268 オリュース・ロマンスは顔が良い
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
冷たいものを淹れてきます。 直ぐに戻りますので。
[汗を噴いているのは己の方なのに。 涼しい顔も顔だけでは意味がない。 ハンカチを握り込んだ左手が炎を掴んだように熱い。 結局、給湯室で顔を洗う間も、茶を淹れる間も、ハンカチが本来の役目を果たすことはなかった。挙句、素手ですら触れていないのだから返せば良いものを、スラックスの隠しに押し込んで横領する始末。]
(118) 2019/07/28(Sun) 18時頃
|
|
[程なくして戻れば、空調も気合を入れてきた頃か。 アイスコーヒーにガムシロップとポーションを添え、彼の手元へ並べた。コースターはオリュース市電の正面を模った市電グッズだ。 同じものを正面に用意すると己も腰を下ろし、進捗を伺うように彼の手元を覗く。]
分からないところがあれば聞いてください。
加害者は容疑を認めているので、 あくまで確認の為の書類となりますが。
[汗の引いた涼しい顔は車掌の顔。 公私を切り換え、開いた膝の上に肘を乗せ白手袋の指を組んだ。
自らを律するように。**]
(119) 2019/07/28(Sun) 18時頃
|
|
――ペルセウスマーケット――
[夜がメインのマーケットでは、昼のうちは客足は疎ら。 その分、既に店を開いているところもまだ少ない。 それでも観光客にとっては昼下がりからお祭りのようなものなのか、気の早い木彫工房の露店で足を止める人もちらほら見えはじめた。]
――ああ、それは香木を彫ったもので。 小さいですけど、木の香りを楽しんでいただけるチャームです。
そのままお使いいただけますが、裏にアロマを染み込ませる方もいらっしゃいますね。
[女性客が羽根をモチーフにしたチャームを手に、何度も裏表しげしげと眺めている。 そこに添えるセールストークは未だに慣れなくて、主に過去の購入者から用途を聞いたりして少しずつ覚えたものを展開しているくらい。]
(120) 2019/07/28(Sun) 18時頃
|
|
[カードケースなんかのシンプルな小物類以外は、作っているものの性質上子供や女性客の相手が多い。 可愛い、とか欲しい、なんてきゃあきゃあ言っている声が聞けるだけでも、眠気が飛んでいく心地がする。 ありがとうございます、と笑うと、少しだけ絆創膏が突っ張った。]
はい。 お買い上げありがとうございます。
[羽根のチャームは里親が決まった。 紙袋に包んで、代金と引き換えに我が子は城を離れていく。]
(121) 2019/07/28(Sun) 18時頃
|
|
――……ふぅ。
[ひとつの波が去って、息をつく。 次のお客さんが来るまでは、午後の気だるさと睡眠不足に任せてぼんやり椅子に凭れて、半ば微睡みかげん。
夢でも見るような心地で視線を遠くに向ければ、それこそ夢みたいに、通行客があの子に見える。 少し小柄で、緑がかった金髪なんてそっくりだ>>115。 今ごろは舞台の方で夜の公演の準備中だろうから、ここにいるはずはないんだけど。 こんな見間違いをするなんて、昨日「いいひと」の話なんかしたからだろうか。 いよいよ病気だなぁ、なんて自嘲して、ふふ、と小さく笑った。]
(122) 2019/07/28(Sun) 18時半頃
|
|
[はじめに意識しはじめたのは、いつだったろう。 人形を納品しに行った時に、ちょうど新作の公開の時期だからと団長から誘いをもらってそれを見に行った。 関係者扱いは苦手だからと断って、一般客と同じくチケットの代金を支払って、劇場に足を運んだ。
その時に、鳥が飛ぶのを見たんだ。]
(123) 2019/07/28(Sun) 19時半頃
|
|
[大きな鸚鵡の人形だった。 一目見てわかった。随分と前、自分が納めた鸚鵡だ。 けれど、それはあの時の鸚鵡であって、あの時の鸚鵡じゃなかった。 まだ技術的にも少し拙かった頃の鸚鵡は、見た目は鮮やかでもどこかぎこちなかったはずなのに、目の前にいる鸚鵡は、活き活きとまるで生きているように羽ばたいている。 団員が手直ししたというのもあるだろうし、動かす技術も伴ってのことだろう。
とにかく僕はその瞬間に、ほとんど使われなくなっていた鸚鵡が息を吹き返すのを見た。 同時に、鸚鵡の使い手がその時のどんな団員より、輝いて見えたのを、覚えている。]
(124) 2019/07/28(Sun) 19時半頃
|
|
[それからだ。 手が空いた時は誘いがなくても劇団に足を運んでみたり、メンテナンスと称して時々様子伺いに行ったりもした。
目的が人形の様子見からひとりの団員になるまで、それほど時間はかからなかった。 少しでも話したいし、もっと自分のことを知ってほしい。 こちらを見てくれたら嬉しいし、彼のことを知りたい。 歳の割にあまりに青臭すぎるこの感情を表に出す予定はないけれど、せめて自分ひとり目で追うくらいは許してほしい。 それが募って道行く観光客まで見間違えていたら、世話ないのだけど**]
(125) 2019/07/28(Sun) 19時半頃
|
|
── オリュース市電・事務所 ──
[呼ぶ機会がなかっただけで、数年も前から知っていた名前。顧客でも取引先でもない彼を何と呼ぶのが適切か。意識しすぎる余り少々、発音が甘くなってしまったのは不徳の致すところ。 不惑と呼ばれる歳なぞ、とうに過ぎたというのに。]
はい……? ああ、始発の方が賑わうのもこの時期ならではですな 観光客も新規だけでなくリピーターも増えて 有難いことです
[ただの反芻だと声音で察せられた筈が、反射的に返事をしてしまうくらいには。>>116 自覚がないだけで緊張しているのかもしれない。予感が確信に変わったのは、無人の事務所に通された後のこと。
正直、詰所のような。もっとほかの乗務員がいると思っていたものだから。どことなく咽喉が乾き、息が詰まるのは何も湿った空気のせいだけじゃない、かもしれない。]
(126) 2019/07/28(Sun) 19時半頃
|
|
[些細な動揺を悟られにくいのは、長年積んできた鍛錬と、生来の童顔を補う為に生やし始めた口髭が、多少なり表情を覆うから。
長時間の闊歩もなければ、汗の量だって控えめで。 代謝が活発らしい彼の為にも、気分屋が臍を曲げないといいが、なんて軽口を返すくらいの余裕はある。
ハンカチと書類を交換し、お構いなく、と定型文を去っていく背中へと向け。]
……これは、……?
[業務を終えた彼が、早く解放されるようにと。ジャケットのポケットから老眼鏡を取り出し、早速ボールペンを走らせようとした指がピタリと止まった。 予想していたものと、罪状がまるで違う。>>94>>95
ここまで揃っているのだから単なる間違い、というわけでもないだろう。訝し気な表情で記載されている文字をなぞる。 つい、下唇の下にペン尻をあててしまうのは、矯正しきれなかった癖のひとつ。]
(127) 2019/07/28(Sun) 19時半頃
|
|
……セナ様。どういうことでしょう 公務執行妨害……加害者もそれを認めている、と?
[窃盗でもなければ、痴漢でもない。 飲み物を手に戻ってきた彼の声に顔を上げる。昨日のように取り乱すことも、ましてや、酒場で猥談を弾ませる姿なぞ想像もつかない。
凛とした佇まいに数秒、呼吸を忘れ。 ことの経緯を耳に入れつつ、必要事項を埋めていく。 丁寧で力強い筆記に、自然と口元が緩む。職場と社用の携帯番号まで埋めて、流暢な筆記体でサインを終えると、書類を反転させた。
全体的に細く、神経質さを感じさせるような文字で埋める必要事項。空欄は自宅の連絡先だけ。 もっていないものは書きようがない。 終点から徒歩圏内とはとても言えぬ住所について指摘を受けたら、……その時は、その時だ。]**
(128) 2019/07/28(Sun) 19時半頃
|
執事 ハワードは、メモを貼った。
2019/07/28(Sun) 19時半頃
|
[少しだけ怠惰な時間を過ごしていたが、 テーブルに置いていた包みに何気なく 目が行った途端がばっと飛び起きた]
ザーゴさんに届けなきゃ!
[有頂天になってすっかり忘れてしまっていた。 眠気も同時に吹き飛んで慌てて身支度を整えて 包まれたキャンパスと、サーゴさんの泊まっている ホテルが書かれたメモを手に 『スイート・スチュワード』を訪れようとしたが 少しばかり思い留まる]
(129) 2019/07/28(Sun) 20時頃
|
|
この時期観光客とか多いし、 めっちゃ忙しいんじゃないかな。 それに単発のお使いに幾らかかるんだろ。
[ピタと足を止めさせたのは大変な現実問題。 ハワードさんに頼めたらとも思ったが、 醸し出す雰囲気は超高級品にしか見えない]
うーんうーん。 でもあのホテルだと、 ハワードさんがお似合いなんだよな。
(130) 2019/07/28(Sun) 20時頃
|
|
[唸りに唸って、メールを送った相手は 昨日マドンナとデートをしていたヤニクだ]
『お仕事としてお使い頼まれてくれないかな? 昨日会ったサーゴさんが買ってくれた作品を 届けて欲しいんだ。
滞在してる場所は……お値段は……』
[彼なら昨日顔も知っているから、双方とも安心だろう。 格式に相応しいかどうかは置いておいて、 ダメもとで依頼を飛ばし、受けてくれたら 荷物を渡すし無理なら戦々恐々として 『スイート・スチュワード』を訪ねるだけだ*]
(131) 2019/07/28(Sun) 20時頃
|
|
[ひとまず届ける算段が付くと、やっと一息吐けた。 今日から暫く、仕事は夜へと移る。
いつもと違う夜のオリュース。 一筋の星の光が空と地を縫う光景と、 それを見つめる人たちを描く為だ。
とは言っても昼間何もしないわけでもない。
スケッチブックを片手に気ままに、店先を 覗き込んではラフスケッチを繰り返すのも いつもの光景だ。
この光景にあの人が入り込んでくれないか、なんて 希望は無いとは言わないが*]
(132) 2019/07/28(Sun) 20時頃
|
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2019/07/28(Sun) 20時頃
|
[自分の作品が関わった場所はやはり気になって 足を運ぶ優先順位は高い。
以前看板を描かせてもらったアリーさんの店は あれから少しはお客さんに気付いて もらえるようになっただろうか。
アリーさんみたいな職人さんはオリュースでも 貴重だから、あの人自身残ってもらいたい存在だ。
そっと外から覗き込んで、姿が見えれば 仕事姿をスケッチさせてもらえないかと お願いするのもいいだろう。
街だけじゃなく、街に住む人も描いて 売り物じゃないけど作品として飾りたいんですと 見つけたら頼み込もう*]
(133) 2019/07/28(Sun) 20時半頃
|
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2019/07/28(Sun) 20時半頃
|
[使い物にならなかったシャツに礼を忘れない辺り、律儀なやつだ。>>49
下手に感情を取り繕われた言葉よりよほど。 この友人の素気ない声は、荒む胸中を冷静にさせてくれた。 ひんやりとした余韻を残す声は、精密部品を護りつづける時計の裏蓋によく似ている。]
……そうだな。 ここはいい処だよ。場所も、人も。 できることなら長く居たい。
[だからこそ、巻き込み迷惑をかけることはしたくない。
好ましいと想う相手なら、尚更。 だからいって、あんな顔もさせたいわけじゃあなかったのも事実。]
(134) 2019/07/28(Sun) 21時半頃
|
|
[ストリップで金はとらないくせにな、と思わず呆れて吹き出せば。>>51 どうしてもの時は貸してくれるらしいことだけ、今は覚えておこう。]
この街に住む職人は多いからね、 俺以外にも取材候補はあるんだろう。
……偏屈者だと言われたことはないが。 俺はそんなに機嫌を損ねたような顔を、していたかい。
[冷静な友人の目に、少し縋るような物言いになったと気づき。苦笑して肩を竦めた。
偏屈について否定はしない。類は友を呼ぶというやつだ。 修理中も、幾度か店を訪ねてくれたし。年近いからと敬語は抜きでと申し出れば、幾度か食事や飲みも誘ってくれたりもあったか。
それなりに好かれてるだろうことは、わかる。 ただあっさり引いた理由が、機嫌を損ねたくないほどなのか。都合よく解釈していいのか、戸惑ってしまう。 客観的に見れていない故に。]
(135) 2019/07/28(Sun) 21時半頃
|
|
[その後、自分は修理作業に戻り。 友人が帰ると言い出す頃には、窓の外も陽がだいぶ傾いていたか。 作業を止めれば入口まで行ってドアを開けてやり、大分涼しくなった店先で彼を見送ろう。]
時計以外何もないが、 滞在中暇でどうしようもなかったら、また寄るといい。
今度はストローを用意しておくよ。
[昔、ラジカセを分解していた頃から知る仲だ。>>0:301 雑多な人ごみに疲れることもあるだろう、時計の音で落ち着くならいくらでも場所を提供すると笑って。*]
(136) 2019/07/28(Sun) 21時半頃
|
|
───……?
[ふと、時計以外の気配を感じて窓に目を向けたなら。 覗きこむ顔が見えて、目を瞬かせた。>>133 切手は資料と共に作業机の上に置き直し。入口に近づいたなら、ドアを開けよう。]
こんばんは、サイラス。 時計屋の店先で営業を始めたのかい?
そうそう。 君の看板のおかげで、 時計屋だと気づいてくれる人が増えたよ。ありがとう。
[店先に出たついでに、看板を見上げれば目を細めた。 薄暗い中、窓から零れる灯りで薄らと浮かぶ時計の絵。
これを描いてもらった時にも、時計のスケッチをいくつか描いてもらったものだ。 興味があるようなら、精巧につくられた部品が折り重なる時計内部も見せたりもしただろう。]
(137) 2019/07/28(Sun) 22時頃
|
執事 ハワードは、メモを貼った。
2019/07/28(Sun) 22時頃
|
[店先ではなんだから、と冷房が効いた店内に招きソファを勧めたなら。 飛び出したスケッチの依頼に、首を傾げた。]
作品としてって、売り物じゃなくてかい?
[昨日から何かと、時計修理以外の依頼が続く日だ。 顎に左手をあて、少しだけ考える仕草を。 取材と違って、作業姿の絵だけならありふれた一コマ。名前も載らないだろう。]
スケッチするのは、構わないよ。 出張依頼でもなければ、日中は大抵ここにいるからね。
そういえば、昨日友人が君の絵を買ったって言ってたよ。 ザーゴって言うんだけど。 金髪の無愛想で身形がよさげな客、いなかったかい。
[外は暑かったろうと。 アイスティーの入ったグラスを、彼の前へ。*]
(138) 2019/07/28(Sun) 22時頃
|
|
[ゴゥンゴゥンと空調が唸り声を上げている。気難しい奴だがこれが正常だ。――― 正常になりきれないのは己の方。 現に、老眼鏡を掛けた彼は常よりも一層ストイックに見えて、無意識に咳払いしてしまった。>>127]
……窃盗未遂よりも市電主導で進められるのです。 未遂でなければ窃盗で被害届を出せたのですが。
[咳払いに合わせて顎を引けば、自然と俯く角度。 現行犯でないなら立件は難しく、それでも捕まえた手前、何らかの罪状が必要だ。己が独断でマニュアルから外れた行動を取った為、手続きが煩雑になったのだ。――― 否、痴漢ならば正しい判断ではあったのだが。]
私の短慮でご迷惑をおかけして申し訳ありません。 ………これで…、二度目ですね。
[眉根を寄せて頭を振り、軽い髪を揺らす。懊悩を払うようにポロリと新人の頃のミスが零れたが、失言に直ぐに気付いて手背で口元を隠した。 己にとっては忘れ得ぬ記憶だが、利用者である彼に、何人もいる車掌の区別が付いているとは限らない。自ら墓穴を掘った気がする。]
(139) 2019/07/28(Sun) 22時頃
|
|
── マーケット当日、夜の時計屋 ──
[>>136サイラスの来訪に気づく、少し前。]
もうこんな時間か。
[オーバーホールを終えた時計を、磨く手を止めたなら。 バサリと机の端から何かが落ちた。
昨日、彼が置いていった資料だ。>>0:321 次いで、ヒラリと足元に舞い落ちた空を右手で拾う。]
(140) 2019/07/28(Sun) 22時頃
|
|
…………彼はきっと、覚えてないだろうな。
[髪と目の色は変えようがないが。 あの頃に比べると、随分顔も声も変わった。>>90 一度だけの来訪で会った者は今も街のどこかにいるだろうが、一目で気づかれるとは思い難い。>>0:271
幼い頃の、迷い込んだ先で。 お茶をご馳走になりながら、家主の時計を見せてもらい。 遊びに訪ねて来た同い年頃の少年に渾名で名乗れば、青空の下で熱く語られた物語。>>89
あの日からだ、この渾名が好きになったのは。 だからこの街に店を出せることになった時も、迷わず。*]
(141) 2019/07/28(Sun) 22時頃
|
|
[昼間の強い陽射しと夜の帳が下りて穏やかな灯りの下 浮かぶ看板の印象は違う。 あの時は満足いったと思ったが、 今はまだ描き直したいと思う点も出て来て 少しの間看板を見上げていた]
こんばんは、アリーさん。 そんな営業や通行妨害をするはずないじゃないですか。
[看板を見上げていたが、店内で動く人の気配に ドアまで視線を戻せば目的の人物に頭を下げる>>137 どうやら看板の目的は果たせたようだが まだ足りない、自然に生まれたのではない人間の手で 生まれた精巧な芸術品の様な時計と それを守る職人の姿も描き残したい]
(142) 2019/07/28(Sun) 22時頃
|
|
役に立てて良かったです。 アリーさんに見せて貰った時計の中身とか 修理する道具とか、男として妙に心擽られるものでしたから もっと色んな人にも知って欲しいって思って 描いたので、少しでも伝わったかな。
それでですね、今日は時計じゃなくて アリーさんを描かせていただけないかなと思いまして。
それで売り物じゃなくて飾るようで。
今少し覗いたんですが、お仕事してる アリーさんとても絵になるんですよ。 いかがでしょうか?
[花の無い実直な絵かも知れないが、 だから良いと思うんです、と口説いてみたが 効果のほどは果たして*]
(143) 2019/07/28(Sun) 22時頃
|
|
もしも、ハワードさんの方で気になることがあれば、 お気軽にご相談ください。私が窓口になります。 例えば―――……、
[知らぬ男に触れられて不快だったのではないか。
――― そう問いたかったが、その質問が既にセクハラであると分からぬほどモラルは低くない。結局誰も気にしていないことを、己ひとりだけが拘っている。萎んだ語尾は二度目の咳払いで隠し、渇きますね。と話題を逸らして黒一色のアイスコーヒーを煽った。]
ありがとうございます、拝見させて頂きます。 ……携帯等はお持ちではないですか?
[逸らした話題はそのまま流す。 タイミングよく書類を受け取って空欄のチェック。ひとつずつトントンと指で項目を弾き、最後に住所で止まる。
空は既に茜色から宵色移り替わり、太陽は水平線の向こうに消えていた。夜の深さが無灯の事務所に手を伸ばす。]
(144) 2019/07/28(Sun) 22時頃
|
|
[繊細な文字を見つめる十数秒。>>128 遠い住所と日中に済ませたらしい用事。>>108]
――― もし、よろしければ。 ご自宅まで送りましょうか。
今回も私のミスで御足労頂いたようなものですから。 ……今度こそ。
[薄々感付いていた答え合わせ。 あの時の言葉は全て彼の優しさだったのだ。>>0:202
なるべく平静を装い問うたが、憧憬と言うには余りに衝動的な想いに胸を圧された気がした。*]
(145) 2019/07/28(Sun) 22時頃
|
|
[夕刻前から配り始めたチラシ] [終えたのは、日が沈んでからだった]
[だがそれですぐに自由時間とはならない] [ペルセウス・マーケットの実行本部へ顔を出して] [終わりましたよと声をかけ、明日の仕事を確認して] [それでやっと本日の依頼終了]
腹減ったなー
[マーケットは毎年のこと] [贔屓にしている店があるわけでも無ければ] [今日は店番の手伝いを頼まれているわけでもない]
[ならば]
飯食って帰っかー。
[賑わう界隈からそそくさと離れたなら] [行きつけの食堂でビールと食事を取って帰ろうか]
(146) 2019/07/28(Sun) 22時半頃
|
|
[食事を食べ終え、ビールを飲み干して] [今日も俺おつかれさんでした!と己を褒めた時] [ポケットの中で仕事用の電話が鳴った>>92]
……………え。
[時計を見る] [電話を取り出し、表示を見る] [知らない番号だ] [今日も合間に便利屋のチラシも配っていたし…] [それを見ての連絡かも知れない、が]
……………………。
「もう一度、時計を見る] [この週末は夜明けまで蚤の市は続いている]
……………………。
[OK、話だけは聞いておこう]
(147) 2019/07/28(Sun) 22時半頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る