191 The wonderful world -7 days of MORI-
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[ 彼に囁けば、立てていた剣を引き抜き。 その勢いのまま、後方へと投げ、 鮫の口内を突き破る。
続けざまに大剣を作り上げ、 まずはつかみかかろうとした腕を断ち切り、 すかさず 腹を横一線。 単純な動きだったからどうにか対処出来たし、 消滅するまでに時間はかからなかった。
脂汗を垂らしながら、二人の戦いを 見る。 ]
(84) 2016/06/18(Sat) 01時頃
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[気配に気づいてか、死神の子が振り向くのが見えた。>>@25 それと同時に、此方に接近する二匹のサメ。 直線的に向かってくるのが一匹と、 そこから迂回して別方向から迫ってくるのが一匹。
直線距離で向かってきた一匹に狙いを定める。 もう一匹はなんとか回避しつつ、どうにか仕留めることができただろうか]
…。
[サメを仕留めたあと、数日ぶりに会うその小柄な影に小さく会釈する。 クラゲを漂わせながら、にこやかに話しかける姿はどことなく幻想的で。]
(85) 2016/06/18(Sat) 01時頃
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どうだろうな。
[口元に笑みを浮かべて、それだけ言った。 腹の探り合いというのは、楽しめる人間からすれば、どんな状況にあっても楽しめるものだ。>>@26
肩に突き出される傘を、二本のサーベルで救い上げるように弾く。元々二刀流は、攻撃のためでなく。 二本の刀で防御し、堅実に一撃を叩き込む。 そんな戦法のための戦い方なのだ。]
(86) 2016/06/18(Sat) 01時半頃
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斬り、突き、どちらにも対応できるってことは。 相手の獲物に限らず戦えるんだぜ?
[ただ、そこで攻めに転じることは、出来なかった。 ノイズが見えれば、里佳の所まで戻らないといけない。>>@29]
(87) 2016/06/18(Sat) 01時半頃
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[一瞬を突き、彼女もこちらへ触れに来る。>>82 こちらに来て触れていないと、彼女は無力だ。]
……割ときついな。
[バラバラに戦うことが出来ないというのが。 これほどまでに、きついとは。
相手が自分に集中していても、その下僕がいれば、惹きつける意味などないに等しい。]
(88) 2016/06/18(Sat) 01時半頃
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[だからこそ、彼女の提案の意図はわかる。>>83 隠し玉とするならば、それしかないのだから。]
……任せろ。
[そう呟けば、一度前に出る。 傘を弾いた後の死神は、もう既に体制を建て直していたか?]
今度はこっちが攻める番だ!
[左手のサーベルを体の前。防御に動かせるように構え。 右手のサーベルを突き出す。踏み入らない、堅実な牽制。 それを繰り返し、少しずつ死神との距離を詰める。*]
(89) 2016/06/18(Sat) 01時半頃
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[とん、と。 かけていた眼鏡を軽く指先で叩くのが見えた>>@27]
……。
[簡単そうで、なかなかに難しい。 それに、彼(?)の能力については正直未知数だ。]
…。
[戦ってもいいのか? 確認するように首をかしげてから、まずは牽制で彼(?)の足元に小さな”星”を数発撃ち込んだ。*]
(90) 2016/06/18(Sat) 01時半頃
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『失楽園スペシャル定食、残さず食えるように腹減らしとけよー』 『キツネちゃんたちにはきつねうどんでいいかな』
『かわいいこと言うなよなァ紗音ちゃーん』 『奢りついでにあーんして食べさせてあげるから待っててな』
『アタシが太っ腹? いいや違うなァ』 『たくさん食べるお前らが太っ腹になるんだよ!』
[>>@3>>@6>>@9いつ開いても平和そうなトークに、そう返信する。 ミッションのリミットへ刻々と近付く中、天空に近いこの場所で待ち続けながら。
なんだかんだ言ってさ。 こいつらとは、こうしてゲームの運営側として一緒に働く仲間であって、 UGでしか出会えなかった奇妙な縁だ。
大切なものを無くしたままのはずなのに、こうして死後の生を謳歌するこいつらを。 それもやっぱり愛おしくて、名残惜しいと思っちまう。]
(91) 2016/06/18(Sat) 01時半頃
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『オメェらのこと、好きだぜ』 『なーんてな☆』
[小っ恥ずかしい一言をさ、つい投下しちまって。 それ自体にはあんまり変な意味はねェさ。 >>2:@82幾何ちゃんの二番煎じだし、かるーく流してくれやと思いながら。
——そのまま閉じた端末を軽く放って。
床に落ちる前に、蹴り砕く。
もう、仲間と連絡を取ることはできねェし、するつもりもねェ、ってな。 散り落ちる破片が、ぱらぱらと。]
(92) 2016/06/18(Sat) 01時半頃
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あったら たのしい、かな?
[がまん、してるときよりは、間抜けじゃないとは思うけども、 それでも、結構緩い笑顔って自覚はある。>>86
傘は、二本のサーベルで防がれる。 肩を守るから、って、思ってて。 うん、これも、やっぱり。 二撃目を、と、思ったけども、 その前に、女の子のところに戻っちゃったから>>88 何もない、握る形の手を、開く。]
(@30) 2016/06/18(Sat) 01時半頃
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[女の子が、男の子に何かを言っている。>>83 わかるのは、それだけ。何も聞こえない。 でも、雑音が倒した女の子が、こっちを見ているのは>>84 観察でもされているみたいな気分になる。
何もしてこないなら、まぁ、放っておこうかな? 面白い事、してくれそう、だし。]
あはっ
[向こうから来てくれるなんて、最高じゃない>>89 傘を左手に持ち替えて、サーベルの切っ先を少しだけずらすように、いなす。 距離を詰められるなら上等、 右手の掌底を、突き出す。 胸の真ん中を狙ったそれは、左手のサーベルに防がれちゃうかな。防いでくれたら、良いんだけど。
だって、そうしてくれたら、片刃のそれを思い切り掴むことができるから。右手は痛むだろうけども。 それができたら、左手を押さえることができたら、 右脚を、相手の側頭部へと振り上げようか。]
(@31) 2016/06/18(Sat) 01時半頃
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[このゲームに挑戦する際に徴収されるエントリー料は、生前に一番大切にしていたもの。
それを奪う理由は、決して参加者に苦痛を与えるためではない。 その状態で世界を体験させることで、大切なものの価値を再認識させるため。 ——と、上司は言ってたっけな。
一番大切にしていたはずのものが、本当にそうなのかを考えることになったり。 別に無くしても変わらないものだということを知ったり。 やはり無くてはならないと決意を新たにしたり、とか。 この7日間を経て、気付きを得たことは少なからずあるはずだ。
そして、例えそれを無くしたままでも、どうにかやっていけるということを。 アタシたち死神は、知っているはずなんだ。
“せかい”の本当の広さは、ひとつのものに拘り続けていたら気付けない。
せかいを、広げろ。 死に物狂いで、命を、魂を、全存在を賭けて。*]
(93) 2016/06/18(Sat) 01時半頃
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— MORIスカイタワー入り口 —
[その頃。 >>#1タワーの入り口に番人として立ち塞がる<ステゴ>は、 >>@19近くで妙な動きを見せている死神を発見し、パオーンと威嚇する。
それでも止まらないようなら、長い鼻を鞭のようにしならせて。 そこから去れ、と警告を発するかのように攻撃を仕掛ける。
——が、その死神の繰り出す短剣の冴えを前にすれば。 巨体は呆気無く切り伏せられ、無力化されてしまうだろう。]
(94) 2016/06/18(Sat) 02時頃
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[理解は酷く及ばなかった。 サーベルとは、斬ることも出来る西洋刀。
何故、掌底など繰り出せる。>>@31 普通、こうなったら防ぐことなどしない。]
……バカかっ!
[このまま相手の右腕を斬り落とせばいい。 そもそも、真っ直ぐに掌底を受ける必要がない。 少し手首を捻って、掌底ごと右腕を斬り落とせば、それで俺の勝ちじゃないか。]
(95) 2016/06/18(Sat) 02時頃
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[それが出来なかったのは、良心からか、驚きからか。 ともかく、防御に徹してしまった。
続く蹴りには、左肘を上げて直撃は防ぐ。 ……その際にサーベル僅かでも動けば、掴んでいる手は切れてしまうはずなのだが。 もしサーベルが動かないほど強力に固定していれば、サーベルが折れるのが先だ。どちらにせよ、肘くらいは動く。]
ぐっ……お前、なんなんだ。 普通、死ぬぞ。剣に素手で挑むか?
武器ってものの恐ろしさ、知らんのか?
[余程の達人であれば、武器を持つこと自体が危険となるケースも有るが、そもそもそんなものがこんな所のいてたまるか。 この戦いかたは、恐れがあれば、できないだろう。*]
(96) 2016/06/18(Sat) 02時頃
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博徒 プリシラは、メモを貼った。
2016/06/18(Sat) 02時頃
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そっかぁ。剣は、危ないか。
[生憎、武器相手の戦いなんてのは、前回のゲームぶりだから、 右腕が切り落とされる可能性なんてのは、これっぽっちも考えないんだよね。>>95 不良の使う鉄パイプだって、酷くても骨折で済むもの。 だから、バカ、は、否定できないかなぁ。]
じゃあ、この腕、切ればよかったね。 出来る?人の腕、ざっくり切るの。手首でも、肘でもいいよ。
[また、バカみたいに笑って、サーベルから離した手を、男の子の目の前まで持ち上げるの。>>96 サーベルで、ざっくりと切れた手のひら。すっごく痛いし、ぬるぬるする。]
(@32) 2016/06/18(Sat) 02時頃
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ふふっ あはははっ あはははははははっ! いたい、ねぇ。皆、こんな感じだったのかなぁ? ねぇ、もう一回、切ってみる?そしたら、腕、落とせるかもしれないよ。 骨まで ざくって、ね。あはははっ
[右手を差し出したまま、首を傾げる。 楽しい時に、目を見開いちゃうの。私の癖。 どんな反応が返って来るかな? 正直、私、楽しければなんでもいいの。 だから、今は傘を下ろして、隙だらけ。]
(@33) 2016/06/18(Sat) 02時頃
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[ ――― する り と。 ]
(97) 2016/06/18(Sat) 02時半頃
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[ 手が あいていたから>>@33。 握手するみたいに 此方に向けられていたから。 パートナーの後方から、 引き寄せられるように 手を伸ばす。
ああ もしかして。 勝手なこと しちゃったかな。 …怒るかな そうしたらごめんなさい。 何度目だろうってくらいの謝罪を想像して、 でも 視線は赤く染まった手のひらに、 ずうっと向いていた。 ]
(98) 2016/06/18(Sat) 02時半頃
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[ 握手なんて まさか。 そんな友好的なことをしたい訳なくて。 指先だけ触れれば良いのだ。
ああ でも。伸ばし過ぎちゃった かな。 ぬるって 感覚>>@32>>@33。 掴んじゃった なあ。 血の感覚って やっぱりどうしても怖いけど。 せっかく触れられたんだから、 怖い顔なんてできないし、 こういうときどうしようか ええと――― ]
(99) 2016/06/18(Sat) 02時半頃
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――― ありがとう。死神さん。
(100) 2016/06/18(Sat) 02時半頃
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[ ちいさく ちいさく。 動いた唇は 発する声は。 己からすれば、心からの感謝だったけれど。 同時に 挑発的な音を孕んでいて。
太股の痛みに脂汗を垂らしていても、 強引に 笑顔を浮かべよう。
―― だって ほら。 私が なにか できるんだもの! ]
(101) 2016/06/18(Sat) 02時半頃
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……おう。
[気の抜けたような言葉に、口が詰まる。 もっと怖がるものなんじゃないのか。 そう思うのはきっと普通なはずだが。
次の行動は、目を見開いた。 赤く染まり、なおもドロついた液体を流す、手のひら。 そんなものを見たことはなかったが、動揺していない。
いや、むしろ。 冷たいほど、落ち着いて見れた。]
(102) 2016/06/18(Sat) 02時半頃
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[笑い続け、目を見開いて、首を傾げる。>>@33 加虐趣味か被虐趣味か、どちらかは分からないが。
自分の手元の剣はどこかへ飛び、その顔に背を向ける。]
斬る価値もない。 お前の腕一つに、俺が腕を動かす価値は存在しない。
[後ろの里佳の元へ歩いて行く。 どうせ不意打ちで背中に攻撃されても対応はできる。]
……お前、獲物持っての戦いに向いてねぇよ。 大人しく殴り合いにしとけ。喧嘩もできなくなるぞ。
[少なくとも、自分がショックをうけるということはないと思う。さっきは予想外だから止まっただけのはずだ。 だが、今自分が向かっている彼女は、きっと。 そんな場面を見れば、心を痛める。
そこまで捧げる価値が、この戦いにはない。 あくまでも邪魔をするなら、斬る以外にも手段はある。]
(103) 2016/06/18(Sat) 02時半頃
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[なんにせよ。]
道化に付き合う趣味はない。 勝手にやってろ。
[自分は高潔でも清廉でもないが。 無闇に人を斬るほど、残虐でも横暴でもないつもりだ。
冷静沈着、慎重に動くものでなくてはならない。 率いるものとは、そうでなくてはならない。*]
(104) 2016/06/18(Sat) 02時半頃
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[ "切り札" に。 さて 死神はどう思ったか どうしたか。 己はと言えば、とりあえず場を収めなきゃって、 そればっかり考えて。
真っ赤な手。 "なんにもない"ところから。 奇術よろしく 光とともに 傘を出す。 剣と勝手が違う武器だったから、 ほぼほぼ左に重心を寄せている状態じゃあ、 バランスも相当悪かったけれど。 戻ってきてくれたパートナー>>103が、支えてくれるって、 己はそれを 信じていた。
だから、 ]
(105) 2016/06/18(Sat) 02時半頃
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―― 自分の傘に殴られたことって ありますか。 喰らった私としては 結構痛いと思います。 ……通してくれないなら、容赦 しません。 私は あまり やりたくなくて、
―― だから 降参してください
[ とか。 今度は張り詰めた声で。 "ほんもの"を傘を下ろして、隙だらけの身体。 …の、喉元。 大きさを変えた傘、その石突きを突きつけて。 今度は己がパートナーをかばうように、 その場に立つ** ]
(106) 2016/06/18(Sat) 02時半頃
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[そうやって、まだ襲ってくるならそれでもいいと。 考えていたから、向き直った時に脇から伸びた手に驚いた。>>98]
まて、あぶな……!
[くだらない、なんて思わなければよかったか。 とっとと、叩ききっていればよかったか。 振り向いた時には、手は触れ合っている。>>99
だから。]
(107) 2016/06/18(Sat) 02時半頃
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っ……上々ッ!
[前に立った彼女の肩に手を添えて。>>106 その体が倒れないように、支えた。 そして、死神を見た。]
価値が出来る状況だったらな。 お前の手、遠慮なく斬り落とすぞ。
[その価値が、死神に理解できるかはどうでもいい。 その言葉が発起の原動力となるなら、それでもいい。
ただ今の状況で重要なのは。 相方に手を出したら、本気で殺すという、意思表示だ。*]
(108) 2016/06/18(Sat) 02時半頃
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へぇ そりゃあ、残念。
[けらけら笑ったら、気味悪がって殴りかかって来る子が多かったんだけど、 この子はどうやら違ったみたいで>>103 じゃあ、いいかなって。あっさり。 手を、下ろそうって思ったけど。 その前に、女の子の手>>98]
ん?
[その意図は、よくわかんなかったけど。 ありがとう、そう言われたら。>>100]
(@34) 2016/06/18(Sat) 03時頃
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