278 冷たい校舎村8
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「彼は途中で降りたんだよ。 夢の世界には定員があるからね。 ちょっと定員オーバーなのさ」
(144) 2020/06/18(Thu) 09時頃
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[声が聞こえてぎょっとして、顔をあげる。 鏡の中に紳士が映っていた。 口の端を吊り上げるように笑って、……笑って、 その像がぐにゃりと歪む。
……兄だった。]
『ゆきとし』
[兄が笑う。鏡の向こうから手を伸ばす。 手を伸ばして首を締めようとしてくる。 声にならない叫びが喉を通る。]
(145) 2020/06/18(Thu) 09時頃
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――――、――、――――、
(146) 2020/06/18(Thu) 09時頃
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[死ねよ。どうか頼むから死んでくれ。俺もお前も。]
(147) 2020/06/18(Thu) 09時頃
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[――――パリン。]
[気が付けば目の前の鏡が割れていた。 ぱらぱらと砕けるそれから拳を離す。 破片が突き刺さった左手がだらだらと血を流す。 片手が赤く嘘の色で彩られる。]
…………くそ、やらかした
[痛みはあとからやってきた。 妙に鈍いそれに顔をしかめながら、 辰美はもう一度蛇口をひねる気になれず鏡を見る。
息を切らした自分の姿がそこにあった。**]
(148) 2020/06/18(Thu) 09時頃
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──現在/舞台袖── 気ぃついてなかったって…… [ 礼一郎は途方に暮れたような声で言う。 気が付かないってなんだよ。 そんなことあるか? やっぱ変だよ。 そういうことを口に出せず、 少なくともその手が離されるのを見てた。 明らかに肯定を求める質問が、>>141 辰美の口から訥々と吐き出される。 確証のないことを根拠なく肯定するのと、 都合の悪い可能性に言及するのと、 礼一郎にはどっちがマシなんだか、 もうとっくによくわからない。]
(149) 2020/06/18(Thu) 10時頃
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[ わからないことは怖くて、 でもやっぱり、いやだなって礼一郎は思う。 目の前の友人がうまく呼吸をできないのも、 ここにいる誰かが死んじゃうのも、いやだよ。]
(150) 2020/06/18(Thu) 10時頃
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……死んでない。 ユキ、だいじょーぶ。 喜多仲、帰りたがってたから、 きっと、帰らせてくれたんだって。 ちょっと不器用なんだよ、 ここ作ったやつ。……たぶん。 [ あーあ。無責任なやつ。 礼一郎は一生懸命言うけど、 全部全部、憶測でしかないじゃんか。 ……憶測でしか、ないんだよなあ。 それが全部、本当だったらいいな。]
(151) 2020/06/18(Thu) 10時頃
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[ おまえも死なないよなって言われて、 礼一郎はちょっと考えた。礼一郎は──、]
(152) 2020/06/18(Thu) 10時頃
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……死なないから。
(153) 2020/06/18(Thu) 10時頃
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[ そればかりは、憶測でも願望でもなく、 礼一郎の口先からこぼれ落ちただけの言葉だ。] ユキ。 布、ちゃんとかけとくから。 それから行くから。 おまえは顔洗って、 それで──、それでさ、 ……ちゃんと帰ってこれる? なあ、 おまえ、死にそうな顔してるよ。 [ 昨日できたことができなくて、 つまり、腕を掴んでまで引き止められない。 やましいことでもあったのかな。どうだろう。]
(154) 2020/06/18(Thu) 10時頃
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……俺、 おまえが死ぬのは、 絶対にいやだよ。 なあ、頼むから、 思いつめる前にさ、 言えよ、……言ってくれよ。
(155) 2020/06/18(Thu) 10時頃
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どの口で言ってんだろうね。 でもそれが嘘じゃないんだから、 礼一郎ってばどうしようもない。
(156) 2020/06/18(Thu) 10時頃
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[ 舞台裏、布を引っ張ってきて、 唇を噛みしめたって、血なんて出なかった。**]
(157) 2020/06/18(Thu) 10時頃
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あたしに見えるわけないじゃん。
(158) 2020/06/18(Thu) 11時半頃
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という言葉には二通りあって、
「あたしに見えるわけないじゃん」(当然)(現実) 「あたしに見えるわけないじゃん」(驚愕)(逃避)
……なんだけど。 あたしは、最初の方で思ってたんだけど。
(159) 2020/06/18(Thu) 11時半頃
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舞台で少女がわらっている。 あおい 青い、世界の にせものの舞台のうえで、
(160) 2020/06/18(Thu) 11時半頃
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いつも鏡で見ている つまらない女の顔だ。
(161) 2020/06/18(Thu) 11時半頃
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……あたしに見えるわけなかったのにな。
(162) 2020/06/18(Thu) 11時半頃
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*
[ こういう時、叫ぶとか、殴るとか、 何かそういう反応ができればいいなって いつもは思ってたんだけど、
あたしは あたし、というにんげんに、 まず、こんな状況起こると思ってなくて、 ちょっと、ぼーぜんとしていた。
うわ、あたしだ。なんでそんなとこいるの。 相変わらず呑気にクレープの皿を持ったまま、
青いインクを踏み越えて、 長いポニーテイルを揺らして、 一ミリも変わらない目線で 額を合わせて、 ]
(163) 2020/06/18(Thu) 11時半頃
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つまらない にんげん の 顔を見ている。
(164) 2020/06/18(Thu) 11時半頃
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「 つまらないわ。人生の全部がつまらないの。
夢の世界で過ごせたら、 どんなに素敵なことでしょう。 この世界は楽しいわ。みんなが夢を見せてくれる。
つまらない人生に色どりを与えてくれるの。
自由なあのひとに連れてもらえれば きっと なんだって叶うの。 終わってしまうことを想像するだけで、私、 胸が張り裂けてしまいそうよ。 」
(165) 2020/06/18(Thu) 11時半頃
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[ ……こんな台詞なかったんだけどな。
あたしはやっぱり泣きもせずに、思い出す。 エンドロール。鳴りやまない拍手。 観客として確かにいた、夢の終わりのその前まで。 ]
(166) 2020/06/18(Thu) 11時半頃
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あたしはみんながすき。 すきだよ。だいすき。
(167) 2020/06/18(Thu) 11時半頃
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そこにあたしがいなかったとしても。
(168) 2020/06/18(Thu) 11時半頃
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「 でもあの人ったら おかしなことを言うと思わない? 私に何を望んでいるのかしら、ねえ。 」
(169) 2020/06/18(Thu) 11時半頃
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[ にんげんが 何かを 言っている。
眼前の まるっきり同じ瞳は真っ黒で、 奥底に ほんとうの何もかもが 沈んでいるようにも 見えた。 ]
(170) 2020/06/18(Thu) 11時半頃
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「 ひどいひとよね。 」 「 わたし に 連れて行く先が、 あるとおもってるのかしら。 」
(171) 2020/06/18(Thu) 11時半頃
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────── …………、
(172) 2020/06/18(Thu) 11時半頃
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ぱりん、と、>>148
(173) 2020/06/18(Thu) 11時半頃
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