122 光と闇の双極夢幻《twin-mirage》
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『 世界の存続のためになら、無辜の民を殺害しても良いのか? 否!!!否である!!!! 犠牲を容認する組織に正義などない!!! 』
『 犠牲失くして世界を失えだと!? 馬鹿を言え、世界が世界として存続せねば 全て失う事を分かっていない!!! 』
(207) 2014/05/20(Tue) 21時頃
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[《機関》が掲げる「正義」とは、勝者の理論だ。 批判の声は多く、しかし「正義」の名のもとに敵は排される。
自然、L.I.F.Eには人が集っていった。 L.I.F.Eの主眼は「究極のエゴ」であり、エゴは人を惹きつけてやまない。
その組織の一部に、>>177異端とされる宗教の者達が加わったのも、全く不思議ではない流れだろう。
そうして因果は集い、 世界の存続を願う組織の内側に、 世界を滅びへ向かわせる因子たる少女が生まれてしまったのは、なんとも皮肉な結果である。**]
(208) 2014/05/20(Tue) 21時頃
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貴女に対して魔力構築式≪ワイズスフィア≫ではなかなか分が悪いですね
[万晶の百鬼夜行≪カレイドスコープ≫を受け止めきられて嘆息すれば、ふいに落ちてくる影に気づき]
は…?
[ホテルが倒壊してきていた。聖晶砲戦車≪アミュレットタンク≫内にいる自分は意表を突かれた以外にとくに被害はないが、彼女は――心配するまでもなかった。瓦礫を払い落す様を見ているかぎり、これは彼女の試みでもないらしい]
世界を守る住人≪ソルジャー≫でも来ましたかね… 面倒な…
(209) 2014/05/20(Tue) 21時頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2014/05/20(Tue) 21時頃
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── L.I.F.Eについて、もう少し語ろう ──
[吸血天使《ヴァンパイア・アンジェ》。 L.I.F.Eが求めた、力の象徴《シンボル》。 その誕生には、多くの犠牲が必要であるとされ、死天使の壊誕《デス・エンジェル・バースデイ》の引き金となってしまった存在だ。
少し話は巻き戻るが、讐怨の預言著者《ノマダ=パルック》と呼ばれた男がいる。 彼はセカイを愛する虹の女神を愛しながら、この大災厄を止めることはなかった。
>>1:342 生命の書《アカシックレコード》の記述。 セカイの選択。
彼は理由をそんな風に語ったというが、それだけで納得できる話だろうか?]
(210) 2014/05/20(Tue) 21時頃
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[もちろん、ここまで世界の記述を読み解いた君たちには、 「否」という答えがでるものだろう。 そう。 ここに、「可能性」があるのだ。
吸血天使は、 世界の存続に必要な、 不可欠な能力を保持しているという、可能性。
愛する虹の女神が愛した世界のために、 その「犠牲」が必要だと彼が判断した、可能性。]
(211) 2014/05/20(Tue) 21時頃
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[わたしはこう考えているのだ。
現在世界を危機に陥らせている、 世界終焉の因子たる、宿命の少女《ヒロイック・エターナル》。 これは一度や二度排したところで、時間をあけてまた生まれてしまう、 永遠の滅びの連鎖である。
もしも。 もしも、だ。
────この連鎖を、終わらせる力が、あるとすれば?]
(212) 2014/05/20(Tue) 21時頃
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[>>2:439>>2:440幸せを求めた一組の夫婦が引き寄せてしまった、 破滅の連鎖≪ハルマゲドン・チェインズ≫。
幾つもの世界を、訪れる世界を、新たなる世界を、 次々と破滅に追いやってしまう、呪われた宿命。 イタチごっことなってしまうだろう、宿命の少女殺害と誕生。
その連鎖を──── 断ち切る事ができれば。 それこそは悲願。 L.I.F.Eが望んだ、完全なる世界の永遠《エターナル・ワールド》の完成だ。]
(213) 2014/05/20(Tue) 21時頃
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[まだそうと決まったわけではないが、わたしは夢見ているのだ。
多くの犠牲のもと誕生した天使……
血塗れのその産声が、
この世界の悲劇を全て喰らい尽くしてくれる、未来を。**]
(214) 2014/05/20(Tue) 21時頃
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えっ……あの虹……?
[空を見上げ、困ったように頬を掻く。 そもそも、虹に関する女神の存在すら、公にされていないのだ。 つい先日までただの高校生であった人間にそんなものわかるはずもない。
途方に暮れ、適当なページを捲り……]
滅びに至る闇色の虹≪セブン・カウント≫……?
[ただ、それだけが現れ、そして消えた。]
(215) 2014/05/20(Tue) 21時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/05/20(Tue) 21時頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2014/05/20(Tue) 21時頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2014/05/20(Tue) 21時頃
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そうね、セカイを守るL.I.F.Eの構成員でもやってきたのかしら。
[聖晶砲戦車≪アミュレットタンク≫にも注意を払いながら。 自分の作り出した闇の残滓はまだ周囲に残っている。
だが、それだけではない。 懐かしい面々が彼女のもとへ集い始めていた。 そう、闇の魔物たちである>>172]
(216) 2014/05/20(Tue) 21時頃
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良く還って来たわ、“黒鴉”
[因果律の果てに消えて行った。 鴉の姿を取る闇の眷属達。
彼らは闇巫女への忠誠を示すかのように、競うように闇色の焔を天空に向けて吐き出していく。
その中心に居た彼女は、指先を対峙する2人に向けていた。]
さあ、見せてあげなさい。
(217) 2014/05/20(Tue) 21時頃
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天獄門・開放《ノッキンオン・ヘルズゲイト》
[天を焼き、地獄を統べる。 闇色の業火が闇巫女と対峙する者達へと向けて放たれていく。
その中心で彼女は笑う。 彼女の元へ還って来た眷属の力を頼もしげに見やりながら。]
(218) 2014/05/20(Tue) 21時半頃
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そうよね、でも――……、
――……、なんて言ったの? 闇色の虹……?
[ベネットの読み上げた言葉に、傾げ]
――七色は七識……眼識・耳識・鼻識・舌識・身識・意識・霊識。それが、闇に閉じれば。 眼が曇り、音は消え、匂いもなく、味はせず、触れど感じず、思考も失せ――そして魂さえも。
[ふつり、言葉を切って]
(219) 2014/05/20(Tue) 21時半頃
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……ともかく、ベネット。
私たちは――……、
[言いかけて、少し躊躇ったあと、言いなおした]
――……私は、動いてみるわ。
ヨーランダさんか、あの"J"とかいう男。 最悪、とうさんでもいいけど……何か知っていそうな人を、探してみる。
[いざとなれば、闇巫女の言っていた、湖とやらに飛んでみたっていい(>>2:79)]
……これ以上、流されるままは嫌なのよ。 自分の運命くらい、自分で決めたい。だから……、
(220) 2014/05/20(Tue) 21時半頃
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── 少女(女神)の現在 ──
ゲームで遊んでいる場合では、ないのよ? ヨーラったら、もう……
[>>200正義や正義人形の二人には、空中に話しかけているように見えただろうか。 大変めずらしい──そもそも女神に会うことのほうが希少なのだが、それはさておく──女神の困り顔は、残念ながら妹との触れ合いでは解消されなかった。]
ライトも、そのつもりなのかしら。
[だとするならば。 この世界の不安定の原因は、そこにもあるのだろう。]
(221) 2014/05/20(Tue) 21時半頃
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[3女神は、3柱。
そのうち2柱の意識が世界から離れてしまえば、 世界の存続など、安定など、望むべくもない。]
ただでさえ、修復には泉に力を集めないといけないのに……
[これほどの危機。 おそらく、3女神全てが泉へと溶けてやっと足りるか、 それでもたりないかもしれないほどの不安定。]
(222) 2014/05/20(Tue) 21時半頃
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― ホテルの前 ―
…あれ?
[>>173 倒壊してゆくホテルの外、瓦礫が降り注ぐ中、 目的の二人が居るのを認める。
中に居るものとばかり思っていた。 L.I.F.Eの情報部め。情報はちゃんとタイムリーに流してほしいよ]
ええと…貴方がたは……
黄泉の重戦車《ハーデス・ジャガーノート》さんと、 ヨーラレア・セレナンダ ≪闇の夜葬曲歌いし黒聖の巫女姫≫さんですね?
[彼らの特徴から何者かを読み取り、彼らの名を呼ぶ]
(223) 2014/05/20(Tue) 21時半頃
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[その知り得ぬ情報《名》は異変に際し、彼らを調査追跡していた隊員達の成果。力弱きヒトだからこそ、隠に伏し、気付かれ得ぬまま調査を行い得る。 得た情報をもとにして、世界の異分子達と戦い得るのだ。
故に、L.I.F.Eは攻性組織としては弱いが、 世界を護る防性組織としては優れているといわれる。
――もっとも、力弱きヒトだからこそ、僅かな力で死に瀕する。
情報を常に新しいものに更新するにも、 更新する者の命が失われてしまえば、どうしようもないのだ]
(224) 2014/05/20(Tue) 21時半頃
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…貴方達を、世界の異分子として排除します。 これは我らL.I.F.Eの総意。世界の存続《LIFE》のため。
…今、帰るのであればまだ許しますが……。
[>>175 祝福とは何だろう、とは一瞬頭をよぎるが、 >>176 少なくとも湖の闇巫女の方は退く気は無さそうだ。
彼女は明らかに自身よりも格上。 黄泉の重戦車《ハーデス・ジャガーノート》も対等かそれ以上。
けれど、こちらも退かない]
……その気は、なさそうですね。
[諦めたような声。 それは、説得に対してか。自身の生に対してか。 つまるところ、その瞳には未だ自棄の感情を宿しているのだ]
(225) 2014/05/20(Tue) 21時半頃
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[少女から身を引いた所で、男の目は捉える。 >>187その首に残った痕――自身が付けたものだ――
彼女の身体を浸食するように、広がっている。]
くッ…… 全て≪A≫を受け入れる 愛≪l≫か……
[己の力が、飲み込まれていくのを感じる。
悪の象徴≪シンボル≫に侵された自身の身体は 女神にその全てを抱かれようとしている―――!]
(226) 2014/05/20(Tue) 21時半頃
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その光が、俺に教えてくれる 君が“A”であるという事を――――……
[>>189胸に灯る、桃白色の光。 遠くから、そこへ翳すように手を僅か伸ばすのみ]
……いいや、最早君が何者かである事は関係ないか。
世界の終りが来れば 何れ全て消え去ってしまうのだから。
[それを止めるのが、男に残された正義であっても。 世界の悲鳴は止まらない。止められない。]
(227) 2014/05/20(Tue) 21時半頃
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――――……。
[>>195 どうしたのと問う声に返す彼女の表情は険しい]
...
......Main system: Activating Combat Mode.
[右前腕部に格納されている機銃を展開]
J。 交戦許可を。
(228) 2014/05/20(Tue) 21時半頃
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聞け、“A” 世界は悪を抱えすぎた。
[>>193空を指差す少女。 その困り顔は、この世界の顔そのもの。]
暗くなってしまったのも、あの暗い虹もその所為だ。 俺は世界の終わりが来るその時まで、 “正義”を執行するつもりだ、
俺なりの―――――
[それは既に≪悪≫に干渉された]
正義をッ!!!!
[正義。]
(229) 2014/05/20(Tue) 21時半頃
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――――――…… C、
[>>192人形の展開した《干渉遮断フィールド》 それは、主である自身にも影響を齎すもので
彼女の光によって、人形に負荷がかかっている。 此処に長居は出来ない。]
(230) 2014/05/20(Tue) 21時半頃
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では、"影繰り"のソフィア…… そして、南方守護《"S"outh Guard》のソフィア。
世界の存続を行うため、特異点を排除します。
[自身の影を強く波打たせる。
>>218 初手は闇巫女の手にあった。まともに生身に当たれば骨一片。魂のかけらすら残らないだろう闇色の業火。
対し、波打った影を発動させる]
(231) 2014/05/20(Tue) 21時半頃
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――影移り《ヴラーク・モーヴェ》、遣わせっ!
[とぷん、と影に一瞬で沈みこみ、業火を回避。 再び現れるのは同じ"影"の上、それも闇巫女の後背。
>>217 闇の眷属を従え始めた彼女を見て、更なる危険と判断したが故。 間髪入れずに影の飛刃を放つが、当たれば僥倖と]
……貴方達は、一体何の為に現れたのですか? こんな、世界を揺らがせて……。
[世界を生み出した湖の守護者であったはずの者へ、 攻めるような問いかけを放ちながら]
(232) 2014/05/20(Tue) 21時半頃
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――――……“A”
俺は、もう君を守る事は出来そうにない。
何故ならば、今俺の正義が守れと囁くのは 君でなく、世界だからだ。
つまり、
[>>228人形が、機銃を展開する音が聞こえる]
(233) 2014/05/20(Tue) 22時頃
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“俺達”の障害になりえる者は
――――――――……全て排除する。
[人形に許可を与えるように、 その手は対象物≪光≫に向かって、真っすぐに指を差した。]
(234) 2014/05/20(Tue) 22時頃
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− ホテル近く ー
[黒《ノワール》お姉さまの気配を辿りアレイーオンが駆ける]
虹《ラルク・アン・シェル》おねえさま……。
[ソラを駆ける途中、虹の声>>194が届く。 やはりAはおねえさまだったのか。 アレイーオンの手綱を握る手に思わず力が入ったが、 既に迷う事など無かった]
(235) 2014/05/20(Tue) 22時頃
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おねえさま。おねえさまが愛したセカイではもう無い。
[眩く輝くばかりのセカイでは無いと、静かに答える。 おねえさまの虹の色は にんげんに可能性と言う希望を与えた>>178 その希望の色は様々に混じり合い、様々な色を生んだ。
愛、夢、情熱、そして嫉妬、憎悪、悪意、殺意。
愛し合う可能性と殺し合う可能性を生んだ]
もう、おねえさまが愛したセカイは無いの。
[それは静かに静かに空虚に響いた]
(236) 2014/05/20(Tue) 22時頃
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