105 CLUB【_Ground】
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− 広間 −
[白い華を眺めながら端末にメッセージを吹き込む。 程なくして返って来た返事に一瞬耳と尻尾が大きく跳ねた。 膨らんだ尾も耳も直ぐに沈み、息で曇る硝子の一部に 泣きそうな自分の顔が映る。 急いで袖で顔を拭くと、シーシャの巣へと潜り込んだ]
冷たいっっ。 シーシャ冬眠しちゃうよ、このままじゃ。
[悲鳴を上げても抱きつかれた>>22 きゅぅん、と抗議の声をあげても体温は奪われるばかりで お返しとばかりに滑らかな肌を甘噛みする]
(29) 2013/12/21(Sat) 18時頃
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飽きられる…のかな。
[シーシャの雪への感想が、何かの例えの様に感じられて 思わず窓を見たが。 続いて困った様に漏らされた声にシーシャを見直す]
どうしたの?
[掛けられる毛布に何か予感がした]
(30) 2013/12/21(Sat) 18時頃
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ほんとうに!!??
[突然毛布の塊から大きな声があがり、がさごそと 蛇の巣は動いて見えただろう]
(34) 2013/12/21(Sat) 19時頃
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[毛布の塊はチアキの威嚇>>35に静かになった]
(38) 2013/12/21(Sat) 19時頃
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チアキごめんなの。
[秘密基地から続いて顔を出して、チアキに謝る。 自分も大きな音に弱いのに、声をあげて驚かしてしまった。 毛布に包まれたまま頭を下げて。 シーシャとチアキが話をするなら、 何となく察して沈黙を守る]
(43) 2013/12/21(Sat) 20時頃
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[2人を見ながら静かにこの一週間を考える。
消えてしまう心と耐えられない心。 事情を考えれば困らせてしまう事も判っている。
判っているのに胸を締め付ける痛みはずっと消えずにいる]
(45) 2013/12/21(Sat) 20時頃
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[大丈夫とチアキに言われて>>47、へらりと笑う。 じゃれつこうかと思ったが、不意に届いた端末に 慌てて耳を付けて。 びくりと震えた耳と尾と、噛み締める唇を隠す様に また毛布を被った]
(48) 2013/12/21(Sat) 20時半頃
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[秘密基地第二弾に籠り、端末に夢中になっていたから 突然の襲撃>>55に対応出来ず潰れた声を出す]
ぐぎゅ…くぅん…苦しいの。
[もこっと毛布から顔を出すと、悪戯好きのチアキの 鼻にかぷりと歯型が付かない様に噛みついた]
(56) 2013/12/21(Sat) 21時半頃
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シーシャは可愛いよ? チアキも可愛いの。
[チアキのシーシャが可愛いと言う情報に 当たり前、そう言うチアキも可愛いと大きく頷いて]
照れてるシーシャ可愛いよね。
[転んで床を叩いているシーシャ>>58に指差しておいた]
(60) 2013/12/21(Sat) 21時半頃
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寒いよね。あったまろ。
[擦り寄って来るチアキ>>59に、 シーシャがやってくれたように毛布の隙間を空けて迎える。 この一週間チアキと一緒に遊ぶ事が多かった。 勉強熱心なチアキに文字も教えて貰って ちょっとだけ書く事も出来る様になった。 チアキが残してくれたものは大きい]
かっこいい? ほんと? ありがとう。
[褒められて>>62、少し調子に乗って胸を張る。 だが直後に摺り寄せられた頭の刺激に身悶えた]
シーシャも一緒に入る?
[3人で毛布であったまろう? 声を掛けるのと食事が来るのは>>@40同じ位だったか]
(64) 2013/12/21(Sat) 21時半頃
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!!!!!??
[シーシャの大声>>66にじゃれ合っていた動きを止めて シーシャを穴が開くほど見つめてしまった]
(67) 2013/12/21(Sat) 21時半頃
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どうしよう、チアキ? シーシャが物凄く可愛いよ?
[毛布に潜り込んで動かなくなったシーシャ>>68を まじまじと見つめながら、真顔で呟いた]
(69) 2013/12/21(Sat) 21時半頃
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[唯一聞き覚えのある声が天井から降って来た>>71 天井を見上げ、それからシーシャを見て]
………良かったの…。
[つつ、といつの間にか目は逸らしていたが、 理由は自分でも判らなかった]
(74) 2013/12/21(Sat) 22時頃
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[しーと言われても>>72気になって仕方ない。 ご飯と言われて一緒に立ち上がるが]
チアキもあんな風に答えて貰いたい?
[チアキが望むなら彼のご主人様もマイクで 好きだと言うのだろうか]
(75) 2013/12/21(Sat) 22時頃
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[チアキの返事>>76にご飯を貰う前で良かったと息を吐く。 間違いなく零していた]
良かった。じゃあもう平気なの。
[チアキは不安に陥る事も無いだろう。 怖がらせる事も無いだろう。 幸せになるだろうと微笑んで手を握り返す]
(78) 2013/12/21(Sat) 22時頃
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[色々聞いてしまって耳が熱くて仕方ない。 それでも絡んで来た尻尾>>79を解く事無くじゃれあった。 離れてもまだ熱い。 だが熱い理由はそれだけではないと判っていた。
配膳口で大人しく順番を待つ間。 サミュエルの声と美味しそうな匂いに尾を揺らす]
今日のご飯なんですか?
[鼻を鳴らして近付いてトレイを受取る]
(82) 2013/12/21(Sat) 22時半頃
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[美味しそうな匂いとサミュエルの説明>>@60に ふんふんと鼻を鳴らして尾を振った]
気を付けて食べるの。
[ロールキャベツの二の舞にならぬように。 丁寧に大切に皿を運びながら、 チアキとシーシャに呼ばれるまま2人の傍へ]
美味しいね。
[2人に何度も笑いかけながら、ホレ―ショーを心配する チアキに同じ様に寂しそうに]
一緒に食べたかったね。
[それ以上は言わずに、 2人の皿からちょっと失敬しようとしたり、自分の分を 分けようとしながら最後の晩餐は終わる]
(90) 2013/12/21(Sat) 23時半頃
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[チアキから奪ったご飯>>91はこっそりゆっくり味わって食べた。 もう食べられない味を思い出す度、チアキを思い出すから]
チアキ? うん!!
[手を振り部屋に戻るチアキに笑顔以外 何で送れと言うのだろう。 また、ともさよならとも言わずに手を振り返す]
(92) 2013/12/22(Sun) 00時頃
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[チアキだけでなくシーシャも今日いなくなる。 別れが近付くと寂しくなるのは仕方ない。 泣きそうになるのを堪えて、低い体温に摺り寄った]
シーシャ、幸せにね。
[伸ばされた手が髪に触れる>>102 最後の体温を感じながら別れは笑顔で見送った。 1人残った広間で残った絵本やクッション、毛布を 引き寄せて巣を作る]
雪は全部埋め尽して白く塗り変えるけど……。 明けた朝はキラキラと光ってるんだって…。
[聞く者のいない広い空間に、静かに漏らした]
(103) 2013/12/22(Sun) 01時半頃
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[1人になった広間で額と鎖骨を擦りながら 端末を覗き込む。 丁寧なメッセージと秘めやかな会話を思い出すと、 いつの間にかぽろぽろと涙が端末を濡らす]
ばいばい…。
[誰もいないのに、隠れるように毛布を被って肩を震わせた]
(105) 2013/12/22(Sun) 01時半頃
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− 広間 −
[静まり返ったその場所は先程までと違ってとても寂しかった。 玩具や絵本や毛布で埋めても足りなくて。 のそのそと窓の外を見ていたが、すぐに飽きてしまった]
そっか…。
[食事前までは飽きずに見ていたのに。 独りで見るものは何でもつまらない。 祝福の最後の伝言を贈った後、チアキがホレ―ショーが いない事を寂しがっていた事を思い出す]
ご飯……。
[いつもご飯を楽しみにしていたホレ―ショーを思い出して]
(133) 2013/12/22(Sun) 11時頃
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[まだサミュエルはいただろうか。 配膳口に声を掛ける]
ホレ―ショーまだ来てないの。 俺持って行こうか?
[声を掛けたがいなければ端末に同じ内容を送る。 広間は寂しくて誰かの傍にいたかった]
(134) 2013/12/22(Sun) 11時頃
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− 広間 → ホレ―ショー部屋 −
[配膳口に残っていたホレ―ショーの皿は 出来たてとまではいかなかったが、充分温かかった。 端末からホレ―ショーの返事が届けば眉を下げて]
いってきます。
[誰もいない配膳口の向こうに声を掛けてトレイを持って ホレ―ショーの部屋へと向かう]
ホレ―ショー、ご飯持って来たの!!
[食べたくないと彼は言っていたが 気にせず押し掛け扉に呼び掛ける]
(146) 2013/12/22(Sun) 19時半頃
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− ホレ―ショーの部屋 −
[しっかり返事は返って来た>>147 いつもと違うその声に首を傾けたまま]
はいるのー。
[遠慮無く侵入した]
ホレ―ショー、そんなとこいると寒いよ?
[窓に近付いている姿に声を掛けて近寄った。 肉のごろごろ入ったシチューには温もりがある]
ホレ―ショー、怪我してる?
[血の匂いとそれがホレ―ショーからする事に 鼻はひくひくと嗅ぎ付け、耳は警戒する様に動いた]
(148) 2013/12/22(Sun) 20時半頃
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[明らかにいつもと違う態度>>151 このまま皿を置いて出ようかとも思ったが、 散らばった無残な板の数に窓辺のホレ―ショーの元へ]
爪研ぎしすぎたの? じゃあ指とか大丈夫?
[血の匂いが漂う程の爪研ぎならただ事ではない。 うーんと少し唸った]
(154) 2013/12/22(Sun) 21時半頃
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[背中越しに静かな会話を交わす。 雨と違って静かな雪は窓の近くでも音を消さず。 吐く息さえ拾う。
カチャカチャと、冷めたシチューを掻き回しながら。 背中越しの会話は続いた]
(175) 2013/12/23(Mon) 00時頃
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[離れる背中に、あっと姿勢を戻して]
ごめんなの。 爪、大丈夫なの?
[これ以上は入り込めないと感覚で判る]
(183) 2013/12/23(Mon) 01時頃
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[耳ごと項垂れて虎から離れる]
変な事ばかり言ってごめんなの。
[テーブルに皿を置くとホレ―ショーの言葉に頷いて]
爪、ちゃんと治したらまた遊ぶの。
[呟く様に囁いて、廊下へと]
(186) 2013/12/23(Mon) 01時頃
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好きって…色々あって…難しいの…。
[どうして1つの名前の感情に差があるのか。 好きなのに楽しくて苦しくて辛いものがあるのか。 判らないまま部屋へと戻る。
1人の部屋も寂しいが、笑い声が満ちていた広間も 寂し過ぎた。
端末を握りしめたまま降り続く雪を見つめた]
寒いのあんまり好きじゃないの。 1人は嫌なの。
[特に今日は。 出来ればホレ―ショーと あのままひっついて寝たかったけれど]
難しいの。
(189) 2013/12/23(Mon) 01時半頃
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[もうシーシャもチアキも新しい幸せの元へ向かっただろうか。
彼らはきっと幸せになる。
でも自分の幸せは。
震える手が端末を押した]
(191) 2013/12/23(Mon) 01時半頃
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