122 光と闇の双極夢幻《twin-mirage》
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《BackupMemory-No.0065》
...
......
――――……あの人と会った日の事は、今でもはっきりと思い出せるわ。
(155) 2014/05/17(Sat) 19時半頃
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私は宿命の少女《ヒロイックエターナル》 世界の破滅を導く鍵となる、危険な存在。 ……なんて事を知ったのは、あの人と出会って随分後。 毎日家に怖い人たちが来て、私を殺せと叫んでいた。 私はそれが怖くて怖くて、ただ怯えているだけだったから。
だから最初あの人が私を連れ出したときは、 ああ殺されてしまうんだってとても怖かった。
(156) 2014/05/17(Sat) 19時半頃
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けれど、彼は私を殺さなかった。 とてもとても遠い場所まで連れて行かれて、 二度と家に戻ることは出来なかったけれど。 勿論最初は帰りたいって泣いたわ。 けれど、そんな私に彼はとても優しくしてくれたし 私にも分かるように、色んな事を教えてくれた。
私の左頬に刻まれた証《スティグマ》 それこそが、私が宿命の少女《ヒロイックエターナル》である証。 現れる時期や場所は決まってはいないみたい。 けれど私は、幼い頃からそれがあった。 しかも、隠しようのない場所に。 だからこそ私は狙われていた。殺される所だったのだと あの人が私に教えてくれたの。
(157) 2014/05/17(Sat) 19時半頃
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両親は私を守ってくれたけど、何も教えてはくれなかった。 私はあの人と出会って、ようやく自分を知った気がする。 そして、あの人の事も少しずつ知って行った。
端的に言ってしまえば、彼は犯罪者だった。 それもそうよね、何しろ私を誘拐したんだもの。 勿論それ以外にも、色々。 だけど私は不思議と彼が怖くなかった。 むしろ…………――――
......
...
(158) 2014/05/17(Sat) 19時半頃
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― 過去の記録:時計塔 ―
……J。 呼吸及び脈拍に乱れが見られる。 先程の戦闘で負傷を?
[>>122 男の様子に、彼女は冷静な分析を言い渡す。 あるいはそれは、逆に男の癇に障るかもしれないが。 彼女は機械だ。人間の感情は理解出来ない]
…………――
[理解、出来ない。はずだ]
(251) 2014/05/17(Sat) 22時頃
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[空にかかる闇の虹を見上げ、彼女は追想する。
あれを見た記憶がある。記録がある。
そう、過去にもあの虹は現れた。
そしてそれを引き寄せたのは、他でもない...]
[―――……タスク強制終了]
(252) 2014/05/17(Sat) 22時頃
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―――――……正義を、執行します。
[>>200 主と共に、彼女は翔ける。 正義を行使する場へと。 それが主の望みであり、今の彼女の存在意義。
過去の記録《記憶》は不要な遺産。 無機質な瞳が捉えるのは、敵《邪悪》だけで良い]
[>>210 そうして、彼女は降り立った。 正義を讃える音と共に。 再び、邪悪と合間見える]
(254) 2014/05/17(Sat) 22時頃
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ナユタ……フォード……
[彼女は一度だけ反芻する。 その名前の意味する所を考察する。 ――……そしてすぐにその処理を放棄した]
(263) 2014/05/17(Sat) 22時頃
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―― 此レヨリ、正義《処刑》を執行スル ――
(264) 2014/05/17(Sat) 22時頃
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[ヒュ ォ ォ ォ ]
[闇は形を成し彼女の眼前に集う。 大鎌の柄、その先に彼女は降り立った。
そして――――空に舞う]
(292) 2014/05/17(Sat) 23時頃
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――――……断罪の刃《デス・パニッシャー》
[彼女の手に現れるは一振りの剣。 それは本来彼女に組み込まれた装備ではない。 闇巫女より与えられた、概念武装。 まるで血の様な、或いは炎のような真紅の刀身。 堕天鳳凰《フォールン・フェニックス》と銘を与えられたそれは 彼女の意思を反映しその様相を変化させる。
邪悪《敵》へと向かい、落ちながら振り下ろす刃は 彼女の身の丈ほども近くなり、それはまるで 悪を断ずる処刑刃《ギロチン》のようでもあった]
(293) 2014/05/17(Sat) 23時頃
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[ ビシャ ァ ァ ア ……ッ !! ]
[正義の刃が悪を抉り、勝利の赤が周囲を染め上げる。
闇と炎の刃に更なる闇を纏わせて、 今此処に断罪は成ったのだ!]
――……正義《処刑》、執行完了。
[彼女は冷淡に告げる。 その右腕には通常の刀身に戻った剣が。 そして左腕は、肘から先が消失していた]
(332) 2014/05/18(Sun) 00時頃
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...左前腕部損傷。 ...修復をバックグラウンドで開始します。
[瀕死の悪を前にして、しかし彼女は戦闘姿勢を解かない。 何故か? まだ悪は其処に在るからだ。
男が前に出れば、彼女はそれを支援できるよう 遠距離武装を内部で準備《スタンバイ》させる。 修復に裂くリソースは少ないが、 かの天才の最高傑作はこの程度の損傷で 稼動に問題は出るはずもない]
(364) 2014/05/18(Sun) 00時半頃
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――――……。
[>>358 《クラリッサ・フォード》 その単語に彼女は僅かに反応する。 それは嘗て、犯罪者が愛した者。 それは嘗て、犯罪者を愛した者。
だが彼女はその情報を開示しない。 出来ないようにプログラムされている。 しかしそれは、他人が話すことを阻止するプログラムではない。
だから彼女は、ただ見つめるしかない。 何も映さない無機質な瞳を、血を吐きながら嗤う男に向けて。 まるで何かを訴えるように]
(365) 2014/05/18(Sun) 00時半頃
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― これは、どこにも記録されていない一つの真実 ―
《Cruel truth 》
(431) 2014/05/18(Sun) 11時頃
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宿命の少女≪ヒロイックエターネル≫の事を知っているだろうか?
そう。世界を破滅に導く危険な存在だ。 だが正確に言えば、彼女らが世界を滅ぼすわけではない。
世界を滅ぼすだけの存在・現象を育てるのが彼女らだ。 なるほど、基本的に女性なのは つまりはそういうことなのかもしれない。
彼女らは破滅の母体《ルイン・マザー》 その意思に関わらず、世界の滅びを産みだす者。
(432) 2014/05/18(Sun) 11時半頃
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滅びを回避する方法?
それは至極簡単だ。聞かずとも分かるだろう? 殺してしまえばいい。そうすれば破滅は育たない。
ただ、平和は恒久的なものではない。 宿命の少女は何度でも生れ落ちる。 永遠に続くイタチゴッコだが、それが世界の仕組みだ。
(433) 2014/05/18(Sun) 11時半頃
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さて、宿命の少女を殺せばその世界には平和が訪れる。 それは世界のシステムを知っている者ならば みな理解している事だろうと思う。
では仮に。世界の『外』に連れ出した場合はどうなるだろうか?
……考えは決まったかな? では答え合わせの時間だ。 宿命の少女をその世界から連れ出すと、どうなるか?
(434) 2014/05/18(Sun) 11時半頃
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答えは、その世界に平和が訪れる。
素晴らしい! 犠牲を出すことなく世界が平和になった!! まあ、生家に帰れない少女には不幸な事かもしれないが。 殺されるよりは何百倍も幸せな事には違いない。
もっとも、宿命の少女は再び生まれるのだから 永遠の平和ではないが、今はその話はいいだろう。
(435) 2014/05/18(Sun) 11時半頃
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さて。次元を越えることの出来る存在は今や稀有ではない。 そして過去に一人。宿命の少女を 世界から連れ出した者が実際にいた事はご存知だろうか?
まあ知っていてもいなくても問題ない。 実際あったのだよ、そういう事が。
少女は殺される事なく、また別の世界で生きて めでたしめでたしのハッピーエンド。
(436) 2014/05/18(Sun) 11時半頃
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…………になるとでも思ったか?
ああ、だが現実は無常だ。 宿命の少女は世界の危機を生み出す存在。 その世界とは、どこだ? 元の世界? 否、元の世界は平和が訪れた。
そう、分かっただろう。 今度は彼女の移り住んだ世界が危険に晒されたのさ。
それに気付いた彼ら……ああ、連れ出した奴と少女の二人だ。 彼らはまた別の世界へと移動する事にした。
(437) 2014/05/18(Sun) 11時半頃
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それを何度も何度も何度も何度も何度も繰り返す。
まるで夜逃げのようだ。とても落ち着かない生活と言える。 だが、少女を死なせず世界も滅ぼさない方法は それしかなかった。 少なくとも彼らにはそれしか出来なかったのだからね。
まあ、落ち着きのない生活だったけれど それでもそれなりに幸せだったそうだよ。 子作りをする余裕くらいはあったそうだしね。
(438) 2014/05/18(Sun) 11時半頃
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だが、話はまだ終わらない。
次元を越えて、数多の世界を宿命の少女は渡り歩いた。 その結果どうなるかも知らずに。
宿命の少女はその世界を滅ぼすシステムの一環だ。 本来ならば、独立した各世界それぞれで機能する。
しかし彼女は、いくつもの世界を渡ってしまった。 その結果……全ての世界を、因果の糸で繋いでしまったのさ。
(439) 2014/05/18(Sun) 11時半頃
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複雑に張り巡らされた糸は、 彼女が訪れてない世界すら巻き込んだ。
……そう。 破滅の連鎖≪ハルマゲドン・チェインズ≫と呼ばれる 世界の終わり≪ワールド・エンド≫ 個々で独立しているはずの世界を連鎖して壊してしまう悲劇が 何故起こり得るかと言えば、そういうことだ。
(440) 2014/05/18(Sun) 11時半頃
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彼らがその事実に気付いた時にはもう遅かった。 因果で全ての世界は繋がれ、 一つの世界が滅びれば全てが終わる。
さらに、その時点で既に 滅びに至る闇色の虹≪セブン・カウント≫がかかっていた。 もう一刻の猶予もなく、そして彼女は一つの手段を選び取った。
(441) 2014/05/18(Sun) 11時半頃
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全ての世界を因果で結んだ張本人。
ある意味大犯罪者と呼ぶに相応しい宿命の少女。
クラリッサ=フォードは、自ら命を絶ったそうだよ。
(442) 2014/05/18(Sun) 11時半頃
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…………さて。
彼女の死でその世界は一時的な平和を向かえ、 また複雑な因果も多少の改善をしたらしい。
少なくとも、どこかの世界が滅びれば 全てが終わるということはなくなった。
(443) 2014/05/18(Sun) 11時半頃
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彼女が最期にいた世界が、その因果を巻き取ったようだね。 その世界が滅びれば全ては終わるけれど、 他の世界同士は今までどおり独立しての運用が可能になった。
その起爆スイッチとも言える世界…… 滅びの庭≪ナイトメア・アヴァロン≫とも呼ばれる其処は 特A級監視対象世界として 慎重に管理する必要が出来たと言うわけだ……――――**
(444) 2014/05/18(Sun) 11時半頃
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――――……J。 これ以上、世迷いごとを聞く必要は無いと判断する。 止めを。
[Jから少し下がり、待機していた彼女だが 冷たい音声で告げて右腕をナユタへと向ける。 手首の下から現れた小銃が、眉間へポイントを合わせる。
命令さえあれば、すぐにでも銃弾は放たれるだろう]
(548) 2014/05/18(Sun) 21時半頃
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私は人形《オートマタ》 創造主《マスター・I》に創られた、只の機械。
心なんてものは、プログラムされていない。
[>>532 ナユタの言葉に、淡々と告げる。 それは間違いなく事実だ。 アイザックは、感情プログラムを作らなかった。 作れなかったのか、あるいは。 他に入れるべきものがあったから、作らなかったのか……――]
(549) 2014/05/18(Sun) 21時半頃
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J。相手の言葉を、聞く必要は無い。
[しかし、これ以上あの男に喋らせてはいけない。 彼女のメインCPUはそう判断した。 そう、これはただの機械が弾き出した計算にすぎない。 感情などと言うものでは、決して、ない]
[はずだ]
(550) 2014/05/18(Sun) 21時半頃
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……私は主の命令に従う為に、創られた。 Jに従う事が、私の存在意義。
[>>554 ナユタの言葉に、彼女は冷たく返す]
確かに私は、クラリッサと名付けられた。 けれど私は只の機械。 この身体は金属と回路が詰まっているだけ。 私は……人ではない。
[そして否定する。 饒舌に否定する。 己の人間性を否定する。
否定するしか、出来なかった]
(610) 2014/05/18(Sun) 23時頃
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――――……。
[彼女は立ち尽くしていた。
>>562 今のは。今の声は。
擬似思考プログラムにエラー発生。 エラー発生。エラー発生]
(611) 2014/05/18(Sun) 23時頃
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[プログラムを再起動します]
(612) 2014/05/18(Sun) 23時頃
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――――――……。
(613) 2014/05/18(Sun) 23時頃
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…………対象のロストを確認。
正義……執行、完了。
[どこか震えた音声。 彼女は静かに右腕を下ろす]
通常モードに切り替えます。 左腕部の修復リソース増強。
[淡々と内部処理を行いながら、 困惑した瞳がJの背を見つめていた]
(614) 2014/05/18(Sun) 23時頃
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…………J?
[近付いてくる男を、 普段とどこか様子の違う主を彼女は見上げる。
感情の無い、その無機質な瞳が。 薄い蒼色をした瞳が、男を見つめた]
(641) 2014/05/19(Mon) 00時頃
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――――……私は。 創造主《マスター・I》は確かに私に名前を与えた。 けれど、私の呼び方は……今の主《マスター》が、決めるべき。
だから、J。 貴方が呼んでくれるのが私の名前。
私は……貴方がくれた名前を、気に入っている。
(642) 2014/05/19(Mon) 00時頃
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――――……Yes,My master.
[>>650 今までと同じ名で呼ばれ、 彼女は少しだけ表情を和らげた]
[先までナユタが居た場所を再度確認する。 対象は完全に消滅《ロスト》 もう彼の気配は“此処には”全く感じられなかった。 これで、正義は完了だ]
(678) 2014/05/19(Mon) 00時半頃
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J。移動を?
[彼が纏う闇の気配。 それが濃くなっているように感じるのは データ誤差なのだろうか。
ひとまず、彼が闇を解除するなら 彼女は翼を展開し、移動を開始するだろう。 まだ左腕は修理できていないが、 男を連れて飛ぶくらいならば*支障は無い*]
(679) 2014/05/19(Mon) 00時半頃
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