244 【R18】ミゼリコルディアの宴【魔女村】
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おい、俺も手紙…書かせろよ。
[見知らぬ相手に手紙を書く。 知らない相手だからこそ書けることはあるかもしれない。
そう頼み込めば郵便屋とやらに届け出てくれたか。]
(160) 2018/06/14(Thu) 10時頃
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まだ名も知らない人へ
顔も知らない相手に手紙を書けると聞いて出してみることにした。 似たような境遇の相手に届くらしい。
あ、名乗り遅れたけど俺はフェルゼ。 小さな頃に魔女に拾われて、そのまま一緒に暮らしてる。歳は23で、男。
毎日掃除したり料理したりしてるし一緒に住んでる魔女は本の虫だしチビだしニンジンは喰わないし。
街とかで恐れられてる魔女とは全然違うのにな、とか思ったり…するんだ。 これを読んでいるのはどんな人だろうか、とちょっと想像する。 返事があったら、嬉しいかも。
フェルゼ
(161) 2018/06/14(Thu) 10時頃
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[リッキィが頼んだか。既に斡旋していたか。 その手紙は気紛れに
フェルゼがまだ知らない、動物に変身出来る魔法使いの元にいる。 ────ドリベルに届いたようだった。]**
(162) 2018/06/14(Thu) 10時頃
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[>>172同居人の感性はよくわからない。
魔女の感性か、リッキィの感性かわからない。 もう怒鳴りつけるのが癖になっているので直しようもない。]
クソガキって呼ぶんじゃねえよ、ロリババア チビのちんちくりんじゃ脚立使っても届かねえな。
[頭に手を置いてぐぐぐ…と上から押す。
魔法で直せるかどうかは定かではなかったが。 あの天井を直すのはどうやら自分らしいと思えば
小憎らしそうに家主に反発してみせるのだった。]
(191) 2018/06/14(Thu) 16時頃
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[とはいえお互い現金であったか。>>173 星型のニンジンと聞くなり 秒殺されし喜色を見逃す程フェルゼは鈍くは無い。
その顔を見れば食べやすく小さい星型にしようと心に決めた。 別に喜ばせたいわけではない。 せっかく作るのなら、食べて貰わなければ意味がないと言い訳をする。]
だったら星型のクリームシチュー ……鶏肉も柔らかく煮込んでやるから。
[何だか久し振りに嬉しそうな顔を見た気がしたので ついそんな甘いことを言ってしまった。]
(192) 2018/06/14(Thu) 16時頃
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[相変わらずに身丈に合ってない赤いコートは街で歩くのにやや目立つ。
「魔女らしい」というのを聞いて育たなかったから。 フェルゼにはよくわからないが 自分より年上な確定の魔女らしくはないとは思った。
フェルゼは己の容姿の良さをよく知っていたので衣服にも気を使う。 ついでに愛想を振りまけば壮年の女性ならオマケをくれるので如何無く発揮した。 服だけは共通の趣味と言えただろうか。]
炎の魔女なのに寒いとか思うのかよ。 アンサンブルの服でも見立ててやろうか? チビ
[家の外でまでロリババアとは呼べない。 魔法で生み出した場所の中ではもう外出モードに切り替えていた。 ]
(193) 2018/06/14(Thu) 16時頃
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─ 街 ─
[街へと降り立てばまずは食糧の買い出し。 日持ちする根菜に、行商が売っている果物。
栄養がどうとかはわからないが偏食はよろしくない。 珍しい香辛料も買って──…一部の野菜への視線が冷たかったのは気のせいか。]
好き嫌いしたらメシ抜きだからな。 ……しなきゃ、プリンでも作ってやるよ。
[そうぼそりと告げて、荷物を魔法でどうにかして貰った後に 服飾が売っている辺りを目星を付けて向かったか。]
(194) 2018/06/14(Thu) 16時頃
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おい、ロ……リッキィ 何着買っていいんだ?
[忘れがちだが居候である。金はない。]*
(195) 2018/06/14(Thu) 16時頃
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── とある日 ──
[友達はいるという声が明かな虚勢まじりの声だった。 ふーん、と追求しなかったのは優しさだったか、何だったか。]
……俺が来てから初耳だな〜。
[揶揄まじりの声を飛ばしては、ふむ、と首を傾げる。 銀色の髪の先が少しだけ目に映った。]
俺もやるからてめえもやれよ。
[友達いるなら手紙ぐらい書けばいいだろ。 揚げ足を取るように、リッキィにも手紙を書くように促した。
何となく文通をしているリッキィの図が面白かったので 一緒に始めるか、と軽い提案をしてのけた。]*
(196) 2018/06/14(Thu) 16時頃
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[>>206このロリババアもとい師は案外本気で怒ることはないとフェルゼは評している。 口も態度も悪い自覚があるだけに、気が長いと思いつつも改める気はない。]
野菜喰わねえから背伸びねえんだろ、チビ
[呪われていることも知らずに 聞かされていないことを尋ねようとせずに
魔女は成長しないのだろうと勝手に思い込んでいる。 もしくは成長が遅いのかと思いながら野菜を選別したものか。]
(212) 2018/06/14(Thu) 19時半頃
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[>>207リッキィの2,3着と聞いてぴゅぅっと口笛を吹く]
へえ、気前いいじゃん 収入が多いにしても少しは貯蓄しておけよ
何ならレディに服見繕ってやろうか?
[どうやって収入を得ているかは薄々感じていた。 魔道具を作るのを手伝ったことが、あったかもしれない。
この街でも魔女は敬遠されている。 生まれた街よりは、マシであったかもしれない。
ふむ、と首を傾げる。]
(213) 2018/06/14(Thu) 19時半頃
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そういや、ロリババア。 ……いい加減、髪色変えられる魔法教えろよ。
[身を屈めて声を潜めて 銀髪でなければ俺はもっと男前なのに、とかぼやいた]*
(214) 2018/06/14(Thu) 19時半頃
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[>>215言い分には鼻で笑って流す。 わかってねえな、これだからチビは
──…軽口を叩けば頭を勝手に撫でる。]
バッッッッカじゃねえの? 俺の見立てを甘く見んなよ。
俺はこういう服が似合うから着てるが ちんちくりんにはそんなの似合わねぇよ。
[事実大貴族の出である故に血筋は抗えないのか。 容姿だけは洗練されているのは確かだ。
人の印象は衣服から。 買物を値切るのに服を買っているわけではないが。
いざという時にセンスを磨いて損はない。 尚、服は見た目よりは低価格なものを上質にみせるのがフェルゼのやり方だ。 ]
(217) 2018/06/14(Thu) 20時頃
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目立つし面倒だしな。
[気にしてない、と言えば嘘になる。 銀色の髪は不吉だからと親にすら無いものと扱われたことは昔話した。
こちらの街では魔女同様にその傾向は薄くても 矢張り奇異な目で見るものはいるので、避けたいとこだった。
苦い表情を隠すように目深に帽子を被る。 ]
もと他に方法あんだろ。
[じろり、と見下ろそうとして次の言葉は不意討ちだった。 背の低い師が手を伸ばす。恐らくは背伸びもして、はみでた銀をつつく]
(218) 2018/06/14(Thu) 20時頃
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───…師匠に言われちゃ、しょうがねえ。
[弟子だし居候だし、魔女だし。 そんな言い訳を重ねて重ねて、”師匠”などと久し振りに呼んだことすら忘れて
心の中ではいつだって尊敬も感謝もしている。 でもそれを表には出せないのは性分だ。更に目深に帽子を被って隠したが。
背の低いリッキィから見れば照れて少し赤くなっているのは見えたかもしれない]
(219) 2018/06/14(Thu) 20時頃
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[ 髪色”も”などとぬけぬけいったのだ。この…養い親は ]
(220) 2018/06/14(Thu) 20時頃
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とにかく、服だ。服買うぞ。
話、戻すけどな。 子どもには子どもなりの似合う服装があるだろ。 大体その赤いコート…夏以外ほとんど着てんじゃねえか。
[さり気なく尋ねたのは恐らく魔女にとってそれは特別なものなのだろう。 本とかの扱いが雑な割に──あくまでもフェルゼの観点からだが ──随分と赤い外套は補修を繰り返しているところを幾度か見かけたか。
さらりと尋ねるのは軽い口振りで 動揺している今でなければ聞けなかったからだ。]*
(221) 2018/06/14(Thu) 20時頃
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[>>225似合うものを選べと言えば反感を買われた。 解せないと肩を竦めて終わらせる。
むっつりと一瞬黙り込んだのをどう捉えたかはわからない。
ただ、全く気づいて無いことだけがわかった。]
(235) 2018/06/14(Thu) 21時半頃
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[>>226赤い外套のことは気にならなかったといえば嘘になる。 寒冷地帯に近しい気候ではあるが。
後生大事にしているような気がして、気になったのだ。
どことなく反撥する言葉が弱い気がしたのは錯覚だったろうか。]
母親?
[耳慣れぬ単語に眉を寄せる。 フェルゼにとっての母親とは銀色の髪の子を産み精神を病んでいった。
それしか知らないし、何よりだ。]
(236) 2018/06/14(Thu) 21時半頃
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え、お前、木の実から生まれたんじゃねえの?
[真面目であった。魔女に対する知識は乏しい。
ふぅん、と声に出したのは興味無さそうな声に聞こえたか。 思うところはあって気の抜けた声になった。]
まぁ…大事にしろよ。 いつかきちんと着られるようになるだろ。
[無知ゆえの残酷な言葉を重ねていることは、知らない。]*
(237) 2018/06/14(Thu) 21時半頃
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違うのかよッ!?
[だって周囲にあるのは樹ばかりだし。
至極真面目に答えたのに何故かツッコミを受けた。 解せない、と無駄に端正なフェルゼの美貌に書かれている。]
無理なのかよ? ふーん……、ほんとに?
無理なのか?
[どうしてとは問わずに本当に無理なのかだけを問いかけた。
─── 凡そ20年は共に暮らしているのだ。 幾ら普段無礼だろうとそれは信頼ゆえのこと。 ]
(316) 2018/06/15(Fri) 19時頃
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[ 少しばかりの感傷を覗き見れば その由来がどんなものか問うのは躊躇われた。
相応に出来ることが出来れば ”師匠”の気落ちしたところなど見たく無ければ原因があれば除外したいではないか。
そんな、ものだろう──、と服を選びながら視線はやや違う方へと向ける]
……どっちにしろ似合うもんでも着りゃいいだろ。 ほら!
[何とは無しに手を取ったのは朱色のケープに落ち着いた紺のワンピース。 裾の辺りには花が疎らに刺繍されている。 身丈には合うだろうと見繕う。少しでも元気を出して欲しい弟子心]*
(318) 2018/06/15(Fri) 19時頃
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─紙から伝わるもの─ [>>189ある日ポストを見ると手紙が届いた。 本当に届くのか、と──やや怪しんでいただけに顔が綻んだ。
もしそこにリッキィの手紙もあれば持って行っただろう。 宛がわれた自室で手紙を読んで、早速とばかりに返事をしたためた。]
(319) 2018/06/15(Fri) 19時頃
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ドリ へ
すごいな、ちゃんと届いたんだ。 7才の男か、よろしく(というのは少し変かな?) 俺のことはフェルゼでいいから、ドリって呼んでいいかな?
山で事故にあったのはとても大変だっただろうな ガストンさんはドリの恩人でクマになれる人なんだ。 大きなひとってことかな(どれぐらい大きいんだろう)
俺のとこの魔女、リッキィは炎を操ったりとか色んな魔法が使えるよ。 俺もちょうどドリぐらいの年から教えて貰って少しは使えるようになったかな。 ケーキか。ケーキなら食べるかも…今度出してみることにする。 魔女…リッキィが優しいかはさておきガストンさんが優しいのがとても伝わってくるね。手紙を出して良かった。(なんだか和んだよ)
こちらこそ返事ありがとう 良かったら、またね フェルゼ
(320) 2018/06/15(Fri) 19時頃
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[手紙を書き終えればポストに投函する。
魔法というのは全能でも万能でもない、とリッキィが言っていたような気がするが。
顔も知らない相手との手紙は何だか新鮮であった。]**
(321) 2018/06/15(Fri) 19時頃
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[>>327続く言葉は問い質さなかった。 この場で似つかわしくないであろう話題であることは知っていた。 今まで気づかなかったのか。見なかった振りをしていたのか。
兎角。 自分に腹が立った。何となく。]
うるせえな! たまにはそういう格好してみろ! 俺の見立てだ似合わない筈ないだろ。 ……いいから着て見ろよ、リッキィ。
[狼狽えているのはフェルゼも動揺だった。 ついでと言わんばかりにイヤリングも見繕うかと目が鋭い。
この際自分の服の分をそっちにまわせばいいとまで言い切ったらどうなるか。]
着て見たい時に着て見れば、いいだろ。
[どうにもこの師匠の元気づけ方がわからないので困っている弟子であった。]*
(334) 2018/06/15(Fri) 20時半頃
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[リッキィが見ていない隙に結局のとこ琥珀のついた小さな羽根飾りも買った。 今渡したらまたあれこれ言われそうなのでこっそりとポケットに入れる。
渡せるのはいつになるかは、今は誰も知らぬこと]*
(335) 2018/06/15(Fri) 20時半頃
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[>>344いつもよりやや覇気がないのを見て嘆息する。 別に。毎日元気な者などいないだろう。それでも、だ。
出来る限り元気で楽しくやってて欲しいではないか。]
今度着ろよ、絶対着ろよ! [口から出るのはこんなものだ。 買った後も放置されては口を引き攣らせることになったのは後日のこと。
何を買えば喜ぶかなど、皆目検討がつかないので せめて今夜は好物のクリームシチューを美味しく作る決意をして
そろそろ帰るか、と粗方の買物を終えて帰路につく提案をした。]
(353) 2018/06/15(Fri) 22時頃
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[── 相変わらず。リッキィは手紙を書いていないようだった。 新しい羊皮紙を見て書く気がないわけではないらしい。
新しい羊皮紙は一緒に買ったものか。 別行動の時に買ったかはさておき、掃除の折には見て
自室では臙脂色の万年筆が転がっていることだろう。]
(354) 2018/06/15(Fri) 22時頃
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─森の家─
[提案が受け容れられれば相変わらずの本の家と呼んで差し支え無い家に帰った。 古書店に入った時も同じ様な匂いがして安心することは、あった。
わざわざ買わずともいつの間にやら増えている本をリッキィに借りる宣言をして自室で読むことはある。が。] 埃くせえな…出掛けたらわかるが。 おい、掃除するぞ!
[箒と埃取りをもって宣言した。 無論手伝うよな、手伝えの意である]*
(355) 2018/06/15(Fri) 22時頃
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