266 冷たい校舎村7
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それでいいのかな って
ふと おもった
(507) 2019/06/11(Tue) 22時半頃
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──── 三階:三年七組前 ────
[ そんな話題も、目的地に着けば一区切り。 水を汲みにいってもらう間に>>469 真っ赤な雑巾を袋に増やして。 濡らした雑巾もまた、同じように。 ]
おう。
[ 残りを運ぶのはお願いして>>470 ずしりとした袋を持ち上げた。 水分を含んだ布は重たい。 鍛錬の一環と思えば大したこともないけども。 ]
(508) 2019/06/11(Tue) 22時半頃
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[ それから 階段を下りて、一階。 ゴミ庫は裏庭近くにある。 そこも鍵はあいていたから、 袋を所定の位置に置いて。 ]
…………。
[ どうも、 一人になるといけない。 あれやそれやと、ぐるぐる。 考え込んでしまう、らしい。
首を振っても、こびりついて離れない。 あるはずもないのだ。もしも、でも。 ]
(509) 2019/06/11(Tue) 22時半頃
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[ 自分が この世界のホストだったら、とか。 *]
(510) 2019/06/11(Tue) 22時半頃
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例えば その首を絞めてしまえたならば
(547) 2019/06/11(Tue) 23時半頃
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[ 忘れて、とか。楽しんで、とか。 果たして自分は、 そんなことをメールに残せるのだろうか。
たぶん、遺書すら残さないで、 ひっそりと身を潜めてしまうのだと思う。
ただ、どこか未練があって、 そうやって書いてしまうのかもしれない。
振り向かずに歩いて行く皆の背を、 見送ってしまいたくなるのかもしれない。 ]
(548) 2019/06/11(Tue) 23時半頃
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[ そんなことばかり、 ぐるぐると頭の中に回ってる。
鎖された蓋の中は見えないし、 かき混ぜることをしなければ、 互いに見えるのは上澄みばかりだ。
宇井野 堅治という人間を、 ありったけの強がりで作ったように。 このメールが、他の誰のものだとしても、 楽しかった高校生活というものは、 上面同士が向き合って生まれたものなのだろう。 ]
(549) 2019/06/11(Tue) 23時半頃
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[ だけども、それが嘘ばかりかといえば、 そうでもないはずだ。 楽しい、とか。色々、 正直な感情を全て偽っていたならば、 何もかもが苦しくて仕方なかったはずで。
ただ、醜いものを含めたすべてを、 少し綺麗に整えているだけで。
それは、自分くらいだと思っていたけども、 もしも、皆が同じように、 何かを繕って立っているのだとしたら。 ]
(550) 2019/06/11(Tue) 23時半頃
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「 男の子なんだから 」
(551) 2019/06/11(Tue) 23時半頃
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──── 四階 ────
[ ごみを置いて、その足で。 階段をゆっくりと、登っていく。 今は、何時なんだろう。 そんな感覚だってあやふやだった。
扉を開けたら、 雰囲気を演出する音楽が流れている。 暗い室内は、病院の形をして、 お化けさえいればあの日のままだ。
高校最後の文化祭。 楽しかった。本当に。 教室を区切ったその空間は、 なぜだかひどく落ち着いて。 だから、一階から一気に、此処に来たのだろう。 ]
(552) 2019/06/11(Tue) 23時半頃
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[ 進む足に迷いはない。 女の子の患者がいたってベッド。 灰色の患者服と一緒に、 猫のぬいぐるみが座っている。
お化け屋敷の功労者。 包帯をぐるぐる巻きにしたって、 平和な顔は可愛らしくて。
俺たち、よく頑張りました。 そんな、内装チームの写真には>>468 預けられた猫を大事に抱えて、 その片手を持ち上げている姿が写っていて。 なんだかんだと目を背けながらも、 宇井野はその猫を随分と 気に入っていた。 ]
(553) 2019/06/11(Tue) 23時半頃
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可愛いものは似合わない 似合わないようにしなければ 女々しい自分が顔を出すから
いざ 似合わないようにしたって 好きじゃないってはいたって
嫌いになれないから 苦しかった
(554) 2019/06/11(Tue) 23時半頃
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何もかもが 苦しかったんだ
(555) 2019/06/11(Tue) 23時半頃
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甘いものは好きで 可愛いのが好きで ふわふわとしたものが好きで 髪の長い自分は気に入っていたし 可愛くない虫は怖かった 服を脱ぐのは恥ずかしいし プールの時間はいっそ拷問のようで 女の子たちが楽しそうにしているのを 羨ましいなって思っていた
女の子は可愛くて 所謂恋バナを得意としないのも 女子の側に立ってしまいそうになるからで
男の子とはお友達になれたと思うけども 時折 お友達とそれ以上が わからなくなって 苦しかった
(556) 2019/06/11(Tue) 23時半頃
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全部全部いけないことだって 殺して 殺して そうして おとこのこ に なりたかった
ああ でも だけども おとこのこ の 器は 存外しっかりと出来ているのだから
(557) 2019/06/11(Tue) 23時半頃
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苦しいまんま 生きていたって
誰にも後ろ指はさされないんじゃあ
……ないかなぁ とも 思った
(558) 2019/06/11(Tue) 23時半頃
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[ 跪いて、ベッドに上体を預ける。 ぐるぐる考え始めて仕舞ったら ずぶずぶ沈んでいくみたいに それを振り払うことは出来なくて。
此処にいるみんなの顔を、 ひとつひとつ、思い浮かべていく。 メールの送り主かもしれない皆。
仲が良いばかりじゃあないし、 薄っぺらさだってあったのだろうけども。 面白くて、羨ましくて、優しくて、 心強くて、楽しそうで、可愛くて。 一方的だけども気まずくって、……。 ]
(559) 2019/06/11(Tue) 23時半頃
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おかしいよね 変だよね 気持ち悪いよね
わかってる そうして指をさされたから
だけども 境界の曖昧な感情を 殺そうとしても できなかった
おとこのこになれなくて ごめんなさい 全部殺せないくらい弱くて ごめんなさい
(563) 2019/06/11(Tue) 23時半頃
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だけど どうか 許してください 飲み込み続けてしまえばきっと
おともだち では いられるから それ以上 は 望まないから
(564) 2019/06/11(Tue) 23時半頃
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しあわせのてんしには もうなれなくても
おとこのこ の 器をそのままにしていれば おともだちでは ……いられたら 良いなぁ
(565) 2019/06/11(Tue) 23時半頃
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[ ぐるぐる考えてたら 苦しくなった。 苦しい時は、息を止めるんだ。 そうしたら、息が出来ないからって、 身体は誤魔化されてくれるから。
猫の包帯をそっと解いた。 平和な顔をした、可愛い猫。 クローバーを持っていて、 その上には小さなてんとう虫が乗っている。 つん、って、つっついた。 周りには誰もいないかなって見回して、 ぬいぐるみの頭をそっと、撫でた。 ]
(566) 2019/06/11(Tue) 23時半頃
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[ 苦しい時は、息を止めるんだ。 でも、人の体は生きようとするから、 勝手に酸素を求めて、息をしてしまう。
そうしたら、酸素不足のせいじゃあないって、 苦しさを誤魔化すことが出来なくなるから。
また、息を止めるんだ。 誤魔化して、どうにか繋ぎとめて、 そうして生きていても 誰も咎めない。 誤魔化して、形だけを作って、 体面さえ整えてあげれば、それで良い。 それで成り立てるってことは、 クラスメイトの評価が教えてくれる。 ]
(567) 2019/06/11(Tue) 23時半頃
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最初から
諦めてしまえば よかったんだ
(568) 2019/06/11(Tue) 23時半頃
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[ なんだか、身体が軽くなった気がした。 肩の荷が下りたとでもいうのだろう。
息を止めることを繰り返していれば、 頭が少しふわふわしてきた。 床が確かなものかもわからない感覚は、 悩んでいるときにはちょうど良いのかもしれない。
クラスメイトの顔を思い浮かべて、 そうしたらまた、苦しくなったから。 今度こそ、しっかりと息を止めて、 苦しいの理由を曖昧に してしまわないと。 ]
(569) 2019/06/11(Tue) 23時半頃
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例えば この首を絞めてしまえたならば
(570) 2019/06/11(Tue) 23時半頃
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[ 人間、少し酸素が足りないと、 判断力も鈍ってしまう生き物らしい。 心に住んで離れないものの、 息の根を止めることは、諦めて。 その代わりに、嘘をつくための手段を求めた。 少しでも楽に生きていくための手段を求めた。 ]
[ 目の前には、汚れた包帯。 *]
(571) 2019/06/11(Tue) 23時半頃
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[ ────…… ]
[ “ ごとん ” ]
(576) 2019/06/12(Wed) 00時頃
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[ 何か大きくて硬いものが落ちる音。 もしも、三階にいたならば、 上の方から聞こえてきたかもしれない。
四階の、三年七組。お化け屋敷。 大柄なマネキンが、倒れている。 短い赤毛のマネキンだ。 ベッドから落ちてしまったみたいな恰好で、 首には汚れた包帯が巻き付いている。
きっと、強く引っ張ったのだろう。 包帯はもう少しで、千切れてしまいそうだ。 ]
(577) 2019/06/12(Wed) 00時頃
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[ よぉく見たら、クローバーのアップリケ。 汚れた包帯にくっついている。 包帯以外は、何も変わった所はなくて、 床を赤く汚すことも無く、倒れていた。
傍らのベッドには、猫のぬいぐるみ。 ピンク色に、首には白いリボン。 てんとう虫ののっかったクローバーを持って、 ゆるい顔をしたその猫が、 誰かを待つみたいに、ちょこんと座っていた。 ]
(578) 2019/06/12(Wed) 00時頃
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[ 時計は 三度目の8時50分を示す **]
(579) 2019/06/12(Wed) 00時頃
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