97 wicked ROSE 【ハジマリの五線譜】
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― 1900年代初頭倫敦 市街地 ―
[少年は両手を縛る紐も気にせず走る。 その頃既に、追い掛けて来たアスランに捕捉されかけているだろう>>165。
然し少年も道に迷いが無い。 目的地が初めから定められている様滑らかな走行で、容易には掴まらない。 時折、裏通りも利用して距離を離しにも掛かる。
だが背丈や年齢的にも、若干の不利。 やがて後少しで詰められそうと云う処で、終点へ到着した]
(193) 2013/09/25(Wed) 02時半頃
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[[ぽぉぉぉぉぉ―――― ん!!]]
[響く。響く。響きあう。 ほんの小さな、英吉利の片田舎の聖堂から、大倫敦中、否世界中の鍵盤が声を上げるかのごとく、大きく、大きく共鳴《な》った。 《大衆》には届かずとも、《持つもの》には煩いだろうほどの響きあい。]
(194) 2013/09/25(Wed) 02時半頃
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― 1900年代初頭倫敦 某所 ―
[少年が駆ける方向には、《大衆》の中でも少しは厄介な部類の人間が存在した。 本物の銃剣を携え、その身には儀礼衣と間違う、絢爛な軍服。 門を護る、警備軍人と思しき者達へと、少年は真正面から駆け抜け。
両手を縛るコードが繋がる、小型端末を、両腕を差し出す様にして、門番の軍人に示し、そして表触り、意味の為さない何かの言葉を呟く]
――――『カルゼリス=ゴートリンゲン』!!
[するとどうだろう。 黒い影姿の、両手を縛られた少年に対し、警備軍人はその場所を開いたのだ。 ありえない事だ。 不審な少年が、『この場所』の内部へ通る事が、公的に許可されているなど、普通では]
(195) 2013/09/25(Wed) 02時半頃
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[アスランが、少年をこの場まで追い掛けて来れば、その門で、警備の軍人に止められるだろう。 門の向こう側へ進む少年。その場所を改めてアスランが俯瞰した時。 その場所は、倫敦、いや、英国で知らぬ者のいない場所である事に気づくだろう]
―― 大 英 帝 国 王 宮 ――
[この国の皇室すら住まう、高貴なる宮殿の裏側へと。 大きく、世界中の鍵盤が響きをあげる様に響く音色>>194と共に、消え去った**]
(196) 2013/09/25(Wed) 02時半頃
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[神父の、黒鳩の言葉はやはりまだ分からない。 けれどしかしその声は、男の心をいくらか穏やかにさせた。 ムカつく丁寧語(>>184)とやらが薄れているからだろうか。]
ओरुगानिसुतो?
ओるगानिすतो ...
ぉ がに、すと。
[それは懸命になぞる音。 たどたどしく、音にさえなりきれぬその言語。 少し掠れたテノール、アルトよりも低い声。 しゅんとしていた表情は少し明るさを取り戻し。 そして、ジェスチャーを示すオルガニストの動きを射干玉が見つめる。]
(197) 2013/09/25(Wed) 02時半頃
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[差し出される手に、触れるのは指ではなく。 爪先に落とす唇は崇拝を示すもの。 柔らかに触れ深く深く、男は彼へと頭を下げる。]
अनातासामानो मुकावारेरुबाशोहे
[付き従うかのように、彼の傍へ。 少しばかり男より低い背、その眸を見つめて。 男はにこりと笑顔を見せた。 どこかで美男だと称賛を受けたその表情は、ふうわりと。 けれどしかし、その手に直接指を絡めるような真似だけはしなかった。
そして歩き出そうとした瞬間。 鳴り響いたのは共鳴する鍵盤の響き(>>194) 大きすぎるそれに、またびくりと肩を竦めて。]
(198) 2013/09/25(Wed) 02時半頃
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そう、 オルガニスト。 よくできました。
[地方教会で聖歌隊員の面倒を見ていた時、 聖歌隊員な子供を褒めるように 朗らかに笑って、よけなければ 少し高い位置にある頭を軽く撫で]
[その長身が次にとった行動にぽかんとする。 まるで、神聖視でもされたかのような? 同時にそうされる謂れが青年にはなく。 なにせ”唯の神父”なのだから。]
[行き場のない手はゆるく握って引き戻し、 ただ、イーシュが笑うから、 それに、理由を問うにも言葉は通じない。 釈然としないまま、整った中性的にも見える笑顔に 口は閉じて歩こうとした。]
(199) 2013/09/25(Wed) 03時頃
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[ずっと、《聴こえていた》それに《共鳴》する《A》 それは、始まりのA、アダムのA。 同時に、イーシュの様子から彼にも聞こえている そうと見て取れれば。 書庫に向かうはずの足は、自然、響く《音》に向かう]
イーシュ、行こう。
[ゆっくりと、行こうを発音しながら。 指は音が聞こえた方向、を指す 音はピアノの音だったが、 指差したのは大聖堂、パイプオルガンのあるそこへ。 なぜか、確信があった。そこにいけばいい、と。]
(200) 2013/09/25(Wed) 03時頃
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[音は何の敵意も、好意も含まぬ響きで、届くだろう。
ただ、「だれか」と縋り呼ぶような色だけ、滲ませている。]
(201) 2013/09/25(Wed) 03時頃
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नानिओ नासारुनोदेसुका ...!
[名を紡ぐ後に撫でられる手、避けこそはせず。 しかし少し上がった声音で照れか焦りのようなものは伝わるだろう。 朱に染まるほどではないにしろ、微か赤みを帯びる頬も オルガニストと違い、少し焼けた色の肌では判りにくいが。
男はこの地へ降りた時、此処を地獄だと思った。 それは今も変わりなく、ここは審判の下された世界《地獄/コキュトス》なのだろうと。 そこで最初に見た彼は地獄の番人か? いや違う、きっと彼は―――……
だからこそ指を絡ませることもなく、爪先に口吻を。 釈然としていないような表情に、男はただ笑みを向けて。]
(202) 2013/09/25(Wed) 03時頃
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[そして共鳴する音の方へ、オルガニストの足が向く。 行こう、という言葉は此処からの出発を意味するのだろう。 男は頷き、そして彼の後を離れずに歩き出す。
悲しい音をしている。 そのAは、縋るような音を持って響いている。 泣いているのだろうか、この雨のように。
《聖なる主/イェホシューア》の死に涙した、男のように。]
(203) 2013/09/25(Wed) 03時半頃
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[イーシュの反応でわかるのは、 互いの言語、発音形態がが大きく違うこと。 けれど、地図、ジェスチャー、感情は 自分のそれと、大きくは変わらないこと。 今も撫でられて焦りと照れを感じる。 にぃ、と大きく笑いながら。 釈然としない扱いよりもずっといいと思った。]
[イーシュともなって、眠る人の間を歩いた先、 手に馴染んだパイプオルガンにたどり着く。 己が鳴らすのは、《大衆》にもきこえる、 唯の音のはずだが、それでも、確信があった。]
(204) 2013/09/25(Wed) 03時半頃
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[それほど、滲むのに、《だれか》なのは、 それほど、滲むのに、誰のなも呼べないのは、]
(205) 2013/09/25(Wed) 03時半頃
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[Aの三度上、C#を一度鳴らす。 次いで、AとC#とEを。
悲しくなる、短調ではなく、 明るくなるAメジャーのT和音を響かせて。]
《美しく青きドナウ》
[シュトラウスが普墺戦争の敗北で 落ち込んだウィーン市民を慰めるために作曲された曲。 管弦楽のものが有名で、パイプオルガンに 向く曲とは言い難いのだが。 Aメジャーでよく知られたこの曲を。]
(206) 2013/09/25(Wed) 03時半頃
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[おいで?ここには《だれか》がいるよ? 俺には名前はないけれど、 多くは名のある人達が。]
[ワルツのテンポで誘うように響かせる。 確信通りに、届いたのか、 *弾いている最中はわからない*]
(207) 2013/09/25(Wed) 03時半頃
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[何を思い撫でられたのか男には理解出来ないまま。 けれどどうやらオルガニストが笑みを見せてくれた。 ならばそれはいいことなのだろうと。 しかし男が少し目を逸らしたのは、やはり恥ずかしさがあったためであった。
眠る《大衆》をすり抜け、大聖堂へと導かれる。 縋るように鳴り響くそのAはやがてC#と重なり。 そしてEの鍵盤をなぞる。 その音は「だれか」と縋る音に差し伸べる手のように。
ああ、この人は。 音でまで手を差し伸べるのかと。
男の眸は細くなり。]
(208) 2013/09/25(Wed) 03時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/09/25(Wed) 04時頃
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[びくり、と大きく肩を揺らしたのは、自分の出した音に驚いて腰を抜かして座り込んでいただけに留まらず、それに答える音があったからだ。]
なに、なに、やだ、
[メロディーはどこから鳴っているのだろう。まさか辺りで一番大きな、倫敦大聖堂のパイプオルガンだなどと知らない。 知らないが、人探しの声に、応える音があったのだ。 自分も何かを、とまたアップライト・ピアノに触れる。]
[ぽろん、と鳴る音は、まるで曲にはならない。 けれど遠く相手の大聖堂まで、怯えた音を返した。 ピアノのその音に重なるようにして、こぉん、と、ぽぉん、と、柔らかい金属質の音。
"天使"は生まれて初めて歌った。]
(209) 2013/09/25(Wed) 04時頃
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हारुकानिहातेनाकु दोनाउनोमिज़ुहायुकु ...
उरुवाशिइअइइरोनो दोनाउनोमिज़ुहात्सुनेनिनागारेरु ......
(210) 2013/09/25(Wed) 04時頃
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नोओकोएते फ़ुकुकाज़ेतो तानोशिकुतेओकुमि ...
मिज़ुदोरिनो नाकुकोएनि होहोएमिओनागेनागारा ......
(211) 2013/09/25(Wed) 04時頃
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["おいで" "ここにはだれかがいるよ" メロディーはそう歌っている。それははっきりと届く。けれど。]
おいで……どう、やって、
[鍵盤の上に手をついて身を乗り出す。体重のかかった鍵盤は重なりすぎる和音を鳴らした。 ここがどこかもわからないのに、そこがどこかもわからないのに、どうしてその誘いに頷くことができるのだろうと、不安が音に混ざり込んだ**]
(212) 2013/09/25(Wed) 04時頃
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[その音は藍色の水がたゆたい流れる調べ。 風と手をとり、水禽の囁きに向ける微笑。
歌を知るはずもない。 けれど唇は伝わらぬ言語をテノールで紡ぐ。 それは微か、歌とも呼べぬもの。 鳴り響く鐘に掻き消されてしまうかもしれない、声。 くぐもったそれは呪文のよう。 声は響き続ける鐘の音に――否、鈴の音(>>172)に、共鳴し、相反する。
しかし男の唇はすぐに閉ざされた。 悲痛な表情を浮かべ、パイプオルガンの音色に耳を傾ける。 その温かさに零れ落ちるは一筋の涙。]**
(213) 2013/09/25(Wed) 04時頃
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吹牛方士 芙蓉は、メモを貼った。
2013/09/25(Wed) 04時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2013/09/25(Wed) 10時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2013/09/25(Wed) 10時半頃
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― 1900年代初頭倫敦・市街地 ―
[大聖堂から飛び出た少年を追いかける。
彼の口にした「グウェンドリン」なる名。 それは、幼馴染で「嘘つきロビン」と呼ばれた弟分。 その姓でもあったので。
聞けたらついでに聞こうかと。]
少年、どこ行くんだよ?
[迷いのない足取りで進む彼はどこへいくのだろう。
大聖堂の外は至って日常そのもの。 あの騒ぎは広まっていないよう。
視界に入る街並みは。 見知ったものは、ごくわずかにあるだけで。 見慣れたものとはいいがたく。]
(214) 2013/09/25(Wed) 12時半頃
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おいおい、これじゃあまるで…
[時間移動《タイムスリップ》したかのよう。 写真や映像や絵で見たことあるような景色に。 そんな感想を抱いたのもすぐのこと。]
時計塔《ビッグベン》の音?
[鳴り止まない《鐘の音》にそんなことを思ったが。 見えるそれからでもなさげ。
走る少年を追いかけて、王宮そばまで来たところで。 >>194それは、世界を揺らすかのごとく。 高らかに鳴り響く。
道を阻む衛兵に思わず。]
(215) 2013/09/25(Wed) 13時頃
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邪魔すんなよ、通せよ!
[と、叫べば不思議なことに。 すんなり、通してくれたりして。
気づけば、《音の渦》に飛び込んでいた。**]
(216) 2013/09/25(Wed) 13時頃
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[《聴こえる》音は幼い >>209 まだ、楽曲を、音を整えることも 意思を意思として乗せることも知らない 心のままに奏でられた音。 けれど、そこにノイズはなく 澄んだ音が耳ではなく心に響く。]
[人の世の理《楽典》を知らぬさまは 無垢さの表れにも思えて、淡く笑う。]
(217) 2013/09/25(Wed) 15時頃
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Willkommen, werter Schatz Die Lieb und Glaube machet Platz Vor dich in meinem Herzen rein, Zieh bei mir ein!
(ようこそ、いとも尊い宝よ。 愛と信仰が、場所を整えています、 あなたのために、私の心の中に、清く。 私のもとに、どうぞおこしください。)
[BWV36"Schwingt freudig euch empor" (喜んで舞い上がれ) ]
(218) 2013/09/25(Wed) 15時頃
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[不安が響く、まだ何も知らない。 知らないことへの不安。 子供がクローゼットの闇にさえ お化けを見出して怯えるように。
そんな子供に言い聞かせるように バッハのカンタータに曲をかえて、歌う。 アリアのBassパートを。]
[君を歓迎するよ。何も恐れることはない。 ほんの少しだけ君が勇気をだし舞い上がれば、 君を迎えるための ”ここ”に辿り着くから。]
[唯の神父の歌声にそんな力があるのか?]
(219) 2013/09/25(Wed) 15時頃
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[唯の神父だけであれば、それは唯の楽曲のまま。 けれど、先ほどかすかなテノールがあったように けれど、アルトのまじないが触媒になり抗ったように、 響く鐘が触媒になり、時空がゆがむように。
ただの歌も、触媒があればかわる。]
[青年はふと、先ほどのかすかなテノールを思い出す >>210 >>211の異国の調べ? そういえば背は高いのに綺麗な声だったなと、 話し声の時には気にならなかった それを思い出して、ふと笑う。
せっかく綺麗な声なのだから もっと、歌えばいいのにね?]
[パイプオルガンと向き合っていたから、 其の後の表情と涙を知らぬまま。]
(220) 2013/09/25(Wed) 15時頃
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イアンは、パイプオルガンが**
2013/09/25(Wed) 15時頃
イアンは、音を響かせて*
2013/09/25(Wed) 15時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2013/09/25(Wed) 15時頃
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― 音の渦《カオス》の中 ―
[鳴り止まない《鐘の音》。 魔法の呪文を唱えてるかのような声。 祈りのような歌声。]
何なんだ?
[耳を塞いでみても《音》は《聴こえ》て。 それどころか、どんどん増えて大きくなる。
音楽《ギフト》が満ちているというよりも。 音楽《ギフト》で出来てる世界といえばいいのか。]
溺れそうだし
[そう思えば、息苦しくなり。 まるで、水の中を泳ぐ小鳥のようで。 身体が重く感じられた。]
(221) 2013/09/25(Wed) 15時半頃
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[脳裏を過るのは。 先ほど霊廟で見た《緑の鳥籠》で。
『おかえり、私の金糸雀よ。ここへお戻り』
あの声が再び、語りかける。 蜜のように甘くねっとり、纏わりつく。]
(222) 2013/09/25(Wed) 15時半頃
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