はここも自由に使えますが、扉はきっちり閉めてください。 防音の意味はご存知でしょうか。 他のひとの音を邪魔しない為にもあるんですよ。
[笑顔でパタンときっちり扉を閉めると、相手の心情も知らず蓋の閉じた鍵盤の方へ近づきながら]
超絶技巧練習曲……少し肩がこる音でしたが、まだ初見でしたか?
[首を傾ぐ]
(197) 2010/09/02(Thu) 00時頃
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そんなに硬くならなくても良いんだけどなぁ。 一歳しか変わらないし。
[人懐っこいのに損をした生まれながらの無愛想な面構えに、また苦労させられる自分に溜め息を吐く。]
兎に角、宜しく。 僕もこの合宿に初めて参加するんだ。 有意義で楽しいものにしよう。
[にっこりと笑う**]
(198) 2010/09/02(Thu) 00時頃
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お仲間?
[合宿の参加者だろうか。 今度こそ自分の学校の生徒に会いたいとは思いつつ]
なるほどー、じゃあ頑張ってここはひとつー
[白いシャツの裾をまくるように手が動き]
(199) 2010/09/02(Thu) 00時頃
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って、誰がやりますかーーーーーー!!
[サイラスに向かって切り返した。 おあとが宜しいようで]
まったく、のせないでくださいよっ。
[スコーンの籠からもうひとつつまみながらクレームをサイラスへ]
(200) 2010/09/02(Thu) 00時頃
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…………
〔名前を覚えるため、音無く呟いていたのを ディーン先輩は僕が話そうとしたのだと思ったようだ。 僕は、何か探す先輩に そのことを伝えたかったけど、その前に メモと、ペンが差し出された。〕
『ありがとうございます、ディーン先輩 …………ご褒美……』
〔僕のそれも、果たしてそうなのだろうか…… ……結論を言いたくない…… どうも、そこに端をはっしっているこの失声症 僕はメモを受け取りお礼の言葉を書き込むと その言葉に小さく首を傾げて思案した〕
(201) 2010/09/02(Thu) 00時頃
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〔@>>14にはコクリと僕は頷いた。 老け顔の大学生……きっと4年生なのだろう。 落ち着いた動きで、部屋を立ち去るのを見て。
サイラスとカルヴィンが、 何か乗り突込みをしているのを見て 少し笑った後、>>198にもコクリと頷いた〕
(202) 2010/09/02(Thu) 00時頃
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[誰もいない無人の練習室を覗いて、微かに口元を緩める]
…こんなところで、1日中練習できるんだ。
[親戚の家に居候させてもらっているために、家では遠慮もあって練習できるわけもない。 朝早くに登校したり、放課後遅くまで残って、練習する時間を確保している。 家で練習できない分、誰よりも学校での練習時間を確保しようとし、そして高い集中力で練習をこなしていた。 それでもやはり練習時間としては短く感じる。 だから思う存分練習できる環境が嬉しく思えてならない]
………っと。
[こちらに近付くスティーブンの足音に気付くのは若干遅れてのこと。 口元に浮かべた笑みは瞬時に消して、練習室前の道を譲ろうとした]
(203) 2010/09/02(Thu) 00時頃
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あ、はい。 北校2年の、ヤニク・ドランブルです。
[軽くお辞儀をして、それから小言を眉を下げたまま聞く。 恐縮して、扉を閉めた彼にすいません、と言ったものの、 本当に大学生だろうかと胸の内3割くらいで思っていた]
超絶技巧練習曲・・・ああ、さっきの。 ええ、初見です。 先生にひまがあったらさらっておくように言われてしまって。
[傾げた首に、はは、と苦笑を返す]
肩がこる音・・・やっぱりそうでしたか。 なんだか慣れてない場所だと緊張しちゃって。
[弓を持った手で頭をかいて小さく肩を竦めた]
(204) 2010/09/02(Thu) 00時頃
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でも、大学生ってやっぱり大人だなって思います。 自分の一年後なんて、まだまだ想像つかなくて。
……なんて、 この時期に言っているようでは駄目なんですけど。
[あはは、と冗談めかして笑って見せる。 最初は硬くなっていたものの、 ディーンの温和な態度に少し緊張は解けたようだった]
良い合宿にしましょうね。 先輩方の足を引っ張らないように、頑張ります!
あ、そうだ、イベントも何か考えましょう。 その方がきっと楽しいですよ。
[先ほどのベネットとのやり取りを聞いていたのか、 わくわくした面持ちで提案した]
(205) 2010/09/02(Thu) 00時頃
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>>203 ……っと。 ああ、別にいいのですよ。 私はここの学生ではありませんから。
[練習室への道を譲ろうとする高校生を制止するように、胸の前で両手を掲げた。]
私はここの講師です。 しかも、音楽とは関係の無い分野の。 だから私がここの練習室に入っても意味がありませんから……どうぞ見学していてください。
[不器用な笑いを浮かべて、少年を見る。]
ああ、そういえば。 合宿に参加する高校生なら、あそこの談話室にいますよ。もしかしたら、あなたのお友達もいるかな?
(@15) 2010/09/02(Thu) 00時頃
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あ、先生。案内なら僕が、―――…
[講師を働かせることに罪悪感を覚えたのか、 席を立ちあがり掛けるも。 自分が「お仲間」を迎えに行けば、 三度目の大学内彷徨い放浪旅行になりかねない。 そんな気がして、大人しく席に着き直した]
おや、此れは見事な乗り突っ込み。
[カルヴィンの反応に、ころころと笑う]
君はなかなかノリが良いね。 きっと将来出世するタイプだよ。
合宿の最中にまた振るから、 それまでには一発芸を用意しておいてね。
[無邪気にそう告げるが、どう考えても面白がっていた!]
(206) 2010/09/02(Thu) 00時半頃
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ああ、それじゃこれから御一緒する仲間ですね。 僕はジェレマイア・ベネット 呼びにくければ好きに略してくれで構いません。 世話係みたいになってますが、ちゃんとトランペット吹きなんですよ。
[世話係と言うよりも小言係になっているのは主に誰の所為とは言わないがあの人の所為だと内心で年上の先輩に色々念派を送っておいた。 肩を竦めた相手にああと頷いて]
初見でそれだけ弾ければセンスありますよ、大丈夫。 緊張しているんですか? それじゃ、余計に硬くなるでしょう。
[それから、小さく笑って付け加えた]
(207) 2010/09/02(Thu) 00時半頃
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〔サイラス>>205が笑って口にした言葉には コクリと頷きながら イベントのことやら、カルヴィンとの掛け合いで 賑やかにしているのを見ながら
彼の言葉で先程の老け顔の大学生……は 実は先生だと言うことに気づいて、 なんとなく合点がいった。〕
(208) 2010/09/02(Thu) 00時半頃
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じょーーーだんじゃないっですっ!
[一発芸なんてそんな器用な小ネタは用意していない。 ころころと楽しそうに笑う姿にギリギリと歯をかみしめても 口のの中に残ったスコーンの細かい欠片が粉の甘みをくれるだけである。 椅子に坐りなおした姿を見ながら]
…南校ってこんな無茶苦茶なノリなんですか。 それともサイラス先輩だけこんなアホなノリなんですか。
[若干伺うような視線をセシルに向ける。 紙コップのアイスティは冷たくていい匂いがして、 少しいい気分になるのだけど今はそれどころではない]
(209) 2010/09/02(Thu) 00時半頃
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セシルは、談話室の会話をじっと聞きながら*スコーンを食べている
2010/09/02(Thu) 00時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/02(Thu) 00時半頃
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え…?
[制止するように動く両手を見つめ、ゆっくりと首を傾げる。 学生ではない人間が何故構内にいるのか。よくよく見れば、確かに学生と言うほど若く見えない気もする。 一瞬芽生えた疑問は続く言葉ですぐに解消される]
ああ、講師の方だったんですね。
[講師にしては今度は若過ぎるような印象を受けるが、そこは深く考えない。 不器用な笑みを浮かべて紡がれる言葉に微かに目尻を下げる]
え?あ、やっぱり合宿はここで合ってたんですね。よかったぁ… 俺はラルフ・トーリアといいます。えっと、失礼ですが、名前を聞いても?
[合宿の関係者かは分からないが、今後お世話になるかもしれないと自己紹介をする。 お友達がと言われて、思い出すのは同じ高校の面々。 彼らはもう来ているのだろうか。一度顔を出しといた方がいいのかなと思う]
(210) 2010/09/02(Thu) 00時半頃
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セシルは、カルヴィン>>209には"どうだろう?"と言う風に*笑って首を傾げた*
2010/09/02(Thu) 00時半頃
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じゃあ、ジェレマイアさん・・・はここのオケの方なんですね。 よろしく、おねがいします。
[なんて呼んだらいいかなと一瞬考えたけれど、 世話係と聞いて少し笑った。 じゃあ、ここまで連れてきてくれたさっきの― バーナバスさんなんて、ずいぶん世話になっているんじゃないかと ちらっと思ったからだった]
え、あ、ありがとうございます。
[センスあると聞いて、ぱあと明るい表情になる]
2年後には俺、・・・っと、僕もここで勉強するんだって思うと 緊張してしまって。
[それから、付け加えられた言葉に目を丸くした]
(211) 2010/09/02(Thu) 00時半頃
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ヤニクは、また目を丸くして、今度は口を押さえて・・・ふ、っとふきだした。
2010/09/02(Thu) 00時半頃
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>>210 [ふと緩やかな笑みを浮かべ、ポケットにしまっていたIDカードを出した。]
僕は、スティーブン・オブライエン。 ここの大学で、教職科目や一般教養向けに、教育心理学を教えています。
まあ、なにせまだ駆け出しなので、半分学生みたいなものですけれど。
[困ったように笑い、談話室の方を指差した。]
もし「仲間」の皆さんにお会いしたいならば、ご案内しますよ。大学生も、高校生も何人か集まっていますから。あなたと同じ制服の子もね。
(@16) 2010/09/02(Thu) 00時半頃
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―アップライトピアノのある練習室―
昨年入れてもらってからずっと居座ってますよ。 此方こそ宜しくお願いします。
[判りやすく表情の変わった相手をみて笑顔でお辞儀を返す]
ああ…そのまま此処受けるんですか。 二年後だと僕は卒演もあるしコンクールも狙っていくから、今ほどこっちに顔出せそうにありませんね、残念。
[さらっと告げた一言で随分動揺させたらしい。 ぷっと吹き出して、くすくす笑いながら悪戯っぽく囁いた]
(212) 2010/09/02(Thu) 00時半頃
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[笑って首を傾げるセシルの姿。 どうもこういうところは南校の性格のようなものに思える。 小さく肩を竦めるとアイスティのカップを飲み干して]
ま、いいですけど。ちょっと俺、楽器のほうに戻ります。 楽しいのは大事だけど、羽目外して遊ぶために来たわけじゃないし。
[練習しなきゃ、と思う。 意志持たぬ相棒とうまく意思を疎通させるのはとても難しい事だから。 そう告げて廊下へと出ると、最初の練習室へと足を向けた]
(213) 2010/09/02(Thu) 01時頃
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カルヴィンは、北校の生徒に会えるのはいつだろう、なんてちょっと寂しさを抱きつつ廊下を進む*
2010/09/02(Thu) 01時頃
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[ポケットから出されるIDカードとともに自己紹介されれば、こちらもまた少し笑んで]
えっと、スティーブン……先生。
[暫しの間は敬称を何にしようか迷ってのこと。 「さん」付けが正しいのか、「先生」が正しいのか。 結局「さん」付けは気安過ぎるかと思い、「先生」と呼ぶことにする]
合宿の間よろしくお願いします。
[性格なのか、丁寧に頭を下げて、挨拶をする]
……教育心理学…? ええと、それじゃあ音楽は全くしたことがないんですか?
[音楽とは関係ない科目なので、内容には興味はない。 ふと浮かんだのは音大にいながら、音楽には全く触れたことがないのだろうかという疑問]
(214) 2010/09/02(Thu) 01時頃
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一応、附属高ですし。 そのままここの方がいいのかなと今は思ってます。 それに僕の姉がここの声楽科の3回生で。 話は聞いていますから。
[姉のことを口にした途端に鼻がむず痒くなった。 一瞬帰ったらどうしようとか思ったけど考えないことにした]
卒演にコンクール・・・ですか。 じゃあその分、今年たっぷり一緒にやりましょう。 来年も、呼んでもらえるように頑張りますし。
[自分よりも背の小さな先輩の柔らかな物腰に、 ついそんなことを口にしたりした、が]
・・・・・・・・・・・・。
[口を押さえたあとはちょっと涙目になって、 くすくす笑うジェレマイアをほんのちょっと恨めしそうに見た]
(215) 2010/09/02(Thu) 01時頃
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ヤニクは、舌をペロッと出して肩を竦めた
2010/09/02(Thu) 01時頃
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- 回想:練習室にて -
そーそ、ホント此処って女っ気ないのよねぇ。 折角ならオレンジの似合う活発なきょにゅーちゃんでよろしくお願いします。
[冗談半分にリクエストを宣って演奏されるペットに耳を傾ける。 その奥で間違いだらけの道化師の朝が演奏されているのも耳に入れていただろう。 竜胆の眸は帽子に隠れたままに、トランペットの指運びを視ている。]
いいねぇ、傍にカワイコちゃんがいるみたい。 でもそーねぇ、ちょっと胸が…。
[なんて感想を漏らしながらブラーヴォと手を叩いた。]
(216) 2010/09/02(Thu) 01時頃
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談話室には…そう、ですね。どうしよっかな。
ええと、場所はあっちですよね。多分分かると思うんで、後で顔出します。
[わざわざ先生を道案内に使うのは気が引けてしまい、折角の申し出ではあるが断る]
お忙しいところ、ありがとうございました。 ちょっと他の場所も興味があるから、見てきます。
[柔らかな笑みを浮かべて、頭を下げる。 引き止められなければ、そのまま談話室とは違う方向に*歩きだした*]
(217) 2010/09/02(Thu) 01時頃
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>>214 ええ、全く。 音楽の知識も皆無です。 僕の前任の……定年退官されたという先生は音楽の造詣がたいへん深かったそうなのですが。
[会話相手が驚愕しかねないことを、真顔で告げる。]
音楽専門とはいえ、ここは大学ですから。 音楽教育の道に進みたいと考える学生さんもいますし、「将来が不安だから」という理由で保険の為に教員免許取得を希望する学生さんもいます。
そういう学生さんの為に、僕のように専門外のスタッフも居るんですよ。まあ、肩身は狭い方ですけれどもね。
[ふと、苦笑いを浮かべる。]
(@17) 2010/09/02(Thu) 01時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/02(Thu) 01時頃
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>>217 いいえ、お気になさらず。 良い合宿生活を送ってくださいね。
[高校生にしてはやけに丁寧な物腰の少年に軽く一礼し、その背中を視線で見送る。先ほど合宿棟まで案内することになったアルバーンという名の高校生とは随分雰囲気が違うものだな、と思いながら。]
さてと、私もそろそろ研究室に戻るとしますかね。 いつまでも油を売ってては、世間様から給料泥棒と揶揄されかねません。
(@18) 2010/09/02(Thu) 01時頃
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附属高からそのまま来る人も多いですから、良いんじゃないでしょうか。 声楽科か…そういえば文化祭でオペラやるらしいですね。
[相手の内心は知らぬまま、笑顔で頷く]
たっぷり一緒に…ですね? 好評ならきっと来年もゲストで呼ぶかもしれませんし、僕も気が抜けませんね。
[練習室の一つに置き去りにしていた荷物と楽器をふと思い出し、こちらを見下ろす視線に碧がかった瞳をむけた]
ああ、そういえば他の皆さんには会いましたか? 多分まだ談話室で指し入れのお菓子食べていると思います。
(218) 2010/09/02(Thu) 01時頃
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合宿は、合宿でしょ? 朝早く起きてラジオ体操、発声練習、大学ぐるっと三周マラソンしてぇー
つのは冗談で。 まー、日中は練習で夜は好きにしていーんじゃない? そうそう、一応ヴェスに配れって謂われた【合宿のしおり】なるものがあったんだけどなぁ。
[高校生達の為にもと作った日程表があるとかないとか。 どこに置いたっけか、と練習室のロッカーへ向かおうとした時だった。 銜えていたオレンジが目に散って、ディーンは隣へと慌しく行ってしまった。]
あーりゃぁ…大丈夫かねぇ?
[残されたオレンジを、もぐもぐ。]
(219) 2010/09/02(Thu) 01時半頃
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うおーっ…と?
[ぶるぶるとマナーモードに設定していない携帯が震えだす。 液晶を見れば数件のメール。 内のひとつはどうやらだいぶ前に返って来ていたもののようだった。]
たくー、ホントそろそろ買い替え時かー。 新しくすると機能が多すぎてよく判らんし、困った。
[ボロボロの携帯をカチカチと弄れば 流石に新しく届いたメールには多少の焦りを浮かばせたかも知れない。 帽子の下で眉を寄せ、通話のボタンを押して耳に当てる。 が、オンボロ携帯は通話さえ時折拒否するようで。]
あー、もう。 どこだ「大きい白い建物三つ」って。
[帽子ごと頭を掻いて立ち上がった。]
- 了:回想 -
(220) 2010/09/02(Thu) 01時半頃
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オペラ、ですか。
[文化祭のことを聞いて一瞬表情が翳った]
ええ、だって今年のメンバーは、今年だけですし。 精一杯たっぷり楽しみたいじゃないですか。 それにオケの部長さんは、海の外から声がかかってる方だって、 えっと…バーナバスさんから聞きましたし。 たくさん勉強させてもらおうと思って。
[にこりと笑う。緊張はだいぶほぐれてきたようだ]
あ、いえ…たしか僕の先輩と後輩も来ているはずなんですけど・・・ じゃあ、あとで談話室にでも行ってみます。
[談話室ときいてさっきの甘い匂いを思い出しながら]
(221) 2010/09/02(Thu) 01時半頃
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- 談話室 -
[立ち上がった先、向かうのはお菓子の匂い漂う談話室。 菓子に釣られた、と謂うよりはそこに居ると想定できる小姑―つまりはジェリーちゃん―に合う為であった。 普段より速い歩調で進むのはとても珍しいことで。 焦っている―心配している―のは見て取れよう。]
ういーすー。 ジェリーちゃーん、ちょーっと迷子探しに外、い っ て
(222) 2010/09/02(Thu) 01時半頃
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それは、そうでしょうね。来年はまたメンバーが違う。 部長の腕は確かですよ。 それにあの容姿…外部のファンも随分居るようですしね。
[表情の翳りに気付けないまま、問題児の名に笑顔を固めた]
北の…僕が会ったのはチェロ奏者の子でしたね。 ええ、行ってらっしゃい。
[あっさり入れ違いになっているとは知らずに告げて]
僕は自分の楽器を取りに向かいます。 それではまた後で。
[穏やかな笑顔で見送る姿勢]
(223) 2010/09/02(Thu) 01時半頃
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つか 居るし。
[ずるりと帽子が斜めを向いた。 迷子探しには行かずに済んだらしい。 片手で位置を直しながら、談話室の面々を見回して。]
結構揃ってんのね。 つーか、ジェリーちゃんがいねぇし。
あー、ディーンちゃんは目大丈夫だったの?
[先刻部屋を飛び出して行ったペッターにひとつ声をかけて。]
(224) 2010/09/02(Thu) 01時半頃
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[部長の腕が確かと聞けば]
本当に楽しみです。 上手くて見た目もよくて・・・すごい。
[よもや自分が問題児の名を口にしたとは思わずに、 固まった笑顔に首を傾げた。 ただ、まあ、問題のない人物・・・とは思ってなかったけど]
チェロは、後輩ですね。 やっぱりもうついてたんだ・・・メール送ればよかったかな。 ラルフ先輩はどうしたかな。
[言いながら、いそいそと楽器と弓をケースにしまう。 ぱちん、と金具をしめて立ち上がると]
それじゃあ、また後ほど。
[ぺこりと軽く頭を下げて練習室を後にした。 振り返って扉に「練習室A」とあるのを見た]
(225) 2010/09/02(Thu) 02時頃
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ヤニクは、閉めた扉は・・・また半開きだったとか。
2010/09/02(Thu) 02時頃
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まぁーったく、探しに行こうかと思ってたとこだったんだけど。 無事に菓子食ってるなら、よきかなよきかな。 方向音痴なんだから、あんま土地勘ないとこうろうろすんなよー?
[心配そうにしていた素振りは一瞬で消し去って、サイラスへと寄り。 帽子の下で隠れた笑顔を見せると、ポツリ。]
あ、そうそう。 迷子探し任務がなくなったのはいーんだけど、誰かジェリーちゃん知らね? 合宿のことで話あんのよねぇ。
…――きし!! っあー、ちくしょー…。
[近くの部屋で噂されているとも露知らず。 あっさりとすれ違ったとも露知らず。 察知したのはくしゃみだけだった。]
(226) 2010/09/02(Thu) 02時頃
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―練習室A― [楽器を仕舞う様子を見つつ思い出す]
カルヴィン、という名前でしたっけ 栗鼠みたいな子でしたね。
[浮かんだのは菓子を頬張る姿で、ついくすりと笑ってしまった。 アップライトピアノを置いてあるその部屋で、出て行くヤニクを見送る。 ぽつんと残った部屋を見渡し、ピアノの横に置いてあった楽器を取り出した]
なんて、ね。 実は此処にあったりして。
[誰が居るわけでも無いのに、舌を出して見せる。 暑くもなくさむくも無い程度に空調の整った部屋で楽器を取り出し、マウスピースを咥えて軽く音だしから始めた]
(227) 2010/09/02(Thu) 02時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/02(Thu) 02時頃
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― 廊下 ―
[談話室へ向かおうとしたところで、見覚えのある背中が見えた(>>213↓)]
おおい、カルヴィン!
[違う練習室へ入ろうとする後輩へ大きめの声で呼びかける。 談話室にいるって聞いたけど?とちょっと首を傾げた]
ずいぶん早く着いてたみたいじゃないか。 さっき談話室にいたって大学の先輩に聞いたけど、これから練習?
なんか、楽しみだよな。 俺は早くみんなと合わせたくてうずうずする。
[にこりと笑いながら、二言三言交わしてまた後でと別れた]
(228) 2010/09/02(Thu) 02時頃
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― 談話室 ―
[近づくと、さっきの甘い匂いは多少薄らいでいたか。 そっと中を覗きこんで]
こんにちは・・・?
[見知らぬ人ばかりと思っていたので恐る恐る声をかけたが]
あ、バーナバスさん。 先ほどはありがとうございました。
[軽く頭を下げた]
(229) 2010/09/02(Thu) 02時頃
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おー、色々演奏してたみたいじゃないのよ。 最初のはだーいぶ緊張してたみたいだったけど。
[道化師の朝のことだろうか。 少しからかうようにして謂うのは緊張を解こうとしてのことだが 厭味のように受け取られても仕方ない。]
俺は煙草吸いに帰って来ただけだし、なんも――…
あ、もしかして さっきのハグ?
[帽子の下はニタニタしてたりしたかもしれない。]
(230) 2010/09/02(Thu) 02時頃
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[軽いウォーミングアップを終えて、腕慣らしに噴くのはスターダスト。 ジャズソングはあまり人前で吹かない。 ゆっくりと単調な曲だからこそ、リップテクニックが必要だった。
まさか先ほど注意したばかりで、ドアを半開きにしていったなんて思っても居らず。 恍惚とした表情で吹き鳴らし、音に合わせ身を撓らせる。 甘く切なく、何処か懐古の情を呼び起こす曲。 トリップ状態になってしまえば、後はよほどの事が無い限りは戻らない。 大抵の人間は、普段の穏やかな笑顔から一変イってしまったこの状態を見てドン引きするのだった。 空調の効きが悪く、扉が開いている事に気付くのはまだ大分後の話**]
(231) 2010/09/02(Thu) 02時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/02(Thu) 02時半頃
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あ、やだな・・・聞いてたんですか? いや、暗譜できてると思ったらそうでもなくて・・・
[練習室だから聞こえないと思っていたけど 扉が半開きだったのだ。 あんな間違いだらけのが聞こえていたと思うと 困ったように肩を落とした]
え?はぐ?
[きょとんとしてバーナバスをみる。 にたりと笑う口元が見えて、かああああと赤くなった]
いや、ちち、ちがっ。 ちがいます・・・・・・・・・っ!
[手をぶんぶんと振る。 顔が熱い、熱い]
(232) 2010/09/02(Thu) 02時半頃
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お?
[聞きなれた、けれども漏れて聞こえる事はないはずのマウスピースの音。 方角からして練習室Aからだろうか。]
もしかして、さっきまでちっこいのと一緒にいた? 白髪交じりの小うるさいの。
ちょこーっと話しなきゃなんだよねぇ。 でもなぁー…。
[やがて聞こえ出す曲の音色に、唇は動かなくなる。 トリップ状態を知っているからもあり、演奏の邪魔をしない為でもあり。 人前では聞くことのないジャズソングを聞いていたいからもあり。 話は後でも大丈夫か、と頬を掻いた。
此処から先は未来の話だが、曲の終わり頃には苦手なメールを飛ばすのだろう。]
(233) 2010/09/02(Thu) 02時半頃
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アレを暗譜ねぇ、いやいや謙遜するほどでもねーよ? ヴァイオリンも聴いてみたいなーって。 やっぱ聴くなら本筋の楽器がいーし。
[肩を落とした姿を見れば、ひらひらと手を振って。]
ちがうのー? 熱い抱擁だと思ったんだけどなぁ、ざーんねん。
[赤くなっていく様子、ぶんぶん手を振る姿に加虐心が煽られたか。 冗談よろしく残っていたスコーンを口へ運びつつ。]
(234) 2010/09/02(Thu) 02時半頃
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ちっこいの?
[首を傾げる。 しかし、白髪まじりというのと、小うるさい・・・に多分その人の事だと思い至って]
ええと、さっきまで練習室Aでジェレマイアさんと話はしてましたけど・・・。
[聞こえてきたトランペットの音に、また半開きにしてしまったかもしれないと そんないやな汗が内心を伝った。 しかしさすがは音大生だ。音の張りが違うなとも思っていた。
探しているようでいて、動かないバーナバスへは 行かないのか?とは問わなかった。 自分でもこれだけの音を出している人のところへ行って、 それを中断させようとは思わないから]
(235) 2010/09/02(Thu) 02時半頃
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そーそ、その人。 そかそか、やっぱジェリーちゃんかあの音は。 わっかりやすい音出すんだよねぇ、叙情的。
[スターダストに耳を傾けながら呟く。 よく批判を漏らすのだが、演奏を聴くときの表情は真剣である事にどれくらいの人間が気付けるうだろうか。 口調もトーンもいつもと変わらず、表情自体が半分影に隠れて見えはしない。 帽子に隠れた竜胆がどんな【色】をしているかも、他には知れまい。]
ああなったら終わるまではほっときましょ。 つうか、終わるまで帰って来ないから。
[やはり冗談のように謂うが。]
(236) 2010/09/02(Thu) 02時半頃
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[それから、談話室の中を見回した。 バーナバスの他は、見知らぬ人がだけだった]
あ、こんにちは。 北校2年の、ヤニク・ドランブルです。
[自己紹介をして。ども、と軽く会釈をする。 その中に、ここへ来るときに追い越していった黒塗りの車に乗っていて、 なおかつ自分が少し意識している、人物がいるとはき付く由もない]
へえ、なんかさっのジェレマイアさんと雰囲気違うな音ですけど…
[言いながら、聞こえるえ色に耳澄ませた]
終わるまで戻ってこないなんて、すごい集中力だなぁ。
[さすが、と感嘆したように音の聞こえる方を見た]
(237) 2010/09/02(Thu) 03時頃
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あ、そうそう。 これがうちの可愛いサイラスね。
[黒塗りの車の経緯も知らず、先刻話題に上っていたからと名を出した。 のたのたと歩いてサイラスの横へ深く腰掛ける。]
ガラッと雰囲気変えてくんのよねぇ。 音もだけど、演奏中のアイツみたら引くかもなぁ。 陶酔型つのかね、うらやましーけど。
[音の出所を見るのを横目に間延びした声で答える。 足はトントンと拍をとって靴底を微かに鳴らしている。]
(238) 2010/09/02(Thu) 03時頃
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いやぁ、音楽と菓子と。 最高だねぇ。 プリンがあれば格別なんだけどなぁ。
あと、カワイコちゃん?
[くつくつ、喉を鳴らす。 曲終わりには携帯をポチポチ。 腱鞘炎になると愚痴を零しながら**]
(239) 2010/09/02(Thu) 05時頃
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― 談話室 ― 〔カルヴィンがサイラスの様子に南校の校風を僕に問う。 その言葉に笑って首をかしげて。 その後は練習室に向かう彼に手を振って見送り イベントがどうの話すサイラスや ディーン先輩の話に耳を傾けていたけれど。〕
…………
〔先ほどあったバーナバスが談話室に見えれば 僕は少し眉を寄せて ……丁度スコーンを食べ終わったこともあり 静かに席を立つ。 サイラスにまた心配をかけるといけないから 彼に背負う相棒を示して笑う。 練習に行くのだとわかるように。〕
(240) 2010/09/02(Thu) 06時頃
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― 談話室 → 練習室A入り口 ― 〔談話室の出口のところで 濃い目の肌に淡い髪の北校生とすれ違い 会釈一つして部屋を後にすれば… トランペットの音が聞こえたので ……でも、先ほど聴こえたのとはまた違う音か なんとなくそちらへ惹かれて。
半開きの戸から覗けばジェレマイア先輩の姿。 その、陶酔するようTPを吹く姿は 随分先ほどの様子とは違うけど 曲目がジャズだったからか、 舞台栄えしそうだな、なんて僕は思いながら 戸の影でそっと相棒を取り出し、 微かな音で弦を調律し ……さっきもピチカートだったなと…… チェロである相棒を弦バスかのように ぼん。ぼん。とナンバーにあわせて響かせる。〕
(241) 2010/09/02(Thu) 06時頃
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― 練習室A入り口 ― 〔ジェレマイア先輩が一度吹き始めたらトリップし、 僕が中にはいって同じように演奏しても 帰ってこないことを知っていたら 僕も入り口であわせることはしなかったのだけれど あったばかりで知るずべもなく。〕
〔陶酔はしているようだけど、 酔い過ぎて見境なくなってる風でもない音に どうあわせようかな?と、考えれば楽しく。 選んだ音は穏やかに寄り添い 静かな夜更け、深くなる藍色を思いながら 瞬き、流れる星屑をそっと包むように響かせる。〕
(242) 2010/09/02(Thu) 06時半頃
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― 練習室A入口 ― 〔陶酔する音に引き摺られ感傷的になりかけ、 今は引き摺られた音は違うと思ったから、 その感情には蓋をして。〕
――――……
〔そうやって引っ張れる音が作れるは凄いなと 小柄な先輩の音に敬意を払い、 勉強がてら音で見守らせてもらって〕
(243) 2010/09/02(Thu) 07時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/02(Thu) 07時頃
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………あ、バーナバス先輩!
[談話室に現れた姿に声を明るくして、嬉しそうな色。 相手の内心など露知らず、のんびりとした笑顔で手を振った。 けれど彼が自分を探しに行こうとしていたと察すれば、 はっとしてからしょんぼり肩を落とす]
ごめんなさい……、迷惑かけちゃうところだった。 今回もセシルが助けてくれ――――
―――――…、あれ、セシル?
[出て行く友人の姿に首を傾げる。 でも、練習に行くのだと分かれば笑顔で手を振って送り出した]
(244) 2010/09/02(Thu) 07時半頃
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[ハグとか熱い抱擁だとか言いながら笑うバーナバスと頬を染めるヤニクの姿を、紅茶を飲みながら見守る]
…………………。
[何となく視線を落としていたが、名前を出されて>>238我に返った。 はっとして顔を上げる]
南高校3年のサイラス=アルバーンです。宜しく。 可愛いって歳では、もうないかなぁ。残念ながら。
二人は知り合いなの、かな?
[にこりと愛想の良い笑みを浮かべながら頭を下げた]
(245) 2010/09/02(Thu) 07時半頃
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そうだ! 先輩へのお土産に、ちゃんとプリン持ってきました。
キリシマ堂のプリン、好きでしたよね。
[既製品をこの手作りお菓子に並べるのは、 少しだけ気が引けたのだけれど。 クーラーボックスからプリンを取り出すと、差しだした]
よかったらヤニク君も、どうぞ。
[他校の後輩へも勧めて、 自分は流れてくる音楽に耳を傾ける**]
(246) 2010/09/02(Thu) 07時半頃
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-談話室-
[耳を澄ませば、音の響き。 会話とその音の両方に心をやり、自然と体は音に合わせて、ゆるりと揺れる。 そして会話の合間に何気なく小さく――、]
気持ちいい音―…‥
[と呟く。
音楽は音【楽】であらなければならず、音が【苦】であってはならない。 渋々と進路を許してくれた家族の顔を脳裏に浮かべて、小さく笑う。 皆が心配する事はまだ少なくともおきていない。 音楽はまだ自分の中では音楽であり続けている。]
んー、ちょっと席外し。 人の楽しい音を聞いていたら、自分も弾きたくなった。
[もう心有らずの様子で練習室に向かった**]
(247) 2010/09/02(Thu) 08時頃
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―練習室A― [細められた瞳が見詰めるのは、虚空。 居る筈の無い誰かを思い浮かべているような表情。 ものの数分の演奏中に増えた音を、絡め誘い導くように吹き鳴らす。 もっと、低音を響かせて でも重くなりすぎないで しっとりと歌って―― そんな風に。 即興のアレンジを加えて、増えた音を巻き込んでいく。 正気であれば、絶対にしない。戸口で弾くなんて反響具合も悪いだろうと呼び込み打ち合わせの後にセッションするか、最初から笑顔でシャットアウトするか、どちらか]
(248) 2010/09/02(Thu) 08時半頃
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セシルは、増えた音と意図を感じとり*弦を謡わせ*
2010/09/02(Thu) 08時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/02(Thu) 08時半頃
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――――…
[最後の一音が消えて、楽器を下ろす。 薄く開いた唇からまだ夢の余韻を引き摺るような溜息が毀れた。 と、ズボンのポケットで震える携帯がにわかに現実を呼び寄せてくる。 戸口に居るセシルにまだ気付かぬまま、片手で取り出しメール画面を開き]
嘘っ!
[驚いたように振り返る]
うわあ?!
[戸口にセシルが居て、二度驚いた]
(249) 2010/09/02(Thu) 08時半頃
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―練習室A― ……途中から音が増えていましたっけ。 失礼。 扉が開いていたなんて、この僕にあってはならないミスでした。 戸口では暑いでしょう? 中へどうぞ。
[笑顔を取り戻すのに数秒。トランペットをピアノの椅子に置くと、冬服の生徒を半ば強引に中へと引きずり込み、今度こそきっちりと練習室の扉を閉める]
防音の意味がありませんでしたね。 お恥ずかしい所をお見せしました。
[決まり悪そうに視線を彷徨わせ、片手に持ったままだった携帯にたどり着く。失礼、と断りを入れてカタカタと神速で返信を入れた**]
(250) 2010/09/02(Thu) 09時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/02(Thu) 09時頃
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頂いていいですか?
[誰にともなく問いかけて、スコーンへと手を伸ばした。 漏れ聞こえるトランペットの音から、談話室の中へ意識を移すとそこに居るのがサイラスだという声]
え、あ・・・よ、よろしくお願いします。 僕もヴァイオリンなんです。
[案外フレンドリーな人だ。 と、思いながらサイラスに軽く頭を下げ]
お知り合い?ああ、さっき売店から此処まで連れて来ていただいたんです。
[ハグだとか言われた件については言及を避けて苦笑した]
(251) 2010/09/02(Thu) 09時頃
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演奏中を見たら引く・・・? 僕はそこまで陶酔できる人が羨ましいです。
[ジェレマイアの事を言うバーナバスの声に、ポツリと呟いた。 道を追うのに必死で音楽と恍惚感はまだ重なっていない。 それに、自分の音に酔うことが怖くもあった]
あ、はい。頂きます。
[もらったスコーンに口を付ける前にプリンを貰う。 紅茶があればそれを紙コップにもらいて、 いただきますと呟いて軽く両手を合わせて食べはじめた**]
(252) 2010/09/02(Thu) 09時頃
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全く…?
[音楽知識が全くない音大講師を前に、どう反応すればいいか分からない。冗談ではないことは告げた相手の表情から分かる。 それでもすぐには信じられず、何度か瞬き言葉を失う]
ああ、ええと……
[少しの間の後、ようやく何かを紡ごうと、口を開く前に聞こえた単語。 「音楽専門とはいえ大学」の言葉には少しだけ困ったように笑う。 ただの大学ではなく、音楽専門。だからこそ、進学したいと思ってしまう]
将来の不安は、確かに…分かる気がします。
[僅かに瞳を伏せて考え込み、返した言葉は無難なもの。 思うことはあれど、愚痴や非難になりかねないから告げない]
……音楽をしているから、偉いとか。音楽をしていないから、偉くないとか。そんなことはないと思います。
[苦笑いを浮かべる相手に、質問内容がまずかったかなと思う。 ただ大学での相手の立場がどれほどのものか分からないから、フォローできるわけもなく、曖昧に紡ぐ]
(253) 2010/09/02(Thu) 12時半頃
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ありがとうございます。
[一礼をしてかけられた言葉にはお礼を告げる。 見送る視線を背に感じながらも振り返ることはしない]
…挨拶、か。しなきゃいけないんだろうけど。
[1人談話室から遠ざかる方向に歩き、息を吐く。 先生の手を煩わせたくない思いともう1つ。 人が多い場所に自ら向かうのは躊躇われた。 社交的でないわけではない。それでも自らわざわざ関わりを持つのは少しだけ億劫ではあった]
さて、どうしたものかな。
[悩みながら、歩く耳に聞こえる音色>>231と重なる音>>241 少しだけ立ち止まって、聞き入る。 思うことはあれど、そちらにも近付かないようにやがてまた*歩き出した*]
(254) 2010/09/02(Thu) 12時半頃
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お。せーんぱーい!!
[練習室へ入る前に呼びとめられた声>>228。 ぶんぶんと手を振り返しながら]
先輩たちおっせーから、俺一人でさみしくて死んじゃうとこでした。 休んできたら、早く練習しましょーよ。 四人そろったら、パルプフィクションとかやりたいな俺。
[無茶苦茶なお願い一つ。 それから、楽器を置いてある練習室へと入った。 中の煙草の匂いに、またくしゃみが幾度か]
(255) 2010/09/02(Thu) 12時半頃
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――――!!
〔驚いた。〕〔僕もそれに驚いた。〕
〔戸隔て届く音は増えた音に気づくように、 要求、意図が含まれていたから。 気づいているからの変化だと……〕 〔先輩の言葉になんだか不思議な感じを思いながら、 特に断る理由もないけれど、断れない勢いに ただ、首を縦にふって相棒を抱えお邪魔する。 戸が閉じられることに 秋色に一瞬不安が走ったかもしれないが、 音と先輩の不思議な個性への興味が勝った。〕
〔お邪魔した先、神速携帯使いに呆気にとられた後は セッションするなら請われる音を相棒に謡わせた*〕
(256) 2010/09/02(Thu) 12時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/02(Thu) 13時頃
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夢中になって我を忘れるのは、僕の悪い癖なんですよ。 …引いてしまいましたか?
[呆れるほど長いメールを短時間で打ちおえて、少し眉を下げて振り返る。驚かせたのはわかっていたから、なるべく穏やかに声をかけた。そう、いつも通り]
セシルの音、ちゃんと聴いて見たいんですが…もしお暇があるならもう一曲御一緒にどうですか? お誂え向きにピアノもあることですし、どんな曲でも伴奏入れられますよ。
[返信の遅い彼からのメールを待つ間がどれ程あるか大体想像はついているから、一曲なら出来るだろうと話をもちかける]
君の弾きたい曲を教えてください。
[ゆったりと笑顔を見せて、けれど音が流れ始めたなら、忽ちその曲の中へと溺れていくのだろう**]
(257) 2010/09/02(Thu) 13時頃
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[扉の中に入った途端くしゃみが止まらない。 軽く体力を奪われながらも窓を開けて深呼吸]
…あー、もう腹立つな!! 楽器に煙草の匂い付いたらどーしてくれんだよ…
[最早演奏どころの話ではない。 空調の機能をフルに活用し、どうにか鼻の反乱を抑えると 一息ついてから休ませていた自分の相棒を起こす。 椅子に丁度よくなるように腰かけて、耳で楽器の調子を確認する。 ありがたくも楽器は煙草の匂いになんてへそを曲げず いいテンションを保ってくれているらしかった。 何処かオレンジみたいな匂いもするので、さっき談話室に駆けこんでいった先輩は ここから来たのだろうと把握以前に理解する。 取り敢えず窓と扉がきちんとしまっている事を確認してから、弦を弓に添わせる。 何をやろうかな。そんな事を考えていると、幾つか音が出てくる。 弓と弦が勝手に作り出すのは音楽ではなく音。気まぐれなもの]
(258) 2010/09/02(Thu) 13時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/02(Thu) 13時頃
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[ピアノの置いてある練習室はきっちり扉が閉められていて、どんな演奏をしたって外まで音は毀れない。 防音ドアにはめ込まれたガラス窓越しに覗き込みでもしない限りは居所はつかめないだろう。 そういえば使用中の札をかけただろうか記憶が危うい。 取りとめも無い思考はやがて音に流される**]
(259) 2010/09/02(Thu) 13時頃
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- 談話室にて -
[入り様席を立つチェロ弾きには聊か肩を竦めた。 随分と嫌われたようだと、けれど表面は笑うを崩さない。 物言いや見掛けで誤解―誤解であるか自体奇しいが―されるのは慣れたものだ。 その辺りはディーンとも話が合うかも知れない。 そのペット吹きも音へと惹かれて去っていくわけだが。]
おー、寂しいねぇ。
[訪れて、人が減る寂しさにポツリ。 しかし幾つか混ざり合う音を聴けば、また真面目な表情を帽子の影に隠した。]
迷惑と思ってたら捜したりせんよ。 無事で何より、よかったよかった。
[この人懐こさは誰に対してもなのだろうかと、笑顔に向いて念う。 逃げないなら一度頬へ手を伸ばし、うにうにと無言でひっぱった。]
(260) 2010/09/02(Thu) 13時頃
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あ。
[窓の向こう、鳥が飛んで行った。 硝子越しに青い空と、白い太陽光線。 まぶたの裏に焼きつく白い光と、ゆっくりと滲んでくる黒。
きゅ、と眉をしかめて、瞼を閉じて、 見えてくる世界とちょっと虹色の光]
(…うん、決めた)
[耳に聞こえてくるのは、その部屋では誰も鳴らしていないピアノの音。 細やかな鳥の囀りのような幻の音はチェロの音をいざなう。 チェロが歌い出すのは、鳥の歌]
(261) 2010/09/02(Thu) 13時半頃
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ヤニクちゃん、猫アレルギーのヴァイオリニスト、ピアノ少々。 お近づき早々に熱烈な抱擁していただきました、ワォ。
[誰が聴いても誤解しか生まない紹介をする。 それは、落ちていた視線や無言に気付いているからこその意地悪。]
うっわ、出たキリシマ堂! サンキュー、サンキュー、大好きなのよねぇ。
つか、そんな馬鹿でかいクーラーボックス担いできたのか? あんまし体力ねーのにむちゃくちゃだなぁ。
ったく、ありがとな?
[半分苦笑なのは身を心配してだろう。 どうやら彼に対しては他より多少過保護である。]
(262) 2010/09/02(Thu) 13時半頃
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[それは荒涼とした大地の上を一羽の老いた鳥が飛ぶような。 ピアノの音もなく、添えられる音の何もなく。 年の割には大きくてしっかりとした手と指先が弦を押さえ、 確かな音へと変えて弓を操る。
古いカタロニアの民謡はゆっくりと冷え始めた部屋の中で 静かにしっかりとした響きを持って短い演奏を繰り返す。 先程、もう一人のチェリストと即興で重ねた時とは違う。 そこにあるのは積み重ねた努力と練習に裏打ちされた技術]
(263) 2010/09/02(Thu) 13時半頃
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トリップ出来るのは羨ましいんだけどねぇ。 演奏すんの苦手なのよね、俺。 下手くそだし?
[くつくつ、また冗談のように零す。 呟きに返す言葉は嘘か真か、それは直に判ることであろう。]
しかし、せっかく来たんだし落ち着き終わったら音合わせでもしなさいよ。 ヴァイオリン二本の協奏曲とか熱いね、痺れる。
[聞きたいとせがむ。]
(264) 2010/09/02(Thu) 14時頃
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[その頃か、オンボロ携帯は少し遅れてメールを受信する。 随分長いメールで、途中字数制限の為途切れていた。]
うわあ、よくこんな打てるよなぁ。 現代っ子恐ろしい。
[こちらはポチポチと鈍い速度で打ち込むのだが。 長文は打ち慣れず、簡素な返事になってしまった。]
(265) 2010/09/02(Thu) 14時頃
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……、は。
[短く息が落ちる。 それから深い深い満足そうな溜息。 弦の震えの余韻は既になく]
(そういえば)
[ふと思い出して、部屋に置きっぱなしの荷物を漁る。 後で家に電話をしておこうと思った。 そのためには公衆電話の位置も確認しておかないと、と。
よく周りから酷く奇異な目で見られるのだが、 少年は携帯電話なるものを持ったことがない。 家の決まりで、携帯は16の誕生日に買うものと決まっていた。 遅生まれの自分なので、携帯を持てるようになるのは 二年生になるのとほぼ一緒、ということになる。 何で、と聞かれたら家の決まり、と答えるだろう。 上の兄二人も同じだったようなので、あまり深く考えたことがなかった。 携帯だって、なければないで生活できるものなのだから]
(266) 2010/09/02(Thu) 14時半頃
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いちお、う これ、でも ふくぶちょう、なん でぇ っと。
[携帯を打ちながら内容がダダ漏れになってしまうのは、携帯に慣れぬ身としては当然だった。 小声でも口に出さないと変換ができない。]
よっしゃ、そーしん。 もーだめだ、親指痛い。
[愚痴りながらキリシマ堂のプリンを一口。 余り変化は見られぬ顔だが、喜んではいるようだ*]
(267) 2010/09/02(Thu) 14時半頃
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〔わるいくせ〕〔引きましたか?〕 〔そう、尋ねられても、 如何せん普段の先輩をまだ全然知らないから ゆっくり首を傾げ 携帯に文字打ち指し示す。〕
『没入してても、音が聴けてるのは 凄いなって、思いました。』
〔没入する奏者は友人にもいるけど オケのとき先生に周りを聴けとたしなめられやすく そんなことを僕は思って。〕 〔出された提案には少し考えた、けど、 ピアノの言葉に普段はやらない ピアノ専攻したい友人に断られた提案を思い出す〕
『ベルガマスク組曲から月の光 ……は、どうですか……?』
〔ピアノの曲、テンポアップする箇所のみ、
(268) 2010/09/02(Thu) 17時半頃
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左手の分解された和音をと それ以外の右手パートをチェロで弾くと提案しながら 提案が通れば弓を構えた*〕
(269) 2010/09/02(Thu) 19時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/02(Thu) 19時頃
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それにしても、暑いなぁ。
[合宿棟内を歩きながら、ぱたぱたと右手で風を送ろうとする。 もちろんそんな仕草程度では涼を得られるわけもない。 シャツの首元に手をかける。大学での合宿ということもあり、一番上のボタンまできっちりと止めている。 それが余計に暑さを感じさせる。 ボタン1つくらい外しても…とは思うが、遊びにきたわけではないのだからと自らを戒める]
……んー。
[視線をヴァイオリンケースに向け、考え込む。 暑さで心配なのは、自分のことよりもヴァイオリンへの影響。 それに、段々と気がかりになってきたのは既に何度か聞こえた音。 もう皆練習する準備は整っているのだろうかとそんな不安。 談話室に行けば、状況を誰かは教えてくれるだろうが、あまり気が進まない]
念のために早めにやっといた方がいいかな。
[ヴァイオリンケースをちらっと見て、独りごちる。 合宿の日程の詳細は分からないが、いつでも演奏できる準備をしといた方がいいかと判断する]
(270) 2010/09/02(Thu) 20時半頃
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[目の前の無人の練習室を前に立ち止まる。 調弦を行いたいと思うが、練習室を勝手に借りるのには多少の遠慮がある。 本格的な練習ではなく、調弦程度の音。時間もそれほど長くはかけない。 だから、誰かに迷惑をかけることはないだろうとは思う。 もしも仮にここが誰かの専用の練習室だったとしても、すぐに出て行けばいい]
……あぁ…もうっ。
[困ったように頭をかいて、一つ息を吐く。 こういう時、言い訳はたくさん浮かぶのに、人の目と人への迷惑を考えてしまい、どうしても思いきることができない]
やっぱり、まずは挨拶かなぁ…
[いつまでも避けては通れない道。頑なに嫌がるほどの理由ももちろんない。ただほんの少しだけ億劫なだけだ。 うだうだと一人で考えながら、もう一度大きく息を吐いた]
(271) 2010/09/02(Thu) 20時半頃
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―練習室― [暫く練習はひとりきり。 その間、扉が開く気配はなく。 それぞれ自由にやっているのだろうか。 弓を起きながら軽く息を吐き出す]
…大学って自由なんかな。 [思ったよりも自由だった。 そういう場所なのかも知れない。 ぐー、と上に延びてからまた弓を弦に乗せる。 ひとつ、ふたつ。 また音になる]
(272) 2010/09/02(Thu) 21時頃
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- 談話室にて -
しかし、あれだな。 高校生の残りはまだかぁ?
[談話室に来るのを躊躇している者が居るとは知らず。]
ぼちぼち集まってくれなきゃ、困るぞー? 俺というよりは、ヴェスがだけどな。
そもそもしおりも無くなってるから、真っ先に怒られるのは俺か? うわぁ、面倒ー。
[完全に愚痴でした。]
(273) 2010/09/02(Thu) 21時頃
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-練習室-
[入ると先客に会釈をし、楽器ケースと荷物を手にする。]
良い音だなぁ―…‥
[正直な感想が口から出る。 こう言う素直な音を聞くと、そう――、
『音楽は良き伴侶。』 そう教えて貰ったその人とセッションを妙にしたくなったのかもしれない。 そういう時は独りに―…‥]
ああ、邪魔する気は無い。 すぐに出て行く。
[荷物を持った反対の手で、ゆっくりと扉を閉める。 向かうは少し離れたピアノのあるいつも行く個室練習場。]
(274) 2010/09/02(Thu) 21時頃
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―談話室―
ありがとうございます、バーナバス先輩。
[無事で何より、との言葉>>260に嬉しそうにそう告げたが]
―――――…わ、わわっ。
[彼から伸ばされた手、避ける筈も無い。 頬をうにうにと引っ張られれば、 照れ隠しする子供みたいな顔で相手を見上げていた]
(275) 2010/09/02(Thu) 21時頃
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本当…何やってんだろ。
[小さく自嘲気味にぼやく。 旅行鞄はまだ背負ったまま。合宿メンバーに会うことは避けて。極めつけは調弦もできていない。 これでは何をしにここに来たのかが分からない]
んー。
[色々と事情はあれども、少し情けなく思えてきた。 ふと思い出すのは合宿に参加すると聞いた同じ高校の後輩達。 先輩として尊敬されたいわけではないが、ちょっと今の状態は見られたくない]
……………行こっかな。
[いつまでもその場にいても仕方ないと判断し、悩んだ末に談話室に向かおうとする。 もしもその途中で顔見知りの誰かに会えれば儲けものだ。 そう思い歩きだすが、どうしても気乗りしないのか、あからさまに重い足取りだった]
(276) 2010/09/02(Thu) 21時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/02(Thu) 21時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/02(Thu) 21時半頃
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―練習室A―
[携帯を差し出されて覗き込む。 文字を見て、思わず苦笑いがもれた。 没入しても音は聴こえる。ただ、普段の自分を見失ってしまうだけで。 情感溢れる演奏は長所でもあり短所でもあるとよく窘められている。お前の色に周囲を巻き込むな、と]
ドビュッシーですか 星の次は月……良いですよ。 …折角ですから僕はこちらで伴奏を入れましょう。 多少音が増えても良いですよね?
[情感たっぷりに弾いて、先生に引かれた曲だ。 淡い音が続く、これもまた切なさの混じる旋律。彼はそういった曲のほうが表現しやすいのだろうかと内心思いつつ、ピアノの蓋を開けた。 ピアニッシモが続く曲を、トランペットで伴奏するのはストレスが溜まる。そんな理由もあったのだけれど、チェロの音をしっかり聴いて見たい、これが一番の理由]
(277) 2010/09/02(Thu) 21時半頃
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― 回想・練習室前から談話室まで ―
[>>255 呼びかけた後輩が手を振るのに片手を上げて応える]
はは、大げさだなあ。うさぎじゃあるまいし。 そんなに寂しかったならメールでもくれたら・・・そうか、おまえ携帯持ってない んだっけか。 パルプフィクション?面白いねいいよ。
[普段は堅い曲ばかりだが、たまにはそういうのもいいだろうとにこりとする。 じゃあな、と練習室へ入る後輩と別れ談話室の方へ。
談話室の手前で南校の制服とすれ違った。 会釈を返しながら、どうして冬服なんて着ているんだろう?と首をかしげ振り返る。 練習室の方へ向かう彼は楽器を持っていたか。 それがチェロであるのは一目瞭然。だとすれば、彼が「猫」?
まあ、ちょっと気難しそうな感じはした、かな。 なるほど、猫だ]
(278) 2010/09/02(Thu) 22時頃
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―・・・っくしゅ。
[猫、猫と考えていたのでつい小さなくしゃみが出た。
首を1つ大きく傾げ、それから談話室を覗き込んだのだった。 談話室からもう一人、退室したのはいつだったろうか? もしかしたらすれ違ったのかもしれない]
― 回想了 ―
(279) 2010/09/02(Thu) 22時頃
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-個室練習室-
[その練習室は少し離れていて、あまり人の行き来のない場所。 だから秘密の自分の音楽が出来る所―…‥]
今日のセッションは『デザート ムーンライト』で良いかな、じいちゃん。
[楽器ケースを開けて、トランペットを取り出し、空の楽器ケースにそっとテープから取り出した大切な音が入った音楽プレイヤーを置く。 そして大切な儀式をするように再生のボタンを押す。 ゆっくりとした始まり、木を感じさせる柔らかい金管楽器の音が響く。 閉じられた目は、もういない人を写しだし、身体はさもその人がいるように動く、そして指先はトランペットの音に合わせて動く―…‥
――しかしそれも10分程の幸せな時間。
目を開ければ、何もいない。
そうそれはまさしく月の砂漠の中にいるように――。]
じいちゃん―…‥
(280) 2010/09/02(Thu) 22時頃
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[弓を構えた姿を見て、頷く。 自分の呼吸で始めてくれて構わないと。
雲間から差し込む柔かな月の光の下で、たいまつの揺れるさま チェロを支える伴奏は多重に音を増やし、時に旋律に寄り添う。 夢と現実を妖しく交差させながら、僅か数分の夢幻の世界を織り成していく]
(281) 2010/09/02(Thu) 22時頃
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- 談話室にて -
いいなぁー、伸びる伸びる。 やっこい、やっこい。
[サイラスの頬をうにうにうに。 上上下下まるかいて。 けれどひっぱりはせずに。 じいーっと見詰めて。]
敷地内動く時は、なんだあのー…セシルちゃん? あのセロ弾き連れていくか―――……
まぁ、そうしろ?
[謂いかけた言葉は謂わず置いた。]
(282) 2010/09/02(Thu) 22時頃
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― 談話室 ―
[ハグだとか熱い抱擁だとか、面白いくらいに平然と口にするバーナバス。 彼の言葉にいちいち口元がひくひくと引きつるが、押し黙っていた。
―この人、かなわない。 と、感じていたから。
ヴァイオリン2本で何か聴きたいと言われて思わず咽た。 スコーンが鼻から出そうになった・・・のはここだけの秘密]
いや、僕はまだ下手だから・・・。
[アイスティーで喉の奥に詰まったスコーンを流しながら、首を振った。 とはいえ一応は北校で1番バイオリンの次席奏者の筆頭ではあるのだが。
にしても、うちのって言うだけあって仲いいんだな。 バーナバスとサイラスを見る。 二人の関係は知る由もないが仲良さそうなのはわかる。 だから余計な口を差し挟まずに黙々とスコーンを平らげ、プリンに手を伸ばした]
(283) 2010/09/02(Thu) 22時頃
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[おお、これがキリシマ堂の。 俺、話にしか聞いた事なかった。
なんて思いながらプリンをまじまじと見て、 もう一度バーナバスとサイラスを見て、ふと壁の時計を見た]
先輩、遅いなあ。それにヴィオラの彼も。
[自校の先輩と、もう一人選出されたヴィオラ弾きの姿が 見えないことが気になっていた]
ちょっと、失礼します。
[もしかしたらエントランスにいたりしないよね?と ふらりと立ち上がって談話室を出た]
・・・いるわけないか。もう着いてるのかな? メール、してみた方がいいだろうか?
[ごそ、とズボンのポケットから携帯を取り出し、手に握った]
(284) 2010/09/02(Thu) 22時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/02(Thu) 22時頃
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・・・あれっ、先輩のアドレスって・・・?
[どれだっけ?
携帯の電話帳を一巡させて諦めた。 たぶんこれ、と思っても間違ったらと思うと使えない]
ええと。
[とりあえず辺りを見回してみたりした]
(285) 2010/09/02(Thu) 22時頃
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―談話室―
―――――……、んっ?
[ふと声を零すと、ヤニクにじいっと顔を近づけて]
あ、やっぱりそうだ! 大学に来る途中で見かけた子だ。 ヴァイオリンケースを持ってたから、何となく覚えてたんだ。
[親近感がわいた風にはしゃいでみせる。 此方は車だったから、 彼は気づいていなかっただろうな、等と思いつつも]
道案内して貰ったんだ。 そのお礼に抱擁したのかな。……大胆だな、君は。
[ヤニクをからかうように、冗談めかして笑う]
(286) 2010/09/02(Thu) 22時頃
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[プリンに喜ぶバーナバスの姿を見れば、満足そうに頷いた]
そうそう、僕も大好き。 ここのプリンが一番美味しいと思うんだ。
……いや、クーラーボックスは、うん。 南高校の代表として皆に差し入れを、と思ってさ。 このくらい大丈夫だよ。 皆の笑顔の為だと思えば、頑張れまーす。
[相手の言うとおり、お世辞にも体力のある方ではない。 ふらつく姿を見た者ならば、彼の指摘ももっともだと知れるだろう。 心配されているのが少しくすぐったくて、肩を揺らした]
(287) 2010/09/02(Thu) 22時頃
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[演奏が苦手だと零す言葉には、声を返さず黙って聞いている。 其れは何よりも、相手の音を信頼している証。 そう、直に分かるから]
協奏曲……? そうだね、折角だから音合わせしようか。
[バーナバスの提案にのんびりした笑顔をヤニクに向けたが、 辞退の言葉にきょとんと瞬く]
謙虚だなぁ、ヤニク君は。 ふふ、でも合宿中には、絶対音合わせしようね。
得意な曲を教えてくれたら、僕も練習しておくから。
[慌ててむせる様子に無理強いまではしなかったものの、 やんわりと約束を強請ってみた]
(288) 2010/09/02(Thu) 22時頃
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−練習室−
あ。どうも。
[さっきの目がー、の人だ。 楽器をとりに来たらしい。軽く挨拶をしてからその背中を見送る。 自分はと言えば、相変わらず涼しく快適な練習室を独り占め。 まさにしめしめ、といったところだ。 鳥の歌のあとは何にしようと考えて。
そういえば先程ヤニクにパルプフィクションを提案したのを思い出す。 どうせなら練習しておくのも悪くない。 高校の入学式前のストリートライブで聞いて気に入った曲だ。 チェロを弾くのに必要な要素が半分くらいは詰まっているわけだし、 自分から誘っておいて下手くそな音を聞かせるわけにもいかない]
(289) 2010/09/02(Thu) 22時頃
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―談話室―
な、なふひひゃん、なひひゃっへふほ。
[明らかに自分の頬で遊んでいるバーナバス>>282に、 あわあわと声を返す。 多分、何と言っているのかは相手にしか分からないし、 相手にすら分からないかもしれない]
……………………。
[じーっと見つめられれば、 此方も上目遣いにじいっと見つめ返して]
[こくこく、と頷いておいた]
(290) 2010/09/02(Thu) 22時半頃
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― 練習室A ― 〔先輩が僕が打った文字を読めば苦笑を零して。 苦笑されるようなこと打ったかな?と 一度引き戻し、かこっ、かこっともう一文くっつけた〕 『……なんであれ、良い音が、曲が 奏でられれば、それでいいんです。』 〔ね?と、声が出るなら口にしたのだけれど。〕 〔星ときて月……それに、あの曲の後なら あの気持ちの後なら、太陽ではなく 月となり、有り続けたいとか、内心そんな感傷も 僕の中にはあっての選択。 ……自分のメンタルがそのまま音に反映されやすい。 学校でもレッスン先の先生にも指摘されている 長所であり短所から 今はこういった曲風が自分の精神にはいいだろうと。〕 〔先輩がピアノに動くさまにこくりと頷いて。 先生も引かせたなんてことは僕は知らないまま〕
(291) 2010/09/02(Thu) 22時半頃
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〔弓を構えて深呼吸一つ。 今の夏の温度を思いながら描くは夜。 深い森の最中、雲間から差し込む月を思い描き ピアノ本来の表現よりも切なく弦は謡う〕 〔ただ、直前の出来事にコンディションが崩れたのか 序盤穏やかな筈の出だしは 穏やかに射すはずの月の光は 雲が空を覆うように、何か危うく。 ピッチやテンポが怪しいわけでもないのに……〕 〔僕は自分の音に眉を顰め ピアノの伴奏によって、 雲間から覗く月光を頼りに 本来弾きたい音を、光を思い出そうとしていた〕
(292) 2010/09/02(Thu) 22時半頃
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……それにしても。 何の曲演奏するんだろう。
[誰かすれ違えば挨拶しようと思う時に限って、誰にも会わない。 さすがに使用中の練習室の中にまで立ち入ることはできない。 もちろん他の人の演奏には興味がないわけではない。 他校の生徒や音大生の奏でる音はもちろん気になるし、音を知る同じ学校の生徒は他者の音にどのように影響を受けるかも気になる。 自分の音は……少しは変化するのだろうか]
…………あまり明るい曲じゃないといいんだけど。
[ヴァイオリンを弾く技術としては努力の甲斐あって高い評価を受けている。問題なのは技術ではなく表現力。 特に明るい曲調の曲においては上手く解釈できないことが多い。 反面暗い曲調であれば得意だなんて、何の自慢にもならない。苦手があることが問題なのだ。 明るい曲調の曲もそつなく弾きこなしはするが、誰の記憶にも残らないであろうつまらない演奏しかできない]
…はぁ。
[一人でいれば、考えは色んな方向に向かってしまう。 自然と足も止まってしまっている。ゆるりと首を振り、今度は若干早足で教えられた談話室まで向かった]
(293) 2010/09/02(Thu) 22時半頃
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― 少し前、談話室 ―
んえっ?
[急に寄ってきたサイラスの顔にびっくりした。 なんだろうと思えば、此処への途中に自分を見たという]
あ、ああ・・・そうなんですか。 歩いて来るのは暑くて。
[はしゃぐような様子のサイラスに合わせてはははと笑う。 しかしその笑いもすぐにぴたっと止まる]
ち、ちがっ・・・っ!
[なんなのこのひとたち、二人でおんなじようなこと言って。 どうなってるの兄弟なの?そうでしょ、そうだきっとそうだ。
頭の中を回る言葉はぱくぱくとした口からは出ることはなく]
(294) 2010/09/02(Thu) 22時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/02(Thu) 22時半頃
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―練習室A― [良い音が奏でられるならそれで良い 演奏中、先ほどの文面を思い出す事はなく。 メンタルが反映されているというよりも、自分の場合は曲に入り込んでしまうのが長所であり短所。 切なさが増していく。
月明かりに揺らいだたいまつの灯りのような 危うさを拾いあげ、穏やかな光で行く先を照らす。 ものの数分 空調の整ったその練習室は、静かに夜の帳が下りていた]
(295) 2010/09/02(Thu) 22時半頃
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―談話室―
……失礼しまーす。
[中の様子を窺おうかちらりと過るも、窺ってしまえばきっとまた入れなくなる。 これ以上一人でつまらないことを考え込みたくもない。 僅かな躊躇いの後、わりと自然に談話室に入った]
……あれ、ヤニク。もう来てたのか。
[見慣れぬ面々とともに先ず目が合うのは辺りを見回していた同じ学校の後輩>>285。 来ていたなら、携帯でメールしてどういう状況か聞けばよかったかなと過るも表には出さない。 自己紹介すべきかと思うも、歓談中であれば遠慮をすべきかとも思ってしまう]
ええと……今ってどういう状況かな?
[結局、誰にと言うわけでもなく、自己紹介前に先ずは尋ねてみた]
(296) 2010/09/02(Thu) 22時半頃
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カルヴィンは、練習室で独り気ままに練習中*
2010/09/02(Thu) 22時半頃
会計士 ディーンがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(会計士 ディーンは村を出ました)
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― 続、少し前 ―
[バーナバスの提案にせっかくだからと言うイラスにあははと愛想笑い]
ええ、はい。 よろしくお願いします。
[合奏中にでもと言うのには素直に頷いた。 心のどこかには、ちょっとした自負もあるにはあったりしたから]
曲は―考えてみます。 サイラスさんもいい曲があったら言ってください。 僕は練習しないと演奏できない性分なので―。
[ただ、初見が弱い。それが聞き慣れぬ曲ならば余計に。 それが、自分を下手だと思って、あまり積極的にならない理由だった]
(297) 2010/09/02(Thu) 23時頃
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― 練習室A ― 〔もっと穏やかな曲展開にするつもりだった。 けれど、先輩の奏でるピアノの切なさと メンタルが変にリンクしてしまって。 ……譜面を見ているわけではないからいいけど 視界が滲んでしまう。
そのまま……本来なら穏やかに照らす月の光は 穏やかさよりも、物悲しげな切なさを引き出して。〕
(298) 2010/09/02(Thu) 23時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/02(Thu) 23時頃
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[ぺいっとサイラスの頬を引っ張って外す。 それから帽子を被り直して、少し傍を離れた。 きちんと手にはプリンがおさまっている。]
キリシマ堂のはちょっとお高いからねぇ。 貧乏な俺にゃ手が届きません。
[笑いながらプリンを食べ進める。 けれど貧乏だと謂うのが嘘であることは誰にでも判るだろう。 身に纏うモードな服装はブランドで固められている。 貧乏学生が出せるような金額ではない。
仲のいい様子を見て―それとも言動からか―兄弟だと思われているとは知りもしないが きっとその答えはYesでもなくNoでもない。]
(299) 2010/09/02(Thu) 23時頃
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[感じたものを引き出し、伸ばす調べ。 月明かりが照らしたのは、一体何だったのか]
――…
[最後の音を結んで、鍵盤から指を離す。 夢幻の世界からはまだ戻ってこられぬまま]
(300) 2010/09/02(Thu) 23時頃
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― 談話室 ―
ああ、先輩。 遅かったですね?
[お待ちしてましたよ? やってきたラルフに首を傾げながら言う]
あ、えっと・・・今はみんな好きなことしてる感じですよ? カルヴィンはおやつもらって今は練習に行ってますし、 俺もちょっと前まで軽く音出したりしてましたし。
[状況を告げながら、どうぞ、と談話室の椅子へと促した]
(301) 2010/09/02(Thu) 23時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/02(Thu) 23時頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/02(Thu) 23時頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/02(Thu) 23時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/02(Thu) 23時頃
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サイラスもヤニクちゃんも、演奏合わす時は俺も呼ぶように。 お互い高め合って精進出来りゃいーねぇ?
っとと?
[ヤニクが出ていくのが先か。 新しい顔が現れるのが先か。 バッチリなタイミングで入口付近で居合わせたのか。 ともかく、新しい顔に軽く肩を寄せて見せた。]
あれか、合宿ゲスト組? とりあえずテキトーなとこに座っちゃって。
(302) 2010/09/02(Thu) 23時頃
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― 練習室A ―
……… …… …
〔最後の音を、月の光の残照を思わす 弦の音を響かせて。 夜闇を照らすにはあまりに淡い月の光は掻き消える。
僕は弓持つ手で目元を拭い止らない涙を止めようと。 その視界の先、まだどこかにいっている様子の 先輩の表情は視界が滲んではっきりしないけれど ……見えた表情に僕は驚いた。〕
(303) 2010/09/02(Thu) 23時頃
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[引っ張られていた頬を軽くさすりながら、でも何処か嬉しそう。 席に着き直すバーナバスを視線で見送った後、 紅茶の最後の一口を飲み干した]
さて、本当に少しくらい練習しておこう。
他校の生徒も大学の先輩もいる手前、 情けない所は見せられないものね。ふふ。
[御馳走様、と呟いてから、コップなどを簡単に片す]
あれ。北高の人かな。こんにちは。
[立ち上がり掛けた所で、談話室に新たな来客。 ヤニクと言葉を交わす青年の姿を認めて、深々と頭を下げた]
(304) 2010/09/02(Thu) 23時頃
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電車とバス乗り継いできたんだけど、バスがちょっと道が混んでたんだ。
[ヤニクの言葉には柔らかい笑みを浮かべる。 バスの道が混んでいたのも嘘ではないが、遅れた理由は主に大学内で1人無駄な時間を過ごしたことにある]
あぁ、そっか。もうカルヴィンもきてたんだ。 後で挨拶しとかないと。
[おやつをもらってと聞けば、きっと喜んで食べたんだろうなとそんなカルヴィンの様子が過る。 どうぞと促された椅子。迷う素振りを見せたのは一瞬。 素直にありがとうとお礼を言って、旅行鞄を床に置いて座る]
俺も調弦だけでもしときたいんだけど。 ここって好きに使っていいのかな?あるいは練習室や練習時間って割り振り制?
[先ほどから抱いていた疑問を口にし、首を傾げた]
(305) 2010/09/02(Thu) 23時頃
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[暫し音が消えたことに気付かなかった]
……
[自分がどんな表情をしていたのか。 驚かせたことに気付かず、ピアノの椅子に座ったまま見えるはずのない空を見上げる]
(306) 2010/09/02(Thu) 23時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/02(Thu) 23時頃
セシルは、制服からハンカチ出しつつ、恐る恐る先輩に近づく
2010/09/02(Thu) 23時半頃
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バス。
[バス、と聞いて一瞬言葉が止まった。 そうかその手があった・・・!と今更ながら駅から歩いてきた事を悔やんだのだ]
俺もカルヴィンには怒られましたよ。 寂しすぎて死にそうだった・・・って。
[くすくすと笑いながら、椅子に座るラルフの隣に座る]
あ、えっと・・・どうなんでしょう? 俺さっき適当に練習室使っちゃいましたけど。
[肩を竦めながら、サイラスとバーナバスを見た]
(307) 2010/09/02(Thu) 23時半頃
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[バーナバスから声がかかると、慌てて立ち上がる]
あぁ、ご挨拶が遅れました。 初めまして、ラルフ・トーリアです。 北校の3年。楽器はヴァイオリン。 短い間ですが、宜しくお願いします。
[皆に対して自己紹介をし、一度頭を下げる]
ええと、あと、責任者の方は……
[談話室をぐるりと見回して、結局また視線を一番年長に見えるバーナバスに戻して、尋ねる。 性格なのか、責任者に挨拶しないままでいるのも何となく気にかかった]
(308) 2010/09/02(Thu) 23時半頃
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わっ……!
[漸く傍に居たセシルの事を思い出して、短く悲鳴を上げた。 慌てて首を振る]
ごめん、大丈夫です。 少し感情入り過ぎたみたいですね。 悪い癖ですよ、本当に。
[唇を笑みの形に変えて、ぺらぺらと喋りたてた]
(309) 2010/09/02(Thu) 23時半頃
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ベネットは、セシルの表情と手に持つものに漸く気付いて、大丈夫かと心配そうに覗き込んだ。
2010/09/02(Thu) 23時半頃
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…………!!
〔それは、丁度僕が戸口にいたのに 気づいて驚いた時の状況に良く似ていて。 ただ、恐る恐る近づいたところだっただけに、 僕の驚きはさっきよりも大きく。 ハンカチを握りこんで硬直してしまう。
心配そうな表情が見えれば ……けれど、その近さから感じるものと 心配かけたくないと言う感情とから 口パクで”すみません”と言いつつ 慌てて両の目をまた僕は拭った〕
(310) 2010/09/02(Thu) 23時半頃
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ごめん……また驚かせちゃいましたか? ええと、その涙はどうしたものでしょう。
[困った顔をして手を伸ばしかけ、確か先刻肩に触れただけで音が乱れたなと思い出し、引っ込める]
謝らなくても良いんですよ。 落ち着くまでどうぞ座って休ん……ん?
[ポケットの携帯が震えた気がした。 断りを入れて取り出し、確認する。 副部長から居場所を伝える短いメール。 長い小言に対する返事はそれだけかと、カチカチ打ち込んで仕舞いなおした]
(311) 2010/09/02(Thu) 23時半頃
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[立ち上がるサイラス>>304には笑みを向ける]
こんにちは。引き止めてしまったなら、申し訳ないけど。 ええと、そう聞いてくるってことは南高の人かな?
[頭を下げる様子に、こちらも同じく深々と頭を下げる。 やがてまた椅子に座り、ヤニク>>307に視線を向ける]
……え、まさか。
[言葉が止まる様子に、瞳を見開いて、同じく言葉が止まる。 そのまさかがこの後輩ならありえそうだと思ってしまうのは日頃の行いゆえか]
ん、ごめん。声掛けたらよかったかな。
[後輩達の面倒を見るようにと先生から頼まれた時は、もう高校生で面倒をみるも何もと率直に思った。 もちろん顔には出さずにその場では快諾はしたが…あえて口出しされたくもないだろうと後輩達の自由に任せていた。 まさかわざわざこの炎天下を歩いてくるとは思わなかった]
(312) 2010/09/03(Fri) 00時頃
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お待たせしましたGMです。
GM脳内会議(参加者一人)の結果、
開始日を一日ずらします。
が、終了日は変わらず15日にはエピ入りの方向です。
楽器、増えるといいなー…な、村建てでした。
(#11) 2010/09/03(Fri) 00時頃
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〔驚かせてしまった。〕 〔その言葉に小さく頷いて少し、笑もうとしたが そのとき手が伸ばされかけて、 怖くて眼をぎゅっと瞑り身を竦めてしまう。 が……〕
…………?
〔次に眼を開ければ伸びていた手はなく。 勧められるままに椅子に腰掛けて。 手に持つハンカチで目元を押さえながら 携帯を操作するのをぼんやり見た後 僕も自分の携帯を操作して示した。〕
『すいません……泣き出してしまって ……色々、情けない、です。』
〔弾いた曲も、いい年して泣き出したことも 触れられることへの恐怖も〕
(313) 2010/09/03(Fri) 00時頃
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ん? あ、ああ。
[ぼんやりしていたのか、ヤニクと新顔に声をかけられて顔を向けた。 とは謂っても、帽子で半分見えないが。]
いや、別に今は使いたい時に使っていいぞー。 一応…多分Aの方はジェリーちゃんが使ってるから、他のとこかねぇ。
あ、ラルフちゃんね? これでヴァイオリン協奏曲、三本で聴けるなぁ。 楽しみ楽しみ、聴かせてくれんでしょ?
[半ば強制的なような、ねだり。 自己紹介をしてきたヴァイオリン弾きに向いて、ニィと笑う。]
(314) 2010/09/03(Fri) 00時頃
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―練習室A―
[手を伸ばせば目を瞑るから、やっぱり触れられるのはダメなのだろうと把握する。 差し出された画面を見て、首を振った]
曲に釣られる事は僕なんかしょっちゅうですよ。 大丈夫。 誰も見ていませんし、二人の秘密にしておきますからね。
[色々が何処まで色々なのか判るほど彼を知らないから、笑顔でそう答えて]
さて、僕は用事が出来たのでここを出ます。 合宿棟の練習室は好きに使って構いませんよ。 オケで貸しきってますからね。
[置き去りだったトランペットをケースに仕舞い始めた]
(315) 2010/09/03(Fri) 00時頃
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[バーナバスやサイラスに挨拶をするラルフのことをゆったりとした表情で見ていた。 バス、と聞くまでは]
え?まさかって・・・。 や、やだな、どのまさかですか。
[あくまで俺は歩いてなんて来てませんという態を装ってみたが、 声かけたら・・・と言われて、へらっと笑みを崩した]
声かけてくれたら俺は汗だくにならなくて済んだのに。
[言いながらもらったプリンを一口。 んふ、と笑う。
今はプリンがおいしいのでそれでいいか、と思った]
(316) 2010/09/03(Fri) 00時頃
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良いんじゃないかな。 セシルとカルヴィン君も、自由に使っていたみたいだし。
[ヤニクの視線>>307に首を傾けながら、のんびりと告げる。 自分もこれから、勝手に練習室を 使わせて貰おうと思っていたのだった。 引きとめてしまったか、との声>>312には首を横に振って]
いえいえ、とんでもない。 南高校3年のサイラス=アルバーンです。 僕も楽器はヴァイオリン。どうぞお手柔らかに。
[持ちかけていた焦げ茶のヴァイオリンケースを掲げて見せて、 にこりと笑みを浮かべた]
それじゃ、また後で。 二人と音合わせ出来るのも、楽しみにしてるよ。 先に練習しておかないとね?
[冗談めかして肩を竦めると、談話室を後にする]
(317) 2010/09/03(Fri) 00時頃
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−大練習室−
[相変わらず一人の練習室。 少し肌寒く感じるのは自分が独りきりだからだろうか。 それとも、単純に修練を重ねているうちに体が温まったのか]
…後で、あったかいもんのもう…。
[おなかもすいた。 さっきあれだけお菓子をむさぼったのに、とは思わない。 育ち盛りはとにかくお腹がすく。 他の誰も来ないようなこんな状態だと、流石に 携帯があれば便利かもしれない、とは思うが]
(318) 2010/09/03(Fri) 00時頃
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― 練習室A ― 〔秘密の言葉には、僕は力強く頷いて。 こんなこと、誰にもばれたくない。 特に、サイラスには、きっとまた心配をかけるから……
笑顔の先輩の言葉に頷きながら 彼が楽器をしまい出て行くのを見送る前に 携帯に文を打ち込み指し示した〕
『ありがとうございます…… それと……顔を洗える場所、知りませんか。
この顔じゃ、秘密にしてもらっても ばれちゃうから……』
(319) 2010/09/03(Fri) 00時頃
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[カルヴィンの話には、その様子を想像するのはとても容易い。 ヤニクにつられて笑いながら、1つ頷く]
りょーかい。カルヴィンにも早めに挨拶しとくよ。 今、どこにいるんだろ……って、だめだ。 確かカルヴィンは携帯持ってなかったっけ?
[練習中なら邪魔にならないようにメールしようと思い、すぐに首を振る。 確か昔にそんなことを言ってた気がする。確認するようにヤニクを見る]
………
[練習室のことはヤニクも知らないと聞き、同じくバーナバスに視線を向ければちょうど答えてくれる。 ジェリーちゃんって誰だろうとか、ちゃん付けは止めて欲しいかもとか。 そんなことを思い、一瞬思わず無言になってしまう]
そうですね。ご希望であれば…
[音楽のことになれば強制的なねだりであっても押されることなく、にぃっと笑う口とは対照的な真剣な表情で頷いた]
(320) 2010/09/03(Fri) 00時頃
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あー、責任者かは知らんけど。 一応は副部長でぇーす。
4年バーナバス、音楽教育学科。 担当楽器は――――……、そのうち?
[ひらりと力無く手を上げれば、ぷるぷると微かに震える携帯。 すまん、と一言断りを入れて液晶を眺める。 返信を打つのは多分喋りながらで、かなり遅くなるだろう。]
練習すんのー? 暫くしたら部長さんがくると思うし、それまでは寛いどいて。 メンバー揃い次第、アナウンスかなんかで呼ぶし。 …―――部長が。
部屋使うなら好きに使ってへーきよ?
[ていたらく窮まりない副部長でした。]
(321) 2010/09/03(Fri) 00時頃
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じゃあ、これからも適当に使わせてもらいます。 ジェレマイアさん、まださっきの部屋にいるんですね・・・
[練習室について返答をしてくれた二人を見て、頭をぽりぽりとかいた。 自分の楽器はケースにしまって練習室Aに置きっぱなしにしている。 トリップしちゃうと返って来ない人だと聞いたし、取りに行っても大丈夫だろうか?]
うわあ、三本の協奏曲。
[面白そうだ、と一瞬にこりとするも、すぐに眉を下げる。 練習しなくちゃと思ったからだ。
談話室を出るサイラスをく頭を下げて見送りつつ]
俺も練習しなくちゃ。 それに、カルヴィンがパルプフィクション合わせたいって言ってましたし、 譜面があるなら読んでおかないと。
[先輩はどうします?とラルフを見た]
(322) 2010/09/03(Fri) 00時半頃
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おー。 ご希望ご希望。 楽しみだわー、わくてかっつんだっけ?
[最近入手したのか、若者言葉を使ってみたのだった。]
若いねー、いいねー。 日々の練習、努力に友情? そこに音楽。
さぁいこー。
(323) 2010/09/03(Fri) 00時半頃
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[副部長? 思わず丸い目でバーナバスを見た。 じーっと見て、それからぱちぱちと瞬いて。
何も言わずとも、
「トテモソウニハミエマセン」
と、表情は雄弁に語っている]
(324) 2010/09/03(Fri) 00時半頃
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[ヤニクがとぼけるもあまりにも分かりやす過ぎる。 それがこの後輩のいいところでもあるのだろうが、呆れたように肩を竦める]
………まぁ、ヤニクが汗だくは自業自得だと思うけど。 ヴァイオリンが少し気の毒だから。 今度からは声かけるよ。
[先輩として後輩の計画性のなさを注意すべきかと思うが、へらっと笑む様子に毒気を抜かれる。 誰かに迷惑をかけたわけでもなし、いいかなと思いなおし、プリンを食べる様子に炎天下の中お疲れさまと労いの言葉をかける]
サイラス……アルバーン??
[サイラスの自己紹介には一瞬考え込む。 聞いたことがあるような、そうではないようなと考えを巡らすがすぐには答えは出ない]
ああ、同じヴァイオリンだったんだ。 こちらこそお手柔らかに。
[にこりと笑む様子にこちらもすぐに柔らかく笑んで返す。 談話室を後にするのにはまた後でと声をかけて、見送った]
(325) 2010/09/03(Fri) 00時半頃
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|
[楽器を仕舞い終えて、振り返る]
それじゃ……え、うん? 洗面所は宿泊部屋に備え付けてあったかと思います。 ここから近いのは裏口出た所の水道でしょうか。 外ですけど。
[携帯画面を見て、合宿棟の構造を思い出しながら告げた]
それじゃ、僕はもう行きますね。 …月の光、思わず戻って来れなくなるほどの音でしたよ。 やっぱり感受性が豊かなんだと僕は感じました。 ラヴェルも似合いそうですね、貴方だと。
[楽器を手に笑顔で話しかけ、遣り取りの後部屋を出る。 真っ直ぐに談話室へと足を向けた]
(326) 2010/09/03(Fri) 00時半頃
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カルヴィンは、余りにお腹がすき過ぎて三分クッキングのテーマを練習曲にチョイス。
2010/09/03(Fri) 00時半頃
|
〔振り返って携帯を見た先輩に 洗面所の場所を教えてもらって。 ……先ほど流離った時なんとなく憶えた構造と 先輩の言葉から裏口の水道を 僕は把握し頷いてからゆっくり頭を下げる。〕
……
〔もう、行くと言う言葉にも頷いて ……話してくれる内容は照れくさく 頬を一つかいて見送った。]
[その後、暫く呼吸を整えつつ楽器を片付けながら 洗面所に行く為そっと、戸口から廊下を覗く。 ……人がいないかを確認するため〕
(327) 2010/09/03(Fri) 00時半頃
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|
あぁ、バーナバスさんが、副部長なんですね。 これから短い間ですが、お世話になります。
[音大の副部長。 その演奏する楽器が何であれ、そのうち聞く機会もあるだろう。それを聞けるのが楽しみだなと素直に思う]
ええと……
[できれば部長にも挨拶したかったが、今は忙しいのかなと思いなおす。 アナウンスで呼んでくれるなら、今無理を言って会う必要はないかと思う]
…そうですね。だいぶ俺出遅れているみたいなので。 練習部屋後で好きに使わせてもらいます。 ありがとうございます。
(328) 2010/09/03(Fri) 00時半頃
|
セシルは、練習室Aから頭だけだしきょろきょろ
2010/09/03(Fri) 00時半頃
ベネットは、談話室をひょいと覗き込んだ。
2010/09/03(Fri) 00時半頃
|
きゅきゅきゅっきゅっきゅー♪ きゅきゅきゅっきゅっきゅー♪
[口ずさみながら流れるのはテレビでおなじみの曲調。 所詮それを練習したところで、うたってみたところで]
…はらへった。
[育ち盛りの胃が逆に刺激されるだけである。 ギリギリと音を立てているのは弦ではなく、楽器でもなく 間違いなく餓えた少年の神経だった。 おやつ、また貰ってこようかな。 そんな甘い誘惑が脳内をよぎる]
(329) 2010/09/03(Fri) 00時半頃
|
|
[覗き込んだと同時に震える携帯。 画面を開いて、珍しく仕事中だったのかと驚く。 顔をあげるとなるほど高校生たちが居て、説明していたというのも嘘ではなさそうだ]
……明日は雨ですね。 花火は残念ながら無理そうですよ、ディーン。
[練習に戻ったのだろう、同じペット仲間に呟く]
(330) 2010/09/03(Fri) 00時半頃
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|
ありゃ、ヤニクちゃんったら。 そんな見詰められたら照れちゃう。
[にたり、帽子の下で笑う。 副部長とするには余程ベネットの方がお似合いだろう。 普段の様子からは副部長だなんて予想もつかない。 「トトモソウニハミエマセン」で大正解。]
っと、ジェリーちゃん。 さっき痛い親指動かしてメール送ったのにぃ。
[ぼろぼろの携帯を閉じてポケットへ仕舞う。 顔をだした彼にはひらりと手を振り。]
(331) 2010/09/03(Fri) 00時半頃
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― →廊下 ― 〔廊下を見ることが出来る範囲確認する。 もう先輩の姿もなく、知ってる姿もなく。 僕は相棒を背負って、そっと練習室から外に出て〕
…………
〔裏口っぽいのは確かこっち……と 人に逢わないうちにと急ぎ足で歩く〕
(332) 2010/09/03(Fri) 00時半頃
|
|
―合宿棟内―
[談話室から練習部屋に行くだけなら、迷う筈がない。 そう考えていた頃が、僕にもありました――――…]
…………うん。自分に絶望した。
[爽やかな笑顔で自己嫌悪に陥った後、溜息をついた。 誰か教えてください。此処はどこですか。 合宿棟から出てはいない筈なんだけれど。 ヴァイオリンケース片手に、廊下をうろうろと歩く]
でも、迷惑ばかりかけちゃ、駄目だもの。
[俯きながら、ぼそりと零す。 そうして目に留まったのは、階段]
おや。
[きょとんとその先を、見上げた]
(333) 2010/09/03(Fri) 01時頃
|
|
[そういえば、噂の部長さんには会えてない。 海の外からお呼びがかかるなんてどんな人だろうと興味津々だったのだが]
さて、そろそろ休憩はおわりかな。 俺、練習行きます。
[立ち上がって談話室を出ようとしたところへ、ジェレマイアやってきた]
あ、練習は終わりました? じゃあ楽器取ってこよう。
[それでは、といそいそと談話室を後にしようとして、くるっと振り返る]
あ、そうだラルフ先輩。 ここの練習室の扉、俺らの学校のと違ってちゃんと閉めないと閉まってくれないらしいです。 半分開きっぱなしで練習しちゃったら、怒られてしまいました。
[ぺろ、と舌を出して肩をすくめつつ、注意事項を報告。 それから、それじゃあ、また!と談話室の面々に手を振って練習室の方へ]
(334) 2010/09/03(Fri) 01時頃
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うわあ、なな、何言ってるんですかっ!
[バーナバスの悪戯に見事にはまって慌てる。 正直油断していた。 また顔を赤くしながら]
じょ、冗談はやめてくださいっ!
[と言い残し、わたふたと談話室を出た]
(335) 2010/09/03(Fri) 01時頃
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―談話室― ヤニク、またドアが半開きでしたよ。 気をつけてくださいね? 空調の電気代だってあまり馬鹿にならないんですから。
[すれ違うようにヤニクが出ようとするから、戸の傍からはなれつつ小言を一つ。まるで小姑の気分]
ええ、今見ましたよ……ご苦労様です。
[問題の副部長に近づきながら、見知らぬ生徒が増えている事に気付く。ヤニクはラルフ先輩と呼んでいたか]
(336) 2010/09/03(Fri) 01時頃
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−研究室−
[カタカタと音を鳴らしてパソコンのキーボードを打つ。 スティーブンの横にあるのは、カウンセリング時にメモしたノート。 小さな研究室の窓辺からは、合宿棟が一望でき、互いの窓が開いていようものなら、そこから漏れる音も容易に聞こえるだろう。]
………。
[スティーブンの頭に浮かぶのは、声の無い少年の様子。]
子どもならば遊戯療法がしっくりくるのでしょうけれど、高校生ですからねぇ……。それに彼は、奏者としての矜持がある。ひどく子どもっぽくも見えるのですが。
[メールソフトを開き、カタカタと何かをタイピングする。]
(@19) 2010/09/03(Fri) 01時頃
|
|
〔 暑 い 〕
― 裏口:水道 ― 〔そっと裏口から外に出て目的のモノを見つける しかし、外だけあって暑い。 蛇口をひねり水を出して……暫く出しっぱなしにし ぬるい水が少しは冷たくなるのを待ちながら 顔を洗う……特に目元を念入りに〕
(337) 2010/09/03(Fri) 01時頃
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|
カルヴィンがパルプフィクションを?? へぇ……また何て言うか。あぁ、でも…面白そうだね。
[カルヴィンは何を思ってその曲を選曲したのか。 後で聞いてみようかなと思いながら、それよりも素直に自分も演奏してみたいなと思った]
俺も譜面あるなら、読んでおきたいけど。 でも、ちょっとごめん。 先に急いで調弦とか済ませときたい。この暑さだし、ヴァイオリンが心配だしさ。 もし譜面あったら、俺のも頼んでいいかな?
[調弦に行こうかと自分も席を立ったところで、談話室入口に見知らぬ人が一人。 出て行くヤニクからかかる注意には思わずこめかみを押さえたくなる]
………ん、ありがとう。
[悪びれず、むしろ親切で言ってくれているのであろうから、内心を隠してお礼を告げる。 もっとも慌ただしく去っていく背には聞こえたかどうか]
(338) 2010/09/03(Fri) 01時頃
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|
ん? ヤニクちゃんのが照れちゃった。 あれぇ、俺ってそんないい男だったかしら。
[明らかにからかって遊んではいるのだけれど。]
冗談? さぁ、どうでしょ?
[芯の掴みにくい男だろうか。 帽子の奥の竜胆は笑う。]
(339) 2010/09/03(Fri) 01時頃
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― 練習室A ―
すいません、以降気をつけます。
[歩き出したところで小言が聞こえ、振り返ってぺこりと頭を下げた。 お母さんの説教みたいだと思った。
それから練習室の方へと。 練習室Aからケースごと楽器を持ち出し、他の練習室を覗き込む。 先に行ったはずのサイラスがどこにもいなそうなことに首を傾げながら カルヴィンがいる部屋へと]
練習はかどってる?
[扉を閉め、今度はちゃんと閉めたことを確認してから声をかけた]
(340) 2010/09/03(Fri) 01時頃
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|
純真な高校生をからかうものじゃありませんよ、もう。
[去り際のヤニクを見遣り、バーナバスへ小言一つ。 手にしたままだった携帯が震えて、画面に映る文字に了承の短い返事を送った。返信速度はかなり速い]
(341) 2010/09/03(Fri) 01時頃
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―屋上―
着いた―!
[目的地とは違う筈だが、とにかく到着した]
道に迷った時は、高い所に行けば良いって、 本に書いてあった気がする。
[それは山で遭難した際の心得であるが、さておき]
鍵が開いてたのは、運が良かったのかな。 それとも開放されているのか。
[地上よりは、幾分涼しい風が流れているようだった。 ペントハウスの作る影に身を置くと、 一度腰をおろして手慣れた手つきで準備を済ませる。 がらんとした屋上の空間に、調弦の音が響いた]
(342) 2010/09/03(Fri) 01時頃
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−研究室−
[メール一斉送信のボタンを押して、小さく溜息を吐いた。 それから、研究室にどういうわけか備え付けられている冷蔵庫に目をやる。
学生時代に同じゼミの学生から貰ったマグネットが1枚貼られており、そこには「酒は飲んでも飲まれるな」と、勢いのある達筆で書かれていた。]
……青春ですねぇ。 私からはとうに過ぎ去ってしまった類の。 悩んだり、苦しんだり、壁にぶつかって、どうにか前に進むのが精一杯の。
若いって素晴らしいなぁ。
(@20) 2010/09/03(Fri) 01時頃
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セシルは、上から知ってる音が聞こえて首を傾げる
2010/09/03(Fri) 01時半頃
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[見知らぬ人をジェリーちゃんとバーナバスが呼ぶのを聞いても、その名ではさすがに呼べない]
ええと、あの… 北高三年のラルフ・トーリアと言います。 合宿中宜しくお願いします。
[結局、名前を呼ばずに近くまで歩いて行き、頭を下げる]
あと、その…ヤニクがすみませんでした。
[小言をヤニクに言う様子。そして謝るヤニクには何も言わず。 ヤニクが去ってから、先輩として一言謝罪する。 自己紹介を終えて、話も終われば、やがて調弦するためにその場を*後にした*]
(343) 2010/09/03(Fri) 01時半頃
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[楽譜があれば自分のも、と言うラルフへはわかりましたと頷いて、 しかし、またバーナバスがからかい始めると警戒しつつも逃げるように出てきた]
一体どうなってるんだあの人は・・・
違う、俺がどうなってるんだということか・・・?
[髪を手でくしゃくしゃとしながら練習室へと向かったのだった]
(344) 2010/09/03(Fri) 01時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/03(Fri) 01時半頃
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― 裏口 ― 〔ネクタイと第一ボタンを緩め、 丁寧に濡らしたハンカチで拭い涼をとっていれば 何故かはるか頭上から、 学校でも聞き馴染んだ音が聞こえて 僕は眼をぱちくりさせた〕
…………
〔極端な温度は楽器にはよくないから この、夏の最中外で弾くと言う 選択肢をとる人間がいるとは思わなかった。 けれど、その選択肢をサイラスが取っていることを 頭上から聞こえる音は如実に告げて。
僕はうっとおしい前髪を一度かきあげてから 携帯を取り出した〕
(345) 2010/09/03(Fri) 01時半頃
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え、なになに、明日雨なの? やだなぁ、暑くてじめじめとか最悪じゃない?
[まさか自分の行いの所為だとは思ってもおらず。]
うーわぁ、小姑発言。 いいねぇいいねぇ、今日も饒舌?
あ、そうそう ラルフちゃん。 ヴァイオリンだってさー?
[小言を耳にしながら笑う。 新顔を紹介しつつ、ジェリーちゃんへと顔を向けて。]
(346) 2010/09/03(Fri) 01時半頃
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こちらこそ、宜しくお願いします。 僕はジェレマイア・ベネット 呼び難ければ適当に略しても構いませんよ?
[自己紹介をしてくれたラルフに答える。 彼の脳裏で悩まれていたらしい愛称のことは知らず]
ヤニクに悪気があったわけではないのは、判っていますよ。 ただ、楽器は非常にデリケートなものですから。 僕はそれが心配なんです。 特にこう暑いとね。
[謝罪する様子には肩を竦めて笑って見せた。 去っていく姿に、しっかりしてるなあとぽつり]
(347) 2010/09/03(Fri) 01時半頃
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…だめだ。
[思わず楽器の傍を離れて鞄の傍へ向かう。 食べ物は駄目だと解っているが、鞄の中に飴とかチョコとか ガムは入っていなかっただろうか。 相変わらず三分クッキングのテーマを口ずさみながら 自分の鞄の中をがさがさと探し始めた。 その三分クッキングのテーマが空腹を煽っているのだと知りつつ 何だかここまで来たらやめられないよくわからない感覚]
(348) 2010/09/03(Fri) 01時半頃
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―談話室―
…………貴方が真面目だと雨でも振るのかと思ったんですが、気のせいだったみたいです。
[何時も通りの先輩相手に、あからさまな溜息一つ。 楽器を傍に置いて、椅子を引き寄せ座る]
ヤニクとラルフに妙な事なさっていないでしょうね。
[去っていった扉へ一度視線を移し、二人を案じてみる。 先刻のメールにアドバイスが返ると、そのままカタカタと礼を打ち込んでおいた]
(349) 2010/09/03(Fri) 01時半頃
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−研究室−
[ふと、窓の外から聞こえてきた音に耳をそば立てる。美しい音色は、なるほど先程のメールにもある通り、]
……「高校生とは侮れない」、ですね。 これはこれは、差し入れ用のお金を下ろしてこなくてはいけなくなった、かな?
[幸いにも彼らとは音楽的な意味では競合関係に無いため、「心理屋」の男は心の底から浮かぶ緩やかな微笑みを浮かべて、サイラスが弾くヴァイオリンの音色を味わっている。]
……と。あれは……
[ふと視線を下に降ろすと、冬服を着た高校生が合宿棟の屋上を見上げていた。]
何故あんなところに?
(@21) 2010/09/03(Fri) 01時半頃
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[ペッコーンと鳴る携帯。 マナーモード状態だったのが解消されたのだろうか。 しかし今は珍しくきちんとメールを運んでくれるものだ。]
うおー…手がぁ、指がぁ…。
さんきゅ、うー たす、かる っと。
[文句たらたら、ジェリーちゃんとはまるで対照的に鬼遅の返信速度。 しかも文字もだいぶ簡素であった。 勿論打つ度に、小声で内容は漏れてしまうのだけれど。]
(350) 2010/09/03(Fri) 01時半頃
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―屋上―
[ヴァイオリンを構えれば、顔つきはすっと変わる。 落ちる視線は何処か冷たさすら持つ程の鋭いもの]
(怒られるだろうなぁ…)
[一瞬だけ過った思考。 それは防音設備のない場所での演奏に対してか。 それは温度管理がなされていない場所での演奏に対してか。 はたまた、三度目の遭難に対してか。
けれど、腕が、指先が、動き始めればもう揺らがない]
[奏でるのは『屋根の上のヴァイオリン弾き』]
(351) 2010/09/03(Fri) 01時半頃
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― 裏口 ― 〔メールを送り終えて嘆息一つ。 らしいいと言えばらしいのか、あの無頓着な様子。
僕は誰もいないのをいいことに屋上を見上げた後は 水道の水を頭から被って 一人水遊びを開催していたから まさか、それを先程の講師に 見られているとはつゆとも知らず〕
(352) 2010/09/03(Fri) 01時半頃
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―――――……あ。
[演奏の中断は突然に。 携帯電話の着信に気づくと、 ぴたりと音は流れるのを止める]
ま、参ったな…。
[誰もいないのに困ったように苦笑して、 カチカチとメールを返信する]
(353) 2010/09/03(Fri) 01時半頃
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― 練習室 ―
・・・もう腹減ったの?
[かけた声>>340に気付かずにバッグへと向かうのを呆れたように見た]
パルプフィクション、楽譜あったら借りようかと思ったんだけど・・・?
[言いながら近くの椅子に座って、ケースから楽器を出そうとする]
(354) 2010/09/03(Fri) 01時半頃
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バーナバスは、返信を終えて携帯を閉じる。
2010/09/03(Fri) 01時半頃
セシルは、水遊びの手を止め形態を操作する。
2010/09/03(Fri) 02時頃
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ギャー!!
[突然ヤニクの声が聞こえたような状況に驚く。 余りに頭の中が三分クッキングで気付かなかったなんて言えない。 その結果がこの驚きだ]
…お、お腹すきました。はい。イェス。
[思わずプルプルしながら首を縦に振った。 が、続いた言葉にきょとんとして]
あ、はい。 ちょっと待ってくださいね、多分持ってきてるんで。
[鞄の中から探すものが、小腹を満たすものから楽譜に変わった。 きちんと整理された楽譜ファイルをめくることしばし]
(355) 2010/09/03(Fri) 02時頃
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[のそりと、話をする為にジェリーちゃんの傍に寄る。 顔を覗き込んでみたけれど、さてどんな反応をされるのやら。]
おー、あれはサイラスだなぁ。 うんうん、いい音……楽しそうだねぇ、いいことでもあっ た れ?
止まったなー…残念。
[微か屋上から響くヴァイオリンに耳を傾けていたのだが。 途中で止まってしまって、残念そうに肩を竦めた。]
(356) 2010/09/03(Fri) 02時頃
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― 裏口→屋上 ― 〔携帯を確認して僕は小さく笑う 涼をとるため寛げていた襟元を直して。 水に濡れた髪は面倒なのでそのまま ……この暑さ、じきに乾くだろうと……
室内へと踵を返し、階段を見つければ ひたすら上へと階段を上がっていって
突き当たるまで階段を上がれば 屋上へ続くとは鍵もかけられておらず 僕が押せば、いとも簡単に開いたから 後はそこに目的の人物……サイラスを探す、まで〕
(357) 2010/09/03(Fri) 02時頃
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うわ、ちょっ。
[突然の叫びにきゅう、と眉を寄せた。 耳を塞がなかったのはケースが膝から落ちちゃいそうだったから]
おやつもらってたんじゃなかったっけ? そういえば合宿・・・ご飯はどうするんだろう? 作ってくれるのかな?
[合奏や練習の事は見てきたが、そのほかのことはノーチェックだった。 大学の人に聞くにしても、小言を言われるかからかわれるか・・・ 難しい選択だった]
ラルフ先輩にも話したら、面白そうだって言ってたよ。 一緒に楽譜借りてきてって頼まれたんだ。
ああ、俺確かバッグにチョコ入れてたような気がする。 食べる?
[楽譜を探す後輩の背中を見ながら、頭小さいなあとか思ったり]
(358) 2010/09/03(Fri) 02時頃
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……終わりました?
[バーナバスのメールを打つ速度が遅いのはいつもの事。 携帯を閉じる音が聞こえて振り返った。思ったより距離が近かったので一度瞬いて、聴こえて直ぐ途切れた音に此方も言葉を返す]
高校生は、防音の練習室に慣れていないのかもしれませんねぇ
[半ば諦めがかった溜息一つ]
それで……伝言?相談? お伺いしますよ。
[笑顔を貼り付けて首をかしいだ]
(359) 2010/09/03(Fri) 02時頃
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あ、すんませ。
…練習したあとは特にお腹がすくんですー。 ご飯…食堂があるとは聞いてますけど。 後で大学の人に聞いたらいいんじゃないですかね。
[チョコ、の一言に目を輝かせながら]
やった!たーべたいでーす。 あ、先輩これ楽譜。
[ファイルの中から取り出して差し出す。 コピーが必要なら自分が行ってくるつもりではあったけれど。 まさか自分の頭の小ささで感慨を持たれているとは知らないまま]
(360) 2010/09/03(Fri) 02時頃
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―屋上―
[すぐに帰ってきたメールの返事に、 ほっとしたような息をつき。 短い文章を送ると、再び携帯電話を仕舞った。 自分の音を、友人の姿を、 スティーブンが研究室で見守っていることなど知る由も無く]
やあ。
[開いた扉の音に、顔を向ける。 日陰となっている場所は扉からはそう離れていなくて、 だからセシルはきっと、すぐに青年の姿を見つけるだろう。 ―――…未だ、ヴァイオリンを持ったままの姿を]
って、セシル、どうしたの!? ずぶ濡れじゃないか。 良いなぁ、涼しそう。
[頭を濡らした友人の姿にぱちぱちと瞬いてから、くすりと笑いを零した]
(361) 2010/09/03(Fri) 02時頃
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― 屋上 ― 〔暗いところから明るいところに出たため 僕の視界は暫く白で塗りつぶされたけど。
徐々に戻る視界と、聞こえるサイラスの声に 彼のほうを向いて微笑んだ。
屋上で弾いているのでなければ ゆっくり聞きたかったヴァイオリンをもつ姿、 臆することもなく近づきながら、 僕は携帯に文字を打ってそれを見せた〕
『裏口に水道があるって教えてもらったから。 やっぱり、気持ちいいね、水。 ……後で、案内しておく?』
〔零れる笑いに僕も声なく笑い零して〕
(362) 2010/09/03(Fri) 02時半頃
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それ、わからないでもないけどね。 俺もそういうときあるし。
あ、食堂あるんだ・・・それは助かるな。 大学の人には・・・まあ、気が向いたら聞くさ。
[消費体力は楽器の大きさに比例するのかも・・・? と思わざるを得ないカルヴィンの腹の空かしっぷりにふふふと笑う]
ああ、ありがとう。 じゃあ、チョコ持ってくるから待ってて。
[楽譜を受け取って立ちあがる。 ぱたぱたと荷物を置いたままの練習室Aからチョコレートを持って来た。]
はい、ちょっと溶けぎみだけど。
[一口サイズよりも少し大きめで、一つずつ紙に包まれているチョコが入った箱を差し出した。 片手で譜面を持って読みながら、少し楽しそうににこりとしていた]
(363) 2010/09/03(Fri) 02時半頃
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んー、親指腱鞘炎。 もうフルートなんて吹けなぁいー。
[なんておどけて謂って見せるのだけれど。]
いーじゃないのよ。 どうせ合宿所は俺らしか使わないんだし。 合宿頭からキッチキチしてもねぇ? 緊張解す為に青空の下での演奏、よきかなよきかな。
[ねぇ? そんなふうに笑って、肩を竦めて見せた。]
あー……ヴェスに聞いたんだけどさ。 あんまよくない話。 出来れば、まだ高校生には聴かれたくはねーかなー、と。 今はいないから好都合?
[少し声のトーンが落ちる。]
(364) 2010/09/03(Fri) 02時半頃
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でしょー。それに俺、育ち盛りなんで。 売店があるくらいだから、あると思いますよ。 営業時間わかんないけど…昼は大丈夫じゃないかな。
[その辺りは高校の学食だって一緒だろう。 何やら笑っている姿に首を傾げつつ]
やったね、流石先輩愛してるー。
[それはとっても棒読みな愛の告白。 お菓子をくれたり食べ物をくれる人には遠慮なく愛を振りまく]
どうせなら食べさせてくれたっていいのにー。
[差し出された包みに、そんな子供みたいな我儘を口にしながら、 結局は自分でチョコの包みをはがして食べる。 そのまま言や弓に触ることになるので、全部は剥がさず鳥みたいに 唇の先で加えてから口の中に落とす。まるで鵜が魚を飲むみたい。 ヤニクが楽しそうに楽譜を呼んでいるのを見ながら、 取り敢えずのカロリー摂取で自分もつい表情が緩くなった*]
(365) 2010/09/03(Fri) 02時半頃
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[近づいてくる友人の姿に手を振りたかったけれど、 楽器を持っているままだったので諦めて。 近づく携帯の画面に乗せられた文字を読めば、 楽しそうに頷いた]
おおっ、良いなぁ。是非案内して。 この季節は、水道のある場所は重要だよね。
[今度こそ道を覚えようと、胸にひそかな決心を秘めつつ]
(366) 2010/09/03(Fri) 02時半頃
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[風が一つ吹き抜けて、真夏の空に涼をもたらす。 靡く髪に緩く目を細めつつ、友人に真っ直ぐ向かい直った]
どうせなら一曲聞いていかない?
―――――…ほら、途中だったから。
[喧騒も、虫の音も、地上よりは遠い。切り取られたような空間の中、友人の返事を待つ前に楽器を構えた。 まだ演奏を続けようとする姿に、友人は呆れただろうか、それとも]
[『屋根の上のバイオリン弾き』より、「Sunrise, Sunset」 半ば洒落で選択した曲だったけれど。
何処か物悲しい旋律の中に、仄かな希望と光を見出すように。 伸びて行く音は遠く儚く、彼が満足するまで途切れることはない**]
(367) 2010/09/03(Fri) 02時半頃
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メール一つ打ったくらいで腱鞘炎になる筈がないでしょう。 どんな指していらっしゃるんですか。
……合宿所は確かにオケで貸しきらせてもらって居ますが 同じ曲ならまだしも、解釈の違う音が混じるのは困りますよ。
[それは主に自分が。 トリップ中の情景に別の音が混じって、破綻していった苦い思い出に蓋をしつつ]
ま、聴く分には酷い音を奏でる子はいないみたいですね。
[穏やかに微笑んで、幾らか寛大な言葉をぽつり]
……?
[声のトーンが落ちたバーナバスへ、視線を向けて首を傾ぐ]
(368) 2010/09/03(Fri) 02時半頃
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〔サイラスの決心は知らぬまま 僕はその言葉にこくりと頷いて ……その間も楽器を携える姿にまた一つ笑んで 風に靡く金色に光が反射して、眩しかった ただ、提案には……苦笑を零すしか、なかった。〕
〔しょうがないな、と声があったら零しただろうけど ないから、そっとその足元、屋上に座ることで 是の意思を伝えて。 ケースの中のチェロが暑くなりすぎないといいなと 背負う相棒に内心詫びつつ。〕
(369) 2010/09/03(Fri) 03時頃
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〔晴れ上がる空とは裏腹の物悲しいメロディ〕
”Sunrise, sunset Swiftly fly the years One season following another Laden with happiness and tears”
〔僕はサイラスのヴァイオリンに音無く唄う。 夏の強い温度は気がつけば僕の髪を乾かしていた*〕
(370) 2010/09/03(Fri) 03時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/03(Fri) 03時頃
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えー、だって俺ホントメール苦手なのよねぇ。 電話した方が早くない? 俺の電話オンボロだから受信もちょっとままならないけどねぇ。
[うにうにと親指を自分でマッサージ。]
まぁ、最初は自由にしましょーや? 曲目決まったら自ずと其れはちゃんとし始めるっしょ。
そーそ、たまにはジェリーちゃんもゆったりのんびり、ね?
[珍しい寛大な言葉にはにーっと微笑んで見たのだけれど。]
(371) 2010/09/03(Fri) 03時頃
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[続いた言葉には少し眉を潜めた。 帽子の下で表情は判らないかも知れないが、声の音量とトーンが落ちた事に彼ならばすぐ気付くであろう。 傾いだ首の方を、竜胆が少し強く見つめる。]
俺らの活動、よく思ってない輩が居るとか居ないとか。 風の噂らしいけどな。
まぁ、ちょっと周りに気を遣ってた方がいいかとは思う。 どうのこうのされるってわけじゃないだろうけど そんなことでメンバーのモチベーション下げたくないし。
俺とお前と、部長との共有機密事項ってことで?
[頬を掻いて、珍しく一つ溜息。 その後、笑って見せはした。]
(372) 2010/09/03(Fri) 03時頃
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――メールが不得手なら、電話で返事をくださっても構わないと言ったでしょう。
[親指を揉む様子をみつつ、お手、という風に手を差し出す]
皆が皆自分の思うままに振舞ってもらっては、困ります。 合宿は集団生活ですからね。 ――…ですがまあ常識を弁えた上での自由なら、僕も目を瞑る気ではいるんですよ。
お守は貴方一人で既に手一杯なんですから。
[やがてまた聴こえはじめる音色 今日はやたらそういう音に縁があるらしい。 玩具の兵隊のマーチが奏でられていたことを知らず]
(373) 2010/09/03(Fri) 03時半頃
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……オケ自体をよく思っていない? 情報の出所は、風の噂ですか。
[浮かべていた笑みはふっと消えた。 彼の調子が冗談で無い事は態度で知れる]
そうですね。 僕も気をつけておきましょう。
[神妙な顔で頷き]
共有機密事項、了解しましたよ。
[何時もなら自分が零すはずの溜息が相手から漏れたことに、唇を持ち上げて笑ってみせた。 屋根の上の曲は続いている様子。 この後、ミュージカルがどうなったのか、知っている。 良い音で奏でられているだけに、あまり今聞く曲ではなかったなと、内心で思った]
(374) 2010/09/03(Fri) 03時半頃
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[小さく話していた言葉にはくすりと笑いを返すのみで。 お手と差し出された手には素直に重ねる。 奏者同士の大切であろう指を、預け。]
やーやー、いつもお世話してもらってサンキューねぇ。 でも、悪いとは謂いませんよー?
[被ったままの帽子の下は、変化が読み取り難く。 けれどどこか嬉しげに笑った。]
(375) 2010/09/03(Fri) 03時半頃
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[素直に預けてきた腕を取って、手首を振らせ。 腕から指へ、簡単なマッサージ。 何をしているのか問われたら、腱鞘炎になられては困る、そんな風に返すだろう]
いいえー、最早これも日常になりましたからー? 悪いなんて思っても居ないこと、言わなくても良いですよ。
[調子を合わせて答え、 簡単な治療が済むと、広げ散らかされたままの皿や紙コップを片付けるべく立ち上がった**]
(376) 2010/09/03(Fri) 04時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/03(Fri) 04時頃
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共有機密なんて、なんか燃える?
[唇を持ち上げて笑う姿に、冗談を返しながらも笑顔に変わる。 いつも笑顔でいるのは、楽しい事が好きだからで。 冗談も、からかいも、同じ事で。
いつもの貼り付いた笑顔でないのを見られたのなら、嬉しく思うのも当たり前だろう。
指をマッサージしてくれているなら、終わるまで大人しくその指を見て。 音楽が聞こえたならその音は真剣に耳が拾うだろう。 たとえその結末がどんなものだとしても**]
(377) 2010/09/03(Fri) 04時頃
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― 屋上 ― 〔声なく口ずさむ。 哀愁ある旋律に先程緩まった涙腺が また緩くなりそうで1〜2度目を瞬かせた。〕
〔音の中の光明を僕は何に求めるか……?〕
〔まさか、 ――――――――――― なんて〕
〔せめて、ずっと、いられる限りは一緒にいたい、と 良い友人でいられるよう静かに思った*〕
(378) 2010/09/03(Fri) 08時頃
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それはうれしいねー。
[棒読みの愛してると同じ調子でさらっと返し] 差し出したチョコの箱から自分も一枚取って包み紙を半分剥がす。 口にくわえたところに食べさせてくれればいいのにと聞こえたなら]
はい、う(あ)ーん?
[くわえていない側に残った包み紙を取って口先でふりふりとチョコを揺らし、首を傾げる。 それから、ふふと笑って指先で口の中にチョコを押し込んだ]
ふうん、この譜面面白い。
[チョコがついた指先をちろっと舐め、ケースを隣の椅子の上で開いて楽器を取り出す。 開いたままのケースに楽譜を立てかけ、楽器を構えて軽く音を出した。 舐めた右手の指先は、弓に当てぬままだ]
(379) 2010/09/03(Fri) 10時半頃
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[初見は全く得意ではない。むしろ不得手中の不得手。 だから、人よりもゆっくりと譜面をさらう。 一度掴んでしまえば後はなんて事はないので、 転調ポイントとテンポが変わる部分の把握が遅いということらしい]
この掛け合いはすごく白いけどちょっと疲れるな。
[16分音符で延々と続く旋律部分だけ流してぐるりと肩を回した。 しかし目は笑っていた]
チェロもかっこいいね。 晩飯後くらいには揃うといいね?
[言いながら練習室の扉を見て外を伺う。 ラルフは調弦終わっただろうか?と。
譜面は預かっておくから後で渡せばいいのだけど、 ラルフの事も、カルヴィンの事も同じ奏者として認めていたから 早く一緒にやりたいと思っていたのだった**]
(380) 2010/09/03(Fri) 10時半頃
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- 談話室にて -
[片付けを進める姿を見詰めながら深く椅子に腰掛けていた。 宛ら亭主関白な夫の晩御飯後のような。 手伝うという思考は働かず、ただせっせと働く姿を見詰めている。 耳に届く音に少し体を揺らして。]
音にあてられるなぁ。 どいつもこいつも上手くて、やんなっちゃう。
[くつくつと喉を鳴らして立ち上がった。 小さな背の白髪混じりの頭へと腕を伸ばして。]
…―――小麦粉。 これ以上白髪増やしてどーすんのよ。
[伸ばした腕は小麦粉を払うため、髪に触れられただろうか。]
(381) 2010/09/03(Fri) 13時半頃
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音にもあてられたし。 手作りスコーンも差し入れプリンも、飲むヨーグルトも食ったし。
ほんの少し練習でもしてこようかねぇ。
[珍しい言葉を残して、談話室を後にした**]
(382) 2010/09/03(Fri) 14時半頃
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―談話室― 共有機密に燃えるようなお年は過ぎたでしょう。 何時までも若い気でいるのは良い事ですが、少しは大人になってくださいよ?
[席を立った後は、散らかした紙コップを纏めてゴミ箱へ。 皿はバスケットに元通り、床に散った菓子屑を掃いて、乱れた椅子を直す。 一連の行動に手伝いが無いのはいつもの事]
やんなっちゃうなんて……それを貴方が言いますか。 そんな顔であんな音鳴らすくせに。
[立ち上がる先輩に溜息交じりに声をかけて、ふと伸びた腕に目を丸くする]
(383) 2010/09/03(Fri) 15時頃
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ああ……すみません。
[面食らったような顔をして、それから意図に気付いて礼を言った。 驚いた顔はそのまま]
練習室、折角防音なんですから戸はきちんと閉めて、少しは楽器を気遣ってあげてください。解っているとは思いますが、練習室で飲食はダメです。煙草なんて持っての外ですよ。部屋がヤニ臭くなって困るのは貴方じゃなくて皆さんなんですからね。特に高校生も来ているんですから、副部長として模範的な行動をお願いします。
[談話室を出て行く姿に、何時も通り小言を捧げる。 扉が閉まってから、ぽつり呟きを零した**]
……やっぱり、明日は雨ですね。
(384) 2010/09/03(Fri) 15時頃
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- 練習室D -
ふくぶちょーとして、模範的な行動そのいちー。 防音する為にきちんと扉は閉めましょー。
[謂われた小言を実践する辺り、やはり明日は天気予報も外れな雨が降るだろうか。 一度何時もの指定席まで楽器を取りに行き、それから建物一番端の一番小さな練習室へと訪れた。 ケースを開けると細い白銀の横笛に指を這わせる。]
「そんな顔で、あんな音」 ねぇ…。
[苦笑混じりに先刻の言葉をなぞった。 同じタイミングで、携帯が久しぶりに電話を受信する。 液晶には【アルバーン】の綴り。 しかしその眉間にはシワが深く刻まれた。]
(385) 2010/09/03(Fri) 16時半頃
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トラヴェルソです。
[不機嫌窮まりない声は防音設備に守られて外に出ることはない。 扉を閉めておいてよかったと念った。 淡々とした相槌が電話先に返る。]
お宅の息子さんには近付いてませんよ。 トラヴェルソとアルバーンは“ただのお隣りさん”でしょ?
貴方の…いや、“アルバーン”の邪魔なんてそんな恐れ多い。 安心して下さいよ。
[作り声、作り笑顔。 心裡ではどす黒い暗澹たるものが湧き出るのを抑える事で精一杯だ。]
(386) 2010/09/03(Fri) 17時頃
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判ってますよ。 あの子は仲のいいお隣りさんだと思っているだけ。 僕はそれに応えるだけだ。
そうでしょ?
…―――兄さん。
[静かに、電話を切った**]
(387) 2010/09/03(Fri) 17時頃
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―練習室― [談話室を離れて、空いている練習室を見つければ、すぐに入る。 練習室の扉をきっちりと閉めて、そして大きく息を吐く。 人が多い場所ではとかく気疲れする。人が嫌いではない。普通に話す分には話すし、楽しい時は楽しい。 それでも一人になると安堵してしまうのも事実だった]
…んーっ。
[大きく伸びをして、頭を回せば肩が凝っているのが分かる。 長距離移動の疲れか肩だけではなく身体全体が凝り固まっているように感じ、いつもより時間をかけて簡単なストレッチから始める。 正しい姿勢を保つためと無意識に力を入れてしまう欠点を解消するための日課。生真面目すぎるのかもしれないが、手を抜くこともなければ、欠かしたこともない]
さてと。
[弓ケースから、弓を取り出す。 ネジに手をかけて緩めていた毛を張ろうとして、少し考え込む]
この空調だと、あまりきつく張らない方がいいかな。
[空調を確認して、ほんの僅かいつもより緩めに張る]
(388) 2010/09/03(Fri) 21時半頃
|
|
[弓の調子を確かめて、そして調弦に移る。 先ずはA線、次にD線、G線、E線と順番に音を合わせていく。 糸巻きを動かして、駒の状態にも注意して、音をじっくりと聞く。 調弦にかける時間は他の人よりも長い。 淡々と作業的にこなすも、妥協はせずにあくまでも真剣に]
………よし。
[満足のいく調弦を終えれば、時間を確認する。 まだ時間に少しの余裕はあるか。 調弦だけ済ませて、弾かないなんて選択肢はもちろんない。 ただでさえ今日は一度も練習できていない。 ヴァイオリンを構えて、そして自らの姿勢を確認する。 先ず取り組むのは音階練習。時間をかけて、ゆっくりと丁寧に。 廊下にいる時に聞こえてきた音色に触発されて、曲をやりたい気持ちは無理に抑える。 基礎からしっかりと、ひたすら音階練習を繰り返す]
(389) 2010/09/03(Fri) 21時半頃
|
|
― 屋上→ ― 〔サイラスが一曲弾き終われば、 いくら日陰とは言っても暑いし そろそろ、中に戻ろう?と 入り口を指差して首傾げてから立ち上がる。
歩きながら携帯をいじりその画面を指し示す〕
『ピアノがある小さな練習室(練習室A)と 最初、僕とカルヴィンが居た練習室(大練習室) どっちがいい?それとも他も見てみる?』
〔他、に関しては、僕も場所を知らないけど まぁ、多分、あの辺りにあるだろうなと 辺りをつけての提案だった〕
(390) 2010/09/03(Fri) 21時半頃
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|
[ヴァイオリンを弾いている時、やるせない気持ちになる時がある。 自分の音はどこまでも自分でしかない。ヴァイオリンを弾いていても結局は自分のままだ。 我を無くすなんて想像すらもできず、どう足掻いても実行できそうにない。 情感を込めてと教師は簡単に言うが、感情の正しい込め方なんて分からない。 冷めた目で譜面を見つめて、正確に弾きこなそうとするのみ]
……
[それを致命的な欠点とまでは思わない。 独奏だと人間味のない演奏でも、合奏では少し違う。 冷静であれるから、他者の音を聞ける。他者の音に敏感に合わせ、自分の音を抑えられる。 第二ヴァイオリンを自ら志願して弾きだした理由は色々あるが、一番はそれが大きい。 どんな音でもどんな旋律でも合わせられるように、音階練習に励む]
(391) 2010/09/03(Fri) 21時半頃
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― 練習室が並ぶ廊下 ― 〔練習室が並んでいる筈、の、廊下。〕
〔ここの防音設備はしっかりしていて、 今は戸を開けて練習している人もいないのか 練習室が並ぶのに音が聞こえなくて 防音のしっかりしていない高校の 練習室の辺りとの違いに僕は不思議な気持ちになるし 音で練習室がわからないから サイラスが練習室にいけなかったのも判る気がする。〕
〔僕はそろそろ個人練習がしたかったから サイラスが行きたい練習室に案内した後 ”練習終わったら僕を呼ぶか 誰かいたら一緒に行動するといいよ” と、携帯に打って示すのも忘れない〕
(392) 2010/09/03(Fri) 21時半頃
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あっー。ちぇ、先輩酷いー。最初っからくれないんだったら遊ばないでくださいよー。 俺の繊細なハートがうっかり傷ついたらどうしてくれんですかー。
[目の前にちらつくように揺れるチョコレート>>379。 齧りつこうと顔を近づけて口を開いたところでそれはヤニクの口の中に消えた。 不満そうに唇をとがらせるも、ごちそうさまでした、と手を合わせ それから自分の相棒を奏でるための弓へと手を伸ばす。 かなりじっくりと時間をかけて楽譜を読む様子は 傍から見れば時間をかけて楽譜を自分のものにする姿勢に見える。 其れを邪魔しないように、自分は横からその姿を覗きこむだけ]
疲れる楽譜だけど、やりがいあると思いませんか。 コレ、物にしたら、俺等またちょっと違う階段一歩上がれる予感するんですけど。
[どうですか。なんて尋ねるチョコレート色の視線は大分挑戦的。 口元を歪める笑みは期待に満ちている]
(393) 2010/09/03(Fri) 22時頃
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チェロだけじゃなくてどの楽器にも見せ場があるし、いろんな要素詰まってるし。 そういうわけだから先輩ちょっと頑張っちゃってくださいよ、 俺一人だけ頑張っても曲にならないですし、先輩たちと合わせんの、好きなんです。
[よろしくお願いします、なんて勝手に頼みこんで、それから子供みたいに笑った]
(394) 2010/09/03(Fri) 22時頃
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- 練習室D -
[激昂出来ればどんなにマシか。 ボロボロの携帯を壁にたたきつける程の若々しさはない。 暗澹たるものは心裡で渦を巻き、しかし大人しく腹に居座っていた。 浮かべられるのは憤怒ではなく、苦笑。]
久々に声聞いたなぁ。 まーったく、やな感じ。
[くすくすと笑えば深く帽子を被り直す。 竜胆を影に隠すように。
白銀の横笛をそっと手に取る。]
(395) 2010/09/03(Fri) 22時頃
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〔サイラスの行動はどうだったろうか?〕
〔ともかく、僕は今まで行った二つの練習室とは違う ”使用中”の札がかかっていない 練習室の戸を開ける。
……僕と同じような高校のゲストが 使用中の札まで気にしなかった可能性は まったく考慮せず、ノックをせずいきなりあける。
誰もいない、と思ったから 開けていきなり、音階練習に 出くわすとは思わなくて呆然と、した〕
(396) 2010/09/03(Fri) 22時頃
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最後かも知れないだろ――… つって?
[窓の外に向かって構える。 口脣が笛に優しく触れて、奏で始めるのは最後の物語。 ゲーム曲を完全に自己アレンジした【ザナルカンドにて】。 高く吹き抜ける音は、ピンと張った絹糸のよう。 鳥が羽ばたくように刹那い曲がゆるりと流れる。
しかし、それはまるで。 鳥籠に閉じ込められた音。 模範的で、アレンジとはいえ音符に忠実で。 ズレることなど許されない、演奏。 偽物の絹糸を張り巡らせながら、絡繰りの鳥が鳥籠の中を飛翔する。
感情なんてどこにも、ない**]
(397) 2010/09/03(Fri) 22時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/03(Fri) 22時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/03(Fri) 22時頃
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………っ…?
[戸の開く音を背に聞くが、すぐに振り返りはしない。 途中まで弾いていた音階には動揺は微塵も見せず最後まで弾いて、そしてゆっくりと振り返る]
…………ええと。
[練習中に戸を開けられた自分よりも、相手の方が呆然としている様子に困ったように口を開く]
ごめん。もしかして外に音、漏れてた?
[戸をきっちりと閉めたのは自覚しているが、他に彼がいきなり入ってきた理由が分からない]
それとも、ここの練習室使いたかった?
[考えられる可能性を上げて、問いかける。 相手が声が出ないなんてことは全く気付けるわけもなく、首を傾げた]
(398) 2010/09/03(Fri) 22時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/03(Fri) 22時頃
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― 練習室 ― 〔開け放った先には北校の制服を着て ヴァイオリンの基礎練をしている姿。 ……その姿は弾き終わってから振り返った〕 〔最初の質問には首を横に振って 次いだ質問には……個人練習がしたいのは確かだが 此処ではなくて、いいわけだけれど…… それに、新たに音を聞けば聞いたで 彼の音がどんな音か気になる好奇心も……〕
〔一度喉に手をやり、それから口元 両人差し指で×マークを作って見せて 僕は声が出ないことを説明してから 携帯を打ち指し示した〕
『ごめん、使用中って出てなかったから…… 別に、練習できれば、何処、でもいいんだ。 一人じゃないと練習、やりにくい?』
〔生真面目そうな北校生にそうたずねた〕
(399) 2010/09/03(Fri) 22時半頃
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―談話室― [一人取り残され、白髪交じりの髪を整えながら 楽器も演奏も、見目と間逆だと思う年上の彼が今何処で何を思っているのかは知らず、辺りを見渡し溜息ひとつ]
……とりあえず、周囲に気をつけろというなら見回りでもしておきましょう。
[ひとりごちて、楽器を部屋の隅に置いて談話室を出た]
(400) 2010/09/03(Fri) 22時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/03(Fri) 22時半頃
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[最初の質問には首を振るだけで、いつまでも返答のない相手。 あまり見つめるのも失礼かと視線は僅かだけ逸らす。 相手が何を思っているかを察そうと思うが、初対面ゆえに分かるわけもなく]
……音が漏れていないなら、よかった。
[沈黙の合間に無難な答えを返して、雰囲気を柔らかくしようと微笑む。 弧を描く瞳にも相手が口元で×マークを示すのは見え、ようやく事情を察する。 携帯を示されれば、相手に近すぎないようにぎりぎり見える場所まで近付く。 示された内容にはその意図を少しだけ考え込む]
ええと…………
[相手が練習したいと知れば、気を利かせて出ていくべきか迷う。 折角の練習室。音階練習はほぼ終えたけれど、まだ練習し足りない。他の練習室を探すにしても、もしかしたら彼がここに入ってきたのも、他に使用中の札が出ていない練習室がないからかもしれない]
君さえ構わなければ、一緒に練習する? 俺は見ての通りヴァイオリンだけど。
(401) 2010/09/03(Fri) 22時半頃
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カルヴィンは、大練習室でパルプフィクションの楽譜のおさらい中。
2010/09/03(Fri) 22時半頃
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― 大練習室 ―
ふふ、また引っかかった。 大丈夫だよ、俺はお前がこの程度で傷つくハートの持ち主じゃないことを知っているから。
[唇を尖らせる後輩を満足そうに見た。 それもチョコレートをもぐもぐしながら。
譜面をさらっている時には周囲の視線はあまり気にしない。 けど、カルヴィンが傍らで気を使って見ているだけなのはわかっていた]
そうだね。挑み甲斐はすごくあるし、決まったら絶対気持ちいいと思う。 ここで物にして、戻ったら先生やみんなに見せようか。 俺達やりきってきました!ってさ。
[あははと笑いながら口の中に残る甘い余韻と同じ色の後輩の瞳が 挑戦的な色を見せるのに目を細めた]
(402) 2010/09/03(Fri) 23時頃
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おいおい、いいのか? 俺をそんな風にけしかけたら、大変になるのは自分だよ?
[先輩ちょっと頑張っちゃってくださいよ。 なんて頼んで笑う後輩の言葉にくすくすと笑って返した]
俺が気合入れたらラルフ先輩だってびしっと合わせてくれるし。 リズムキープの責任は重大なんだぞ?
[できるかな? 少しからかうような口調で言って、楽器を置いた。
逆に練習を始めようとするカルヴィンの邪魔をしないように、 楽譜を手に、指で拍子をとりながらリズムの確認を]
(403) 2010/09/03(Fri) 23時頃
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〔声が出ないことを知ってもらう前に逸らされる視線 なんとなく、初顔の北校生の性格が 少しだけ垣間見えて……第一印象と変わらず生真面目。 携帯を見てくれる距離も近すぎず 笑みもあってか、僕は居心地良さを感じた〕
……… ……!! ……♪
〔遠まわしなおねだりは届いたようで 提案された言葉に、僕は即座に頷いた。 そうと決まれば入り口で立ち尽くさず 練習室の戸を閉じ楽器の準備に取り掛かる…前に〕
(404) 2010/09/03(Fri) 23時頃
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『ありがとう、よろしくね。 僕は……この相棒のとおりチェロ。 君もこの大学のオケサークルののゲスト? 僕はそうだよ。 南校 三年 セシル=ヴォクスって言うんだ。』
〔手早く自己紹介を携帯に打ち込んで えへへ、と笑って見せて。 それから予定通り楽器の準備に取り掛かった。〕
(405) 2010/09/03(Fri) 23時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/03(Fri) 23時頃
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ちぇ。ひどーい。俺、意外と繊細なんだって言ってるのに。
[左胸を抑えて、傷ついたー、なんて下手くそな演技のあとにかりと笑う。 先輩の胃の中に消えるチョコレートに未練がましそうな顔も ちょっとだけしたけれど、弓を持つ手はそんな表情をゆっくり消していく]
ねー、絶対気持ちいいですよね。 こっそり練習して出来る男度をあげる作戦ってヤツです!
[自分の楽器を抱えて、椅子に座ると 目を細める先輩のほうを見てさも問題なさそうに首を傾げた。 ヤニクやラルフたちが自分の要求くらい軽くこなしてしまうと信じている]
そりゃあわかってますよ。解ってて言ってるんですもん。 目標はちょっとでも高く設定しておきたいんです。 そのほうが自分の力にもなるし、やる気もでるし。
[そんな事を言いながら自分の楽譜を前に一息吸うと弓を操って弦を震わせる。 パルプフィクションのイントロ、民族音楽独特の幾らか不規則な速度を 自分の体に叩き込むかのように]
(406) 2010/09/03(Fri) 23時頃
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[相手が頷く様子に、対応を間違えなかったようで、内心安堵する。 質問はあれども、声が出ない相手。 それに携帯を打たせることで指に負担をかけさせたくないと思う。 自己紹介くらいはしといたほうがいいかなと思う前に、打ちこまれる携帯]
俺はラルフ・トーリア。北校の三年。 同じくゲストだよ。こちらこそ、よろしく。
[笑う相手に、こちらも笑み返す。 相手が準備に取りかかれば、さて何をしようかと迷う]
何の曲しよっか?リクエストある? ヴァイオリンとチェロかぁ。
[相手の意向を聞きつつ、思い出すのは相手と同じ楽器の後輩カルヴィン。 相手の希望が何もなかった時のことも一応考えて、楽譜をめくりながら、彼と合わせたことのある曲を探す]
(407) 2010/09/03(Fri) 23時頃
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―合宿棟― [先ずは宿泊部屋を見回った。 まだ部屋割りが決まっていないから、特に何があるわけでも無い]
異常なし。
[指差し確認して、次へ。 練習室は使用中がいくつか。 硝子越しに覗きつつ、一応チェックしておく事にした。 端の部屋にいた人物ときっちり閉まった扉に思わず白昼夢でも見たのかと目を擦り、続いて覗いた先で二人ずつ練習する高校生には北南の交流も良い事だと一人頷く。 大練習室側のチョコレートは幸運にも見咎められなかった様子]
異常なし、と。
[可笑しな行動といえば真面目に練習していた年上の先輩くらいだ]
(408) 2010/09/03(Fri) 23時頃
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[刻まれるリズムに合わせて自分のパートをソルフェージュで重ねる。 もっとも、音は口から発せられる事はなく、頭の中だけで響く。
嗾け返してみたけれど、音楽一家の血が流れている後輩にはあまり効果がなかったらしい。 かえって背筋がパン、と伸びた気がしたのは自分だった]
・・・・・・ふふ。
[なんて面白いんだろう。 目で追っている譜面に記された音符が、カルヴィンが奏でる音、 リズムに合わせて音頭の中ではっきりと形になる。
我慢が出来なくなった。 そっと楽器を手にして、途中から音を合わせる。 うっすらと口元に笑みを浮かべながら]
(409) 2010/09/03(Fri) 23時半頃
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〔相手……ラルフからも自己紹介が返れば 同じ3年と判明して…… 僕は彼の進路に対する悩みを知る由も無いから じゃあ、僕も、彼もエスカレーターでくるなら 来年から此処で一緒なのかな?と暢気に思い 笑顔でその自己紹介は聞いた〕
〔曲の途中に乱入するのが好きだったりするから 僕の準備は手早い。テキパキと 弦を調整し、弓の張りも確かめ ……乱入するわけではないので、 余裕もち軽く弾いて確かめながら ラルフの声を聞いて……僕も自分の譜面を捲っていく〕
〔Wild Stallionsと、タイトルが書かれた曲で手が止まる ラルフの音を聴いてみたいのもあったし チェロとヴァイオリンの絡みが綺麗な曲だったから その楽譜を示して見せた〕
(410) 2010/09/03(Fri) 23時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/03(Fri) 23時半頃
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[弓が弦を震わせ、三弦に華を持たせる間合いの後には 弓を全く使わない、指によって弦を掻き鳴らすまるでギターのような奏法。 一度楽譜に視点を合わせてしまえばそれはそこに描かれるものを 自分の解釈を含めながら理想形にしていく努力が必要になる]
…?
[それはちょうど第一弦の入るタイミングだった。 急に増えた音に一瞬チョコレートが瞬いて。 次には唇が楽しそうに歪んだ。
そうこなくっちゃ。 自分のリズムを見失わないようにしながら急に訪れた和音の楽に 一層チョコレート色は真剣味を帯びながらも合わさる音を愉しむことに没頭する]
(411) 2010/09/03(Fri) 23時半頃
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薬屋 サイラスがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(薬屋 サイラスは村を出ました)
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―屋上―
[幼少から学び続けたヴァイオリンは、 「親の七光り」と揶揄されることも多く。 果たしてそれが事実かどうかは、 彼の音を聞いたものが判断することだろう。
自分の知らぬ所で一人歩きするその名が褒められようと、貶められようと、彼はただ静かに笑っているだけ]
――――――――――――――……♪
[ヴァイオリンの旋律に合わせて、重なるのは音のない歌声>>370。 けれど青年の耳には確かに届いていたのだろう。 久しく聞いていない友人の紡ぐ懐かしい声が。
夏の熱気を帯びた空気も気にならぬほどに、心地良い空間だった。 名残惜しむような色を持ちつつ、最後の音を伸ばし終える]
(412) 2010/09/03(Fri) 23時半頃
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[戸を閉めていれば、それぞれの練習室で奏でられる音は混じらない。廊下はしんと静まり返っていて、小さく溜息をついた]
ダメですね、溜息がすっかり癖になってしまって。
[携帯を取り出し、相談に乗ると言ってくれた人に話しておく事にする。どの道今はただの噂でしかない]
(413) 2010/09/03(Fri) 23時半頃
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[楽器を下ろした途端、大人びていた表情は子供っぽいそれへと変わる]
……ごめんね。我儘聞いてくれて、ありがとう。
[謝罪の言葉は友人と、彼の担ぐ相棒へ。 申し訳なさそうに告げてから、それでも付き合ってくれた彼へと嬉しそうに笑んだ]
んっ、どうしようかな。ピアノがある部屋もあるのかい? ちょっと見てみたいかも。
[セシルの後に続きつつ、合宿棟内を歩く。きょろきょろと見渡すのは、地形を覚えようとしている証拠。でも、きっと大きな進歩は望めないだろう。 携帯電話に示された最後のメッセージに、楽しそうに肩を揺らし]
あは、ありがとう。 今度こそ迷子にならないように気をつけるよ。
[もう一度礼を言って、廊下を歩いて行く友人の姿を見送った]
→練習室A
(414) 2010/09/03(Fri) 23時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/03(Fri) 23時半頃
★開始について
予定通り24時開始予定です。
編成についてですが
村・占・霊・守・賞・弟×各1・狼2で考えています。
スティーブン先生については見学のままで構いません。
尚、現在いない面子については1日目にNPCでGMが設定します。
(2日目開始の時点でいなくなりますのでご安心ください)
(#12) 2010/09/03(Fri) 23時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/03(Fri) 23時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/03(Fri) 23時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/04(Sat) 00時頃
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Wild Stallionsかぁ。いい曲だね。
[相手から示された楽譜を軽く流し見て、一度頷く。 内心では迷いながらも、相手からの申し出。 合わせたことこそなかったが、楽譜を見て練習したことはある]
うん、たぶん……いけるかな。 ちゃんと練習で合わせたことはないから、とちったらごめんね。 準備はいいかな?
[相手の準備が整ったか確認をし、自身も肩を一度軽く回して、余分な力を抜く。 やがてヴァイオリンを構えれば、1つ深呼吸をする]
さ、始めようか。
[自分も準備が整ったことを相手に伝え、そして演奏を始める]
(415) 2010/09/04(Sat) 00時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/04(Sat) 00時頃
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[ちら、と後輩をみる。 楽しげに揺れる瞳の甘い色と、自分と同じように歪む口元。 まるで我慢が出来なくなるのを待っていたかのように思えて
このやろう。
と胸の内では思ったけれど。 走り始めた音色は止まらない。 民族音楽特有の哀愁の秘めた旋律はチェロの深い音に添い、時には絡み、離れる。
たのしい。 2人ですら―欠けた音があってもこんなに面白い。 ならば全ての音が揃ったなら・・・]
ゾクゾクする。
[艶っぽい音で小さな声はかき消える。 唇だけが言葉を紡いだ]
(416) 2010/09/04(Sat) 00時頃
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|
〔示した曲はラルフに受け入れられて。 彼のそれまでの演奏経験に、ふむふむと頷く。 ……聞けば練習したことがあるしいけるなと。 技量的なものより表現力が要求されるこの曲。 南校の友人とはその技量的余裕から 即興アレンジして良く遊んで演奏していたから そのノリの延長線上で選んだ曲だった〕
〔>>391は勿論知らないし、内心の迷いも知らぬまま ラルフがヴァイオリンを構えるのを見れば 僕は猫のように笑ってから弓を弦に乗せる。 合図の声に、パーカスもピアノもいないから かわりにテンポを決める為指板を叩いてから ベースの弱いけれど力強い響きを僕は奏で始める ヴァイオリンが迷いなく凛と歌い上げられるように〕
(417) 2010/09/04(Sat) 00時頃
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★緊急連絡
急な変更で申し訳ありませんが、編成について以下のように変更します。
村・占・霊・守・賞・弟×各1・狼2
↓
村・占・霊・守・犬・片恋×1・狼2
開始時間を30分ずらしますので、役職変更がある方は
お手数おかけしますが入村修正を行ってください。
このさいランダム神に一切の運を任せるという方はそのままどうぞ。
【9/4 00:30】開始とします。
よろしくおねがいします。
(#13) 2010/09/04(Sat) 00時頃
|
―研究室―
[データを纏めているパソコンの画面の片隅に、メール着信の知らせが入った。]
………………。
[肘をつき、暫し考える。 カツカツとマウスの頭を軽く叩き、小さく溜息をついた。]
ああ。 そういえば先ほどいただいたメールに返信しなくては。
[誤魔化すように口から出た言葉は、たった今読んだメールの内容が嘘であって欲しいからかもしれない。]
(@22) 2010/09/04(Sat) 00時頃
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奏者 セシルがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(奏者 セシルは村を出ました)
|
― 練習室 ― 〔力強く弓を振るうのは、きっと、先程までの演奏で 何か湿っぽい気持ちになったのを 吹っ切るのにもいいと、弓持ちながら思った〕
(418) 2010/09/04(Sat) 00時頃
|
|
[高く歌うヴァイオリンの弦はまるで踊り誘う少女を思わせる。 ならばこちらはそんな少女をからかう男だろうか。
チェロは誘う。 仄暗い森の裏側へと誘い込むかのように低温は響き、 弓が響かせるその音は視線の揺らぎや指先の微かな動きすら思わせた]
(もっと)
[もっと凄い音にしたいと、そんな風に思う。 旋律はこれで半分。まだ半分。これが四弦になったらどんなふうになるのだろう。 そう思えば胸が躍って仕方がない。 先輩の微かで艶やかな呟きに、少年はただ口元を微か歪めたのみ。 音も指先もリズムも、気持ちのぶれのようなものは寸分も感じられない]
(419) 2010/09/04(Sat) 00時頃
|
御者 バーナバスがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(御者 バーナバスは村を出ました)
本屋 ベネットがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(本屋 ベネットは村を出ました)
|
[間も無く返信を告げる振動に、携帯を開く]
……? 一つは返信間違いですね。
[小さくわらって、その旨伝える短いメールを送った]
(420) 2010/09/04(Sat) 00時頃
|
|
―研究室―
[パソコンのモニタに、浮かび上がる文字。]
『分かりました。 私もそちらに向かいましょう。』
[それを含んだメールを送信すると、拳で軽く額をこつりと叩き、息を吐いた。]
データはおおよそ纏まりましたし、少し時間が取られてもどうにかなるでしょう。そういえば、この大学のオーケストラをまともに聴いたこともないですし。
夏休みスペシャル、というやつで。
[メモを鍵付きの引き出しの中に厳重に収納すると、胸ポケットに煙草とライターを入れて、研究室を出た。
→合宿棟へ]
(@23) 2010/09/04(Sat) 00時頃
|
|
- 練習室D -
[色彩も感情もない音楽が、ただただ響いている。]
(421) 2010/09/04(Sat) 00時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/04(Sat) 00時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/04(Sat) 00時頃
掃除夫 ラルフがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(掃除夫 ラルフは村を出ました)
|
[この曲を練習するきっかけは後輩のカルヴィンだったか。 合わせることがなかったのは、合わせようとしなかったから。 この手の曲は、きっとヤニクや他の面々の方が得意であろうと思った。 他校の生徒からの申し出だから、断らなかった。それでも、内心困ったなとは思った]
………
[様子見とばかりに抑えて弾くこともできる。 ただそれをするのは同じ合宿のゲストであるから、失礼かと思いなおす。
今できることは自分の技量を尽くすことのみ。 面白みも何もなくただ楽譜に忠実に…ただ生真面目に。 悩むくらいなら音を外して終わらせてしまえばいいのに、それは性格的にできず。
セシルのチェロの音を聞けば、彼は素晴らしい才能を持っていると思う。合わせたのが自分で申し訳ないなと思った。 溜息を実際には吐けないから、内心で吐いて、それでも最後まで楽譜を少しも違えることはなく弾きこなした]
(422) 2010/09/04(Sat) 00時半頃
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|
[Vn1と2の譜面を並べて置いていた。 1stが休みの場所は2ndを弾く。
チェロの音に誘われるように舞う艶やかな音色。 まるで本当に自分が誘われている― そんな感覚すら覚えた気がする。
まだできる。 こんなものじゃないはずだ。
熱くそれでいて冷静さを失わぬ道標を追って 弓を引く指先に、弦を押さえる指先に熱がこもる]
(423) 2010/09/04(Sat) 00時半頃
|
さすらい人 ヤニクがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(さすらい人 ヤニクは村を出ました)
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/04(Sat) 00時半頃
|
[そして、気付いた。
音に酔うというのは、こういうことなのかもしれない、と。
心と音色が重り、広がっては高く舞い上がる。 それが堪らなく心地いい]
(424) 2010/09/04(Sat) 00時半頃
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〔……ふむ……ううん ……どうやら僕は選曲を失敗したようだ。 第一印象の生真面目。 それが、とてもよく出てる演奏だと相棒を唄わせ気づく 譜面に、忠実に、誠実に弾く様は 奔放に音を舞わせるよりも 敬虔な祈りの楽曲が向いてるんじゃないかなとか
普段は奔放な曲になるWild Stallionsも どこか物静かだったから、 それならばと、音の深さを演出し 荘厳さへ持っていけないかとか どうすればラルフの”個”を、 その誠実に歌う音を生かせるのかと 思いながら演奏していた。
ラルフ自身が>>422と思っていることは知らずに。 弾き終わったら、己の選曲ミスを詫びようと思いつつ それでも、最後まで刻み歌い駆ける〕
(425) 2010/09/04(Sat) 00時半頃
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|
もっとだ。
[掠れた声は無意識のように呟く。 その指も、弓も、総てが動きを止めないままに。 子供と大人のちょうど狭間のような場所にいる声は、 何の意味を以ってその言葉を発したのか。
器用な先輩のボウイングに口元の笑みは深くなるばかり。 リズムは揺らいで、音は揺すられて、作り上げられる大地に根付く人の音。 時々唇が浅く空気を吸い込む音が、弓が弦を滑る音に混じる。
それほど長くない曲だから、もうすぐ終わりがやってくる。 けれど、終わりが来るのがもう少し先だったらいいと、少しだけ願った]
(426) 2010/09/04(Sat) 00時半頃
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―練習室A―
[ヴァイオリンは空調の効いた部屋で休ませてやることにして、 部屋に置かれてあるピアノへと向かう]
ピアノ触るの久しぶりだなぁ。
[椅子に腰かけてから、指で一つ鍵盤を押す。 ぽーん、と高い音が室内に響く]
良い音。
[ふふ、と目を細めて、別の鍵盤も押してみる。 まるで小さな子供がするような無邪気な音遊び。 人差し指だけで作られる旋律は、和音すら奏でないけれど]
♪ どー、どー、そー、そー、…
(427) 2010/09/04(Sat) 00時半頃
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〔だから、弾き終わって携帯に打ち込んだのは……〕
『……宗教曲とかのがよかった、かな? 折角誠実な、音なのに、ね』
〔と、言う言葉だった〕
(428) 2010/09/04(Sat) 00時半頃
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|
[幼いころ、「お隣のお兄さん」にヴァイオリンを褒められたことがある。 今にして思えば、酷く拙い演奏だった『きらきら星』 「お隣のお兄さん」は、きっと僕を気遣って褒めてくれたのだろう。
だけど、嬉しかった。 ヴァイオリンの先生は僕の演奏を聴いても、難しい顔をするばかりだったから。 自分の音を聞いて、誰かが笑ってくれるのが、嬉しくて、嬉しくて]
ふぁー、ふぁー、みー、みー、
[きっと相手は覚えていないくらい、昔の話。 けれど自分にとっては、大切な想い出]
(429) 2010/09/04(Sat) 00時半頃
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