131 SACRED JUSTICE ―闇の正義と光の祝福―
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妙ね…… どうしてこんなに闇の聖霊力と相性がいいのかしら。
[元々が「亀吉」だったとしても。 闇の聖霊力が馴染みすぎている。
クラウディアは知らない事実だったが。 暗黒神の代行者となり。 そして、死の淵にてさらにルゥ=カタストロスの祝福を受けたアマトの身体。 単純な魔力のキャパシティで言えばクラウディアとラディエルを除く枢機卿の面々と同格にまで成長していた。 それに気がつかないクラウディアがさらに闇の聖霊力で補強した結果。 アマトの力はさらなる高みへと昇っていく。]
(147) 2014/08/23(Sat) 10時頃
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今の貴方なら、地水火風も自在に操れるでしょうね。
ふふ、目覚める時が楽しみだわ。
[眠っている彼の頬を撫でて。 まだ目覚めはしないだろうが。
きっと教団の戦力になってくれる。 そう、ドナルドと同じ様に。]
(148) 2014/08/23(Sat) 10時頃
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……驚いた。 こんなタイミングで迎えに来るとは…。 こんな格好で失礼します。
[とはいえ、身体は指先一つ動かせないのだ。 それ程まで、身体中の骨は砕けて痛みと共に立ち上がることも出来ない。 例の物を回収した様子を見ながら、ようやく治療を施して貰えれば、ゆっくりと立ち上がる。]
クラウディア様の騎士たるもの、この程度の事こなせないでどうしますか…と、言いたいところですが、こんな化物の相手をするのはこれっきりにして欲しい。
[そう言って砕けた銃剣を拾い上げて、何かを思ってじっと見つめた。]
あぁ、戻りましょうか…。
[そう告げて転移の魔法陣にその身を委ねて。]
(149) 2014/08/23(Sat) 10時半頃
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―賢者の塔― [戻って来て子ども達の顔を見て、少しだけホッとした。 とりあえず好きにしていい…そう指示を出すクラウディアを見つめれば、アマトも一緒に連れて来た事を疑問にし…。]
今回は運良く勝てただけだ。 何をするつもりかは知らないが…トドメを刺しておかないと貴女の身を案じる仕事が増えてしまうんだが…?
[そう問い掛けても、返答は帰って来なかった。 そのまま私室に向かう様子に小さく溜息を漏らした。]
俺はお前の騎士だと言った…お前の命令じゃないなら、お前のそばを離れないよ。
[背中にそんな言葉を投げ掛けて、彼女を見送った。]
(150) 2014/08/23(Sat) 10時半頃
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[それから、部屋の片隅のテーブルに砕けた銃剣を置いた。 じっと見つめるが、修復が出来るとは思えない。]
肉親とは言え、魔力質というのが違うのに、強引に魔力を送り過ぎたな……。 あのバカみたいな重力もあって限界だったのだろうな…。 おやすみ…ブラックボルト……。
[さて、彼女の騎士たるもの、このままでは役立たずだ。 銃剣抜きではマトモに戦える気がしない。 いや、剣術は並の騎士に負けることはまず無いだろうし、銃の腕前だってどんな狙撃手にだって負けることは無い。 しかし……]
ここ最近会ったような連中と戦うなら…銃剣抜きでは次はおとなしく死ぬしかないな。 無尽蔵の魔力量……といっても魔法は使えんしなぁ。
[そんな独り言を楽しそうに聞く子ども達に気が付けば、小さく溜息を漏らして。]
すまない…疲れているから、少し休ませてくれるか?
[そう言って全員の頭を撫でて、ベッドに倒れこんだ。]
(151) 2014/08/23(Sat) 10時半頃
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いずれにせよ…武器はどうにかしなければならないな…。
銃剣じゃなくても…剣だけでもいいから適当に…。
[天井を見つめながら、さてどうしようか、と…**]
(152) 2014/08/23(Sat) 10時半頃
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[眠っている彼の意識に魔力を注ぐ。
レティーシャに行ったのと同じ神のキセキ。 ドナルドのように言葉で説得しなかったのは。 彼には守るものがそこまで無いと思っていたから。
シーパルの事を知って居たならばあるいは言葉で懐柔しようとしたかもしれないが。]
ねえ、アマト。 貴方のお兄様も貴方の親友も。
みーんな、クロス・オブ・メサイアに協力してくれたのよ。 だから、貴方も一緒に戦いましょう?
[偽りの記憶。 それを無防備に眠る彼に注いでいく。]
(153) 2014/08/23(Sat) 13時頃
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これで大丈夫かしらね。
[「王の錫」で増幅された魔力。 それをアマトに注ぎ込み。
やがて彼が目覚めれば神妙な表情で語りかける。]
起きたみたいね、アマト。 アマネとオスカーは残念だったわね。
[2人はクロス・オブ・メサイアのために生き。 そして、殉死したと言う偽りの記憶を植えつけた。
『断罪の子羊』とか数年前に行方不明になったとか。 都合の悪い記憶は改竄したままで。]
(154) 2014/08/23(Sat) 13時頃
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だからこそ、貴方は悲しんでいないで立ち上がらないといけないわ。
ほら、あれを見て。
[魔術の鏡で、闇の軍勢を映し出す。 その軍勢が迫ってくればまた、子供達が死ぬと語り。]
2人の分まで共に戦いましょう……ね。
(155) 2014/08/23(Sat) 13時頃
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新しい服も用意したわ。 遠慮なく使って頂戴?
[クロス・オブ・メサイアの司祭が着るような服。 上質の生地に、金糸で十字架や百合の紋章を腕や腰に描いたそれを示す。 そして、白金で作られた十字架。
服も装身具も、洗脳された頭には素晴らしいと映るであろう。]
(156) 2014/08/23(Sat) 13時頃
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― 旧王城 ―
そんな……唯物論的な話じゃないわ。
[暗殺者>>125の言葉に首を振り。 一度灯った光を隠そうとするかのように、少女の眼差しが険しくなる]
在るのは希望。失くしたのはそれ以外すべて。 そして希望も――もうすぐ尽きる。
[皮肉げに顔を歪めた少女に持ち掛けられたのは、意外な申し出だった>>127]
(157) 2014/08/23(Sat) 14時頃
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なに馬鹿なこと言ってるの? それでどうにかなる訳ないじゃないの。
[吐き捨てるように言って、ゆっくりと身体が傾きかけている暗殺者を睨んだ]
ああ……でも。 貴方が黙ってやられてくれるというなら、それは好都合だわ。 影に紛れ暗躍していた貴方が死ねば、さぞかし――
[焦点がぶれ始めた視線に、先程までのような見切りはもう不可能であると踏んで。 少女は一振りの黒いナイフを手に、悠々と近付いていく。 そして、その右手を振り上げ――]
(158) 2014/08/23(Sat) 14時頃
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――何?
[しかし、その右手は左手により止められた]
――――何よ?
[全身の傷に黒布を巻き、滑稽な操り人形のようになりながら。 それでも、指先までは操れぬだろうというように、左の指が右の手首へ喰い込んでいく]
……やめなさい! 「―――めて」
(159) 2014/08/23(Sat) 14時頃
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もうやめて……!
[搾り出すような声が、少女の喉から発せられた]
おじさんも、おかしなこと言わないで! ……おじさんが死んで、シーパルが嬉しいわけない。 そんなこと出来ないよ……!
[しかし、言葉では否定しながらも、ナイフは少しずつ暗殺者の胸部へ近付きつつあった。 動き掛けている少女の心を抑えようというように、黒の衣が締め付けを強くする**]
(160) 2014/08/23(Sat) 14時頃
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シーパルは、きっとおじさんの事、大切に思ってるよ……!
(161) 2014/08/23(Sat) 14時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/08/23(Sat) 16時半頃
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[しばらくしてから起き上がる。 疲れは多少取れたようだが、まだまだ疲労は癒えていない。 部屋の外に出て、研究員らしき人物に声をかけて捕まえる。]
この塔、防御結界のようなものがあったな? あれは魔力を注ぎ込んで組み上げるようなものなのか?
[そうだと答える研究員の顔を見て、塔の外に視線を送る。]
魔力を注ぎ込めば、その分結界の力は強くなるのか? 臨海点とかは?相対的な魔力量で変わるのか?
[矢継ぎ早に問い掛ければ、既にクラウディアが魔力を籠めて結界は充分だと答えられた。 が、まだ固める事は理論上可能らしい。 最も、これ以上手厚くするために注ぎ込む魔力量は莫大な量が必要らしいが…。]
…そうか、その魔力を籠める場所に案内しろ。 別に特別な魔法が使えなくても、純粋に魔力を注ぎ込めばいいのだろう?
[戦闘の後にそんな魔力が残っているわけないとか、軽く笑われたが、いいから連れて行け。と、睨みを効かせれば、大人しく案内される。]
(162) 2014/08/23(Sat) 16時半頃
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[案内された先に辿り着けば、結界を作る機械らしきものを見せられて、そこに手を触れた。]
ここから魔力を注ぎ込めばいいのか?
[一息、間を置いた後に自分の中の魔力を注ぎ込み始める。 枯れることの無い魔力の泉、そんな風に言われた事がある。 銃剣を全開で使う程度の魔力を注ぎ込めば、結界はみるみるとその層を厚くしていって……。]
……ここには子ども達がいるんだ。 多少の事で崩れられたら堪らんからな。
[充分だろう。そう感じて魔力を注ぎ込むのをやめる頃には、賢者の塔の結界は幾層にも結界が重ねられた強固な護りを生み出していた。 その様子はクラウディア達にも気付かれるだろう。]
臨界点は無い…とか言ってたな? この倍程注ぎ込んだらこの機械…ぶっ壊れるぞ?
[あっさりとそんな事を告げて、暫く塔の中を歩き回る事にした。 クラウディアに会って次の命令でも受けて来ようかと、そんな事を考えながら…。 残された研究員達のざわめきにはまるで興味なさそうに…。]
(163) 2014/08/23(Sat) 17時頃
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― 賢者の塔 ―
[塔の防御結界がさらに強化された事には気がついていた。 大方、ドナルドだろうが。 それにしても……]
大した魔力の量ね。
魔術師として鍛えてあげたいぐらい。
(164) 2014/08/23(Sat) 17時頃
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[そんな事を一人呟いて。
残りの聖遺物の事を考えていた。 特に、「王の怒り」 おそらくは何らかの発動体をラディエルが持っているのだろうが。 それを相手に奪われてしまった際の危険性は半端じゃない。
ここまで結界で強化したこの場所でも持ちこたえられるかどうか。]
(165) 2014/08/23(Sat) 17時頃
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私はお前と話をしているのではない。シーパルの親友に向けてだ。
[先程から対峙している存在では無い。 それが宿として使われる事となった少女に向けて発していると、 焦点が定まらなくなりつつなる中、そこは違えるなと睨みつける]
(166) 2014/08/23(Sat) 17時半頃
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― 混沌の底 ―
『 …………コレで 満足か 聖霊術士 』
[…満足な わけないじゃないか。ルゥ。 死の暗黒に飲まれた中で、アマトの魂は悪魔の黒き腕に抱かれていた。 契約者にしか聞こえない悪魔の囁き。重厚で怖気も感じる、悪魔の声]
(167) 2014/08/23(Sat) 17時半頃
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『 ふん だから お前には無理と云った 慰みに 嘗ての様な汚れ仕事に手を貸したがな 』
[五月蝿い。仇も、友達の願いも晴らさないでいろて言うの]
『 暗黒神の力で ひとり聖都の光を皆殺しにしてから 天使も悪魔も 諸共殺して最期に死ぬ か 愚かだな 結局お前は 何かを為せたか 』
[…………。それは……]
『 愚か者相手でも 契約は契約だ お前の魂は俺が喰う… 』
(168) 2014/08/23(Sat) 17時半頃
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『 …が やめた 俺はこう見えても美食家だ 泥臭くて 不味過ぎて 喰えん魂だ 』
[…え? まさか契約を悪魔から反故にされた事に驚愕を浮かべた。 当然だ。悪魔に魂を食わせて、アマトの魂は永劫に苦痛。それを覚悟の契約なのに]
『 情けだ。 加護は 残しておいて やる。 契約はこれで打ち切り… 精々 死ぬ以上の屈辱を彷徨え… 』
[そして既に死んだと云うアマトに、一方的な契約破棄を通告された。 こいつは。ルゥは何を考えているの? アマトが混乱する間にも、黒き悪魔の声は遠ざかり。そして]
(169) 2014/08/23(Sat) 17時半頃
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[兄が、友達が、その、大切で苦しい記憶が壊れていく]
『 ねえ、アマト。 貴方のお兄様も貴方の親友も。
みーんな、クロス・オブ・メサイアに協力してくれたのよ。 だから、貴方も一緒に戦いましょう? 』
[暗黒神の。悪魔の殺戮で埋めていた胸の空洞が抜けて行き。 またアマトの心はスカスカの伽藍洞の様。抜け殻の魂に入り込むのは、まるで慈愛に溢れた母が子供に寝物語を聞かせている様に。 柔らかで暖かな光。それが心に浸み込んで行き…]
(170) 2014/08/23(Sat) 17時半頃
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― 聖都レグレシア/賢者の塔 ―
…………ん。うん…………。
[アマトの心臓は確かに破壊された。あの尋常でない化物相手に銃弾に穿たれ、確実に殺されたのだ。死が覆る事などと云う奇跡。まさか肉体蘇生に成功したなど、露知らず。 瞼が震える。闇の聖霊力が身体中の血液を駆け巡る。そして…覚醒]
(171) 2014/08/23(Sat) 17時半頃
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[アマト・カザミヤは此処レグレシアの大聖堂で過ごす敬虔なる信徒だ。 兄と自分は稀有なる聖霊術士。然し昔から闇聖霊の相性が良い所為で、周囲の目はあまりよくない。 それをクラウディア様は、実力を認めて、大切にしてくださっていた…]
……クラウディア様…………。
……兄さまは…………オスカー……は……。
[表情が翳る。涙は出ない。俯いて声を震わせる。教団の為に殉死した兄と友達の死に打ち震えている。 その姿を見ていたクラウディアは気づくだろうか。新たにクラウディアにより授けられた魔力キャパシティ、悪魔の加護により、アマト本人の資質は随分と向上していた。 然し総合的な力は恐ろしく衰えている。いや、何も感じないのだ、アマトから感じられていた怨嗟や怨念そして狂気。つまり、暗黒神ルゥ=カタストロスの混沌や暗黒が。 一度は死した身。暗黒神に契約を破棄された事で、アマト本人の資質があがる代わり、悪魔の力はもうアマトには残されていない故、総合の力はまた、唯の人間に過ぎない物へ戻った事に]
(172) 2014/08/23(Sat) 17時半頃
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……悲しんでないで…………。 …………クラウディア様……。
[そして魔術の鏡、クラウディアが闇の軍勢を映し出す>>155。 尊き光に刃向かう愚かな邪教徒の残存者共。ふけばふきとぶ反逆者共。]
子供達が死ぬ……二人の分まで共に……。
[クラウディアの、励ます様な言葉にアマトは緩慢な動作で首を縦に振る]
(173) 2014/08/23(Sat) 17時半頃
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[……嗚呼。別にどうでもいいな…… そんな事を思い浮かべながらだ。クラウディアが施した洗脳の隙間は、兄と友達を失くした喪失の穴埋めまでは施していなかった事。例え無理やりでも、既に「兄と友を失くしたがそれでも僕は光の為に最期まで戦う」と、アマトを完全な人形にしていた方が或いは]
クラウディア様……。 この美しい装い、司祭様の物ではありませんか? いけません、こんな神聖な方にしか許されない物。 とても僕が着て良いものでは…
[その上質な生地で編まれた司祭服、白金の十字架。 光に溢れた敬虔なる者にしか許されない司祭服だ。然しそんな者を、闇の聖霊使い、異端の異端に着せる訳にはいかない。 そう、敬愛するクラウディア様へ、慎ましい辞退の意を示した*]
(174) 2014/08/23(Sat) 17時半頃
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[黒いナイフ>>158に光は見えずとも、近付く気配と 口調から止めを刺しに来ているのは理解出来た。 だが逃げようとはせずに、薬の小瓶を強く握りしめる。
これはあの魔法屋が作ったものだろう。 その後の展開を知らぬ故、彼女が倒れた時に 若者が取りに向かった薬の幾つかと信じ。
少なくとも、あの時の少女の為に出されたモノなら 何かしら効果が出るだろうかと考える]
……ちゃんと、いてくれましたね。
[突然始まった他者から見れば1人芝居>>159>>160の様な ナイフの奪い合いに、呼び掛けていた少女の存在が 残っている事を知り笑みが浮かぶ]
(175) 2014/08/23(Sat) 17時半頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/08/23(Sat) 17時半頃
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ありがとう……君がシーパルの友でいてくれて……良かった。
[必死の叫び>>160>>161に応えれば言い訳になる]
良い父には恵まれなかったが、良い母と良い友に恵まれた。 私は君に……お礼がしたい。
[闇が視界を覆い尽くす直前、近い腕を掴むと躊躇い無く 自らの胸を狙う様に力を込めて引いた]
薬のおかげで心の臓も案外適応するかも知れませんよ。
[冗談めかして切っ先をめり込ませながら、 蓋を開けた小瓶をおおよその予測で彼女の口へ捻じ込もうと 片手を伸ばす]
(176) 2014/08/23(Sat) 17時半頃
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