122 光と闇の双極夢幻《twin-mirage》
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─閑話:白い呪い─
神は祝福を与えもすれば、呪いもする。
ひとつの呪いの話をしよう。 なんなら、ある災厄の因子《カラミティエンブリオ》の誕生秘話と言い換えてもいい。
虹かける女神、アヴァロン・イーリス。 その存在は一般にはほとんど知られず、デヴァインレイク教の異端、三位一体《トリニティ》派の教義に伝わるものがほぼ唯一といっていい。 正統派教団の高位聖職者か、あるいは神学者や研究者でもなければ、知られぬ名であった。
その女神を教義の中心に据えた新興宗教が現れたのは十数年前。 三位一体《トリニティ》派から更に派生した、破滅主義者たちの一派である。
(177) 2014/05/20(Tue) 09時頃
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彼らの教義を乱暴に纏めるならば、こうだ。
虹の女神は、罪を犯したゆえに泉から追放された。 それゆえに創世神話からも抹殺されている。 白と黒、光と闇の完璧な調和《モノクローム》に、色を与えた罪ゆえに。 多彩は可能性、可能性は希望という名の災厄を人に与えた。 忌むべき七色の虹は、女神が人に与えたもうた七つの罪悪の象徴。 ゆえに虹の女神を唾棄し、貶め、冒涜することこそが罪を清める──と。
──神学上の裏付けもなにもない、無理筋の狂信ではあった。 が、涜神行為を免罪として、罪悪に浸るのはある種の人間にとっては心地よいものだったのだろう。 この邪教は一時期、水面下にてそれなりに広がっていたという。
(178) 2014/05/20(Tue) 09時半頃
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とある貴族もまた、罪悪に耽溺した。 そうして、産み落とした我が子に涜神の名を与え──虹かける女神を愛する、白騎士の怒りを買った。
白い呪い。破滅をもたらす因子の誕生。 しかし、忌み子は、そのままならば、身の回りの人間──虹を唾棄した両親を滅ぼすだけで自壊しただろう。
だが、異世界からの来訪者が運命を変えた。 “父”の細心の注意と黒巫女の助け──それが、忌み子を少女として長らえさせた。 白の呪いは、少女の魔力を光に塗り替え、魂に輝きさえ与えたが、結末は滅び。 宿主たる少女が育ち、力を得るに従って、滅びの及ぶ範囲も広まっていく。
──少女を助けた黒巫女が、この白の呪いを知っていたかどうかは、定かではない**
(179) 2014/05/20(Tue) 09時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2014/05/20(Tue) 09時半頃
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……うわ、あれは痛い……、
[とても痛そうな秘跡《アーティファクト》の一撃(物理)に、そのうち頭蓋割れるんじゃないかしらアレと思いつつ(>>165>>166)。 制止しないあたり、ホリーも慣れてきたのかもしれない]
(180) 2014/05/20(Tue) 12時半頃
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──……まあ、ベネットのおかげで大分マシになったわ。
[犬は痛みが増えたかもしれないが、まあ、それはそれとして。
自分の状態を確認する──大分マシどころの騒ぎではない。 動き回るのに、ほぼ支障のないくらいだ。 戦闘となるとどうか判らないけれど、現在のホリーの戦闘スタイルでは、あまり身体を遣わないから、さして影響はないかもしれない。 幻陽を維持したまま大技を放ったので、魔力は消耗しているけども、元々の容量が大きいので、まだどうにかなりそうだ]
(181) 2014/05/20(Tue) 12時半頃
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──で、なんだったのかしら、さっきの……、
[特定したなにかではない、曖昧な呟き。
襲ってきた、双鎖官だったなにか。 最後には、上半身だけで動き、攻撃してきた。 人外ならば驚きはしないが、統制局に人外は存在しない。 もちろん、人間は身体の半分を失っては生きられない。
それに、一瞬現れたあの女。謎の虹光。
決着後の二色の霧。
あるいは、自分の身体を覆いかけた光の茨。
そういったあれこれをひっくるめて、呟いた疑問だった**]
(182) 2014/05/20(Tue) 12時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/05/20(Tue) 13時頃
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強い、か。
[>>161少女の言葉を繰り返せば 蒼髪の、突然現れた“兄”の言葉を思い出す。 弱さを思い知らされた“悪”の言葉を。]
―――――……
[>>161誰かと一緒、その言葉に 真っ先に視線を配ったのは傍らの人形。
道具とは、もう呼べぬそれ。 男の正義の心は、それを守りたいと云っている。 ≪l≫oveが干渉したその身には、かつて彼女を愛した その者の魂が――――“より強く”囁いているのだろう。]
(183) 2014/05/20(Tue) 18時頃
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アヴァロン・イーリスと呼ばれる者は二人と居ない。
……やはり君は、“A”
また“夢”を見たのか、“A”
[>>163少女の肩を掴みかけようとして 男は、その光の強さに呻き、身を引いた**]
(184) 2014/05/20(Tue) 18時頃
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そう?それならよかった。
[ぶん殴って撃沈させた犬についてはスルーを決め込む。 どんなに魔力的に力のある本だって、具現化してるんだから十分物理で使えます。]
んー……これに、書いてあればいいんだけど…… 随分すごい本っていう割には、何にも書かれてないんだよね…… そもそも、俺だって何でこれが読めてるのかさっぱりわからないし。
[ページを捲りながら首を傾げる。 こんな言語、見た事がない。 にもかかわらず、何となく頭に浮かんでくるのだから本当に不思議だ。]
(185) 2014/05/20(Tue) 19時半頃
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[>>184”A”と呼びかけられる少女姿は、困ったように首を傾げる。]
わたし、Aとも呼ばれるようになったのかしら。 あれから、セカイは変わったようだけれど……
[男だけでなく、機械仕掛けの少女だけでなく、周囲へも視線を巡らせて。 伸ばされた手を避ける様子もなかったけれど、その手が、引かれる。]
どうしたの?
[不思議そうな表情の少女は、気づいていない。]
(186) 2014/05/20(Tue) 19時半頃
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[光と闇は、全く反発する性質ではない。
けれど。 男は気づくだろうか。
少女の首に薄く残っていた、男に締められた痕が、 その色を濃くしていることに。
じわりじわりと、侵食するように、広がっていることに。]
(187) 2014/05/20(Tue) 19時半頃
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[近づいてはいけない。
忠告を与えたQは、知っていた。
Aに、女神の器に最も危険なのは、 まさにCや異端者の武器に刻まれた、悪の象徴《シンボル》。
全てを受け入れる愛は、 悪さえも抱いて、飲み込まれてしまうのだ。]
(188) 2014/05/20(Tue) 19時半頃
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[少女は不思議そうにするばかりだけれど。
>>184呼びかけを受けて、少女の胸元に、桃白色の光が灯る。 かすかな明滅は、少女が纏う虹色に比べればほんの僅か。]
(189) 2014/05/20(Tue) 19時半頃
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……そうなの?
[何も書かれてない、というには首傾げ]
でも……書かれていないほうがいいのかもね。 なんでもかんでも判ってしまうなら、知る驚きや楽しみがないわ。
[全知も、予知も、未来視も。人の精神には、過ぎた災難だ]
……とはいえ、流されるばかりでも困るけども……。
(190) 2014/05/20(Tue) 19時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/05/20(Tue) 19時半頃
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《Avalon・Iris》……
[それは教義から消された女神の名前。 持ち得るデータは極少。
彼女はデータと理論で動く。 だが今はどうだ。 計測不可能な事態に、機器がショート寸前だ]
[彼女の中の“彼女”が目覚めてしまう]
(191) 2014/05/20(Tue) 19時半頃
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――――……《干渉遮断フィールド》展開!
[そうなる、前に]
[彼女は内蔵された機能の一つを起動する。 それは外部からの影響を遮断するフィールドを発生させるもの。 本来ならば対ジャミング用に積んである兵装だが “光”を危険視した彼女は其れを使い、距離を取る]
(192) 2014/05/20(Tue) 19時半頃
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ねえ、正義の方。 教えてくれるかしら。
どうしてセカイは、こんなにくらくなってしまったの? どうしてあの虹は、あんなに暗く染まっているの?
[空を指さして。]
このままでは…… セカイは、あぶないわ。 崩れてしまうのも、時間の問題ではないかしら。
[困り顔──この女神にこんな顔をさせた時点で、いかに現状が深刻であるか伝わるだろう──で、男に尋ねた。]
(193) 2014/05/20(Tue) 20時頃
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[宿命の少女。 世界の危機。 災厄の因子。
そういった用語ができ、広まるよりも以前に殺されて消えた女神に、現在の世界の展開は詳しくは察せられないけれど。]
んん……どう、しましょう。 これは…… わたしたち、早く湖に溶けないといけないかもしれないわ。
[ねえ、ヨーラ。ライト。 小さな声の呼びかけは、二人の”女神”がいる方角を、確かに向いていた。]
(194) 2014/05/20(Tue) 20時頃
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あら?
[機械仕掛けの少女が動いた。 >>192急激に目の前で組み立てられた力の壁に、女神を名乗った少女はまばたきを二つ。]
どうしたの?
[お察しのとおり、この”女神”は、壊滅的に察しが悪い。]
(195) 2014/05/20(Tue) 20時頃
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うん……というか、必要なときに必要な文面だけが出てくる、みたいな感じかなぁ。 基本的には、ほら。真っ白。
[どのページを捲っても、ただただ白が広がっているだけ。 情報はおろか、しみすら見当たらない。]
まぁ、見えても面白くないっていうのは確かだよね。
(196) 2014/05/20(Tue) 20時頃
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― 焔の獣はかく語りき ―
[>>2:688ホリーの返答に、満足めいた言葉を返し その“獣”は今なお、>>185暴力に身を折る忠犬の意識に沈む]
――ぼちぼち女神サマもおめざの時間かねぇ?
[>>61>>149見上げた空に浮かぶ、滅びの二色
――――【衝動の赤《タナトス・レッド》】で、あの空が満ちる時 《アイ》を持たざる“獣”の願いは、叶う]
(197) 2014/05/20(Tue) 20時頃
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――――《アイ》に《◇-ナニモカモ-》捧げよ……ねぇ。
――――何も識らねぇ《アイ》は味気も色気もねぇし。
――――ましてや呑まれた《アイ》なんざ、見れたモンじゃねぇ、か。
[さて かつて“獣”にそう語ったのは、誰だったやら]
(198) 2014/05/20(Tue) 20時頃
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― 焔の忠犬《バカイヌ》はかく語りき ―
主君《マスター》は昔、その時ご自身に必要な情報を無意識下で選別して読み取ってるって言ってました! だから、ご主人も同じ事してると思います! ……あんまり沢山の事が一気にがーってなると、頭沸騰しちゃいますしね!
[己に眠る爆弾に気付かぬまま >>185>>196めげぬ忠犬は、再び尻尾を振った
さすがご主人 合間合間に、称賛を紡ぎながら]
(199) 2014/05/20(Tue) 20時頃
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……虹《ラルク・アン・シェル》お姉様。
[小さな声の呼びかけは彼女の耳には届いていた。 目の前に居た2人には届かなかっただろうから。
独り言を言っているように見えるのかもしれないが。]
湖に溶けるならお一人でどうぞ。 私と白《ブラン》お姉様はゲームがまだ終わっていませんもの。
(200) 2014/05/20(Tue) 20時頃
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全く、虹《ラルク・アン・シェル》お姉様にも困ったもので。
……ああ、違うわね。 あんな風になってしまったのは、ケルベロスのせいだわ。
[ヨーランダにしては非常に珍しい明確な殺意。 それはケルベロスへと向けられるが。
まずは目の前の2人の相手へと意識を向ける。]
(201) 2014/05/20(Tue) 20時頃
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……ほんとだ。
[真っ白なページを、覗き込んで]
必要なときに必要なだけ――ね。 ……そのくらいがいいのよ、きっと。
[頷いて]
(202) 2014/05/20(Tue) 20時半頃
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でも、うん――ともかく。 情報よ、情報。情報、情報――……、
[とんとんとんと、組んだ腕に指先をタップさせ]
……私たちには、圧倒的に情報が足りない。 目的が定められなければ、方針も立てられない。
[――溜息を吐く。 統制局は人類世界を守ることを第一義とするが、それは攻勢防御である。 生じた危機を取り繕うのではなく、危機が生じる以前、芽の段階で刈り尽くす。
ホリー本人の気質としても、受動的は性に合わないのである]
(203) 2014/05/20(Tue) 20時半頃
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――ね、ベネット。 この世界のことは、あなたのほうが詳しいでしょ。
たとえば――あの虹。 陽も出てないのに虹が出るなんて、まずありえないわ。 二色だけで、あとが黒っていうのもそうだし――そんな虹にまつわる話はあるの?
[そういえば、戦いのなかで、奇妙な少女が虹をもたらしたりもした。異常な虹、という符合]
(204) 2014/05/20(Tue) 20時半頃
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── L.I.F.Eと《機関》 ──
[滅びの庭《ナイトメア・アヴァロン》と呼ばれたこの世界における2大組織といえば、永遠不可欠の支持者達《Law Integral Followers "Endless"》と《全世界監視機関》であることは周知の事実だろう。 >>1:340吸血天使《ヴァンパイア・アンジェ》の誕生を目的として起こったとされる、>>1:323死天使の壊誕《デス・エンジェル・バースデイ》をきっかけに対立が表面化したこの組織たちだが、ソレ以前からでも、この二つは全く性質を異にしていた。
方や《機関》と称される、「正義」の組織。 それぞれが異能を持つ精鋭であり、世界をあるがままに、罪を裁き正義を成す。
方やL.I.F.Eと称されるは、ある意味では「悪」の組織であった。]
(205) 2014/05/20(Tue) 21時頃
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[>>1:322「世界の永遠の存続」が彼らの目的である。
世界の存続のためであれば「罪」を躊躇わず、 「法」を犯すことを厭わず、 「正義」を滅するも迷いなかった。 一人ひとりの異能こそ《機関》に及ばねど、 彼らが胸に抱く世界存続の意志は、決して劣るものではない。
ああ、然り。然り。
彼らが対立するは、自明の理である!]
(206) 2014/05/20(Tue) 21時頃
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