人狼議事


252 Aの落日

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【人】 独尊隊 ツヅラ

[潮田に送った文面は――
その中で語った安住のことは、
多分、俺の、俺自身の投影でしかない。

(ほんとうの安住はもっと違っていて
 真実はもっと最低なものなのかもしれない。)

友達に馴染めず、周りにいい顔をして、落ちぶれた不良に声をかけ――
そうしてその速さに無邪気に笑っていた安住に、
俺は自分の姿を見ていた。

例えば、あの日母さんを起こしにいかなければ。
例えば、あの日運悪く火事に巻き込まれさえしなければ。
例えば、二年の頃きちんとサッカーをできていたならば。]

(111) さねきち 2018/10/21(Sun) 06時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ



[   例えば、が積み重ならなければ
    夢み、まどろむ犬のごとく

    毎夜母さんが帰ってこない現実だって
    強制され矯正されて
    「いい子」にされていた自分だって
    自覚せずに、済んだのかもしれなくて

    子供のままで笑っていられた>>109
    のかもしれなくて……

……安住も、俺と同じで
そういう例えばが積み重なって
追い詰められていったように見えていた

    ・・・・・・・・ 
 いや、見ようとしていた のだろう。俺は。
勝手に投影して、勝手に哀れんで、苦しめばいいのにと思う半面、救われてほしいとも思っていた。]

(112) さねきち 2018/10/21(Sun) 06時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ


    ( あ    ……だったら、なんで ) 


[一瞬俺は息を呑み、
その思考を遡って、自分の性悪さに吐き気がする。

ちゃあんと昼の顔を被って、忘れようと心がけて
楽に、生きていようとしていた犬に
俺は先日起きろと張り手をやったようなものじゃないか。

気づかせなければ。
あの喧嘩のあと近づかなければ。

ああいう険を乗せた顔>>107をさせることもなくて
「お気楽なれんれん」のままでいさせられたのに。

積み重なった「例えば」があいつにあるなら
思い出させないようにした方が よかったのになあ なんて
後悔はいつだってそうだ。後からやってくる。]

(113) さねきち 2018/10/21(Sun) 06時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ


   (それでもやっぱり嬉しかったのか、どうして)


[俺は自問して、煙草も吸わない口の中を苦さで満たす。]

   [誰もいない部屋。父の世界から零れた自分。
   見つめたまなざし。まっすぐに俺を見た目。>>105]

   (誰もいないサッカーグラウンド。
    声をかけないチームメイト。
    真っ直ぐに飛んできた声と表情。>>2:51

        [ 相反するもの
          似たもの、を交互に思い出す。]
 

(114) さねきち 2018/10/21(Sun) 06時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

 

     ( …… 考えるな ! )



[無性に叩かれた背中が痛かった。>>109
ちゃんと一人で自分の世話くらいできるさ。
なぞった言葉はひたすらに乾いている。]

(115) さねきち 2018/10/21(Sun) 06時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ




[未練がましいこの身が揺らした視線の先には、サッカーのゴールがある。

見上げた青空はどこまでも美しく綺麗で、
髪を染めることもなくサッカーに励むガキ共の黒髪に、よく似合っていた。

しばらく迷うこと、どれほどか。


安住英子が落ちてから数日後、
背の高い1年ゴールキーパーのもとに、
そいつより少しだけ背が高い不良が訪れ
「一日だけつきあえや」とサッカー練習に誘ったことも、
……あったかもな*]

(116) さねきち 2018/10/21(Sun) 06時半頃

【人】 架空惑星 レン


[ゴミ捨て場の影で紫煙を揺らす。
 見つかったら面倒だな、と思うのと
 見つかったところで、と思うのと
 どちらが「人間」のものか不明瞭に混ざり合う。

 煙草の短くなる間のぶんだけ
 彷徨った指先は 迷った末2人、友人に送り付けた。
 どちらも3-A、渦中のクラス
 返信はすぐにないものと想定して**]

(117) birdman 2018/10/21(Sun) 06時半頃

【人】 架空惑星 レン

─────────────────
To 葛 九十九
From 蓮 洋次郎
─────────────────


 生きてる?


─────────────────

(118) birdman 2018/10/21(Sun) 06時半頃

【人】 架空惑星 レン

─────────────────
To 葛 九十九
From 蓮 洋次郎
─────────────────

 設問1 (配点10点)
 先のメールの真意を読み取って
 返すことの難しさを知れ


─────────────────

(119) birdman 2018/10/21(Sun) 06時半頃

【人】 架空惑星 レン

─────────────────
To 四十崎 縁
From 蓮 洋次郎
─────────────────

 よっちんに
 なんか心配かけたかもってきいた
 
 俺はよっちんも心配ですけど   
 
─────────────────

(120) birdman 2018/10/21(Sun) 06時半頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

──現在/新聞部室──

 あら、光栄ね。
 今があるのも私のおかげかもね。
 感謝の言葉ならいつでも受け取るわよ。

[ 万年青常彦との会話は、
 何気ない調子で進み>>74
 クラスメートらが延々と、
 他愛のないお喋りを続けるのは、
 こんな調子なのだろうか。とも思う。

 不信感。呆れ。侮蔑。
 差し向けられるのは何だろう。

 会話の末に、各務公陽は、
 安住英子は一命を取り留めたと言った。]
 

(121) nabe 2018/10/21(Sun) 09時半頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ


 ──あら、それじゃあ。
 まだ話の続きは長そうね。

[ 死に損なった>>73
 その口ぶりに微笑みつつ、
 私は何ができるだろうと考える。

 どんな遊びができるだろう。
 万年青常彦がおもむろに、
 端末を操作しだす>>76のを見ていた。]
 

(122) nabe 2018/10/21(Sun) 09時半頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ


 ……安住さん、
 どこの病院にいるんだったかしら。
 万年青くん、新聞一部もらってくわね。
 入院中、きっとずいぶん暇でしょうし。

[ 許可を取る、というよりも、
 念のためことわるような口ぶりで言い、
 先ほど破棄した冊子のことを考えた。

 結局彼女があれを読んだのか否か。
 特別に増刷してやってもいい。

 まだまだ遊べそうだ。とも思い、
 物語の終わりを見届ける絶好のチャンスを逃した。
 と、惜しく思う自分もまたいる。]
 

(123) nabe 2018/10/21(Sun) 09時半頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ


[ ──ねえ、何したの。

 と、操作を終えた様子>>76の男に、
 尋ねようとしたときのことだった。

 手を掴まれ>>83
 一体なんだろうという顔で見上げる。

 数秒後には、ふうん。とでも言いたげな、
 おもしろがるような表情を浮かべ、]

 ──じゃ、万年青くん。またね。

[ 腕を引かれるままに、新聞部を後にした。*]
 

(124) nabe 2018/10/21(Sun) 09時半頃

【人】 天道居士 ヨスガ

  ―中庭―

[ 紫煙の代わりに持つのは鉛筆。
 転がした結果で決めるあみだくじみたいなものが
 人生だなぁと悟りの顔で見上げる太陽に
 目が焼かれてしまいそうだった。

 中庭のベンチにて焼きそばパンを貪る。
 お弁当だったり食堂だったり購買だったり
 四十崎家は様々だけども今日は購買の日だった。

 親子丼にカツカレー、唐揚げ定食に鯖味噌定食。
 正直どれも悩んだけど喧騒から遠ざかりたい日なのだった。

 そんな中、通知を知らせるいい子のスマホ>>120を取り出す。
 内容を確認して数秒黙り込んで
 一欠片を飲み込んでから指をスライドさせた ]

(125) noil 2018/10/21(Sun) 10時頃

【人】 天道居士 ヨスガ

─────────────────
To 蓮 洋次郎
From 四十崎 縁
─────────────────

おはよ 今日は眠くないの?
あれから葛君と仲直りできた?

蓮君がいい子やめて
多分どうしようもない顔して怒れるくらい
馬鹿できて大事な相手なんだろって思う

それってお互い痛いとこ
晒け出せる相手だからだと思うし
人間だから出来ることだなって思う

だから無理しない系よっちんは安心した
二人ともまだ死んでない気がしたからな

─────────────────

(126) noil 2018/10/21(Sun) 10時頃

【人】 天道居士 ヨスガ


  …………長過ぎ。

[ 自嘲気味に笑いながらもベンチを背凭れにして送りつけた。
 でも泣きっ面と感情的に膨らんだ怒りを
 ぶつけられる相手って貴重だと思う。

 脆い部分を共有できる共犯めいた関係は
 眠気をかっ飛ばすくらい鋭いものにも思えるから ]

  生きてくれたらいいな。

[ 呟いてからハッとする。
 未だに返しそびれたメールやらを思い出しながら
 関心ありまくりの事情に目を瞬いた ]

(127) noil 2018/10/21(Sun) 10時頃

【人】 天道居士 ヨスガ



  俺、二人のことが好き過ぎるんじゃ……。


[ 好きの反対は無関心。
 いや、それで結論づけると色々と気まずい所も
 また別のところであるにはあるのだが 
 沈黙の後に今更過ぎる文字を打つことにはした ]

(128) noil 2018/10/21(Sun) 10時頃

【人】 天道居士 ヨスガ

─────────────────
To 葛 九十九
From 四十崎 縁
─────────────────
それ、人間が塵のような方
吹部のはジュピター 木星

楽しくねーのはよろしくないな
でも勧めるゲームはないんだよね
代わりと言っちゃあれだけど育成ゲームとかどうだろ
腕のいいGK一年にいるから葛君なら
適切なアドバイスできるだろうと

バイク免許取ったらしいと風の噂で聞いたので
君の二つ目の夢、叶えても罰当たらないと思うんだよな

やさぐれてる葛君も嫌いじゃないけど
怒った理由聞ける君が俺は好きなので
蓮君と仲直りしてくれると胃痛が減ります
─────────────────

(129) noil 2018/10/21(Sun) 10時半頃

【人】 天道居士 ヨスガ


  つか、ログインしてるから今度遊ぼ……
  ってこれはいらない。……消しとこ。

[ なにトチ狂ったことを書こうとしてるんだか。
 自重するように数行消したものを送るだけ。

 話の中に渦中の人の話を抜いたのは意識的に。
 その辺りは触れてもどんな話が出来るのか
 自分じゃ分からなかったから
 取り留めのないメールの中に色々なものを
 押し付けるだけ押し付けて、瞼を閉じる ]

  でもこの法則でいくと俺は友村さんのことも……
  いや、……みんなのことが……?
  …………やめよう。

[ 口走った想像を弾けさせるよう息を吐いた ]**

(130) noil 2018/10/21(Sun) 10時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

―― 夢 ――


[その夜。わたしは、夢を見ていました。

 わたしはいつの間にか中学生に戻っていて、
 隣には当たり前のように安住英子の姿がありました。

 ホルンを吹いて、他愛のない話をして、 
 無邪気に笑い合っていました。

 ―――懐かしい、思い出の中の安住英子。

 彼女がわたしに笑顔を向けてくれたことなんて、
 高校に入ってから、果たしてあったでしょうか]
 

(131) gurik0 2018/10/21(Sun) 10時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ


[起きれば、
 わたしの頬を涙が伝っていました。

 甘い、甘い夢でした。
 焦がれてやまない、夢でした。

 時刻を確認しようと
 携帯電話を手に取ったところで、
 わたしはその着信に気付いたのです。

 葛くんからの、メール>>26>>27でした]
 

(132) gurik0 2018/10/21(Sun) 10時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ


[そのメールは、やさしさに溢れていました。
 涙を拭いて、わたしは画面に返信を打ち込みます]
 

(133) gurik0 2018/10/21(Sun) 10時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

─────────────────
To 葛 九十九
From 潮田 瑠璃
─────────────────

葛くん、話を聞いてくれてありがとう。

わたしは、きっと
英子ちゃんに拒絶されるのが
怖くて仕方がなかったんだと思う。

言わなきゃ、伝わらないよね。
ホルンを吹いていれば、
彼女がいつか戻ってきてくれるだなんて、
ただの傲慢だった。

いつも英子ちゃんを想っていたつもりだったけど、
それを彼女に直接伝えたことなんてなかった。

─────────────────

(134) gurik0 2018/10/21(Sun) 10時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

─────────────────

もっと、伝えていればよかった。

どんなに英子ちゃんが
わたしにとって大切な友達だったか。

ホルンを吹いていれば、
いつかまた友達に戻れるって
馬鹿みたいに信じ込んでいたとか。

またふたりで一緒に
ホルンを吹きたくて仕方がないんだって。

どうして、言えなかったんだろう。
どうして、英子ちゃんから逃げてたんだろう。

─────────────────

(135) gurik0 2018/10/21(Sun) 10時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

─────────────────

やっぱり、わたしは
自分自身をゆるすことはできなくって。

でも、葛くんに
「潮田さんをゆるす」って言われたら
すこし心が軽くなったよ。

本当に、ありがとう。

─────────────────

(136) gurik0 2018/10/21(Sun) 10時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ


[メールを打ち終えれば、
 わたしは朝の支度をはじめました。

 いつものように、髪を梳かして
 いつものように、朝食を平らげて
 いつものように、制服を着て
 いつものように、ホルンの入ったケースを抱えて

 体に染みついたルーチンワークを、ただ淡々と]
 

(137) gurik0 2018/10/21(Sun) 10時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ




   [彼女のいない学校生活を
    当たり前のように送ろうとする自分に
    吐き気がしました]


 

(138) gurik0 2018/10/21(Sun) 10時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ


[そうして、玄関を出ようとしたとき、
 新たな着信>>61にわたしは気付いたのです。

 その文面を見たとき
 わたしは涙が止まらなくなりました。

 玄関にうずくまり、携帯電話を胸に抱えて
 しばらくそうして嗚咽を漏らし続けたのです]
 

(139) gurik0 2018/10/21(Sun) 10時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ


[いつまで、そうしていたでしょうか。
 わたしは玄関を飛び出し、駆け始めます]
 

(140) gurik0 2018/10/21(Sun) 10時半頃

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