88 めざせリア充村3
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あ、そうだ。
[照れているとはつゆ知らず、 お風呂場へと向かう志乃に、後ろから声をかけ、 思いついたことを提案する。]
中から声張りあげたら、志乃にも聞こえるかな?
実は俺、風呂場洗剤で擦った後に、 一気に雨で洗い流してやろうって思ってるんだ。
[どうかな?と尋ねるように笑いかける。 男女を隔てるお風呂場の壁、一番上は少し開いていた…きがする。 そこから女風呂まで一気に流せるんじゃないかな、と。]
(220) 2013/06/23(Sun) 19時半頃
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[小さく笑って頷く志乃に嬉しくなり、つられて笑う。]
だろ?風呂場なら、雨振らせても怒られないし。 やりたい放題!
[志乃が面白そう、と言ってくれたおかげで だんぜんやる気が出てきた。 自分の能力が役にたてるのは、何より嬉しい。]
じゃあ、また洗ったら声かけるね! 志乃も何かあったら教えて。
[と元気よく言うと、志乃に手を振り 風呂へ向かおうとするだろう。]
(228) 2013/06/23(Sun) 19時半頃
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[>>231気をつけて、と言ってくれた志乃のお礼を言うと風呂場へ向かう。 隅っこに纏められている棒付きのタワシと、スポンジ、石鹸。
とりあえず、浴槽は後に、と先にタワシと洗剤を手に、パンツを膝までたくし上げると石鹸を床にこすりつける。
水分がないと泡立たないことを思い出し]
あ、水。
[と小さくつぶやくと、すぐさま水は反応し、 ナユタが求めるように石鹸の上に小雨が降りだした。]
はは、楽ちん!
[と、ゴシゴシ泡立てながら擦る。
そのとき――――ビリッ。 体中に振動は走るのを感じる]
(245) 2013/06/23(Sun) 20時半頃
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うわっ!
[思わず大声を張り上げてしまうと、 石鹸の上に降り注ぐ小雨が、大雨へと変わる。
体中が震えるような感覚。 雷のものとはまた違う、振動を体中に感じた。
驚きのあまり、足を滑らせ―――3 1〜3:た。 4〜6:そうになったが、なんとか踏ん張った。]
(249) 2013/06/23(Sun) 20時半頃
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―――ドッターン!
[石鹸に足を滑らせ、盛大に転んでしまった。]
イッテェ・・・!
[お尻をガツンと打ち付け、ジンジンする。 頭を打ち付けずにすんで、良かったというべきか。
またも服が水まみれになってしまった。]
あ、あぁ・・・またか。
[こういう宿命なのかと、半ば諦めかけている。]
(253) 2013/06/23(Sun) 21時頃
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[隣から、小さく心配するような志乃の声が聞こえる。 尻餅をついたまま、返事をした。]
う、うん。大丈夫、ちょっとビックリしただけ。 さっきの、志乃だったんだね。
[そういえばと、志乃の能力を思い出し、納得した。 あの振動は彼女の声だったのか、と。]
(260) 2013/06/23(Sun) 21時頃
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[まだ不安が拭えなさそうな声を出す志乃へ、もう一度]
ん!平気。尻餅ついただけだから。
[出来るだけ元気に返事をしてみせる。 ずぶ濡れでも風呂場を掃除する分には問題ない。 むしろやりやすくなったと思えば…ポジティブに。
立ち上がると、もう一度気合を入れなおす。]
(272) 2013/06/23(Sun) 21時半頃
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[ひと通り、床や椅子を磨き終え、石鹸を残したまま、 次は湯船を洗うべくスポンジを握りしめる。
ここまで来ればあと少し。
後は一気に雨を振らせてしまえばカンペキだ。]
こっち、あと湯船だけ!
[志乃に伝わるよう元気よく声をかけると、 勢い良く湯船を擦っていった。]
(277) 2013/06/23(Sun) 22時頃
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[湯船を洗い上げ、志乃に声をかける。 >>278と聞いていたので]
志乃、流すよ! 濡れないよう、気をつけて。
[と、注意を促し、雨を喚ぶと 空中から水が現れ、 風呂場全体の泡を綺麗に洗い流していく。
冷たい水に、風呂場全体の空気も 心なしかスッキリした気がする。
もう十分流せただろうというところで 雨を止める]
よし、終わった!!
[と声を張り上げた。**]
(281) 2013/06/23(Sun) 22時半頃
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[隣から聞こえてくる志乃の声。]
うん!こっちもピッカピカ。
[満足気に頷きながら言葉を発する。
掃除なんて面倒くさいと思っていたけど 予想以上に心まで洗い流された気がする。
それは志乃の嬉しそうな声があればこそかもしれない とコッソリ思った。
雨を喜んで貰えたようで、嬉しい。
ずぶ濡れなのは今に始まったことじゃないので 何とも思わなかった。]
(302) 2013/06/23(Sun) 23時半頃
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[掃除を終え、満足気に風呂場を出ると、 志乃が出てくるのを待っていようかな、と思い 壁にもたれ掛かってしばし待って見ることにした。
何も言わずに帰ってしまうのは気が引ける。 というより、少し勿体無い気がして。]
(305) 2013/06/23(Sun) 23時半頃
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[待っていると、志乃はすぐに出てきた。 志乃の言葉に、思わず顔が緩む。]
ありがと! 音が良いなんて褒め方してもらったの初めてだ。
[お尻はちょっと痛いけど――とは言わなかった。 雨を喜んで貰える機会など、今までほとんどなかったのだ。 痛みよりも嬉しさの方が大きかった。]
俺は一度着替えに戻ろうと思うけど、 志乃はどうする?
(314) 2013/06/24(Mon) 00時頃
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[志乃が寄り道するというのなら、]
そっかそっか。じゃあまた後で。
[後で何も約束などしていないけれど なんとなくそう伝えると、 一度手を振り、 軽い足取りで自室へと戻るために移動するだろう。]
(326) 2013/06/24(Mon) 00時頃
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―自室―
[スッキリと風呂掃除を終え、自室に戻ってきた。 ずぶ濡れの服を脱ぎ捨てすぐに新しい服に着替える。
やることがなくなり、ベットに寝そべると、 先ほど貰った志乃の言葉が嬉しくて、心地良い余韻に浸る。]
(379) 2013/06/24(Mon) 18時半頃
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[ほとんど何も置かれていない部屋は味気ないもので 机に置かれた写真立てと、たまに送られてくる母と妹の手紙。
小説も数冊置かれているが、繰り返し読みすぎて飽きていた。
それでも、この施設にいることをそこまで苦痛に思わないのは この施設に一緒にいて心地良いと思える人たちがいたことだろう。
ご飯もでるし、生活にも不自由しない。
ナユタは自分を不幸だと思ったことなどなかった。 事実、この能力に悩まされていたこと以外には、何一つ不自由などなかったし、 愛してくれる家族がいただけで、もう十分恵まれていると感じていた。
写真を見つめながら、夢の中へと落ちていった。**]
(380) 2013/06/24(Mon) 18時半頃
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―自室―
[息ができない、苦しい。 苦しい・・・。 ・・・が、首を締め付けて・・・。
ゴメンナサイ…ゴメンナ…サ―――]
―――――ッ!
(396) 2013/06/24(Mon) 21時半頃
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[目を覚ますと、酷い汗。 夢を見ていたようだ。
喉がカラカラになっていた。
とりあえず、何か飲み物が欲しい。
ベットから起き上がると、廊下へと出た。]
久しぶりに、夢、見た気がする。
[小さくつぶやいて、ヨロヨロと食堂へ向かうことにした。]
(397) 2013/06/24(Mon) 21時半頃
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―廊下―
[汗だくで―今に始まったことではないが―廊下を歩いていると 前に、モニカとヤニクが歩いているのが目にとまる。
何やら話している途中のようなので、少し様子見と、 黙って後ろをつけてみる。
なにか、尾行しているような気持ちになり、 少し忍び足になったりする。
彼らも同じ方向だということは、行き先は同じなのだろうか、などと考えつつ]
(402) 2013/06/24(Mon) 22時頃
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―食堂―
[ヤクニ達の後をつけていくと、案の定行き先は食堂。 ソフィアとライジがそこにいた。
なにやら、こっそりとライジに近づいていくヤニクの姿を確認する。 もちろん、楽しそうなので何も言わずにこっそり眺めているとしよう。
彼らからソッと離れると、台所の方へ行き、 ジュースをゲットしてそこから見守る。
ライジが何かビックリした拍子にでも雷が落ちたらたまったものじゃないから。]
(408) 2013/06/24(Mon) 22時頃
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[と、こっそり見守っていたが・・・ >>406ヤクニの悪戯が予想外に、可愛らしかった。
一瞬、目を丸くした。
正直、それくらいビックリした。 ヤクニでもそんな子供っぽい悪戯をするのか・・・と。]
プッ・・・ハハハ!
[思わず大きな声で、笑ってしまう。
そして、小さな光がライジの指から溢れ散るのを見て、 やっぱり、離れていて良かったと、自分の判断力に満足した。]
ライジも、そんなことでビックリしすぎー。
[まったく人のことなど言えないだろうに、 ここぞとばかりに指さして揶揄してやった。]
(413) 2013/06/24(Mon) 22時頃
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[もう大丈夫だろうと、皆のいるテーブルに少し近づこうかと思っていたところ、ソフィアが退散してくるのが見えたので、そのまま待っていることにした。
机の上にコーヒーカップがあるのが目に入っていたので、ソフィアへと視線を送る。]
何?お茶してたの?
[そして、ソフィアの手にはどうやらクッキー・・・? と思っていると、>>420モニカの声が聞こえ、やっぱりクッキーらしい。]
なんでクッキーがこんなところに・・・。
[素朴に思った疑問をそのまま口にする。
ヤクニに構うライジを横目に、のんびりと。]
(424) 2013/06/24(Mon) 22時半頃
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[>>428のソフィアの回答を聞けば、 厨房って勝手に使っていいんだっけ…と思ったが、 何も言うまい。
それよりも・・・]
クッキー、ソフィアも作ったの?
[彼女の能力を考えれば何かを作るというのは大変だっただろう。 ケイトと作ったということだが、役割分担が気になるところ。
なんて考えてみるが、モニカが美味しいと言っていたのを思い出し、安心して頂くことにした。…よく考えれば失礼な話だが。]
ありがとう。
[と手を差し出す。]
(436) 2013/06/24(Mon) 23時頃
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[チラリと、食堂の男2人の方へ視線をやると、
ライジがヤニクの股間へと手を伸ばしていた。]
・・・・・・(何してんのあのバカ共は。)
[さりげなく、モニカとソフィアがあちらを見ないよう、 注意しておこう、そうしよう。]
(439) 2013/06/24(Mon) 23時頃
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[>>440ソフィアから包みを受け取っていると、 彼女が手招きする。 誰か来たのだろうかと、入り口の方へ視線をやると、 リッキィが入ってきたようだった。]
(・・・まずくない?あれ。自分の兄貴が、男の股間に手を回してるの、見えちゃってね?)
[なんて、不安に思ったが、どうしようもない。 なんとなくライジに頑張れ。とだけ念を送ってスルーすることにした。]
(445) 2013/06/24(Mon) 23時頃
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[―――不安的中。 >>444やっぱり見えていたらしい。 リッキィが居た堪れなくなり]
け、喧嘩・・・じゃね・・・?多分。 いや、・・・気にしなくて、いいんじゃないかな。
[と、言葉を濁す。]
(有り難く思えよライジ・・・。兄が堂々男へセクハラしてるらしいと言わないでやっただけ。)
(447) 2013/06/24(Mon) 23時頃
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[>>451リッキィの様子に、まだ納得いかないものを感じたが、そりゃそうだろう、兄が男の股間h(ky。
しかし、冷静に茶を沸かす姿に、少し安堵する。
一息ついたところへ・・・
>>454志乃が食堂の中を覗いているのが見えた。]
(おいおいおい・・・何、この状況。)
(456) 2013/06/24(Mon) 23時半頃
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[こっちの花園の様子を知ってか知らずか、男2人で乳繰り合ってるライジとヤニクを恨めしう思う。]
なんで俺が慌ててフォロってんの…。
[なんて、思わずボソリと呟いてしまう。
これ以上志乃に2人の様子を見せるわけにもいかず、志乃へと手招きする。
こっち、おいで。と]
(461) 2013/06/24(Mon) 23時半頃
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[>>463ソフィアがお皿へクッキーを移すならと、 先ほど貰ったクッキーも、そちらの皿へと移すことにした。]
これも、皆で分けよう。
[ほのぼのと男2人は放置することに決めたとき、 >>464『近づくな。変態。』と耳に挟み 心のなかで盛大に頷いておいた。]
(468) 2013/06/24(Mon) 23時半頃
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[お皿に盛られた、クッキー(星形)を取ろうと手を―――]
うあ何っ・・・!!
[油断していたところへ、勢い良く首根っこを掴まれ、 そのまま転がりそうになる。]
誰だっ・・・ょ!って・・・ヤニクか・・・。
[頭上にヤクニの顔が見えた。 先程まで、股間掴まれていたせいか、何なのか少し顔が赤くなっている。]
・・・何?乳繰くりぁ・・いや、喧嘩、終わったの?
[女の子が見ていることを思い出し、言い直した]
(479) 2013/06/25(Tue) 00時頃
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[>>478『変態』の冗談まじりの言葉へは、ひと睨み。 「よぉ変態」って言ってやろうかと思ったが、 リッキィが見てるのでよした。]
口元に、直接水流しこんでやることもできるけど?
[と、片口上げて、嫌味っぽく笑ってみる。]
(480) 2013/06/25(Tue) 00時頃
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