人狼議事


219 The wonderful world -7days of SAIGAWARA

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【人】 呉服問屋 藤之助



(こどもは嫌いじゃあ無かった。
 近所の子らや、稽古場の子らとかもな、
     面倒を能く見てたもんだから。)


[嗚呼。
でも存外、子どもってのは狡賢い。
大人が思っているよりも、純真じゃあねえんだ。
>>@60淑やかな着物に能く似合いの、
控えめな笑顔の裏でも────。]


    ( ………>>@60ほうら、
      糸切りなんて可愛いもんじゃねえ
      鋏が がぱり、と口を開けた。 )
 

(127) 2017/06/20(Tue) 01時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


  (目には目を、歯には歯を。
   ───為ら、刃には刃を。)

[伝う、金属の冷たさをその儘載せたような。
宙空に固定されたように、切っ先を微塵も動かさない
白刃は、どうだい。在るだけで怖気を掻き立てるだろ。

>>@61>>@62
恐怖に塗り替えられるようにたち消える想像の種、
臆、それに気づいたってのに。

首元の”それ”を消しも、
(後ろにも、横にも。)引きもしなかったのが、

( 彼女らをこの儘にしといて好いのか。
  ……… ”悩んじまったのが”、
  臆。……理由は別にも在ったなァ。 )

              悪かったんだろう。]

(128) 2017/06/20(Tue) 01時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


(見開いた子らのひとみ。
 震えた言の葉になり切れなかったものを
 なぞるよう 「なぁ、」 と言葉を吐き出しかけ、)


   ……… きみらは、 ─── …。


            [ ……其の時だった。 ]

 

(129) 2017/06/20(Tue) 01時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


[>>@63下りた、ちいさな手。
彼女らの力が分からないなら分からないなりに。
警戒すべきだったのに、

(仲良さげなおふたりさんに、虚構感が渦巻いて
 仄暗い感情に何考えてたんだ、と消そうとして、)

         ───油断しちまった、のさ。]
 

(130) 2017/06/20(Tue) 01時頃

樫の樹の子ら リツは、メモを貼った。

2017/06/20(Tue) 01時頃


【人】 呉服問屋 藤之助


(震える掌に、耀くもの。
 短いそれは長物と違って目立ちやしない。
 もっと早けりゃ、気づきはしなかったろう。
 もっと躊躇いや、防げただろう。
 けれども、どっちでも無かったその軌道に
 気づくのは一拍子遅れ、見開いた目が手を、
 二刀を持ち上げるまで二拍子。

 くる、と返した柄が交差し、
 その掌を打ち 弾き落とそうとする迄は
 三拍子遅れれば、──道をずらすが関の山。)

            ……  ッ、
  
[模擬刀だとか───
居合刀みてえな刃物を扱ったわけじゃあない素人の、
そんな細っこい手なら本来作りもしない程には
致命には遠かれど、そこそこ深く───、]
 

(131) 2017/06/20(Tue) 01時頃

【人】 呉服問屋 藤之助


(本来の剣閃よりも可笑しな方向に
打ち込まれた短剣は、脇腹にずぐり、と埋まった。)

[弾み。
制御の箍を超えた、
少女らのか細い首を捉えた浮刀が、

    ───意思を持ったように、
       彼女らの首を横に薙ごうとした。]

(唖、と思う暇も無い儘、───滑らかに。
     引かねば両断をするような、火勢で。)*

 

(132) 2017/06/20(Tue) 01時頃

呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2017/06/20(Tue) 01時頃


【見】 手妻師 華月斎

―― Side:Twins ――

[ 本当に、無知であったならば
 首元から動いてくれなかった温度を>>128
 何かって、理解すらしなければ。
 こんなにも、怖いことはなかったのでしょうか。

 それは、きっと、違うの。
 多分、本能が
 こころじゃあない、どこかが
 それを、ひどく、恐れていて。>>128]

(@73) 2017/06/20(Tue) 01時半頃

【見】 手妻師 華月斎

[ なにか、を
 言いかけた声を、聴く前に
     突き出した。>>129 ]

(@74) 2017/06/20(Tue) 01時半頃

【見】 手妻師 華月斎

[ あなたの手の中に、それがあるなら>>131
 狙い通りに行くはずもない、なんて。
 考えるだけの知識もなくて。

 かよわい少女の手が、あなたに傷をつける。
 ほんの少し、ずれた道。
 初めての、誰かを刺す感触。
 気持ち悪い、よりも
 
 また、ぞわり、って
 迫り来る、終わりの気配>>132 ]

(@75) 2017/06/20(Tue) 01時半頃

【見】 手妻師 華月斎

[ “しにたくない” ]


[ 咄嗟に、逃げた。
 足の力を、抜くだけで良いの。
 刀からは、逃げられる。

 そうして、しゃがみ込んだ体勢から
 また、ぐ、と、力を込めて。


 走り出した。
 あなたに、無防備な背中を向けて。
 あなたに、終わりを差し出そうとしたくせに。
 終わりの恐怖から、逃げ出そう、って。 ]

(@76) 2017/06/20(Tue) 01時半頃

【見】 手妻師 華月斎

[ 歩幅の小さい、少女の脚で

 私たちより、ずっと大きな大人から


 逃げてしまおう、なんて。 ]**

(@77) 2017/06/20(Tue) 01時半頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2017/06/20(Tue) 01時半頃


【見】 手妻師 華月斎

[ 私たちの意識が逸れれば
 作ったものは、消える、から。

 逃げようと、
 それだけを、考えている私たちは
 あなたのおなかにある、
 小さな白刃の輝きを
 とどめることなんて、出来るはずもなくて。

 作り上げたもの、の、 
 消える音が、した。]**

(@78) 2017/06/20(Tue) 01時半頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2017/06/20(Tue) 01時半頃


【人】 樫の樹の子ら リツ

ナオ!大丈夫!?

[>>124程なくして、
暗黒カエルをまとめて沼におかえり
を繰り返しているナオを発見する。
先程から繰り返しているのだろうか、
少し疲れているようにもうかがえて。

走れば“おかえる”しそこなった足を踏みつけ。
声に気付いてこちらを向いたカエルに衝撃波を浴びせ。

たどり着いて、その手を掴むことができた。
離さないよう、しっかり握って]

『跳んで!』**

(133) 2017/06/20(Tue) 01時半頃

樫の樹の子ら リツは、メモを貼った。

2017/06/20(Tue) 02時頃


【人】 呉服問屋 藤之助


>>@76
 最初は、異物感。
 次いで来るのは、湧き上がる熱のような、
 最後に、全身を回る痛みは ”何の痛み” か。

 ─── ”一度目” で無い筈の刃疵は、
 けれど ”一度目” に覚えなどは無く。)

[咄嗟にしゃがんだ双つ頭。
抜かれた力に、空を斬る刀に安堵をする暇も、
そのような事を考える思考もみな、停止した。

ぐ、と再び灯された、少女らの足の力が奏でた、
蹴り出した混凝土の音も何処か遠くさえ感じた。

大人よりずうっとのろまな足音も、
その、次に切っ先を向けられたの為らどうするのだ
と、言いたいくらい無防備で、華奢な背も。]
 

(134) 2017/06/20(Tue) 02時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助


      …… 待っ、 ───、

[追いかけようと伸ばした掌から溢れた白刃、
少女を捕まえられなかった二対の浮刀、
皆な、はららと血色の花弁に成って──散って往く。]

( ……とめどなく赤を零し続ける怪我では
  見開いた玻璃が追おうとしても届かず、
  足の縺れて、下駄は滑稽な音を奏でるばかり。 

              ───届かない。 )
  

(135) 2017/06/20(Tue) 02時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助



 ( ……臆、 痛みなんて無いほうが、好い。
        ─── ほんとうに。 )

 

(136) 2017/06/20(Tue) 02時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助


[数日前。
駅の前で耳にした話が
ふ、と駆け巡ってくのは何故やら。
群衆の目がない事はこの時ばかりは助かりながら、
カタミ薬局よりもやや上のミラーズロードの中途。

流れ出す緋色を戒めるように、
緩めた帯をきつく、締め直した。
──黒地に滲む赤の目立たなさに安息ひとつ、
肺から吐こうとするだけで、ずぐずぐと脇腹が痛む。

 「きみらは、その手でひとを殺して迄。
       生き帰りてえ、と思うのか。」

詰る心算でも、責める心算でも
殊更、説法ですらない、純粋な興味を浮かべかけた
問いは空に浮いたまんまで、

      ─── 傷口の熱が、掻き消した。]

(137) 2017/06/20(Tue) 02時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助



 ( …断ち切りそうになった命が留まった、
    椿の華が、落ちなかった。
    その事に覚えた虚脱感と言うものを、
    ぼう、と、考えて、───。 )


[ 今、真に無防備なのは誰なのやら、と。
(ひとか、けものか、襲われでもしたのなら、)
     ───── 考えて、にがわらった。 ]*

 

(138) 2017/06/20(Tue) 03時頃

【人】 座敷守 亀吉

[と、地を踏み、もう一つを踏んで。
くる、遠心力の勢いを乗せたままの刃を黒い蛙に振り抜いた。
一対一を想定しての修練と同じ動きをしているのでは、間違いなく餌食になってしまうと踏んでの事だった。]

 数が多い上、随ッ分と頑強な。
 確かに先に聞いていたとは雖も…!

[先生から意識下できていた、強かになっているように見える、と云う意味合いの言葉を軽んじた訳では決してない。>>57
それでも、『有難う、だが竜こそ気を付けて、』などと軽く云って返していたのは、此処まで強かだと思っていなかったからだ。

何せ、一回の両断程度では生きている有様だ、最早執念で存在しているとしか思えない。
15匹目を斬り落としながら、少し上がり始めた息を吐き出して、次、と切り払った瞬間、全くの無疵だった黒蛙が一匹消えると云う違和が起こった。]

 は、…え?
 

(139) 2017/06/20(Tue) 03時頃

【人】 座敷守 亀吉

[青年は、それとなく訳を察した。
疵を負う度に刃の色が変わっていくのを横目に見ていたから。

他の誰が怪我を負っていようと、抜けすらしなかったと云うのに。
突然のように緋く変わっていた刃と、先程まであった緩い倦怠感が失せたのだ。]

  (先生に何か、あったのでは、)

[考えが当たっている事など知らない。
幼子からの攻撃など、知りもしないからこそ。>>131

  『 ── 君は、今何処に居る?』

そんな言葉を意識下に放っては、ざ、黒い影を又斬って捨てていた。]*

(140) 2017/06/20(Tue) 03時頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2017/06/20(Tue) 03時頃


トレーサー キルロイは、メモを貼った。

2017/06/20(Tue) 03時頃


【人】 呉服問屋 藤之助


( ……それを見越しでもしたように、
  >>140聞こえたかれの声には思わずに
  ───苦味を増しざるを得んだろうよ。 )

[是が電話のようなものとは違って好かった、と、
ひとめを憚らないからこその建物の影。
路上に腰を降ろしながら、心底思うのだ。]

(これも、明日迄の辛抱。
 凌げれば、なんでも無いこと。
 ……でも、知っちまったら、かれはまた。)

[なんでだろう、なァ。
輝久でも無くても、心配されちまいそうな事くらいは。
分かってしまったもので、なるだけ念話には
伝わらないよう、痛みを押し殺して、──。]
 

(141) 2017/06/20(Tue) 03時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助



 『……あ? 
  取り敢えず北のほうに向かってみようと
  している最中だよ。

            ───きみは。』


(無駄な抵抗にも、程がある。
 嘘は吐いてはねえが、曖昧に場所を濁した。
 >>140きみだけじゃあなく、この身に怪我を
 負ったときも曝されちまう、──なんて知ったら。
 昨日の土竜でも思い出して、埋まりたい気持ちに
 なるには違いないんだろうが、──……。)

 

(142) 2017/06/20(Tue) 03時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助


 (   ……ふ、ッ と、何となく。   )


 『変な事聞くみてえだけどさ。
  きみはさ、他所様を手にかけて迄。
  ───生き返りたい、と思うような事はあるか?』


[「何となくだよ、何となく…。」

取ってつけたように空を仰ぎながら、
然の返事が何うであれ、此処に腰掛けるのは小休止。
──それ以上の意味合いなんてのは、無かった。]

 (かれを帰すのだけは、
  我儘だとは言え諦めちゃいけねえ気がして。
  その裏で、── …… 臆。
        是は未だ、秘しておこう。)*
 

(143) 2017/06/20(Tue) 03時半頃

呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2017/06/20(Tue) 03時半頃


トレーサー キルロイは、メモを貼った。

2017/06/20(Tue) 04時頃


花売り メアリーは、メモを貼った。

2017/06/20(Tue) 07時半頃


【人】 トレーサー キルロイ

─ 5th day/九想屋近辺路地裏 ─

[頭がいたい、ぐらぐら揺れる。
 それでも自分は死ぬ気はなくて、死にたくなくて、
 死んでいるというのになんて滑稽な。

 手についた赫がどんどん体温を奪っていく。
 指先がより冷え冷えとして、ああ、早くこれを
 どうにかしなくてはなんて思えるのに。
 頭がうまく働かなくて、体がワナワナと震えて、
 そんな時に聞こえた、ペタペタ、という
 何かの足音にすら肩を跳ねさせて]

(144) 2017/06/20(Tue) 08時頃

【人】 トレーサー キルロイ

   う   わあああああっ!!!!!


[咄嗟にそのW音Wの方へと繰り出した氷槍。
 いつの間にかここに辿り着いた
 帽子を被ったペンギンの姿。>>@22>>@68
 は………、と荒く息を吐き出して、
 不意打ちで攻撃したそれにトドメを刺すべく
 氷槍の急襲で壁に縫い付けられたそれに
 近付いていき、新たに精製した氷槍で
 それを更に二度、三度、四度。

 幾度となく刺して、刺して、刺して。

 消えてしまったノイズ、その後に残った
 小さな帽子と巾着とを拾い上げる]

(145) 2017/06/20(Tue) 08時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[その小柄なノイズのサイズの帽子は
 愛らしい子豚を描いたバッジ>>@22
 対の王のバッジといい、コレクターには
 バッジにご縁があるというのだろうか。

 巾着の中身も確認して、
 一応ポケットの中に突っ込んだ。
 エンゼルピギーズのバッジの付いた小さな帽子は
 そのまま気まぐれにベルトループに括り付けて]


  (確りしろよ、俺。
   ………生き延びるんだろ?)


[ふらり、覚束ない足取りで、
 九想屋への道を、歩く]*

(146) 2017/06/20(Tue) 08時頃

トレーサー キルロイは、メモを貼った。

2017/06/20(Tue) 08時頃


【見】 死ね死ね団 サミュエル

[何がしたいのか、って?
僕にもよくは分からなかった。

(見た目通りの年齢かと言われれば、言い澱むものの)
多分、つるんでいる死神の中では新参の部類に入る。
とはいえ、迫り来る死で露わになった
人の本性ばかりはよぅく見ていて、

僕自身も、例にもれず、その一人だったわけで。

何だろうね。
少しばかり、情けなくなってしまったのかもしれない。]

(@79) 2017/06/20(Tue) 08時頃

【見】 死ね死ね団 サミュエル

―5th Day:中央エリア/カタミ薬局前―

[と、感傷に浸る暇も、今日のサイガワラは与えてくれなかった。]

 ……これ、誰の仕業?

[僕の手に握られていたのは、黒いカエルの足。
とはいっても、僕が出したものでもなく、
見知った雑魚という訳でもなく、
もっと言うなら、敵意を持って攻撃してきたものだから。

些か機嫌を悪くした僕は、その足を握って、
こちらへ仕掛けられた攻撃を、全部、そのカエルに返してやっていたわけだ。

力ばかり強くても、知能はさほど高くないらしい。
腕を切り落とさんとする痛みは、カエル自身の腕を切り落とし、
肉を抉る痛みは、カエル自身の肉を抉る。
それでも懲りずに鳴き喚いているのだから、憐みすら覚える。]

(@80) 2017/06/20(Tue) 08時頃

【見】 死ね死ね団 サミュエル

[とまぁ、そんなことを繰り返していたなら、
ポケットに入っていた携帯が鳴った>>@72わけで。]

 もしもし?……あぁ、昨日ぶりだね。

[相手は、あの惨劇を繰り広げた死神その人。
あぁ、それについて咎めたりするつもりはないよ。
ただ、機嫌は直った?なんて聞くぐらいはしたかもしれないね。]

 あいつらって、ポニーテール……じゃないな。
 ドレスの子たちのことだよね。

[何度も何度も振り下ろされていた鉄パイプを思い出す。
彼女たちに何かしら思うものがあったのだろうか。
とはいえ、それに触れることはせずに、
ただ、見たものを彼に伝えたことだろう。

一応、僕だって死神だからね。
変に情を入れてしまったとて、参加者側を庇うような真似はしないさ。]

(@81) 2017/06/20(Tue) 08時頃

【見】 死ね死ね団 サミュエル

 多分、暴れたりない君にとっては喜ばしいニュースだよ。
 彼らは、件の『強い魂』とやららしいね。

[ご感想をどうぞ、なんて茶化す僕の声は聞こえたかな。
手持ち(文字通り)のカエルがギィギィとやかましく暴れて、
その度に苦悶の声と傷が増えていくものだから、
舌打ちをして、僕は弱り切ったそれを無造作に放り投げた。

その先にいた、お気に入りのサメのノイズが、
ぱくり、と一口でそれを平らげたことで、漸く静寂が戻ったことだろう。]

 彼ら、君の鼻っ柱をへし折ってやる、って息巻いてた。
 後ろから殴られないように、気を付けてね。

[とはいえ、彼は僕よりずっと荒事に慣れているから、本心からの心配ではない。
揶揄うような調子で、その言葉を投げれば、さて、
彼はどんな反応だったろう?]

(@82) 2017/06/20(Tue) 08時頃

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