29 Sixth Heaven
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――廊下→台所――
それは、ペラジーさんの意を汲んだものですか? それとも、あなたがただ拒みたいがためのものですか?
[あなたは、という問いには答えぬまま。>>123 ペラジーの姿を認める前に、疑問を疑問で返す。 席を勧められても立ったまま、端に佇む]
[やがて、話がこちらに振られた瞬間。 ばさりと舞う鳥の翼が帽子をかすり、蒼の布地がふわりと舞った。 その色は、見えない。 スティーブンの苦悩を内に隠した顔も、ペラジーの怠惰に疲弊した表情も。 なにも視えぬまま、ペラジーの声の方へと一歩、かつりと。 かたい硬い音が周囲に響く]
(138) 2011/04/22(Fri) 22時半頃
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あなたがどうするのか、聞きたかったのです。ペラジーさん。 たのしかった、思い出せない思い出の世界を救けるのか。 それとも、それを蹂躙してまで、いまとはかけ離れた"外"の生活を求めるのか。
[語調はゆるやかに、しかし言葉は棘を持ち。 微笑を浮かべたまま、問うた]
(139) 2011/04/22(Fri) 22時半頃
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パピヨンは、フィリップの足音が聞こえると、振り向き蒼を揺らす。
2011/04/22(Fri) 22時半頃
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僕の、母も。 そういうの、止められない人だったよ。 ……多分、器の欠けて居た頃の事だと思う。 対象は自分にじゃあなかったけど。
――……。 君たちは、外に戻ったら。 余計に幸せになれないんじゃ、ない…かな。
[半分は、やりとりをみて思った事。 もう半分。 少女の顔を見て紡いだ言葉には、 別の意図も乗っていたけれど。]
(140) 2011/04/22(Fri) 22時半頃
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―台所―
ああ、フィリップ君 ――…、どうしたね?
[様子が、随分と沈んでいるようだったせいか。 スティーブンは少し控えめな声で聞く。 どうやら冷蔵庫に用があるらしい が]
……。
[あお を見る。]
ペラジー、其処に居ると フィリップが、冷蔵庫を使えない。
(141) 2011/04/22(Fri) 22時半頃
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―リンダの個室―
……なんだ。胸元に白木の杭を立てるくらいされるかと思っていたのですが。
[とうに起きていた。 髪を撫でられる、その前から。
どんな反応を示すか、すこしばかりの興味心からもぐりこんでみたはいいものの。思った以上に放置され。]
にしても、無警戒というかなんというか。 ……どうしましょうかね。これ。
[一瞬、犯そうか、とも心をよぎるが。 吐息一つついてすぐに流す。 色欲とは違うのだ。反応も示さぬ女を抱いてなにが楽しいものか。]
(142) 2011/04/22(Fri) 22時半頃
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[ペラジーの丁度一往復分、反応した手に心が和らぐ。 硬い雰囲気だった翠を細めて。]
……わりぃ、冷たいもん出したいんだ。
[首傾げる様子に、自分の用事だけを告げる。 どうやらパピヨンがなにか口にした後>>139らしい 少しだけ気持ちが和らぎ 余裕が生まれたのか3人を見やり リベラと一緒に首を傾げる]
(143) 2011/04/22(Fri) 22時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2011/04/22(Fri) 22時半頃
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2011/04/22(Fri) 22時半頃
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……マーゴが、少々怪我を……
[スティーブンに問われると翠を軽く伏せて。 事実の一部だけを口にする。 それ以上は 下手に、言葉にしようとすると堪えられなくなりそうで。
どうすれば良かったのだろう? どう、話せばよかったのだろう? 責めるようなムパスの視線と ともに合った言葉を思い出し息をついて。]
すいません……
[スティーブンがペラジーに口にする言葉へ 謝罪1つ口にしお辞儀する]
(144) 2011/04/22(Fri) 22時半頃
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[男の言葉>>141に、あおは男を見て、少年を見て。 そうして背後の冷蔵庫へと、ゆるり向けられて。 最後に再び、少年へと視線が戻る。]
――…、あー。
[かくん。 と納得したように一つ頷くと のそ、という音が聞こえそうな程緩やかに、少しだけ冷蔵庫の前から場所をずれる。 そうして、硬い音>>138が己へと僅かに近付いたのに気付いて ぱちりと、一つ瞬いたあおは 女を見上げる様に向けられる。]
(145) 2011/04/22(Fri) 22時半頃
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…、…おれ?
?? …そと、?
[投げられる問いに、ぽつ、と。落ちる音は 傍から見ればその質問の意を掴み損ねた様な、疑問の混じる色。
“外”の生活を、求めてなども始めから無かったけれど―― そう、思い当たって、あおは沈黙のまま一度だけゆるりと瞬いた。 女の言っている意味が判らないのでは、なく。
世界を救う。など――かんがえたこと、 ない。 …ならば何故、自分は今此処にいるのかと。
再三、投げられた問いが、 ようやく青年に届いたかの様に。]
(146) 2011/04/22(Fri) 22時半頃
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[感情の制御が利かずただ蹲るばかりだったが、 やがて優しげな笑みと仕草に緊張も解けて来て。 >>137と問われれば小さく頷いた]
お世話してくれる人を傷つけて……独りになるのはいやだったから。
[嫉妬、それは時に見放される事を極端に厭う。 力のある者は力ずくで対象を繋ぎ止めれば良いが、 幼い頃の少女にはそれもできなくて。 また、ある意味で管理者の気を引く行動でもあったのかもしれない。 ともかく、抑圧された感情をぶつける矛先が 偶々自分に向いてしまいそれから習慣になっていたようで]
平気。 自分でやった事だし。 死んじゃうわけじゃ、ないから……。 それに、ちょっとくらい痛い方が……生きてるって、解る。
[自分の体の事を顧みる風もなく。 言われるがままに傷に髪が触れないよう 掻き揚げた髪をそのまま怪我をしていない方の肩へとまわした。 ゆったりとした服の背から傷跡が覗く]
(147) 2011/04/22(Fri) 22時半頃
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―台所― [パピヨンと共に台所に来る前に、 「これは私だけの意志です。 彼は、彼の意思では、何も答えていない。 私は、彼の意思を聞かねば成らない――」 と、そう謂ったのだった。 ゆえに。パピヨンがペラジーに投げた問いかけには ひとつ、瞬いて。だが口を挟まなかった。
>>144フィリップが問いに答える。]
…怪我?
[転んだ、とかそういうものではないだろう。 彼の様子に、深くは聞くことを避ける。]
救急箱は、必要ではないかね。
(148) 2011/04/22(Fri) 23時頃
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……酒。酒が、ほしいな。
[眠るリンダに、悪戯がわりに額にくちづけて。 身に募る欲望を紛らわすべく、酒を漁りに。]
ん、あ?
[きたはいいけれど、ずいぶんと人が溜まっていて。 なにやら硬い雰囲気に、そっと物陰に潜む]
(149) 2011/04/22(Fri) 23時頃
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……ムパムピスお兄ちゃんの、お母さん。 他人を傷つける人だった、って事……?
[不意に語られた話>>140に顔を上げる]
…………――。 私は、……フィルを傷つけたりしない。 でも……。
[自分については確約はできなかった]
幸せって、何なの? 一緒にいられるのが幸せだって、思ってた。 でも……此処にいたらフィルは私を殺さなくちゃならなくなる。 そっちの方が幸せだって、ムパムピスお兄ちゃんは思うの……?
(150) 2011/04/22(Fri) 23時頃
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ありがとうな、ペラジー
[ゆっくりと動くその動線を邪魔せぬよう 脇に避け……少し移動した相手の頭を軽く撫でてから フィリップは冷蔵庫を開ける。 水の入ったペットボトル、 臭いが嫌だなと思ったし あの調子じゃきっと何も食べていないし、 自分も食べていない、ムパスはどうだろう?と 手軽に食べられる蜜柑3つ。]
……あ、それもあるなら欲しいっす。
[理由は口にしづらくて、口篭ってしまいながら ただ、救急箱にはまた頷き話す ペラジーとパピヨンの間の会話を邪魔せぬよう小声で 見た箇所以外の出血箇所が何処かわからないが どこかにあるはずだからそれは確実に役に立つ]
(151) 2011/04/22(Fri) 23時頃
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あら……大変。 どうしてそんなことに?
[フィリップの声の方にちらりと振り向くと、身を案ずる無遠慮な声が漏れる。 けれどすぐにペラジーへと向き直ると、彼の疑問の声に頷いた]
ええ、おそと。 あなたが以前いた場所。 あなたがこれまで護ってきた場所。 思い出せなくとも、覚えている場所。
[ゆっくりと、まるで孤児院の子供をあやすように]
戻りたくとも戻れない場所。 戻っては行けない場所。
(152) 2011/04/22(Fri) 23時頃
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まぁ、ちょっと……
[パピヨンに尋ねられても言葉を濁す。 とは言っても、後々ムパス経由で 知られるかもしれないけど。 ただ、静かに来ていた言葉の最後にだけ眉を上げた。]
……戻っちゃいけない は、アンタが決めることじゃないでしょ。
[少し落ち着いてきた感情が刺激されて 黙ることが出来ず。]
(153) 2011/04/22(Fri) 23時頃
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今、此処に持っているわけではなくてな… 医務室がある。 場所は――
[ペラジーとパピヨンの話も気にかかりつつ、 戸口の方をさして、フィリップと同じように やや小声で説明した。]
――……。
[藍の眸翳るのは、 選択の重さ、それゆえ 潰れそうなのではないかと、思い当たるゆえ]
選択は、重い。 …出来うるならばひとりではなくふたりで、 分かち合えればと思う。
[そんな風に、謂ったが。 表情は苦いもの。]
(154) 2011/04/22(Fri) 23時頃
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スティーブンは、パピヨンのほうへ顔を向けて、見つめた。
2011/04/22(Fri) 23時頃
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平気じゃないのは、寧ろフィリップの方に見えたけど。
[撫でた手を離し。 死ぬわけじゃないと、そう言うマーゴ>>147に苦笑する。 傷口が露わになれば、先ほど差し出された右手に視線が移る。 隠されていなければ、その爪先には血がついているのだろうか。
無意識に、手を取り握りしめるようにしていた。 何時も、マムの傍らでやる仕草。 必要以上に寄り添うではなく、 けれど離れていると言うには近い距離。]
(155) 2011/04/22(Fri) 23時頃
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あら、どうして?
[振り向かぬまま、首を傾ぐ。 本当に分からないといった風に、声は上向いて。 続くスティーブンの言葉には、小さく頷いて]
そう。ひとりではなくふたりで、 ふたりよりも皆で。 誰かが受け入れた選択を無駄にせぬように。 そうでしょう?
[口調は軽く、以前の丁寧さに欠けて。 顔はあくまでペラジーに向け、ゆるやかに唇は弧を描く]
(156) 2011/04/22(Fri) 23時頃
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……父が、家に帰って来なくて。 多分、嫉妬が行きすぎたんだろうと思う。 苛々が抑えられなくて、僕に――……。
[それは、哀しい事では無かったけれど。 いつしか座り込むようにした姿勢。 右足の傷を摩る様にすれば、引き攣った大きな傷が露わになる。]
嫌では、無かったんだけど、ね。 ……自分の事は、また傷つけるかもしれない……か、な。
[でも、と途切れた言葉に、続きを予想し問いかけて。]
(157) 2011/04/22(Fri) 23時頃
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うん、僕も、二人が一緒に居るのが幸せなんだろうな、って。 ここに来てから見てただけだけど、思う。 ……だから、尚更。 外の世界じゃあ、行ける場所がたくさんありすぎて。 マーガレットとフィリップが、はぐれてしまいそうだ、って。 ――……特にマーガレット、君が、 自分を傷つけるのを止められない限り。
……殺さなければいけない、と言うのは。 スティーブンさんの推測、だよね。
それを妄信して、外に出てしまう方が。 危険だと、思う。
それに。
(158) 2011/04/22(Fri) 23時頃
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[帽子の影にある、遠い世界の青に届かぬと知りながら 翠は半眼になりつつも スティーブンから、医務室の場所を聞けば、 1つ、2つ頷く。]
………………
[冷えた蜜柑を手に持ちながら スティーブンの言葉に視線が落ちる。 ………一緒に生きられるなら 重い選択も、2人分背負うのだって構わない。 でも、ずっと泣かせたら?笑えないなら? ……心が死んでしまうなら、それじゃ意味が、ない。]
(159) 2011/04/22(Fri) 23時半頃
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――……器として繋がれた人たちを、放り出していくと言うなら。 マーガレット、君を、君たちを。 ぼくは、きっと許さない。
それでも、笑って生きて居られる……?
[二人だけで、居ればいい。 覚悟はした筈と、零れた彼女の言葉>>115。 まるでそれを確かめるかのように。
フィリップに向けたのと同じような、 どこか責めるような視線を、彼女の手を握ったまま、向けた。]
(160) 2011/04/22(Fri) 23時半頃
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残念だけどそれは無理ですよミズ。
[ふらり、いつからか。 戸口の影に立つ、その優面は]
ひとりよりふたりで? 結構。 ふたりよりみんなで? いいでしょうね。
そして全員で偽りの夢をみる? ……ごめんこうむります。
[にこりとも、せず。その場にあって、なお。]
(161) 2011/04/22(Fri) 23時半頃
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……ガイダンスの説明は聞いたでしょう? 拒否権……は全てにある。 与えられた権限を奪うことは 何人たりとも…………許されない。
[首傾ぐ姿に、息を吐く。 感情が昂ぶらぬよう、ゆる首を振って。]
戻るのも、戻らないのも…… 一人ひとりの自由です。 ペラジーの自由を他の人がもってっちゃ、いけません。
(162) 2011/04/22(Fri) 23時半頃
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フィリップは、突然のラルフの言葉に、ぎょっとした
2011/04/22(Fri) 23時半頃
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……、もどっちゃいけないの?
[女の言葉>>152に、 ぽつと、漏れる。 思い出せない。――家族の顔も、友人の顔も。 どこかで覚えてる筈の自分の居場所。
けれどいつかは 戻れるのだと漠然と思っていた。]
――みんなで、
[皆。 前も、そう言われた事があった 気がする。 いつだった、だろうか。 “思い出せない”。
女を写していたあおは、緩やかに床へと落ちる。 少し前の己ならば、その通りだと。促されるがままに。 思考を放棄して即答していた 筈 なのに。
…奥底で首を擡げた疑問の答えが出る前に。 ――戸口の陰からの声に、思考が途切れた。]
(163) 2011/04/22(Fri) 23時半頃
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[>>157と語られる嫉妬の影響はつきりと胸を痛めた]
……ムパムピスお兄ちゃんも、被害者なのね。 足のそれは……事故とかじゃ、なかったんだ。
[何故弊害を知るものばかりが選ばれてくるのだろう。 知っているからこそ枷になる、そういう事なのだろうか。 労わるように目を細めて]
私は、何処へも行けないわ。 鳥籠の鳥は、冬の寒さや夏の陽射しに耐えられない。 8年もずっとこんなところにいたんだもの。 自分が何もできない事くらい……解ってる。
……私、ギルバートお兄ちゃんが死んだ理由。 今なら解る気がするの。 たとえヘンリエッタが殺されていても、いなくても。 きっと、ヘンリエッタはもうこの世にはいないんだわ。
(164) 2011/04/22(Fri) 23時半頃
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いつわりと誰が決めたのですか?
[割り込んだラルフの声にも、即座に冷めた問いを]
このシステムが生まれてから、この世界ではこれが"本来"になった。 それだけの話ではないですか?
"壊す"と言ったまま何も行動もせず、レガシィな文化にしがみつくのは、スリルがありますか?
[耳に挟んでいた彼の自称を加えて。 呆れたような声音で告げる]
(165) 2011/04/22(Fri) 23時半頃
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…………相変わらず、だなぁ。 チャールズは殴れた?スリルシーカ−?
[突如の言葉に毒気が逆に抜かれ 小さく笑って……やっと笑えて。]
……ま、オレは、マーゴが”ここなら笑える”と 言った場所に一緒に行くだけっすけどね。 ……世界も、偽りとか本当とかも、関係ない。
[毒気抜かれた翠は入れ違うように戸口に向かって]
(166) 2011/04/22(Fri) 23時半頃
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[>>159香るのは、柑橘の トパーズのいろした香気なのに 若葉に似た色の少年の眸は伏せられる。 選択。重い。どこまでも。けれど。
スティーブンはパピヨンを見る。
嗚呼、彼女の器は『傲慢』だったか。 そんなことが過ぎる。
「もどっちゃいけないの?」 「みんなで」 ペラジーの声に、眉を寄せる。 ――いけないはずがない。 口に仕掛けたとき 戸口から声。]
…ラルフ
[ラルフか、「強欲」かは、瞬時に判断はつかなかったが。]
(167) 2011/04/22(Fri) 23時半頃
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