196 水面に映る影より遠く
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だって俺が溺れた時は、優が助けてくれんだろ? えー、やだー
ソフトって、なんの話だよ!
[今朝見た夢>>160なんて知らないから、 小さく吹き出しては、また笑って]
おう、いてらー
[軽く手を振って見送れば、 まだ彼の体温の残る手を握り締める。 彼が、俺が確かにここに居る証]
(177) 2016/08/21(Sun) 21時半頃
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彰人から朝聞いた!りょーかい! 楽しみにしてる。
ばっか、当たり前だろ。
[からからと笑いながら、冗談ぽく返して。 去りゆく背中を見送った。
さて、息継ぎの練習でもしますか *]
(178) 2016/08/21(Sun) 21時半頃
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─回想、コンビニにて、リツと─
[なんでもない。変でもない。 と、レジの方へリツの背中を押す。>>93 それでもまだ、不審の目を向けてくるようなら、 頭の向きもレジの方に固定してやろう。]
(179) 2016/08/21(Sun) 22時頃
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流石だろう、彰人様だからな! ……初恋は、 幼稚園の時の一緒だったエミコちゃん。 甘酸っぱかったかは、 覚えてないのでわからない!
[半分ヤケである。]
まだなら、今後初恋を知ったら教えてくれ。 な?
[反撃。 ちょっぴり、耳を赤くなる。 レジを打つ人が、 男×男に敏感でないことを、祈ろう。]
(180) 2016/08/21(Sun) 22時頃
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ん、そーか。 リツがリアジューじゃないことに、 すべての創造の神に感謝。 リツに振られた優って泣いてそーだろ、 俺のそーぞーだけど。
[俺のアキコちゃんも阻止される。 おう、良かった。
泣くはなくでも、鳴く方なのは秘密。 ぴゃあとか。ぴょうとか。 そんなくだらない話をしつつも、 リツと大原と校門をくぐったのだろう。*]
(181) 2016/08/21(Sun) 22時頃
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- 補講後/弓道場 -
[結局、俺が息継ぎを習得することは出来なかった。 それでも単位をくれたせんせー、愛してる!(2回目) 来年も補講が決定した瞬間だろう]
きーてくれよー 俺だって頑張ったんだぜ?
[後片付けをしていた部員に愚痴を吐きながら、 道着に着替えて射場に立つ。 弓を引いてからの張りつめた空気。 手を離した瞬間、それを裂いていくような感覚。 全部、だいすきだ]
(182) 2016/08/21(Sun) 22時半頃
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……散々悩んだけど、 俺、主将に なろうと思う。
おまえには沢山迷惑かけると思うけど、 こんな俺でも付いてきてくれる?
[支えてくれる?ひとりじゃ何もできない俺を。 彼から返ってきた言葉に、 また泣きそうになったのはここだけの秘密 *]
(183) 2016/08/21(Sun) 22時半頃
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[HRが済めば更衣室で水着に着替えてプールに向かう。 準備運動はするのだけど、少し考えてから 先生に言って少しだけ見学させてもらうことにした。 日陰に入ると、ふぅ、と息を吐き揺れる水面を眺める。]
…………。
[夜には浴衣を着てみんなで花火。 楽しいことが待っているのに 転校の噂が気になって、ため息が漏れた。*]
(184) 2016/08/21(Sun) 22時半頃
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── 朝、教室 ── [八竹ちゃんの席から離れて少しした後 何気なく外を見れば、二人乗りの自転車が校内に入ってくるのを見かけて>>159>>169]
大樹と……小夏?
[窓枠にもたれかかり二人の様子を眺める。 珍しい組み合わせだな、とか 大樹ってチャリ通だっけ、とか 小夏、また立ち乗りしてあぶねーな、とか
……そんなことを思う前に]
(185) 2016/08/21(Sun) 22時半頃
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“甘酸っぱい”って、あーいうのかな…
[俺の目には、仲が良さそうに映る二人。 思い出すのは 「一組はリアジューがいる」 っていう彰人の言葉>>10。 あーんの話は残念ながら誰にも聞いていないから リアジューって、もしかしてあの二人のことかな、とか思ったり。]
(186) 2016/08/21(Sun) 22時半頃
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ふぅん……
[右手で肩に触れながら、 嬉しそうに大樹を見送る小夏を眺める>>169。
胸の奥の片隅で、何かがチリッと焦げる音がする。]
(187) 2016/08/21(Sun) 22時半頃
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……???
[チリッ?…って、なんだ? 初めての感覚に 戸惑いを覚えて。]*
(188) 2016/08/21(Sun) 22時半頃
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- 夜/校庭 -
[集合時間より少し前。 他に誰かいただろうか。もしかしたら一番乗りかもしれない。 校庭の隅のベンチに腰掛けて欠伸を噛み殺した。 補講に部活のダブルパンチで体力は底を尽きかけていた]
( 晴れて良かった )
[夕焼け空を見上げれは、宵の明星がひとつ。 輝きを放っていた。 補講後から今までずっと弓道場に居たので制服のまま。 晩飯は適当にコンビニで済ませた。 もしかしたら誰か一緒だったかもしれない]
(189) 2016/08/21(Sun) 22時半頃
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あ、ロウソクとバケツ持ってきてねえ……
[集合時間も迫ったころ、重要な忘れ物を思い出す。 皆集まってから誰も持ってきていなければ、 コンビニに買いにいけばいいか、と。 視線を空に投げたまま、みんなの到着を待った *]
(190) 2016/08/21(Sun) 22時半頃
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── プール ── [先生に呼ばれて近寄ると 俺が受けそびれた試験をするとのこと。 みんなと同じく、25メートル泳ぎ切ればいいらしい。]
それでいーの?せんせ。 100泳いだら評価上げてくれるとかない?
[生意気な口調で交渉するも 先生は首を縦に振らず。 ちぇーって言いながらよーいどん。]
(191) 2016/08/21(Sun) 23時頃
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[プールの端から端まで。 泳ぎきるのは一瞬だ。
身体を水に溶け込ませ その心地良さを感じながらゴール! 先生のOKサインを見れば 笑顔でプールサイドに上がった。]
はーっ、きもちー。
……あれ、雛子見学? 大丈夫か?
[水泳帽を取りぶるぶると首を振りながら雫を落とせば 日陰のベンチに、その姿を見つけて。 水面を見つめる視界を遮るように 雛子の顔を覗き込んだ。]*
(192) 2016/08/21(Sun) 23時頃
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- 回想/コンビニにて -
あきとさまー?ふふ、 って、早いな。流石彰人さま。
おい、覚えてないのかよ!
[びし、と突っ込みを入れながら。 勿論手は出てないぞ]
ええー、どうしよっかなー
[赤くなった彰人>>180の耳に、口元が綻んだ。 薔薇とか俺良くわかんないな?]
(193) 2016/08/21(Sun) 23時頃
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えー、優がめそめそ泣いてるとことかそーぞーでき、 できるわ。どうしよう?
[勢いよく彰人へ振り向いて視線を向けるが、 彼からしてみれば俺に言われても、 状態だろうと安易に想像できる。
でも、すこしだけ。 アキコちゃんは見てみたかったかもしれない *]
(194) 2016/08/21(Sun) 23時頃
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─朝、学校─
[昇降口で靴を履き替える。 リツに用事があることを聞けば、>>41]
あーい、いってらー。
[と軽く手を振った。 その後は多分大原と教室の扉をくぐったように思う。]
(195) 2016/08/21(Sun) 23時半頃
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[いつものように、 「特定の誰か」に宛てたわけでもない挨拶をしながら、一旦自席に。 比較的安価なアイスと炭酸飲料の対価>>67である課題を取り出した。 正答率はご存知の通り、高級なアイスには届かない程度。
ふ、と見渡せば、先ほど共に登校した大原へ昨日への俺と同じく献上している丹野が目に入る。>>132]
(196) 2016/08/21(Sun) 23時半頃
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[俺よりも小さな歩幅で、こちらにやってきた。 教室は外より暑くないが、昨日のコンビニへと向かうくらいの速度だろうか。]
ほら、対価の課題。 数学とか歴史とか答えが一つなのはいいけど、 他のはちょっと変えとけよー。
[忠告の言葉と共に渡そうか。 俺は超絶優しいので、課題を届かない位置において取らせることはしない。 傾げた首と、きらきら光る目がやっぱり弟を想起させた。]
(197) 2016/08/21(Sun) 23時半頃
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それから、アイスとジュースごちそーサマ。 ちゃんと溶ける前に食べきったからな。
[ちろり、口端を舐めてお礼。*]
(198) 2016/08/21(Sun) 23時半頃
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[大原の教えを復習しようと軽く何度か泳いでいると、担任から僕も呼び出しを受けた。 僕も、若菜と同じように25m泳げるかの試験をする>>191]
よし、頑張ります。
[すぅ、はぁ、と深呼吸をして、気合いを入れる。 さあ、やろう。壁を蹴って水を搔く。 バランスを意識して、息継ぎ、姿勢、リラックス……。
そうして、ゆっくりと僕は25mを泳ぎ切った 担任は満面の笑みで、僕の努力を認めてくれた]
ありがとうございます!
[深々と、担任に頭を下げた。これで水泳の単位は守られた]
(199) 2016/08/21(Sun) 23時半頃
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―朝・登校― [あれから。合流した>>57>>95律と彰人と かき氷、金魚すくい、定番の出店の話。 何のことかと問うたなら、ポスターの話も出た筈]
俺も行こうかな。
[誰と、とは言わない。 彼等とか、はたまた皆か、女子か。 予定はないから、ただ軽率に乗っただけ。 独り言のような呟きだ。 二人には聞こえていないかもしれない]
(200) 2016/08/21(Sun) 23時半頃
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―朝・学校へ― [彰人たちと教室へ>>195入ると、>>132かかる声。 挨拶はそこに居た皆に。>>80花火を見せびらかす葵の姿。 放課後家に戻ってから、と思っていたから、圭一の荷物に今、花火は入っていない。 それから、晶が近づいてくるのを見て、あっと小さく声をあげる。そうだ。ジュースだ]
うむ、待ちわびたぞ。
[――なんて。 うっかり忘れて水のペットボトルを買っていたのは内緒だ。さり気なく鞄を机に。透視能力でもない限りは中身なんてわからない筈]
おっ、オレンジだ! 俺の今日の気分ジャスト。 いいよ、終わったらチャット飛ばして。
[いびつな形のパックジュースを受け取って、思わず笑みが浮かぶ。二学期でもいいけど、早く返す、ってことは夏休み中にもう一度会えるわけだから、断る道理もない。イベントは多い方が良い]
(201) 2016/08/21(Sun) 23時半頃
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[ホームルーム。 誰かの声>>163。転校、の単語が聞こえた。 神先生の泳ぐ目>>3 ああ、と視線を落とす。 誰が、とか、そういうのは今は知りたくなかった。 誰も自分だとは言わなかったから 聞くのは止めた。 言いたくない理由だってあるだろう]
……?
[そういえば、と>>155物憂げな顔のヒナが浮かんだ。 自分の胸に手を当て、まさかね、と首を振る。
――渡しそびれたアイスティー。 蓋にかけられたアイスクリームモチーフのキーホルダー。 今はまだ、圭一の鞄の中]
(202) 2016/08/22(Mon) 00時頃
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―プールへ― [晶からもらったジュースと、ペットボトル二つ入ったかばんは大分重い。 着替えて、準備運動。 さてプールに飛び込もう、という時 >>184ふと、見学席に居るヒナに気付いた。 水着は着ているが、何があったのか]
ヒナ、疲れてる?
[>>192優の姿もあった。 半裸の男二人が囲むのもどうか。 あ、とひらめいて、二人の傍を離れる。 更衣室に戻って、鞄から水の入ったペットボトルを取出し、戻ってきてヒナへと差し出した]
ほら、水分補給。 いらなきゃタオル濡らす水に使うといい。 首元とか冷えると体感温度変わるよ。
[同じように見学した身は、知っている。 座っているだけで身体から水分が失われていく感覚]
(203) 2016/08/22(Mon) 00時頃
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―夜、校庭へ― [ヒナは水を受け取ったか否か。 それはともかく、 補講は問題なく終了した。 元々運動神経はいい。 ただ、入院期間が長すぎただけの話。
花火の時間は夜 食事のあと私服に着替えて、花火を買いにコンビニへ。 持ってきていた生徒もいたから、もしかしたら足りているかもしれない、と結局買ったのは小さめの花火セット。それから、ライターとロウソク。 バケツ、なんてものは思考回路にない。 水着の減った鞄の中身は、渡すタイミングを逃したペットボトル一つと、飲むタイミングを逃したオレンジジュース。そこに花火セットを突っ込んだ。 少し早めについたと思ったが、>>190ベンチに腰かけている律の姿が既にあった]
あれ、律 部活からそのまんまか、お疲れ。
[声をかけ、近づいていく*]
(204) 2016/08/22(Mon) 00時頃
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[受け取った返信は3人分。返事をくれた3人は浴衣に乗り気のようでした]
"りょーかい!( ・Θ・)ゞピヨッ!! 何着か持ってくね!"
[そう返信しておきました。 葵には姉が二人います。もう家を出て一人暮らしをしている姉たちは、浴衣は持っていかなかったので、姉の分の浴衣が余っているのです。 浴衣は着物ほど道具もいりませんしかさばりません。ちょっとした荷物にはなりましたが、持ってくるのはそんな難しいことではありませんでした。
いとちゃんからの返信はありませんでした。既読はついていたので、確認してくれたことはわかっています。 その上で返信がないのは、きっと]
(205) 2016/08/22(Mon) 00時頃
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また変に遠慮してるんとちゃうんかな。
[葵は、そう思いました。思い出したのは、あんみつに誘った時のいとちゃんです。 真っ先に誘ったのに「他の人の迷惑じゃないなら」なんて言ったいとちゃんのことです。
返信をくれた3人が「着付けはできない」と書いていたにもかかわらず、葵が浴衣を持ってきたのは、葵には確信があるからです。 きっと、いとちゃんは着付けができるという確信です。 “ヤタケは着付け出来たりする(・・?” 昨夜、小夏ちゃんが送ってきた文面です>>150。そしてやっぱり返事はありませんでした。 だからこそ、葵は思ったのです。 誰も着付けができない状況です。いとちゃんは着付けができないなら、きっと「着付けはできない」ということを返事してくれていると思います。 だって、いとちゃんには着付けができないのに、みんながいとちゃんならできるんじゃ、と当てにしたら。みんな困ることになります。 いとちゃんは多分、そういう展開になるのは避けたいと思うタイプだと思ったのです。
だから。 葵は今日、浴衣を3着持ってきています]
(206) 2016/08/22(Mon) 00時頃
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