人狼議事


15 ラメトリー〜人間という機械が止まる時

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視点: 人


夜更けに響いた破滅の音に起こされ、不安に駆られた乗客たちは集会所へと集まった。単純な直接通信の機能しか果たさなくなった携帯を携えて。


【人】 墓守 ヨーランダ

夜風に乗って、遠くから声がとどきます。昨夜は幽かに。今夜は響き。きっと明日は……

(0) 2010/07/14(Wed) 10時半頃

天のお告げ (村建て人)



――その場所は、ラメトリー
過去栄えた城下町は、今は世界の衰亡とともに灯火を消す。




だけど、その古城の庭にあるかつては「生命の導き」と言われた噴水……
そこだけは、まだ透明な水がこんこんと湧いているという……。




――…だから、彼方はやってきた。
   この、ラメトリーに。

(#0) 2010/07/14(Wed) 11時頃


天のお告げ (村建て人)





そして、見るだろう。水を汲む少女と、不思議な怪物を。





    

(#1) 2010/07/14(Wed) 11時頃


村の設定が変更されました。


墓守 ヨーランダが参加しました。


【見】 墓守 ヨーランダ




          ――………とぷん



[廃墟と化した城の中庭、こんこんと湧く噴水のある大きな泉から少女は水を汲んでいる。
 両手に抱えた大きな瓶に抱えて運べる分汲み終わると、傍にいた怪物《エンジェルシイラ》とともに、何処かへ去っていく……。**]

(@0) 2010/07/14(Wed) 11時頃

天のお告げ (村建て人)

(この村は事前COなどは一切とっていないフリー村です、飛び入り参加者さん募集中です。というか飛び入りさんいないとはじまりません。ぜひ、退廃世界を一緒にすごしませんか?)
→参加検討される方はwikiをご一読ください。
http://melon-cirrus.sakura.ne.jp...

(#2) 2010/07/14(Wed) 11時頃


天のお告げ (村建て人)


【呪狼と見物人で村建ては入村予定です。ですので、参加者は呪狼、ランダム希望は避けてください。】
【パスワードはこの後解禁します。】
【メモでの中身会話は最低限でお願いします。】
【白ログは中身会話厳禁、囁きと墓下は記号付でOK。独り言は自由です。】
【他、ご質問などはメモでどうぞ。】

(#3) 2010/07/14(Wed) 11時頃


村の設定が変更されました。


村の設定が変更されました。


天のお告げ (村建て人)

【お知らせ】

現在キャラセットは「人狼議事」になっております。
サイモンが使いたい、もしくは、どうしても他のセットのキャラが使いたい場合は、一度他キャラで入村され、希望をメモでおっしゃってください。

それでは入村OKです。よろしくお願いします。

(#4) 2010/07/14(Wed) 11時頃


天のお告げ (村建て人)

なお、今回の編成には、現段階では役職「医師」、恩恵「決定者」「酔払い」、事件「聖者のお告げ」「降霊会」を組み込んでおります。

人数や日数は、参加人数などで変わってくるかと思います。ご意見のある場合はメモでお願いします。

http://crazy-crazy.sakura.ne.jp...

インターフェイスにそれぞれ説明があります。事件の説明はhttp://crazy-crazy.sakura.ne.jp...へどうぞ。

(#5) 2010/07/14(Wed) 11時頃


天のお告げ (村建て人)

http://crazy-crazy.sakura.ne.jp...
「酔っ払い」については、村側の人のみの恩恵で、出かけることによって、能力発動しちゃうことになるっぽいです。能力発動条件をご覧ください。

ちょとあまりにも、わかんないよ!って場合は、外すこともあります。

(#6) 2010/07/14(Wed) 11時半頃


【見】 墓守 ヨーランダ

―生命の泉― → ―ヨーランダの塒―

[少女はその泉から、少し隠れた自分の塒に帰っていく。
 それは古城の一室。
 かつての姫君たちが暮らしたといわれる部屋…。

 だけど、今はその面影はなく、廃墟の一室であることに変わりはない。

 ただ、天蓋付のベッドは残されており、その上に周りに、少女の生きていくためのモノは溢れている。それはガラクタでもあり、そして、食べ物といえるようなものでもあり……。]

 ――……今日は、まだ、誰にも会ってない。

[少女は汲んだ水を部屋の隅に置く。
 水はずらりとそこに並んでいる。

 古いほうに手を足を入れて、ぴちゃぴちゃ洗うと、それをばしゃりと部屋の外に流した。]

(@1) 2010/07/14(Wed) 11時半頃

【見】 墓守 ヨーランダ




 ――……というか、誰かいたり、するのかな?
 それとも、もう、誰もいなくなった?


[窓を覗く。すると、そこには怪物《エンジェルシイラ》が小さな羽根を羽ばたかせる。
 こちらを見て、何もない様子を見れば、怪物はそのまま、何処かに消えていく…。]

(@2) 2010/07/14(Wed) 11時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/07/14(Wed) 12時頃


村の設定が変更されました。


天のお告げ (村建て人)

す、すみません。やはり「酔払い」を組み込むのは今回なしにします。忘れてくださいませ。

(#7) 2010/07/14(Wed) 12時半頃


伝道師 チャールズが参加しました。


【人】 伝道師 チャールズ

―ラメトリー城下町―

[人気のない落魄した城下町に
カツリとブーツの底が石畳を蹴る乾いた音が響いた。
次にドウっと何かが、倒れる音。
おそらく元は黒と思われる外套を身に纏う
その音の発生源である男の背は、
随分と高い部類に入るだろう。]

 喉が、渇きましたねぇ。

[シュンっと振るったレイピアには滴る血。
襲ってきた女の首もつ怪物を殺した名残。]

(1) 2010/07/14(Wed) 12時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

 まさかこれを飲むわけには参りません。

[振るっても落ちなかった血を
懐から取り出した布で拭いながら独り語ちる。
随分と独り語が増えたものだと、男は思う。

――……旅の男は、久しく人に出逢っていない。
旅の慰めにと共に歩んでいたキツネリスも
先日死んでしまった。]

(2) 2010/07/14(Wed) 12時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

 此処で飲める水が見つからなかったら
 私も神の御許に参ることになります。

 どうぞ、貴女の生を奪ったことをお許しください。

[通称美人首と云われていた怪物の亡骸に
旅の男は、去り際十字を切る。
踵を返せば、捲れたマントの隙間
その胸元に銀の十字が風に揺れた。
男の足は、まるで廃墟のように見える城に向かって……―――*]

(3) 2010/07/14(Wed) 13時頃

伝道師 チャールズは、メモを貼った。

2010/07/14(Wed) 13時頃


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/07/14(Wed) 13時半頃


本屋 ベネットが参加しました。


【人】 本屋 ベネット

[空は昼でも、黄昏時のように赤く暗い。
襤褸切れのようになった外套は元は鮮やかな草原色だったのだけれど、今はすっかり色あせて。
日差しを遮る大きな帽子は無くしてしまったけれど、もう太陽はここを照らす事もないのだろう。

青い泥が堆積した沼地と白く硝子化した森を抜け、漸くたどり着いた街並みは、既に酷く風化していた。
建物の外壁に身を預け、使い込んだ革の手帳を開く。]

…くっそ、だいぶ見えなく…なってきたか……
[ペンを握った、白く変色し変形した右手で目元をこする。
侵食は既に首筋から頬を伝い、片目にまで進行していた。]

(4) 2010/07/14(Wed) 13時半頃

【人】 本屋 ベネット

『●月●日─
城下町の跡らしき街に辿り付く。
ここならばまだ、誰かいるだろうか?
誰か居なくても、せめて水と食料を。もう三日、何も口にしていない。

炎症は収まり気味だが、感覚が鈍い。表皮が硬化してきているから動かしておかないと硬縮を起こしてしまうだろう。
右目の調子も改善せず。

いつまで書けるだろう?それでも、最後まで残さなくては。』

[手帳に残す、やや角張った文字の日記。
一通り書き付けると、ポケットに仕舞った。]

(5) 2010/07/14(Wed) 14時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/07/14(Wed) 14時半頃


【人】 伝道師 チャールズ

 ――……物音?

[歩き出した男の耳に、微か届く音があった。]

 また美人首あたりでしょうかねぇ。

[腰にあるレイピアの存在と
懐にもある武器の存在も確かめる。
己に害するものであれば
それに合った武器をいつでも取れるように
構えながら物音がした方角に向かう。

              はたしてそこには]

(6) 2010/07/14(Wed) 14時半頃

【人】 伝道師 チャールズ


 人間《ひと》、ですか?

[元は草原色だったろう外套を身に纏う
おそらくは人間だろう姿が在った。
いぶかしむように物陰から距離を取り
尋ねる言葉を発したのは、此処最近
生きている人間に出会ったことがない為。]

(7) 2010/07/14(Wed) 14時半頃

伝道師 チャールズは、メモを貼った。

2010/07/14(Wed) 14時半頃


【人】 本屋 ベネット

[物音に、腰に下げた山刀の柄に触れ…]

…ひと?

[振り向いた先にあった姿。
侵食の進んだ右目を瞬く。]

それとも、亡霊?
[ここまでの道のり、書物の中には無い様々な生き物に出会った。
歩く木、空をとぶ魚、人の成れの果てだったものも。

野良猫のように警戒を解かぬまま、様子を伺う。]

(8) 2010/07/14(Wed) 15時頃

【人】 伝道師 チャールズ

[相手の声が聴こえたところで、少しばかり男は警戒を解いた。
少なからず、声かけた相手は
言葉を解したし、思考能力が覗えたからだ。]

一応、私はまだ人間《ひと》として生きているつもりですが。
――……チャールズと申します。貴方は?

[顔に穏やかな微笑みを湛えるのは、教会にいた頃の癖。
キツネリスを手懐けた時と同じように
ただじっとその表情のまま
野良猫のような相手の出方を待った。

視線は黄昏の暗闇の中、視線が向くのは
何か侵食されたような相手の右眼。]

(9) 2010/07/14(Wed) 15時頃

【人】 本屋 ベネット

…'まだ'人間《ひと》だ。…たぶんね。

[笑顔を見せる男とは裏腹に、表情は硬いまま。
それでも、眼の奥にはわずかに興味が見て取れるか。]

  ベネット。

[名乗られて、短くそれだけを返す。]

(10) 2010/07/14(Wed) 15時頃

【人】 伝道師 チャールズ

 おや、そうですか。同じですね。

[返答に一つ頷く。
相手の表情を受けても変わることなく湛える微笑。]

 ベネットさん……と、お呼びしてよろしいでしょうか?
 “まだ”とついても、人間《ひと》と返ってくる方に
 久方ぶりにお会いできて嬉しいです。

[侵食されて尚、奥に興味という名の光を宿す眼を見据える。]

 飲める水を求めに此処へ来られたのでしょう?
 宜しければ、共に参りませんか。

[是非どちらが返っても構わないといった態で
チャールズはベネットに誘いを向けた。]

(11) 2010/07/14(Wed) 15時半頃

【人】 本屋 ベネット

…あぁ。
まだ僕以外に、生きている人が居るとは思わなかった。

あなたも、苦労されたのだろうな。
[小さく会釈をし、誘われるままに傍へ。

後に見つかった日記には、
「あの薄笑いの奥には底知れないものを感じる。
けれど、旅慣れているのか頼れそうにも思えた。
事に依っては、利用出来るだけ利用してやればいい。」

という記述がされていた。]

(12) 2010/07/14(Wed) 15時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

 苦労は、貴方も同じように思いますけれど。

[後にベネットの日記に書かれることとなる笑みは変わらぬまま。
隣に寄る人間《ひと》の気配を受け入れる。

見える相手の侵食された右眼に
ともすれば己よりよほど貴方の方が苦労されたのでは?
と思う裡が言葉裏に滲んだかは……―――
自身では識れない。]

 さて、嘗て《生命の導き》と言われた水源が
 生きていれば佳いのですけれどね。

[もし滲んだとしても、それ以上相手をどう思っているかは
相変わらずの微笑を湛えている男からは伺い知れないだろう。]

(13) 2010/07/14(Wed) 15時半頃

【人】 本屋 ベネット

…山を{3}つ、森を{4}つ、沼を{1}つ越えました。
僕のいた街も、皆…流行り病と飢えで。

[近寄れば膚の右側はところどころが、珪石の如き硬質な組織へと変容しているとわかる。
擦り切れた袖先から見える指先も同様に。]

 水さえあれば…まだ……
[生き延びられるか? その問いは言葉になる事はなく。

踏み出したとたんに笑う膝。身体はまた、熱を孕みだしたようだった。]

(14) 2010/07/14(Wed) 16時頃

【人】 本屋 ベネット

[風化した砂が白く覆う地面に、膝をつきぺたんとへたり込む。
疲労のせいか、人に逢えて安心したのか、それとも身を蝕む病が更に進行してしまったのか…。]

…どこか、すこし…やすめるところは…?
[問いと共に擦れた吐息は、熱い。*]

(15) 2010/07/14(Wed) 16時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/07/14(Wed) 16時頃


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/07/14(Wed) 16時頃


森番 ガストンが参加しました。


【人】 森番 ガストン

[群青の青空はとうに無く、ただどどめ色をしているばかり。その下半分に広がるは、新緑と言うには余りに穢れた色の嫌悪感がする草。

時折不自然に足元に縋りつく草の茎を、右手に持った斧を用い慣れた手付きで捌いていく。]

ああ、俺はどこまで来たんだろうな。お前はどう思うよ。

(16) 2010/07/14(Wed) 16時半頃

【人】 森番 ガストン

[被るは、先に喪った愛すべき家族の遺してくれたコート。今も自分を護り続けてくれている。

長年苦楽を過ごしてきた靴はとうに破れそして壊れた。今は拾った丈夫なブーツのような靴。サイズが合って使えそうだからと、物言わぬ青年から頂いたものを使っている。

腰元には愛用のもう一つの武器を、男はひたすらに歩いている。]

どこへ行くか、お前はどう思うよ。
どこへ?俺は知らない、お前はどう思うよ。
そして俺はどうすればいい?お前はどう思うよ。

[かつては膝の下に、今は自分を包みこんでいる家族に自身の疑問を幾度となく投げかけ、それに対し、家族はいつも無言の返事を返していた。]

(17) 2010/07/14(Wed) 16時半頃

掃除夫 ラルフが参加しました。


【人】 森番 ガストン

おお…建物がある。

[草原を越えて見えるは、人の造った残滓が鮮明に残った土地。
近づくにつれ、久しく感じることのなかった"人間の息遣い"があるように思えた。]

うむ、人間―に遭えるかもしれないな。最後に遭った人間は、一つ、いや三つ前の村だったよな?

誰か、生きてくれればいい。だろ?お前も、俺を置いて、こんなになっちまったもんな。

[毛皮のコートを、固い皮の手袋をつけた手で静かに撫でる。視線を街並みに戻した時には、既に城下と思しき町中への入口に居ただろう。]

(18) 2010/07/14(Wed) 16時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[石畳にぽつりついた血の痕と、異形の亡骸を見下ろす。
最も今はそれは黒い砂となって崩れ落ちていくのみだったけれど。]


 ……先客、かな?


[幾度も浴びた返り血に黒ずんだコートが風に翻る、
群れから逸れた風花草が一片、目の前を過ぎって行った。

指先――元は指だったソレを伸ばせば、花はひらり切り裂かれて、
青年の顔には少しだけ寂しげな苦笑いが浮かんだ。]

(19) 2010/07/14(Wed) 16時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

[歩き出した途端、くずおれるベネットに
チャールズは迷いなく手を差し出した。]

本当に、ご苦労をされたようで……―――

[聴いた話から、彼の右半身の様子から
手を伸ばした人が流行り病の可能性は高いか。
けれど、抗われないなら、そのまま横抱きに抱き上げてしまう。
抗われても、その身を支え、一先ず近くの建物の日陰へと。]

(20) 2010/07/14(Wed) 16時半頃

森番 ガストンは、メモを貼った。

2010/07/14(Wed) 16時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

 つい、忘れちゃうんだよね。

[その左腕は既に凶器そのもの、
一本一本が鋭い長身の刃と化した指先は、
コートの袖では、到底隠し切ることなどは出来ない。]

 気味悪がられちゃうかな?
 ……そのくらいの、理性が残ってる“人”だったら。

[壁にずるり、ともたれて座り込む。
荷からずたずたになったボロ布を引きずり出せば、

まだ人の形を保っている右手で、
不器用な手つきで左手の刃に布を巻きつけてゆく**]

(21) 2010/07/14(Wed) 16時半頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2010/07/14(Wed) 16時半頃


【人】 伝道師 チャールズ

 とりあえず、飲める水があれば
 ベネットさんを《今》は
 少しばかり楽にして差し上げられるのですが……。

[まるで水を得た魚のように、チャールズはベネットの世話を焼く。]

 抱えて行けば、両手が塞がります。
 何か異型が出た時に、共倒れになる可能性がありますね。
 しかし、此処に残して水を求めに行くには気がかりです。

 嗚呼、何方かいらっしゃれば頼ることも出来るものを……。

[語ちたところで、ふっと近くに何かの気配を感じた。
息を殺し、レイピアに手をかけ、様子を覗った。]

(22) 2010/07/14(Wed) 16時半頃

伝道師 チャールズは、メモを貼った。

2010/07/14(Wed) 17時頃


チャールズは、少し警戒した様子で周囲を*覗ったまま*

2010/07/14(Wed) 17時頃


伝道師 チャールズは、メモを貼った。

2010/07/14(Wed) 17時頃


【見】 墓守 ヨーランダ

―ヨーランダの塒―

[しばらくそのベッドの真ん中で目を瞑る。
 見えるのは、闇、でも開けてもそんなに暗さは変わらない気もした。
 実際は目を閉じているよりずっとまだ明るいのに。]

 ――…おなか、すいた。

[少女はぽつりと呟いた。
 周りに食べれるものは、もうない。

 街に出て、何か漁らないと…。
 まだ、多分、探せば、何かあるはず…。

 あとは、シイラが何かもってきてくれるのを待つのだけど。]

(@3) 2010/07/14(Wed) 18時頃

天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2010/07/14(Wed) 18時頃


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/07/14(Wed) 18時頃


奏者 セシルが参加しました。


【人】 奏者 セシル

― 噴水が見える日陰の下 ―

[ただ、黙々と、ヴァイオリンの上で弓を滑らせる。
日陰にしているのは実は木の形をした怪物なのだが、気づいていないのか、それすらどうでもよいのか、その日陰を離れる様子もなく。

ただ、弦のないヴァイオリンの上で、弓を滑らせる]

(23) 2010/07/14(Wed) 19時頃

【人】 奏者 セシル

[やがて、"一曲"弾き終えたのか、その手を降ろす。
居もしない観客に向けて、会釈のつもりなのか頭を下げると。

通りすがりの三本犬が、吠えた]

……どうもありがとう。

[演奏中の無表情とはうって変わって穏やかな笑みを浮かべ、礼を口にする]

妹を、探しているんです。
知りませんか?

[三本犬はもう一度吠えると、その場を足早に去っていく]

そうですか……。

[悲しそうに、呟いた]

(24) 2010/07/14(Wed) 19時頃

【人】 奏者 セシル

もう、人が住める場所は清い水の湧くここしかないと、旅の方から聞きました。
だから……妹が、生きていれば…ここに、いつかここに、来てくれると思うのですが…。

[再び弦のないヴァイオリンを構え]

(……会えるのでしょうか。
 私が、生きているうちに…………)

[音のない演奏を*再開した*]

(25) 2010/07/14(Wed) 19時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/07/14(Wed) 19時半頃


森番 ガストンは、メモを貼った。

2010/07/14(Wed) 19時半頃


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2010/07/14(Wed) 20時頃


踊り手 フランシスカが参加しました。


【見】 踊り手 フランシスカ

 世界は終わる。

 ……私は終われる、先生?

(@4) 2010/07/14(Wed) 20時頃

【見】 墓守 ヨーランダ

―古城の外へ―

[少女は塒からずた袋を担いで出てくる。
 泉の横を通ると、誰かの気配がしたような気もしたけれど…。
 一度見回しても、その影を青色は見つけることができず、>>25そのまま過ぎ去った。]

→城下町へ

(@5) 2010/07/14(Wed) 20時頃

【見】 墓守 ヨーランダ

―城下町―

[そして、少女は袋を引きずって歩いていく…。
 空は赤黒く、街並は大きいけれど、そのすべてが生きていない色をしていた。]

 ――………(こわいものが来る前に、帰らなくちゃ)

[少女は、音を立てないように歩いていく…。]

(@6) 2010/07/14(Wed) 20時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/07/14(Wed) 20時半頃


【見】 踊り手 フランシスカ

― 地下書庫 ―

[古城の別館、そこは巨大な図書館がかつてあった。
今はただ、廃墟が広がるのみ。しかし、地下の書庫の一角はそれでも崩落と腐敗を免れていた

その中の片隅に集められていた楽譜を手に取る。手に持つたびにぼろぼろと零れて落ちていく中、この世で最後となったかもしれないその音楽を口ずさみ、ステップを踏む

――Andante cantabile, con alcuna licenzaと書かれた、交響曲の一節、歌声と力強いステップ、くるりと回って、飛び降りる]

(@7) 2010/07/14(Wed) 20時半頃

ヨーランダは、一軒の廃墟の店に入っていく。

2010/07/14(Wed) 21時頃


【見】 踊り手 フランシスカ

 さよなら、さよなら。

[塵となっていく、楽譜にふ、と息を吹きかけ、立ち上がる
そうしてそれを繰り返す。全ての楽譜を踊り、口ずさみ、そして廃に帰す。それが終われば、同じようにして、書物を読み、塵にしていく

そうしてどれだけ過ごしたか。一日かもしれない。一年かもしれない。100年かもしれない

残りも僅かとなったとき、ふと、書棚の隅、残っていた一冊の楽譜が目に留り、手に取った]


[ただ無言で、胸に抱いた。そして歌を口ずさむ]

(@8) 2010/07/14(Wed) 21時頃

踊り手 フランシスカは、メモを貼った。

2010/07/14(Wed) 21時頃


天のお告げ (村建て人)



 ゴォォォンンンン……。


[城下町のどこかで崩れる音がした。
 そう、毎日世界は綻んでいく………。]

(#8) 2010/07/14(Wed) 21時半頃


【見】 踊り手 フランシスカ

 〜♪

[遠い遠い昔、どある王様が戯れに書いた楽譜だった。
父親によって幼馴染を失い、初恋の王女とは敵同士となり、戦を好まない性質ながらも民には英雄と崇められ、ついには人間が嫌いになって、犬とフルートだけを愛した王様だった]

[階段をステップを踏むように上がっていく、扉を開ける

そこは、死んだ世界。赤黒い空、くすんだ、時間と色が盗まれたかのような建物たち。そして、異形の姿

す、と腰元のナイフを抜くと歌を口ずさみながら襲い掛かった]

(@9) 2010/07/14(Wed) 21時半頃

【人】 奏者 セシル

[演奏に夢中になるうちに閉じていた瞳を、ゆっくりと開く]

今、誰か……。

[いたような気がしたのだけれど、と、視線を巡らせるが、既に少女は立ち去った後>>@5
弓をゆっくりと下ろし、暫く立ち尽くした後…ゆっくりと、泉のほうへと*歩み寄った*]

(26) 2010/07/14(Wed) 21時半頃

【見】 踊り手 フランシスカ

[死骸となった異形の血で、花飾りを染める
花の形をした異形だった。そこから漏れる色は、やはり、綺麗な赤

どこかで、何かが崩れる音を聞いた。それは自分の後ろなのかもしれない。しかし振り返ることもなく、進んでいく。

世界は終わる]

→ 噴水

(@10) 2010/07/14(Wed) 21時半頃

【見】 墓守 ヨーランダ

―城下町のどこかの店―

[ぴくり



 何かが壊れる音に少女は目を丸くして立ち上がる。
 袋に入れた缶詰がガラリと鳴った。

 その音にまたびくりとしつつ、店の扉からそっと半分顔を出して外を窺う。]

(@11) 2010/07/14(Wed) 21時半頃

【見】 墓守 ヨーランダ



 ――……(大丈夫、みたい?)


[壊れた音は自然崩壊のようだった。
 何か異形のものが破壊したわけではないようだ。

 少女はほうっと息をつくと、袋を引きずって店から出る。そして、通りの隅を静かに歩きはじめる。]

(@12) 2010/07/14(Wed) 21時半頃

【見】 墓守 ヨーランダ




 ――……(何か、空気がうごめいているのを感じる)


 ああ、久しぶりに、人と会う気がする。



[それは望んでもおり、望んでもいないこと。
 でも、あえて口に出して……。

 また赤黒い空を見上げる。**]

(@13) 2010/07/14(Wed) 22時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/07/14(Wed) 22時頃


【人】 伝道師 チャールズ

―建物の影―

[建物の影へと移動したのは、力ない陽射しを遮る為ではない。
害ある異形から身を隠そうとすることが大きかった。
しかし……―――。]

 崩壊への歌が聴こえますねぇ……―――

[何処かで建物が崩れる音がした。
身を隠している影を作る建物も安全とは言い難く
この場から動いた方がいいのか、どうか。
周囲に気を巡らせながら
ベネットの様子もチャールズの紺青の双眸は窺う。

その間も、何かが動く気配。
もしくは空気の動きの様なものを、遠く近く感じていた。]

(27) 2010/07/14(Wed) 23時頃

伝道師 チャールズは、メモを貼った。

2010/07/14(Wed) 23時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

[ぐるぐると巻きつけられた布の先から刃の光が漏れる
コートの裾は左側だけが幾重にも切り裂かれていて、ひらり風に靡いた]


 こんなかんじ、かな。
 ……あんまり隠れてないけど、ないよりましか。

 もし異形と間違われると、面倒だものね。


[何かの崩れる音がどこからか、聞こえる。
けれど目を向けるのは、ほんの一瞬だけ、

立ち上がれば灰色の砂埃が舞い上がる、
脆弱な陽光が石畳にアンバランスな影を映し出した]

(28) 2010/07/14(Wed) 23時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2010/07/14(Wed) 23時半頃


ラルフは、建物の影から呟きを聞いたような気がした。

2010/07/14(Wed) 23時半頃


森番 ガストンは、メモを貼った。

2010/07/14(Wed) 23時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ


 ……誰かいる?
 もしかして、先客の人、かな。

[ゆるりと建物の方へと歩み寄る。
物陰を覗き込むよりも先に映るだろう、その影の形。
地に付くほどの左腕、人と呼ぶにはだいぶ歪んだもの]

(29) 2010/07/14(Wed) 23時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

[近い気配に気がついたのは、石畳に伸びる影を見たからか。
それは、一見、人影に見えた。
しかし、それが人間《ひと》であると、判断は直ぐにできないのは
地に着くほど長い左腕を影に見たからだ。]

 どちら様が、居られるのでしょうか?

[レイピアか、それとも懐に在る銃を取るべきか。
とりあえず、レイピアに手をかけたまま
チャールズは影に問いを向けた。

と、同時に向こうからかかる声。]

 ――……自称人間が2人程、居ります。

[先に、相手の警戒を解くように、言葉を連ねた。]

(30) 2010/07/14(Wed) 23時半頃

【人】 奏者 セシル

― 生命の泉 ―

[何かが崩れる音がした>>#8が、意に介すことなく水の湧く泉を見続けている。
何処か建物の陰で何かしかのやりとり>>29>>30が行われていることも、勿論知らない]

―――…。

[水に映る顔をじいっと見つめていたが、ふっと、くすくす、笑い声をあげた]

(31) 2010/07/14(Wed) 23時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[返った声には驚愕と喜びが少し滲んで]

 わ、本当に人間がいるの?

 ……って、ど、どちら様って?
 えっ? 自称? あ ……ああ、そういう意味の……

[問いの意味に首を傾げれば、
続いた言葉でようやくその意味を把握する]

 ……た、多分こちらは人間が一人だけど。
 あの、すいませんごめんなさい、結構です……

[つい口ごもって思わず引き返しかける、
それは己の形を思い出したからに他ならず]

(32) 2010/07/14(Wed) 23時半頃

【見】 踊り手 フランシスカ

[いまなお、清浄な水の湧く泉に目を見張ると、その側にしゃがみ、一口、口にした。相変わらず、歌を口ずさみながら

>>31笑い声が聞こえ、ゆっくりと噴水を反対側へと歩く]

 ……ひと?

(@14) 2010/07/15(Thu) 00時頃

【人】 奏者 セシル

髪の毛がくしゃくしゃ。
本当、"わたし"がいないとなんにもできないのね。

くすくす。
いい加減に妹離れしたらどう?

ほら、わたしが直してあげるから、じっとしてて――…。

[伸ばした手が水面に触れた瞬間、波紋が、映る顔を歪める。
ぱちり、と、夢から覚めたような顔をしながら、何度か目を瞬かせた]

冷たい…。

[指先についた雫を、そっと口に運び、舐めた]

(33) 2010/07/15(Thu) 00時頃

【人】 奏者 セシル

……ひと?

[反芻するように、耳に届いた言葉>>@14を繰り返した]

………そこにいるのは…人、ですか?

[自分からも少しずつ、少しずつ、歩み寄ってみる]

(34) 2010/07/15(Thu) 00時頃

【人】 伝道師 チャールズ

[驚愕と喜びと滲む声を聴き
ほぅっとチャールズは息を1つ安堵したように吐いた。

しかし、チャールズの言葉選びが悪かったのか
口籠り去ろうとする人に、少し慌てた様子を見せる。]

 ちょっと、お待ちください。
 何を謝られているのか、佳く判りませんが
 貴方が人間《ひと》だと云うならば
 少し手を貸していただけませんか?

[相手の姿は影でなく、見えただろうか。
一瞬、その左腕に眼を奪われるも
伝道師は願いを訂正することはなく、唯微笑みを向けた。]

(35) 2010/07/15(Thu) 00時頃

【人】 森番 ガストン

―城下町・東側入口―

[門と思しき空間はあるが扉は無く、左の柱はあるが右は殆ど無かった。

残された壁は一目で石造りとわからないくらい、錆びている―侵食されている。]

やはり無いか。
門で立ち往生してもしょうがない…行くか。

[門の痕から町の名前を探したものの見つからなかった。そしてかぶりを振ると、斧を握り締めたまま、城下の境界を越えた。]

(36) 2010/07/15(Thu) 00時頃

【見】 踊り手 フランシスカ

[>>33湖面と話す様子には特に動じる様子はなかった。
狂った世界には、珍しい事でもなかったから]

 そうね。……一応、人の形をしてる。そちらからこなければ、敵意はない。

[両手をひらりと、空に向けて]

 で、あなたは?

[歩み寄る姿を見据えた]

(@15) 2010/07/15(Thu) 00時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[待てと請われた声に足を止めた、
その言葉、向けられた微笑と腕を一度交互に見比べる]

 ……手を?

[慣用句なのは理解できる、けれど
困惑したような曖昧な微笑がその顔には浮かんだ]

 ……かまわないけど。
 右手しか、貸せないよ?

[カシャ、と左手の刃先が落ちつかなげに鳴った]

(37) 2010/07/15(Thu) 00時頃

【人】 奏者 セシル

一応、ですか。私も、一応人です。
敵意はありませんので、大丈夫、です。

私は…セシル。
妹を探してここまで来た、ただの人です。

[弦のないヴァイオリンと弓を軽く持ち上げてみせながら]

私の妹を、見ませんでしたか?

[尋ねた]

(38) 2010/07/15(Thu) 00時頃

【見】 墓守 ヨーランダ

―城下町のどこかの通り―

[とぽとぽ、がらがら


 少女は静かに歩くけれども、もっている缶詰が音をたてる。
 ラベルなどはとっくに剥がれていて、何か入っているかもわからない。
 だけど、とにかく食べられそうなものであればそれはもって帰らなければ、ならない。]

 ――……あ…

[ふと、遠くの空に黒い雲があるのを見た。
 あれは何の雲だろう。

 雨の雲ならいいけれど……。]

(@16) 2010/07/15(Thu) 00時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/07/15(Thu) 00時頃


【人】 伝道師 チャールズ

 どちらかと云えば
 左手をお借りした方が佳いかもしれません。

[相手の見せる困惑の表情に、その意味を鳴る音で識る。
故に選んだ言葉が、正に動くか負に動くかは判らないけれど。]

 私は、チャールズと申します。
 この方の身体の具合がおもわしくないようで。

[紺青の眼で、視線をベネットに向ける。
彼はどのような反応を示したか。]

 この街に、飲める水があるのなら求めたいと思うのですが
 どうするにせよ、一人では……―――。

[そして、チャールズは視線を困惑を見せる人へと移した。
皆まで云わずとも、左手を借りたいと示したことで察してくれようか。]

(39) 2010/07/15(Thu) 00時頃

【見】 踊り手 フランシスカ

 そっか。

[手を下ろして、ヴァイオリンを見た
弦のないのに、僅かに首をかしげながら]

 妹、ね。というよりも、ずっと人を見てなかったから。

 ああ、けど、一度。幽霊みたいな……。

[あれは気のせいだったろうかと、口ごもる]

(@17) 2010/07/15(Thu) 00時頃

ヨーランダは、ふと、足を止める。

2010/07/15(Thu) 00時頃


【見】 墓守 ヨーランダ




 ――………誰か、  いる     の?



[風の音かもしれないけれど…。]

(@18) 2010/07/15(Thu) 00時頃

【人】 森番 ガストン

―城下町―

 むう…。
 やはり何か居る。"何時も通り"異形か…?

[踏み入れて間も無く、敷地の空気に謎めいた臭いを感じた。斧を持つ手を強く強く、備えるように息を潜める。]

 しかし人の生活感も同時に感じるとは妙な感じだ。何か此処にはあるのか…?

(40) 2010/07/15(Thu) 00時半頃

チャールズは、ヨーランダの声が、此方に向けられたものならば「自称人間が3名ほど居ますよ」と、答えるか。

2010/07/15(Thu) 00時半頃


【見】 墓守 ヨーランダ

[言葉を発すると、ざわめく気配。
 あきらかになにかがいることに、背中がざわりとする。]

 ―…か る。  も  り  か…?

 ――   が  ほど  ますよ

[貸すかに聴こえてきたのは、そんな音。それぞれ別方向からだけど、すぐに頭を振ってしまったから、どこから聴こえたのかわからなくなった。]

 ――……わるい  人  ?じゃない?

[それでもか細い声で、そう声を発する。]

(@19) 2010/07/15(Thu) 00時半頃

【人】 奏者 セシル

[何故首をかしげられたのかわからず、同じように首をかしげた。
それは大して気にもしなかったが…続いた言葉にははっとしたような表情をし、焦茶色の目をまあるく見開いた]

幽霊みたいな…?

もしかしたら、それは、私の妹かもしれません。

[柔らかく笑む]

私の妹は、肌の色がとても白く、手足も細かったのです。
この薄暗い場所で幽霊に見えたとしてもおかしくありません…。

教えてくださって、ありがとうございます。

[丁寧に頭を下げて礼を言う。
引き止められなければそのまま、幽霊みたいな人影を探して*中庭を歩きまわるだろう*]

(41) 2010/07/15(Thu) 00時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[言葉には更に困惑を深めた、けれど
もう一人の自称人間の姿にぱちり瞬きを重ねた。
具合が悪いらしい、それ以上のことは察しがつかなかったけれど]

 ……つまり、泉までご一緒して異形を追っ払えば、いいのかな?
 いいよ、それなら、本業だから。

 いや、だった……から?

[もう己の仕事に、意味などあるのかはわからない。
けれど求められることには、少し緊張を和らげたような表情を見せた]

 俺はラルフ、
 ……そっちの人は、あなたの旅の連れ合い?

[問いかけながら、腕を覆うボロ布を不器用に解いていく。
チャールズと名乗る彼の胸元に光る十字に、
一度不思議そうに目を止めたものだから、一層手つきは危うくなった]

(42) 2010/07/15(Thu) 00時半頃

本屋 ベネットがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(本屋 ベネットは村を出ました)


【人】 森番 ガストン

 今の、>>@19は…

[近くの手ごろな壁にぴったりとくっつく。壁を2〜3度叩き強度を確かめながら、周囲を視線だけで180度近く見回す。]

 人の声がした―ような気がする。
 本当に人か。それとも人間の声を用い誘き寄せる異形か―?

 誰か、居るのか?

[今までの独り言ではなく、中空に居そうな何かに言葉を投げ入れた。]

(43) 2010/07/15(Thu) 00時半頃

本屋 ベネットが参加しました。


【人】 本屋 ベネット

[高熱に魘されて、行き交う夢と現の狭間。
人の声がしたように思えて、僅かに目を開ける。]

…だれ?
[掠れた声は微かで、相手にまでは届かないかも。]

(44) 2010/07/15(Thu) 00時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

[誰かいるの?と
微かに風に乗って聴こえた声に返すも姿は見えない。
少しそちらを気にしつつも、眼の前の人に視線は向けたまま。]

 ラルフさん……と、お呼びいたしますね。
 そうして頂けると助かります。

[相手の表情に
今度は言葉選びを間違えることがなかったとしれて
チャールズは微笑を深めた。]

 いえ、ベネットさんは、先程此処でお会いしたのです。
 と、急いだ方が佳いでしょうか。

[意識がもうろうとして見えるベネットに
心配そうに視線を移したチャールズは
ラルフが見ている場所《胸元の十字》には気がついていない。]

(45) 2010/07/15(Thu) 00時半頃

【見】 墓守 ヨーランダ

>>43
[今度は確かにはっきりと声がした。
 野太い、男の人のような声…。]

 ――……彼方は、だあれ?

[その方向にゆるりと振り向き、ゆっくりと近づきながら、そう問う。]

(@20) 2010/07/15(Thu) 00時半頃

【見】 踊り手 フランシスカ

 そ、幽霊みたいな。けど、気のせいかもしれない。

[そもそも見たのもいつだった、と思いながら]

 ん、白くて、細い、ね。覚えておく。

 ああ、私は、アリーシャ・フランキスカ。気をつけて。

[言って、探しに行くセシルを見送る
いつはぐれたのか、を聞き逃したな、と思った

噴水に座ると、小さく歌を歌いだす。遠い昔に作られた幻想風ソナタ。まるで月光のような。しかし、この赤黒い空の世界にふさわしい、低い声とビブラートをもって]

(@21) 2010/07/15(Thu) 00時半頃

ヨーランダは、通りの隅からガストンのほうへ。薄闇ぼうっとその姿は浮かぶ。

2010/07/15(Thu) 01時頃


踊り手 フランシスカは、メモを貼った。

2010/07/15(Thu) 01時頃


天のお告げ (村建て人)


[ふと、空に、風花たちがくるくる集団で現れる。
 それは、まだ危険は少ないといわれる、青の風花たち…。


 そして、彼らはまるで流れ星のように、
 空から注がれる水のように、


 生命の泉に向かい、列を成して、飛んでいった。]

(#9) 2010/07/15(Thu) 01時頃


【人】 森番 ガストン

 確かに聞こえた。
 人の声、恐らくは女性でではあるが―。

[>>@20壁を伝う声を確かに聞いた。声がした通りへと壁伝いににじり寄っていく。]

(46) 2010/07/15(Thu) 01時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[風の掠れる囁きに、一度ぴくりと視線をやった。
余所見ばかりしてたせいで、一層切り裂かれてずたずたになってしまったボロ布を仕舞い込む]

 そっちの人がベネット、…うん、覚えた。
 って、なんか、その人うわ言いってない?

 もし、手遅れになったら……

[ふと考えるような間が空けば、
カシャリと再び刃先が鳴って、青年は一度ゆるく首を振った]

 ううん、急がないとね。

[やはり隠し切れぬ興味を滲ませた目で一度その十字に目を向けて、そして古城へと続く道を視線で促した。]

(47) 2010/07/15(Thu) 01時頃

【見】 墓守 ヨーランダ

>>46

[今度は姿が見える。
 大きな身体、シルエットが獰猛な生物のものにも見えた。
 人に思えたのに、と立ち止まる。

 だけど、もう一度…。]

 ――……彼方は、だあれ?

(@22) 2010/07/15(Thu) 01時頃

良家の末娘 ポーチュラカが参加しました。


【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

[風花たちと遊ぶように、細長い金糸を揺らして届くあどけない少女の笑い声。
それは何処まで届いたか知れません。
愉しげに、愉しげに。]

今日もお空がとってもきれい。

[ね、と問い掛けるのはどこへでしょうか。
くすくす、くすくす。]

(48) 2010/07/15(Thu) 01時頃

【人】 森番 ガストン

[足音のような静かな音がこちらに向かってきたのが壁越しに伝わった。それは、少し離れて止まったようだ。>>@22それはもう一度たずねてきたようだ。]

私は―私は旅の者だ。
恐らくは東だろう―草原のからここまで旅をして来た。

(49) 2010/07/15(Thu) 01時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[風花の群れが空を一層暗くする。
けれど、その青だけはくすんだ世界の中鮮やかで酷く現実的だ。異形たちとあの水だけは綺麗な色を持っている――そんな気がしてならない]

 ……泉の方に向かってる。
 どうしよう。あれ、殺したほうがいいのかな、殺さないとだめかな、やっぱり殺したほうが……

[ぽそぽそと呟く声は触れ合う刃の音にかき消される]

(50) 2010/07/15(Thu) 01時頃

【人】 伝道師 チャールズ

[そしてまた、視線をラルフに戻したチャールズは
仕舞われる襤褸布に微かに眼を細めた。

しかし、それに対して特別何を云う訳でもなく。]

 手遅れにならないよう、急ぎましょう。
 ベネットさん、立てますか?

[立てるようならば、その右側を支えようと。
無理そうであれば、横抱きでも、背負ってでも。
拒否をされるのであれば、その限りではないが。

どのような形をとったか、その後で空から降ったような
まるで水源に導くような、青の風花を視線で追った。]

(51) 2010/07/15(Thu) 01時頃

【見】 墓守 ヨーランダ

>>49

 ――……旅の、ひと?ひがし、そうげん?

[その答えに、幾分ほっとしたかのように、
 だけど、すぐにまた声はさびしげに響く。]

 それでは、泉を、


              お探しですか?

[あと、声のしっかりさから、怪物ではないと判断して、その姿を見せる。]

(@23) 2010/07/15(Thu) 01時頃

【人】 伝道師 チャールズ

 嗚呼……―――

[ふっと落とした視線の先
そこで初めてラルフが示す興味を識る。]

 神よ。出会いに感謝致します。

[直接の答え代わりに、小さく祈りの言葉を伝道師は紡いだ。
後は、ラルフが辿る道を、ベネットと共に向かうか。]

 いえ、あれは殺さなくとも。
 無駄に生命を奪うのは、佳くないと私は思うのです。

[道中聴こえたラルフの言葉に
神に仕えた者であると判るような言葉を*重ねながら*]

(52) 2010/07/15(Thu) 01時頃

【見】 踊り手 フランシスカ

[はっとして、振り返る
青いものたちが太い線となってこちらへと向かっていた。

反射的に身を翻すが、風花たちは次々に噴水へと飛び込み、消えていく]

 これが水の正体……?

 まさか、ね。

[風花たちが飛び込んでいくのを、ただ呆然と眺めていた]

(@24) 2010/07/15(Thu) 01時半頃

伝道師 チャールズは、メモを貼った。

2010/07/15(Thu) 01時半頃


【見】 墓守 ヨーランダ

 あ、……

[男に姿を見せた時、青の風花が飛ぶのを見る。
 同時に、誰かの笑い声が聞こえたような気がした。>>48]

 ――……風花が、笑ってる?

[でも、その声はすぐに聞こえなくなったけど。]

(@25) 2010/07/15(Thu) 01時半頃

【人】 本屋 ベネット

[呼びかけにこくりとうなづくも、反応も動きも酷く鈍い。
支えようと触れれば、服ごしにも上がった体温が伝わるだろう。

侵食の進む組織はじわりと熱に溶け、生身の体に染みこんでいくよう。]

…だいじょう…ぶ。
[よろりと危なっかしい足取りで、歩き出す。]

(53) 2010/07/15(Thu) 01時半頃

【人】 森番 ガストン

[>>@23ヨーランダが姿を見せれば、視線を上下させる。足はある。視線は儚さを感じもするが危険な感触ではなさそうだ。]

どうやら人間のようだな―。
疑ってすまんな。こんなご時世だ、勘弁してくれ。

[謝罪をしながら構えていた斧を静かに下げると、それの定位置へと仕舞った。]

(54) 2010/07/15(Thu) 01時半頃

チャールズは、ラルフのかき消される筈の言葉を拾ってしまったのは、風向きの関係に*違いない*

2010/07/15(Thu) 01時半頃


伝道師 チャールズは、メモを貼った。

2010/07/15(Thu) 01時半頃


【見】 墓守 ヨーランダ

>>54

[相手が斧を下げる。
 それには、こくりと頷きながら。]

 よくあることです。
 でも、戦う意思を見せていたのなら…



            きっとたくさん襲われたでしょう。

[そして、男の前まで立ち、その姿を見上げた。]

(@26) 2010/07/15(Thu) 01時半頃

【人】 森番 ガストン

[>>@25彼女の視線に目を向ければ、青の風花が舞っているようだ。そして、青を連想させるような>>@23の問いには]

泉を探している?そのことは知らないな。
この辺りに城下があるとは聞いていたが。

[首を振りながら答える。

そしてただ、この城下がここまで形が残っていることに驚いたが、と続けた。]

何か曰くのある泉があるのか…?

(55) 2010/07/15(Thu) 01時半頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

お水の正体?
だったら、とっても素敵なおはなしね?

[ふふ、とすぐ傍で笑う少女は鮮やかな翠の眸をむける。
足音や気配はなく、ふわりと風のように女の傍へ現れて。]

飛び込む青が、お水に変わるの。
だからここのお水はきれいっていわれるのかしら。

(56) 2010/07/15(Thu) 01時半頃

【見】 墓守 ヨーランダ

>>55

[泉を知らないという男には、少しだけ、驚いたように…。]

 泉を探しにきたわけでは、ない?
 はい

        この城下町ラメトリーには、
        生命の導きをするという生命の泉があります。

        まだ、沸いています。
        透明な水が……。

[そして、首を傾けて…]

 この街に来る人は、
 それを求めている人ばかりだと思っていました。

[そう、今までも、泉を求めて、幾人も訪れている。]

(@27) 2010/07/15(Thu) 01時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

>>52
[神、という言葉を聞けば青年は僅か笑みを浮かべた]

 やっぱり、神父さんなんだ。
 神父さんって赦してくれる人、なんでしょ?

[信仰への知識がほとんど無いことを曝しながら、道行を進む。
風花が通り過ぎたあと、聞こえた言葉には不思議そうに首を傾げて――]

 ……どれが無駄で、どれが無駄じゃないってわかるの?

[子供のように問いかけた] 

(57) 2010/07/15(Thu) 01時半頃

良家の末娘 ポーチュラカは、メモを貼った。

2010/07/15(Thu) 01時半頃


【見】 踊り手 フランシスカ

 ……え?

[すぐ側から発せられた声に、振り返る
唖然としていたとはいえ、気配は全く感じなかった。
思わず腰元のナイフに手をやりながら]

 そう、ね。素敵。青い花がお水。

 あなたは?精霊さん?

[瞳を覗き込みながら、聞いた]

(@28) 2010/07/15(Thu) 01時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/07/15(Thu) 01時半頃


【人】 森番 ガストン

[>>@26見上げられた真摯な視線にぞくっと、何かに射抜かれた感触が心に流れた。出した言葉には見得も混じっただろうか。]

 …よくわからんが、諍いにならんに越したことは無いだろうよ。

[そして>>@27泉の説明にはほうと息を吐いた。]

 透明な水…そのような泉があるのか。
 このご時世に俄かに信じがたいが…後程お目にかかりたいものだ。

[むしろ気になったのは後から出た言葉。]

 ところで人が訪れるというが、この場所には君以外の人が来ているということか?

(58) 2010/07/15(Thu) 01時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

>>53

 あれ、……だいじょうぶ?ちゃんと歩けてないよ?
 しんじゃうよ?

[駆け寄ろうとすれば、左腕の刃が石畳を掻き嫌な音を立てて、
その動きは中途で止まる]

 支えてもらった方がいいんじゃないかな?
 だって、ゆく所はみんな、一緒だよね。 

 えっと、ベネット?

[そしてその顔を覗き込めば、侵食の進むその目を見出す。
一度瞬いた後、同類だ、と安堵したような顔を見せた]

(59) 2010/07/15(Thu) 02時頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

ねっ、とっても素敵。

[ナイフに翳される手先に一度視線をうつしたけれど。]

お姉さんは私が精霊さんに、見えるの?

まぁっ、とってもとっても嬉しい!

けれどきっと、違うわ。
精霊さんみたいに、きれいじゃないもの。
お姉さんの方がずっとずっときれい。

お姉さんは、精霊さん?

[うふふ、と笑う肌は白く。
まるで“幽霊”のような出で立ちかも知れません。]

(60) 2010/07/15(Thu) 02時頃

【見】 墓守 ヨーランダ

>>58

[君以外の人が…、その質問にやはり青い眸を向けた。]

 ――……人は、訪れます。
 水がないと、人は、生きていけない。

 だから、水のある場所に、人は来ます。

[そして、無表情のまま…]

 ヨーランダ、です。ヨナでも構いません。
 ずうっと泉の傍に棲んでいます。

[青い風花が飛び込んだ方向に視線を移す。]

(@29) 2010/07/15(Thu) 02時頃

【見】 踊り手 フランシスカ

[>>60手先に移る視線に、僅かの思案のあと、腰元から手を離し]

 いきなり横にいたからね。びっくりした。

[向き直って、笑う姿に、苦笑を浮かべた]

 そう?頷かれても疑わなかったけど。
 ……ん、ありがと。

[髪を軽く掻き揚げながら、答えて]

 ……精霊?私が?

 あは。そうね。確かに。ある意味、そう。

[目の前の相手と同じようにくすくすと、身を半分翻して笑った。
幽霊のような、は、近くを探し回っているらしき先ほどの彼が見れば、どちらにしろ分かることだろうと思いながら]

(@30) 2010/07/15(Thu) 02時頃

【人】 森番 ガストン

[>>@29だから、水のある場所に、〜にふっと表情を崩した。]

 そうだな―君と出会う前、最後に会った漁師の男も、似たようなことを言っていたっけな。

[彼女が名乗りを上げれば、気づいたように慌てて。]

 ああ、すまん。申し遅れたようだ。
 ガストンという。ある程度好きに呼んでくれて構わない。

(61) 2010/07/15(Thu) 02時頃

【人】 本屋 ベネット

[霞む視界に映った姿は、何処か自分と似たような雰囲気を感じて。
けれども熱に浮かされた頭は、それ以上考えることを放棄している。
ただこくりと小さくうなづき、支えられるというよりはもう抱えて連れていかれるような状態で進む。]

…どこかでひと眠りすれば、多分落ち着く…はず。
いつもは…そう、だから…

(62) 2010/07/15(Thu) 02時頃

【人】 森番 ガストン

[泉と漁師の言葉を思い出し空を見上げれば、遠くはけばけばしい雲。>>@16一雨くるかもしれんな、と小さく呟いた。

視線をヨーランダに向ければ、>>@12何か袋を持っていることに今更ながら気づいた。]

 重そうな袋だな、持とうか…?

(63) 2010/07/15(Thu) 02時頃

【見】 墓守 ヨーランダ

>>61

 ――……ガストン
 泉にご案内しましょうか。

 その漁師の方は、こちらにはこなかったのですね。

[来なかった理由はあえて聞かず……。
 足は、泉の方向へと向く……。]

 ――…水がご入用なら、ついてきてください。

[返事がイエスでもノーでも、彼女は歩きはじめる。
 引きずった袋にいれた缶詰が、またガラリガラリと音をたてた。**]

(@31) 2010/07/15(Thu) 02時頃

ヨーランダは、>>63 の申し出には瞬く。

2010/07/15(Thu) 02時頃


【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

驚かせてしまった?
ごめんなさい、誰かが驚くのが好きなの。
だからよく叱られるわ。

[誰にだろうか、わからない。]

そのナイフで切ってしまえばわかったかしら?
きっと“ひと”と同じ色の血と、肉の感触がするわ。

[臆すことなく、たのしげに。]

お姉さんは精霊さんなの?
素敵ね、とっても!

だったら、そうだわっ。
私とお友達になってくれないかしらっ?
私、ずうっと一人で寂しかったの!

[女を見上げて笑う少女の面影は、探し人のある男のそれと重なるのでしょうか。]

(64) 2010/07/15(Thu) 02時頃

【見】 墓守 ヨーランダ

[袋を持とうか、といわれて、きょとりとした。]

 ――…彼方は、いいひと?わるいひと?
 とらない?

[それは、一人で生きてきたから、聞かねばならないこと。
 また青い目を向けて……。**]

 

(@32) 2010/07/15(Thu) 02時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

>>62
[熱に浮かされたまま呟くようなベネットの言葉に、
何か悟ったかのようにひとつ頷いて]

“進行”止まらないのかな。
……あれ、痛いよね。

どこかでやすむ、か。
俺もちょっと前に着いたばっかりで、よくわからないんだよね。

とりあえず城の中に入れば、屋根もあるし泉も近いから。

[そして幾ばくか歩みを進めれば、
崩れかけた古城の門をくぐることになるだろう]

(65) 2010/07/15(Thu) 02時半頃

【人】 森番 ガストン

 それじゃあヨーランダって呼ばせてもらうよ。
 >>@31ついていっていいなら、遠慮なく。

[漁師のことを尋ねられれば、再度雲に目を向け、そのまま彼と会ったであろう方角を向いて。]

 ―汚れた海に汚れた雨が降る…それでも、人は海を離れたがらない―彼は、そう言ってたよ。

(66) 2010/07/15(Thu) 02時半頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

[ふっと男へも微笑みを向けた。]

お兄さんはお姉さんのお友達かしら?
私とも仲良くしてくれると、とっても嬉しいわ。
お友達に、なりましょう?

[ふわりとやわらかな笑顔を。
金の細い髪を風で少しくしゃくしゃにして。]

(67) 2010/07/15(Thu) 02時半頃

鳥使い フィリップが参加しました。


【人】 鳥使い フィリップ

―見張り台―

[物見の塔の天辺にある小部屋の隅、ぼろ布を積んだ寝床。
 汚れた外套に包まる人影が起き上がる。]

 ……っけほ、ぇふ

[枯れた咳払いをして、壁に炭の破片で、 | と線を引いた。
 同じような線がいくつか横並びになっていて、同じような列が何段か縦並びになっている。
 けれど、書き始めた頃の線は掠れて、解らなくなってしまった。]

(68) 2010/07/15(Thu) 02時半頃

【見】 踊り手 フランシスカ

 ふうん。叱ってくれる人がいるんだ。

[相手の言葉に頷きながら、反芻する]

 切る?まさか。

[言いながら、手を軽くとって。体温があれば、それは血と肉があるということだろう]

 ……ふ。そうね。けど面倒。痛くても死ねないし。精霊さんは死ねないんだ。

[笑いながら、続く言葉に、ぱちくりとしながら向き直る]

 一人?

[先ほどの言葉との繋がりに、僅かに引っかかりを感じながらも。世界は狂っているのだ]

 そう、ね。いつまでお友達でいれるか分からないけれど。

 アリーシャ・フランキスカ。

(@33) 2010/07/15(Thu) 02時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[狙撃用の銃が傍に立て掛けてあった。
 ゴーグルを目に、くすんだ赤いスカーフを口元に引っ張り上げる。
 原形を留めていない窓から、辺りを回し見た。
 遠くに暗雲が出ている。]

 ……――――?

[そして、城下町の路上に、ちょろちょろと動く小さな影。
 それらをライフルのスコープで覗き見た。

 ニンゲン?

 訝しんでいれば、青い風花が城の中庭へ飛び込んでいくのも見えるだろう**]

(69) 2010/07/15(Thu) 02時半頃

ベネットは、いつしかどこかへたどり着いたかどうかは、覚えていない。**

2010/07/15(Thu) 02時半頃


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/07/15(Thu) 02時半頃


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/07/15(Thu) 02時半頃


【人】 森番 ガストン

[>>@32彼女は足を止めただろうかー彼女の質問とその向けられた二つの眼に、初めて少女の表情を垣間見たような気がして、つい笑みが漏れた。]

 『奪うつもりは無い』。

 ――後は信じるも信じないも、君次第だ。
   こればかりは信じてくれとしか言えないしな。

[前者は真顔で後者は茶目っ気が混じっていた。その後はヨーランダについていく。

彼女が荷物を持たせてくれるなら、目一杯の笑みで袋を運んだろう**]

(70) 2010/07/15(Thu) 02時半頃

森番 ガストンは、メモを貼った。

2010/07/15(Thu) 02時半頃


踊り手 フランシスカは、メモを貼った。

2010/07/15(Thu) 03時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

 ―古城内部回廊―
[時折ぱらぱらと天井から何か崩れ落ちるような音が、する。
ひやりとした空気はけれど、城下よりも少しだけ清浄な気がした。]

 ……ほら、水の匂い、するよね。
 蛍みたいに引き寄せられそうな……

[連れ立つ二人にぼんやりと語りかければ、
泉のある中庭方面へと眼差しを向けた**]

(71) 2010/07/15(Thu) 03時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2010/07/15(Thu) 03時頃


【人】 奏者 セシル

[ヴァイオリンを片手に、中庭をぼんやりとした表情で進む。
不思議な少女>>56とは丁度すれ違いになってしまっただろうか…。
暫く歩いてから、また、瞬いた]

……嫌な、雲ですね…。

[空を見上げ、呟く。
ふう、と疲れからか、溜息をひとつ吐いて]

ああ、妹は…私の妹は、一体何処に…?

私の……っ。

[段差に躓いて転んだ。
咄嗟にヴァイオリンを抱えて庇ったため、代わりに服と左の頬が擦れた]

いた…。

[一度倒れたら立てなくなってしまったのか、少しの間、その場に*座り込んでいた*]

(72) 2010/07/15(Thu) 06時半頃

セシルは、歩き疲れて棒のようになった脚を摩りつつ、空を見上げて*。

2010/07/15(Thu) 06時半頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/07/15(Thu) 06時半頃


【見】 墓守 ヨーランダ

>>70
 そうですか。
           じゃ、持って呉れますか?

[ガストンの笑みにまたきょとりとした顔。]

 ――…水、海、空気
 とてもとても汚れているそうですね。

 この街も、建物はもう駄目だけど…大丈夫でした。
 だけど、怪物が多くなってきたの。

[素押し立ち止まって俯く。]

 ――……怪物が多くなるのは、汚染が進んできているからだと……。
 昔、会ったひとがいいました。

[そう言うと、あとは無言で古城のほうへ進みだした。]

 →古城へ

(@34) 2010/07/15(Thu) 08時頃

天のお告げ (村建て人)


 暗雲は立ち込めてくる。
 この未来の雨は凶器。

 滝のように打たれれば、そのあとに全身の肌は悲鳴をあげて身体から離れたがるかもしれない。

(#10) 2010/07/15(Thu) 08時頃


【見】 墓守 ヨーランダ

 少し、急がないと…。
 雨が降りそう…………。

[急ぎ足になる。]

(@35) 2010/07/15(Thu) 08時頃

天のお告げ (村建て人)

―生命の泉―

 雨を感知すると同時に、
 先ほど、ヴァイオリンを持っていた青年が隠れていた木の形をした怪物が…するりするりと枝を葉を伸ばしていく。

 それはみるみる大きな泉を覆う巨大な傘となった。

(#11) 2010/07/15(Thu) 08時頃


【見】 墓守 ヨーランダ

―古城―

[その入り口につけば、なお急ぎ足で泉のほうへ…向かう。

 とその時、そのこ蹲るひとを見つけた。>>72]

 ――……

[動けないのだろうか。何かを抱え込んで大事そうだ。
 そして、その先、泉の上に木が傘を作っているのを見て眉を寄せる。]

 大きな雨が来ます。外にいたら溶けてしまう…。

[咄嗟に振り返ってガストンを見る。]

(@36) 2010/07/15(Thu) 08時半頃

ヨーランダは、セシルの傍にしゃがみ込んでその顔を覗いた。

2010/07/15(Thu) 08時半頃


【見】 墓守 ヨーランダ


 ――……立てますか?
 もうすぐ雨が来るの。

 ここにいると、溶けてしまう。

[無表情かつ単調な声で、そう青年に告げた。**]

(@37) 2010/07/15(Thu) 08時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/07/15(Thu) 08時半頃


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/07/15(Thu) 08時半頃


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/07/15(Thu) 08時半頃


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2010/07/15(Thu) 08時半頃


【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

―噴水付近―

叱ってくれる人。

――そう、“いた”気がするわ。

でも今はずうっと一人ぽっち。
とっても長い間よ、きっと。

[笑いながらも返す答は、どこか他人事のよう。
手を取られたなら小さな少女の温もりは伝わるでしょうか。
それは少しばかりつめたく冷えた指先だったかも知れません。]

精霊さんは死ねないの?
それは、きっと、とっても――…

[翠色の瞳はくりんと大きなまま、言葉を言い切ることなく見つめていた。]

(73) 2010/07/15(Thu) 09時頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

アリーシャ、フランキスカ、さん。
アリーシャねっ。

私は




私は…




名前がないの、ごめんなさい。


[云い澱み、初めて曇る瞳は悲しげにアリーシャを覗いた。]

(74) 2010/07/15(Thu) 09時頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

[残念ながら男へかけた声は届いておらず、彼はどこかへと向かってしまった。
少し寂しそうにしながら、その背を見ていたのは少しだけ前の話。]

ねえ、アリーシャ。
雨の匂いがするわ。
雨は雨で大好きだけれど、あまり躯にいいものじゃないの。
きっと妖精さんにも、ひとにもね。

[だから行きましょう、と手を引いた。
手が離されなければその手を繋いで離さずに。
その先にまた人がいるとも知らず、歩き出す**]

→古城へ

(75) 2010/07/15(Thu) 09時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

―見張り塔―

[水筒に手を伸ばして口をつける。
 が、中身が空だと言う事が解ってすぐに離した。
 折悪く、遠くにあった雲はこちらに流れて来ていて。
 降り出したらしばらくは動けないだろう。

 サイアク。

 ない、と解ると無性に欲しくなるもの。
 周囲の建物より一段高い塔は、湿気た空気の匂いも解りやすい。
 降り出す前に水汲みを済ませないと。
 水筒と蓋付きの瓶をひっ掴み、足早に塔を降りて行く**]

(76) 2010/07/15(Thu) 09時半頃

良家の末娘 ポーチュラカは、メモを貼った。

2010/07/15(Thu) 09時半頃


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/07/15(Thu) 09時半頃


【人】 伝道師 チャールズ

―回想―

[(>>53)支えようと触れたベネットの体温は
布越しといえど高く、密かにチャールズは眉を寄せる。
しかしながら、助けが要らないと云われれば
無言で一度、支え手を離した。]

 神父……嗚呼……そうですね。
 その言葉に近い者“でした”。

[そして、ベネットが倒れるようなことがあれば
直ぐに支えられる位置をとりながら
(>>57)ラルフの言葉に、チャールズは曖昧に答えを返した。
神父という単語にあたるのは、伝道師が属していた教派では
職名は牧師に、呼称は先生となる……ということを伝えないのは
信仰への知識が薄いと判る青年には些細なことと思ったからか
別の理由からかは定かには見せず。]

(77) 2010/07/15(Thu) 11時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

 私が赦す訳ではありませんが。
 何か、神に罪の告白をされたいのでしたらお聴き致しますよ。

[告解もまた、彼の教派ではサクラメントではない。
しかし、過去そうであったように、義務としてではなく
聴く事は出来ると示すも……――。]

 ラルフさんは、難しいことを仰りますねぇ……―――

[なにが無駄か、との言葉に返す言葉がそこで途切れたのは
(>>59)ラルフがベネットに声かけた内容からか否か。
(>>62)最早抱きかかえる態で、ベネットを支えた。

ラルフの左腕と、ベネットの右半身と
何か通じ合うものがあったか、そんな二人の会話を
チャールズは唯静かに聴き、脚を動かす。]

(78) 2010/07/15(Thu) 11時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

 嗚呼、本当に……懐かしい薫りがしますね。

[次に口を開いたのは、(>>71)清い水の薫りを感じ取った時。
ラルフの視線の先を追えば、中庭と
暗い空に、尚暗い雲を見える。]

 水が外にあるのなら急ぎましょう。
 一雨きそうです。

[踏み出した先、そこで誰と見えるか。
随分近い位置に感じる幾多の気配を気にしながら
2人と共に生命の泉を*求める*]

―回想・了―

(79) 2010/07/15(Thu) 11時半頃

【人】 本屋 ベネット

…みず……?

[朦朧とした意識の中にも、その言葉に顔を上げて。]

雨は、まずいな……
[灰色の雨が降りだしてから、幾人もがそれに触れて死んだ。
どんなに濾過しても沸かしても、雨に沁みた毒は消えることがなかったから。

疲弊した体に鞭打つようにして、泉を目指す。]

…あれ、かな?
[霞む目をこすって見るのは、鮮やかな緑を広げた木と、その下の噴水。]

(80) 2010/07/15(Thu) 13時半頃

【人】 奏者 セシル

[声を掛けられ>>@37、顔が上がる]

ああ……ええと、ヨーランダ…さん、でしたっけ。

[泉の近くで見た顔だと思い出して]

―そう、ですね。ありがとうございます…。
少し疲れただけで…大丈夫、立てます……。

[ふらりと立ち上がる]

そちらは………?

[ガストンに気付き、どちら様ですか、と尋ねた*]

(81) 2010/07/15(Thu) 14時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

―生命の泉傍―

[ふと、生命の泉は、どのように雨から
その清らなる水を維持しているのかと疑問が擡げる。
チャールズが旅の間、幾つか見た湖や沼は
呪われた雨に侵されて、酸や毒の沼に成り果てていた。

――……その疑問は、泉を護る緑の樹の姿に散った。]

 例えば、あの樹を滅することは
 “ある一方面から見れば”
 無駄な殺生ということになるでしょうね。

[小さく思い出したように、先程のラルフの問いの答えを紡ぐ。]

(82) 2010/07/15(Thu) 15時頃

【人】 伝道師 チャールズ

 ベネットさん、少し……――
 いえ、なんでもありません。
 もう少しです、行きましょう。

[そして、樹の下にある3つの影を見止めて
「まってください」と告げようとした言の葉を飲み込む。
ベネットの朦朧とした様子や、触れた布越しの体温
雲行きの様子から一刻の猶予もないと思うがこそ。
チラリと紺青の眸をラルフに向けた。
「もし、あれらが害するものであれば……」
視線に、そんな無言の願いを込めて。]

(83) 2010/07/15(Thu) 15時頃

伝道師 チャールズは、メモを貼った。

2010/07/15(Thu) 15時頃


【人】 本屋 ベネット

[侵食された組織の奥、ミシリと軋む感触が続く。
傍らの彼の様子に気づいて、掠れた声で囁いた。]

…何かあったときは、置いていって構わないから。

(84) 2010/07/15(Thu) 15時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/07/15(Thu) 15時頃


【見】 墓守 ヨーランダ

>>81

 そう、ヨーランダです。
 あなたは


           妹さんは見つかりましたか?

[セシルに問う眸は、初対面の時よりは幾分か解けている。]

 ――……彼はガストン。
 水を求めではなく、偶然ここに来た。

[ガストンのことを尋ねられ、そう答える。
 そして、またセシルに視線を戻す。
 彼が立ち上がれば、今度は見上げる形に…。]

(@38) 2010/07/15(Thu) 15時頃

【人】 伝道師 チャールズ

[ベネットから向けられた言葉に
微苦笑のような表情をチャールズは浮かべた。
是とも否とも言葉で返さぬかわり
どこを支えていたか、触れていた箇所に僅かに力を込めた。

そうこうしてる間に、ラルフから
ヨーランダのことは聴けるのかもしれないが。]

 すみません。
 水を求めても宜しいでしょうか?

[どちらにしても足取りにわざと音をつけて、泉に近寄り
人間と見える3人に穏やかな声音で話かけた。
それは丁度、色の白い少女が線の細い青年に
大柄な男性を紹介しているところであったか。]

(85) 2010/07/15(Thu) 15時半頃

【見】 墓守 ヨーランダ

>>85

[その時、またひとが来たことを知った。
 声をかけられ、そっちを見上げる。]

 ――……あなたは  だあれ?

[チャールズにまずはそう問う。そして、水のことにはこくりと頷いた。]

 そちらのひとは、苦しい?

[ベネットにはそう話しかけ、ラルフの姿を見止めると、ほんのり、目を細めた。]

 ラルフ、あの木は斬らないで(ころさないで)。
 ――……ね。

(@39) 2010/07/15(Thu) 15時半頃

【人】 本屋 ベネット

「●月○日─
漸く水場にたどり着いた…らしい。

熱に浮かされている間のことは、ぼんやりとしか覚えていない。
ただ、力強い手がしっかりと自分を支えてくれていたことだけは、なんとなく記憶に残っている。
ずいぶん迷惑をかけてしまった。恩返し出来ればよいのだけれど。」

[傘のように葉を広げた木の下、泉の傍に腰を下ろした。
少女らしき声に緩く視線をあげ、小さく頷く。]

…水と、しばしの休息を……
[ピシリ、また小さく組織の軋む音。]

(86) 2010/07/15(Thu) 15時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

 これは、失礼いたしました。
 私は、チャールズと申します。

[少女の問いかけに、慇懃に礼をすれば
外套の隙間で、銀の十字架が揺れた。
そして是の言葉に、ベネットに紺青の眸を向ける。
もし、1人で水を飲むのが難しいようであれば、支えようと。
その間に、少女からラルフに向けられる言の葉に
チャールズの少し肩の力が抜けたのは安堵があってか。

ベネットが1人で大丈夫そうであれば
チャールズも腰から皮袋を取り出し、それに水を汲む。]

 ―――……清らなる水に辿り着けましたことに感謝を。

[小さく刻む祈りの言葉。
指先で水に触れ、両の掌で掬い、口腔を湿らせた。]

(87) 2010/07/15(Thu) 16時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/07/15(Thu) 16時頃


【見】 墓守 ヨーランダ

>>86

 ――…水、雨が来るので急いで……。

[ベネットとチャールズにはそう答える。
 そして、ガストンをまた向いて………。]

 これが、清ら、生命の泉。
 あなたも、どうぞ。

[そう薦めた。
 セシルとラルフにも、雨が来るから、といった視線は向けた。]

 ――……城は、上のほうは、危ないの。
 開かない扉は無理して開けると崩れるから気をつけて……。

[雨の前には入ったほうがいいことを告げながら。]

(@40) 2010/07/15(Thu) 16時頃

【人】 本屋 ベネット

[熱に溶けた右の指先で、そっと水面に触れる。]

…つめたい。

[ほんの僅か安堵の表情。
アルマイトの水筒へ水を汲み、手ぬぐいを出してそっと水分を吸わせた。
布はしを咥えると、乾いた口内粘膜へとゆっくり浸透していく清らかな水分。]

久しぶりの水は、慌てて飲んじゃいけない。
このまえがぶ飲みして…酷い目にあったよ。

…上からも下からも……暫く止まらなかった。

(88) 2010/07/15(Thu) 16時頃

【人】 本屋 ベネット

[濡れた手ぬぐいの端を口元に咥えたまま、もう片方を首へとかける。

ひんやりとした感触に、少しは鮮明になる意識。]

…あまり長居は出来ないね。雨が来るから。
ご忠告、感謝。

[泉を離れ、何処か横になれる場所を探しに**…]

(89) 2010/07/15(Thu) 16時頃

【人】 伝道師 チャールズ

 ええ、雨が降りそうですね。
 ――……ご忠告忝く。

[ヨーランダの言葉に是と頷きながら
それでもチャールズは、まだその場を動こうとしない。]

 そうですね。今は唇を湿らす程度にしておきます。
 雨凌ぎも兼ねて、ごゆっくりお休みください。

[ベネットの忠告にも微笑みを向け
先程より幾許かしっかりした足取りを受け
無理に追うことはせず、紺青の眸はその背を見送る。]

(90) 2010/07/15(Thu) 16時半頃

【見】 墓守 ヨーランダ

>>89>>90

[水を含み、それから離れていくベネットをチャールズと同じように見送るけれど…。]

 ――…ねぇ、あのひとは大丈夫?

[誰に問うでもなく、ぽそりと…。]

(@41) 2010/07/15(Thu) 16時半頃

【人】 奏者 セシル

[>>@38問い掛けに目を伏せ…]

いいえ……。
先程それらしき人を見たという話を、アリーシャさん…という方から聞きましたが…。

雨が降るなら、探すのは後にした方がよいですよね。

[少し残念そうに笑い]

ガストンさん…ですか。私はセシルと申します。
ここに偶然たどり着けるだなんて……幸運ですね。

(91) 2010/07/15(Thu) 16時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

 ――……薬師の方が居られれば、佳いのですが。

[誰に問うようでもない少女の言葉に
少し潤った喉から返答が零れた。
困ったような微笑は、暗にチャールズの知識では
ベネットの病をどうすることもできないと示すもの。
視線は、まだ泉の近くに人が居るならば、其方に泳ぐ。
ガストンとセシルから名乗りはあったか、否か。]

 まだ、私以外にも人間《ひと》が生きていたのですね。

[しみじみと噛み締めるように呟く。
無意識に触れるのは、胸元にある銀の十字架。]

(92) 2010/07/15(Thu) 16時半頃

【人】 森番 ガストン

―回想―

>>@34ヨーランダの荷物だった袋を持って、彼女についていく。
 持てば片手で持てる重さだろうか。ガラガラと金属音がしたが、何が入っているかは聞かないことにした。】
 そして怪物が多くなってきたの。〜のくだりに対して…。】
 
 もし異形が多くなっていたとしたら、君を襲う人は更に大変なことになるのかもな。
 
【表情こそ崩しているものの、言葉に冗談は混じっていない。
 その仮説が正しければ、彼女に対する接し方は間違えていないだろうと。
 そもそも、単に少女に袋を引き摺らせたままにしておくのは居心地が悪かったのだが―。】

 ―流石に冗談だよ。
  すまんな。

(93) 2010/07/15(Thu) 16時半頃

【人】 森番 ガストン

【俯いた彼女の表情に、申し訳なさそうに顔をしかめた。
 一応可能性として残しておいたが―。】

 ふむ…異形はこの環境に適応するために姿を変貌させのかもしれない―
 なんてことを聞いたことがある。存外当たってるのかもしれないな。

【ヨーランダは、どうやら古城に向かっていることに気づいた。
 そして、汚れた空の雲行きが先程より更に悪くなっていることも…】

(94) 2010/07/15(Thu) 16時半頃

【人】 森番 ガストン

【雨が酸の様相だろうと、ぬめり気を帯びた様相だろうと、急いだほうがいいと首を振る。
 >>@35ヨーランダの足取りが早まることからも、彼女も空に気づいているようだ。】

 ほう、意外と城の形が残ってるものだな。
 これで最近崩落が進んでいるのなら―。

【城下から城の入口へと移る。案外城らしい部分、ないし名残がはっきりしていることに感心した。泉の水の影響だろうかと一人呟いた。】

(95) 2010/07/15(Thu) 16時半頃

【人】 森番 ガストン

 何だあれは!樹が動いている…異形なのか!
 泉になにを―!

>>#11泉の傍にあった樹が動き出し、突然広がり出した。枝葉を上手に使い、泉を覆っていく。唖然と口を開いたまま、その様を見続けた。一度は斧を構えようとしたが、樹の庇うようなその姿に、取り出そうとした斧から手を離した。】

 あー、ああ。
 異形にも、この泉の水が非常に重要だと言うのだろうか。
 だとしたら、戦ってはいけないんだよな。多分。

(96) 2010/07/15(Thu) 16時半頃

【人】 森番 ガストン

【改めて泉を見直すと、>>72を見つけた。ヨーランダの呟きには首を縦に振った。】

 顔見知りか?
 まあ確かに危険だ―城は安全な場所があるようだし、彼も連れて行ったほうがいいのだろう。
  
【その疑問は、返答がなくとも>>@36のやり取りで納得するだろう―】

―回想・了―**

(97) 2010/07/15(Thu) 16時半頃

森番 ガストンは、メモを貼った。

2010/07/15(Thu) 16時半頃


【人】 奏者 セシル

私の妹も、そういった幸運に恵まれていれば、よいのですが……。

[それから更に人影が増える。
名を尋ねられれば同じように名乗っただろう]

水は…先程少し飲んだので遠慮しておきます。

[ヨーランダの視線>>@40にやんわり断りを入れる]

雨がふるので、私も雨宿りに向かいますが…。
晴れていれば、私は泉の近くにいますので……私の妹を見かけたら、教えていただけると幸いです…。

[そう言って頭を下げると、その場を*辞そうと*]

(98) 2010/07/15(Thu) 16時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/07/15(Thu) 16時半頃


【見】 墓守 ヨーランダ

―回想―
>>93

[ガストンの言葉に、きょとりとした顔が暗い沈んだものになる。]

 ――……いいえ
        そうかもしれない。
 私も、本当は、怪物かもしれない。

 そう考えたことも何度もあります。

[冗談だ、すまない、といわれても、ただ首を振って、先に歩いていく。
 城につき、泉を護る樹の様子に驚くさまには、また頷いて。]

 ――…あの樹は、この水がないときっと枯れてしまう。

[そう答えてセシルの元に行った。*]
 ずうっとこの泉の傍にいたから。

(@42) 2010/07/15(Thu) 17時頃

【見】 墓守 ヨーランダ

>>98

[セシルもまた去っていくのを見送る。
 弦のないギオロンが痛々しい。

 音を為さない弓が寂寥を誘う。

 だけど、前、彼が弾いていた音がなぜか聴こえたような気がした。]

 ――…アリーシャ
 彼女が見たのは……。

[そこまで音は紡いだけれど、風の音のほうが強かった。届かなかった。


 だから、黙り込む。]

(@43) 2010/07/15(Thu) 17時頃

【見】 墓守 ヨーランダ

>>92

 ――…薬師、医者
 そう名乗る人は、もういません。

 いえ、そうかつて名乗ってた人は、みんな、
 今ある風景が悲しくて……。

[どうなったか、までは言わず……。]

 あのひとは、苦しいのですよね。

[もう一度、チャールズにベネットの背中を見ながら問う。]

(@44) 2010/07/15(Thu) 17時頃

【人】 森番 ガストン

 >>81>>91私はガストンと言う。旅の者だ。彼女の言うとおり、水を求めてきたわけではない。
 ただこのようなきれいな水があることを知っていたら、おそらく私もそれ目的だったかもしれないな。
 
【座る男と異形の樹が傘となった覆われた泉を交互に首が一往復しただろうか。>>@37妹さんという言葉には聞こえてきたが、今ここで詮索する気は無かった。】 

(99) 2010/07/15(Thu) 17時頃

【人】 森番 ガストン

【ふと後ろか―>>85視界の外から別の人間が居ることに気付いただろう。
 ヨーランダとの会話で>>87言葉を返したところを見ると、彼もまた最近来たのだろう。】

 全く、ずっと遭うことのなかった人間にこうまで会うとはな。
 バランス良くとはいかないものか。会話の感覚をためておくことは出来ない。
 
【誰に聞かれるにも無く、一人呟いた。チャールズにあいさつされれば、まずは>>92セシルとほぼ同じ言葉を返しただろう。】

(100) 2010/07/15(Thu) 17時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/07/15(Thu) 17時頃


【人】 伝道師 チャールズ

 妹さんですか……―――。
 嗚呼、アリーシャさん、という方も居られるのですか。

[セシルと名乗った青年も、場を去るのならば
聴いた情報を鸚鵡返しに呟きながら、チャールズはその背を送る。]

 そうですか。
 ええ、苦しいのだとは思います。

 私に出来るのは、ただ、祈ることくらいでしょうか。

[ヨーランダの返答と、問いかけに、自嘲気味の微笑を湛え
無意識に触れていた銀から指先を離した。]

(101) 2010/07/15(Thu) 17時頃

【人】 伝道師 チャールズ

 さて、私もそろそろ避難をいたしましょう。
 ヨーランダさんも。

[空を見上げ、紺青に影を落としながら囁く。
ラルフは、名を交わしたガストンはどうしていたか。
チャールズは、磨り減ったブーツで踵を返し*古城の内へと*]

(102) 2010/07/15(Thu) 17時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 ―生命の泉―
[罪の告白、その言葉に青年は一度だけ己の黒ずんだコートを見下ろす。
けれどすぐにその行動すらも忘れてしまったかのように、
ぼんやりと中庭を見続けて促されるまま中庭へと足を運ぶ。

>>82 緑樹へと向けられた言葉に、ゆると首を傾いだ]

 ……ほんとうだ、難しいね。
 だって、別の見方をすれば、無駄じゃないってことでしょ。
 
[剣呑でないことをぽそり呟く、
腕の刃はカシャリと落ち着きない。

異形を狩ること。
――ただ、それこそが今の彼の行動原理と化している]

(103) 2010/07/15(Thu) 17時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

>>84>>85
[ベネットの掠れる囁きにも、
チャールズの表情にも挟むべき言葉はなかった。
恐らくこんなやり取りは珍しいことではないのだろう、
もう長いこと一人だから、よくわからないけれど]

 ……ああ、

[そして人影を警戒する様子の二人に、
そのうちの一人はここに住んでいる“人”だと告げる]

 あれはヨナ、
 えっと、ヨーランダ……

[思い出しながら呟いた愛称ではないそれが、
泉と同じ色の眸の少女の名と知れただろう]

(104) 2010/07/15(Thu) 17時頃

伝道師 チャールズは、メモを貼った。

2010/07/15(Thu) 17時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

>>@39
[少女が目を細める、その傍らにあの異形はいない。
初めて見た時はあれを狩ろうとしたのだから、忠告は当然のものとして受け止めた。
思わず左腕を背後へと隠して、恥ずかしげに微笑う]

 ああ、うん……
 あの異形を殺したら、みんな大変だものね。

[そして、どこかぼんやりと揺らいだ眼差しが、緑樹を捉え]



 それに、あの異形はきっとあの人じゃないし――

[無意識そうに呟いた]

(105) 2010/07/15(Thu) 17時頃

【見】 墓守 ヨーランダ

>>101

 ――……苦しい。

[チャールズの返答。そして、祈るぐらいしかできない、にまた俯いた。]

 雨が避けられて、ゆっくり眠れる場所を…。

[少し考えると、そうぽつり、呟く。
 チャールズを振り向くと、その胸には銀色の十字が揺れた。]

 いましばらくのひとときでも。

[そして、また過ぎ行くチャールズの背中も見送る。>>102]

(@45) 2010/07/15(Thu) 17時頃

森番 ガストンは、メモを貼った。

2010/07/15(Thu) 17時半頃


【人】 森番 ガストン

 ああ、青が、なんて綺麗だ―。

>>@39ヨーランダに促されるように、泉へと。
 透き通る青に吸い込まれていく。体を投げ入れたい心をぐっと堪え、一口だけ掬った。】

 ―ありがとう。

【異形の樹に感謝の意を示したのは、彼自身意識することは無く。空をもう一度見上げ、暗雲の位置を静かに見た。】

 そろそろ本当に急いだほうがよさそうだな。
 セシルだったかな。君は行かないのか?

(106) 2010/07/15(Thu) 17時半頃

【人】 森番 ガストン

 ―妹。そうか、わかった。
  ああ、会えるといいな。

>>98弦のない楽器を持つセシルの後姿は、どこか虚ろに見えた。
 無理に引きとめることも無いだろう、彼を見送った。】

(107) 2010/07/15(Thu) 17時半頃

【見】 墓守 ヨーランダ

>>105
[そして、かしゃりという音、ラルフを見た。]

 うん
 あの樹はいい樹だから。

 そして、エンジェルシイラも、食べ物をもってきてくれるから。
 斬ったら(殺しちゃ)駄目。

[そして、ラルフにも雨が降るよ、と呟いて…。]

 ねぇ、ラルフの手は切れる?なんでも。

[そして、ガストンに持ってもらっていた布袋からごそごそと缶詰を取り出す。]

 シイラがいない時は開けられないの。
 ラルフは開けられる?

[雨の降らない古城に足を向けながら。
 お願い、をラルフにしてみる。**]

(@46) 2010/07/15(Thu) 17時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/07/15(Thu) 17時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

 雨が降るんだ、困るね。
 ……狩りにいけない。

[不器用な右手は、幾度か水筒の蓋を落としながら水を汲む。
少女は初めて会った時にここへ来た目的を尋ねた。

異形を狩りに来た、と答えたけれど。

けれど、何のために狩っているのか、時々忘れてしまうのだ]

 ――………、

[清らな水で唇を湿らせれば、少しだけ思考の曇りが薄れる]

 ああ、ベネットはたぶん大丈夫だよ、
 あれは病気じゃなくて……
 “侵食”が、進んでるだけなんじゃないかと思う。

[>>@41>>92 案じる言葉が耳に入れば、己の腕を撫でて 痛いんだよね、と呟いた]

(108) 2010/07/15(Thu) 17時半頃

【人】 森番 ガストン

>>102チャールズも踵を返しただろうか。避難の言葉に静かにうなづく。
 空は水の中に水彩絵の具をぐちゃぐちゃに入れて放置したような、模様にも取れる様相を呈していた。
 胸元の十字架には目がついていたが、後で聞くか位の気持ちで―。】

 そろそろ行くとしよう。
 ところで、どこまでこの袋を持っていけばいいかな?

 そう言えば君も―行くのかい?

【改めて黒いコートの男にも挨拶を済ませた。>>105左手を隠したその行動には、1秒にも満たない時間怪訝な顔をした。
 >>@46ヨーランダから袋について請われれば、言われたとおりに対応しただろう。】

(109) 2010/07/15(Thu) 17時半頃

森番 ガストンは、メモを貼った。

2010/07/15(Thu) 17時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

……人探しなら物見台とかで
見張ってたほうが効率いいんじゃないかな。

[去っていったセシルの残した言葉に一人ごちる。

そしてガストンと名乗る大柄な男から>>109 
声をかけられればぴくりと隠した左腕に緊張が走った。
コートで隠れていたのか、特に男が目を止めることはなくそれには安堵したものの]

 ……あ、いえ。えと……

[>>@46 請われる言葉があったので、こくこくと頷いてしまった。名を呼ばれたついでとばかりに、名乗りを添える]

(110) 2010/07/15(Thu) 18時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

>>@46
[切れる?と問われ、差し出されたものに幾度か瞬く。
ついでにそれを取り出したガストンの毛皮にも、
今更気づいたかのように珍しげな眼差しが一度向いた。]

 あ、うん。缶詰なら切れる、と思うけど。
 ……あの異形に、開けて貰ってるんだ。
 やっぱりあれ、見た目より凶悪な攻撃手段を持ってるんじゃ。

[思わず涌いた嫌な感じの想像を振り払いつつ]

 ……エンジェルシイラ、天使みたいな名前だね。
 見た目はそんなに天使っぽくないのに。

[古城内へと足を向ける少女の後を着いて行く]

(111) 2010/07/15(Thu) 18時頃

【見】 墓守 ヨーランダ

>>111

 ――…切れるならよかった。
 中身がなんだかはわからないのだけど。

 ラルフとガストンも、食べる?

[ラルフの承諾に笑みを見せる。
 が、そのあとエンジェルシイラの話になると、また無表情に戻った。]

 ――…シイラは、天使なの。
 私がつけたの。
 攻撃なんて、しない。

[それは頑なにも聴こえる言い方だった。]

(@47) 2010/07/15(Thu) 18時半頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2010/07/15(Thu) 18時半頃


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2010/07/15(Thu) 18時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

>>@47
[“食事”の誘い、なんだか酷く人間らしいと思うのは、
まともなものを食べていないせいだけはなくて]

 ……あ、うん。俺あんまりお腹空かないんだけど。
 もらえるなら、じゃあ少しだけ。

[向けられた笑みには、笑みを返した。
もっともそれはすぐに消えてしまったから、返したそれも半端なものになった]

 ――君は、どうしてあれを天使だと思うの?

[信仰の知識のない青年には、
ただ天使は“綺麗な存在”としてのイメージしかなく、
声音に篭る頑なものに怪訝に首を傾げる]

(112) 2010/07/15(Thu) 19時頃

良家の末娘 ポーチュラカは、メモを貼った。

2010/07/15(Thu) 19時頃


【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

―古城/エントランス―

勝手に入っても怒られたりしないかしら。

[アリーシャを連れて中へと入ったのは一番最初だったか。
廃墟と成り果てた古城の中、足音もなく歩く。
見上げてはキョロキョロとせわしなく見回して。]

すごいわ、お城なんて初めてっ!
シャンデリアと云うのよね、あれっ!

[少女のように明るくはしゃぎ、褪せて朽ちた栄華の跡地でくるくると踊る。
その声は古城へ来た者の耳に、いずれか留まるでしょう。**]

(113) 2010/07/15(Thu) 19時頃

【見】 踊り手 フランシスカ

[>>73冷えた指先に、温めるようにそっと手を取って]

 そうね、けど、世界が終わるなら、それも終わり、ね?

[見つめる目に、軽く片目を瞑って]

 ……ない?

[ぱちくりとしながら、相手の目を見つめたが]

 そう。じゃあ呼び名を考えないとね。

[ふふ、と笑いながら、雨の匂い、と言う言葉に空を仰ぐ]

 ……ん。

[僅か、感じた気配と傘を開こうとするのに気づいてか、振り返るが、とられた手に導かれるまま、歩いていった]

(@48) 2010/07/15(Thu) 19時半頃

【見】 墓守 ヨーランダ

>>112

 ――……だって…

[そこまで言って口ごもった後…]

 私をここまで運んでくれたのは、シイラだった。

[ぽつり]

(@49) 2010/07/15(Thu) 19時半頃

【人】 森番 ガストン

[>>@47食べられるものと聞けば、とらないと言われた事を思い出す。]

 なるほどな、中身は食糧の類だったのか。
 断る理由は無い、いただくよ。ありがとう。
 
【それは渡したくないわけだ、とは言葉を続けず。頂く言葉には遠慮は無い。】

(114) 2010/07/15(Thu) 19時半頃

【人】 森番 ガストン

 つかぬことを聞くが、>>111>>@47>>112>>@48シイラとは…誰のことか?

【ラルフとヨーランダの二人の間で交わされる"シイラ""おそらくは人"に疑問を頭に浮かべた。

 またラルフの毛皮を見る視線は気付かなかったかもしれない。】

(115) 2010/07/15(Thu) 20時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

>>@49

 君は、このお城の人かと思ってた、
 ……そっか、君もどこかから来た人だったんだね。

[そう、どことなくこのラメトリーの主のような、
そんな存在に思えていたから、それは意外で少し話は逸れた]

 ……食べ物を運んだり、ここに連れて来たり、
 まるで、君を生かそうとしているみたいだね。

 でも、異形にそんな人間みたいな意志なんて――…。

[意思なんて存在しない。
そう、それは過去の傷跡として――身を持って知っている]

(116) 2010/07/15(Thu) 20時頃

【見】 踊り手 フランシスカ

[>>113怒られないか、の言葉に苦笑しながら]

 怒ってくれるような人がいるならいいんだけど。

[埃っぽい絨毯の上を歩きながらシャンデリアを見上げる
それでもエントランスは、かつての優美さが残っていた]

 ん、あんまり下には行かない方が。

[手を引きつつ、しばらく辺りを見渡す]

(@50) 2010/07/15(Thu) 20時頃

【人】 鳥使い フィリップ

―古城・中庭前―

[屋根のある場所を辿って城に入った。
 どこかからの、高いはしゃぎ声に少し警戒しながら。
 回廊を横切って、中庭の入口に立つ。]

 …………

[そこで立ち尽くして、中庭と泉を見詰める。
 癖みたいなもので、どうしてもやってしまうのだ。

 初めてここに来た時は……そう、
 白い女が怪物に付き添われて水を汲んでいた。
 そんな事も思い出す。]

(117) 2010/07/15(Thu) 20時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

>>115
[ガストンの問いには、少し困惑した表情を浮かべた]

 誰っていうか……なんだろ。
 はっきり言っておいた方が事故はおきないと思うんだけど。

 ――…人間のことじゃ、ないよ。

[一度ヨナをちらりと見てから、それだけ答えた]

(118) 2010/07/15(Thu) 20時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/07/15(Thu) 20時頃


【見】 墓守 ヨーランダ

―古城内部・台所おぼしき場所へ―

[城内の調理場思しき場所にガストンとラルフを案内する。
途中、ガストンから>>115シイラとは…と聞かれて、また口ごもった。]

 ――…シイラは、ええと…。
 多分、もうすぐ戻ってくるから。

[と、そういいかけた時、ラルフが>>116異形、と口走る。]

(@51) 2010/07/15(Thu) 20時頃

ヨーランダは、ラルフ>>118の言葉に、また黙り込む。

2010/07/15(Thu) 20時頃


フィリップは、天気を気にして、手早く水を汲んだ。

2010/07/15(Thu) 20時半頃


【見】 墓守 ヨーランダ

―回想―

>>117

[そう、エンジェルシイラと一緒だと、誰もが驚く。
 あの、ゴーグルをつけたひとも驚いていた。]

 ……水ですか。どうぞ。

[そう言って、フィリップにも水場を譲った。
 彼はシイラにどんな印象をもっていたのだろう。]

(@52) 2010/07/15(Thu) 20時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

>>@51
[先ほど差し出された缶詰を押さえ、
左腕の刃を力をこめてひき当てる。

異形を狩る刃は柔らかな肉でも斬る様に、
金属の缶の上蓋部分を削ぎ切った]

 ――…シイラは?
 名前、付けたって言ってた。

 シイラって名前には、何か意味があるの?

[ガストンがその名を誰?と問うたからか、
あるいは訪れた沈黙のせいか、ぽつりと問うた]

(119) 2010/07/15(Thu) 20時半頃

【見】 墓守 ヨーランダ

>>119

[ラルフの手が缶詰を綺麗に開ける。
 それを受け取って中身を見た。
 それは…

 1.豆
2.魚肉
3.鶏肉
4.白桃
5.サルの脳みそ
6.異形の幼虫

{6}だった。]

(@53) 2010/07/15(Thu) 20時半頃

長老の孫 マーゴが参加しました。


【人】 長老の孫 マーゴ

[ズズゥ――――――… ン]

(120) 2010/07/15(Thu) 20時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

― 古城・入り口付近 ―

[鈍く何か大きなものが崩れたような音は、
古城の入り口に僅か届かない場所から響いた。]

(121) 2010/07/15(Thu) 20時半頃

【見】 墓守 ヨーランダ

 シイラって名前は、
 そう、名乗ったの……。

 いや、そう思っただけなんだけど…。

[缶詰の中身は何かの幼虫のソテーみたいだった。
 何度か食べたことがある。

 味はよくわからない。
 口の中で、ぷちっとつぶれる感覚はわかるけど…。
 きっと栄養はある。]

 ――……食べますか?

[ラルフとガストンに薦める。]

(@54) 2010/07/15(Thu) 20時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[崩れたものの傍らにいた黒髪の女は、
朦朧とした瞳で倒れた"彼"を見る。]


 ――――… ニムス … ?


[呼びかけに返る応えはない。
女の横で崩れ動かなくなったのは、
根を蛇のように蛇腹状に動かし移動する
「箱仙人掌」という名の異形。]

(122) 2010/07/15(Thu) 21時頃

【人】 長老の孫 マーゴ


 ああ…


[崩れたものへ、声音に篭るのは憂い]


 ニムス



 ……あなた、もうだめなの……?


[恐る恐る伸ばした手は箱仙人掌にまでは届かない。]

(123) 2010/07/15(Thu) 21時頃

【人】 長老の孫 マーゴ


 ねえ…もう少し…がんばって…


 じゃないと、



 私じゃ…あなたを運べない… 

[触れようにも鋭利な彼の体毛がそれを阻むから。]

(124) 2010/07/15(Thu) 21時頃

フランシスカは、入り口方向の、大きな物音に、振り返る。

2010/07/15(Thu) 21時頃


【人】 長老の孫 マーゴ


 急がないと――…雨が来てしまうわ

[弱弱しい声色は今にも泣き出しそうなものなのに涙は出ない。
涙を流すとそれだけ、死が近づくと知っているから。]


 ……ここまで…… 


                 なの……?


[雨が凌げそうな建物は、目の前にあるというのに。
これ以上、足が動かない…進めない。

―――トサリ。

細身の身体を支えていた膝が震えて
女もまた、異形の傍らで崩折れた。**]

(125) 2010/07/15(Thu) 21時頃

店番 ソフィアが参加しました。


【人】 店番 ソフィア

─古城内・一室─
……んー……。

[どこかで誰かが呼んでる気がする。
誰だろう、誰だろう。
考えて、考えて、でも、答えは出なくて。
目を開けた]

ふぁ……。

[目に映るのは、古びた部屋。
窓の向こうには、傘に護られた噴水。
ああ。
ここは]

……あー……ボク、また、寝てた。

[どこにいるのか、思い出したら。
ぽろ、と零れ落ちたのは、こんな小さな呟き**]

(126) 2010/07/15(Thu) 21時頃

店番 ソフィアは、メモを貼った。

2010/07/15(Thu) 21時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

>>@54

 ……食べて平気なの?
 なんか、こういう異形、見たことあるんだけど。

[言いつつも躊躇いなく手を伸ばす。
缶詰に寄生あるいは擬態する異形、なんてものはさすがに考えにくかったし。

――幼虫だから、少なくとも元人間ということはないだろう。

味はやはりわからない。
滋養はありそうな気はする。ガストンはどうしただろう。
いかにも山の男、と言った感じだから余裕だろうか、とちらり見た]

 ――なんというか個性的な食感だね?
 ありがとう、ごちそうさま……

[食べたのは一口、だったけれど。
飲み下した瞬間右肩が熱を持ってすきりと痛んだ]

(127) 2010/07/15(Thu) 21時頃

天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2010/07/15(Thu) 21時頃


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/07/15(Thu) 21時頃


【人】 鳥使い フィリップ

―少し前―

>>@52
[水場を譲られて、ゴーグルとスカーフを押し下げる。
 ヨナとラルフ、後は塔から見えたニンゲンらしき者を、順に見た。]

 ん……ありが、けほ
 ……ぁだ、生き、ったん、だな

[咳混じりの、消え入るように小さい枯れた声が出た。

 あの魚だか鳥だか知らない、ひょろい怪物はいない。
 シイラは怪物の中では大分静かな奴だと思っていて、
 ただ襲って来ないから放っておいている。

 以前、ヨナとラルフには名乗ったように思う。
 嗄れ声が酷いから、上手く伝わったかは定かでないが。
 彼らは城の中に行くようだったので、そのまま見送るつもり。]

(128) 2010/07/15(Thu) 21時頃

【人】 掃除夫 ラルフ


 ――……、どこか崩れたのかな。

[痛みにわずか眉を顰めた頃合だろうか、
また何処かから、崩壊に似た物音が響いたのは**]

(129) 2010/07/15(Thu) 21時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2010/07/15(Thu) 21時頃


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/07/15(Thu) 21時頃


【見】 墓守 ヨーランダ

>>127

 前にも食べたことあるし、
 シイラがもってきてくれるのも、こういうもの、あるし。

[一口しか食べなかったラルフを見上げる。気に入らなかったのかな、と心配げに。]

 ほかにも、あるから、開けて食べていいよ。
 ――……まだ、街に行けばあったから。

[ガストンはどんな様子だろう。]

(@55) 2010/07/15(Thu) 21時半頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2010/07/15(Thu) 21時半頃


【見】 墓守 ヨーランダ

>>129

 ――……

[ラルフが眉を寄せたのは、そんなに不味かっただろうかと、勘違いをしている。**]

(@56) 2010/07/15(Thu) 21時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/07/15(Thu) 21時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

―昔の回想―

[『水ですか。どうぞ。』
 そう言えば、初めて会った時に聞いた声もそんなだったか。
 確か、その時俄かには反応出来ずに。
 透明な水と女と怪物の、奇妙な光景を前に立ち尽くした。

 最初に確認したのは女が怪物に繋がった擬似餌でない事。
 それが解れば、ゆっくり泉に近付いて、口を水で濡らした。
 流石に担いだ長銃は下ろさなかったが。
 多くの問答をした覚えはない、その頃にはもうまともな声は出なかったから。

 ただ、鮮明な映像は焼き付いた。]

(130) 2010/07/15(Thu) 22時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[現在に入り混じる記憶を、頭を振って追い払う。
 降る前に帰ろう。
 水を手に来た道を戻る途中、重たい物音>>120に気付く。

 少し、迷って。
 そちらに寄って、こっそり様子を伺う事にした**]

(131) 2010/07/15(Thu) 22時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/07/15(Thu) 22時頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/07/15(Thu) 22時半頃


【人】 本屋 ベネット

─ 城内一階 小倉庫 ─

…ハァ、 ハァ……。
[手ごろなドアを開け、その中へ転がり込む。
また腫れ上がってしまったのか、背中が酷く痛んで横になることが出来ず、朽ちかけた木箱に半身を寄せて縋り付いた。

鼓動と共に、痛みと熱を増す患部。
呻き声を押し殺しながらぐったりと伏せている。
誰かが来ていても、気づけないほどに余裕がなかった。
]

(132) 2010/07/15(Thu) 22時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 ―少し前―
[ふとセシルへ呟いた言葉>>110を思い出す、
探し人――もうそれは人ではないけれど――があるのは自分も同じ。

>>128物見の塔に居場所を定めている
彼もまた何かを探しているのだろうか。]

 ……フィル、君んとこ、大丈夫?
 雨漏りとかしない?

[口に出して尋いたのは、そんなことだけだったけれど]

(133) 2010/07/15(Thu) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

>>@55
[見上げる双眸に不安めいた色が見えれば、ゆるゆると首を振る]

 ……や、その……
 本当に、――余り食べなくても平気なんだ。

 故郷からここに着くまでも、
 ……ほとんど食べたりして なかった し……

[いっそただの言い訳に聞こえてもよかった。
道中、ただ異形を追うばかりで明らかに人間としておかしいことに、
自分自身、どうして気づいていなかったのだろう]

(134) 2010/07/15(Thu) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ


 ――……ッ

[一瞬、皮膚の下を走る焼けた鉄のように熱い痛み、
疼く左の肩を押さえた、侵食は止まらず進行していたらしい。

育ったスラムの崩壊は、汚染された環境のせいではなかった。
根本的な原因は、あるいはそれなのかもしれないけれど、

わからない。
わかるはずもない。

意思ある人間はその大多数が異形と化してしまった]

(135) 2010/07/15(Thu) 23時頃

【人】 本屋 ベネット

ひうっ!!…ぁッ! …や、ぁ……ぁぐぅぅぅッッ!!
[皮膚の下で激しく蠢き暴れる何か。
体内に深く巣食った病巣は、組織を浸食して増殖していく。
肌に浮く脂汗。
歯を食いしばって耐えても、蠢くたびにびくりと仰け反って悲鳴をあげてしまう。
断続的に起こる発作的な苦痛。
その合間に白く飛ぶ意識は、またすぐに痛みに引き戻され、朦朧と翻弄されるばかり。]]

(136) 2010/07/15(Thu) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[>>129 少女の変容のない様子に問いかける]

 ――…君は大丈夫なの?

[少女の青い双眸――泉の色、
その清らかな冷たさを思い出して、不器用な手で水筒の蓋を開ける。

不味かった、という彼女の勘違いは、より進むかもしれないけれど。
それを知らない青年は、気遣われているように誤解して、ただ微笑って見せた**]

(137) 2010/07/15(Thu) 23時頃

【見】 踊り手 フランシスカ

 なんだろう。

[少女に一声かけ、入り口から顔を出して、先ほど音のしたほうを見やる

鋭利な異形の姿と、崩れ落ちた人の姿>>125]

 襲われた……?

[空の様子を眺めた後、腰のナイフに手をやりながら、ゆっくりと入り口を出る。遠目に見て、争った痕は見られない]

 ……生きてる?

[側まで行き、囁くが、返答はないか。そっと手をとる。脈はあるだろう。
思案した後、女を背負い、エントランスまで運ぶと、壁に横たえた。フィリップの姿には気づくかどうか]

(@57) 2010/07/15(Thu) 23時頃

ベネットは、誰か助けて…と、絶え絶えに呟く。

2010/07/15(Thu) 23時頃


踊り手 フランシスカは、メモを貼った。

2010/07/15(Thu) 23時頃


【人】 伝道師 チャールズ

―古城内―
[コツリコツリ、ブーツの底が床を蹴る音が響く。
どこかでまた、まるでこの世界の様を表すように
何かが崩壊する音がすれば、ブーツが奏でる音が止まる。]

 病気、侵食……どちらにしても……―――

[旅をしているうちに増えた独り言。
そうでもしていないと“言葉”を忘れそうな旅路。
(>>108)ラルフの言を思い出しての独り言は
けれど今、皆までは継がれない。

また、触れる胸元の銀。
先程とは違い、意志を持ってチャールズは触れる。
愁いを帯びた紺青の眸を刹那伏せ
その後、また古城内を散策し始める。
(>>113)どこからか、明るくはしゃぐ少女の声なども
聴こえるのだろうか。

――……さて、誰かに逢うことが出来るや否や。]

(138) 2010/07/15(Thu) 23時頃

伝道師 チャールズは、メモを貼った。

2010/07/15(Thu) 23時半頃


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/07/15(Thu) 23時半頃


【人】 店番 ソフィア

─古城内・一室─

んー……。

[しばらく、ぼんやり外を見ていた、けど]

ちょっとは、歩こうかなあ。

[何だか退屈になってきたから、窓から離れて。
ドアを少しだけ開けて周りを見回してから、部屋を出た]

─ →城内へ─

(139) 2010/07/15(Thu) 23時半頃

【見】 踊り手 フランシスカ

―再び、古城―

 ……誰?

[マーゴの口に軽く水を含ませた後、どこからか漏れ聞こえてくる怨霊のようにも聞こえる声と、その後のか細い助けを求める声に、辺りを見渡す

警戒しながらも、声の聞こえる方へと歩いていく]

 ……いる?

[やがて小倉庫へと行き当たり、その扉をそっと開けた]

(@58) 2010/07/15(Thu) 23時半頃

店番 ソフィアは、メモを貼った。

2010/07/15(Thu) 23時半頃


【人】 伝道師 チャールズ

―古城内―

[歩きだして暫し後、近くでドアの開閉する音が聴こえた。]

 アリーシャさん、という方も居られるのでしたか。

[先程、泉で聴いた情報を思い出し
その物音をたてた主を想像する。
実際は、アリーシャではなく、別な人物のものであったのだが。

対面するだろうものが“人間”でない可能性も考え
少しの警戒と共にチャールズの脚は、物音のした方へと向かう。]

(140) 2010/07/15(Thu) 23時半頃

【人】 店番 ソフィア

─古城内─

……うわあ。
来た時はちゃんと見てなかったけど。

[少し歩いて、立ち止まる]

ここって、なんていうか、すごいところ?

[きょろきょろ、見回す視線は落ち着きない。
けれど、周囲の様子に気をつけている様子もない。
緑色の上着の裾を翻し、翡翠らしき石のついたペンダントを胸元で揺らしながら、見回して、進んで、を繰り返していた]

(141) 2010/07/15(Thu) 23時半頃

【人】 本屋 ベネット

[ドアが開いた気配に、縋るような目を向ける。
人影に気づいたけど、
霞んだ目は姿をぼんやりとしか映さなかった。

荷物を漁って、何とか引っ張り出す小型のナイフ。]

…背中、切らないと……
[いつもなら自力で処置してきたけど、背中の届かない位置に転移するとは想定外だった。]

(142) 2010/07/15(Thu) 23時半頃

【見】 踊り手 フランシスカ

 ……痛いのね?

[引っ張り出す小型のナイフに思わず身構えたが、その後の様子を見て、ゆっくりと聞く

そしてナイフを受け取ると、背中の布地を切り裂き、侵食の痕を確かめる]

 いい?

[確認が取れれば、侵食部を一思いに抉り取る]

(@59) 2010/07/15(Thu) 23時半頃

【人】 店番 ソフィア

─古城内─

……と、あ、れ?

[不意に、足が止まる。
気のせいでなければ、誰かいるような感じがした]

ああ、そか。
他にもひとがいるし、来たりするって、言ってたっけ、あの子。

[ここを訪れた時にあった少女の事を思い出して、呟く。
相手が害意を持っている可能性などは、考えていないような、軽い調子]

(143) 2010/07/16(Fri) 00時頃

ソフィアは、「誰かいたりしますかー?」と声をかけてみた。

2010/07/16(Fri) 00時頃


【人】 伝道師 チャールズ

―古城内―

[やがて見えたのは、少女のように見える姿。
警戒は未だ解かぬまま、きょろきょろとしている相手が
こちらに気がついたところで、チャールズは姿を見せる。]

 こんにちは。
 ええ、自称人間が1名程。

[顔に湛えるのは、相変わらずの穏やかな微笑。
まだ距離はとったまま、挨拶を返した。]

(144) 2010/07/16(Fri) 00時頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

―古城/エントランス―

やっぱり、誰もいないのかしら?
怒られるのも嫌だけれど、だれもいないのはもっといやだわ。
だって一人ぽっちはさみしいのだもの。

[辺りを見回し興味津々に廃墟内部を眺める。
一声と繋いだ手が離れたなら、合図であったように少女は微笑んだ。]

私、少しだけ冒険に行ってくるわっ。
終わったらエントランスに帰ってくるから。
アリーシャも帰って来てね?

[絶対よ、絶対。
そんな約束の言葉は初めての友達に嬉しさが募るから。
ふわり微笑むと、金糸を揺らして足音少なく城内を歩き出すでしょう。]

(145) 2010/07/16(Fri) 00時頃

【人】 店番 ソフィア

─古城内─

わあ、ほんとにひとがいた。

[声に応じるように出てきた相手に、瞬き一つ]

こんにちわー……って、自称なの?

[相手の警戒に気づいているのかいないのか。
緩く、首を傾げて問う姿からは、警戒は見られない]

まあ、いいや。
食べられちゃうんでないなら、自称でもなんでも。

……こんな所で、なに、してるの?
探検か何か?

(146) 2010/07/16(Fri) 00時頃

【人】 鳥使い フィリップ

―古城付近―
>>@57>>@58
[物音の方に近付くと、怪物と女が倒れているのが見え。
 別の人影がそこにやって来る所だった。
 箱仙人掌を置いて、女だけが運ばれる。
 こちらも傍まで寄ってみた。]

 ……――どう、だ?

[問えば、息があるらしい事は教えてもらえただろう。
 それから。]

 ……まず、ぃ、な

[ぽつりと一つ、ゴーグルに水滴がついた気がした。
 塔に戻るに間に合いそうにない。
 諦めて、古城に引き返して雨宿りする事にする。
 気絶した女の口に含ませる水は、アリーシャの手持ちがなければ、さっき自分が汲んだのを出しただろう。]

(147) 2010/07/16(Fri) 00時頃

【人】 本屋 ベネット

[女の声に小さくうなづき、手ぬぐいを噛む。

刃が触れるやいなや音をたてて弾ける、握りこぶしほどにもなった患部。

  キ ィ   ン   ─… 

背中を裂いて勢い良く飛び出したのは、白雲母のごとく薄く透き通る鉱質の翼。
血膿の代わりにキラキラと星屑のように飛び散る欠片はそれぞれ一つ一つがが、鰭を持つひよこ、ウサギの咲く球根、未発達の胎児の片腕、三本角の蛙、宙を漂うヒトデなど、どれも想像の域を脱した小さな小さな異形。

空気に触れた翼は、ハラハラと桜が散るように崩れていき、透明で鉱質な悪夢の残骸たちもその殆どがピクピクと小さく蠢いた後、消えていく。

{2}つか{2}つくらいは、生き延びるものもあろうか。]

(148) 2010/07/16(Fri) 00時頃

【人】 伝道師 チャールズ

―古城内―

 私は、自分を人間《ひと》だと思っていますが。
 何分、こんなご時世ですので。

[相手の警戒の無さに、ふっとチャールズも警戒を解いた。]

 食べたりなど、致しませんよ。
 ええ、雨が降りそうでしたので、避難ついでに散策を。

 嗚呼、失礼しました。名前を名乗り忘れていました。
 チャールズと申します。

[距離を縮めながら、問いへの答えと、名を告げる。
ふと、視線は相手の胸元に揺れる翡翠に一瞬囚われた。]

(149) 2010/07/16(Fri) 00時頃

ベネットは、どうやら2匹は確実に生存しているみたいだ。

2010/07/16(Fri) 00時頃


【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

―古城内―

世界の終わりが、終わり。
終わりはもうすぐ傍かしら?

それって、とっても――…

[気配は薄く、足音は無に等しく。
然しながら風花の舞うような笑い声は城の中を時折響く。
何かの気配を感じて、物陰に隠れた少女。
視線の先には褪せた銀の髪をした男。
その先にあるのは男より先に声を発した女。]

怒られる、かしらっ。

[息を潜め、身を隠す。
けれど他に誰かがいることに心踊らせてしまうから
いつもより気配は消えていないかも知れない。]

(150) 2010/07/16(Fri) 00時頃

【人】 本屋 ベネット

…ありがとう…ございます……
[苦痛から解放され、小さく礼を言う。
恩人の顔を確かめる前にふわりと遠のく意識。

頭の上によじ登ってきた何かには、気がつかなかったようだ。]

(151) 2010/07/16(Fri) 00時頃

【人】 長老の孫 マーゴ


 ―――…… ん、 … …

[ひやり、心地いい。
乾ききった咥内に沁み渡る水は幾日振りのものだろう。

こくり、喉が鳴る。
しかし喉に届く前に水は乾いた場所を潤してなくなった。

薄らと、開かれた瞳が焦点を定めぬまま彷徨い、
>>147傍に人影がまだあるのならば、彼をぼんやりと見上げた。]

(152) 2010/07/16(Fri) 00時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/07/16(Fri) 00時頃


【人】 店番 ソフィア

─古城内─

自分は人間だって主張するひとのほーが、怖かったりするんだよね。
そういう意味では、安心なのかな?

[くすくす。笑いながらこんな事を言って]

ならいいの、食べちゃうのはこわい。
雨宿り、か。
雨が降ると、出られないから、やる事なくなっちゃうんだよね。

チャールズさん、か。
ん、と。ボクは、ソフィアだよ……んん?

[名乗りに返して、自分も名を告げて。
最後の怪訝な声は、翡翠に向かう相手の視線と、何かが動いたような気配、その両方に対して上がったもの]

(153) 2010/07/16(Fri) 00時頃

【人】 伝道師 チャールズ

[見えた翡翠色に、何か感想を告げようとして開いた口は
結局は、背後に感じた気配に呼びかけることに使われる。]

 おや。何方かおいでですか?
 御隠れにならずに、お姿を見せてくださいな。

[紺青の眸を後方に向け、穏やかな声音で言葉を紡ぐ。]

(154) 2010/07/16(Fri) 00時頃

【人】 鳥使い フィリップ

―少し前―
>>133
[そう言えば、物見塔の最上階は、遂に先日雨漏りが始まったのだ。
 ラルフにもこう答えている。]

 …ないだ、一度、あった
 もしか、たら……げほっ……ぁそこも、駄目ん、なる、かも

[崩れ易い高所に居着いた理由を、話した事はなく。
 ラルフが異形を狩り出して回る理由も聞いた事がない。
 塔から見ていると、"掃除"中の背中は何と言うか。
 ……真面目とは少し違うか。ひたむき?
 上手い言葉が見付からなかった。
 ともかく、見ていると不思議な感じだった。]

(155) 2010/07/16(Fri) 00時頃

フィリップは、マーゴが目を覚ました事に、少し遅れて気付いた。

2010/07/16(Fri) 00時半頃


【見】 踊り手 フランシスカ

 ふう。

[昔見た出来の悪い、しかし怨念じみた抽象画も、錬金術の解説図も、こうは狂っていなかった。
生き残った一匹を即座に足で踏み潰すも、もう一匹には気づかず逃げられてしまったようだ

脂汗をぬぐって、息を整え]

 大丈夫?

[>>151意識の遠のく様子に、首に手を回して支えつつ、よじ登る何かと目があって絶句する]

 ……。いる、よ。頭の上。

[まだ意識があるなら、彼にそう囁く]

(@60) 2010/07/16(Fri) 00時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

[昔、悪戯をしようとする子供達にかけた言葉のようだ、
言葉を紡いだ後、チャールズは思いながら
視線をソフィアと名乗った相手に戻した。]

 ソフィアさん……ですね。
 素敵な首飾りを持たれているのですね。

[開いた唇は、当初云おうとしていたことを告げるに使われた。]

 確かに、雨が降ると
 身動きが出来なくなりますねぇ……―――

[そして、また、穏やかに微笑む。]

(156) 2010/07/16(Fri) 00時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

―古城・エントランス―
>>152
[雨が止むまでしか居ないつもりだったから、場所は変えず。
 今更、古城探険に興じる程、不慣れでもなかった。
 ゴーグルは首に掛けた状態で、ぼんやりした視線を見返す。]

 …………

[何か問おうとして、一つ咳をした。]

(157) 2010/07/16(Fri) 00時半頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

[怪訝そうな女の声。
掛けられる穏やかな男の声。
物陰からひょこりと頭だけを少し出して、翠のくりくり大きな瞳が覗く。]

ごめんなさい、誰かいるとは思わなかったの。
雨が降りそうで、雨宿りにと…

怒らないで、くれる?

[隠れてはいるけれど、表情は隠しきれない笑顔が溢れる。
穏やかに見える群青を上目に、そして女の瞳へも同じように窺い見て。]

(158) 2010/07/16(Fri) 00時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

― 古城・エントランス ―

 ――…な た…は…?

[見上げる人影に、少し眩しげに目を細めて問いかける。
少しばかり掠れた声、久しぶりの潤いに少しだけ咳をして。
小さな声量はフィリップには届いただろうか。

瞳が、状況を整理しようとゆっくりとまた彷徨う。
見上げた先には雨を降らす澱んだ空の色はなく]

 ……助けて くれたの……?

(159) 2010/07/16(Fri) 00時半頃

【人】 店番 ソフィア

ああ、やっぱり誰かいるんだ。

[チャールズが声をかける様子>>154に小さく呟いて]

ん、あ、これ?
これは、ボクの「たいせつ」なんだよ。

[>>156ペンダントへの評に、にこり、嬉しそうに笑った]

動けないなら、寝ちゃえばいいんだけど。
その内、飽きてくるんだよね。
だから、ボクもちょっと歩こうと思ったんだ。

(160) 2010/07/16(Fri) 00時半頃

【人】 店番 ソフィア

……怒るって、なんで?

[窺い見る視線と、問いかけ>>158
不思議に思って、瞬いた]

あれ、ここって、入ると怒られちゃうの?

[それから、素朴な疑問を逆に投げ返す]

(161) 2010/07/16(Fri) 00時半頃

【人】 本屋 ベネット

…ふぇ?
[支えられてかけられた声に、間の抜けた返答。

頭上に居る猫耳トカゲの幼体は、ピイと愛想良く鳴いた。]

(162) 2010/07/16(Fri) 00時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

[物陰から覗いた翠に、また一度、紺青を合わす。
その幼い言動に、遠い日の何かを刺激され]

 悪戯をされなければ、怒ったりしませんよ。

[その有り日の
――……牧師として先生と呼ばれていたままの言葉を継ぐ。
窺い見てくる少女に、手招きする動作もまた。]

(163) 2010/07/16(Fri) 00時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/07/16(Fri) 00時半頃


【人】 伝道師 チャールズ

[少女は手招きに応じたか否か。
ソフィアに向き直ると、再び翡翠に一度視線を落とす。]

 “たいせつ”ですか。
 大事なものがあるのは、きっと佳いことですね。

 嗚呼、おそらく、此処に入っても怒られないとは思いますが。
 守り番のような方に、雨宿りを勧められたくらいですから。

[後半は、女性の胸元を見るという失礼を長く続けぬようにか
ソフィアの眼に視線を合わせ、チャールズは自身の考えを伝えた。]

(164) 2010/07/16(Fri) 00時半頃

【見】 踊り手 フランシスカ

 ……なにこれ。

[よく見たら気持ち悪いようなかわいいような]

 とりあえず、頭になんか、トカゲで猫みたいな変なのいるから。……いつもどうしてる?ほっとく?潰す?

(@61) 2010/07/16(Fri) 00時半頃

【人】 本屋 ベネット

[ねことかげ、頭の上でまるくなってる。]

…悪さしないようなら、ほっといていいよ。
どうせ、数日で死んじゃうから…

(165) 2010/07/16(Fri) 00時半頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

私のおうちじゃないのに、ご挨拶もせずに入ってしまったから。
もし誰かがいたら怒られちゃうかもって、アリーシャと話していたの。

ここのおうちの人じゃないの?

[返る女の問いは予想したものでなく。
少しキョトンとした表情。
くりくり瞳を大きくさせて、首を傾げる。]

私と一緒?

[それは二つの意味を持つ。
この敷地を持つ人間でないのか、そして同じ人であるのか。
彷徨う幽霊のような少女の様相では、後者の意味とは受け取られにくいだろう。]

(166) 2010/07/16(Fri) 00時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

>>159
[小さな声に、こちらは小さく首を振った。
 窓から外を眺めつつ。
 彼女よりも小さく、かさかさと囁くような声を返す。]

 助けた、のは、違う……
 黒い、髪で。肌も、黒い…女
 ……名前、何て、ったかな……

[首を傾げつつ、その辺に胡座をかいた。]

(167) 2010/07/16(Fri) 00時半頃

【見】 踊り手 フランシスカ

 そ?ならいいけど。

[ぴぃ、と片手の人差し指を軽くくわえて、鳴き真似を返して]

 新しい生物、その中から、人の世界が終わっても、生き抜くのかしら、ね。

[呟くように言いながら、壁に頭を寝かせるようにして、手を離した]

 何かいるものは?

(@62) 2010/07/16(Fri) 01時頃

【人】 店番 ソフィア

そだね。
「たいせつ」があるのは、素敵。

[>>164 そう、頷く時の表情は、見た目の歳よりも幼げなもの]

怒られないよね?
うん、あの子も特にそんな感じじゃなかったし。

[ここにたどり着いた時、言葉を交わした様子。
「探し物の途中なんだけど、休んでいいかな?」という問いかけに答える彼女はこちらを厭っているようには見えなかった]

(168) 2010/07/16(Fri) 01時頃

【人】 店番 ソフィア

うん、違うよ。
ボクは、二日くらい前に、ここに来たばっかりなんだ。

[>>166首を傾げる少女に、あっさりと自分の事を告げる]

だから……うん、一緒、なのかな。

[ここの者ではないのか、と。
問いかけはそちらに解釈したようで、一つ、頷いた]

(169) 2010/07/16(Fri) 01時頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

悪戯なんてしないわ、きっと!

少し冒険していただけなのっ。
お城なんて初めてで、とってもきれいだったから。

[ぷう、と頬を膨らませ。
手招きに導かれるように男の傍へと寄る。
幼くあどけない姿や動作は、彼の遠い日をまた揺らすだろう。
それが苦か懐かはわからねど。]

はじめまして、……?

[ええと、と詰まる言葉。
名も知らず、然し名乗る名を持たず。
挨拶したくとも必然的にこうなってしまう。
彼の服をついついと引っ張って、名を聞きたいのだと翠を向ける。]

(170) 2010/07/16(Fri) 01時頃

【人】 本屋 ベネット

…いや、しばらく眠ればあとは大丈夫……
切開してくれただけでかなり助かった…し……
[こんなご時世でこれ以上頼るわけにはいかないと遠慮しようとして……

きゅう、と素直な胃袋は勝手に空腹を訴える。]

…あ、いや…その……。
[血の気の失せていた顔も、思わず赤面。]

(171) 2010/07/16(Fri) 01時頃

森番 ガストンは、メモを貼った。

2010/07/16(Fri) 01時頃


【人】 長老の孫 マーゴ

[>>167首を振る姿に、
不思議そうにフィリップを見上げる。
視線の先を追うと澱んだ空の色が見えた。]

 雨…、

[もう降り始めてしまったのだろうか。
呟くと、表情は少し曇る。
疲弊した身体は直ぐに起き上がることができずに、

自分よりも小さな声が聞こえると、
言葉を聞き漏らさないように彼が話す間は
静かに口許を見つめて]

 そう……    ありがとう

[フィリップを見つめる瞳が僅かに和らぐ。]

 ……ここには、人がいるの……?

(172) 2010/07/16(Fri) 01時頃

【人】 伝道師 チャールズ

[少女同士の会話は、矢張り遠い昔を偲ばせて
チャールズは少しばかり、その双眸を細めた。]

 きっと……ですか。

[困ったものですねぇと、苦笑を零し
手招きに応じた少女と視線を合わすべく
腰を落としたのは何も服の裾を引っ張られたからではなく
久方ぶりに思い出した癖であろう。]

 はじめまして。
 私は、チャールズと申します。
 貴女は、どのようなお名前ですか?

[尋ねる男の胸元で、銀の十字架が揺れた。]

(173) 2010/07/16(Fri) 01時頃

【見】 踊り手 フランシスカ

 ……ああ。お腹。

[赤面する顔に敢えては聞かずに]

 ううん、けど、食べ物はね。探せばあるのかもしれないけど。その様子だと、飢え死にして死にそうってわけでもないよね?我慢して。

[立ち上がって、眠ると言うならその場を去ろうと]

(@63) 2010/07/16(Fri) 01時頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

二日前。
お日様が二度、お月様を追いかけたくらい?

[薄暗く崩壊に向かう世界で、まるで夢を見るような言を紡ぐ少女。
廃墟も曇天も、少女にはどう見えているのか。]

私はずっと長く、いるの。
きっと、たぶん。

だから、お友達になりましょう?
ね、ね、いいかしらっ?

[翠の瞳を輝かせ、女を見つめ笑う。
いい答えを期待して、それはふわりとした微笑みで。]

(174) 2010/07/16(Fri) 01時頃

ベネットは、ちいさく頷き、背中を丸めて横になった。

2010/07/16(Fri) 01時頃


フランシスカは、ベネットさら、と食べられる種を二三粒、隣において立ち去った。

2010/07/16(Fri) 01時頃


【人】 鳥使い フィリップ

>>172
[汚れた雨でも、降れば土埃を流す。
 そうすれば、少しは自分の喉も楽になるだろう。
 人がいるのか、の問いに、頷いた。]

 ……何人か、いる

[そして、多分また大体がいなくなるだろう。
 とは、まだ言わず。

 それからゆっくりとした口調で名乗る。]

 フィ、ル

 ……ぉ前、は?

[名を名乗る怪物を、今まで見た事がないから。
 今の所、フィルにとっての見分け方はそれだった。]

(175) 2010/07/16(Fri) 01時半頃

【人】 店番 ソフィア

お日様が二度、お月様……。
うん、そのくらい、かな。

[>>174 時間の推移への問い返しは、物語の数え方のようで。
二、三度、不思議そうに瞬く、けれど]

んー……そうだなぁ。
ボクも、ずうっと、ひとりで歩いてたし。

ひとりはラクだけど、つまんないもんね。
いいよ、今からおともだち。

[にこり、笑ってひとつ頷く。
警戒という言葉は、意識の内に存在しないのか、全くそんな様子もなく]

あ、と。
ボクは、ソフィアっていうの。

(176) 2010/07/16(Fri) 01時半頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

ええ、きっとよ。

悪戯をして怒られるのはいやだけれど
でも、怒られないのはもっといや。
折角怒ってくれる人がいるのなら
もしかしたら、悪戯しちゃうかもしれないわ。

でもその時はちゃんと謝るから、許してくれるかしら?

[“許してくれるか”と、男に向けた言葉は彼の内を揺らしたろうか。
下げた十字の意味も知らない幼い少女はふわりと笑って
屈んでくれた男に小首を傾げて問う。
名乗られた声を聞けば幾度か繰り返し、躯に染み込ませるように覚えようとするけれど
続いた問い掛けには、少女の表情も窓の外の世界のように雲が掛かる。]

(177) 2010/07/16(Fri) 01時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/07/16(Fri) 01時半頃


【人】 伝道師 チャールズ

 ソフィアさんは、2日前に来られたのですね。
 ずっと長いということは
 アリーシャさんと仰る方も長いのでしょうか。

 お友達ができて、佳いことです。

[穏やかな微笑を湛えて、少しばかり2人の話に相槌を打つ。
その表情が少し陰ったのは、“赦す”という単語に反応してのこと。
先程、その単語を紡いだのはラルフであったか。]

 怒って赦せることでしたら、赦しますよ。
 神は、罪を憎んでも、人は憎まないことを尊びます。

[直ぐに表情を穏やかにするも
次は曇る少女の顔《かんばせ》に首を傾げる。]

 どうかいたしましたか?

(178) 2010/07/16(Fri) 01時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[フィリップの声に耳を傾けながら、
じ…と静寂にも耳を傾けてみる。
雨音は聞こえない、まだ雨は降っていない。]

 ……人に会うのは とても久しぶり
 …こうやって、お喋りするのも

 ――…ここには、お水があるのね

[彼以外の人もいると聞いて導き出される答え。
少しホッとしたような、けれども不安を拭いきれないような、
そんな複雑な胸中が表情にも表れて]

 ……フィル、

[彼が名乗る姿には、反芻してフィルを見つめてから]

 …マーゴ

[名を囁いて、淡く微笑んだ。]

(179) 2010/07/16(Fri) 01時半頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

二度も追いかけて、それでもつかまえられないの。
永遠の追いかけっこね。
二日間もそう考えたら、とっても永くて素敵だわ。

[物語を紡ぐように、微笑んで。]

ずっと一人、私と一緒…?

じゃあ今からお友達ねっ!
ソフィア、ソフィア。
それからチャールズ、あなたもっ。

私のお友達、二人目と三人目だわ!

[敬称をつけるほどの礼儀という知識が少女にはまだなく。
満面の笑みで二人を交互に見ていたのだけれど。
やはり、チャールズの問い掛けには表情を曇らせて。
翠の瞳を朽ちた廊下の隅へと彷徨わせる。]

(180) 2010/07/16(Fri) 01時半頃

【見】 踊り手 フランシスカ

[ふう、と息をついて天井を眺める。雨音が聞こえてくるだろうか

ふと感じた体の変化に少し眉をしかめつつ、エントランスへと戻る]

ああ、気づいた?

[マーゴとフィリップを見て、手を振って。流れになれば名乗る*]

(@64) 2010/07/16(Fri) 01時半頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

ごめんなさい。

[しょんぼりと寂しげな顔は廊下の隅に根をはる異形の花を捉えたまま。]

名乗る、名前がないの。



だから、好きに呼んでくれたら嬉しいわ。



[小さく揺れる異形の花は、身を揺らす度に朽ち果てていく。
花から瞳を離し、また笑顔を二人へ向けた。]

(181) 2010/07/16(Fri) 01時半頃

【人】 本屋 ベネット

[眠りに落ちた親の傍を離れて、生まれたてのネコミミトカゲはキラキラ輝く淡いエメラルド。
ちょこちょこと気まぐれに、廊下へと出て行く。
大きな二つの瞳は縦に切れ、きょろきょろと好奇心旺盛にあたりを見回した。]

(182) 2010/07/16(Fri) 01時半頃

【人】 店番 ソフィア

そうだよ、二日前。

[>>178相槌に、こくん、と一つ頷いた。

>>180物語のように吟じられる言葉。
そんな風に考えた事はなかったから、それは、少し不思議で]

うん、でも、素敵だ。

[けれど、こうも思えたから、思ったままを口にする]

うん、おともだちだね……って。え。

[にっこり笑って頷いた後に告げられた、名前がない、という言葉>>181]

好きに呼んでって言われてもなあ……うーん……。

[どんなのがいいんだろ、と。
首を傾げて、思案の素振り**]

(183) 2010/07/16(Fri) 01時半頃

店番 ソフィアは、メモを貼った。

2010/07/16(Fri) 02時頃


【人】 伝道師 チャールズ

 おや、私もお友達に数えていただけるのですね。

[自身の名に敬称がつかないのには、チャールズは頓着しない。
ただ、少女の曇る表情と彷徨う視線を見守り
彼女が何かを告げるのを根気強く待ち……―――。]

 それは、私の方が失礼なことを問いかけました。
 名乗る、名がない理由は判りませんが……―――。

[寂しげな笑顔に、眉を寄せた。
好きに呼べと言われても、男は戸惑うばかり。
真剣に思案する風情のソフィアに託すような、視線を向けた。]

 ―――……嗚呼、花の名が佳いかもしれません。

[ただ一つ。ポツリとそう呟いたのは。
少女の視線が、散りゆく異形の花に注がれていたが故。
儚く散って欲しい訳ではないが
少女の姿は花の名にふさわしい気がした。]

(184) 2010/07/16(Fri) 02時頃

【人】 鳥使い フィリップ

>>179
[名前が伝わった事と、まともな名乗りが返った事に少しの安堵。
 微笑を流し見て、マーゴと言う名は音に出さず、口の中で呟いた。]

 水は……も、良い、か?

[望むようならもう一口分、水筒から出す。
 いきなり大量には体がついて来ないだろうし。]

>>@68
[アリーシャが戻って来れば、手を振り返す。]

 降る、前に……運んだ、あんたの、おかげ
 けふっ……だな

[そんな事を言って、目を細めた**]

(185) 2010/07/16(Fri) 02時頃

【人】 本屋 ベネット

[気ままに散歩に出たネコミミトカゲは、立ち話をする少女たちの足元をうろうろ。
金色の目で見上げて、小首を少しかしげました。]

(186) 2010/07/16(Fri) 02時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/07/16(Fri) 02時頃


【人】 伝道師 チャールズ

 さて、私はもう少し城内を見て廻ろうと思います。
 呼び名が決まりましたら、教えてくださいね。

[少女の背に合わすように屈んでいた体勢から
チャールズは立ち上がった。

引きとめられないなら、そのまま、また散策に出ようとして
少女達の足元をうろうろする存在に気がつく。]

 ―――……耳が、キツネリスに似てますねぇ。

[その姿に先日、死んでしまった旅の連れを思い出し
そんな感想を呟いた後、危険がないと判断すれば
*その場を去るだろう*]

(187) 2010/07/16(Fri) 02時頃

【人】 森番 ガストン

 なるほど、そのシイラという子は城の中にいたのk
 
[>>@51台所へとついていくその中で>>116ラルフからの意外な一言。踏み出そうとした右足を一瞬中空で浮かせた。足音が一拍ずれただろう。そのまま体が反応できず、周囲の音が静寂になった。]

 ――!

[そこから一瞬で我に返れたのは、長旅の経験からくる異形との戦いの経験値に他ならなかった。]

(188) 2010/07/16(Fri) 02時頃

【人】 森番 ガストン

 そうか、あの時の冗談も強ち嘘ではなかったということか。

[自分の呟いた>>93は冗談ではない。>>@42自分を怪物と称していた。怪物ではないにしろ、彼女は異形を使役できるのではないか、そう思える言葉だった。

逆を言えば、彼女に危害さえ加えなければ、異形からは自分の身をある程度守ることが出来るかもしれない。そうも思えた。]

(189) 2010/07/16(Fri) 02時頃

伝道師 チャールズは、メモを貼った。

2010/07/16(Fri) 02時頃


【人】 森番 ガストン

 異形の幼虫ということは―きっと崩壊の序曲に作られたものだろうな。

[>>@53出された幼虫を、こともなげに口に入れていく。食べられるものは食べておくのが、生き残る秘訣とばかりに。感慨深い味を舌で受け止めつつも、 >>127ラルフの顰め面には、幼虫が苦手なのだろうかと、勘ぐった。]

 ああ、久しく味わってなかったな。悪くない味だ。

 ―君は蟲は苦手か?
 少しでも食べれるものを食べておかないと、いつ食べられなくなるかわからんよ。

(190) 2010/07/16(Fri) 02時頃

【人】 森番 ガストン

 私はもう一つ頂こう。

[>>@55缶にあった幼虫をある程度頂いた後、>>@55ヨーランダの勧めに従いもう1個{5}を開けて食べはじめた。]

 そうか、なら無理はしないほうがいい。
 無理な食事で吐いてしまえば逆効果だ。

 >>134人間も、多少は環境に慣れるのかもしれないな…。

[気乗りがしないような表情のラルフに、小さく首を振りつつ、食事を続けた**]

(191) 2010/07/16(Fri) 02時頃

森番 ガストンは、メモを貼った。

2010/07/16(Fri) 02時頃


【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

ね、世界はいつだってきれいで素敵なの。

[思案するソフィアへそう呟くけれど。
チャールズの言葉にはふるふると首を振る。]

あなたが悪いわけじゃないわっ。
ごめん、なさい。
だからそんな顔しないで?

お友達が悲しい顔をするのは
私が悲しいよりも、もっともっと悲しいわ。

[ね、と手を伸ばす。
その先に銀の髪を捉える事が出来たなら、ぺたぺたと慣れない手つきで頭を撫でただろう。]

(192) 2010/07/16(Fri) 02時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[雨音が聞こえてきたらまた不安げに窓を見ただろう。
僅かに潤った口許が紡ぐのは置いてきた異形の名。
アリーシャが再び訪れた>>@68のなら、
フィルが教えてくれた特徴と一致する女性を見上げ]

 ……あなた は…
 私を助けてくれた人…ね…


 …ありがとう、

[そう言ってからフィルに告げたように自分の名前を名乗り]

(193) 2010/07/16(Fri) 02時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[>>185水をすすめてくれたということは、
名を認めてくれたということだろうか。
こくり、渇いた喉を鳴らしてから]

 ―――…いいの…?

[不安げに聞いたのはそれが限りあるものだから。
それでも許されるのならば]

(194) 2010/07/16(Fri) 02時頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

私が、きっと悪いの。
名乗る名前がないのは――…


覚えて…いないの。


私が誰で
どうしてここにいるのか
どのくらいここにいるのか。

[だから、ごめんなさいと謝って。
一言呟かれた言葉には、驚いたような嬉しいような表情を向けていた。]

お花の名前?
素敵ね、名前が付いたらすぐに教えるわっ!

[チャールズにそう笑う。
離れていくのは寂しかったから、後でねと手を振って。
背中が見えなくなるまで見送った。]

(195) 2010/07/16(Fri) 02時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

 …

    …ほしい、

[一口分の水へと手を伸ばすだろう。
こくり、今度は喉に心地のいい冷たさ。
身体に生が与えられる感覚にほっと息をつくと
水を分け与えてくれたフィルの咳に気がついて]

 ……あなたも
 少し…飲んだほうがいいわ

[そう言って。
感謝の言葉と共に水筒をフィルへと返した後は
体力を取り戻そうと、意識はまどろみへ**]

(196) 2010/07/16(Fri) 02時半頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/07/16(Fri) 02時半頃


【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

あ、ら?

[近くをうろつく異形に視線が留まる。
猫のような、蜥蜴のような、エメラルドグリーン。]

あなたも、一人ぽっち?

[小さな手を畏れもせずに差し出す。
異形はどんな反応を返しただろうか。]

(197) 2010/07/16(Fri) 02時半頃

【人】 本屋 ベネット

[ネコミミトカゲは小さくピイと鳴き、差し出された手に前足を掛けて少女をじっと見上げました。
抱き上げられても、シッポを強く握らない限りはおとなしくしているでしょう。**]

(198) 2010/07/16(Fri) 03時頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

ふふっ。
あなたも今日から私のお友達ね?
私の前にあなたの名前を考えなくちゃ。

[前足をかけた小さな異形を抱き上げて、そっと撫でる。
逃げないのならその異形を小さな肩に乗せて。]

ソフィア、私はまだ少し探検してくるわ。
また後で会いましょう?

[絶対よ、と約束を取り付け。
足音少なく少女は往く。
誰かと鉢合わせることがあるだろうか。
風花まうような笑い声は、また城の内で時折響いている**]

(199) 2010/07/16(Fri) 03時頃

良家の末娘 ポーチュラカは、メモを貼った。

2010/07/16(Fri) 03時頃


セシルは、崩れかけた隙間から古城に侵入している*

2010/07/16(Fri) 07時半頃


【人】 奏者 セシル

― 古城内・廊下、窓ガラスの前 ―

[巨大な硝子に見入って、くすくすと笑い声をあげている]

わたしはずうっとここにいるのに、
ほんとうにセシルはかくれんぼがへたね。

[水面と違い触れても崩れない妹の顔に、囚われる。
そもそも妹など存在したのか……存在したとしてそれはこのような口調の人間なのか……。精神を侵食された身にはもうはっきりしない]

(200) 2010/07/16(Fri) 08時頃

【人】 奏者 セシル

どうして
わたしはここから出られないの?

[行き過ぎた妄想の中の妹は、人格を持ってしまった]

わたしを、見て…。
わたしはここにいるよ。

[顔を、硝子に近づけると、息で窓ガラスが曇った]

…………あれ?
私は、何を…?

[きょとん、とした表情で、窓から離れるとヴァイオリンを手に*再び古城内をさまよいはじめた*]

(201) 2010/07/16(Fri) 08時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/07/16(Fri) 08時半頃


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/07/16(Fri) 08時半頃


天のお告げ (村建て人)

【連絡】
メモにも書いておりますが、こちらにも。
16-17日あたりで編成を決めます。
17-18日あたりで一日目開始する予定です。

入村考えてくださっている方、ぜひお気軽にどうぞ。もう少し増えるととってもとっても嬉しいです。

よろしくお願いいたします。

(#12) 2010/07/16(Fri) 08時半頃


【人】 本屋 ベネット

─ 古城一階 小倉庫 ─
[ずいぶん長いこと眠ったのか、それともほんの僅かの時間だったのか?
どちらにしろ体はずいぶん軽く、楽になっているようで。]

…あぁ、もうこんな時間。
[左手首に付けた時計は、自動巻きのアンティーク。
霞む目で時刻を確認して、革の手帳を開く。]

書かなきゃ。
…覚えていられるうちに。まだ書けるうちに…。
[腹ばいに寝そべったまま、変質した右手にペンを握る。
手帳の最初の方では滑らかに丸かった文字は、最新のページでは角張った楔模様。
身じろぐとまた…むずがゆいような痛みと共に、開いたままの背中の傷口から桃色の小魚や綿でできた花びらがこぼれ落ちて消えていく。
それでも、覚えている限りの記録を。]

(202) 2010/07/16(Fri) 09時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

>>194>>196
[良いも悪いも、元は自分の水ではないのだから。
 声を発して説明するのは億劫で、そのまま水を差し出した。

 『あなたも飲んだほうが』と言われれば少し首を傾げ。
 咳の事かと得心する。]

 ……

[頷きを返して、水筒を受け取った**]

(203) 2010/07/16(Fri) 09時半頃

【人】 本屋 ベネット

[細い六本足の生えた蘭の花が、カサカサと歩いて廊下へ逃げ、
真珠貝は翼を広げて窓の隙間から雨の中へ。

自分は苗床にでもされてしまったのかと、手記の中にはそんな不安混じりの愚痴。
侵食され、食い荒らされ、衰弱し変質していく身体と、
晴れぬ空、変わり果てたなれの果ての風景、そんなものの判る限り全てを。
びっしりと手帳に、残していく。]

(204) 2010/07/16(Fri) 09時半頃

【人】 本屋 ベネット

[ネコミミトカゲは少女の肩で、小さく体を丸めて眠る。
どうやら、安心しきっているようだ。]

(205) 2010/07/16(Fri) 09時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

―回想―

[立ち上がる前、頭部に触れる小さな手。
慣れぬ仕草のそれに、チャールズは按手礼を思い出す。
少女の言葉を受けて
眉の寄りを解き、再び湛えるのは微笑。]

 ええ、是非とも。

[立ち上がれば、名がつけば直ぐに教えるという少女に
叶うならば返しのように、少女の髪を撫でる。
この時、下に向けた視線の視界に、ネコミミトカゲが映る。
その耳が、その眼の色が、その仕草が
キツネリスに似ていると零した言の葉は
音量が小さすぎて2人の少女達には届かなかったかもしれぬ。]

(206) 2010/07/16(Fri) 10時頃

【人】 伝道師 チャールズ

 それでは、後ほど、お会いできましたら。

[ソフィアにも礼を向けると、少女に見送られながら
チャールズは古城の散策に戻った。]

―回想・了―

(207) 2010/07/16(Fri) 10時頃

ベネットは、真っ黒に文字で埋め尽くしたページを捲り、白いページをまた文字で埋め尽くす作業。

2010/07/16(Fri) 10時頃


【人】 伝道師 チャールズ

―古城内・廊下―

[雨はもう強く降ってきていたのだろうか。
朽ち果てそうな古城は、例えそうであっても
今はまるで最後の縁《よすが》のように
集う人々を護っている。]

 おや……―――

[硝子の嵌っていない窓枠から、外を覗えば
翼ある真珠貝が雨に溶けて行くところであったか。
カサカサと物音に、足元を見れば六足の蘭が。]

 貴方は私を食べますか?

[先程、ソフィアから向けられた言葉を、その蘭に向けてみる。
そんな男の顔は、何を思っているのか、変わらない微笑。
敵意は互いに見えない。
チャールズは戯れに蘭の花弁を指先で擽った。]

(208) 2010/07/16(Fri) 10時頃

【人】 本屋 ベネット

[歩く蘭はくすぐったそうにフルフルと揺れ、甘い香りを仄かに放つ。

ふわりと花びらは羽ばたき、チャールズの鼻先にキスのように触れるとクシャリと萎れた。

キラキラ。
光る透明な砂のように散って大気に溶ける。]

(209) 2010/07/16(Fri) 10時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

[甘い花の香りが、思い起こさせるのは何か。
鼻先に触れる優しい感覚も……―――。]

 ―――……儚い、ものですねぇ。

[萎れ、大気に溶ける花。
チャールズは光のような砂を掴む仕草を見せる。
握り締めた掌に、残滓は残らないか。
その手を、胸元にあてるのは、感傷だ。

祈りは何に対してか、暫しの黙祷の後。
また、ゆっくりと歩を進め始める。]

(210) 2010/07/16(Fri) 11時頃

【人】 本屋 ベネット

[三ページほどの白紙が黒紙に変わったくらいで閉じる手帳。
よろりと手をついて身を起こすと、淡い目眩に世界が緩やかに回る。
ぽすりとまた床に身を沈めると、視界に入ったのは数粒の炒り豆の種子。

コリリと噛みしめると、特有のコクのある滋味。
ほんの僅かだが、それでも腹の足しにはなった。]

(211) 2010/07/16(Fri) 11時頃

【人】 本屋 ベネット

…雨、止まないな……

[漸く上体を起こして見上げる窓の外、灰色と紫の雨が降りしきる。

背中の傷口は、まだ乾かぬ。
ドロリと流れ落ちたのは血膿ではなく、若い茨の蔦のように瑞々しい色の、細く長い蛇。
口も鼻も持たぬそれはヌタヌタと床を這いながら、鱗の一つ一つにある瞳でぎょろりと世界を眺めるのだ。]

(212) 2010/07/16(Fri) 11時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

―古城・小倉庫前―

[歩む足は小倉庫らしい部屋の近くへ差し掛かる。
雨音に紛れて、なにか這うような音が聴こえたからか。
それとも、倉庫らしい風体から
使えそうな物があると思ったからか。]

 お邪魔致しますよ?

[チャールズは、その部屋のドアに手をかけた。]

(213) 2010/07/16(Fri) 11時半頃

【人】 本屋 ベネット

[ドアの隙間から、ちょろりと蛇が逃げ出す。

かけられた声に振り向いて、小さく頭を下げた。]

…お世話になりました。
だいぶ、楽に。

[消耗は激しく、やや青ざめた頬。
背中を割かれた外套はずり落ちて、鉱晶化した右肩から胸までが丸出しになってしまっていた。

それでも熱が下がったおかげで、楽になったのは本当なのだけど。]

(214) 2010/07/16(Fri) 11時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

―古城・小倉庫―

[開けた扉の隙間から、蛇が逃げ出したのに
チャールズは蹈鞴を踏みかけるも止まる。
敵意が見えなければ、蛇に向かうこともない。]

 おや。此方に居られたのですね。

[体勢を立て直し、かけられた声の主を見る。
その様に刹那息を呑み、そして何事もなかったかのように微笑む。]

 何か食事を取られましたか?
 食べられるならば、食べたほうが佳いですよ。

 嗚呼、あと、何か着替えが入用でしたら
 探して参りますが。

(215) 2010/07/16(Fri) 12時頃

森番 ガストンは、メモを貼った。

2010/07/16(Fri) 12時頃


【人】 本屋 ベネット

[時折傷口から滴り落ちて産まれる幻想生物たちは、その殆どが床につくまでに死滅して輝く塵となって溶ける。
稀に消えず生き残るものも小さく儚く、たとえ暴れたとしてもイタズラ程度で終わるほどのものだろう。]

…えぇ、ナッツを少し。
着替えは…あると助かるかも。

[元々体格の良い方ではなかった上に、病に蝕まれてからはかなり痩せてしまったから、
子供用とかでない限りは、多少小さなサイズでも着れなくはないだろう。]

(216) 2010/07/16(Fri) 12時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

―古城・エントランス―

[少しの間、アリーシャとマーゴの様子、あと窓の外を見ている。
 声を掛けられたなら、いくつか受け答えをして。

 それから、ふいと立ち上がって回廊の方に入って行った。]

(217) 2010/07/16(Fri) 12時半頃

ベネットは、百目蛇、フィルの足元ににょろ〜ん。

2010/07/16(Fri) 12時半頃


【人】 伝道師 チャールズ

[産まれては消える幻想生物。
先程、触れて壊した花も
目の前の人から産まれたのだと識る。
それでも表面上、チャールズが浮かべる表情は変わらない。]

 他にも何か食べた方が佳いと思います。
 干し肉で宜しければ、直ぐに差し上げれますが。

[着替えの所望には、一つ頷いて、チャールズは外套を取る。]

 着替えが見つかるまでは、一先ずはこれを。
 少しばかり汚いのはお赦し下さい。

[取った外套を差し出せば
その下に付けられた旅道具が晒される。
その中でも、光を放ち目立つのは、銀の十字架ではあろうが。]

(218) 2010/07/16(Fri) 13時頃

【人】 本屋 ベネット

…わざわざ、すいません。

[自分の体には随分大きな外套を、受け取って肩へと羽織る。
目を上げたときに視界に入る十字架。

その輝きがあまりに眩しく感じてしまって、思わず目を逸らした。]

(219) 2010/07/16(Fri) 13時頃

【人】 鳥使い フィリップ

―古城・回廊―

 ……っん

[新緑色の蛇がブーツに纏わり付く。
 無数の鱗の表面で、縦に裂けた瞳孔がくりくりと動いた。
 ぺいっと軽く足を振ると、ぺしゃりと落ちる。
 脆いのか、それでしおれてしまった。

 最近、城の中にもこう言う小さいヤツが増えた。
 故郷がそうやって、段々だめになって行ったから、何となく解る。
 どこから、とは余り考えなくなった。
 どこからでも現れるから。

 表面にびっしりと目を開けた蛇は、再びのたくさと足元に纏わる。
 歩くのに邪魔だが、それ以上の害にはならなそうだ。
 好きにさせてまた歩き出す。]

(220) 2010/07/16(Fri) 13時頃

【人】 伝道師 チャールズ

 いえいえ。

[体躯の佳いチャールズの外套は
線の細い青年には大きすぎたよう。
その様子は青年を幼く見せ
チャールズは微笑ましく思い、目を細めた。
故に、逸らされた視線に気がつくことが出来ずに。]

 ――……此方には服はなさそうですね。
 それでは、少し探して参りましょう。

[干し肉を少し差し出した後、一通り小倉庫内を検め
男はその場を後にしようとした。]

(221) 2010/07/16(Fri) 13時頃

ベネットは、干し肉をかじり、舐めるように少しづつ水を飲んだ。

2010/07/16(Fri) 13時半頃


チャールズは、ベネットが干し肉を食べる様子を少しの間、見、再び廊下へと。

2010/07/16(Fri) 14時頃


【人】 長老の孫 マーゴ

― 回想・古城エントランス ―
>>203
[黙ったまま水を差し出すフィルを見上げて紺の眼が瞬く。
水は、生命を繋ぐものだから。
奪い合うような場面の記憶が多い女にとって、
フィルの行動は珍しくて]

 …不思議な人

[ぽつりと零れた言葉。
それが彼の第一印象となった。]



 ――…でも、ありがとう…

(222) 2010/07/16(Fri) 14時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[まどろみ眠りに落ちるまでの間は
フィルとアリーシャに幾つかの言葉を向ける。]

 …いつから、ここにいるの…


  …あなた達の他にも、人はいる…?



 雨は… いつやむかしら…


[眠りに落ちるその瞬間は、いつも少しだけ こわい。
伏せた睫毛がふるりと震えて]


 ――…あとで、水の場所を…教えてくれる…?

(223) 2010/07/16(Fri) 14時頃

【人】 長老の孫 マーゴ


     ニムス
 ……あの子は…痛がっていないかしら……



[落ちる意識は疲れを癒す為に深く、深く潜り。
雨の音を聞きながら見る夢は*懐かしい景色か、それとも*]

(224) 2010/07/16(Fri) 14時頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/07/16(Fri) 14時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

>>190
 
 蟲を食べる習慣は、あんまりなかったけど。
 いや、そういうのとは関係なくて……
 
[そういえば異形化した腕にも特段注意を引かれた様子はなかった、
慣れているということはそれだけ、
生き残りの術に長けているということだろう。
食事を続ける彼の羽織る獣らしき毛皮を納得の眼差しで見る。

かけられた忠言にはぽつりと返す]
 
 ――…環境に適応した人間は、
  どこまでがニンゲンと、呼べるのかな?
 
[無機物と化した左腕と繋がる肩は、まだ少しだけ軋んで痛んだ]

(225) 2010/07/16(Fri) 14時半頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2010/07/16(Fri) 14時半頃


フィリップは、もし回廊に人影が見えたなら、一度立ち止まる**

2010/07/16(Fri) 15時頃


【見】 踊り手 フランシスカ

 ん、無事で何より。

[>>185苦しそうなら、しゃがんで、背を軽く撫でながら、マーゴの名乗りに、名乗りを返した後、問いかけに]

 私?さぁ。ずっと地下にこもってたから忘れた。そんなに昔って事はないと思う。

 水は中庭みたいな所にあって、人は、結構いる。かなり苦しそうなのも、まだ元気そうなのも。

 ……ニムス?

[眠りに落ちるマーゴを見守り、立ち上がるフィリップに、軽く手を振って見送った]

(@65) 2010/07/16(Fri) 17時半頃

双生児 ホリーが参加しました。


【人】 双生児 ホリー

―雨の振る少し前のこと―

[ゆらり、ゆらり。影が歩く。

真紅の瞳に黒い髪。

襤褸切れから覗く白い肌、
ところどころに黒の鱗が見え。
光を反射してきらきらと。

くん、と空気の臭いを嗅げば、
やがて雨の降ることを知った。]

(226) 2010/07/16(Fri) 17時半頃

【人】 双生児 ホリー

[何処かで雨を凌ごうと、辿りついたは大きな古城。

少し見上げ、また臭いを嗅ぐ。
すると、此処暫くなかった臭いが混じっていた――人の臭いだ。

瞳は鋭く、警戒の色。

されども他に場所はなく、そろそろ雨が降り出すと。
仕方がないと諦めたようで、古城へ足を踏み入れた]

(227) 2010/07/16(Fri) 18時頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/07/16(Fri) 18時頃


双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/07/16(Fri) 18時頃


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/07/16(Fri) 18時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

―回想・エントランス―
>>222>>223>>224>>@65
[フィルが人に水を分ける動機は、『郷に従え』の向きが強い。
 つまり、自分より先に居たヨナに倣っての事だ。

 もし、初めて泉を見付けた時、誰もいなければ?
 もし、白い女がフィルを泉から追い払おうとしていれば?

 だから一番不思議なのは多分ヨナだ。]

 ……俺は、だいぶ前。
 ど、かな……しばらく、止ま、ぃかもな……

[問いにぽつぽつと答えて、去り際、アリーシャに手を振った。
 『ニムス』の事は解らず、首を傾げて。]

(228) 2010/07/16(Fri) 18時半頃

【見】 墓守 ヨーランダ

―古城・台所らしき場所―

[ガストンが幼虫を食べ、また新しい缶詰も開く。
 そこに入った肉のとろ煮も覗き込んだ。]

 ――…栄養は、それもあると思う。
 ラルフはでも、食べなくても大丈夫?

 それも不思議。

 ああ、でも、シイラも水だけで生きている。

[そう呟いた。]

(@66) 2010/07/16(Fri) 19時頃

天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2010/07/16(Fri) 19時頃


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/07/16(Fri) 19時頃


フィリップは、足に纏わり付く百目蛇をあしらいながら、古城を歩く。

2010/07/16(Fri) 19時頃


【人】 鳥使い フィリップ

―中庭前―

[結局ここまで戻って来て、壁にもたれて中庭を眺める。
 乾いた地面に降る毒の雨。
 澄んだ泉を枝で守っているような、樹木の異形。
 しばらくそこで、ぼんやりとしている。**]

(229) 2010/07/16(Fri) 19時頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/07/16(Fri) 19時半頃


双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/07/16(Fri) 19時半頃


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/07/16(Fri) 19時半頃


ヨーランダは、缶詰を食べられる分だけ食べて、外を見る。

2010/07/16(Fri) 19時半頃


天のお告げ (村建て人)


 ――……そして、雨が降り始める

 

(#13) 2010/07/16(Fri) 19時半頃


天のお告げ (村建て人)


 ――…その雨は静かなのに、
 ――…まるで、かつて、恵みと呼ばれた時代の時と同じように降るのに。




 ――…きっと、また世界は溶けた。

(#14) 2010/07/16(Fri) 19時半頃


【人】 森番 ガストン

 >>225どうだろうな、人が集まれば、その疑問は明確にはできないだろう。各自思うべきところが違うだろうかよ。

 だが、俺は少なくとも君は―人間を保っていると思うぞ。

[ラルフの左腕は見ているが、今のところそれについて聞く気はない。]

 >>@66…こんな世界でまだ生きている人間は、もう異形なのかもしれんな。

[缶詰の中身を口に投げ入れ、意識せず言葉が出た。暗にラルフをフォローしたかったのかもしれない。

彼の鋭利な凶器からうっすらと想像できそうな、無益な戦いをしないためにも。]

(230) 2010/07/16(Fri) 19時半頃

【見】 墓守 ヨーランダ

 この城も、いつまで……。

[そして、そんな不安を口にする。]

 ――…

(@67) 2010/07/16(Fri) 19時半頃

【見】 墓守 ヨーランダ

>>230

 異形……。
 あなたも私も。

 形が変わっていなくても、異形かもしれない。

[ガストンの言葉にそう同意めいたものを返して…。]

 ――…でも





             [何か言おうとして口ごもった。]

(@68) 2010/07/16(Fri) 20時頃

【人】 森番 ガストン

[時折毛皮をみるラルフの視線に気づいた。]

 …気になるか?
  これは元々相棒だったんだよ。
  そう、色んな、相棒だった。

[毛皮の生前と変わらぬ、ゆっくりと撫でた。そのうち、>>#14外の景色が更に捻じれているのに気づいた。]

(231) 2010/07/16(Fri) 20時頃

森番 ガストンは、メモを貼った。

2010/07/16(Fri) 20時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

>>@66
[他意はないのだろう彼女の言葉。
それは自分がヒトでないものに近づいている、と自覚させるには十分で]

 ――…そか、俺もあれと同じなんだ。
 ならもう、あんまり時間、残ってないのかもね。

 俺が異形になったとしても、もしかしたら君には言葉が伝わるのかな?

 そのシイラ、みたいに。

[名を聞いた、という先の少女の言葉に触れて、
零れたのは、願いのような呟きが一つ。
それからふと静かな雨音に気を取られ、一度窓辺に目を向けた]

(232) 2010/07/16(Fri) 20時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

>>230

 ……そうだね、そいえばチャールズも自称人間って言ってた。
 別に見た目は、変わったところ、見えないのに。

[人間を保っている、そう言われても
もっと酷いものを見てきたのだろう、とただそう思う]

 そんなことは――…、
 
[けれど続く言葉に押し黙る、
>>@68彼女の途切れた言葉もまた追い討ちをかけて]

 困ったな、それじゃ何を狩ればいいのか、
 わかんなくなっちゃうよ。

[笑えない軽口を一つ]

(233) 2010/07/16(Fri) 20時頃

【見】 墓守 ヨーランダ

>>232

 ――……

[ラルフの言葉に、また振り向く。]

 シイラみたいに?
 ――……ラルフは、私と話するの嫌じゃない?

[その眸は、まっすぐまっすぐ……。]

 嫌じゃないなら……。
 話、できる。

(@69) 2010/07/16(Fri) 20時半頃

【見】 墓守 ヨーランダ

>>233

 ――…ラルフは狩るのね。



 ねぇ、私が異形になったら……




                     狩る?

[その左手に視線を移す。]

(@70) 2010/07/16(Fri) 20時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

>>231
[単語には、ふと少女とシイラが重なる]

 相棒?
 ……あんまり、人に懐きそうな獣には、見えないけど。

[毛皮を撫でる男の無骨な手つきに、
どことなく親しみのようなものを感じるのは、
それを聞いたせいだろうか、青年は目元を和らげる]

(234) 2010/07/16(Fri) 20時半頃

【人】 双生児 ホリー

[エントランスに踏み入ると、
その目が人影を捕らえる。

殺気。

ニンゲンは、敵だ。
爬虫類のような右手、それから右足。
引き摺っているのは、トカゲのような尾だった。
この姿を異形ととられ、何度斬られた事だろう。

それは少なくとも、人を敵と認識するのには十分な回数だった。

彼等はこちらに気付くだろうか?]

(235) 2010/07/16(Fri) 20時半頃

【人】 店番 ソフィア

─古城内─

むむう。

[>>184チャールズから向けられる視線と、花の名前、という呟き。
視線は一度、花の異形へ]

んー、んー……あ、うん、またねー。

[悩んでいる間に、チャールズは次の場所へと歩みを進める。
その背に向けて、ぱたぱた、と手を振った]

(236) 2010/07/16(Fri) 20時半頃

【人】 店番 ソフィア

……うっわ、なにその子、可愛いんだあ。

[>>199少女の抱き上げた異形に、はしゃぐような声を上げた]

うん、じゃあ、それまでに考えておくっ。
また、ね!

[足音なく行く背に、やはり、ぱたぱたと手を振って。
ひとりになると、左足を軸にくるり、その場で一回転]

……よし。
何かいい言葉がないか、探しに行こう。行くんだ。見つけるんだ。

[一回りすると足を揃え、ぴょん、と一度跳ねる。
胸の上で、翡翠色がぽん、と跳ねた。
そして、着地した少女は、緑色を翻して、歩き出す**]

(237) 2010/07/16(Fri) 20時半頃

店番 ソフィアは、メモを貼った。

2010/07/16(Fri) 20時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

>>@69

 ――…君は?

 君の方は、嫌じゃないの?
 俺、“天使” 殺そうとしたのに。

[泉の色の眸が、水のように意識に浸透する感覚。
心を読まれるようなそんな気がして――けれど、不快ではなくて]
 
 ……でも、きっと意思なんて残ってないと思うけど、ね。

 俺の方は嫌とか、ないから。
 うん、もしも、ヒトとしての意思が残ってたなら……

[その双眸が本当に心に触れていたのなら、
かつて異形に食い千切られた左腕の記憶でも見えただろう]

(238) 2010/07/16(Fri) 20時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

>>@70
[左腕に齎される眼差し、カシャリと刃先が擦れ合う]

 ―――……、

 時々ね、狩る理由を忘れてしまうんだ。


 でも、君が、
 
 異形になっても生きたいなら、覚えておくように、するよ?

[“約束”は守るから、小さく添えて。
そう、狩り続ける理由は“約束”だった気がする**]

(239) 2010/07/16(Fri) 20時半頃

【見】 墓守 ヨーランダ

>>238

 でも、殺してないもの…。


 そう、こ ろ さ な い で

[シイラに関してはそう告げたあと、
 嫌じゃない、の言葉にはわずかに目を細めた。]

 なら、話する。
 
[だけど、そのあとの続く言葉に、
 ラルフの左腕から大量の血が噴出したイメージが沸く。



 瞬いた。]

(@71) 2010/07/16(Fri) 21時頃

【見】 墓守 ヨーランダ

>>239

 忘れるの?
 なんで狩っているか。



 じゃあ、忘れないうちに、今度、教えて。




 そしたら、異形になっても生きたいのか、それとも死にたいのか、少し、わかるかもしれない。

[覚えておくよ、の言葉にはこくりと頷いた。]

(@72) 2010/07/16(Fri) 21時頃

ヨーランダは、また外を見て、それから、台所を出て行く…。

2010/07/16(Fri) 21時頃


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/07/16(Fri) 21時頃


子守り パティが参加しました。


【見】 子守り パティ

まだ見物人枠空いてるかしら?

(@73) 2010/07/16(Fri) 22時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

>>@70>>@71

 ―――……、
 ああ、殺さな い……

[反芻するその言の葉は既視感と、
そして少しの違和感を持って記憶に響く。
幻聴じみたそれに捕らわれて、彼女の瞬きには気づかない]


 理由……
 そんなに、珍しい話じゃなかった気がするけど。

 うん、また今度。約束。

[添えられる呪縛の言葉は、忘れないため]

(240) 2010/07/17(Sat) 00時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 00時頃


伝道師 チャールズは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 00時半頃


【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

―古城内探検中―

お友達がたくさん。
ふふっ、こんなに素敵な事はないわ。

もっともっと探せば見つかるかしら?

ねぇ…―――?
やっぱり、早く名前を決めてあげなくちゃ可哀相ね。
あなたも名乗る名がないのは、きっと寂しいでしょう?

[城の中を歩きながら、少女はくすくすと風花の笑い声を響かせていく。
安心しきったように眠るネコミミトカゲを指先であやして、ふわりと微笑む。
さて、誰かに遭遇することはあるだろうか。]

(241) 2010/07/17(Sat) 00時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

―回廊―

[服と、出来るならば食料を求めて
チャールズは再び古城の中を散策し始める。

回廊――それは中庭を囲むという意味のものか、に
差し掛かったところで人影が見えた。
その人は一度立ち止まったように見えたが
(>>229)結局、その影は先に中庭の方へと動いて行った。]

 ――……中庭には、服はないでしょうしねぇ。
 いえ、この雨ですから、中庭を眺められているのでしょうけれど。

[影の主とは、泉でニアミスをした所為で言葉を交わしてなく。
彼が此処に己よりは詳しいだろうことを、チャールズは知らない。
知っていれば、尋ねる為に迷わず声をかけただろうが……。

どうするべきか、思案に足は止まった。]

(242) 2010/07/17(Sat) 00時半頃

良家の末娘 ポーチュラカは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 01時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

―古城内・台所らしき場所―

――……、

[少女の姿を見送れば、
再び窓に視線を向ける。

そういえばフィルはあの塔も、もう駄目になりそうだと言っていた。
有機も無機も溶かす――等しさだけは変わらない雨、
大丈夫だろうか、と、ふと思いを馳せる。]

 俺も、行くね。
  
[ガストンからは相棒について、何か語られただろうか。
缶詰を一つ手にして、その場を後にした]

(243) 2010/07/17(Sat) 01時頃

天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 01時頃


掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 01時頃


ラルフは、廊下へと足を踏み出せば、笑い声があるいは足音が聞こえるだろうか

2010/07/17(Sat) 01時頃


天のお告げ (村建て人)

【連絡】

みなさまお集まりありがとうございます。
編成ですが、

役職:村人x1 賢者x1 守護者x1 人犬x1 王子様x1 預言者x1
囁き狂人x1 半狼x1 首無騎士x1 呪狼x1
邪気悪魔x1 恋愛天使x1

恩恵:決定者x4

事件:聖者のお告げx4件 降霊会x4件

現段階の人数ではこれで進めていこうかと思っております。
また今より人数が増える場合、
1名なら聖痕者
2名なら共鳴者2
3名なら共鳴者2、衰狼 と増やしていくつもりです。どうぞよろしくお願いします。

またこれより、ヨーランダが本参加枠に移動します。

(#15) 2010/07/17(Sat) 01時頃


天のお告げ (村建て人)

※編成についての希望がある方は、wikiコメント欄に匿名でご意見ください。
http://melon-cirrus.sakura.ne.jp...

あと、パティさんへ。
何かわからなかったらwikiのコメント欄でもご質問OKです。
現段階では1発言で反応がわかりませんので、とりあえず、なにかしらのアクションをお願いいたします。

(#16) 2010/07/17(Sat) 01時頃


村の設定が変更されました。


墓守 ヨーランダがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(墓守 ヨーランダは村を出ました)


【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

―古城内廊下―

素敵な名前、何かないかしら?

[響くのは風花のような笑い声。
足音はなく、金糸の髪を揺らして進む。
ぴたりと足が止まった。]



あなたは、ここのおうちの人?



[台所を出て廊下を歩く青年のすぐ後ろに少女は現れる。
気配は薄く、ただ微笑みを携えて。]

(244) 2010/07/17(Sat) 01時頃

墓守 ヨーランダが参加しました。


【人】 墓守 ヨーランダ

―古城内―

[降りしきる雨を回廊より眺めている。]

(245) 2010/07/17(Sat) 01時頃

本屋 ベネットがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(本屋 ベネットは村を出ました)


【人】 伝道師 チャールズ

―回廊―

[と、金の髪の青年の近くか遠くか。
回廊に、この古城を一番佳く知っていそうな人物の姿を
紺青の眸は捉えた。]

 ヨーランダさん。

[降りしきる雨を見詰めるその人の名を呼んだ。]

(246) 2010/07/17(Sat) 01時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

―古城内廊下―

[その声は風花のさざめきに似ていた]

 ―――……ッ、

[振り返る 刹那。
胸の前に構えられた刃越しに、
微笑む少女の金の髪がきらめき揺れて――
それが意味ある言葉を発してることに気がつく]

 長くはないけど、一応。間借りしてる けど。

 ……君は、なに? 

[問うてから、酷く曖昧な質問をしたな、と眉根を寄せる] 

(247) 2010/07/17(Sat) 01時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

>>246

[呼ばれて振り向く。]

 ――……

[雨はそろそろ弱くはなってきている気もする。]

(248) 2010/07/17(Sat) 01時半頃

【人】 森番 ガストン

―古城内・台所らしき場所―

[降る雨にを見ながら、口ごもる二人>>233>>@68に対してはその後に口を開く事は無く。

此処に来る前に漁師の男の安否を思い出し、少しだけ気遣った。]

 >>234ああ、そうだ。
 俺とこいつは全てに違えど、生きるために手を取り合った。
 それは相棒としか俺には表現できなかったよ。

 ―言葉の通じない猛獣と自分が手を取り合うこと。
 それがなければ俺が―こいつが―お互いに―生きられることは無かっただろう。

[と、雨を見続けながら静かに続けた。
今も相棒は、自分を護る外套になって、そして自らの血肉となって、自分を生かしてくれている。]

(249) 2010/07/17(Sat) 01時半頃

【人】 森番 ガストン

[>>238>239>>@72>>@73二人の話を聞き続ける。ラルフが異形を狩り続けていること、ヨーランダとシイラについて。

話の最後だろうか、>>240殺さないの言葉に何故か安堵し、二人に気づかれないよう息を吐いた。]

 >>@72缶詰ありがとう。正直助かった。

 ―ああそうだ。シイラという君の相棒の容姿を教えて欲しい。
  それと俺は君が異形になっても、君が望まなければ屠るつもりはない。

[出て行くヨーランダに、感謝の意を示す。と同時に相棒と出くわした時のために、一つ聞いた。
そもそもここの異形は他の地と様相が違うこと、少女の忠告を受けて、ここでは異形を自らの意思で狩るつもりは無かったが…。
ヨーランダが答えてくれたなら、シイラの姿かたちを知ることが出来ただろう。]

(250) 2010/07/17(Sat) 01時半頃

【人】 森番 ガストン

[引き続くかのように、>>243ラルフも立ち去って行った。]
自分はもう少し缶の残りを平らげるまで時間を要するだろう。]

 >>243ああ、わかった。
 …お互いまだ無事で居ることを願おう。

[去り行くラルフを見送った間も無く、缶の中身が空になった。]

 さていくか。
 なあ、人と話すのは、やはり落ち着くものだな―。

[相棒に一言だけ同意を求め、返る言葉は変えることなく。
缶を持って行こうとしたが取りやめ、台所を後にした。]

(251) 2010/07/17(Sat) 01時半頃

本屋 ベネットが参加しました。


【人】 本屋 ベネット

「●月○日─
熱は下がり、切開してもらった傷もゆっくりだが塞がりかけている。
侵食箇所はさらに広がった。右目が暗い。鏡を見るのが怖い。
軽い喀血。肺に転移か?勘弁。
チャールズから外套を借りる。やっぱりでかい。」

(252) 2010/07/17(Sat) 01時半頃

森番 ガストンは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 01時半頃


【人】 伝道師 チャールズ

[呼んだ相手が振りむき
その長い髪が揺れるのに眼を細める。]

 雨、少しは弱くなりましたね。
 ――……少し、お尋ねしたいことがあるのですが
 お尋ねしても、よろしいでしょうか?

[一歩、彼女との間を詰めれば
外套がない故に、胸元の十字架がいつにも増して揺れた。]

(253) 2010/07/17(Sat) 01時半頃

【人】 本屋 ベネット

[次第に散文めいていく記録。まとまらぬ思考を必死でまとめてペンを走らせる。
窓の外、雨は次第に弱まってはいるようだ。]

(254) 2010/07/17(Sat) 01時半頃

伝道師 チャールズは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 01時半頃


【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

[構えられた刃に驚いたように、大きな瞳を更に大きくさせて。
煌めく銀にそっと触れる。
臆する様子は欠片も見当たらない。]

驚かせてしまったかしら?
ごめんなさい、いつも叱られるの。
あなたも、怒ってしまった?

[眉根を寄せる仕種には困った表情で見上げた。
言葉の曖昧さより、その事が少女には気掛かりであった。]

私は、わたし。
今は名前がないけれど、そのうち素敵な名前がつくのっ。

[不愉快な思いをさせてしまったのだろうと。
だからその分なんとか会話で盛り返せないかと、身振り手振りでぱたぱたと話す。]

(255) 2010/07/17(Sat) 01時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

―回想・台所にて―
>>250

[ガストンにシイラの特徴について訊かれて、答えた。

 赤い大きな眼をもって、小さな羽根を二つもつ異形だと。
 身体は長く、水はその先より飲むものであると。]

 ガストン…あなたは、いままでここに来た人と、少し違う。
 何だろう、懐かしい匂いがする。
 昔、少しだけ浴びた、お日様の匂い?

[そして、ガストンにはそういい残して、また、と立ち去った。*]

(256) 2010/07/17(Sat) 01時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

>>253

 ――……はい
 私でよければ、なんとでも。

[チャールズの胸元の十字架は、とても目立つ。
 その輝きに多少目を奪われながら、こくりと頷いた。]

(257) 2010/07/17(Sat) 01時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

 ああ、そう。チャールズ……
 あの、苦しい人は、大丈夫ですか。
 どこにいるか知っていたら、教えてください。



[ベネットのことは気にしている。
 そう、ここで、


 泉に来た者を看取る者として………。]

(258) 2010/07/17(Sat) 01時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

 尋ねるというよりは、お願いになるのですが……――。

[ヨーランダの視線の先を知り
チャールズの唇の端が微か上がる。
ただ、それは願いごとをするために作った表情のように見えるか。]

 もし、此処にベネットさんに合うサイズの服があれば
 分けて欲しいのです。
 あと、重ねてになり申し訳ないのですが
 できれば、彼に何か食料も。

[頷く相手に願うのは、彼女が苦しいのか?と問うた人に関すること。]

(259) 2010/07/17(Sat) 02時頃

【人】 伝道師 チャールズ

 彼は、小さな倉庫に、今は居られますよ。

[そして、ヨーランダの表情に
かつて教会で死に逝く人を見送っていた
同胞の女性達を思い起こしながら
最後に彼女の問いの答えを言の葉に付け加えた。]

(260) 2010/07/17(Sat) 02時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

>>259

 服…食料。
 ――………はい

 食料は台所にいけば、私が集めたものがあります。何か足しになるものがあれば…。
 残念ながら薬はないのだけど…名前だけだと何の薬かわからないから。雨が止めば街の店を探るといいかもしれません。

 服は…探してみます。

[チャールズのお願いごとには頷いて、なるべく応える形の返答をした。]

(261) 2010/07/17(Sat) 02時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

>>255

 触らないで。
 ―――簡単に斬れるから、

[忠告の前に指先が届いていたなら、
指が鈍色の刃先に触れぬようじっと、身動きを留める]

 いきなり、現れたみたいに感じたから……
 驚いただけだよ。
 いつも、そんなの?

[怒っているわけじゃないとゆるく首を振って否定する、
少女の身振り手振りが始まれば、慎重に刃を胸の前から降ろして]

 ……名前がない?
 そう……忘れちゃったのかな?
 呼んでくれる人いないと、忘れちゃうよね。 

[ラルフ、と己の名を返して、表情を少し和らげる]

(262) 2010/07/17(Sat) 02時頃

【人】 本屋 ベネット

[羽織った外套からは、わずかに硝煙が香った。
ころりとくるまったまま横になり、左手首の腕時計を眺める。

自動巻きのアンティークは、持ち主が動いている限りは半永久的に動き続けるという。
これが時を刻まなくなる日も、そう遠くはないのだろうか?]

(263) 2010/07/17(Sat) 02時頃

【人】 伝道師 チャールズ

 ありがたいことです。
 貴女の行いに感謝いたします。

[ヨーランダの返答に、深く頭を下げ、上げる。]

 しかし、服は、ヨーランダさんでも直ぐに場所は出てきませんか。
 よろしければ、先に食料を届けていただけますでしょうか。

 私はもう少し、探してみます。
 此処で見つからなければ
 雨が止み次第外にも探しに行ってみましょう。
 薬は、私も、得手ではありませんが……。

[また再びの願いを向けて、回廊から空模様を伺う。
そして、やがて、またチャールズは城の散策へと*戻るだろう*]

(264) 2010/07/17(Sat) 02時頃

伝道師 チャールズは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 02時頃


【人】 墓守 ヨーランダ

>>264>>264

 倉庫……そうですか。

[きっとあそこのことだろうと、思い描く。
 その間も、チャールズの十字架はちらりと見る。それから目を伏せて…。]

 それ……を持っているひとは、優しい人が多かった――……。
 ああ、いえ、男の人の服は…。
 でも羽織るものくらいなら、すぐに…。

[そう言葉を漏らした。
 そして、礼をした立ち去る人を見送る。]

(265) 2010/07/17(Sat) 02時頃

ヨーランダは、チャールズと別れたあと、台所に戻り、缶詰を2つとって、自分の塒へ向かう。

2010/07/17(Sat) 02時頃


【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

ほんと、よく切れるのね。

[少女の指先は忠告も虚しく刃先に触れる。
それはまるで意思を持って触れたかのようでもあった。
白く小さく細い指先から、鮮やかな赤がぷくりと珠を作る。
痛みに表情を歪めることはない。]

驚かせるのが好きなの、ごめんなさい。
かくれんぼは一番得意。
でも、いつも突然現れるから、みんなびっくりして怒っちゃうの。

[何事もなかったように、ぱたぱた繰り返して話す。
その様子は幼くあどけない普通の少女。]

忘れてしまったの。
私を知っている人がいるかどうかも。
でも、お友達はたくさんできたわ。

このこに、アリーシャ、チャールズ、ソフィア…それからラルフ、あなたもっ!

(266) 2010/07/17(Sat) 02時頃

ポーチュラカは、ラルフに満面の笑みで翠の瞳を向けた。

2010/07/17(Sat) 02時頃


【人】 墓守 ヨーランダ

―ヨーランダの塒―

[かつて城の姫が使ってた部屋、その戸棚を軋ませながら開ける。
 まだ、ここに来たばかりのころ、不安で、街からたくさんの物を集めてきていた。

 服も、少し綺麗なものならば、と、むやみに持ってきて、押し込んだ。

 雪崩れて出る布切れ。虫食ったものがほとんどだけど、その中から白いあたたかそうな上着を選ぶ。]

 ――……。

[もう一つ、緑のシャツも手に取り、ベネットがいるであろう倉庫に向かった。]

(267) 2010/07/17(Sat) 02時半頃

ヨーランダは、ベネットのいるであろう小さな倉庫に扉を小さく、開ける。

2010/07/17(Sat) 02時半頃


【人】 本屋 ベネット

[リムジンのように長い胴の鼠が、ちょろちょろと床の上を遊ぶ。
傷口が乾いたからか、出し尽くしたからか、体内から零れ落ちる儚い幻想生物は漸く増殖を停めたよう。
編成した鉱質の半身は、ひんやりと冷めている。]

(268) 2010/07/17(Sat) 02時半頃

【人】 本屋 ベネット

[扉の開く気配に、少し身を起こした。]

…君は、確か……
[熱に浮かされている間に見かけた気はするけど、記憶は曖昧。]

(269) 2010/07/17(Sat) 02時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[>>266 表情を歪めるのは、むしろこちらの方で。
わざわざ触れたようにも見えたその仕草に、少し声音を強張らせた]

 ……指、落ちるよ。
 もう、絶対に触ったりしないで。

[血の朱玉が伺えようと、
差し伸べられるような手は、ないから]

 ……怒らせるのに、驚かせるのが好きなんだ。
 君には専用の小さな扉《ポーチュラ》でもあるのかな?

[少女の仕草を見つめながら、けれど。
この子もニンゲンからは遠そうだと、別のことを考えて]

 ……ともだち?
 俺とは、友達にならないほうがいいんじゃないかな。

[向けられる翠の眸に、返すは小さな困惑の色] 

(270) 2010/07/17(Sat) 02時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

―小さな倉庫―

>>269

 ――…

[入ると、異形の鼠が足元を駆け抜けていく。
 それをつっと眺めたあと、またベネットに向き直り、そろりそろりと歩みを進めた。

 彼が口開くと、ただ頷いて、その横にしゃがみこみ、荷物を床に置く。]

 ――……

[熱に浮かされた顔、その額に手を伸ばす。]

(271) 2010/07/17(Sat) 02時半頃

【人】 本屋 ベネット

[白い手が、額に触れる。
体温はだいぶ下がっていたけど、消耗しきった身体はまだとてもだるくて。]

…心配させちゃった?
ごめんね、少し休めば良くなる…はず。

(272) 2010/07/17(Sat) 02時半頃

森番 ガストンは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 02時半頃


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 02時半頃


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 02時半頃


【人】 墓守 ヨーランダ

>>272

 ――……

[休めばよくなる、の言葉にはこくりと頷いて、手を額から頬に移し、その頭を傾けて、また横になるように促した。]

 休んでて……。

(273) 2010/07/17(Sat) 02時半頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

指がなくなっちゃうのは、困るわ。

[柔らかく微笑む。
けれど少女は“二度と触らない”とは、口にしなかった。]

怒られるのはいやだけど、怒られないのはもっといや。
叱ってくれる人がいるなら、時には叱ってほしいもの。
だって、一人ぽっちは寂しいわ。
ぽーちゅら…?
ふふっ、どうかしら。
ないしょ。

[人差し指を口にあてて、くすくすと笑っていたけれど。
友達にならないほうがいいと聞けば、同じく困った表情を見せて。]

(274) 2010/07/17(Sat) 03時頃

【人】 本屋 ベネット

…うん、そうする。

[床へと身を横たえ、侵食が進んで霞んだ右目とまだ生身のままの左目で少女を見上げる。]

君は…ここの子?
[胴長鼠は、伸びて伸びて…二つにぷつりと千切れて壊れてしまった。]

(275) 2010/07/17(Sat) 03時頃

ヨーランダは、ベネットが横になろうとすればその頭の下に白い上着を滑り込ませようと・・・。

2010/07/17(Sat) 03時頃


【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

どうして?

私のことが、きらい?
それとも、お友達になるのはいや?

[翠の瞳は悲しそうにラルフを見つめ。
答えを待つ間、じわりじわりと涙が覆う。]

突然だから、困る?
ごめんなさい。

でも、私はお友達になりたいわ。

―――だめ、かしら?

[潤んだ瞳で見上げて、首を傾げる。]

(276) 2010/07/17(Sat) 03時頃

ベネットは、ヨーランダが差し出した上着を枕がわりにした。柔らかい…。

2010/07/17(Sat) 03時頃


【人】 墓守 ヨーランダ

>>275

 もっと、柔らかい場所に移ったほうがいい。

[ベネットが身体を横たえると、そう呟いて…。]

 ――……ガストンか、チャールズに頼むわ。
 ベッドのある部屋に…運んでって。

[それから、着ているチャールズの外套を綺麗に整える。]

 私は、ヨーランダ。
 ヨナでもいいの。

 ここにみんなより少し長くいるだけ。

[そのベネットの二つの眼を見下ろす。]

 ――……

(277) 2010/07/17(Sat) 03時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

>>274

 うん、だったら
 もう驚かしたり、しないでね。

[言い含めるような声音は、
けれど続く言葉の内容にそのまま小さなため息に繋がった]

 そうだね、一人だと大事なこと忘れちゃうから。
 それは寂しいってことになるのかな……わからないけど。

 でも怒られたり叱られたりするよりは、
 もっと違う……

[違う何を願っていたのか、思い出せなくて。
くすくす笑う少女の姿に、けれど言葉は繋がらない。]

(278) 2010/07/17(Sat) 03時頃

【人】 本屋 ベネット

ここでも、雨と風が来ない分だいぶ楽だけどね…。

[心配そうに見下ろす少女へと返す笑みは、侵食された右半面も同じように柔らかい。]

そう、よろしく…ヨナ。
君がほんの少しでも長く居られたってことは、ここは余所よりは安全なんだね。

(279) 2010/07/17(Sat) 03時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 03時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

>>276

 いや、君が嫌いとか、そういうわけじゃないんだ。

 俺は……その、
 君を危ない目に遭わせるかもしれないし。

[答える間に翠が潤み始めて、
思わず伸ばしかけた手を留める]


 ――それに、友達になったら、
 お別れするの辛くなったりしないかな?

[少女の傾いだ首と同じように、
困惑のより深まった顔で首を傾ぐ]

(280) 2010/07/17(Sat) 03時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

>>279

[苦しげな人はそれでも笑おうとする。
 そして、ここで、そんな笑いをくれた人は、段々と儚くなっていく。

 そう、見てきた、そんなひとたち…。]

 ここは、他よりは安全だと思う。
 異形も、泉の傍だとおとなしくなるの。

[そして、ベネットの前に缶詰を出すけれど、開ける方法はなくて、少ししょぼんとした。]

 ――……

(281) 2010/07/17(Sat) 03時頃

【人】 本屋 ベネット

[缶詰と、しょんぼりした少女の表情を交互に見て、]

…開けられない、の?
缶切りは…さすがに僕も持ってないなぁ。

スプーンでも頑張れば、あけられるんだけど…

(282) 2010/07/17(Sat) 03時頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

ええ、もう驚かせたりしないわ。

[しょんぼりと反省した顔は一度俯いて。]

一人ぽっちは寂しいわ。
大切な事も忘れてしまう。
叱ってももらえない。

かくれんぼしても、見つけてだってもらえない。

[だからいやなの、と潤んだ瞳を手で拭う。]

(283) 2010/07/17(Sat) 03時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

>>282

 ごめんなさい。
 缶切りだけがどうしても探し当てられなくて…。

 シイ…ううん、ラルフなら開けられるのだけど。

 あとで開けてもらう。

[缶はあきらめて、緑のシャツをまたその身体の上にかける。]

 痛いところは何処?

[そして手を伸ばし、そう尋ねた。**]

(284) 2010/07/17(Sat) 03時半頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

傷付けられたりしないわ。
危ない目にだって、お友達となら平気だもの。

[そう云って伸ばした手は、ラルフの刃に侵されていない部分へと。
本当は頬や頭へと手を伸ばしたのだけれど、少女の背丈では足りなかった。]

お別れするのが辛いなら、お別れしなければいいのだわ。
お友達になってくれるのなら、私はずっとあなたと一緒。
そうすれば、寂しくも辛くもないもの。

[ね? と潤んだ瞳を再度向けて。
お友達になりましょうと、少女は儚い微笑みを浮かべた**]

(285) 2010/07/17(Sat) 03時半頃

ベネットは、ヨーランダに小さくうなずくと、その手のぬくもりを感じながら眠りに落ちた。*

2010/07/17(Sat) 03時半頃


良家の末娘 ポーチュラカは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 03時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

>>238
[俯く顔には小さく頷く、
危ないということが伝わったのかはわからないけれど]

 忘れたことは、でも、
 思い出さないと埋められないけど。
 
 ……君はみつけてほしかったのかな。
 見つけて欲しい誰かが、いたのかな。

[眸を拭う少女に、やはり慰めるような腕はない。
生身のそれも、酷く穢れているから]

(286) 2010/07/17(Sat) 03時半頃

【人】 森番 ガストン

[屈強なブーツで廊下を踏み締めていく。]

 生き残っている箇所が…広い城だ。
 この雨程度なら、全て崩れ去る事は無いだろうよ。

[廊下を進み、小さな部屋がある。中にはベッドの類はないが、壊れたインテリアが数個、そして絨毯の名残がある。元々何のための部屋は分らない。]

 …この辺でいいだろう。
 久しぶりに、気を抜くか。

[まとも―この世界ではとても―な食事を食べたせいなのか、多少眠気が出てきたようだ。部屋の隅で静かに休息を取り始めた。**]

(287) 2010/07/17(Sat) 03時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

>>285

 平気じゃ、ない。

 さっき指、切ったでしょ。
 今度はそれじゃあ、すまないかもしれないよ?

[不用意に触れようとする幼い手、近づかれるのは怖くて――
右腕に少女の柔らかな掌が触れれば、びくりと手を引っ込める]

 ――…いや、俺が辛いわけじゃなくて。
 どうしよう、困ったな。


 俺はきっと君を裏切るよ。

[少女の言う友達、という言葉に
自分が考えるほどの重みがあるのかは、わからない。
上辺だけでも頷いてみせれば、納得してくれるのだろうか
――滲んだ眸にそんなことを考えた**]

(288) 2010/07/17(Sat) 05時頃

掃除夫 ラルフがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(掃除夫 ラルフは村を出ました)


掃除夫 ラルフが参加しました。


【人】 掃除夫 ラルフ

 ―回想・台所―

[>>249 生きるために手を取り合う。
それは何かしら、協力しあった、ということだろうけれど]

 ……互いに?

[言葉の通じない獣、に何か支えられたことが、
そして齎された何かがあったのか、わからないけれど。

彼がとても人間らしい気がするのは、
なんとなくその辺りが要因な気がして――]

(289) 2010/07/17(Sat) 05時頃

ラルフは、少女が友達になって、というのもその何かを求めてのことだろうか、考える**

2010/07/17(Sat) 05時頃


掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 05時頃


【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

裏切られたって構わないわ。

傷付くのも構わない。
指が切れるだけで済まなくても。

[ふわり。]

無理矢理にとは、云わないけれど。
「一度会ったら友達で、毎日会ったら兄弟だ」って
壊れたテレビが歌っていたわ。

[ふわり。]

壊れた世界で出会えたこと。
私はとっても素敵だと思うの。
だからお友達に、なりたいわ。

それとも、あなたは―――…

[ふわり、と。]

(290) 2010/07/17(Sat) 06時半頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

…―――触れられるのが、 怖 い ?





[ふわり、と 滲んだ瞳が優しく哂った。]

(291) 2010/07/17(Sat) 06時半頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

…ごめんなさい。

[すっと表情は元に戻り。
まるであの一言は幻のよう。
しょんぼりと俯いて。]

ワガママ言い過ぎちゃった。
お友達じゃなくても、私の名前が決まったら聞いてくれるかしら?
ソフィアがきっと素敵な名前を付けてくれるから
その時はラルフにも聞いてもらいたいのっ。

[くしくしと瞳を擦って、微笑みに変える。
もう一度首を傾げて、少女は問うた**]

(292) 2010/07/17(Sat) 07時頃

【見】 踊り手 フランシスカ

―エントランス―

[>>235何者かの姿と、殺気を認めると、立ち上がり、眠るマーゴの前に立つように、構える]

 ……。

[人とも異形ともつかない、あるいはそうなる途上とも言える姿に、目を細め、相手の動向をうかがう]

(@74) 2010/07/17(Sat) 07時頃

【人】 奏者 セシル


[ここまで来るのに誰にも会わなかったのは幸運なのか不幸なのか。
目的なく散策していた足は、やがて目的を持って動き始める]

…お腹が……空いた…。

[雨は弱まってきただろうか。十数分ほど窓や亀裂といった外を伺えるものを見ていない]

[台所なんて知らないから、足は外に、街に向かおうとして……エントランスへと進む*]

(293) 2010/07/17(Sat) 07時半頃

セシルは、見えた人影に、ふわりと微笑む。たとえそれがどんな姿をしていても*。

2010/07/17(Sat) 07時半頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 08時頃


【人】 双生児 ホリー

[相手がこちらに気づき、構えを取った。

睨み合い、いや、一方的にこちらが睨んでいただけかもしれない。
相手の瞳のその奥を。

と。

後ろから新たにやってきたものが――こちらに、微笑みかけた。
一瞬の戸惑いと、隙が出来る。
見ている女はこれをどう取るだろうか]

(294) 2010/07/17(Sat) 08時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

―小さな倉庫内―

[痛いところは?と彷徨った手は、答えを得られぬまま、またその額に落ちる。]

 ――……

[そのまま、頭のほうに手を滑らせると、彼の顔がよく見えた。]

 ――…眠っていいの。ここは、眠れる場所なの。

[その言葉に、まだ永遠、はつけない。
 彼の血が微かな異形を作るとも、それに殺意は感じられず、手はそのまま置いた。



 やがて、小さく小さく、その口から空気交じりに流れる子守唄……。



           どこで覚えたものだったか、もう忘れた。**]

(295) 2010/07/17(Sat) 08時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 08時半頃


【人】 伝道師 チャールズ

―古城内―

[十字架を持っている人は、優しい人が多かった。
(>>265)そんな言葉に返したのは、小さな微笑。
ヨーランダにベネットのことを頼み
その場を後にしてから独り語ちた。]

 ――……優しい、ですか。

[触れる胸元の銀、遠く思える過去に想いを馳せる紺青の眸は
自嘲にかまるで水の深いところのような色合いで揺れた。
首を振り、銀から手を離すと、散策に戻る。]

(296) 2010/07/17(Sat) 09時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

―→エントランス―

 上は行かないほうが佳いと仰ってましたね。
 私だけのことなら宜しいのですが
 万が一、崩れるようなことがあったら皆様に迷惑をかけますしねぇ。

[エントランス付近を除いた目ぼしい場所を探したチャールズは
窓から見える空模様を覗う。
足は自然にエントランス付近を目指し始めるも]

 ――……

[見やったその場の雰囲気に、距離を保ったまま
胸元に仕舞っていた短銃に手をかけた。
その仕草で、銀の十字架が鈍く光を反射し、刹那煌く。]

(297) 2010/07/17(Sat) 09時半頃

チャールズは、そのまま、エントランスの様子を物陰から覗っている。

2010/07/17(Sat) 10時頃


伝道師 チャールズは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 10時頃


【人】 鳥使い フィリップ

―古城・回廊―

[泉のある中庭を、ぐるりと取り囲む形の回廊。
 ぼんやりしていたのはどの位の時間だったのか。
 雨足を見に来たらしいヨナと誰かが話しているのが反対側に見えた。
 話し声は雨音に阻まれて届かない。

 百目蛇が悪戯に纏わり付くから少し歩きづらくて。
 回り込んでそちらに顔を出してみたが、もう二人は別れたみたいだった。
 胸に銀を掲げた、長身の男が行ったと思しき方向を追ってみる。]

(298) 2010/07/17(Sat) 10時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 10時頃


【人】 本屋 ベネット

[優しい手に導かれて見る、淡い淡い夢。
光り溢れる海辺、風渡る草原、人がごった返す賑やかな市場、
高い天井まで歴史書に埋め尽くされた大きな大きな図書館…

すべてすべてそれは、白い綿毛になって散らされて、幻のように消えていってしまう。

訪れる、永遠の黄昏。]

(299) 2010/07/17(Sat) 10時頃

【人】 伝道師 チャールズ

[エントランスの様子を物陰より覗っていると
後ろにまた別の気配を感じた。]

 おや、貴方は……――。
 先程、回廊で外を眺めておいででしたね。

[振り返ればそこには、先程声をかけようとした青年の姿。]

 足、歩き難くありませんか?

[ふと視界に、彼の足元が映り、問いかける。]

(300) 2010/07/17(Sat) 10時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

>>300
[追ってみれば、男はエントランスの近くで、物陰に隠れる態で。
 振り返る彼に一つ頷く。
 その視線が足元で床を這う蛇に向かったのが解った。]

 ……少し、けど、そんなに

[特段、声量を抑える訳でもないが小さい返答。]

(301) 2010/07/17(Sat) 10時半頃

フィリップは、チャールズに「どうしたのか」と逆に問い返し、エントランスを窺う。

2010/07/17(Sat) 10時半頃


【人】 伝道師 チャールズ

[青年の返答に、少し考え込むような間を作り
チャールズは彼との間を詰める。]

 払ってしまわれれば佳いのに……―――。

[小さな声は、今はまだ、自身が身を潜めていたことで
気を配ってくれたものと思い。
身を屈めて、彼の足に絡む蛇へと指先を伸ばす。

――……触れてしまえば、あの蘭のように
この蛇も儚くなってしまうのだろうか。それとも。]

(302) 2010/07/17(Sat) 10時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

 嗚呼、少し雰囲気が不穏そうでしたので
 様子を覗っていたのです。

[指先は百目蛇の尾の部分に触れる。
殺すということは考えていない仕草。
儚くならないのならば、どこぞに逃してしまおうと思いながら
チャールズは青年の問いに答えた。]

(303) 2010/07/17(Sat) 11時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[一つ、咳をして。]

 ……払っ、けど、またついて来たから

[放っておいた事を答えて、蛇に手を伸ばす男を見る。
 さっき払った時は砕けはしなかったが、今度はどうか。

 不穏な雰囲気、と聞いて納得した。
 エントランスに現れたのは、酷く鋭い目つきの、まだ子供だろうか。]

(304) 2010/07/17(Sat) 11時頃

フィリップは、百目蛇はくりりと目を動かして、掴まれるのを嫌がったように見えた。

2010/07/17(Sat) 11時頃


【人】 伝道師 チャールズ

 喉の調子が宜しくないのですか?

[咳き込む人に、問いかけながら蛇の尻尾を掴むも
何か訴えるような百目蛇の眼差しに、微苦笑を零す。]

 困りましたね。
 この仔は、貴方を随分気に入っているようです。

[手を退けて、どうしましょう?と青年を見上げ]

 嗚呼、宜しければお名前を覗っても?
 私はチャールズと申します。

[名を告げてから、青年の視線の先を追う。]

 惨事にならなければ、佳いのですけれどねぇ。

(305) 2010/07/17(Sat) 11時頃

【人】 鳥使い フィリップ

 ……少し

[その声が喉の掠れによるものだと、頷きで示し。
 蛇がこちらを気に入っているかは定かでないが。]

 そのうち、飽きるだろ……

[微苦笑に淡白な言葉を返した。]

 フィル。
 ……惨事は、困、な……

[それから、チャールズに一度視線を遣って。
 割合あっさりと、エントランスに姿を現す事を選んだ。
 剣呑な態度の子供の前に立つつもりで。]

(306) 2010/07/17(Sat) 11時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

 おや……―――

[名を交わしたところで
フィルがエントランスに姿を見せることを選択すれば
小さく声を漏らし、ゆっくりと立ち上がる。

その後を追うように、チャールズもまた
エントランスに姿を見せるも距離は少し保ったままだ。]

 蛇に関しては、フィルさんがそれで佳いなら
 宜しいのですけれども。

[零す言の葉は、独り語に近い。]

(307) 2010/07/17(Sat) 11時半頃

フィリップは、背後に少し距離を残すチャールズの言に、僅か振り向き目を細め。

2010/07/17(Sat) 12時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

>>290

 君は小さいから。

 “痛み”を知らないから、
 ……いや、忘れたのかも、しれないけど。

[事実、切れた指先に表情一つ変えなかった。
体の痛みと心の痛み、それは完全に同じものではないけれど]

 だから、簡単にそういうことを言うのだろうね。

[儚い微笑をたたえた少女の、怖れに触れた言葉>>291]

 誰も、――俺も、
 望んでヒトを傷つけたいなんて、思ってないよ。

[淡々と返したそれはある種の肯定になるだろうか]

(308) 2010/07/17(Sat) 12時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

>>292

 ……いや、こちらこそ。

[謝罪の言葉と、俯く姿にはゆるりと首を横に振る、
けれど、求める物は自分には与えられないと、そう思うから。
言葉はそれ以上紡がれない]

 名前をソフィアに……
 うん、機会があったら聞かせてもらうよ、君の名前。

 でも、また驚かせたりはしないでね、
 ……本当に危ないから。

[再度言い含めるような、その声音も
それじゃあね、と背を向けるべく残した声も柔らかなものだった]

(309) 2010/07/17(Sat) 12時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[――――…しと      しと]


   [雨の音]


 [違う]



            [これは]




[雫の零れる音―――――…] 

(310) 2010/07/17(Sat) 12時頃

ラルフは、一度だけ振り返って、そして左腕を引きずるように何処かへ向かった**

2010/07/17(Sat) 12時頃


【人】 長老の孫 マーゴ

― 古城・エントランス ―


 ―――…泣かないで…


[掠れた声で囁くのは夢の中の人へ。
手を伸ばそうとしても、その姿が思い出せない。
忘れてはいけない思い出のはずなのに。]

 ………?

[思い出せぬ姿は輪郭を表し、少女の姿になる。
深紅の瞳の少女は警戒を隠さず睨んだ顔。>>227
どうしたの?そう言葉をかけようとしたら
少女の輪郭が何かの影に遮られる。
きょとりと見上げると一度話したフィルの姿があった。]

(311) 2010/07/17(Sat) 12時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

 …フィル、

  その子も…ここに来た子?

[しとしとと、雨音が聞こえる。
建物が、雨から身体を護ってくれる。
警戒した様子の、目の前の少女も。]

  雨…やまないわね…

 雨が降っていたら…
 お水を汲みに行くの きっと難しいわ…


[だから早くやめばいいのに。そう呟いて。
深紅の瞳の少女の姿とフィルの姿を見て瞬く。
警戒する姿は――…不思議だった彼よりは珍しくない。
フィルは少女に何を話すのだろう。
少し離れた場所からの視線にも気付くと其方を見て]

(312) 2010/07/17(Sat) 12時頃

マーゴは、チャールズの姿を見止めるも、身を起こせるようになるにはまだ少し時間が掛かるよう。**

2010/07/17(Sat) 12時頃


掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 12時頃


【人】 鳥使い フィリップ

―古城・エントランス―
>>@74>>293>>294
[マーゴを庇う位置のアリーシャ。
 彼女と睨み合う子供。
 微笑み掛ける、また別の男。
 三者三様の態を把握しながら間に入り、子供の前に立った。]

 ……――れは、フィル

 お前、名前は……?

[瞳の奥を透かすような視線を前にして、確認の問い。]

(313) 2010/07/17(Sat) 12時頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 12時頃


【人】 双生児 ホリー

[隙を見せたうちに、人が更に増えていた。
胸元に十字架の男。
それからゴーグルの男は、
いつの間にやら前に立っていた]

―――…?

[爪を構えるも、相手に敵意が感じられず。
不思議な面持ちで見上げていると、彼が口を開いた。]

(314) 2010/07/17(Sat) 12時半頃

【人】 双生児 ホリー

[かすれた、小さな声。
しかし子供の耳に届くのには十分で。

名を問われれば、少しだけ構えを解き、こう答えた。]

……わか、らん。

[長い間人と話すことも無く、
苦心の末搾り出した声は相手に伝わったかどうか。]

多分、これ、だろう…

[左腕を少し挙げ、相手に見せる。
肌に血の色で”Holy”と刻み付けられていた]

(315) 2010/07/17(Sat) 12時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[殺気と共に構えられる鋭い爪を流し見て。
 ただ首を傾げれば、相手も不思議そうな顔になった。]

 そ、か

[自身の名を知らぬらしき反応に首肯する。
 声を出すのに難儀する様は、どこか、己に近い。
 黒い鱗の見え隠れする腕に赤い文字。
 肌の上に書かれているのだろうか、それとも直接皮膚に刻み付けてあるのだろうか。]

 "Holy"

 ……それ、名前なら

 ホリーか

(316) 2010/07/17(Sat) 12時半頃

【人】 双生児 ホリー

…ホリー。そう、読むのか。

[そこで初めて、自らの名を知る。
最も、それが名とも限らぬわけだが]

―――お前は、ヒトか?

[敵意を向けてこないのは、異形のようで。
しかしこちらに恐れも抱かず、その臭いは確かに人間だった。

その態度がどうも不思議で、判っていながら彼に問う]

(317) 2010/07/17(Sat) 12時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

[僅か振り返ったフィリの様子を、そのままチャールズは見守る。
対する異型に向かう途中のような少女の殺意が
時間の経過と共に溶けてゆくのもまた見届ける。

手にかけた短銃は、存在を示さないほど自然な仕草で
懐へと仕舞われた。]

 ――……ホリーさんですか。
 嗚呼、私は、チャールズです。宜しく見知り置きを。

[少女の名らしい単語を聞き届ければ
自身の名も、フィリに倣い、告げておく。
ゆるりと彷徨わせた視界には、黒髪が豊かな少女の姿や
褐色の肌の女性の姿もあろうか。

男は唯、穏やかな微笑を湛え*成り行きを見守る態*]

(318) 2010/07/17(Sat) 12時半頃

伝道師 チャールズは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 12時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

 …………


 ホリーには、ど、見えるんだ?

[言葉遊びのよう、問い返す。]

(319) 2010/07/17(Sat) 12時半頃

【人】 奏者 セシル

― エントランス ―

アリーシャさん、その方は…?

[雰囲気を理解しているのかいないのか。女子供に――異形らしき鱗が見えても気に留めた様子もない]

私はセシルと申します…。
以後お見知りおきを…。

[増えた人影にも微笑む。
暫くは状況を見守るか*]

(320) 2010/07/17(Sat) 13時頃

セシルは、ホリーという名を聞けばまた*笑った*。

2010/07/17(Sat) 13時頃


フィリップは、チャールズとセシルが各々名乗る様子を見た。

2010/07/17(Sat) 13時頃


【人】 双生児 ホリー

フィル、チャールズ、セシル。

[鸚鵡返しに、記憶するように、名を呼ぶ。
彼に向き直ると、一言、二言]

お前は、ヒトだ。

……ヒト、なら、何故…俺を斬らぬ。

(321) 2010/07/17(Sat) 13時頃

【人】 鳥使い フィリップ

 ……なら、ホリーにとっては、そうなんだろな

[ヒトだと断定されての反応は、静かに目を細めるもので。
 斬らぬ理由を問われたら、答えを少し考える。

 やがて口を開いた。]

 俺にホリ、イを……けほ
 ホリーを斬る、理由があんのか?

(322) 2010/07/17(Sat) 13時頃

【人】 鳥使い フィリップ

 雨避けに、来たんでも……
 水を探してんの、でも

 今んとこ、俺に理由はないよ

[もしホリーが水を求めているなら。
 今の手持ち分を少し分けるだろう。]

(323) 2010/07/17(Sat) 13時頃

【人】 双生児 ホリー

ヒトは、異形を、狩るだろう。違うか?

[そう信じていた。ヒトは皆敵だと思っていた。
自らを異形と認識していたから。
出会ったヒトは、自分に敵意を向けていたから。

それなのに、彼は武器ではなく言葉で応じる。
こうしていることが不思議であったが、不快ではなかった]

水か。
だから、此処には…こんなに人が、いるのか。

[自分はただ雨宿りに来ただけで、
水を求めているわけではなかったが]

(324) 2010/07/17(Sat) 13時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[百目蛇が、動かない足の傍でつまらなそうにうねった。]

 ……異形とヒトを、区別…るのは
 多分、ヒトじゃないのかな

 "名前"の意味、解る異形も、……れは、見た事ないよ

[人が集まっている理由に頷き。
 水を欲していない様子が解れば、ホリーの前を離れる。]

 そ、だな……
 どっかで、聞いて来る奴も
 知らずにたまたま来た奴も、いる

 外、止むまで動けないんは……どいつも、同じだ

[適当な場所に座って、窓を一瞥してから目を閉じる。]

(325) 2010/07/17(Sat) 14時頃

【人】 本屋 ベネット

─ 古城一階 小倉庫 ─
[崩れ落ちる空、朽ちていく海、夜に塗りつぶされ終わっていく世界。]

…ッ!!
[酷く焦燥感に囚われて、ガバリと身を起こす。
高鳴った心音が耳に痛い。侵食され焦点の合わぬ目は、怯えてあたりを見回す。]

……ぁ、夢………。
[驚かせてしまったかと、傍らに居たヨナを見る。]

ゴメン…、もしかしてずっと居てくれた…の?

(326) 2010/07/17(Sat) 14時頃

【人】 双生児 ホリー

………

ならば、俺は、ヒトだと言うのか?
ヒトは、ヒトに、刃を向けるのか。

[吐き捨てるように。
異形同士が、同属で傷つけあうのを見たことはなかった。]

あ……

[頷くと、フィルは離れてしまった。
動こうにも、向こうには他の人間がいて]

(327) 2010/07/17(Sat) 14時頃

【人】 鳥使い フィリップ

 …………向けるよ

 ヒトは人を斬れる

[聞こえたホリーの声に頷きもせず答える。
 かと言って、異形が共食いをしないかどうか、と言う事も、フィルは知らない。

 目を開けて一瞥すると、何かを躊躇するような様子に思えたので。]

 城の中、歩いて…良いし
 ここに居ても

[好きにすると良い、と告げる。]

(328) 2010/07/17(Sat) 14時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[しかし、それから一旦思案して、言葉を変える。]

 一人でヒトに、交じるの、難しいか
 ……なら少しだけ、案内しても良い

[マーゴも水の場所を知りたいと言っていた事だし。
 ぼんやりと返答を待つ**]

(329) 2010/07/17(Sat) 14時半頃

本屋 ベネットがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(本屋 ベネットは村を出ました)


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 15時頃


本屋 ベネットが参加しました。


【人】 本屋 ベネット

…うん、怖い夢。
最近、よく見るんだ。

[右目の奥が軋むような頭痛は、数ページ前に綴った不安を更に募らせる。]

「進行はだんだん早くなっている。
侵食が進んだ部分は楽だけど、感覚に違和感。表皮組織は剥がしても治癒せず。

何処までが人間なんだろう。このまま全て侵食されたら僕も異形になってしまうのか?
それとも既に、人ではないのか?

例えば脳にまで達してしまったら…いや、既に影響は出ているのかも知れない。

世界が終わる、夢をみる。」

(330) 2010/07/17(Sat) 15時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 15時頃


【見】 踊り手 フランシスカ

[>>294しばしのにらみ合いの後、セシルと、その相手の戸惑いに、僅かに首をかしげて、そのまま観察する

にわかに、エントランスに人の気配、そして、>>313フィリップが前に立つ様子に、少し下がって、成り行きを見守る]

(@75) 2010/07/17(Sat) 15時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 15時半頃


【見】 踊り手 フランシスカ

[>>320セシルの問いかけには小さく首を振って、やがて、名が聞こえただろう

危険のなくなった様子に、ホリーを視界に入れながらも、壁際に背を預けて、そのまま座り込んだ*]

(@76) 2010/07/17(Sat) 15時半頃

【人】 森番 ガストン

―城内・小部屋―

 …雨音に抱かれて眠ったのは、何時頃だっただろうか。

[壁にもたれかかっていたうちに眠っていたことを、目が覚めてから理解したようだ。]

 落ち着いて休める時間なぞ、殆ど無かったからな。
 戦いのない場所に安心感を覚えたか…。

[部屋に入り、即眠りに落ちた軽率さを戒めると共に、休めた事実に感謝する。]

(331) 2010/07/17(Sat) 16時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

─ 古城一階 小倉庫 ─

[そのまま、じっとしていたら、ベネットがうなされ出す。
 でも、何もできなくて、そのまま、また横にいた。]

 ――……

[やがて、目を覚まし、傍にいたのか、と訊かれればこくりと頷く。]

(332) 2010/07/17(Sat) 16時頃

【人】 本屋 ベネット

…ねぇ、君は…ここで何を見た?
[手帳を出してペンを握る。]

残したいんだ。文字にして残せば、いつか誰かが読むかも知れない。
…だから、知ってることだけで、言えることだけでいいから、
僕が知らない、君の見たものを教えて?

(333) 2010/07/17(Sat) 16時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

>>326>>330

 ――…怖い夢を視るのね。






              大丈夫?

[顔を見つめる。白い手がまた額に触れようとして、質問をされ、止まる。>>333]

 見た?
 残す?

          あなたは、残すことができるの?

[そして、教えてといわれ、考え込む。]

(334) 2010/07/17(Sat) 16時頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

痛み?

指を切れば痛い。
心を切ればいたいわ。

私は小さいから、よくわからないのかも知れないけれど。

[離れていく背に、柔らかな声にそう告げる。]

ヒトを望んで傷付けたくはない…。
あなたはきっと心優しいのね。
覚えておくわ、ふふっ。

[風花の笑顔を向けて。
ふわり、ゆらりと歩みを進める。
くるりと背を向けて。]

(335) 2010/07/17(Sat) 16時頃

【人】 本屋 ベネット

…うん。
これに書いておけば、僕が居なくなってもこれが覚えてる。
誰かが読めば、きっと分かるから。

[手帳を握って見せながら、額へと伸ばされたまま止まった手を見上げる。]

でも、言いたくないなら言わなくてもいいよ。
思い出すのって…たまにとても痛いから。

(336) 2010/07/17(Sat) 16時頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

お友達になれないのは残念だけれど、私はあなたの名前を知ったわ。

顔見知り? 知人?
どっちだって構わない。

きっと、もう、他人じゃないのだから。

[ね、と呼び掛ける声はどこに向けられたものか。
くすくす、くすくす。
風花が風と遊ぶように、少女の笑い声は揺らめいて。
古城の中を悪戯に反響しては消えていく。]

今日は素敵な日。
歩けばもっと誰かに出会えるかしら?

[永い孤独を、落ち抜けた何かを埋めるように。
少女は古城を彷徨い歩く**]

(337) 2010/07/17(Sat) 16時頃

良家の末娘 ポーチュラカは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 16時半頃


【人】 墓守 ヨーランダ

>>336

 痛い?
 ああ、痛い……でも、大丈夫。

 もう、今は痛くないし…。

 そう、書いておくの。ベネットは書く人。
 書いておけば、誰か……

          ああ、誰かが……。

[手はどうしようかと宙を彷徨う。]

(338) 2010/07/17(Sat) 16時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

 どんな話がいいのかな。
 たくさんあるの。

 きっとたくさんあって…。
 選べない。

[死に行く人の、顔たちが浮かんで消えていく…。]

(339) 2010/07/17(Sat) 16時半頃

【人】 本屋 ベネット

[ヒラヒラと所在なくさまよう手を、まだ無事な方の目で追いながら、微笑ましそうに少し笑った。]

たくさんあって、どれも大事、なのかな?
一番大事な話、が難しいなら…一番近い話でもいいんだ。

(340) 2010/07/17(Sat) 16時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

>>340

 一番近い話……。

 そうね。ここに辿りついた女の子がいたの。
 水があるところにはきっと大事なものもあるからって……。

 遠くの街で大事なものとはぐれてしまったのだって。
 そして、それを求めているうちに……病気になってしまって……
 死んでしまうのがわかったのだけど、
 死にたくないと言われたの。

 水は汲んであげたけど、いつしか、彼女は飲まなくなって……。
 そして、死んだの。

[俯く。そこで一旦黙る。]

(341) 2010/07/17(Sat) 16時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

 でも、最後に約束したの。




 死んだといわないで、と。
 自分が死んだことを誰にもいわないで、と。

 死ぬというから、その人は死んだことになる。
 そうでなければ、まだ、本当の意味じゃ、死んでいないはず……そう彼女は言ったの。

 だから、私は、約束を護っている。





[そこまで、話して、また黙る。]

 ――…

(342) 2010/07/17(Sat) 16時半頃

ヨーランダは、ベネットの眸をじいっと見つめる。

2010/07/17(Sat) 16時半頃


【人】 本屋 ベネット

[少女の語る話を、一字一句漏らさぬようにと手帳に書き留め…

その手ははたと止まった。

言葉を止めた少女の…その目を、すっかり色が変わってしまった二つの目でじっと見つめる。]

(343) 2010/07/17(Sat) 17時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[見返されると、ゆっくりとゆっくりと顔を落として、
 そして、伏せる。

 青色が隠れる。]



 ――……時々、飲み込んだままが苦しい約束もあるの。

(344) 2010/07/17(Sat) 17時頃

【人】 本屋 ベネット

「─その子の思いは、今も生きている。」

[角張った文字は話の終わりに、小さくそう書き添えた。]

(345) 2010/07/17(Sat) 17時頃

【人】 墓守 ヨーランダ


 ――…ひとは、なぜ、生きるのか。




 私は、そんな疑問を持っているのに、
 今日も缶詰を開けようとする。
 水を飲みたいと思う。




[彷徨ってた手がベネットの硬質の肌に降りた。]





 あなたはどう?

(346) 2010/07/17(Sat) 17時頃

【人】 本屋 ベネット

そうだね。
トゲトゲの木の実みたいだ。

…吐こうとすると喉も口も痛いけど、吐かないとずっとお腹が痛いのは治らない。

なら、そのトゲの実は、僕が半分食べてあげるよ。

(347) 2010/07/17(Sat) 17時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

>>347

[半分、食べる、に瞬いた。]

 ――……はんぶん……
 はんぶん…………………食べてくれるの?

(348) 2010/07/17(Sat) 17時頃

【人】 本屋 ベネット

…僕は、
[しばし眼を閉じて考えこむように。]

そうだな…産まれて、生きて…残せるから。
たくさん残すために生きてるのかな?

もしかしたら、その思いは…僕の中に巣食ってる奴も同じなのかもね。
僕の身体を喰いながら、たくさんたくさん子供を産むんだ。
思いつく限りいろいろの、一つ一つ違う子供たちをさ。

そのほとんどはすぐに、世界に拒絶されて死んでしまうけど、世界に受け入れられる正解を見つけるために産み続けるんだと思う。

(349) 2010/07/17(Sat) 17時頃

【人】 本屋 ベネット

…いい迷惑だけどね。
すごく痛いし苦しいし、あまり喰われたら僕が死んじゃう。
[冗談めかして、少し笑って。]

うん、半分こ。
僕も…君と一緒に、君とその子の約束を胸の中にしまって守るんだ。

これは文字に残さずに、僕の中に仕舞って持っていくよ。
…そこまで喰われちゃったら、ごめん…だけど。

(350) 2010/07/17(Sat) 17時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

>>349
 そう、あの子もベネットも同じ気持ちを持ってる?
 ああ、子供たち?

 これがそうなの?

[流れ出る、微かな異形たち…。]

 産み続けるのね。
 痛くても、苦しくても……。

[冗談めかして笑う顔はまたそのまま見つめて…。]

 はんぶんこ
 ――…………はんぶん、仕舞ってくれるのね。

[でも、いわなかった。
 その女の子が、とても、彼に感じが似ていたこと。
 それを言うと、はんぶん以上をベネットに押し付けると思ったから。]

(351) 2010/07/17(Sat) 17時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

>>350

 ――……ありがとう。

[ベネットにそう、告げる。]

 でも、なら、食べられないで。

                死なないで。

[それは、とても無茶なお願いかもしれないけど、
 でも、いつも、そう願う。

 死んでほしくない。
 それは悲しいから……。*]

(352) 2010/07/17(Sat) 17時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 17時頃


【人】 本屋 ベネット

うん。
…全部食べられずに済む方法、なんとか考えてみるよ。
[だから、悲しい顔をしないでと、そう囁いて淡い眠りに…**]

(353) 2010/07/17(Sat) 17時半頃

掃除夫 ラルフがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(掃除夫 ラルフは村を出ました)


掃除夫 ラルフが参加しました。


【人】 掃除夫 ラルフ

[そのまま足を向けたのはかつての貴人を守る衛兵室だろうか、
壁に並ぶ朽ちた武装と詰まれた火器がその名残を示し――
外に抜ける扉は崩れ、油を流したように色の変わる雨が入り口を浸食していた]


 ――…そろそろ止むよ ね


[鈍色の刃を中空に差し出せば、
ちりり、雨は弾ける。痛みはない]

[片手で膝を抱えて目を閉ざす、
擦れて鳴る金属音、ただ雨音が止むのを待っている]

(354) 2010/07/17(Sat) 18時半頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 18時半頃


天のお告げ (村建て人)


 ――…雨があがっていく……。
 だけど、世界の色は変わらない……。



 ただ、泉の上の枝は解けていった。

(#17) 2010/07/17(Sat) 18時半頃


天のお告げ (村建て人)


 そして、雨上がりと同時に、色とりどりの風花が乱舞を始める。

 ひらひら


         ひらひら


                 ひらりひらり

(#18) 2010/07/17(Sat) 18時半頃


【人】 長老の孫 マーゴ

― 古城・エントランス ―
[雨音の中、なんとか聞こえるフィルの声と
ホリーと名乗った少女との遣り取り。

人と、ヒト。

同じ言葉なのに少し異なるニュアンス、響き。
彼らは解かっているのかその響きを使い分ける。
未だ響きを使い分けることのできない女は、
ヒトは人を斬れる、と語る
フィルの言葉に小さく肩を震わせた。]


 ―――ぁ……


[不安げに揺れた瞳を隠すように一度俯いて。
胸元に添えられていた両手をぎゅうと強く握った。]

(355) 2010/07/17(Sat) 18時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

>>353
 ――……今度、あなたも話教えて。

[ベネットが淡いまどろみに入った時、そう小さく呟いた。
 そして、もう一度服をかけなおし、その傍に缶詰を2つ置いて立ち上がる。

 ガストンかチャールズに会ったら、彼をベッドのある部屋に運んでもらおうと考えながら…。]

 →小倉庫の部屋の外へ。

(356) 2010/07/17(Sat) 18時半頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 18時半頃


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 18時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

[目蓋を開けば、雨上がりの世界――
かつては不浄を洗い流した雨、
今はただ世界に滓を溜めていくだけ]

 ―――……ッ、

[生ぬるい風が顔面に吹き付ける、
スカーフを口許まで引き上げ、コートの襟を立てる。

赤い風花の花びらは肉を裂く、
色を問わず無造作に切り捨てながら城門を通り抜けた。]

[エントランスに人だかりが見えた気が、する。
向こうからこちらが見えたかは、わからない]

古城内→城下へ

(357) 2010/07/17(Sat) 19時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[フィルがホリーからの返答を待つ頃には
雨音はもう聞こえなくなっていた。

動揺でホリー、セシル、チャールズと
新たに名乗ってくれた人に名前を返すことを
忘れてしまったことにも気付かないまま、
不安げに窓の外を仰ぐ。空の色は変わらないけれど]


 ……ニムス、


[心細さの入り混じる呟きを零すとゆっくりと身を起こす。
壁伝いにどうにか立ち上がれる程には体力が戻っていた。]

(358) 2010/07/17(Sat) 19時頃

天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 19時頃


【人】 長老の孫 マーゴ


 私…

   …わたし、

 お水…探してくるわ…



 …自分で… 探してくる…


[ずっと傍にいてくれたのだろうか。
壁に凭れて座るアリーシャのことは
フィルに向けたのと同じ少し不思議そうな眼差しで見つめ。

ゆっくりと歩き出すとひどく足が痛んだ。
足を引き摺るようにして、壁伝いに少しずつ進む。
水があると言っていた、中庭は何処にあるのだろうか。]

(359) 2010/07/17(Sat) 19時頃

マーゴは、エントランスを離れ、暫くは城内を彷徨うことになるだろう。

2010/07/17(Sat) 19時頃


【人】 墓守 ヨーランダ

― 中庭 ―

[そして、向かうは中庭。
 雨あがりに舞う風花のいくつかは、その泉に群がっているけれど……]


 ギィ……ギィィ……


[そんな金属が摺りあうような音に空を見上げた。]

(360) 2010/07/17(Sat) 19時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[そして、中庭に、その少女の連れ、
 巨大な紅い眼をもった異形、


           ――…エンジェルシイラ


 が、空より戻ってくるのを見るだろう。]

 ――…シィラ……。

[少女は両手を広げて、その異形を出迎える。]

(361) 2010/07/17(Sat) 19時頃

【人】 双生児 ホリー

そう、か。

[頷かずに答えた彼に。]

ヒトは、俺が…思っている、よりも。
哀しい、生き物、なの、かもしれない、な…

[ぽつりと、小さな呟きを。
誰に言うともなく。]

………

[好きにすると良い、と言われるも、
どうしたものかとぎこちない動きを見せるばかり]

(362) 2010/07/17(Sat) 19時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 ―城下―

[薄暗い世界に風花だけが色鮮やかに舞う。
花は斬り捨てるそばから、
色々の粒子となって淡い煌きと共に風に崩れた]

 ……この辺りなら、大丈夫 かな。

[幾ばくか歩みを重ねてみれば、開けた広場らしき場所に出る。
時を止めた時計台、鐘の落ちた聖堂

――人工の建造物は、どれもこれも色を失くして 灰色]

(363) 2010/07/17(Sat) 19時半頃

店番 ソフィアがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(店番 ソフィアは村を出ました)


店番 ソフィアが参加しました。


【人】 店番 ソフィア

─古城内─

……んん。

[跳ねるような歩みが止まる。
前へと向いていた眼は近くの窓へと移ろう]

あは、雨、上がった。
……外がいいかな。外がいいよね。

外の方がきっと、たどり着きやすいんだ。
だって、探してるのは花の名前なんだもん。

花は外で咲くものなんだよ、って、あのひとは言ったもん。

[呟いて。
それから、首を傾げる]

……あのひとって、誰?

(364) 2010/07/17(Sat) 19時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[右の袖を噛んで捲りあげる、
生身の腕に刃を押し当て、ゆっくりと曳いた]

 ―――……く、……ッ、

[己の身ににただ一つ残された鮮明な色
赤い雫が鈍色の刀身と指先から滴りおちる]


   [ぽたり]

              [ぽたり]
 

[青年は崩れた石畳を汚す赤を暗い眸で見下ろす。
人の血肉を喰らう異形たちは
暫くすればこの匂いに誘き寄せられてくるだろう]

(365) 2010/07/17(Sat) 19時半頃

【人】 店番 ソフィア

んん……。

まあ、いっか。

[答えのない疑問は、すぐにどこかへ飲まれてしまう。
それは、いつものこと。
少女は、浮かんだその言葉が示すものを深く考える事はない]

んー、開くかなー、開くかなー……よっし!

[まずは窓が開きそうかを確かめ。
そして、どうにか動きそうなそこに、自分が通れるくらいの隙間を確保すると]

えいっ。

[ひょい、と中庭へ飛び出した**]

(366) 2010/07/17(Sat) 19時半頃

店番 ソフィアは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 19時半頃


ラルフは、生ぬるい風にまぎれて這い寄る気配を、待っている**

2010/07/17(Sat) 19時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

>>359
[立ち上がり、自力で水を探しに行くマーゴに軽く手を振り見送った。

 雨は止んだらしい。
 風花が舞いだして、外の景色に色が入る。
 雨宿りは終わりだから立ち上がる。]

(367) 2010/07/17(Sat) 19時半頃

【人】 双生児 ホリー

[うろたえていると、再び声を掛けられた。

――案内しても良い。

確かに彼はそう言って]

……む…

[一つ頷き。
お言葉に甘えようと。

少しだけ、嬉しいと思った]

(368) 2010/07/17(Sat) 19時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 19時半頃


【人】 長老の孫 マーゴ

― 城内 ―
[足を引き摺り歩いていると、
一つ、人が通れるくらいに開いている窓があった。
窓が開いている、けれどもその床は雨に濡れていない。
不思議そうに首を傾げるとその窓に近づいてみる。]


 ―――…あ、


[そこから外を覗くと、見えたのは中庭。
少女達よりも、泉よりも、
そこに居た異形(エンジェルシイラ)に目を奪われる。]

(369) 2010/07/17(Sat) 19時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

>>362>>368
[ぽつりとした呟きを聞いてかどうか、少し目尻を緩め。

 案内を頼まれるなら、古城の中を一巡りするかたちで、ホリーを連れ回すだろう。]

(370) 2010/07/17(Sat) 19時半頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 19時半頃


【人】 双生児 ホリー

[フィルに連れられ、城内を歩き出す。

時折ヒトの気配に震え、殺気立ち。
誰かに出会ったなら、攻撃こそせずとも睨み付けるくらいはするだろう。
おかしなことに、人と異形の気配が同じ場所から感じられる事もあった。

――雨が上がり、花が降る]

(371) 2010/07/17(Sat) 19時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

―生命の泉の傍―
>>369

[シィラが泉の傍に降りてくる。
 その尻尾が何度もしなって、泉に下りた。]

 ――…シィラ、たくさん飛んだのね。
 いっぱい飲むのいい。

[シィラが水を尻尾から飲むのを見て、その泉のへりに座る。]

 ――……

[ふと、どこからか視線を感じた。]

(372) 2010/07/17(Sat) 20時頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 20時頃


【人】 鳥使い フィリップ

―古城内―

[ホリーを連れて城を巡る。
 相変わらず百目蛇も、足元の邪魔をしながらついて来た。

 町の名前は、ラメトリー。
 暮らすのに要る物は、城や町から自力で探して来る。
 建物の上の方は脆いから、崩落には注意する事。

 その位を説明すれば、後は自分からは語らない。
 ホリーの方から質問があれば答えるが。
 最後に中庭に向かい、泉の場所を教えたら案内は終わり**]

(373) 2010/07/17(Sat) 20時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

― 生命の泉の傍 ―
[開いた窓からシィラに見入っていたが、
やがてシィラの尻尾が降りた先にある泉と
その傍らにいるヨーランダの姿にも気付く。]

 あ、あの…

[掠れた小さな声はヨーランダまで届くだろうか。
声を掛けてから、眉尻は下がる。]

   ……あの、

[何から話していいのかわからなかった。
視線は再びシィラを見て、ヨーランダへ戻る。]

(374) 2010/07/17(Sat) 20時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 20時頃


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 20時頃


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 20時頃


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 20時頃


歌い手 コリーンが参加しました。


【人】 歌い手 コリーン

―城下町―

[Lalala]

[鼻歌のような小さな歌を歌いながら道を行く。
 色をなくしたように見える世界の中。
 灰色の髪をなびかせて、綺麗な水の噴水があるという白へと向かって]

(375) 2010/07/17(Sat) 20時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

>>374

[感じた視線の先、そこには黒髪の巻き毛の女性が、窓からこちらを見ていた。]

 ――……あなたは  だあれ?

[無表情のまま、そう問いかける。
 名前を言われれば、自分はヨーランダ、ヨナでもいい、といつもの自己紹介をするだろう。]

 水を求めて、ここにこられましたか?
 水ならここに……。

[そして、泉の水を手で掬い、自分も飲んだ。]

(376) 2010/07/17(Sat) 20時頃

歌い手 コリーンは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 20時頃


ヨーランダは、エンジェルシィラがギィ…と鳴くのも聴く。

2010/07/17(Sat) 20時頃


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 20時頃


【人】 森番 ガストン

―城内・小部屋―

[二度目の休息は、改めて部屋を確認した後だっただろう。>>#17雨が奏でるレクイエムが終わった頃、再び自分の体にエンジンがかかった。]

 本当、落ち着いて休めたのも久しぶりだ…。
 そうだろ…。

(377) 2010/07/17(Sat) 20時頃

【人】 森番 ガストン

 そうだ。
 あの時、日々壊れて消えていく現実へ生き残るためには、お互い手を取る、それしかなかった。

["それしかない"]

 こいつが何故そう判断出来たかは俺にもわからない。ただ、"それしかなかった"。

[寝起きの眼に>>289ラルフの問いにそう返した事を、誰かに聞こえぬよう。巡らせていた。

あの時ラルフが更に聞いたかもしれない、がきっとその先は今は話さなかっただろう。

次にお互い話せばいい。その言葉は、次があるようにと願い―。]

(378) 2010/07/17(Sat) 20時半頃

伝道師 チャールズは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 20時半頃


【人】 歌い手 コリーン

―城下―
[ふわりとなびくワンピースの裾は元は白く。
 今は旅の汚れで灰色に変じている。

 手にした荷物はたいしたものはない。
 いつ野垂れ死にしても可笑しくはないような姿でたどり着いた、廃墟の街を眺める。]

[小さな歌を続けながら、気の向くままに足を進め。]

(379) 2010/07/17(Sat) 20時半頃

森番 ガストンは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 20時半頃


【人】 長老の孫 マーゴ

>>376

 わたしは…マーゴ。
 マーガレット だから、マーゴ。

[変わらぬ表情と見つめ合うことになれば名前を告げて。
届くようにと少し声を張ったら喉が痛くて咳が零れた。]

 お水を… 探しに来たの。

[足が痛くて。纏うドレスが長くて。
ソフィアのように窓から泉へ向かうことはできない。
きょろきょろと、瞳が探すのは中庭への扉。
見つけたのなら足を引き摺ってまた歩き出す。]

 ―――…ヨナ、

 あなたも…許してくれるの?

[水を飲むことを。]

(380) 2010/07/17(Sat) 20時半頃

歌い手 コリーンは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 20時半頃


伝道師 チャールズがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(伝道師 チャールズは村を出ました)


【人】 森番 ガストン

[首を振り、力を入れ立ち上がる。幾許かの平和が感じられるが、ここも何時までそうであるかは分らない。]

 さて、雨も上がっただろうし、外に出よう。
 お前も光なぞとうに無いが、外でまともな空気を吸いたいだろ?

[小部屋を後にし、城外へと―**]

(381) 2010/07/17(Sat) 20時半頃

伝道師 チャールズが参加しました。


【人】 伝道師 チャールズ

―古城・エントランス→城下―

[自己紹介をホリーに、その場に居た者に行った後
静かに成り行きを見守っていた男は
唯一度だけ、表情を少しの間、かえた。


      
       “ヒトは人を斬れる”


その言葉に酷薄な微笑を唇の端に。]

 ――……雨、上がりましたか。

[その表情は雨に流されるように、直ぐに消えて。
視界の端に、ラルフが外へ出るのを捉えながら
その場に居る人に断りを入れて
チャールズもまた、色とりどりの風花が舞う城の外へと。]

(382) 2010/07/17(Sat) 20時半頃

【人】 歌い手 コリーン

[時折、石畳の名残を踏めば。
 かつん、小さな音が鼻歌に混じる。

 軽く見える足取りで、歌を歌うことをやめぬまま道を行けば。

 どこからか吹く風に微かに混じる鉄さびのような……そんな匂い>>365

 la〜〜――?

[ふと感じたそれに。

 風が吹いてきたほうへと足を向けた。]

(383) 2010/07/17(Sat) 20時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

>>380

 ――…赦す?
 ここの水は、誰のものでもなく、誰のものでもあるの。

 ようこそ、生命の泉へ、マーガレット

[赦す、の言葉に不思議そうにそう答え、扉から来るマーゴを導く。]

(384) 2010/07/17(Sat) 20時半頃

【人】 奏者 セシル

― エントランス ―

[各々の話には口を挟まず、聞いていた。
いや、ただぼうっとしていただけかもしれない。
やがて雨が上がり、人も散り散りになって行くのを見て]

…私も、行かなくては。

[妹を探しに。
空腹を満たしに。

周りにまだ人が残っていれば、問いかける]

皆さんは、どうしますか?

(385) 2010/07/17(Sat) 20時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

―城下・広場―
[右腕に昇る蔦状の花糸が、むき出しの切り傷を抉る]

 ―――…! く っそ……

[恐らく亜種であろうキラーローズよりも
大分小型なそれは、ユリの花のような異形だった。

濃密な甘い香りと煙る花粉
それを撒き散らす花糸をぶつ切りに薙いで、
その勢いのまま花弁の中心――核に刃を突き立てる]

 …………ぁ、 は ぁ……――、

[渋くそれ、異形の血もまた人と同じく赤い。
――血海の中でまだぴくぴくと動く蔦を踏みしめた]

(386) 2010/07/17(Sat) 20時半頃

【人】 双生児 ホリー

ラメトリー。

まだ此所、には…モノが、残って、いるのだな。

[水があるなら、沢山の人が訪れるはずなのに。
物資が尽きないのは何故だろう。
最近見付かった場所なのか]

………

[最後に泉の場所を教えられ、
そこでお別れするだろうか。

もしも彼が去るのならば、
名残惜しそうに見送るだろう]

(387) 2010/07/17(Sat) 20時半頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 20時半頃


【人】 歌い手 コリーン

―城下・広場―

[微かだった匂いは、近づくほどに濃くなって。

 小さな歌を続けながらそれをたどって広場へと。]

 ――

[見えたのは、色をなくしたような世界の中で。
 鮮やかに咲く赤>>386

 異形を踏みつける、青年のような姿を見ればゆるりと灰色の髪に覆われた頭がかしぐ。]

 ――異形同士の共食い?

[歌ではない音を口に出したのはいつ振りか、ひさかたぶりに、意味のある言葉を口にした]

(388) 2010/07/17(Sat) 21時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[>>384泉へと近づく、またシィラを見つめてからヨナへ]

 …泉を見つけても、誰かが先にそれを見つけていたら
 お水を分けて貰えなかったことの方が多いわ。

 ――…お水は、命を繋ぐから。

 仕方がないわ…お水を分けてしまえば、
 それだけその人の命が削れるのだから。

[壁のような支えがないと足がとても痛くて。
眉が顰められたのはその過去を思い出してか、
それとも足の痛みからだったのか。]

 ……ここにいる人達は…不思議。
 フィルも、アリーシャも……ヨナも。

[視線は再びシィラへ]

 ……この子は……?

(389) 2010/07/17(Sat) 21時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 21時頃


【人】 伝道師 チャールズ

 セシルさんも、外に向かわれるのです?
 よろしければ、一緒に向かいましょうか。

[エントランスを出る前。
背に聴こえた言葉に振りかえり、問いかけた。]

(390) 2010/07/17(Sat) 21時頃

セシルは、誰がついてきてもこなくても、足は城下町のほうへ。

2010/07/17(Sat) 21時頃


【人】 長老の孫 マーゴ

[ヨーランダと話している間に、
フィルがホリーを連れて泉に訪れるだろうか。
「見つけられたわ。」短くフィルへと報告をしてから
先程まで ひと に警戒を見せていたホリーを見る。]


 ―――…ホリー…

 お水、ここにあるの。
 …飲んでもいいって。


[ヨナを窺ってから、そう言って。
ホリーへと控えめな手招きをした。]

(391) 2010/07/17(Sat) 21時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

>>389

 そう……それは哀しいこと。
 だけど、ここの水は、



       そういう意味では
       私とシィラのものかもしれないけれど……。

[そこで一旦言葉を切ってから……。]

 誰が飲んでもいいの。
 こんこんと沸いているから……。

[かつて、栄えたこの城下町は一夜にして地獄となった。
 想像以上の数の異形が、大河のように押し寄せたのだという。

 彼らは肉なるものを食べ、そして、食い尽くすと、また大河のように流れ去った。]

(392) 2010/07/17(Sat) 21時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

―城下・広場―
[核を刺した刃は、どくり、と脈動した。
なにか熱いような感覚が、身体に浸透していく。
やがて異形が粒子となって崩れ落ちれば――
しゃがみこんで、その粒子の中に手を突っ込んでかき混ぜる。]

 ―――……、
  あるはず、ないか。

[ヒルに似た小さな白い異形が、どこからともかくわらわらと這い出してきて――異形の花の血を、吸い尽くしていく。それは汚れを清めるように、そして]

[>>388 最初に聴こえたのは歌声だった。
歌う異形もいたけれど、その声が口にした問いは異形らしくはない]

 悠長な、質問…… だね。
 ――……でも、似たような、もの かな。
 
[静まらない呼吸に言葉は途切れ途切れになる、
顔に散っただろう返り血をスカーフで拭って振り返った。
――壊れかけの世界に溶け込むような色のその長い髪が、風に靡いている]

(393) 2010/07/17(Sat) 21時頃

【人】 双生児 ホリー

[泉にたどり着くと、そこには。
女が二人、異形がひとつ。
女の片方は、エントランスで見掛けていた。

すぐさまとった警戒の姿勢に対し、
女はこちらに手招きしてくる]

……、?

[――まただ。
敵意のない声。]

(394) 2010/07/17(Sat) 21時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

―泉の傍―

[>>392 そんなことをふと、思い出す。]

 ――…フィル…その子は、だあれ?

[>>391 ホリーという異形化しつつある少女とフィルが現れれば、その子のことを尋ね。名を名乗って……]

 ――…水をどうぞ。

[その後ろでエンジェルシィラはおとなしくしている。]

(395) 2010/07/17(Sat) 21時頃

天のお告げ (村建て人)

では、参加枠締め切ります。
みなさまよろしくお願いいたします。


ちょっとパティさんが心配なのですが。

(#19) 2010/07/17(Sat) 21時頃


セシルは、チャールズの言葉に足を止めて、ええ、ご一緒に、と頷いた。

2010/07/17(Sat) 21時頃


村の設定が変更されました。


【人】 歌い手 コリーン

―城下・広場―

>>393見えていた赤い色は、青年らしき姿がこちらへと声をかけるころには消えて。
 振り返ったその顔は異形のようには見えず、ぱちり、色のない瞳が瞬く]

 にたような、もの?

[応えがかえってきたことに、その内容に不思議そうに呟き。
 ぼろぼろの外套と、その左腕へと視線を向けてから、改めて青年をみやる]

 ――異形のようで異形じゃないお兄さんは、ここの人?

[吹き抜けていった風が灰色の髪をさらっていくのを手で押さえ。
 悠長だといわれてもまた、質問をむける]

(396) 2010/07/17(Sat) 21時頃

【人】 奏者 セシル

チャールズさん…は、何処か、行きたい場所は…?

[首を傾げて尋ねた]

(397) 2010/07/17(Sat) 21時頃

【人】 伝道師 チャールズ

 ご一緒頂けるなら、ありがたいです。
 1人より、2人の方が、きっと安全でしょう。

[セシルの是の言葉に、チャールズは彼との間を詰める。
そして、歩調を合わせながら、外へと向かおうと。]

 セシルさんは、外へはどのようなご用件で?

[用件次第では、先にセシルの手伝いを申し出ようとする
言葉裏を滲ませた問いかけを、また一つ。]

(398) 2010/07/17(Sat) 21時頃

【人】 鳥使い フィリップ

―中庭―
>>387>>391>>395
[歩きながら、零れる言葉に相槌を打ったり、視線を返す。

 中庭に着けば、マーゴもここを見付けられたらしい。
 ヨナとシイラ、ソフィア達を順に見る。]

 ……そこで会った

[ホリーの事を問われれば簡潔な返事。
 ちらりとホリーを見遣った。
 自分で名乗れと言わんばかりである。]

(399) 2010/07/17(Sat) 21時頃

ヨーランダは、マーゴ>>389の問いには、見たとおりです、と小さく答えた。

2010/07/17(Sat) 21時頃


【人】 長老の孫 マーゴ

>>392

 ―――…仕方が…なかったの…

[その時のことを思い出したのか、
胸元に手を置いて沈痛な表情で目を伏せ]

 …シィラ、

[そう呟いて異形を見る。
シィラを見る瞳に警戒の色はなく]

 ヨナ…あなたは、
 誰かとここに…?それとも、
 この子と、ずっと一緒に…?

[水が沸いていると聞くとホッと安堵の表情を浮かべ、
それから両手をそっと泉に差し入れる。
冷たい心地よさに瞳を細めると水を掬って
零さぬように口許へと運び、ゆっくりと飲み干した。]

(400) 2010/07/17(Sat) 21時頃

【人】 歌い手 コリーン

[返事を待つ間に、小さくLalalaと歌を口遊む。

 いつでもどこでも歌うのは――それを望むモノがいるから]

(401) 2010/07/17(Sat) 21時頃

【人】 奏者 セシル

[問いかけが被った>>398ことに、くすり、とひとつ笑って]

私はお腹が空いたので、適当に食料調達と…。
あとは……妹を探しに。

妹は何処にいるのかわからないので……おそらく…あちこちを歩きまわるだけになりますが…。

[それと、と前置いて]

私は戦うのは苦手です…。
今まで命を狙ってくるような異形に襲われたことはありませんが…もし遭遇したら、役に立たないと思ってくださいね。

(402) 2010/07/17(Sat) 21時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[>>396 反芻する呟きに疑問の色が見えれば、ゆるり立ち上がる。女の視線が左手へと降りるのには、反射的に腕を隠しそうになってしまったけれど、そんなことは今更で]

 ……一応、ここにお世話になってる、
 君は……まだ見たことないと思うけど。

[自ら切った傷のある右腕の袖を下ろす、
一人ならともかく、今は異形を引き寄せるわけにはいかない]

 ……ああ、もし水を求めてきた人なら、
 もう少し先、お城まで行かないと、駄目だよ?

[崩れかけの古城を指差せば、
少しだけ傷が痛み、小さく眉根を寄せた]

(403) 2010/07/17(Sat) 21時半頃

【人】 双生児 ホリー

[暫く二人を見つめた。

フィルの様子と、異形が側に居るところを見て。
警戒を緩め、少しずつ近寄って行く。
近寄ると、もう一人影に隠れて居たのに気付いた]

ヨナ、か。

…ホリー。

[またひとつ、名前を覚え。
自らも名を名乗る。

ヨナと名乗った女が、
水をどうぞと言ったのを]

…水は、貴重では、ない、のか。

[この場所は、おかしなことばかりだ]

(404) 2010/07/17(Sat) 21時半頃

【人】 店番 ソフィア

─中庭─

[中庭に飛び降りた後、そこにやって来た者に気づいた様子はなく。
泉の傍のものたちには、やほー、と言って、手を振った後、また思索に沈む]

……ううん。
見たことあるんだ、あるよね。

あの子みたいにわらうの。
何て言ったかなー……?

[中庭をあちらこちらへうろうろとしながら。
考えていたのは、『花』の名前]

(405) 2010/07/17(Sat) 21時半頃

天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 21時半頃


店番 ソフィアは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 21時半頃


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 21時半頃


【人】 伝道師 チャールズ

[(>>402)問いかけが被った事に、チャールズもまた微笑む。
再び言葉が重ならぬよう、先にセシルの答えを待った。]

 戦えずとも、危険を察知するには、2人の方が佳いでしょう。
 後、荷物を運ぶにも……―――。

[あえて妹に触れずに置くのは、今までのセシルの言動に
少しばかり思うことがあったからだ。
一気に踏み入れるには、どこか危ういと感じていた。]

 私は、ベネットさんに服の調達と薬と
 嗚呼、フィリップさんの喉によさそうなものがあれば
 そのようなものを探しに行こうと思っております。

[そして、自分の目的を告げた。]

(406) 2010/07/17(Sat) 21時半頃

【人】 歌い手 コリーン

―城下・広場―
>>403立ち上がった青年を軽く見上げて、その応えにちいさく笑む]

 そう。ならここの人。

 あたしは今、来たばかり。

[歌うように言葉をつむぎながら、自らつけたとは知らぬ傷が隠れるのを色のない瞳が見る。
 もう少し先、と、指し示す動作につられて遠くの城へと視線が向かう]

 ありがとう、お兄さん。
 その怪我は、治療しないの?

[城の位置を確かめてこくりと頷き。
 青年に視線を戻した]

(407) 2010/07/17(Sat) 21時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[歌声には一度ちらと、女を見やる。

昔は心慰められたこともあった気がする――けれど、
今はただ“歌声”としか、認識できなかったのだ。

――左の肩が酷く熱を持って、脈打つように疼いている]

(408) 2010/07/17(Sat) 21時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

>>400

 ――…私は、一度ここから連れ去られて、
 そして、またここに戻ってきました。

 それから、ここの水とシィラとともに……。

[マーゴが水を掬うのを見てから、ホリーを向きなおる。>>404]

 水は、貴重、だから、
 一人ぼっちにならないために…こうしているの。

 ホリー……

[聴いたばかりの名を返す。]

(409) 2010/07/17(Sat) 21時半頃

ヨーランダは、ソフィア>>405n姿を見れば、やはり、名を問い、名乗った。

2010/07/17(Sat) 21時半頃


【人】 長老の孫 マーゴ

[中庭の、少し離れた場所で少女が何かを探している。
夢中になっているようで声は掛けられなくて、
時折そちらにも視線を向けながら]

[自分の声に敵意が含まれるか否か等わかっていない。
あれほど警戒をしていたのに。
異形が傍にいるのにホリーがこちらへと近づく様子に
ホリーへと瞬いてから、フィルを見た。]

 ……不思議

[あの時の会話で何か通じるものがあったのだろうか。
その言葉を思い出すと少し目を伏せるけれども。]

 フィルは…すごい人 ね、

[ぽつりと。]

(410) 2010/07/17(Sat) 21時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[ホリーが彼女達に近付くのを見て、踵を返し。]

 ……俺は戻るな

[ソフィア達に軽く手を振り、城の出口に向かう。]

(411) 2010/07/17(Sat) 21時半頃

【人】 店番 ソフィア

[そうやっている内に、泉の周りにはひとが増えていて。
ひとつ、瞬いてから、そちらに近づいた]

驚いた、いつの間にか、ひとが増えてるんだ。

[気づいてなかっただけ、という事は考えない]

みんな、水、探しにきたのかな?

[ゆる、と首を傾げながら、誰に問うでなく、疑問を投げる]

(412) 2010/07/17(Sat) 21時半頃

ヨーランダは、そのまま、彼女らの話を耳にしながら、シィラの尻尾をなで始めた。*

2010/07/17(Sat) 21時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

>>407

 ――そうか、よかったね。
 無事なうちに、ここにたどり着けて。

[自己紹介でもすべきところ、であったが、
ポーチュとの会話を思い出して、少しばかり躊躇が生じた]

 ……あ、俺はラルフ。
 治療は、別に……放っておけば治るし、

 そもそも、治療とか出来ないし。

[と、左腕を持ち上げる。生身の右腕に傷をつければ、凶器でしかない左腕で治療などすることは出来ない。それは常のことなのだと示せば]

 ……早く、ここから行ったほうがいいよ、
 また、血の匂いで異形くるかもしれないし。

[歌う女をそのように促した]

(413) 2010/07/17(Sat) 21時半頃

【人】 双生児 ホリー

独りぼっちは、いや、なのか。
死んでしまっては、意味が、ないのに。

[そう言って、
思うのは生き物の血肉を食す日々]

…お前が、良いと…言うのな、ら。

[左手で水を掬い、口に運ぶ。
純粋な水など、
最後に口にしたのはだいぶ前であった]

(414) 2010/07/17(Sat) 21時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 21時半頃


【人】 奏者 セシル

そう…ですね。荷物運びは、お手伝いします。

[これが邪魔だろうか、と一瞬、手のヴァイオリンを見た。
しかし手放す気にはなれず、口にもしないでおいた]

ああ……ベネットさん…彼は、大丈夫ですか?
具合が悪そうに見えましたが…。
フィリップさんも…確かに喉が悪そうでしたね…。

[つい先程のことなのに、思い出すように二三度頷き]

薬があるかはわかりませんが、着替ならば…城下町のほうに…色々あると思います。

……人の家から色々持ち出すことになりますが、大丈夫ですか?

[そう問うのは、チャールズの十字架に気づいたからか。
盗みを働くことになるが…と、一応、気遣いを見せた]

(415) 2010/07/17(Sat) 21時半頃

【見】 踊り手 フランシスカ

―エントランス―

[>>359マーゴの言葉に、薄く目を開けて、見送った

そのまま天井を見上げ、しばし、ぼうっとする。角に座っているので、何かがくれば、また分かるだろう。
雨音がなくなり、エントランスには人の姿はなくなっていたか。ゆっくりと、思索にふける]

(@77) 2010/07/17(Sat) 21時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

>>409

 ……ここ から…

 …ここ…へ…、……

[ぽつ ぽつとヨナの言葉を反芻して]

 ……他の人…は……?

[ふと浮かんだ疑問符。
ここは、大勢を雨から護ることが出来る。
そんな大きな建物がある場所だから。]

 …一人ぼっちに…ならない為に…

[フィルが中庭から出て行くのを見送りながら呟く。
ふと、哀しくなって目を伏せた。
古城の入り口に崩れたままの異形を、思い出して。]

(416) 2010/07/17(Sat) 21時半頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 21時半頃


【人】 歌い手 コリーン

[青年の肩>>408がうずいていることなど知らず。
 ゆらり、灰色の髪をゆらして小さく歌う]

[無事なうちに>>413と聞こえれば色のない瞳が笑みを浮かべ]

 無事に。
 たおれてもたおれても、歩き続けてたどり着くのなら。
 それもまた無事に。

[くすくす たのしげな笑い声。
 青年の名乗りに一度瞳を瞬かせ。

 続く左腕とその後の言葉にゆるり、首がかしいだ。]

 ラルフ。刃の腕では治療は無理ね。

 あたしはコリーン。歌うことしかできないの。
 それでもまだ、この両手は人だから。

 お兄さんが望むなら――手当てはいつでも。

(417) 2010/07/17(Sat) 21時半頃

【人】 歌い手 コリーン

[早く、と立ち去ることを促され。
 歌をやめればどこかでうごめく異形の気配]

[ちいさく歌を口遊みながら少し考え――]

 そう、ね。

 今は城に。水に。
 だから、また後で、ね?

[歌を歌う間、異形は近寄ってきても攻撃する気配を見せない。
 色のない瞳が気配のほうへと向き、それからラルフへと視線を戻す。

 小さく手を振って、歌を口遊みながら。
 広場から城へと向かう道を歩き出す。]

(418) 2010/07/17(Sat) 21時半頃

歌い手 コリーンは、メモを貼った。

2010/07/17(Sat) 21時半頃


【人】 長老の孫 マーゴ

>>412
 ここは…人が、たくさんいるわね

[ソフィアがこちらに気付いたのならば
ホリーにしたように手招いただろうか。]

 ……不思議な場所、

[フィルもそうであり、アリーシャもそうであり、
何よりもこの―――ヨーランダが。
こんなにも人が多くて水があるのに、
それを奪い合うことなく分け合っている風景。
それは、遠い遠い過去の記憶にも似た]

 …そう、お水…探していたの…
 ずっと、ずっと…探しているわ…

[ソフィアの問いにはこくりと頷いて]

 あなたは…? 何を探しているの…?

(419) 2010/07/17(Sat) 21時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

[城下へ向かっていれば、時折風花の群れに出会う。
紅のそれは襲ってもこよう。
向かってくるものに対して
事もなげにチャールズはレイピアを振う。

              ――……紅い花が散る。]

 ええ、此処に来た当初よりは、佳いようでした。
 こんなご時世ですから、何もないという方が
 “奇異”なのかもしれませんね。

[それは一見、何もないように見える自身に対しての自嘲か。
それとも……―――紺青の眸が、セシルのヴァイオリンを映す。]

 お気遣いありがとうございます。
 けれど、拝借することに関しては、今更なのですよ。

[盗みに対しての言葉に、小さく微笑んだ。]

 ――……ヴァイオリン、弾かれるのですか?

(420) 2010/07/17(Sat) 22時頃

【人】 鳥使い フィリップ

―少し前・中庭―
>>410

 ……そうでもない

[『すごい人』と言われても、余り身に覚えがない態度で。
 さらりと首を横に振る。

 ヨナがソフィアと名乗りを交わしたなら、自分もそこで名乗っておいた。
 そうして、探し物の話は聞かない内に離れ、廊下へと。]

(421) 2010/07/17(Sat) 22時頃

【人】 店番 ソフィア

うん、たくさんいるねぇ。
いつの間にかだったから、驚いたよ。

[>>419手招きする少女に向けて、にこりと笑う]

水、ないと、大変だものね。

ボク……?
ああ、ボクは『名前』を探してるんだよ。
約束したからね。

(422) 2010/07/17(Sat) 22時頃

【人】 奏者 セシル

[歩きながら、チャールズがレイピアを振るう姿に感嘆の息を漏らす]

…見事ですね。

[散っていく赤い花を見送りながら、更に歩く]

そうですか…よかった。

奇異…ですか。
確かに、水の綺麗なこの街ですら…異形のように変化してしまった人が沢山いますし、ね。
五体満足なほうが、珍しいのかもしれません。

……今更なら、いいのですが。

[くすり、笑って。ヴァイオリンと言われて、目を落とす]

……弾け…ました。
弦が切れてから…もう随分経ちますので、今は弾き真似しかできません。

[浮かぶのは、珍しい苦笑い]

(423) 2010/07/17(Sat) 22時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

>>417
 
 ――…コリーン、そう、ありがとう。
 機会があったら、頼むよ。

[歌うような韻を踏む、女の言葉。
身を守る術もなさそうな者達がここにたどり着くのは、
何故だろうと、時折思い――歌が止んで、蠢く気配に気づく]

 うん、城に悪いヒトいないから。
 水を巡っての争いもない、し……

 なるほど、君の歌は少し、変わってるんだね。

[歌に攻撃性をそがれているらしい異形の様子を捉えれば、
ぽつり呟いて、去りゆく女の背を見送る。

口ずさむ歌が届かなくなれば、異形はその牙をこちらへ向けた]

(424) 2010/07/17(Sat) 22時頃

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