191 The wonderful world -7 days of MORI-
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好奇診 キカは、メモを貼った。
2016/06/03(Fri) 09時半頃
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― 記憶の断片:過去 ―
[朝比奈卯月という女の子は泥棒だ。 何も貧乏だったわけでも物を盗まなければいけないというわけでもない、ごく普通の恵まれた家庭に生まれ、そして何の脈絡も無く物を盗んだ。 例えば最初に物を盗んだのは物心が付いて小学生の頃。同じクラスの子が持っていた“筆箱”が可愛かったから筆箱ごと盗んだ。 相手は盗まれた事に気付いても卯月を疑う事なんて一切無かった。それどころか、別の男子を疑っていたりするものだ。 盗みを知った親は卯月に絶望し、失望し、何故こんな子になってしまったと後悔した。
朝比奈卯月には才能があった。 それはまるで野球選手が小さな頃から生まれ持った体躯のように、サッカー選手が練習もせずに得たセンスのように。 泥棒として生きていく才能があった。何度も何度も盗んでも、疑われもしないような。ましてや盗んだのに相手の管理不足で無くなったと言われてしまう程に!]
(110) 2016/06/03(Fri) 10時半頃
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[物心が付いた朝比奈卯月はようやく自分が異常である事を理解する。 “盗み”という行為が悪だと言う事。許されてはいけないという事。それをする事で親は悲しみ、夜な夜な相談し、そして泣いていたのをはっきりと覚えているから。 ある日、朝比奈卯月は家を出た。誰にも何も言わずに、盗みだけで生きていけるから。 親を悲しませないように。そして、こんな生き方しかする事が出来ないから。
それから日が経っても、朝比奈卯月に捜索願が出される事は無かった*]
(111) 2016/06/03(Fri) 10時半頃
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― 記憶の断片:生前 ―
[その日は何もかもが普段とは違った。 盗みの世界でも、警察からも『イースター』と言われる卯月は盗んだ後にそこに装飾された卵を置く事から言われた。 何故わざわざそんな事をするのか。自分でもわからなかったのだが、それで自分に疑いがかけられた事は未だ無い。
けれど、その日は何かがおかしかった。 きっと自分があまりした事の無い、誰かと協力して物を盗むという事をしたからなのだろう。違和感は霧の中にあるように、ぼんやりとしていて気付く事は出来なかった。 鍵を外し、同業者が先に入り、物を捜索してから同業者とずらかる。そういう手はずだったのに]
(112) 2016/06/03(Fri) 10時半頃
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……ちょ、ちょっと なんですか…。これ……。
[泥棒には美学がある。卯月で言う装飾された卵を置いていく、がまさにそれだ。 また、どんな事があっても人を殺めない。こだわりと称されるそれは様々あったが、卯月はどんな時でもそれを守ってきた。 それなのに、目の前にあるのは血で出来た真っ赤な絨毯。
あいつ、なんて事を――
声を荒らげようとして、同業者の方を見た時。既に彼等は車で走り去り、遠くからパトカーの音が聞こえていた。]
……やられた。
[自分でも驚く程冷静だった。 同業者に嵌められ、謀られ、陥れられた。挙句、通報をされ、自分をスケープゴートとするためにこの計画は成り立っていたらしい。 逃げなきゃ。そう思って、家を飛び出し、頭の中で逃走経路を組み立てる。 確か見た地図によると。この先の角を曲がって。裏を通っていけば。人目にも付かずに――]
(113) 2016/06/03(Fri) 10時半頃
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えっ……?
[曲がり角の先は行き止まりで、逃げようにも場所が無い。後ろからは駆ける足音が聞こえて尚更焦りは募る。 次はどうすれば?何をすれば?どうやって逃げる?嫌だ、捕まりたくない。 そんな事ばかりが頭をぐるぐると回って。その行き止まりの壁を登ればその先がある事に気が付いて。 縋る思いでそこを登る事を決意した。]
私は、私は… まだ生きて、パパとママに――
[その高いくせにやけに薄っぺらい壁を登って。さぁ、その先に飛び降りようとしてから卯月は自分の愚かさを改めて思い知った。 壁の先は先日雨が振ったからなのだろう、濁流と化した川。勢いや、周りの壁の高さを見ても、落ちたら這い上がる事は困難。 自分が登って、飛び降りた壁に手を伸ばしてももう届く事は無くて]
(114) 2016/06/03(Fri) 10時半頃
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ヤダ…。 い、や――
[きっと誰も赦しはしない卯月は。死ぬその間際まで、誰かに縋るように 助けて、助けてと繰り返して。流れる身から意識を手放した*]
(115) 2016/06/03(Fri) 10時半頃
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これくらいで へばってたら ね ぇ、
ゲームは、クリアできないよ。
[走り出した背に、なんとも呑気な声をかける。>>67 それが、届いているかなんてのは、どうでもいい。
今はまだ、チュートリアル。 始まる前に、主人公候補がいなくなってはつまらない。 ゲームは楽しいものだから。ポイントは、楽しみついでに稼ぐことが出来たら良い。]
(@11) 2016/06/03(Fri) 11時頃
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今は、がまん、 我慢、できる。
[銃声に>>@7 高揚する心をなんとか鎮め、 また、 傘を、くるり。
たん と、ステップでも踏むように、 足取りは、雑踏を包み込む歌声に、引かれて。>>94]
(@12) 2016/06/03(Fri) 11時頃
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ヒーンート!
[汚れた傘をさすその姿は、浮いている。 それはもう、浮いている。
――物理的に、ふわっと。]
この子たちはぁ ひとりぼっちが、だぁいすき。 でも、 二人のなかよしこよしは、ちょっと苦手。
[参加者が、二人>>94 >>109 その傍ら、地上から数メートルほど離れたところを、 ゆったりと横切り。]
(@13) 2016/06/03(Fri) 11時頃
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おててつないで、 やぁっと、一人。 なかよしこよしで、一人。
がぁんばって、 ねぇー。
[特に引き留めることもされなければ、そのまま通り過ぎる、つもり。 契約もしていない参加者ならば、カエルを相手にするのも骨の折れること。
だから、 気まぐれ死神の出す、彼女曰く“ヒント”を、 聞いていなくたって、仕方ないのです。]**
(@14) 2016/06/03(Fri) 11時頃
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― UG:死者の世界 ―
……。………。
[思案。思考。長考する卯月は辺りを見回す。 まるで人を閉じ込める大きな檻のようなコンクリートジャングル。耳を塞ぎたくなるような雑踏。自分勝手な事ばかりしか頭にない喧騒。 どれもこれもが、日常だった。]
………?
[思わず首を傾げて、状況を確認しようとする。 まるで何か悪い夢でも見ていたんじゃないかと言うくらい、ごく普通に時間は進んでいく。 あー、なんだそっか。夢落ちか。なんて、呑気になろうとするも、届いたメール>>#2>>#3>>#4>>#5を見て、自分の頬を抓ってみる]
(116) 2016/06/03(Fri) 12時半頃
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いたた、痛いです
えっと…。えっ?ゲーム?
やっぱり死んだよね?
[言ってる事はわかるし書いてあるのは日本語だけど、言ってる意味がわからない。頭に入ってこない。
日常の風景なのに、非日常過ぎて、意味がわからない。
リトライは出来ないたった一度のチャンス。でも――]
(117) 2016/06/03(Fri) 12時半頃
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パートナーってなんですか!! こうなったのは私だけじゃ……
[生き残れるのは最大4人。きっと5人以上居るのだろう。 パートナー?誰かと組まなくちゃいけないの? 思考していれば、こちらを見るカエルの影>>12。可愛いカエルだったらどれだけ癒やされた事だろう けれど、そのカエルはどこか嫌な気配がした。こちらをじーっと見ているような。今にも跳びかかってきそうな…]
ひゃ、あ!!ヤダヤダ!!! 無理!私には無理です!
[こちらにピョンピョンと飛んできたカエルを見て、思わず駆け出した。あれは絶対ヤバいやつだ、と本能的に理解する。 きっと、これを見ている奴からしたらもうゲームは始まっているのだろう。ルール説明ならゲーム開始前にしろ、という文句はきっと誰も聞き入れてくれやしないだろうから]
(118) 2016/06/03(Fri) 12時半頃
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パートナー…パートナー……!! 誰か、助けて!
[今度こそ、地図をしっかりと見ながらモリ区の緑色の部分… 恐らく場所からしてスクランブル交差点の近くなのだろう。近くの人に声を掛けても何の反応も無い。 けれど、その中で一人明らかに異質な存在を見つけた。 自分と同じようにカエルから逃げていて、カエルが見えていて。言うならば、きっと彼も――]
た、助けて!助けてください!!
[警察の制服を来た男性の方に向かって声を張り上げて 彼と接触する事が出来たのならば、わざと彼にぶつかってみたりするだろう。 泥棒で言う『スリ』だ。警察手帳、警棒、持っていれば拳銃…なんて期待するが、そんな物はきっと無いのだろう。 けれど、手は思うように動かないどころか手帳を探すためにポケットを漁ろうとして腕は彼を抱きしめる形になったし、警棒を手に持っていればその手を上から重ねて、握りしめるような形になるだろう]
(119) 2016/06/03(Fri) 12時半頃
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………ッ!!??!?
[本来なら、手に持っている物でさえ気付かれずに盗んでいくはずだったのに
何かおかしいという違和感を持ちながら、今は彼を見上げて]
助けてください!今、カエル…カエルが!!
[走ってきたからか息は絶え絶えになって、ただ彼に助けを乞う**]
(120) 2016/06/03(Fri) 12時半頃
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―とある絵本の一節―
[ 確かに、光り輝く世界には綺麗な羽を持った蝶がたくさんいました。 けれど、蝶の王子さまにとっては、闇夜を羽ばたく蛾の姿の方が 暗い世界の中でまっすぐに生きる彼女の姿の方が、 何よりも眩しく、美しかったのです。 ]
.
(121) 2016/06/03(Fri) 13時頃
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―モリ区:スクランブル交差点―
[驚きに目を瞬かせるよりも、喧噪に耳をふさぐよりも、違和感に周囲を見回すよりも、 何よりも先に、目が覚めた僕は手元に転がっていた絵本を抱きかかえました。 僕が描いた初めての絵本。蝶の王子さまと蛾のお姫様のお話を、迫りくる雑踏から守るために。
そうして、隣にいたはずの彼を探すのです。 この絵本の一番初めの読者でもある、頼もしい幼馴染の姿を。]
(122) 2016/06/03(Fri) 13時頃
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―記憶:夜―
[夜も更けた時間の不可思議な申し出を訝ることはなく、僕はそれに頷きました。 理由もなく彼がこのようなことをするはずがありませんでしたし、何より、彼の眼差しはこれ以上ない程に真剣だったのです。
だから、僕は愛用のスケッチブックと筆記具、財布と携帯電話、それから大切な絵本2冊をリュックサックに詰めて、月明かりの下彼のもとへと向かったのです。
ちりん。リュックサックについたおもちゃのキーホルダーが音をたてました。 それは、抱え込んだ絵本と同じくらいに大切な、子供のころからの宝物。*]
(123) 2016/06/03(Fri) 13時半頃
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―現在:スクランブル交差点―
[ハイヒールや革靴、スニーカーにブーツ。 色とりどりの靴先が自分に向かってこないことに安堵してから、僕は建物の壁に背を預けるようにしてへたり込みました。
そうして、視線を巡らせます。 まるで僕など見えていないかのように行きかう人々の中に、彼がいやしないか。 共にバスに乗っていたはずの幼馴染が自分を探していやしないかと。
あれ、そもそもどうして、僕はこの場所にいるのでしょう。 彼の背を追って夜行バスに乗った僕は、どうしてこの喧噪に包まれているのでしょう。
ようやっと行き着いた違和感の正体に思考を向けようとしたところで、 リュックサックに入れていた携帯が着信を告げました。>>#2]
(124) 2016/06/03(Fri) 13時半頃
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……ゲーム?
[届いたメールは、幼馴染からのものではありませんでした。 それどころか、差出人に見覚えもありません。
死神のゲーム、7日間、エントリー料、ミッション。 メールに羅列された文章を頭の中で噛み砕けば、抱いていた疑問の一つには答えが示されていました。
成程、僕は死んでしまったようです。 文字通り、世界がひっくり返ったような衝撃の末に行き着いたのが、この場所だったということでしょう。 そして恐らく、一緒にバスに乗っていた、彼も―――。]
(125) 2016/06/03(Fri) 13時半頃
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[あぁ、どうしよう。なんて気が動転する間もありませんでした。 潤みかけた視界の隅を過った何かに目を向ければ、そこにいたのはカエルのようなもの。 カエルにしては巨大で、奇妙な文様が刻まれたそれと、目が合いました。]
……っ!
[弾かれたように、僕は駆け出しました。 捕まってはいけない。なんとか逃げ出さなければ。そう思ったのです。 言うなれば、蛇に睨まれた蛙の気持ちといいましょうか。尤も、この場合の蛙は僕の方ですが。
そうして、雑踏の中、亀のような鈍足で僕は走ります。 異様なそれから逃げるようにしながら、目線では、僕にとってのヒーローを探すのです。]
(126) 2016/06/03(Fri) 13時半頃
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[少なくとも、今の僕が――高校生絵本作家の向坂音流《さきさかねる》が、彼無しに成り立つことはありません。ありませんでした。
淡い水彩で描かれた、独特な世界観の絵本。 作家が学生であるという奇特さも手伝って、それなりに話題になった絵本が生まれたのも、幼いころの幼馴染との思い出を追い続けて、彼にとって誇れる人間になろうとした結果なのです。 僕の世界は、彼なしではありえなかったのです。
そして、今も。 僕はただ、べそをかきながら、異様なカエルから逃げることしかできません。
グズで、ノロマで、誇れるところなどありはしない。 だから、僕は彼の名前を呼ぶのです。]
(127) 2016/06/03(Fri) 13時半頃
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ルイ……!
[たすけて、と続ける声はあまりにも小さくて、彼に届いたとは思えません。 けれど、彼なら、きっと。 そう思ったのは、幼い頃から見ていた彼の姿が、余りにも頼もしかったからでしょうか。]
(128) 2016/06/03(Fri) 13時半頃
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[ところで、ここでひとつ、気になることを話しましょう。
僕と幼馴染は、確かに幼い頃を共に過ごしました。 けれど、ここ数年、異なる生活をしていた彼と顔を合わせることは殆どありませんでした。 複雑な事情を抱えながらも、必死に生きている幼馴染にとって、 恥ずかしくないような一人の人間に――立派な作家になろうとしていたのです。 していたはずなのです。
さて、確かにその時から抱いていたはずの、志は、誇りは、自信は、一体―――。
失ったものの違和感に、僕が気づくことは、未だ。**]
(129) 2016/06/03(Fri) 13時半頃
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――断片――
[向けられたトカレフの銃口に、 「やられた」と思ったのは刹那の事だった。 命を奪うには軽い銃声。 それなのに腹から溢れていく赤い液体。 部屋に入ってきた誰かが何かをつぶやいている。>>113 それが「イースター」だとは知らないままでも 痛みを堪え立ち上がり、冷静な目をして走り去るそれを追う。] [──人のものを盗んで「 」「 」なんて許されない事だ。 ──お前も共犯なんだろうそうだろう ──捕まえてやる、必ず 本部に連絡をいれながら駆け出した。 足を動かす燃料たる執念の火は 家を出た途端降り出した通り雨にかき消され ぐらり、視界が傾いだ。]
[……事切れる寸前、すがるような声をきいた気がしたんだ。>>115]*
(130) 2016/06/03(Fri) 13時半頃
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──現在:UG──
[マタイの福音書曰く。 雨が万人に降るように 神様のレスキューは悪人にも善人にも与えられるらしい。]
(131) 2016/06/03(Fri) 13時半頃
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いわれなくてもへばってやるか…! [聞こえてきた腹が立つほどのんきな声に>>@11 呻くように反論を返す。 目前に迫る蛙どもに舌打一つ。 赤い靴贈答してやんよと叫ぶトリガーハッピーじみた少年が一人。>>@7 トカレフの銃口を思い出して背筋が寒くなったので そっとその場からは離れて逃げ出す。
女性を庇おうとする整った顔立ちの男性の、 柔らかな茶色の髪>>119が揺れたのを見たが、 わが身が可愛い俺は声をかけるどころではなく、]
(132) 2016/06/03(Fri) 13時半頃
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(―― 一般人が危険に陥っている時は「 」 )
[ずき、]
( …『大切なものをエントリー料として、』)
(133) 2016/06/03(Fri) 13時半頃
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