266 冷たい校舎村7
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R団 タカモトは、メモを貼った。
2019/06/16(Sun) 00時半頃
R団 タカモトは、メモを貼った。
2019/06/16(Sun) 01時頃
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―― それから ――
[葉子とそのあと何か話しただろうか。 いずれにせよ、俺は保健室を出て 3年7組の教室へ向かう。
そこにはすでに眠りこけた拓海の姿>>4:314があって、 布団にくるまり、吹雪く白い窓の向こうを じっと見つめる京輔>>4:341の姿もあった。
ついさっきまで、この教室には もっと多くの級友たちがいたというのに 今はたったこれだけ。
その光景に、俺は寒気を覚えた]
(38) 2019/06/16(Sun) 01時頃
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[馬鹿騒ぎはやめろよ>>3:43、と拓海に言った 陽気さは、もう俺には存在しない。 京輔の横の布団にくるまり、ぽつりと呟いた]
起きる頃には、またチャイムが鳴るな。
[果たしてそのとき、 俺はまだここにいるのだろうか。 自嘲気味に笑って、眠りについた]
(39) 2019/06/16(Sun) 01時頃
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[そうして、5度目のチャイムが鳴る*]>>#2
(40) 2019/06/16(Sun) 01時頃
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―― 8:50 ――
[チャイムの音で、目を覚ます。
瞬間、ガシャンという耳障りな物音が 階下から響き渡った。>>23 飛び起きるように上体を起こして、周囲を見回す。
辺りが夜の帳ような暗闇に包まれたのは、 そんな時だっただろう]
(41) 2019/06/16(Sun) 01時半頃
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なんなんだ。
[不安げに呟く。 やがて明滅と共に教室の蛍光灯は燈るが、 窓の外の暗闇はそのままであった]
(42) 2019/06/16(Sun) 01時半頃
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[もうすぐ、この世界は終わろうとしている]
(43) 2019/06/16(Sun) 01時半頃
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[肌にそれを感じ取って、きっと俺は 同じ教室にいた京輔と目を見合わせただろう]
ああ、拓海がいない。 ……一緒に探そう。
[ひとつ頷き>>29、立ち上がる。 脳裏に過ぎるのは、あの体育館のマネキンたちだった。 嫌な予感を胸に抱えつつ、 京輔と共に階下へ向かった]
(44) 2019/06/16(Sun) 01時半頃
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京輔。血の痕が、美術室から。 あんなの、寝る前までなかったよな……?
[乾いた声音で、2階の廊下の先を指さした。 屈んで廊下のその痕を見下ろすと]
この血、乾いていないぞ。
[呟く俺の顔はきっと、蒼白だったと思う]*
(45) 2019/06/16(Sun) 01時半頃
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[家の都合で中学からずっと 部活に入れなかった俺は、 文化祭の日も他の奴らの部活のことなんて 興味ない振りをしていた。
本当は、俺も何か部活に入りたかったって 拗ねていただけなんだけれどな。
吹奏楽部の奴に演奏会に誘われても、 演劇部の奴に劇に誘われても。 委員長だからクラスのお化け屋敷抜け出せないんだって 嘘をついて、部活発表や部活展示には近づかなかった。
――ただひとつの例外を除いて]
(55) 2019/06/16(Sun) 03時半頃
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[拓海も京輔もお化け屋敷の係に出ずっぱりの時間。 俺はふらりと美術室の中に吸い込まれて、 その展示物>>0:893を見た。
日曜大工で作られたような円柱に嵌め込まれた ステンドグラスの中に、 ひとつの見覚えがある風景がある。
それは、夕暮れの公園だった。 昔指切りをしたあの場所が思い出されて>>0:272 俺は目を細めたのだった]
(56) 2019/06/16(Sun) 03時半頃
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まさかな。
[ふ、と口元を緩めた。 念のため誰の作品なのかを確認する。
作品名は「タイムカプセル」。 作者名は「養拓海」。
小さく息を飲んで。それから首を振った]
(57) 2019/06/16(Sun) 03時半頃
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約束なんて、きっと覚えてない。
[あいつ、馬鹿だしなと独り言ちて ふらりと美術室を見て回った]
(58) 2019/06/16(Sun) 03時半頃
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[途中、京輔の展示物を見遣り>>4:286、 その立体物の造形に、何かを察して 微かに眉を動かしたりしただろうけれど。
――――だって。 それに囚われてるってことだから。
やっぱり、部活というものが 羨ましくて仕方がなかった俺は、 足早に美術室を去ったのだった。
文化祭の、そんな一幕]*
(59) 2019/06/16(Sun) 03時半頃
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―― 現在 / 美術室 ――
[記憶の中にあったその展示物は、 無残に破壊されていた。>>20
床に散らばったガラス片のひとつを拾った。 血塗られたそれを指で拭えば、 見知った公園の滑り台>>0:272が顔を覗かせる。 俺は眉を顰め、そして床に落ちる血の量に 小さく息を飲んだのだった。
そこに拓海のマネキンは、ない。 ガラス片を制服の端で拭いて磨いてやると、 ポケットに入れた]
(60) 2019/06/16(Sun) 03時半頃
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知ってる。
[京輔に答える声>>54は、 存外に低いものであっただろう。 やっとのことで頷いて]
ああ、京輔。行こう。
[赤い血が点々と続く廊下を、早足で歩く。 まだ乾ききっていないその痕は、 3階の男子トイレへと続いていた]
(61) 2019/06/16(Sun) 03時半頃
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……拓海、じゃあないなこれは。
[そこに横たわったマネキンを見遣り、 その状態に大きく顔を顰めた]
颯太か? 胸が抉られてる。ひどいな。
[可愛らしいハートのぬいぐるみを見遣り、 その損傷激しいマネキンとの対比に>>4:332 俺は吐き気を覚えたのだった]**
(62) 2019/06/16(Sun) 03時半頃
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R団 タカモトは、メモを貼った。
2019/06/16(Sun) 03時半頃
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―― 男子トイレから生物室へ ――
トイレっていうのは、しのびないからな。 ……時間、あるといいけど。
[颯太を模したマネキンを一瞥して ふたたび、京輔とふたり 血塗られた道しるべを辿る。
赤い痕を追いかけているうちに、 奇妙なことが起こった。 黒いペンキを踏みつけたような足跡が 廊下に突如現れたのだ。>>4:298
不気味な黒い足跡。 それを追うように点々と続く赤い血痕。 そうして道しるべはふたつになった]
(82) 2019/06/16(Sun) 14時半頃
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[黒い足跡は、4階の生物室の中へと 吸い込まれている。
血痕は、その前を通り過ぎて>>35 さらに廊下の先へと続いていた。 俺は迷った末に、 黒い足跡の終着点へと足を向けた。 ひとりで扉を開けようとする京輔だが、 立て付けが悪いのか開かないようだ>>80]
(83) 2019/06/16(Sun) 14時半頃
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[なんだか期待するような目で見られたので、 京輔と共に扉を開けようとする。 俺も別に、力自慢ではないんだけどな]
せーの、
[がらり、と音を立てて扉は開いた。 そこにいたのは、三つ編みの女生徒のマネキンだ。 自分を抱きしめるような奇妙な態勢に、 思わず眉を寄せて]
ああ、田所だな。
[京輔の言葉>>80に、頷いた]
(84) 2019/06/16(Sun) 14時半頃
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[チャイム毎に2人がマネキンに変わる。 その法則が適用されるのならば]
今この校舎にいるのは、 俺と京輔、そして葉子。 あとは――……
[小さく、喉の奥が鳴った]
(85) 2019/06/16(Sun) 14時半頃
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――――拓海、か。
(86) 2019/06/16(Sun) 14時半頃
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[いっそここにあるマネキンが 拓海であったらよかったのにと思う自分がいた。
だっておかしいじゃないか。 寝床から消えた拓海。美術室の壊れた展示。 奇妙に美術室から続く血痕。 そして、マネキンから類推される残留者。
ああ、本当に嫌になってしまう。 昔からこういう悪い予感は当たるんだ]
(87) 2019/06/16(Sun) 14時半頃
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[嫌な考えを追い払うように、小さく首を振る]
田所。それじゃあ。
[あのときと同じ別れの挨拶>>4:208をして 俺は生物室を後にしただろう。 そうして、廊下に点々と続く血痕に目を向けた]
(88) 2019/06/16(Sun) 14時半頃
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[廊下に出て血痕を追いかける俺たちは 森でパンくずを道しるべに彷徨い歩いた ヘンゼルとグレーテルにも似て。
辿り着いた先にいる魔女は――……]
(89) 2019/06/16(Sun) 14時半頃
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[血痕は、まっすぐに 3年1組の教室の中へと吸い込まれて消えていた]
京輔、血痕が……。
[難しい顔をして、隣にいる京輔を見遣った。
もしも背後の階段の踊り場から 見知った顔の女生徒が上ってくるのならば、 やはり硬い表情を向けることだろう]**
(90) 2019/06/16(Sun) 14時半頃
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R団 タカモトは、メモを貼った。
2019/06/16(Sun) 14時半頃
R団 タカモトは、メモを貼った。
2019/06/16(Sun) 14時半頃
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―― 4階 / 3年1組前 ――
……分からない。
[俺は葉子の問い>>96に、 またその言葉を口にした。
優等生で何でも知っているはずの俺が 口にしそうもない言葉。 今まで忌諱してきたはずの言葉。
けれど今の俺は 何の躊躇いもなくそれを口にして 首を振ってみせた]
(97) 2019/06/16(Sun) 16時半頃
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[だって俺は、そんなに大した人間じゃあない]
(98) 2019/06/16(Sun) 16時半頃
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[震える指先で、扉に手をかける]
京輔、葉子。……いいか?
[ふたりの顔を交互に見て、それから。 3年1組の教室の扉を開けはなったんだ]**
(99) 2019/06/16(Sun) 16時半頃
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R団 タカモトは、メモを貼った。
2019/06/16(Sun) 16時半頃
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―― 3年1組 ――
[いいよ、という京輔の声>>103に頷き、 俺は3年1組の扉を開け放つ。
目に入ったのは、 ゆらゆらと天井から吊るされた 男女の人形たち。>>3:11
真っ白な人形と、赤に染まった首の縄の対比が 目に毒々しい。 その白と赤の人形の群れを掻き分けるように 俺は教室の中心へと向かっていく。
ふと、隣の京輔が立ち止まった]
(110) 2019/06/16(Sun) 17時半頃
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[京輔の視線の先を見遣れば、 そこにいたのは椅子に腰掛けた拓海の姿だった。 早く帰りな、と事もなげに言うその姿>>107に 頭にかっと血が上った。
――文句を言う相手、見つかった?>>4:133
京輔の問いが頭に蘇った。 ああ、見つかったよ。だから俺は]
(111) 2019/06/16(Sun) 17時半頃
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ふざけたこと言ってるんじゃねえぞ。
[拓海に歩み寄り、その胸倉を掴もうとした。 だって、文句を言うために俺はここに来たんだから]
俺らが帰って、 お前はどうするんだよ。
[口調は、荒々しいもので]
(112) 2019/06/16(Sun) 17時半頃
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[悪役の魔女になりきれないくせに、 かまどで焼かれたいだなんてとんでもない。 ヘンゼルとグレーテルは、 やっとお菓子の家を見つけたところなのだから]**
(113) 2019/06/16(Sun) 17時半頃
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R団 タカモトは、メモを貼った。
2019/06/16(Sun) 17時半頃
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文句しかねえよ。
[低い声で、拓海に言い返した>>118。 鋭い眼光で睨まれ、手を払われる。 舌打ちひとつ、こちらも拓海を睨み返した]
(128) 2019/06/16(Sun) 19時半頃
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……は。 お前、頭のネジが飛んじまったのか。
[笑いながら「一緒に終わりにしちゃう?」と 問いかける拓海の表情>>126は、 今までに見たこともないもので。 ぞくり、と肌が粟立った]
訳が分からねえ。 なんでお前が死ななくちゃならないんだよ。
[一緒に。つまりはそういうことなのだろう。 この悩みひとつなさそうな幼馴染は、 自ら死を選ぼうとしているのだ]
(129) 2019/06/16(Sun) 19時半頃
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[馬鹿は勝手にひとりで死んでろ、と思ってた]
(130) 2019/06/16(Sun) 19時半頃
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[けど現実に目の当りにしたらそんなこと 考えられるわけないだろう]
(131) 2019/06/16(Sun) 19時半頃
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[性格の悪い、非情ままの俺でいたかったさ!]
(132) 2019/06/16(Sun) 19時半頃
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[黙り込んだままの京輔に、視線を向けた>>124]
京輔も何か、言ったらどうだ。
それともあれか。 「いってらっしゃい」って見送るだなんて。
そんなお花畑なことをまだ考えているのか。
[明らかに怒気を含んだ瞳で、京輔を見る。 ネジが飛んでるのは俺の方だったのかもしれない。 怒り過ぎてどうにかなりそうだったんだ]
(133) 2019/06/16(Sun) 19時半頃
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[怒ってるって、誰に]
(134) 2019/06/16(Sun) 19時半頃
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[勝手に死のうとしている拓海に?]
(135) 2019/06/16(Sun) 19時半頃
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[幼馴染の異変に気付けなかった自分に?]
(136) 2019/06/16(Sun) 19時半頃
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[だって、死を選ぶのが1番幸福だなんて そんな奴に拓海が見えるのかい。>>4:160
もし京輔がそう考えるのなら、 前言撤回。京輔、俺たちは全然似てないよ。
可哀相な家族を見捨てられない俺ら。 血の繋がりを切れない俺ら。
けれど家族だけじゃなくて 馬鹿だなあって見下していたはずのこいつも、 俺はどうやら見捨てられないらしい]
(137) 2019/06/16(Sun) 19時半頃
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[とっととこんなところずらかる。 そんな性格の悪いこと、 今の俺にできやしないね!]**
(138) 2019/06/16(Sun) 19時半頃
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R団 タカモトは、メモを貼った。
2019/06/16(Sun) 19時半頃
R団 タカモトは、メモを貼った。
2019/06/16(Sun) 22時頃
R団 タカモトは、メモを貼った。
2019/06/16(Sun) 22時頃
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[店のこと。妹のこと。 いつだって両親は自分たちのことで精いっぱいで 俺の優秀さになんて気付いてなかった。
子供の時、学校帰りに預けられた祖父母の家から ほど近い公園で、その子に出会ったんだ。
ずっと友達。ずっと一緒。
小学校は違っても、幼馴染で、 気の置けない友達で。
だから一緒の高校になったときは 嬉しくて仕方なかったんだ]
(174) 2019/06/16(Sun) 22時半頃
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[いつから、あいつのことを馬鹿だって 見下すようになったんだっけ]
(175) 2019/06/16(Sun) 22時半頃
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[いつから、あいつが悩みを話してくれないような 傲慢な男になってしまったんだっけ]
(176) 2019/06/16(Sun) 22時半頃
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[満足に死ぬ、と断言する拓海に>>142 京輔は途切れがちな声で問いかけた。>>149
その様子を、俺はじっと見つめている。
いってらっしゃい。ありがとう。>>4:160 声を震わせる京輔は、そんなことを言い出すような 雰囲気にはとても見えなくて、 きっと京輔の心は揺らいでいるのだと知れた]
(177) 2019/06/16(Sun) 22時半頃
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[ほら、京輔。 やっぱりお前は少し俺に似てる]
(178) 2019/06/16(Sun) 22時半頃
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[そうして、一緒に逝くと言ってのけた 葉子>>167に、大きく眉根を寄せて。
それでも、俺は口を挟まない。
俺に対しても、拓海に対しても 一緒に死ねると言ってのける葉子の気持ちは 俺には分からなかった。 分かっちゃいけないと思った。 本当ならば、葉子の両肩を掴んで 何か言ってやらねばという衝動に駆られていたが、 それでも苦労して、直立不動のまま動かずにいる]
(179) 2019/06/16(Sun) 22時半頃
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[逃げていいときと、悪いときの 区別もつかないのかって。>>3:288 そう言ったのはお前じゃないか。
俺が葉子のことを 拓海に吐き出した時の反応を思い出し、 じっと拓海を見つめている。
お前なりの責任の取り方を、見ている]
(180) 2019/06/16(Sun) 22時半頃
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[そうして困ったように向けられた視線に、 俺は大きく息を吐いた>>173]
意味わからないのはお前だよ、拓海。
[怒りで、声が震えていた。 荒い息を吐き出す。拳を血が滲むほどに握りしめる]
(181) 2019/06/16(Sun) 22時半頃
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お前がやってることって、 いま葉子がお前に言ってることとまんま同じだから。
それ、だめでしょって。 拓海が葉子に言う資格ないよ。
これで自分がやってること、客観的に理解できたか? お前がやってること、 相当に自分勝手で大メーワクだ。 勝手に死のうとしてるんじゃねえぞ馬鹿野郎。
(182) 2019/06/16(Sun) 22時半頃
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[やっぱり俺はお前に怒っていて、 口調は刺々しいものになる。 嫌だな、もっと冷静に話したいのに。
葉子にあんなこと言わせた拓海に対して、 俺なりに怒りを覚えているらしい。 今更彼氏面だなんて、本当にダサい。
それから、先程の拓海からの問いを思い出し>>159 ぽつりと漏らした]
(183) 2019/06/16(Sun) 22時半頃
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卒業したら全部話するって>>0:275 約束したじゃないか。
[俺が拓海に向けるのは、やっぱり恨みがましい視線だ]
(184) 2019/06/16(Sun) 22時半頃
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このまま生きてどうすんのって、 どの口が言うんだよ。
お前の約束>>0:307少しでも信じた俺が 馬鹿みたいだ。
約束したんだったら、それを守れよ。 それが責任ってもんだろ。 責任、とれよ。
[自分が拓海に言われた言葉>>3:274を、 そのまま拓海に返してやる。
じっと拓海を見つめる俺の目は、きっと潤んでいた]*
(185) 2019/06/16(Sun) 22時半頃
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R団 タカモトは、メモを貼った。
2019/06/16(Sun) 22時半頃
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生まれてメーワク、って誰が言ったんだよ。
[信じられない、という顔で 俺は拓海を見つめている。>>200 それから、少し声のトーンを落として]
(205) 2019/06/17(Mon) 00時頃
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……少なくとも、俺は。 お前と会えてよかったと思ってるっつーの。
[賢いはずの俺は、 そんな答えしかお前に与えてやれない。 けど、俺にしては素直なその台詞は、 今の精一杯だったんだ]
(206) 2019/06/17(Mon) 00時頃
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そうだよ。重いよ。 泣いて悪いかよ。 誰が泣かせてるんだよ。ぶっ殺すぞ。
[死ぬな、というのと同じ口で ぶっ殺す、と口にする矛盾。
まるで馬鹿みたいじゃないか。支離滅裂だ]
(207) 2019/06/17(Mon) 00時頃
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俺を泣かせて、京輔を泣かせて、 葉子に「一緒に死んでいい」って言われて。 ここまでされて、まだお前分かんないの。
みんなに必要だ、 生きていてほしいって思われてるの。 まだ気付かねえのかよ!
(208) 2019/06/17(Mon) 00時頃
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[それから、拓海の笑顔が掻き消えて 呟かれた独り言>>202に俺は息を飲むんだ]
……それは。
[先程までの勢いがなくなり、目が泳ぐ。 くしゃりと前髪を掻き上げてため息をつく。 とうとう俺は観念したように、 ぽつりぽつりと言葉を落とした]
(209) 2019/06/17(Mon) 00時頃
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妹の体調が、ますます悪くなって。
餓鬼の時分とはいえ 店の手伝いをしなきゃいけなくなった。 だから、公園には行けなくなった。
言いたくなかった。家の暗い話なんて。 それは、お前も同じだろ。
離婚した、ってのは聞いてた。 でもそこまでお前が悩んでるって 俺なんにも聞いてない。
(210) 2019/06/17(Mon) 00時頃
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見下してたよ。 なんで俺みたいな優秀な奴が大学に行けなくて お前みたいな奴が大学に行けるんだろって。
馬鹿にしてたし、羨ましいし、悔しかった。
ずるいじゃん。 俺を置いて大学に行くだなんて。 そんなの許せないじゃないか。
そう思ってたのに、何だよ。 大学も行かずに死ぬだなんて。
(211) 2019/06/17(Mon) 00時頃
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|
[そこで、言葉を切った。 瞳の涙を拭って、まっすぐに拓海を見つめる]
いっぱい約束したろ。
あの夕暮れの公園で。ずっと一緒だって。>>0:272 雪の通学路で。悩みを聞いてくれるって。>>0:307 この校舎から出たら、打ち上げするって。>>3:211
全部、約束破る気かよ。 ふざけんな。
[やっぱり素直になれない俺は、 怒ることでしか自分の気持ちを伝えられない。 分かってくれ、ってお前に甘えているんだ]
(212) 2019/06/17(Mon) 00時頃
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俺は最高に性格の悪い男だから、 友達のことを見下すし、馬鹿にするし、嫉妬しちまう。 けど、……けどな。
[先の、言葉が続かない。 ここにきて、変なプライドが邪魔をして。 本当に俺は自分という人間が嫌になる。
沢山の逡巡のあと、ぽつりとひと言]
(213) 2019/06/17(Mon) 00時頃
|
|
お前のことは、ずっとずっと 大切な友達だと思ってるよ。
[その呟きを、漏らしたのだった]
(214) 2019/06/17(Mon) 00時頃
|
|
死ぬなよ。馬鹿。
朝からひとりで肉まん食わせる気かよ。 誰のために毎日あれ買ってたと思ってるんだ。
……俺別に肉まん好きじゃねえし。
お前と一緒にいたかったから。だから。
(215) 2019/06/17(Mon) 00時頃
|
|
――――死なないでくれ。
(216) 2019/06/17(Mon) 00時頃
|
|
[今度こそ涙が止まらなくって。
制服の袖で目元を拭いながら、 消え入りそうな声で拓海に訴えたのだった]*
(217) 2019/06/17(Mon) 00時頃
|
R団 タカモトは、メモを貼った。
2019/06/17(Mon) 00時半頃
R団 タカモトは、メモを貼った。
2019/06/17(Mon) 01時半頃
|
―― 3年1組 ――
行くぞ、葉子。
[駆けて教室を出て行った拓海の背を、 京輔が追いかけてゆく。>>257 待って、と呟き>>253 呆然としている葉子の手を無理やり引っ掴み 俺は廊下を駆け出した。
かつて恋人だった時のエスコートは、 もっと優しくしたものだけれど。 今の俺にはそんな余裕はなくって。
ただひたすらに、拓海と京輔の背を追う]
(267) 2019/06/17(Mon) 04時頃
|
|
葉子。お前ほんと馬鹿だろ。 自分の命を大事にしろよ。 なにお前も勝手に死のうとしてるんだよ。
[先程の拓海と対峙しているときよりは 幾分か角の取れた言い方で、思わずそう零しただろう]
裏で最低なことしてる>>246とか 何をやってるか知らないけど。
(268) 2019/06/17(Mon) 04時頃
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|
少なくとも、俺にとっては お前は消えた方がマシな人間じゃないから。
(269) 2019/06/17(Mon) 04時頃
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|
[それきり、俺は黙り込んだ。
恋人だった時はもっと スマートな言い方ができただろうに。 俺の傍にいて欲しい、くらい言ってのけただろうに。
素の高本悟はどうしようもならない男なので そんな不器用な言い方しか、できなかったのだ]
(270) 2019/06/17(Mon) 04時頃
|
|
[傲慢で高飛車で自分勝手な高本悟は、 養拓海を失うことも、七月葉子を失うことにも 耐えることができない。
弱くて、愚かで、矮小で、馬鹿ないきもの。 ――――それが俺だった]
(271) 2019/06/17(Mon) 04時頃
|
|
―― 3年7組 ――
[お化け屋敷の中を進む。 段ボールとベニヤ板で作った 廃病院を模した狭い通路を葉子と進む。
そうして出口にある霊安室で、 嗚咽を漏らし、ぐったりとする拓海の姿を 見つけたのだった。>>236
京輔が「生きて」>>263>>265と 繰り返し、拓海の手首を握るのが見えた]
(272) 2019/06/17(Mon) 04時頃
|
|
[俺は葉子の手を離し、その背をトンと押す。
お前も何か拓海に 言わなきゃいけないことがあるだろ、と。
葉子に一瞥をくれると、拓海に向き直った]
(273) 2019/06/17(Mon) 04時頃
|
|
生きろ。
[俺は京輔の言葉に、重ねる。 制服のポケットに入れたガラス片を 拓海に見えるようそっと床に置く。
夕暮れの公園。約束の場所。
でも俺は過去の思い出よりも、 お前と過ごす未来が欲しい]
(274) 2019/06/17(Mon) 04時頃
|
|
[京輔が拓海の右の手首を掴むなら、 俺は左の手首を掴もう。
そうして、壁によりかかろうとする拓海を 強引にこちら側へ引っ張ろうとする。
まるで三途の川を渡ろうとする彼を、 現世へ引っ張り上げるように]
(275) 2019/06/17(Mon) 04時頃
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生きろ、拓海。
[俺は京輔みたいにやさしい人間ではないから 祈るような目なんてしてやらない。>>266
溢れる涙を制服で拭って、 俺と一緒に生きるのが当然だろ、という顔を 平然としてやるんだ。
……いいや、できてたかな。 何分、必死だったもので]
(276) 2019/06/17(Mon) 04時頃
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[逃げていいときと、悪いときの 区別もつかないのかって。>>3:288
そう言ったのはお前じゃないか。
なあ拓海。今は逃げるときじゃない。 踏ん張りどころだぜ。
俺もいる。みんなもいる。なにが不足だい?]**
(277) 2019/06/17(Mon) 04時頃
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R団 タカモトは、メモを貼った。
2019/06/17(Mon) 04時頃
R団 タカモトは、メモを貼った。
2019/06/17(Mon) 04時頃
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拓海。 俺もそんなお前の顔、初めて見たよ。
[嗚咽を零す拓海に、そう返してやるんだ。>>298
いつも暢気で、陽気で、馬鹿してて、 野良犬みたいに人懐っこくて。
そんなお前しか知らなかった俺は、 たくさんたくさん、 この校舎でお前の知らない顔を見たよ。
長い付き合いだったのに、 いいや、長い付き合いだったことに甘えて 見ようともしていなかった]
(321) 2019/06/17(Mon) 12時半頃
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[真面目な話して、言い争って、説教されて、 いま強引にお前を説得してる。
この校舎に来てから、 チョモランマのような俺のプライドは すっかりへし折られてしまって 泣いたり、凹んだり、怒鳴ったり、叫んだり もう散々の有様だ]
(322) 2019/06/17(Mon) 12時半頃
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[みんなを馬鹿って見下して マウントを取ることで精神を保っていた とても性格の悪い俺は、 きっとこの校舎で死んでしまった。
どう責任取ってくれるんだよ、って思う。
だから拓海の腕を、強く強く引く]
(323) 2019/06/17(Mon) 12時半頃
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道連れにしてやるって、最初から言ってるだろ。 ……ばか。
(324) 2019/06/17(Mon) 12時半頃
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[くしゃりとみっともなく顔を崩して、 やっぱり俺は、泣いていたんだと思う。
それから葉子が被せたブランケットに包まれて>>288 京輔に縋って泣く拓海を>>317 俺は呆けたような、気の抜けたような表情で 穏やかに見つめていたんだ。
――大切な友達を、失うところだった。
その事実がようやく俺の背にどかっと のしかかってきて、安堵に、少し胸が軽くなった]
(325) 2019/06/17(Mon) 12時半頃
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どういたしまして。
[きっとふらりと立ち上がった拓海が 礼を言う頃>>311には、 俺は毛布お化けを軽く小突くくらいには 元気を取り戻していたと思う]
(326) 2019/06/17(Mon) 12時半頃
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……行こう。
[もういないとは分かっていても、 級友たちを模したマネキンをそのままにしておくのは やっぱりしのびなくて。
俺らは、彼女と彼を運んで弔う旅に出る]**
(327) 2019/06/17(Mon) 12時半頃
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R団 タカモトは、メモを貼った。
2019/06/17(Mon) 13時頃
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[冷たい校舎を、マネキンを抱えて歩く。
明滅して、消えていく蛍光灯。 文化祭の飾りに彩られたそのリノリウムの廊下を 足音を響かせながら進んでいく。
まるで葬列のようだ、と俺は思う。
校舎を見回しながら すっかり懐かしい思い出となった 文化祭のことを思い返す。
この景色を忘れないように。 心の中でシャッターを切った]
(335) 2019/06/17(Mon) 17時頃
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[うどん屋の冴えないおっさんになっても きっときっと、忘れない。
委員長と副委員長で、 肩を並べて音頭を取って準備したお化け屋敷を。
お化け屋敷の受付で、 京輔と語り合ったあの時間を。
文化祭の打ち上げのあと、 ふざけながら拓海と片付けをした帰り道を。
マネキンを運ぶ間、きっと俺は 拓海と京輔と葉子の顔を交互に見つめて そして小さく微笑んでいた]
(336) 2019/06/17(Mon) 17時頃
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(なあ、拓海。
無事に帰れたら、 きっと思いの丈をぶつけよう。
そのときは、うどんの1杯でも奢ってやるよ。
俺のくだらない身の上話を聞いてくれ)
(337) 2019/06/17(Mon) 17時頃
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(まだ話していないことが。 今まで言えなかったことが。
たくさんたくさん、あったんだ)
(338) 2019/06/17(Mon) 17時頃
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(俺も少しは素直になるよう努力するから。 だから――……)
(339) 2019/06/17(Mon) 17時頃
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(お前の悩みも、少しは吐き出して 共有してくれると嬉しい)
(340) 2019/06/17(Mon) 17時頃
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[体育館にマネキンを並べて、祈りをささげる拓海に どの口が言ってんだよ>>334って突っ込みを 入れようとして、やめた。
なんだか、 ふざけるような雰囲気でもなかったからな]
(341) 2019/06/17(Mon) 17時頃
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[まだまだ俺にはやりたいことがあって、 戻って伝えなければならない言葉もあった。
まだその言葉はまとまっていないのだけれど。 きっと傍にいたであろう葉子に、一瞥をくれて。
それから――……]
帰ろうぜ。
[拓海と京輔に、笑顔を向けただろう]**
(342) 2019/06/17(Mon) 17時頃
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R団 タカモトは、メモを貼った。
2019/06/17(Mon) 17時頃
R団 タカモトは、メモを貼った。
2019/06/17(Mon) 22時頃
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ん、んん……?
[なにやら葉子に拓海が耳打ちをしている。 そのあと意味深な笑みを拓海に向けられて 俺は困惑したんだ。>>361
とっておきのイタズラを仕掛けた 小学生の餓鬼のような笑顔 ランドセルの中にバッタでも入ってるのかよ。 怖いぞ。説明しろ。
そんなことを考えながら、 1階の昇降口へと進んでゆく]
(376) 2019/06/17(Mon) 22時半頃
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[そして、あの懐かしい鳴き声を聞いた]>>363
(377) 2019/06/17(Mon) 22時半頃
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[開け放たれたシャッター。 そこから差し込むまばゆい光]
……たろ。
[掠れた声が出た。
鮮やかな記憶が蘇る。 むかし公園で追いかけっこをしたあの犬は 確かもっと大きかったはずだけれど。
ああ、俺の方が大きくなってしまったんだ。 はたと気付いた]
(378) 2019/06/17(Mon) 22時半頃
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[人は誰しも変わってゆく。 同じままではいられない。
幸福だった頃の象徴であるその犬は、 まばゆい光の中に消えていった。
幻影が消え去った後、 昇降口の向こうに見えているのは、 抜けるような青空だ>>368]
(379) 2019/06/17(Mon) 22時半頃
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[ああ、確かに。 ここはお前の作った世界だろうよ、拓海]
(380) 2019/06/17(Mon) 22時半頃
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[成績のことも、家のことも、何にも考えずに ただ無邪気に遊ぶことができた餓鬼の時分]
(381) 2019/06/17(Mon) 22時半頃
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[その幸せだった頃の幻影を、確かに俺は見た]
(382) 2019/06/17(Mon) 22時半頃
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[幻影に免じて、 いつものすかした態度は封印してやろう。
らしくもない……いいや、あの頃の俺みたいに いかにも餓鬼っぽい満面の笑みを浮かべて。
両手を伸ばす拓海>>366に、その光の中へ 俺は手を伸ばしたんだ]
(383) 2019/06/17(Mon) 22時半頃
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[すごいやつなんだよ、拓海は。 追いかけっこで、いつも敵わない]
(384) 2019/06/17(Mon) 22時半頃
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[でもね、今日は俺の勝ち]
(385) 2019/06/17(Mon) 22時半頃
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[――――つかまえた]*
(386) 2019/06/17(Mon) 22時半頃
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R団 タカモトは、メモを貼った。
2019/06/17(Mon) 22時半頃
R団 タカモトは、メモを貼った。
2019/06/17(Mon) 23時半頃
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