249 【誰歓突発RP】君と、夏の終わり
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………どうしよう、ね。
[呟きは喧噪がたちまち覆い隠す。
こころは私と約束があった。 ならば天地がこころを誘ったんだろう。 想像するのは容易く。 それが意味することも、また―――容易い。]
( また声をかけて、邪魔しようか? 理由はあるよ。林檎飴、食べる約束
……………でもさ。 本当に、天地がこころのことを好きなら。 )
(238) 2018/08/26(Sun) 16時頃
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[ ………その行為に、何の意味があるの? ]
( わからない。 わかりたくもないよ。そんなこと。
嘘だ。本当はわかってる。 わかりたくないから、 わからない振りを続けているだけ。 )
(239) 2018/08/26(Sun) 16時頃
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[結論を出せぬまま きゅっと両の拳を握りしめると。 顔を俯かせた体勢で、人混みに紛れて 二人の後を *追った。*]
(240) 2018/08/26(Sun) 16時頃
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―― 神社前 ――
[ 一緒に探そうかと言ってくれた縁に>>27 一言断りをいれてスマホを開く。 ちょっと見ない間に随分とトークが弾んでいたようだ。
一つ一つそれらを確認していくが、 そこにののかの名前はなかった。
待たせすぎてしまっただろうか。 それとも他の誰かとお祭りを楽しんでいるのだろうか。
申し訳ない気持ちになりながら むにむにとトークに発言を残す。]
(241) 2018/08/26(Sun) 17時頃
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(>>1:230>>1:233 ヤマト)
いやいやなし。いまのなし。 なしだってば…
そうだよ、きっと再生数一桁とかになって、たまにコメント貰えたと思ったら怒ってる人からだったりして、涙で枕を濡らすんだよ。
そりゃあ、やりたい人はやればいいけどさ…
やってもいいって…? 言われたら…?
どうしよう…? 、どうしよう…?
いいのかな!目指しても。
[ まさか。そんなこと、考えたこともなかった。 ワクワクして。 なんか今日は、ついさっきから暑いぞ。ほかほかしてくる。]
(242) 2018/08/26(Sun) 17時頃
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どうしよう…わたし、
すごく、やってみたいよ!
[ 思わず、大声を張り上げてしまう。]
(243) 2018/08/26(Sun) 17時頃
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[ 餅でも詰まらせたみたいな死亡事故で>>185 危うく池田を新聞記事に載せるところだった。 ]
ほんと。夏、終わっちゃうなあ……
[ 吐き出したのは、しみじみとした感想。 からんと音を立てるビー玉の硝子音は 祭りの賑やかさより、物寂しさを感じさせた。
──── 今年の夏も、因は走っていた。 一位にはやっぱりなれない儘、夏が終わる。 ]
(244) 2018/08/26(Sun) 17時頃
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そういえば縁くんはののかちゃん見かけなかった? 私より先に出たはずなんだけど。
[ きょろきょろと周囲を見渡す。 日が暮れていくにつれ、人が多くなった気がした。 この後花火大会もあるらしい。
道行く人の中にののかがいないか探すが、 この人混みの中、立ち止まっているとぶつかりやすい。]
(245) 2018/08/26(Sun) 17時頃
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それは言うなって!俺だって あそこまで苦手だと思わなかった……
蓮、あの見目で割と素直だから 教えたら伸びそうな気はなんとなくする
[ 池田当人はもちろん、大和相手ですら>>186 対戦機会があったならボロ負け必至の腕前だ。 失礼な物言いも気にしない。だって事実だし。
理由は不明だが時折深い知識を披露する蓮は 学ぶ事自体は嫌いじゃないと勝手に思っている。 それが小説書きとしての資料だとも知らず。
なんなら壊滅的な格闘ゲームではなく、 他に壊滅的な勉強でも教わっているかも。 ]
(246) 2018/08/26(Sun) 17時頃
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[ 自分も大概だが、池田も大概ネタが古い>>187。 俺ら、本当はいくつだろうな?なんて笑って うりうりとテディベアの肉球をつつけば、 後に続くのは、思いの外真面目な意見>>188。 ]
息をしてるみたいに、か …………そうかもしんない
[ 思い返すのは、受験時代のこころの姿>>0:212。 成績でいえば自分も惨憺たる有様だったから、 勉学優秀な縁と高校まで同じでいられるとは 正直なところ、あまり期待していなかった。
……それでも兄弟の受験番号が並ぶのに 胸を撫で下ろしたのは事実だったし、 こころの番号が見つからなかった落胆も、また。 ]
(247) 2018/08/26(Sun) 17時頃
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きゃ、
[ 案の定、境内の奥を目指していた通行人の男性と 肩がぶつかってよろける。 傾いた体は自然と近くにいた縁の胸に飛び込んで ぽふ、とその胸に顔を押し付ける形となった。]
(248) 2018/08/26(Sun) 17時頃
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成績なら頼りっぱなしだよ ……ってハナシじゃ、ないんだよな 無理してるつもりはないけどさ、………
[ 自己管理は最重要事項だから>>189、 “ 選手として ”無理なトレーニングはしない。
……日常においてもそのつもりではあれど、 思うように走れない鬱憤だとか、焦燥だとか。 あるいは、原因不明のもやもやだとか。
吐き出しようのない澱をロードで晴らすのは あまりいい事じゃないとも、正直思っていて。 ]
(249) 2018/08/26(Sun) 17時頃
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……夢叶えるって、ムズカシイよなぁ
[ 相手の密かな夢を知ってか、知らずか。
結局、諸々引っくるめて飛び出したのは 少し飛躍したようにも取れる、そんな言葉。 一言きりのセンチメンタルは、喧騒に融ける。
とはいえ双方、うじうじした性格でもなし。 次の瞬間にはもう、いつものじゃれ合いだ。 ]
(250) 2018/08/26(Sun) 17時頃
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綿飴?俺甘いもの好きだよ 量が多いけど食べたくなるの、分かるし
わかった、残りはありがたく頂くから 池田は好きなだけ綿飴満喫するといい!
[ はやく、と言わんばかりの池田に逆らうでもなく 引き寄せられるのは、目当ての品を売る屋台。 途端、機械の音とむわりとした熱気を感じる。
キャラクターの数々が刷られた外袋を指差し、 池田はどれがいいんだ?と一言尋ねただろう。 ]*
(251) 2018/08/26(Sun) 17時頃
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ご、ごめんね。
[ 押し付けた低い鼻を抑えながら上目遣いで謝罪する。]
ここで待ってるより 歩いて探した方が会えそうかなあ。
[ ののかもきっとどこかで待ってるのは大変なはず。 幸いこの祭りには他の塾生も参加しているようだから 誰かに会えれば目撃証言も得られるだろう。]
(252) 2018/08/26(Sun) 17時頃
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ちょっと一回りしてみない? どこか皆で集まってるかもだよね。
[ SNSに反応はあっただろうか。 賛同を得られればそのまま連れ立って歩き始めただろう。
その後ろに、探し人の影があるのも知らずに。>>240*]
(253) 2018/08/26(Sun) 17時頃
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>>245
七海か。塾を出たのは俺らと変わらないくらいだったと思うけど。途中でバラけちゃったんじゃないかな。
[周囲を見回すこころ>>245に合わせて、同じく人混みの中に視線を走らせる。]
まあ、俺自身もいつの間にか一人になっちゃってたんではあるけど。
(254) 2018/08/26(Sun) 17時半頃
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[よかったらしい。
苦手って言われるよりは否定される方がいいよな。 心の窓を覗けるわけでもなし。
人の噂は思っているより本人に届く。 決してまだ長くない人生の道の上、 いち早く転機を掴んだ彼女。
道端の石ころがひとつ歩いてどっか行ったと思ってくれればよし。 さあ笑えよレディ。 君の笑顔は可愛いんだぜ。
シャイ眼鏡は一人頷く。]
(255) 2018/08/26(Sun) 17時半頃
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[まるい瞳が細まったとおもったら 迷子確保宣言、そういうとこだぞ] いや、いやいや ちげーし
迷子じゃねーし
一割なあ……
[本物はズルいな!
河野蓮を一割求められたわけでもないのに 都合よく変換しそうになる。 お年頃の男子は単純なのだ。
そんな妄想も程々に。]
(256) 2018/08/26(Sun) 17時半頃
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[ 道ゆく最中、少しだけ開いた空色のスマホ。
眼鏡包囲網には少しだけ吹き出したけれど、 こころの探し人は、いまだ見つからない様子。 ]
『 邪魔しちゃって、ごめんね 』
[ 先程拾った、探し人の言葉>>0:164が過ぎる。 池田にさえ一人の印象がないと言われるなら、 塾でしか会わない七海は尚のこと思うはず。
因当人がどう思っているかを置き去りに、 距離を置かれている可能性に、漸く思い至る。
あのコメントも、きっとその一つなのだろう。 ]
(257) 2018/08/26(Sun) 17時半頃
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[ 今更真意を思い出そうとしてみても>>0:183、 一度逃した言葉は、やっぱり戻って来ない。 ]
( ……俺、実は言葉足らずだったりする? )
[ 思えば結局、中学時代の邂逅についても。
うすうす相手が七海だと気づいていながら、 自分は彼女に、何も言っていないじゃあないか。
顔の似た姉妹は居るのか、と尋ねた事があった。 あの時と今で、あんまりにも見目が違うから、 自分たちのようなパターンすら疑っての問い。 ]
(258) 2018/08/26(Sun) 17時半頃
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[ はぐらかしたつもりは無かったけれど、 尋ねた訳を訊かれても、釈然としなかったろう。 自分で解っていないモノは、答えられないから。
……自転車馬鹿、無神経ここに極まれり、だ。 ]*
(259) 2018/08/26(Sun) 17時半頃
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[一割で渡せるものといえば イケダ師匠との授業料で得た 黒い雷チョコレートぐらい。
すまない、財布のライフはゼロに近いのだ。
二個、七海の方へと放りなげた。]
一割の御礼、 お納めください。 うまいっす。
[世界の常識です。
サムズアップを七海に投げかけた。
頭の中の俺は溶解炉にそのまま沈んでいく。
というのに。 七海は再び声を投げる>>201]
(260) 2018/08/26(Sun) 18時頃
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花火?
行くけど。 七海も行くだろ?
[行かない選択肢があると思っていない。 また後での代わりに手をあげた。
世間は最後の夏で盛り上ってる。
自分と離れたあとの彼女達が繰り広げる マーマレードみたいな青春群像劇を知りもしない。
呑気にモブ眼鏡は 次のプロットをこさえながら再びスマホに向き合うのだ]
(261) 2018/08/26(Sun) 18時頃
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[ヨスちゃんエニちゃん ヤマさんアオさん
どこにいるの。
ぼくはそろそろ心臓が張り裂けそうです。 ナンパするとか誰が言ったんだよ。
軽くなったお財布に無理させるわけにもいかず 少し休憩。
花火までは時間はある。
少しだけ、塾の鞄からノートを取り出した。
うん、一割。 同じこと言わせても
やっぱ本物には勝てないな*]
(262) 2018/08/26(Sun) 18時頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/08/26(Sun) 18時半頃
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― 神社:参道―>>248>>254
えーと、そんで。
[七海を探す、という話は纏まった筈なのに、自分からもこころの方からも動き出そうとはしなかった。理由を探すとするなら、何か抑えるように自分で手を握る彼女の仕草>>97が視界の片隅に入ってしまったせいなのだろう。]
……じゃあ、行こうか。
[つかの間というにはずいぶん長い沈黙。何人もの参拝者が二人の横を通り過ぎて行く間に、暑さはやけに増してくるようだった。はっきりしないもやもやを振り切るように、そう一言だけこころへ告げた、直後。]
(263) 2018/08/26(Sun) 18時半頃
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[不意に、衝撃が胸元に伝わってきた>>248。一歩だけ後じさったものの、彼女の身体を受け止めて、見下ろせば淡い髪色のつむじまでが目に入った。]
あ、……と。
ごめん、ぼーっとしてた。
[こころに見上げられるのと>>252、反射的に返した声との間はそう空くことはなかっただろう。余所事を考えていたのは間違いなく、思わず漏れかけた内心の声を抑える方に気持ちが向いていたのだ。]
(264) 2018/08/26(Sun) 18時半頃
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[ こんな、小さかったんだっけ。]
[ こころって。]
[ いつの間に、こんなに違っちゃってたんだろう。]
(265) 2018/08/26(Sun) 18時半頃
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[思考をあらぬ方に投げ飛ばしたのも、そのまま飛び去るのを押し留めたのも、こころの声だった。 歩いて探した方が、と提案する言葉>>252。 そちらにははっきりと思考を取り戻して答えることが出来た。]
ん、そうだね。 七海も、誰かに出会ってるのかもしれないし。 何人かで固まってるなら回ってみた方が早いと思う。
[こころが続けた言葉>>253に同意を示して、参拝者の流れに混じって歩き出そうとする。 ただ、その前に。 エニシ自身でも思いがけなかった行動を、少年は取っていた。]
(266) 2018/08/26(Sun) 18時半頃
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―神社:参道―>>253>>266
手、つないでくれるかな。
はぐれちゃったら困るし。 こころが俺まで探すことになっちゃったら、困るだろ?
[いつも探されるのはこころの方ではなく、エニシの方だったから。そんな建前で彼女の手を探して、最初に掴まえたのはきっと手のひらではなく手首だった。*]
(267) 2018/08/26(Sun) 19時頃
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