241 The wonderful world -7days of KYRIE-
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[―もっとも、西エリアとの境を離れたところで南にある精製陣に気づかない限り中央エリアに安全な場所があるかは怪しい話だったけれど。
女がその事実を知る事はなかっただろう。
なので一時休息をとれる場所を求めながら 同時に本日まだ姿を見ていない彼を探しながら ひたすら空を逃げるばかりだっただろう。*]
(@18) 2018/05/25(Fri) 23時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2018/05/25(Fri) 23時半頃
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── 7th day 中央エリア:スクランブル交差点 ──
…………!
[昨日、駄目元で送ってみたメールに、黒牧からの返信が来ていた。>>5 どうやらゲームマスターは、きちんとご帰還したらしい。 礼の言葉まで目を通せば、正直私は何もしてないけれど……、とむっすり気まずげな表情をしたりして。]
……禁断ノイズのこと、聞くべきかしら。
[ううん、と考え込む。 貴方が出現させたのならどういうつもりだったのか、と聞こうと思っていたのだけれど。 あまりにもあっさり返事がきたものだから、少し迷う。 うろうろと携帯端末の上で指を彷徨わせているうちに──、]
(@19) 2018/05/25(Fri) 23時半頃
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……、っきゃ!?
[遠く、地を揺るがす音がした。>>6]
あたた……、何? 地震……?
[突っ立っていたものだから、体勢を崩して、無様にべしゃり。 死神様とて、地の揺るぎには耐えられない。
──そうして、7日目。 ゲームの最終日が、始まる。*]
(@20) 2018/05/25(Fri) 23時半頃
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……かわいそう?
[幼馴染の言葉は、俺にとっては意外なもので>>79 歩きながら、彼女の顔を見上げた。]
…。 そう、だな。 俺は、話してみて普通の奴だって、思ったな。 いや、殺人犯に普通も何もないといえば それまでだけどな。
あのおっさんは、さ。 人が人として生きる上で大切な境界を 越えちまったんだ。 俺はそう、思っている。
人殺しは、悪でなければならない。 そうでなければ、社会って奴が成り立たないからな。
(94) 2018/05/25(Fri) 23時半頃
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[そう、独り言ちて]
同時に、それを越える人間が 必ずしも悪人だとは限らないと俺は思う。
……あのおっさんには 六人もの子供を殺さなければならない、 何かどうしても譲れないものがあって。
圭のいうとおり、それは碧衣に関すること だったのかもしれないな。 それを、部外者の俺たちがどうこういう筋合いは ないと思う。
とはいえ、このゲームにおいて 俺たちは立派な当事者だ。 そのへんは意見言わせてもらわないといけないな。
(95) 2018/05/25(Fri) 23時半頃
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大切なもの……。
[>>81かつてそれを見失った自分としては、 なんとも、耳に痛い言葉だ。]
……。
俺、さ。 圭が、いてくれてよかったと思ってるんだ。
このゲームのことばかりじゃなくて、 ガキの頃、公園で傘を差しだしてくれた時とか バッジをくれたときのこととか。 図書館で一緒に本を読んだり マブスラで遊んだりとか、 そういうの、すごく楽しくてさ…。
(96) 2018/05/26(Sat) 00時頃
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このどうしようもなく不条理な世界にはさ。 圭みたいな奴が必要だと思う。 誰かが雨でびしょ濡れになっているときに、 そっと傘を差してくれるような奴が。
お前には幸せになってほしかったし、 この世界で再会したときは、 絶対に生き返ってほしいって思った。
俺の人生はさ、正直碌なもんじゃなかった。>>0:11 でも、俺は圭がいてくれたから こんなどうしようもない不条理な世界でだって 生きていくことは悪くないって、そう思えたんだよ。
(97) 2018/05/26(Sat) 00時頃
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この数日間、いろんなことがあったけど、 …俺は、良かったことまで全部、 誰にも否定したくないし、されたくない。 このゲームで会った参加者や死神のことだってそうだ。
だから、その。…なんだろうな。 …どうすればいいのか、 それは今でも、わからないけれど。 でも、最後まであきらめずに行こうぜ。
あのおっさんたちが、もう一度大切なものを 見つけられる方法を、俺たちなりに探そう。
[ぽん、とその肩を叩いて、前を向く。]*
(98) 2018/05/26(Sat) 00時頃
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…………、げっ。
[その、大きな揺れの後だったか。 何とは無しに周囲を確認するかのように見回す、スクランブル交差点。 その中に、もしも見知った顔を見つけたならば、派手に──そりゃあもう派手に、渋い顔をして。>>88]
わ、ワレンチナじゃない……。
[──見つかりたくない!!(※カルシウム不足のトラウマ) とは、死神様にはあるまじき感想で。]
(@21) 2018/05/26(Sat) 00時頃
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いやでも、今日が最終日よね。 ……一矢報いてやらなくちゃあ、気が済まないわ。
[ふんす。 禁断ノイズの出現で、混乱に揺れまくっていた心にぽつりと闘志が灯った。
正直なところ、自分は、あまり大きなノイズを召還するのは得意ではないのだけれど。 ここはひとつ、と指をぱちりと鳴らし、サメ型のノイズ<シャーク>を、呼び出す。 人の行き交うスクランブル交差点。 その地面の中を、人に紛れるようにして、1匹のサメがワレンチナの方へ泳ぎだす。
それは、獲物──ワレンチナの足元まで進んだなら、彼に噛みつこうと飛び出すだろうけれど──]
(@22) 2018/05/26(Sat) 00時頃
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[よくよく見れば、その尾びれには、ご丁寧に。 例のイタリア旅行券が括り付けられているだろう。
──引き取り手を探すのをすっかり失念していたので、お譲りします!*]
(@23) 2018/05/26(Sat) 00時頃
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[ドシン と
重い音が響いた>>6>>#1
揺れる地面によろめき――。
考え込む死神に、気づく>>@19 転びそうになりながら近付いて、彼女の側へと。]
――大丈夫ですか。
[ひと言、ただそれだけ。 一応、立ちあがろうとするなら手を差し伸べてみようか]
(99) 2018/05/26(Sat) 00時頃
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[しかし、近付ききる前にサメが泳いできた。>22
噛み付かれかけて、後ろに飛退く。 反応が少し遅れ、つま先の辺りへと噛み付かれ鈍い痛みが走る。 振り払うように足を蹴り上げれば、サメは宙を舞うだろうか。
これは、黒いあのやたらしぶといノイズとは違うらしい。 それならと腕をふるえばサメへを二つに割る。
その動きは止まっただろうか。 尾びれ側が自分の方に飛んでくる。 くくりつけられていたイタリア旅行券は気づいたけれども――
ひょい、と避けた]
……ノイズも、旅行に行きたかったのでしょうか。
[この男、完全にずれていた]
(100) 2018/05/26(Sat) 00時半頃
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[>>89触るな。叫ぶな。 何もかもを拒絶したくて、動くつもりなんてなかった。 耳に何か大きな声が飛び込んでくる。
やめて。 死神が生きる意味が分からないひとに、これ以上何も言われたくない。
>>91なんで抱きかかえるの。ほんっと意味が分からない。 死ね。死んでしまえ。 彼の腕の中で暴れて、腹を何度か殴る。
仕込んでいた刃物を出そうとした。 けど、慌てていて上手く出せなかったのが悔しい。]
(@24) 2018/05/26(Sat) 00時半頃
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うさるい、うさるい うさるい!!! しでしまんえ!! しまんでしえ!!!
[涙でぐしゃぐしゃになりながら、怒りの罵声を浴びせかけた。
人の心を、一番傷付けるのは。 その人のことを何もわかっていないのに、わかったような口を聞くことだ。 この瞬間、歪んだ言葉を吼えながらそう理解した。
だって、おとなしく頷いて、笑って、 「その通りですね、ごめんなさい」――なんて嘘でも言おうものなら、 わたしを構成する全てがネジ曲がって千切れて破裂して粉々に砕けて消え去ってしまう。 それくらい、著しく残酷な言葉の数々だった!
立ち去りゆく彼に、<シャーク>を追いかけさせる。 見えなくなるまで追いかけさせて、後はもう野放しだ。]
(@25) 2018/05/26(Sat) 00時半頃
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う ううう うう…… うわぁぁああぁああぁぁぁあああ!!!!
[言葉の形をしない叫び声は、そのまま吐き出された。 >>93これでもまだ、また会おうとするそのお兄さんの声が、
理解できなくて、どうしようもなく怖くて、苦しすぎる。*]
(@26) 2018/05/26(Sat) 00時半頃
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[庭園までもうすぐというところ、 その途中にある階段に>>#3 先日、御沙霊園で見たものと同種と思われる サイノイズが一匹立ち塞がっていた。]
…あのときと一緒だな。
[あのときは、とにかくやばいと思って 直接の戦闘は避けたわけだが。]
(101) 2018/05/26(Sat) 00時半頃
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よっしゃ、ありがとうな、圭。
[此方がうずうずしていたのを感じ取ってか>>83 幼馴染がそんな提案をしてくれたので、 ここは素直に乗っかることにする。
ナイフで切った掌から流れる血が サイノイズと俺たちの左右に薄い膜を作る。 それはつまり、サイノイズは直線上、 俺たちへと真っ直ぐ進んでくることになる。
大きなサイの角は、 これで突かれでもしたら一溜りもないだろうなと 思わせるもので。 だが――>>84]
(102) 2018/05/26(Sat) 00時半頃
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いや、このままで頼む。 引き続き、膜張りよろしく頼む。
[ダメなら代わると、そう言ってくれる幼馴染に ゆるく首を横に振った。 ついでに幼馴染を庇うようにして 彼女とサイノイズのあいだに、立ち塞がる。
…逃げてばかりいられないのは、俺自身も同じだ。 今度はきちんと、目の前のノイズに向かい合う。]
(103) 2018/05/26(Sat) 01時頃
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ああ、俺たちは一蓮托生のパートナーだからな。 一緒に、最後まで戦おうぜ!
[そう、言い終わるが早いか サイノイズが猛スピードで此方へと突進してきた。]
…。
[猛スピードで迫りくるノイズを、 じっと見据える。 …そのタイミングを、見間違えないように。]
(104) 2018/05/26(Sat) 01時頃
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――っ、うらああああああ!!!
[手刀の形をとった掌を前方に突き出す。 突進してくるスピードと威力はそのままに ライノの身体を真っ二つに削り取っていく。
不思議と、血は流れなかった。 やがて、完全に分断されたサイノイズの 二つの身体は、どう、と地面に倒れ霧散した。]
……っ、はぁ。
[自分のサイキックを信じていないわけではないが やっぱり慣れていない相手だと流石に緊張する。 ひとつ、息を吐いてから、幼馴染のほうを振り返って]
怪我、大丈夫か?
[ひとまず掌の傷以外を確認してから、 ぽふ、と爪先で背伸びして、彼女の頭を撫でた。]*
(105) 2018/05/26(Sat) 01時頃
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[普通のやつ。 ……だいたい、そういうことを聞く。 そんなことをする人じゃない、って。
だけど、幼馴染の言葉はそれとは少し違う気がした。 だって、彼は身近に体験した人だから。]
……うん。 遠慮しちゃいけないんだよね。
生き返る、ためにも。
[許されないことだとは分かっている。 でも、唯々諾々とそのとおりには、出来ない。]
(106) 2018/05/26(Sat) 01時半頃
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[静かに、幼馴染の言葉を聞く。>>96、>>97、>>98 潤んだ瞳は、相方に見せないように拭う。]
私が、ここにいれるのは。 翔也くんのおかげだよ。
どんなに知らないことがあっても、 どんなにそれが小さなことでも。 私は、翔也くんのおかげで、ここにいるんだ。
(107) 2018/05/26(Sat) 01時半頃
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だから、頑張ろう。 最後まで。
死んでも見つけられたんだから。 きっと、遅いなんてことはないよね。
[叩かれた肩に、そう笑って顔を向けた。]
(108) 2018/05/26(Sat) 01時半頃
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[ノイズを前にしても、力強く言葉を放つ幼馴染に。>>102 後を任せ、一歩退く。
ライノが素早く突進してくる。>>104 それを待ち構える時に、一応すぐ動けるようにはするけど。
結局、そのまま体を動かすことはなく。 ライノは真っ二つになって。>>105 一瞬目を閉じて、俯いて。 思いを馳せれば、すぐに前を向く。]
(109) 2018/05/26(Sat) 01時半頃
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[傷を確認しようとするけど、ずっと後ろにいたから。 掌以外に怪我はないし、それも問題になるものではない。]
大丈夫。 翔也くんも、無理しないでね。
[爪先立ちで頭を撫でようとする幼馴染に微笑んで、少し屈んだら、ちょっと怒られるだろうか? ともあれ、幼馴染が落ち着くように、切ってない方の手を彼の手に添えて、優しく握り。]
行こう。 時間がなくならないうちに。
[幼馴染の手を引くつもりだけど。 幼馴染は、握った手を自分が引くだろうか?
そのまま、庭園へと駆け上がる。 そこにゲームマスターは居るだろうか。*]
(110) 2018/05/26(Sat) 01時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2018/05/26(Sat) 01時半頃
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[空を駈けながら右手で必死に端末に文面を打ち込み送信する。]
『もう体の調子は大丈夫?』 『今どのあたりにいるのかしら?』 『西エリア方向から禁断ノイズがきてる。注意してね!』
無事でいてよ…Ms,碧衣…!
[少女の伝言を伝えるのとは別で、昨日あれだけの仕打ちを受けた彼女が今どうしているのか。 それを把握するのは大事な事だろう。
漆黒相手とはいえ普段の彼女なら難なく漆黒を捌けるだろう。 しかしメンタルの問題がどう作用するかは未知数すぎる故に顔を見ておきたかった。]
(@27) 2018/05/26(Sat) 04時頃
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[Ms,碧衣の安否問題もだけどこうなってくると協力者の存在が欲しい。 だから彼女ならもしかして…という相手にメッセージを送る。]
『西エリアから禁断ノイズが発生してるみたい』 『あん屋からみて日継塚アヴェニュー方向から来るのも多かったわ』 『そこで、陣がないか南エリアを調べてもらえないかしら?』 『セノオお姉様へ』
(@28) 2018/05/26(Sat) 04時頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2018/05/26(Sat) 04時頃
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無理はしねーよ…と、言いたいところだが。 だがまぁ、死なない程度に止め置く。 そこは約束する。
[>>110ぐっと拳を握ってみせて。 背伸びした俺に合わせようと幼馴染が屈むのは。]
む。
[少しだけ、不満げな顔を見せる。]
(111) 2018/05/26(Sat) 09時頃
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[ふん、と小さく鼻を鳴らすと]
それじゃ、行こうぜ。
[>>110幼馴染に手を握られれば、 ぎゅっとその手を握り返して。 そうして、庭園に続く階段を、一気に駆け上がる。 辿り着いたその先に、黒牧は。 ゲームマスターはいないかと視線を巡らせた。]*
(112) 2018/05/26(Sat) 09時頃
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