219 The wonderful world -7days of SAIGAWARA
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―3rd Day:東エリア/沈黙の羊像前―
[サイガワラは、流行の街だ。 マーブルスラッシュの流行、拡散力、話題性に便乗するように、 様々な服飾ブランドが、PRのためのバッジを販売してきた。
その中の一つ。 ベーシックカジュアル【リブラ】の限定バッジを、 持参した机の上に並べ、死神は不敵に笑む。
目が合おうものなら、ボールにフレンズを入れるゲームよろしく、 死神は参加者にサブミッションを告げるであろう。
――『僕とマブスラで勝負せよ』と。]
(@6) 2017/06/15(Thu) 19時頃
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[勝敗は問わない。挑戦権があるのは、先着2組まで。 使うバッジは3つ。ルールはいたってシンプルだ。
そうして、ここからが重要だ。
この死神、ブランド物の収集力はあれど、 マブスラの腕前は、それに全く伴っていないものとする。*]
(@7) 2017/06/15(Thu) 19時頃
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[さて、ベーシックカジュアルブランド【リブラ】について説明しよう。 この店に並んでいる服のコンセプトは、基本的に『着回しが出来ること』である。 単色、無地、シンプルな洋服がメインで、 派手なデザインを用いた服を並べることは滅多にない。そんなブランドだ。
しかし、今、死神が指先に乗せている黄色のバッジは、 流行に聡い人間なら知っているかもしれない。 【リブラ】の挑戦、新時代。或いは、黒歴史と呼ぶ者もいるだろうか。 渦巻いた陰謀により、数時間で発売禁止となった禁断のバッジ――
黄金の下地に、肉食獣を彷彿とさせる、茶柄の模様。 平たく言えば、浪花のご婦人がよく身に着けている(※イメージです※)模様である。]
(@25) 2017/06/15(Thu) 23時頃
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[ばち、と目が合った。>>123>>135 とはいえ、戦闘画面になったり、デジタル音が鳴ったりすることはなく、 代わりに、ふ、と。 ちょっとだけ気取った調子の笑みが向けられただろう。
けれども、気取った笑みは、 見知った顔を見て、たちまち気の抜けた調子に変わった。]
――世はまさに、大マブスラ時代、ってね。 昨日ぶりだね、りょうちゃん。 と、パートナーさんかな?
[写真は撮ってる?とか、そんな軽い言葉を、まずは見知った顔に向けて。 その後、死神の興味が向いたのは、 ゆらゆらとポニーテールを揺らす少女の隣、 薄金色の髪の、すらりとした風貌の青年に対して。
まぁ、それが、いつぞやに同僚が言っていた 『カリスマ美容師さん』>>1:@178であるということまでは、 流石に思いつかなかったわけだけれど。]
(@26) 2017/06/15(Thu) 23時頃
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初めまして、りょうちゃんのパートナーさん。 僕は三ヶ峯縁。見てのとおり死神だよ。
[昨日はりょうちゃんにお世話になりました、とか、 頭を深々と下げたのち、僕は彼の風貌に視線を向ける。 センスは良い。けれど、少々頼りなさそうな雰囲気も漂っているものだから、 昨日、押し黙った>>2:400様子に、少しばかり納得を覚えたりして。
まぁ、それよりも。 先に、ミッション>>@6>>@7の話をしよう。]
どうだい?挑戦していく?
[あぁ、二対一は流石に勘弁してほしい。 挑戦権があるのは、二人のうちのどちらか一人だけだ。 それも付け足して、僕は二人の顔を見比べただろうか。*]
(@27) 2017/06/15(Thu) 23時半頃
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りょうちゃんが挑戦するんだね。 いいよ。
[写真で何かあったのだろうか? じとりと向けられた視線>>156に、死神は緩い笑みを返したのだが――
それは、すぐさま凍りつくこととなる。]
(@34) 2017/06/16(Fri) 12時半頃
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……!!
[聴こえてきた>>170単語と、目の前に座った少女を見比べて、死神は目を見開いた。
――聖戦士。 それは、マブスラ界の伝説を示す言葉。>>129>>130]
(@35) 2017/06/16(Fri) 12時半頃
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――聖戦士。
かつて、とある大会に 彗星の如く現れたプレイヤーがいた。 相手を容赦なく突き刺す 剣のような眼差しに、 一挙一動から漂う、 研ぎ澄まされた身のこなし。
何より、圧倒的なマブスラ力で 当時の王者を屈伏させたにも関わらず、 そのプレイヤーが表舞台に姿を見せたのは 後にも先にも、それ1度きりだった、と。
(@36) 2017/06/16(Fri) 12時半頃
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……驚いたな、りょうちゃんがそうだったのか。
[懇切丁寧にサイガワラに漂う噂のひとつを並べ立てていけば、 目の前の少女の耳がたちまち朱に染まっていった>>171ものだから、 死神は心から称賛の拍手を送ったことだろう。
え?からかったりなんかしていませんよ、えぇ、全く。
噂が噂を呼んだ末、聖戦士はまさにマブスラ界の伝説と化していたかもしれないが、僕が知っているのは先程の長台詞程度の知識です。]
(@37) 2017/06/16(Fri) 12時半頃
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[何にせよ、相手にとって不足はない。 死神は舌なめずりをひとつ。]
さぁ、始めようか。
[そうして、開始を告げる電子音の後。 模様そのまま、肉食獣のような黄金色が、 青を蹂躙しようとして――
そりゃあ、もう。 綺麗な放物線を描いて、弾き飛ばされたとさ。
豹柄の方がね。]
(@38) 2017/06/16(Fri) 12時半頃
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[そもそもの話。 話題性が大好きな同僚>>@30と繰り広げた低レベルな勝負の中で、 人(死神)生初の勝利を味わってしまったのがいけなかったらしい。
あれ?もしかしたら才能あるんじゃない?とか、そういう錯覚を覚えた死神は、 今回のような強行に及んだと供述しており、云々。]
はい、おめでとう。
[「アイツ弱すぎ」「話にならんぞ」とか、 「私の方が強い」「俺なら聖戦士を倒せる」とか。 外野の凄まじいブーイングなど目にくれず、死神は勝者である少女に青いバッジをひとつ渡しただろう。
少々落胆しているように見えたのなら、それはきっと気のせいだ。 えぇ、全くめげてませんとも。うん。**]
(@39) 2017/06/16(Fri) 13時頃
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[王者すらをも黙らせる、鋭い眼差し。>>337
水を打ったように静まり返ったのは、 野次を飛ばしていたギャラリーだけではなかった。 鳩が豆鉄砲を食ったような顔になった僕に、 聖戦士―もとい、りょうちゃんは目もくれずに、カバンをごそごそ。
長財布から取り出され、掌の上に置かれたとあるバッジに、 僕はきょとりと目を瞠ったのち、文字通り悲鳴を上げた。]
(@60) 2017/06/16(Fri) 23時頃
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こっ、これ! 『スコーピオン』の“アンタレス・バッジ”じゃないか!
[そう、夜空に浮かぶさそり座 ―ブランド名そのものをモチーフにしたそのバッジは、 店舗限定販売だったうえ、数量限定ときたものだから、 当時は泣く泣く涙を飲んだのをよぅく覚えている。
なお、このバッジ、ネットオークションに出せば、 スペックの良いパソコンが買えるくらいの値が余裕でつく。 売らないけれどね。当たり前じゃないか。]
(@62) 2017/06/16(Fri) 23時頃
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[いいの?と再度彼女に了解を取ってから、 死神はいそいそとバッジをしまい込んだ。]
そうだね、 また 今度。 次は君とも勝負がしたいな。
[後者の台詞は、颯爽と少女をエスコートしていった青年>>374へのもの。 ミッションの時間も残り少ないし、当然か。 背を向け、いずこかへ向かっていく二人の姿を、 死神は手をひらひら振って見送って――
思い出したかのように、ひとつ、付け足した。]
(@63) 2017/06/16(Fri) 23時頃
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シーシャ。 りょうちゃんを、ちゃんと守ってあげてね。
[強いように見えて、案外危なっかしいからね。 そんな気持ちからの言葉。
けれど、心配するまでもないかもしれないね。 あの繊細そうな青年は、少々頼りなさそうではあったけれど、 面倒見はよさそうに見えたから。
その声が聞こえたかどうかは分からない。 何にせよ、死神はその場の片づけをしながら、 ひとり、ご機嫌に鼻歌を歌っている。*]
(@67) 2017/06/16(Fri) 23時頃
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[時折思う。
死神のゲームに参加していた自分は、パートナーと一緒に死んだ。 今ここに居る自分は、 その皮を被った別の生き物なんじゃないか、と。
現に、ほら。 他者の死に覚えるのは、過去への後悔などではない。 心は唯々、高揚を訴えるだけなのだ。]
(@78) 2017/06/17(Sat) 00時頃
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―沈黙の羊像周辺―
[聖戦士の登場に沸いていたギャラリーは去り、 ここに残っているのは、いつも通りの喧騒ばかり。 けれど、UGに視線を移せば、ほら。
蜘蛛の糸に縫い付けられるようにして、 道路沿いのウィンドウに張り付けられている参加者が、 ひい、ふう、みい、よ。 いずれも大きな傷を負っており、消滅は時間の問題か。
同じ数だけその周りをうろついているのは、 小学生の子供位の大きさはありそうな、蜘蛛型ノイズ―≪フェイズスパイダー≫。 戦闘能力こそ低いものの、彼らが纏った白い糸に絡みつかれれば、 大変体の動きが鈍くなってしまうことでしょう。]
(@79) 2017/06/17(Sat) 00時頃
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[さて、死神はというと。 お気に入りの【リブラ】のパーカーの袖口を燃やされたものだから、 先程から文句が止まるところを知らない状態となっている。]
死神を倒したところで、サブミッションでなければ、 青いバッジが手に入るわけもなかろうに。 ホント、最近の子は血気盛んだよね。
[ビルの方に視線を向け、へらりと浮かべた緩い笑みは、 普段のそれと全く変わりない。
だって、そうだろう? 自分が死神に与えた傷が、彼ら自身に消滅を齎そうとしているのだ。 全く、これを笑わずに、何を嗤えというのだろう。**]
(@80) 2017/06/17(Sat) 00時頃
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