266 冷たい校舎村7
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でも、なんでもかんでも慣れちまったら せっかく手に入れた堅治の弱点ねえじゃん それはなんか、嫌だな
[ ようやく離された頭の後ろで腕を組み 悔しそうな声をあげていた。 ]
(168) ゆら 2019/06/19(Wed) 18時半頃
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[ でも、担任に告げられた安否の後に、 他のクラスメイトも集まってくることを推測すれば なんとなく、ひとりで勝手に、 罰が悪いような気分になってしまって。
逃げるような幕引きを、しようと。 ]
……別にみんなに会いに来たわけじゃねえし、 代わりによろしく言っといてくれ
[ もう帰るのか、と尋ねられて口ごもる。>>80
ただ、拓海の安否確認目的であって、 誰かに会いに来たわけでもなんでもない。 ひとりで待つのが、心配だったわけでも、 なんでもない、ので。 ]
(169) ゆら 2019/06/19(Wed) 18時半頃
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……だな
[ お見舞い品、同意をしめして、>>81 そのまんま、振り返りもしない。 次第に聞こえはじめる声たちに脇目を振らず 真っすぐに彼に会いに行く、なんてことも 俺にはてんでできなかった、ので。 ]*
(170) ゆら 2019/06/19(Wed) 18時半頃
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──後日:見舞い──
……、
[ あのメールが届いてから何日も経った後。>>90 クラスで半ば強要されて書かされた寄せ書きは、 轟木楓太にしては、綺麗な文字によって 「 アホ 」の二文字だけ書かれていた。>>133 もちろん、名前だって書いていない。
千羽鶴なんかも折らされかけた。 俺の机に折り紙を置いたの、誰だよ。 完成した千羽鶴の中に俺の折った鶴はない。
ポケットの中、ぐしゃりと握れば、 紙の崩れる音がした。 ]
(171) ゆら 2019/06/19(Wed) 18時半頃
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[ 拓海の病室の前に佇み どれくらいの時間が経ったろうか。
同じ看護師が廊下を行き交うもので、 背中に突き刺さる視線が痛くなってきた頃。
片手には、パン屋のマークの入った紙袋がひとつ。 田所の手から受け取ったそいつの中身を、 じい、と覗き込んで、深呼吸する。 ]
(172) ゆら 2019/06/19(Wed) 18時半頃
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[ 消毒の匂いがまじる清潔、って感じの空気を吸った ]
(173) ゆら 2019/06/19(Wed) 18時半頃
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おい。見舞い。
[ ガラリ、と扉を開けて。 ベッド脇の椅子に許可なく座り込む。 押し付けるように差し出した紙袋の中には、 お気に入りのてんとうむしパンがふたつ。
しあわせを運ぶてんとう虫が飛ぶには、 まだ早い季節だったので、……ので。 ]
(174) ゆら 2019/06/19(Wed) 18時半頃
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[ 紙袋の奥には、ライターが一本眠っている。 ]*
(175) ゆら 2019/06/19(Wed) 18時半頃
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[ 髪をかき乱す掌はあたたかい。 冬の外気に晒していたはずなのに、 やけに熱いってことすら、嫌になる。
マフラーの下、 首元が薄らと汗ばんでいる。 その理由を自覚しているから、 なんでもない風に押し込んだ。
いらないものは飲み込んで、 こうしてふざけあうことが出来れば、 お友達になれてるかな、って。 それで、嬉しくなるから良い。良いんだ。 ]
(176) ほるむ 2019/06/19(Wed) 20時半頃
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[ 頭の後ろで手を組むのを見て>>168 からりと笑った。 数少ない弱点は、 失われてしまうとつまらないものらしい。 ] なんでもかんでも慣れた方が、 俺にとっちゃあ都合が良いけどな。
…………
[ 少しだけ、考え込むような間。 悪ふざけの笑顔の形を、つくって。 ]
(177) ほるむ 2019/06/19(Wed) 20時半頃
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フータくんかっこいい とか、 ふざけて笑うのも、わるくねぇだろ。
[ 軽い声。 男子高校生らしく、冗談めかして。 久々にその名前を呼ぶ。>>167 呼んで、少しして。 やめておけば良かった、って、思った。 担任が来たのはすぐのことだったから、 丁度良かった、とも、思った。 ]
(178) ほるむ 2019/06/19(Wed) 20時半頃
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[ だって、声が震えそうだった。
フータくん、って、よんだこと。 少しでもその話がつづいていたら、だ。
担任に告げられた安否のあとは、 帰ってしまうようだったから。 少しだけ、安堵もしたものだ。>>169 ]
おう。
[ 短く答える声も、いつも通り。 ]
(179) ほるむ 2019/06/19(Wed) 20時半頃
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[ お見舞い品の話をしたあとは、 振り返りもしないのを、見送った。
すぐに会いに行くことはしない。 少し、クラスメイトの安否も確認したら、 宇井野も帰るつもりだったから。
クラスメイトたちが集まる頃には、 何もおかしなことなんてない、いつも通り。
つけっぱなしのマフラーの中が、 随分とあつくなってしまっているだけ。 *]
(180) ほるむ 2019/06/19(Wed) 20時半頃
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──── 後日:病院 ────
[ 「無理はするなよ」の、一文と、 綺麗な形をした折り鶴を、 委員長に託した数日後。>>133
少し大きめの紙袋を引っ提げて、 病室の扉を、叩いた。放課後の事だ。 ]
よう。
[ 相変わらず、挨拶とも取れそうな風に、 病室にいる人の名前を呼んで。 ]
(181) ほるむ 2019/06/19(Wed) 21時頃
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具合、悪くはなさそうだな。 ほれ。時間あるときに目ェ通しとけ。
[ 紙袋からまず出てくるのは、 真新しいノートが数冊。 授業の板書。すでに誰かが持ってきてるなら、 そっちに任せることになるが。
整えた文字が並ぶノートは、 ポイントがわかりやすくまとめられている。
それを邪魔にならない処に置いてから。 ]
(182) ほるむ 2019/06/19(Wed) 21時頃
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[ 続いて。 ピンク色のもふもふを、 千羽鶴の近くにでも置いてやろう。
ゆるい顔をして、 てんとうむしの乗ったクローバーを持つ、 あのねこのぬいぐるみだ。 病院関係者と、教師の許可をとって、 学校に保管してあったのをもってきた。
ゆるーっとしたつぶらな瞳が、 養をじぃっとみつめることだろう。 ]
(183) ほるむ 2019/06/19(Wed) 21時頃
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見舞い品。 早めに退院して、 先生にでも渡してやれよ。
[ 病室を彩る、可愛らしい猫。 癒し効果はそれなりだろう。
座る形をした脚の上にのっけるよう、 真っ赤なハート型を抱えている。 健康願のお守りだ。 千羽鶴に隠れるように置いたけども、 もしもその御守りについて問われたならば、 店員にすすめられた、と、返そうか。 ]
(184) ほるむ 2019/06/19(Wed) 21時頃
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[ いや、何一つ嘘はない。 嘘はないぞ。 入院してる友人に、って。 そう言ったら、ハートが出てきたから。
猫が抱えるのにちょうどよかったから、 ……とか。 そういうわけでもない。 ないぞ。 *]
(185) ほるむ 2019/06/19(Wed) 21時頃
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生きればいいんだろ。と 投げ捨てるように出した答えを拾い上げて ひとつ、ふたつとまわし、生きる理由を探した。
(186) さねきち 2019/06/19(Wed) 21時半頃
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―― 起きた直後:病室 ――
[呼吸する事を忘れてしまったように、 キョースケがじっと俺を見ている。
いつもの笑顔は、閉店休業だそうです。
お前が血の気のない手に縋りつくのを目で追いながら 困ったなあ、って俺は別の意味で少しだけ笑った。
こんな風に悲しませるなら、 馬鹿なことしなけりゃよかったって 申し訳なく思う気持ちが三割。
それから、また会えた事 生きて、といってくれた事、 それに対してありがとう、って思う気持ちが六割。]
(187) さねきち 2019/06/19(Wed) 21時半頃
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[残り一割は、…………そうだなあ。
随分と、微笑む顔以外を見ていなかったので、 そんな顔もするんだ、って
…………見えもしないのに、 涙に濡れた声から察して、>>138>>139 嬉しく思う気持ち、で一割。
俺は善人じゃないので、 泣きながら、いろんな気持ちを伝えてくるキョースケの いつもは見えない旋毛をじっと見下ろしながら たどたどしい言葉を聞いている。
触れてくる手が暖かくて、静かに握り返した。]
(188) さねきち 2019/06/19(Wed) 21時半頃
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…………………そう、だな。
[言葉少なに頷いた。 義務ではなくって、楽しみのために。 そのためだけに、ただ一瞬のために 花火のように、あるいは花のように。
そんな風に生きていけたら、どんなにいいだろう。 お前の言葉を聞きながらそう思ったよ。
生きる道を見つけるよ、と言ったからには まっとうにまっすぐに明るく生きていこうって 俺は思っているから ひとまず、気休めのように明るい言葉を吐く。]
(189) さねきち 2019/06/19(Wed) 21時半頃
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あんま、心配すんな。 つか、夏が楽しみだから生きんのか なんだそれ
[俺は笑って、涙に濡れる手のひらを動かして ゆっくり、あふれる涙を拭った。
丁度小さい頃花をお前の耳に挟んで 「可愛い」って笑った時みたいに 動かない指で、そっと耳の上あたりを撫でて 後ろ頭を撫でて、
ずきり、と痛む腹に息をついてから きっと子供に言い聞かせるように小さい声で言った。]
(190) さねきち 2019/06/19(Wed) 21時半頃
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あのな、気づいてるよ。呪い。 ……死ねないな、って思ってしまった。 だからあんまり褒められないことを、俺もするよ。
(191) さねきち 2019/06/19(Wed) 21時半頃
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キョースケ。 俺も、夏を楽しみにするな ……もっと色んな季節や時間が楽しみになるように いろいろ、遊ぼうな。
ありがとう。
…………あのな。 それでも俺とお前が嫌になるくらい世界がダメなら そのときは……
……逃げちまおっか。
[具体的にどうする、っていわずに、俺は笑った。]
(192) さねきち 2019/06/19(Wed) 21時半頃
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俺は、その日を楽しみに生きるよ。
(193) さねきち 2019/06/19(Wed) 21時半頃
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[しずかにそこまで言い切って 少し意地悪だったかなあ、と思いながら目をそらした。
けれど叶うなら、 看護士さんがやってくるまでに 最後にもういちどだけ、お前の手を握ったと思う*]
(194) さねきち 2019/06/19(Wed) 21時半頃
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生きる理由を死ぬ時の理由に挿げ替えたところで、 きっと誰も困らない。
いつか来る嵐のときのため きっと俺たちは、生きやすい方を選べばいい
多分ね! って、俺は明るく後ろ向きに笑った。*
(195) さねきち 2019/06/19(Wed) 21時半頃
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──── 後日:パン屋 ────
[ アスパラベーコンパンが美味しい。 近くにいかがわしい繁華街はあるけども、 宇井野は随分と大きくて、 ついでに制服を着ているものだから。 あやしい声かけなんてされることもない。
だから、よく行くんだ。パン屋。 アスパラベーコンパン以外も美味しい。 季節限定のパンにも惹かれるから、 結構な数を買ってしまうことだってある。
そこでバイトしている田所の前に、 パンが乗ったトレイを二つ置くことも、 あまり珍しい光景ではないのだ。 ]
(196) ほるむ 2019/06/19(Wed) 21時半頃
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お、轟木。
[ 行きつけのパン屋さんで、 クラスメイトの姿を見つけたのは、 偶然、と、いうやつなのだろう。
養が入院して、すぐのことだ。 自販機のジュースを奢るタイミングを、 逃してしまっていたから。丁度良い。 ]
(197) ほるむ 2019/06/19(Wed) 21時半頃
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