97 wicked ROSE 【ハジマリの五線譜】
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[続けよう、の言葉は途切れて、行き先を見失う。]
カレン?
[六翼の天使に圧倒され、歌を一度止めたチェレスタが、駒鳥の言葉に問いを投げた。 声《音》は震えて、ひどく弱い問いかけになった。]
カレン……
[懐かしむように問いかける、奏者の声を聞く。 が、しかし、不協和音はそんな間隙を許さない。]
(207) 2013/10/04(Fri) 00時半頃
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クシャミは、ベネットを両手に抱えて、声を聴く
2013/10/04(Fri) 00時半頃
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……!
っづ、ぁ、『――ボクらの 糧、に』
[歌わなければ。 突き動かされるように、その喉が傷つこうとも、不協和音を紡ぎだす。 切れた喉。混じるノイズ。それ自体も不協和音《ゴートリンゲン》にしながら。]
(208) 2013/10/04(Fri) 00時半頃
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ちょっと、自分の趣味じゃねーからって 決めつけてんじゃねーぞ……
[譜面を書き換えかねない力を感じる。 それは、《奏者》には許されない領域。
高音は周波を増して、 大聖堂の硝子に引いが入るのを見て。 ストップをまた幾つか引き、音量を上げて行く 明乃の、……いや、真祖ヴィエルジュの その音を、取り囲み打ち消そうと、連符連ねて。 そこで始めてアルトの視線に気がついて。]
……あれは毒奏だ、やるぞ
(209) 2013/10/04(Fri) 00時半頃
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グェン…ロバート・グウェンドリンを知ってるんですか? 彼を助けてください…
[両手に抱いた見知らぬ黒い犬は それに答えてくれただろうか?]
(210) 2013/10/04(Fri) 00時半頃
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[見知らぬ手に持ち上げられたことで耳を抑えていた前足が外れ 驚いてもがく後ろ足には黒に埋もれてはいるが紅黒い傷]
”やだ”
[もがく。 仔犬の前足では持ち上げた手を引っかくのがやっとだったが そのうちにもがくことを諦めたのか 持ち上げる手に前足を預けたまま小さく啼き声を繰り返す]
”どこ” ”ぐうぇん、どこ” ”いたい”
[啼くたびに、後ろ足と短い尾がゆらゆらと揺れる]
(211) 2013/10/04(Fri) 00時半頃
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[天使は嘆き、世界に清浄なる鈴の音色を鳴らす。 響き渡るは天使福音《エヴァンジール》。滅びの浄化]
अअ एरुजु सोपुरानोनोतेन्शि 《嗚呼ヴィエルジュ 美しき鈴の光星》
[そこに重ねて、旋律から敢えて外れた独立の旋律。 遥かな古の言葉の、際立つアルトの音律は。 滅びの天使と鳴らん、福音の嘆きに、その存在を主張する]
(212) 2013/10/04(Fri) 00時半頃
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हाजिमारिनोसेन्रित्सु उत्सुकुशिकिशिरोनोत्सुबासा 《旋律の始祖天 高貴なる白の翼》
इताइदोउशितानो 《何故天使は嘆く》
नाज़ेनाइतेइरुनो 《何故滅びを歌う》
दोउशितेसेकाइओहोरोबोसुनो 《白く壮麗な心を 何故醜き負に染めるのか》
[対位した、独立するアルトのアリアが天使に向かう。 歌の中に織り交ぜられた、明瞭な疑問の投げ掛け。 それは少年が、ソプラノの天使へ向ける言葉であり祈りの音色]
(213) 2013/10/04(Fri) 00時半頃
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…………アルト、 チェレスタの音、止められないか?
[真祖を相手に、軋みあげる チェレスタの音と彼の音響効果まで 自分が一手に引き受けるには難しく、 そう、今も軋みなる鍵盤楽曲に言及して。]
(214) 2013/10/04(Fri) 00時半頃
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[すっかりしょぼくれた仔犬の耳は前足で抑えなくとも へたり込んで覇気がないものになっていた。 グウェンドリン、という名前に仔犬は漸く目を開けた]
”ろばー、と、しぁない” ”でも”
”ぐうぇん、しってぅ”
[オリーブ色を何度か瞬かせ、 抱き上げる手を濡らしながら、きゅう、と小さく鼻を鳴らす]
(215) 2013/10/04(Fri) 00時半頃
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…彼は今、聖堂の上で《楽器》と共に 私は、こちらに来てからの彼は知りません 何かご存知なら あなたは…彼を救うことが出来るかも知れません
[腕の中で観念したのか仔犬は大人しく しかし、その名前を呼ぶのはやめなかった
抱き上げた後、 後ろ脚の紅黒い傷に気づき顔を顰めた]
(216) 2013/10/04(Fri) 00時半頃
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[アルトの独唱を奏でた頃、少年は驚いて瞳を瞠っていた]
…………似非神…。
[何だ、漸く化けの皮を、と皮肉のひとつも言おうとしたが。 穏やかな面皮を脇に置いた、青年の口調。 瞳に宿る、それまで酷く薄く見えていた、その意志。 正当な《指揮存在》の存在を以ち、滅びの連音譜を掻き消す様に、オルガンの旋律はその音を段々と引き上げていく]
(217) 2013/10/04(Fri) 00時半頃
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[迷いは燻る。共に天使を冠する者としても。だが]
――うん。わかった。
[逡巡は刹那。アルトの旋律が齎す響きも高みを目指す準備。 応える、《楽人》の。そして共に《指揮存在》の約定を担う証。 左腕に誇る罪の鎖が、緋色の輝きと、鉄色の音色をシャラりと小さな装飾音を響かせる]
(218) 2013/10/04(Fri) 00時半頃
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では、まず…中でその手当てをしましょう あなたは、相当深い傷を負ってます
それを癒して、それから…彼を
[オリーブ色の目を瞬かせた仔犬を見つめ ふわりとほほ笑みながら、いい聞かせ、聖堂内に戻った]
(219) 2013/10/04(Fri) 00時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2013/10/04(Fri) 01時頃
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――大丈夫なの? 俺も一緒に。
[軋む鍵盤楽曲、光の天使を前に激しさを増す連符。 喉途切らせ、ゴートリンゲン漏らすチェレスタを見遣り]
ううん、やってみる。
[微かな戸惑い。だがそれが《指揮者》の提示する旋律なら従おう。 天使へ投げ掛けた独唱、抗い導く祈りを分解。 改めて、喉を傷つかせ、その身の限界を迎え掛けているチェレスタへと、奏でる旋律を再構築する]
(220) 2013/10/04(Fri) 01時頃
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マスター、お願いします
[大聖堂に戻り、パイプオルガンの部屋へ向かい そばを歩く白い鼠に声をかけて]
今の私には癒しの声《ヴォイス》は使えませんので
(221) 2013/10/04(Fri) 01時頃
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सेकाइहा मिनिकुइ 《醜き世界は必要ない》
सेकाइहा कानाशिइ 《悲嘆の溢れる世界ではいけない》
सेकाइनि हिकारि अरे 《だから私は奏でよう。浄化の詩《プリエール》を》
[古の旋律。 澄んだ歌声は一点の曇りもなく、 ただまっすぐに滅び《浄化》を歌う]
(222) 2013/10/04(Fri) 01時頃
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……悲しい音を、鳴らさなくてもいいんだよ。
[慈愛の天使は、狂想を鳴らす楽器の前(>>208)へと降り立った]
大丈夫、私が世界を浄化する。 今度こそ、この世界を美しいものへ。 だからもう、苦しまなくていいんだよ。
[微笑んで手を伸ばす。 優しく撫でようと、慈悲の手を伸ばす]
(223) 2013/10/04(Fri) 01時頃
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”やーっ!”
[中へ、告げられた声よりも 行きたい方向へいけないことのほうが仔犬には大問題だった。 一度は諦めた抵抗を、再びばりばりと引っかく事で試みる。 仔犬の爪なんで大した手傷も負わせられないだろうが]
”やぁ、だ” ”ぐうぇんのとこ、いく”
[獣はここで反旗を翻さなかったら後悔するとばかりに 何度も何度も啼いては抵抗を繰り返したが 蓄積されている体力が多いわけではない]
”だめ” ”やだ” ”そっち、いかない、やだ”
[きゅうきゅうと貧相な啼き声を繰り返しながら 結局は無駄な抵抗に終わって、ゆれる足と短い尾**]
(224) 2013/10/04(Fri) 01時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2013/10/04(Fri) 01時頃
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よし、了解…じゃあ、オルガンの部屋で あそこなら、色々落ち着くだろうしね
[鼠はそれに人語で答えた 《音楽》が目まぐるしく変わり 時空が落ち着かないせいか
アスランとセシルも落ち着かない 故に傍目からでは どちらかもう分からない混ざり具合になっていた]
(225) 2013/10/04(Fri) 01時頃
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ー 紀元前の記憶 ー [響会機関《コンデンススコア》が捻れている。] [ゴートリンゲンと対比位置にいる集団。 音域天使によるゴートリンゲンの封印。 その封印を維持するため、 より良い音を奏でるため。 音域天使は人としての自由が 大きく制限されていた。]
[より良い音を。調べを、旋律を。]
…………君は、この楽曲を 本当に望んでいるのかい? それだけが、本当の世界かい?
[《テノール》が《アルト》が このままだと、響会機関によって その旋律を潰されるだろう。 束縛故に生じる旋律に耳をすませながら……*]
(226) 2013/10/04(Fri) 01時頃
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[アルトの独奏は、それでもあの真祖に、 言葉を問い開ける。けれど。 かえる独奏にさらに眉を寄せる。]
…………罪を犯してまで イーシュが見せたかった意味さえ 考えもしねーで……
[小さな舌打ち。 ……世界は確かに負の感情や、 醜い姿、悲しい出来事、遣る瀬無い絶望 そう言ったものも溢れている。けれど。]
(227) 2013/10/04(Fri) 01時頃
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[鳴らさなくてもいい、と。 天使の慈悲の手が、伸びる。 喉は悲鳴をあげるのを止め、不協和音の代わりに、チェレスタははらり、涙を落とした。]
……じょう、か、
[拙い声が、天使の言葉をなぞる。 天使の声《チェレスタ》は天使の声《プリエール》へ]
(228) 2013/10/04(Fri) 01時頃
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こらこら、君は…もう少し大人しくして 治るものも治らなくなるよ
[抵抗を見せる黒い仔犬へ白い鼠はお説教 仔犬はどう反応しただろうか?
反応出来ずとも、元々仔犬は抱き上げられて 鼠に何かを出来はしなかっただろう]
う…ん、会いたいのは分かるけど 一番近い特等席まで連れてくよ
…君にとっては悪い話でないはずだ もちろん、治れば解放してあげる
[鼠は少し偉そうに、エヘンと言わんばかりに]
(229) 2013/10/04(Fri) 01時頃
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……むしろ、お前さんが飲み込まれるなよ?
[と、アルトの >>220に、くすりと笑ってから]
純粋な魂が洗脳される前に、頼むぞ。
[と。その声は真剣に落ちて 真祖の歌声を聴いても まだ、呼びかけを行ったその心根に チェレスタの命運を頼む。]
(230) 2013/10/04(Fri) 01時頃
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[構築先は《再現部》からの展開。再び先程の静かなる協奏曲の続きを。 語り掛ける歌の始まりは、更に静かに、そして此方へと導いて]
――ッ " さあ静かな風に 身を揺蕩えて "
" 耳を澄ませて 風の眠り詩に "
" 寄り添い 身を寄せ合い 魂を安らかに "
[チェレスタへ向ける様、優しく歌い掛ける。 先んじる様に誘いを掛けた、慈しみと穏やかな愛溢れた天使の声と綱を引く様に。 やんわりと、その慈悲の手に、もうひとつの手を怖恐和音に喉を痛める音色の器へと並べる]
(231) 2013/10/04(Fri) 01時頃
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── 南天の狂奏曲 ──
[その日の事は、決して忘れまい。]
[ひとりが終わった、その日。
"きみ"と出会えた喜びを。]
(232) 2013/10/04(Fri) 01時頃
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── 南天の独唱曲 ──
[その日の事は、決して忘れられまい。]
[ふたりを裂かれた、その日。
"きみ"と別れた悲しみを。]
(233) 2013/10/04(Fri) 01時頃
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── 南天の夜想曲 ──
[内側から受ける侵食は、酷い苦痛を伴った。 戯れて過ごした穏やかな時間へ戻りたくて、けれど何を紡いでも、端から壊れ、壊していく。 耳にするものさえねじ曲がるほど、身の内側で"罅"く不協和音たち。
少しでもその苦痛を和らげるには、誰かを引きずり込むしかない。]
" ──── "
[鳥は"囀り"を覚え、ますますその"声質"を歪めていく。 拗れ、歪み、けれど鳥は、自らの命を絶つ事だけは願わなかった。]
(234) 2013/10/04(Fri) 01時頃
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"もう いちど"
[不協和音に囚われながら、願い続けた思い。 欲望を増幅させる音が相手だったから、それだけは狂いながらも手放さずにいられた求め。]
"きみに、"
[引き離された、あのけものを。
幸せをくれた彼に、 もうひと目でいい、 逢いたかった。]
(235) 2013/10/04(Fri) 01時頃
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[求めながら死し、魂は巡り。 永きを経て、血脈の末に再び命を得て。]
" あいたかった "
[願いが叶うその時、鳥の心はもう、殆どが霞んでしまっていたけれど。
その心だけは、虚構の中のひとしずくの"ほんとう"*]
(236) 2013/10/04(Fri) 01時頃
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