266 冷たい校舎村7
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ぐしゃぐしゃじゃなかった頃を覚えてるから、 いいんだよ。 書く分には新しいのおろせばいいし
[目が覚えてる、とじゃれるように言って、 けれどありがたく数学のノートは受け取っておく。 多分ぺらぺらめくった三日後くらいに返すだろう。]
つまんねーことするよな、犯人。
[俺は当然、お前もそう思うだろ? って目で、高本を見てた。*]
(193) 2019/06/05(Wed) 19時頃
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―― 回想:文化祭の役割分担をしましょう ――
[高校最後の文化祭における我がクラスの出し物はお化け屋敷、だそうだ。 面白そうだとイロハは思った。 拍手のために打ち鳴らしていた手の片方をあげてやりたい役に立候補したのは、]
じゃああたし衣装係やりまーす。
[要は衣装係である。 母が業界ではそれなりに有名らしいファッションデザイナーということもあって、 イロハは毎年衣装絡みの役をやりたがっていた。 デザインを考え、必要な材料を集め、 時に制作に手を出しはする、が、いかんせん器用さが足りない]
ねぇアイちゃん! ならさ、衣装作るの手伝ってよ!
[内装に立候補した養は男手を御所望している。>>184 ならば、と、相原の肩をとんとんと叩いて頼み込めば、 彼女は緩やかな黒髪を揺らして頷いてくれた。 手先が器用な有望な人手ゲット、である]
(194) 2019/06/05(Wed) 19時頃
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そんで、さっきメイクの話してたけど。 なんか適当に顔を青白くするとかならそれもあたし、できると思う。……うん。 ……で、それを蛭野くんに手伝ってもらっちゃう感じで……。
[イロハは頭の中で人間を飾り付ける方法を考えた。 顔にファンデーションを塗りたくってマスカラで目の下にクマでもつければ、 生気のないお化けの顔っぽくなるだろう、と。 できなくはないだろう。しかし器用さの足りないイロハひとりじゃ大変そうだ。 だから他に人手があるのは正直ありがたい]
(195) 2019/06/05(Wed) 19時頃
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[高本が蛭野の姉の話を出して、 蛭野がそれに微笑んで返す。>>107>>167 そのやりとりに一抹の不安を浮かべはしたが、 イロハもただ笑っていた。何も言わずに]
(196) 2019/06/05(Wed) 19時頃
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高本くんってば、男の人が化粧道具持たないってのはちょっと考え古いかもよ、 メイクアップアーティストにもれっきとした男の人だっているし。
[とはいえ進学校の1クラスの中じゃそういう人はレアか、とは、 言ってから気付いた。 ……なんとなく蛭野の姉の話から話題を逸らしたかったなんてことは、 言わない。もちろん]
……まぁ何はともあれよろしくね、蛭野くん。 …………こういうの珍しいねぇ、なんか。
[立候補のこともそうだが。 明らかに”できる”分野が違うと思っていた蛭野と同じ役割をこなすことになるとは。 ともあれ役割は決まっていきつつある。音響監督もいるとは、 本格的っぽいことになりそうだ、とつらつら考えていた*]
(197) 2019/06/05(Wed) 19時頃
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[――別にご近所付き合いは希薄じゃない、と思う。 母が忙しい分、イロハがご近所付き合いの役目をちょっとだけ進んで担ってもいたし。 それでも、蛭野の家のもうひとりの子ども――蛭野京輔にとっての姉の姿を最後に見たのは、 もうずいぶん前だったように思う。 そう、回覧板を届けに来た時に、たまたま。 窓越しであっても顔は良く見えていた。 一目見て、思った。似合う服がなさそうな顔をしている、と]
(198) 2019/06/05(Wed) 19時頃
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[彼女が普通の服を着てお化け屋敷に行く姿を想像するのは難しかった。 思ったのはそれだけだ。別段感慨も抱かない。
綺麗に生まれなかったひとが身近にいる―― それは、この世界にあるありふれた不条理のひとつだ。 それも己には降りかかっていない不条理]
(199) 2019/06/05(Wed) 19時頃
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[――でも、今はね。
あたしにもそんな不条理が降りかかっていれば今頃、 あのひとはあたしをあんな目で見ることはなかったかもしれない、って、 だいぶ極端なことを考えてしまってならない**]
(200) 2019/06/05(Wed) 19時頃
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―― 古い記憶 ――
[腐れ縁、って奴だったと思う。]
(201) 2019/06/05(Wed) 19時頃
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[そいつがその頃から 美術が好きだったかは置いとくにして
小学校の廊下に貼り出された子供達の絵の中に、 とびきり、目を引く作品があって どんな奴が描いたんだろう、と思って顔を見に行った。
それは普通の男の子 だったけれど 外を走り回る女の子よりは色が白く見えて 俺はそいつの姿を一発で覚えた。
ヒルノキョウスケ。
通学路でたまに見る、 肌が荒れていて「怖い」上級生の――
口さがない子供達が「ゾンビ」と噂する女の子の その弟だと知ったのは それからずっと後のことだけれど]
(202) 2019/06/05(Wed) 19時頃
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[俺はよく興味で、そいつを遊びに誘った。 他愛もない子供の遊びもあれば、 子供感覚でちょっと遠くまで行く遊びまで
それにあいつがどう応えてたかは、 やっぱりさておき、 見かければ俺が声をかけるような関係は 高校になるまで続いてた。]
(203) 2019/06/05(Wed) 19時頃
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[同じ部活に入った同性だもの、そりゃあ、 蛭野の絵を見て、触発されることも何度かあったさ。 だから、――だからだろうな。
蛭野が、メイク。って言い出したときに 俺はびっくりして、 絵じゃねえの、と言いかけて、 SNSで見たいつかの指先を思い出して、]
[……やめた。]
(204) 2019/06/05(Wed) 19時頃
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――文化祭準備中――
キョースケ、それ、チョー怖い。 才能あるなお前
[ある時 俺はお化け屋敷の中で使う小道具を作りながら 蛭野の手元でつくられる赤い肉塊じみたものを見つめ そう声をかけたことがある。]
(205) 2019/06/05(Wed) 19時頃
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[綺麗な指先がつくる醜い何か。 シェイクスピアならいい言い回しを思いつくだろう。 俺は、SNSでよく流れてくる 化粧の動画を思い出している。
平々凡々な人間が生まれかわるように 化粧で化けるあれだ。]
納得できそ? 出来。
[なんだかハイトクテキだな、と思いながら こねまわされるそれを見守っていた。>>90]**
(206) 2019/06/05(Wed) 19時頃
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“ なんでも出来る奴 ”
と いうのが おそらく 宇井野 堅治 という男の評価だ
(207) 2019/06/05(Wed) 19時頃
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一番はとったことがなくて 二番になったのは いつも そこにある名前が 違う所にとんでいった一度きりだけども>>129
貼り出されるテストの順位を見れば 宇井野 堅治の名前の頭に くっついてる数字は一つだけで
力仕事だって得意で 格闘技で 何度も賞を取るくらいには 見目相応以上に運動だって出来た
特別器用というわけでもないが ものを作るのだって それなりに得意だった
(208) 2019/06/05(Wed) 19時頃
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それが 宇井野 堅治の求めた器だった
(209) 2019/06/05(Wed) 19時頃
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なんでも出来たならば きっと とっても頼りがいがあって 頼りがいに 男らしさを見出していたから
頼れる男というものは
人よりも 睡眠を欲さない身体を良いことに 娯楽の時間も殆どとらずに
“ なんでもできる ” 自分の為に 全部の時間を割いて────出来上がる
例えば 痴漢に遭っている女子がいれば 無言で助けて 女子に見つかる前に去るような そんな性格だけは 素でしかないけども
(210) 2019/06/05(Wed) 19時頃
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身体も大きくして 力も強くして 強さを称えられて
出来る限りの男らしさで 宇井野 堅治の名を飾った
だって それだけやって はじめて 他の と 並べるから
(211) 2019/06/05(Wed) 19時頃
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飾って 塗り固めて 繕って いらないものに土をかぶせて
そうして 作った舞台の上で 劣等感を背負って 生きている
(212) 2019/06/05(Wed) 19時頃
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──── 役割分担 ────
[ なんでも出来るから、名乗りを上げなかった。 求められるままに手を打って>>104 “ 人望の篤い ” 委員長の仕切る、 文化祭の話し合いというものは、 上がり得る反論すらも起こらないくらいに>>106 つつがなく、進んでいた。
身体があんまりにも大きいものだから、 席はいつも一番後ろの端っこ固定だ。 そこからは、教室全体が良く見える。
挙がる手も>>88 >>194 書記がそれを記していく様も。
また高く伸びた手を見て>>181 お、と。思った。 ]
(213) 2019/06/05(Wed) 19時頃
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[ 内装を作っていくのは、 どこか、日曜大工に似ているのではないか。 別段、趣味というわけでもないが、 木材を持つのも慣れていたから。
内装を考えるようなセンスにまでは 流石に、恵まれちゃあいなかったが。 其処に図面があるならば>>183 それを見て、作ることは得意の内だから。
じゃあ、って。手を挙げようかと考えて、 丁度良く、声がかかった。>>184 ]
(214) 2019/06/05(Wed) 19時頃
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おう。 そういう作るのは楽しいからな。 丁度良かった。
[ そう、からりと笑った。 黒板に書かれた、内装製作の文字。 内装監督の指示を受けて作る 製作リーダー的な位置。 宇井野 堅治の名前は、其処に置かれた。
それから、また黒板に増える名前を見ながら、 お化け屋敷作りに必要な道具を考えて。 ]
(215) 2019/06/05(Wed) 19時半頃
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病院か。定番だが、良いじゃないか。 俺は賛成だぞ。 限られた空間でも、作りやすい。
[ どこかのタイミングで投げられた案には>>186 SNSでなら いいね を、していたところだろう。 異論があったとしても、恐らくは、その前後で。 通りの良い 賛成の声を、響かせた。 *]
(216) 2019/06/05(Wed) 19時半頃
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──現在:朝──
[ 修正液で白く塗り潰したような世界だった。 凍り付くような空気が頬を叩く感覚に眉を顰め ポケットの中で指先を遊ばせていた。
十字路の信号待ちを律儀に守るだなんて 素行不良の癖に何やってんだかって感じだ。 こんなにひと気の少ない道路なんてもんは、 赤信号でも向こう側へ渡れるだろうに。 そもそも、大雪の日に学校へ行くほど 自分は真面目だっただろうか? ]
(217) 2019/06/05(Wed) 19時半頃
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本当に渡りたいのは、どちら側だ?
(218) 2019/06/05(Wed) 19時半頃
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[ 向こう側では片手を上げて、 突っ立っているらしい人間が見える。>>173 目付きの悪さは単なる視力の悪さも相俟って。 さらに眸が薄く横に引き上げられてゆく。
だんだんと近づいていくことで、 その女の姿を改めて認識をする。 ]
チッ、朝っぱらからお前の顔拝むとはな
[ 無宗教であり無関心な男にとって 掲げられた大きなビニール傘を見ては ふい、と顔を背けていた。 ]
(219) 2019/06/05(Wed) 19時半頃
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……ひとりで入っとけ お前の内申下がってもしんねぇぞ
[ ポケットの中で指先を再び遊ばせる。 十字路の信号はピカピカと明滅しては、 新たな進路を示しはじめるのを待った。
ざくり、と大きく雪を踏み出した時には まだ信号の色が変わる前だった。 ]
(220) 2019/06/05(Wed) 19時半頃
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[ 何に祈ったって変わらない。 消せないものは永遠に其の儘だ。 ]*
(221) 2019/06/05(Wed) 19時半頃
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「 にゃ 」
(222) 2019/06/05(Wed) 19時半頃
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