255 【ヤンストP村】private eye+Violine
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全
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[牛――いや、豚。 肉質の味わいとしては、それらに近い。
よく噛むと香辛料の味付けが唾液で薄まり 少しだけえぐみが感じられるだけ、 猪が近いようにも思えて
初めの食感と咀嚼してからの印象が変わるなんて。 でも――――――]
(207) 2018/12/08(Sat) 02時頃
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これ、………や、ぎ…じゃ
[これは、山羊じゃないだろう。
そう告げようとしたのに、なんだか。 頭がぼうっとしてくる。
食感、風味、後味。 抱いていた感想の一部が抜け落ちて。 味わった時に感じたもう一つの感想だけ 囁くフローラの声と共に、鮮明になる。]
(208) 2018/12/08(Sat) 02時半頃
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[赤身は筋肉。 この“ ”は“メス”だから硬すぎない。 脂肪が剥離していないのは “メス”特有で、柔らかくって。]
ああ、……とても。 こんなに美味しい肉――たべたことがない……
[ほう、と息が出る。 あんなに薄かった食欲が、込み上げてくる。 取り皿に多く分けてもらった肉を掬い、 胃が喜ぶ幸せに目を細めさせる。]
(209) 2018/12/08(Sat) 02時半頃
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[これが“そう”とは知らないけれど。 知らないまま、知らないから、 喜んで食べているのだけれど。
キングスが獣ではなく人間を主食とするのは きっと、 当然だ。
―――だって、こんなに美味しい。]
(210) 2018/12/08(Sat) 02時半頃
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[花に止まった蝶は。
( 柱が崩れ落ち ) ( 熱線に割れる硝子窓 )『虫かご』 ( 溶け崩れる天井 ) の 中にはいない。
だって、鍋のメインディッシュになってしまった。 アポロの口から入り、一つになってしまう。
愛した女を煮込んだスープは、 骨で出汁まで取られて、 ただ一つの部位は 玄関に置かれた鉢植えの肥料となる。]
(211) 2018/12/08(Sat) 02時半頃
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[ ああ、――美味しい。 こんなに美味しいなら。
なんの肉だって、良いじゃないか……
思考力が薄められている今、 違和感なんて、どうでもいい。 うまいものを食い、 幸せを得ること。
生きているって、こんなにも。 尊いものだったのか………]
(212) 2018/12/08(Sat) 02時半頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/12/08(Sat) 02時半頃
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………ああ、いいのか? お前もちゃんと食べないと。 大きくなれないだろ……
[なんだろう。 傍にいるフローラはずっと年下なのに。 ラベンダーの花弁を差し出したあの時のように 幼く、愛らしく、 “心を隠さない”姿で見えていたのに。]
(213) 2018/12/08(Sat) 02時半頃
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かあさん……?
[ アポロ、と。 そう呼ぶ声がしたから。
母親――義母ではなく アポロと呼んだ実母を重ねる。 似ているのは義母なのだけれど あの人、他人だから。]
ん。たべる……。
[子供にするように差し出されて>>186 普段なら照れて断るのだが。
取り皿は犬食いしていたアポロが 掴んだままであったから。 躊躇は長く続かず、口を開いて そのまま、匙に噛み付くようにして、いただこう。]
(214) 2018/12/08(Sat) 02時半頃
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[血管だろうか、筋肉の繊維か。 ああ、違う、どちらでもない。
ころころして、歯ごたえがある。 死後硬直そのまま茹だって なかなか噛み切れないけれど
母親が行ってしまった日は まだ、アポロは乳離れして 一年しか経ってなかった。
赤子がだいすきなもの――恋しいもの。 歯でぐにぐに噛んで飲み込んだのは、 凝固した脂肪――乳房の一部 それに、乳首だ。]
(215) 2018/12/08(Sat) 02時半頃
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かあさん………かぁ、さん またみんなで、暮らせるのか……?
[飲み込んで――、 ああ、涙が、溢れた。
美味しいから、 いや。 それだけじゃなくて。 ずっと、母親に会いたかったのだ。 ひとり寂しく去っていった母親に。]
俺と、かあさんと、親父と
[幼子の頃、再婚前、記憶はぐちゃぐちゃで。]
(216) 2018/12/08(Sat) 03時頃
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[―――――――]
……ふろー……
[かあさんの中から出てきてはいないが。 ラベンダー畑で兄と呼ぶ、妹が、 ――――アポロには、 ]
(217) 2018/12/08(Sat) 03時頃
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[叫び声>>187
そして、食器の割れる音。]
(218) 2018/12/08(Sat) 03時頃
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[目元の涙、乾ききらぬ今。 “牽牛子の呪縛”が溶け、
過去の幻覚が薄れて。 現実が、目の前に広がる。]
……っぁ、・・・・・あ?
[今、口にしているのが何の肉だと 実感は未だ沸かないが。 ぐずぐずになっていた理性が ぼやけていた輪郭線を強固にする。]
(219) 2018/12/08(Sat) 03時頃
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火事……? 火事が? ――っ、表、見てくる。 [周囲を見渡す。 台所が燃えているなんてことはない。
ならば隣宅か。 それとももう少し離れているのか。 此処は商店街の一部。 なら、何処かの店が燃えているのか。 孤児院>>188は花屋の並びには遠く。
なんにせよ、状況を確認しなければいけないと 車椅子を動かして、外に出ようとする。 車椅子を動かし、戸口まで―――――、]
(220) 2018/12/08(Sat) 03時頃
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『酒場が燃えてるってよ!』
『消防隊が動いたが、勢いからして 半焼じゃ済まねえかもな』
『あそこは燃えるものばかりですものねえ』
『でも、隣との距離はあるから… 二次災害にならないのは不幸中の―――』
(221) 2018/12/08(Sat) 03時頃
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[幸い、だって?
そんな“幸せ”があるか―――]
(222) 2018/12/08(Sat) 03時頃
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パピヨン……?
いや、いや。 いや、はは……馬鹿な、嘘だろ。
[防火服を着込んだ火消しが駆け巡るさなか、 薄ぼけた頭を何度も横に振るう。
車椅子を進め、路なりに進む。 消防隊には自警団員も加わっており、 人足の行き交う中、車椅子を蛇行させ。]
そんな訳がねえんだ、そんな―――
[自動で動くものだが車輪を手回しし、 少しでも速度を足そうとする。]
(223) 2018/12/08(Sat) 03時頃
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[これ以上は踏み込めないところから、見上げる。 放水を受けている店を。 しみったれた場末の店だと笑ってやった一軒を。]
あ、っ………ぅぅ…ぁ そんな、そんな……パピヨン……? なあ、中にあいつはいるのか? た、助けてやらねえと、っ……
退け!退いてくれ、あいつが中に居たら―――
[更に進もうとしても、若い団員に止められる。
驚愕に包まれた目で先を。 黒い煙を上げる酒場“だったもの”を見ながら
――思い出す。]
(224) 2018/12/08(Sat) 03時頃
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[願いは叶ったと――>>48]
嫌だ、違う…ちがうんだ……。
[呪ったから、死んでしまった。 燃えてしまった、――そうなのか?]
(225) 2018/12/08(Sat) 03時頃
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[そう―――違う。
店は燃えてしまったけれど。
愛した女は骨すらもあの虫籠の中にはいない]**
(226) 2018/12/08(Sat) 03時頃
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── 自宅 ──
[夜半、自警団から連絡が入った]
[机の前にいたセイルズは、電話が鳴る理由を掴み損ね、一拍の呼吸を置いてから電話を受ける。応答する声はやや硬い。 けれどその相手方──先程ココアのことを頼んだ自警団員は、此方の声色など気に出来ない程焦っているようだった]
[曰く、再びパン屋が被害を受けたのだという>>193>>194。 けれど人的被害がなかった為に、今は優先順位を落とさざるを得ないとか。孤児院と酒場の二箇所で出火しており>>188>>221、消火にも避難にも、鎮火したなら現場検証にも、人手を回さなくてはいけないからと]
(227) 2018/12/08(Sat) 03時半頃
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“けど、ココアさんの狼狽が酷い>>197。 到底一人にはしておけないんです。 ずっと、夫は死んでないって 誰か嘘だと言ってくれって泣くばかりで…”
[──あの手紙がいつ差し出されたものなのか、自警団員は知らない。セイルズのことを第一発見者だと認識し、それ故に、事情を知る者として声を掛けてきたらしい]
(228) 2018/12/08(Sat) 03時半頃
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── 陽だまりパン工房 ──
[夜が明けきる前に、パン工房へと足を運ぶ。 工房前でたったひとり待っていた自警団員は、セイルズの姿を見ると小さく会釈をした。状況報告は電話でも受けていたために、店先での会話は短く、直ぐにどこかへ走っていく]
[店内、特に調理場は酷い有様だった。 あちらこちらに、生臭く臭う赤黒い跡。 放置しておくべきではないと思えども、木材部へ染みこんでしまったために、最早清掃が出来ないのだという]
……ココア、
[最初に何と言うべきか悩んだ後に、セイルズは彼女の名を呼んだ。名字だとこれからは被ってしまうからと、結婚を祝してすぐに変えた呼び名。彼女がこの店唯一の“ベイカー”となって以降はここに来て話す相手など一人きりで、それ故次第に使わなくなっていった、彼女自身を指す名前]
(229) 2018/12/08(Sat) 03時半頃
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[彼女の望む言葉は掛けられない。 だから、一度遠慮されたことではあったけれど、肩に手を置いてから──彼女が先刻してくれたように>>109、そっと包帯の巻かれた指を温めた]**
(230) 2018/12/08(Sat) 03時半頃
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