人狼議事


268 オリュース・ロマンスは顔が良い

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【人】 銀行屋 ザーゴ

[5年前。
この街に不動産を所有していた顧客から、資産整理の過程で手放したいと相談があった。
立地、間取りとも、別荘としてのまま売却するのは難しそうなそれを、

旧い友じ──知人…?──友 ? 相手にとっては知人?のアリー・バッシャールに仲介したのが、オリュース市との縁だった。
時計屋として生まれ変わる前のその建物の確認と手続きを、現地に赴いてしようと思ったのは、いつもなら絶対しないはずの出張。


それから毎年来ることになるとは思っていなかった]

(220) 2019/07/27(Sat) 04時半頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

 …………

[たどり着いたが、目に入ったのは『close』の札>>66
以前はなかった立派な時計屋の看板が静かに店主の帰還を待っている。
閉ざされたドア。

イフタフ・ヤー・シムシム。
開かない]


 アリー?

[靴のつま先でノックしてみるがしかし返事がない。ただの不在らしい。
連絡もしないで訪ねた自分のことはクローゼットに片付けて、涼みたい時にいない役立たず、と罵った。

ホテルはまだもっと、ずっと坂の上**]

(221) 2019/07/27(Sat) 05時頃

銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。

2019/07/27(Sat) 05時頃


【人】 公証人 セイルズ

 全く、この街から路面電車がなくなるなんて
 考えられないことです。

 ハワードさんならきっと私よりも電車の風景をご存じだ。


[真っ赤な二両編成が左から右へと流れていくのを眼鏡の奥で追いかけ。年上である彼の方がきっと乗った回数は総じれば多いのだろうと思いふけ。>>173
自転車で駆けまわる姿は想像できぬものの。

子どもでなくとも憧れますね。など続けながら
言葉を選びとは悩むものだが。

上向きの唇に良好を勝手に感じとりて]

(222) 2019/07/27(Sat) 09時頃

【人】 公証人 セイルズ

 確かに、私の仕事も随分変わりました。
 夜も明るいからか、昼との境目がなくなったようだ。


[彼の仕事はどうだろう。
広告を見て、からインターネット上での評判を聞いて。というものは何処の業界でも増えた話だ。その分、時間というものにも囚われなくなったのだが。彼の考えに同調する身もまた若さが足りないのかもしれない。]

(223) 2019/07/27(Sat) 09時頃

【人】 公証人 セイルズ



 …すみません、如何にもこうにも。

 ……いや、ハワードさんの方こそ詩人ですね。
 文章に触れる仕事をしているというのに私は…うん。

 お恥ずかしい。


[今からでも遅くない。
その言葉で伝記を綴ってみませんかと勧誘しかけた身は頭を掻き。無表情ながら眉を少し下げた。思う相手、彼には居るのだろうか。この紳士的な老人の思い人――

夫人の話はそういえば聞いた事がない。
邪推になるが彼にもし思い人がいるのならそのひとはきっと美しい人だろう。彼と同じく生きた姿勢が]

(224) 2019/07/27(Sat) 09時頃

【人】 公証人 セイルズ

[郵便局の中もこの時期、人は多い。
人が筆を持つ回数が減ってもまだこれだけ此処を訪れる人はいるのだ。目的地までのたわいのない会話。涼んでいくという彼になるほどと暑さを拭いつつ、思いながら窓口へ向かおうとして]


 そうだ、…ハワードさんもぜひ
 思い相手との空を今年の空はきっと綺麗ですよ


[眼に止まったのは街の空を写した写真。
この時期に合わせて貼りだされるそれらを眼鏡の奥で追いかけ。最も思う相手といれば空を見ぬとも輝くかもしれないが。と

少しばかり夢見がちな事をぼそっと綴りつつ
失礼と会釈をして背を向けた*]

(225) 2019/07/27(Sat) 09時頃

【人】 公証人 セイルズ


[仕事の書類を詰めた封筒を出し。
それから、隣の便せんを見た。空を写した切手を取った。そういえば送った手紙はどうなったか>>134戻りが不確かな相手だ。何時でもいい。だが戻ってきたら連絡をして欲しいと綴り。

家のポストに投函された其れは
夢物語のような船乗りを見ている。
彼のいう現実を理解しきれていないのは子どもと同じ。

鞄に入れたままの原稿にと手が触れ、一度首を振って切手を購入した**]

(226) 2019/07/27(Sat) 09時頃

公証人 セイルズは、メモを貼った。

2019/07/27(Sat) 09時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[夕方までに見つけておけよ>>201
[見送る声を背中で受けて、軽く片手を上げる]

[はいはいわかってますよーだ]
[食いたいもん考えとけよ]

[そんなこと、言わなくともそれだけで伝わるだろう]

(227) 2019/07/27(Sat) 13時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[いつもならそのまま立ち去っていたのに]


 ――――――。

[ふと立ち止まって、振り返る]

[視線の先]
[彼>>214はまだこちらを見ていただろうか]

[もし、目が合ったなら―――]
[悪ガキのような笑みを浮かべて]
[似顔絵を掲げて見せる]

[見つけたら連絡ください]
[そう、ただの……念押し、だ]

(228) 2019/07/27(Sat) 13時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

-- 迷い猫探して --

 あのー、ちょっといいすか?
 迷い猫探してんすけどー。

[通行人に声をかけ、似顔絵を見せる]
[見た人は大概、”ね…こ…?”と言いたそうだが]
[最後には、猫だなと理解してくれる]
[顔だけは美猫に描いて貰ったおかげだろう]


[…いいや、もしかしたら]
[顔だけは本当にかわいいのかもしれない]
[いつもいつも探し回ってる小憎たらしさが余って]
[己にだけふてぶてしいぶちゃ猫に見えている…]
[……………のかも?]

[サイラスが言ったことが真実なのか]
[考えかけて、強く首を振った]
[あれが本当は可愛いとか、ナイナイ、ありえない]

(229) 2019/07/27(Sat) 14時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[しかし、聞き込みの結果は振るわない]
[あんな巨猫見たら忘れないはずなのに目撃談は少なくて]
[なぜだろう?と首かしげ歩けば]

 ぁっ?!

[木彫工房の主人と一緒に歩いているのを見つけた>>216
[おとなしく連れ添っているように見えて]
[あれじゃまるで飼い主と飼い猫]
[迷い猫、にはとても見えない]

[それにしても……]
[己に対するのとは違っておとなしい態度の巨猫に]

(あのままうちのアパートまで行ってくんねーかなー)

[なんて人任せにして一度見過ごした]

(230) 2019/07/27(Sat) 14時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[木彫工房のサガラさん]
[以前、港から装飾品の修理の仲介を頼まれたとき]
[直せないかと持ち込んでからの顔見知り]
[親の世代がこの街に移り住んだと聞いて]
[己と同じだと勝手に親しみを感じていたりする]

[彼なら大家も訝しむ事なく有り難がってくれるだろう]
[俺も飯をおごらずに済むし、いいことづくし……]



[…………違う!]
[俺が連れ戻さなかったら家賃が!]

[即座に回れ右]
[見過ごした一人と一匹を間を開けてついていく]

(231) 2019/07/27(Sat) 14時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[それにしても、だ]
[己の顔を見たらマドンナは絶対逃げる]
[どうしてやろうと考えあぐねていたら]
[目の前に飛び出した木の枝に気づかず突っ込んだ]

 ――――っ!!

[声をあげるのは堪えられたけれど]
[がさがさばばば]
[物音は止められなかった]

[はっと振り返った巨猫と目があった時はもう遅し]
[フーッ]
[威嚇して、体毛を半立ちにしてる]
[いや参ったねこりゃ]

 サガラさん、ども。

[あちゃーって顔のまま、知り合いの工房主にこんにちは**]

(232) 2019/07/27(Sat) 14時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2019/07/27(Sat) 14時頃


【人】 朝茶会 ソウスケ

――猫の向くまま――

どちらにお向かいでー?

[気ままなお嬢さんの背を追いながら話しかけてみるも、特に返事はない。
 行きたいように行かせているだけ。警戒されていないというより足場が動いてついてきているくらいのもので、気にも止められてないというのが正しそうだ。
 が、時々他の人目を感じるのか、ひょいとジャンプして塀を降りたり登ったりする。
 落ち着かない様子にどうしたことやらと思っていれば、唐突にがさがさと梢の鳴る音>>232。]

(233) 2019/07/27(Sat) 15時頃

【人】 朝茶会 ソウスケ

[さすがに驚いたか、お嬢さんはふんわり長毛をふっかふかにふくらませて威嚇する。
 どうどう、と落ち着かせてみようとするも、一度生まれた警戒心はなかなかおさまってくれそうにない。]

どうもー。
……もしかして、探し猫?

[失敗がありありと顔に出ている便利屋さんに、同じく困ったねえと笑ってみせた。]

(234) 2019/07/27(Sat) 15時半頃

【人】 営利政府 トレイル

 ― 回想・ある冬の夜 ―

[子供の頃から憧れていた車掌になり、風景画の中でもオリュース市電の顔めいて笑みを撒いてもいるが、当然制服に着られていた時期もあるのだ。
 アナウンスを噛んでしまったり、案内する地名を忘れてしまったり。だから傍目から見れば客の寝過ごしを見逃したことも同じミスにラベリングされる筈。――― 特別に覚えているのは己だけ。

 往年のテレビドラマで見たような執事の出で立ち。時代錯誤な筈なのに市電のレトロな内装に良く映えた。車窓に流し込まれた星空を背景にした肖像は、彼が夢を見る前から眼を惹いた。>>191
 やがて一人二人と降り、車内に客は彼と己の二人になる。

 電車に揺られる乗客としての彼。
 肖像を見つめる観客としての己。

 最初に手を置いたのは肩ではない。
 座席の背凭れに手を掛けて彼の顔貌を覗いた。
 傾く上背とその頃まだ短かった髪、起こさなかったのは不手際ではなく故意だったのだ。

 平謝りの訳は正しく罪悪感。]

(235) 2019/07/27(Sat) 15時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[年輪を重ねた重厚さが彼の正装から香っていた。
 当時二十歳程度の若造には無縁の貫禄としなやかさ。

 座席から肩に五指を移動させるまで酷く時間が掛かった。
 異性相手でも然程意識しないのに、触れて良いのかと何故だか躊躇ってしまったのだ。
 渇きを覚えた咽喉を絞った声も上擦りがちで。]

(236) 2019/07/27(Sat) 15時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[目を覚ました紳士は見てくれ通りに好々爺であった。
 年若い己の不出来を詰るようなこともなく、己が見失いがちの節度を示してくれた。その上、優しい嘘で以って己を立ててくれることも忘れず。>>202
 彼は寝起きだと言うのに、声も穏やかで、姿勢も良かった。他人へ無条件に好感を与える人物とは、彼のようなことを言うのだろう。]

 私は……、このまま仮眠をとって始発から乗務します。
 ですから、気になさらないでください。

[クレームに発展しても可笑しくないのに、逆に労われて言葉に詰まった。何処までも紳士然とした立ち振る舞い、乗客を目的地まで快適に運ぶ己の職務と通じるものさえ覚える。
 違ったのは手袋越しに覚えた指の太さ。力仕事も多い己の指は布越しにも節が目立つ。

 ――― 彼の手を取り上げるのもきっと難ではない。]


 私には勿体ないお言葉です、
 またのご乗車を、心よりお待ちしております。


[妄想を捕まえる代わりに緩く握り返した。
 紳士の作法に倣って誤魔化し、それでも声は本音を告げる。]

(237) 2019/07/27(Sat) 15時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[紳士に抱いた不思議な感覚。
 己は其れに憧憬と言う名前を付けた。
 ……全くしっくりこなかったが、ああなりたいのだろうと自身を納得させて。

 なにせ人に抱くのは初めての感覚。どのラベルを貼れば良いか分からない。とりあえず憧れに分類し車掌の次の夢に据えたが、正しかったのかは今でも計りかねている。

 一応、人並みに恋人がいたこともあるし、友人も少なくない。だが、熱心に一人を探してしまう引力は未知のものだ。
 強いて言えば子供の頃、街中を走る赤い二両編成を追い駆け続けた感覚に似ている。

 いや ――― 、それより、もっと。**]

(238) 2019/07/27(Sat) 16時頃

【人】 執事 ハワード

[セイルズの指摘は純粋に、生きている時間の差、であろうに。>>222上向く唇が音を紡ぐのが一泊遅れ、相槌に留まるのは、自身がよく知る"電車の風景"を思い出し、過剰に意識してしまったから。
左胸のあたりをそっと片手で押さえる。

『叶うなら一度、運転席に忍び込んでみたいものです』と、世間話のひとつのように返し。]

 おや、昼夜の境目を失うのは感心しませんな
 とはいえ他人の進捗や予定に合わせての仕事となれば
 やむなしというところ、でしょうか

[疲弊している様子は見られずとも、変則的な勤務、彼の職務を思えば昼と夜、公私の境目が曖昧になるのは理解できるとも。どこかしみじみと同意することで、此方の仕事も近しいのだと伝わるだろうか。]

(239) 2019/07/27(Sat) 16時頃

【人】 執事 ハワード

[眉を下げる様には、やんわりとした否定を交える。>>224
詩人なんてとんでもない。そういったものには無縁だと。

伝記の誘いまで続いたなら、"引退したら考えてみます"なんて答えたかもしれない。
本気の度合いなぞ欠片もない調子で。

邪推を働かせる横で、郵便局の扉を開き彼が進むのを待つ。
ともすれば仕事に没頭し時間を忘れ兼ねなそうに見える青年が、公私を分ける何か──趣味であったり、共に星を見上げる誰ぞ、が傍にあればいいと願いながら。>>225]

 ……はい? は、は。左様でございますね
 そのような機会が私なぞにあるか解りませんが……

[写真へと視線を向けるセイルズを凝視しながらの相槌は、先より明確に間が空いてしまったが、その後の表情が崩れることはなく。

諦観めく一言に翳りがないのは、はなから期待していないから。ありえない妄想を夢見て、期待に胸を膨らますような純真を持ち合わせる歳でもない。]

(240) 2019/07/27(Sat) 16時頃

【人】 執事 ハワード

 
 やはりセイルズ様こそ、詩的センスがおありだ
 詩でなくても、もっと読みたいと思いますよ
 
 雑誌に綴られているような客観的な事実に混じる
 セイルズ様の裡から湧く言葉の連なりを
 
[だから、尚更。
眼鏡の奥に、胸の底に残る童心と浪漫が眩しく、微笑ましく感じるのだろう。社交辞令ではなく率直で心からの想いがどう届いたにせよ。眦を細め、所用を済ませる間はじっと背中を見守るようにその場に佇み。

何かを躊躇するような仕草が見えた気がしたが>>226
ここで追究するのも、と今は自重して、程よく汗も引いた頃合、用向きが済んだところで短い付き添いを終えたことと。]**

(241) 2019/07/27(Sat) 16時頃

【人】 執事 ハワード

── 停留所 ──

[冷房の効いた屋内から踏み出す先、とうに西日が傾きつつあっても残る熱気に軽く詰まる息を吐き、懐中時計で時刻を確認すると、帽子を被り直して停留所へと向かう。

──件の青年の名前や経歴、シフト等を調べることなど造作もなかった。まだ未熟で粗削りな部分もあるが、やる気に溢れ将来有望な新人、とは自身の顧客であり、彼にとって上から数える方が早い上司から耳にしたこと。

不可思議な夜についても、評判を知ればなるほどと、ひとまず納得できる範疇だったように思う。

……目覚めた瞬間の、気の迷いとも言える一時の感情の揺らぎだって。酒精の悪戯か、夢心地の中、幼い頃に憧れた車掌の姿を重ねて混乱しただけに過ぎぬだろう。

白手袋に覆われた下の、節呉れて力強さを湛えた指先を冷たく感じたのは自身の身体が火照っていたからだろうが、それだって酒の影響だ。他の要因なぞあるはずがない。]

(242) 2019/07/27(Sat) 16時半頃

【人】 黒い取引先 アリババ


 …………。

[──これは、いるな。>>193

お世辞にも聡いとは言えない自分でもわかる程、歯切れの悪さに吹き出しそうになるのを堪えた。
しかし今この話題を掘り下げられると、歯切れが悪いのは自分も同じ。

女店主の目もあることだし。
ここは誤魔化されておくことにしよう。]

(243) 2019/07/27(Sat) 17時頃

【人】 黒い取引先 アリババ


 作れない側からすると、簡単なもんじゃないんだよ
 でなきゃ、世の中工房職人だらけになってしまうだろ。
 既にある設計図通りに作ることと、
 設計図から作るのは全然違うんだ。

[持ち得る才能や技術は人それぞれ。
とはいえ、何かできるなら街の職人として参加したい気持ちはある。
眉を下げたり、目を輝かせたり。感情がそのまま表れるソウスケの慌ただしい表情を楽しげに眺めながら。>>203

 ああ、是非頼む。
 俺の方が暇してるから工房まで持って行ってもいい。

 オリジナル時計、とは少し違う気もするが……
 共同制作としてはオリジナルだな。
 それで、誰かに気に入ってもらえたら嬉しいね。

[どんな形でも、手を加えた里子が愛されるのは嬉しい半面。
あまり表立って名前を出したくないんだ、と。
以前酒が入った折りに、彼に零したこともあっただろうか。何気ない与太話だ、覚えてなくてもさして構わないが。]

(244) 2019/07/27(Sat) 17時頃

【人】 黒い取引先 アリババ


 まったく。
 行儀が悪いと叱られるぞ。

[間一髪。
助かったトマトに、話は一時中断となる。>>204
自分も二の舞にならないよう気をつけながら、サンドイッチを齧りつつ。
向かいで情けなく下がった眉には、子どものようだと揶揄する軽口を乗せて。]

 そういうソウさんも、
 これから明日の支度の追い込みだろう?
 サイラスもマーケット中は書き入れ時で忙しいしね。

 はは、また今度が楽しみだ。

[約束には確かに頷き、サンドイッチを咀嚼する。
ピークを過ぎた店内は静かで。開いた窓から入り込む潮と喧騒を含んだ風が、心地良かった。]

(245) 2019/07/27(Sat) 17時頃

【人】 執事 ハワード

[運行状況に狂いがなければ、間もなく赤い電車が路地の奥から姿を見せるだろう。
停留所には親子連れと思しき三人組と、少々露出が多く、目のやり場に困る女性の二人組。

女性客の背後を通り抜け、親子連れから更に一人分の隙間を空けて佇むこと暫し。
ふと、耳に届いたのは主に観光客を餌としているスリの噂。>>75
どうやらまだ捕まっていないらしい。

地元民に比べ彼らの方が現金を持ち歩いている可能性は高く、長閑な街並みと雰囲気が油断を誘うのも、こうした観光地でそういった犯罪が横行するのも世の常で、一介の執事風情が頭を悩ましたとてどうにかできることでもないが。

この時期、街を闊歩する際はできるだけそれらしい恰好で、尻ポケットにダミーの長財布を覗かせているが、"餌"に掛かる気配は──さて。]*

(246) 2019/07/27(Sat) 17時頃

【人】 黒い取引先 アリババ

[ボリュームのあるサンドイッチを完食すれば、提案に頷いた。>>212
店の迷惑も考慮したのは勿論のこと。懐中時計を確認すれば、連絡した時間が迫っていたから。]

 マダム、ご馳走様でした。

[会計に、少しだけ色をつけて。
ドアベルを鳴らして路地に出れば、照りつける暑さに帽子をかぶった。]

 ああ、そう伝えておくよ。
 それじゃあ、また。

[再び白手袋で包まれた左手を、閃かせ。
工房と別方向に向かうソウスケの背中を、呆れ気味に笑いながら見送った後。
自分は時計屋へ戻るとしよう。*]

(247) 2019/07/27(Sat) 17時頃

執事 ハワードは、メモを貼った。

2019/07/27(Sat) 17時半頃


【人】 黒い取引先 アリババ

── とある少年の、昔話 ──

[ある都会に、アリババ、と渾名をつけられた少年がいた。
由来は単純に名前をもじったのもあるが。成金の家の子という意味も含むもの。
父は貿易により一代でその財を成したという。
儲け具合から後ろ暗いことにも手を出しているのではという噂もあるが、少年は父の仕事にも金にも興味を示さず。

表向き和やかに対応しつつも、金に群がる大人や友人面した周囲に辟易して。
玩具を分解組立する一人遊びを覚えてからは、それに熱中する時間が多くなっていった。]

(248) 2019/07/27(Sat) 17時半頃

執事 ハワードは、メモを貼った。

2019/07/27(Sat) 17時半頃


【人】 黒い取引先 アリババ

[そんな折。
家族で夏のバカンスに訪れた、数十年前のオリュース市。
滞在中は父のツテで富豪の屋敷に世話になったものの。>>65
バカンスと称しても、商談ばかりの親について過ごすのは早々に飽き。バトラーの目を盗んで抜け出した屋敷の外。
都会にはないオレンジ色の屋根が連なる街並みに見惚れながら。
ふと目の前を過ぎった一匹の猫を追いかけているうちに、迷い込んだ坂の上の住宅地。

──そこで、同じ年頃の少年と出会った。

まだ何者でもなかったあの頃。
見上げた空の色は、今もまだ覚えている。]

(249) 2019/07/27(Sat) 17時半頃

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