158 Anotherday for "wolves"
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[思い出すように告げられたそれに、 ベネットは視線を下げてその手を見遣る。]
わかってる。 自分のものにならないものは、いらない。
僕がほしいのは、――……
[赤い包み持たぬ利き手がサイラスの胸元へと伸ばされて 指先が指し示すは、彼の、心臓*]
(73) helmut 2015/05/24(Sun) 22時半頃
|
|
[蒼の双眸に映りこむのは、狩る者としての貌を見せるベネット>>-359]
……どこまで悪趣味なんだ。 理解できねぇなあ。
忘れろ。 少なくとも、俺の味は。
(74) hisetu 2015/05/24(Sun) 23時半頃
|
|
ああ、くれてやらねぇよ。 俺の手は、彼女のだからな。
[視線が絡むのは、ベネットがいらないと言った己の手>>73。 悪態を返せばすぐに、ベネットの利き手が狙う獲物を指し示した。 そこは、今はまだ生きた鼓動を鳴らす心臓。
男は一度溜息をこぼし、そうして指し示された場所を捧げるように、服を脱ぎ捨てた。 上半身だけ晒せば、まだ奏でる心音を確かめるように、少しばかり薄い胸に片手で触れる。 マーゴの体温より低い己のそれと、どうしても感じる死への不安への不規則な音。
それらを確かめて、そうして手を離した]
(75) hisetu 2015/05/24(Sun) 23時半頃
|
|
[それだけ言えたら、最期の時を待つように。
そうして、蒼の双眸を閉じるだろう。*]
(76) hisetu 2015/05/24(Sun) 23時半頃
|
|
[その場に、まだ誰か残るであれば、 惨い場を見ぬように、と、離れるよう声を掛け。]
(77) helmut 2015/05/25(Mon) 00時半頃
|
|
[悪趣味と言われても笑みを深めるだけ。 サイラスが繰り返す言葉>>74にゆるく首を傾げる。]
僕が覚えておきたいから覚えておく。 それだけの話だ。 サイラス、キミが気にする事じゃない。
[やんわりと諭すような響きで、 『共存』の天秤が釣りあう頃の穏やかさを滲ませる。]
(78) helmut 2015/05/25(Mon) 00時半頃
|
|
[彼女の、と言われたその手に未練はない。 奪う者が願うはおかしいと思いながらも、 サイラスの望むものがその手に掴める事を祈る。
彼の動き>>75に、示す指先を軽く引く。 露となる上体を一瞥した後、蒼を見詰め]
脱がす手間を省いてくれたのか、 それとも脱がす楽しみを奪ってみた?
[何処か愉しげでそれでいて寂しげな音色を向ける。]
(79) helmut 2015/05/25(Mon) 00時半頃
|
|
[眸閉じる気配を感じる。 ベネットはサイラスの胸に己の手をそっと重ねる。 トクリ、鼓動を感じる。 生きている証を軽くなぞり]
――…一瞬で終わらせてやる。
さよなら、サイラス。
[利き手のみを、獣のそれへと変化させて、 彼を貫き、その心を、奪う。**]
(80) helmut 2015/05/25(Mon) 00時半頃
|
|
[それは友人の声だった>>78。 やんわりと穏やかで、男の日常の欠片を構成するひとつの存在であった声]
サービス精神旺盛、だろ? 判断はご自由に。
[愉しげな中に淋しげな音色が混ざるのを感じながら>>79、男はにっと唇の端を持ち上げてみせた]
(81) hisetu 2015/05/25(Mon) 00時半頃
|
|
──……っ
[視界を閉じて、最期の時を待つ。 まだ音を立てる心臓を覆う胸に触れるベネットの手の感触>>80に、一瞬だけ息を詰めた。
さよならと告げる声に返そうとして口を開きかけ、それをやめて、男は唇を閉じた。
獣の爪が己の皮膚を切り裂く感触は、焼けるような痛みと共にそこから血を溢れさせる。
けれど与えられた言葉通り、感じた痛みは一瞬で。]
(82) hisetu 2015/05/25(Mon) 01時頃
|
|
[ 愛した女を抱く身体を、自分の血で汚してくれるなと。
そんな最期のお節介は言葉にならずに、止まる呼吸とともに──……
*闇に呑みこまれたとか。*]
(83) hisetu 2015/05/25(Mon) 01時頃
|
|
サイラス…… サイラス… さいらす…。
[ 海に浮かぶ月のような 歪んだひかりが くらり ]
……… ねえ
[ 焦点の合わない目は、泪のせいで余計に霞んで ]
めを あけて………。
[ 歪みきった世界の中で 僅かに「見えた」 きらりきらり 空のような蒼。
見つけた宝石は、指の間をすり抜けて 堕ちてゆく 閉じてゆく。わたしの歪んだ願いのままに]
ごめんなさい ……
[ 額にかかる金の糸のような毛束へ ぽたり 見開かれた漆黒の目から しずくが落ちた。 ]
(84) kanko 2015/05/25(Mon) 01時頃
|
|
[ 触れられもしないで抱きしめていた彼のからだが
次第に”モノ”に変わってゆくことを証明するように わたしの腕の中で感触を帯びる。
薄汚れているけれどまだ赤みの残る頬、 金色の睫毛と伏せられた瞼 その下にあった そらのいろ。
私はその上に堪え切れぬ懺悔を吐き出しながら ]
サイラス……………。
[ 今見えている彼を 今見ている死を ]
[ ひとつ残らず 瞳の硝子に刻み付けた **]
(85) kanko 2015/05/25(Mon) 01時頃
|
|
[サイラスのくちびるが描く弧>>81を黒に映し]
折角だから僕の為と思っておこう。 ……ご自由に、なんてキミは軽く言うけど 自由なんてものは、僕にはとても縁遠いものだった。
[言葉交わすがこんな状況でなければ。 後悔ばかりが胸に募る。 ゆるやかな響きが別れ惜しむかのように感じられ 遣る瀬無さにまた痛みを感じるけれど 少しでも長くあればと言葉の間に余韻をもたせ]
(86) helmut 2015/05/25(Mon) 02時半頃
|
|
[息を詰める気配。 再び触れる吐息もまた生きている証。 何か言おうと開かれたくちびるは音を紡がず。 結局彼が最期に何を言おうとしたかは知れない。]
――――…ッ、
[サイラスの胸に埋めた手の内には脈打つ鼓動。 ぐ、と力を込め、彼の命に幕を引く。 ぷつりと爪で繋ぐものを断ち、 掌にのる未だぬくもり失わぬ紅を口許に引き寄せる。
彼の身体から溢れた血は 距離つめたままのベネットと床を同じに染めた。]
(87) helmut 2015/05/25(Mon) 02時半頃
|
|
[ドナルドから預かる包みを置き、血で染まらぬ方の手で 首筋に添えられていたサイラスの手を支える。 命握るその腕を彼の背にまわし その身体を床へと預け寝かせ]
彼女に差し出す手は、 濡れていない方がいいだろう?
[彼の大事な手は血に染まらぬように置き 別れを惜しむかのようにその場で暫し立ち尽くす。**]
(88) helmut 2015/05/25(Mon) 02時半頃
|
|
[ 死の痛みは一瞬。感謝の囁き>>-446は、男が聞いた最後の声。
ブラックアウトした意識の中で、確かに覚えたのは安堵だった。 記憶を探るのは、もはや魂となった己だろうか]
(89) hisetu 2015/05/25(Mon) 02時半頃
|
|
( 忘れたのは? )
[手に触れていたぬくもり]
( 覚えているのは? )
[ 顔。 ]
[こちらの声に反応して、見えない目を合わせようとしてくれる愛らしい顔。
覚えている。 思い出せる。 ]
(90) hisetu 2015/05/25(Mon) 02時半頃
|
|
[ 吐息を聞いた気がした。安堵から洩れる吐息を]
( 死んだのにか? )
[ 苦笑して。
それはもしかしたら、己の死を見つめ続けた愛しい少女に伝わったかもしれない、唇の動き]
声は──……
[ 記憶を探った時。
呼ぶ声が、響いた。 記憶が残る脳に。
まるで己の鼓膜を震わせるように>>85。]
(91) hisetu 2015/05/25(Mon) 02時半頃
|
|
[ そうして、気づく。
両の頬に触れる感触>>-431が、いつの間にかあることに。 額にかかる髪を濡らす感触が、あることに>>84。]
(92) hisetu 2015/05/25(Mon) 03時頃
|
|
[ 男はその感触に誘われたように、ゆっくりと瞼を上げる。 ]
──……マーゴ?
[まるで長いまどろみから覚めたように視界はぼやけていて。 でものその先にはおぼろげにだが、長い黒髪を垂らす少女の姿が見える。
忘れる前に止めた鼓動。 そのおかげで残る記憶の姿と、視界の中のおぼろな姿が重なり合う。
蒼の双眸をぱちりと見開いて、男は数度、瞬きをした]
(93) hisetu 2015/05/25(Mon) 03時頃
|
|
[そうすればようやく、己の視界ははっきりと目の前にある人の姿を映してくれた]
……マーゴ
[合わさっていた額を離し。 触れていた手に、頬ずりをしたのは一度。 そっと自分の手を伸ばし、両の頬にあった白いもみじを包み込む]
──っ、
[はっきりと見えたその姿が、またおぼろに滲んでしまう。 瞼を上げて彼女を映した蒼色の瞳が揺らぎ、目尻からぽたぽたと涙を溢れさせたから]
(94) hisetu 2015/05/25(Mon) 03時頃
|
|
[止まった筈の息が、堪える嗚咽のせいで苦しかった。 それでも、紡ぎたかったから。 堪え、声を出すために、唇を開いた]
──マーゴット……
[包み込んだ手に、縋る力を込めたのは一度。
震える涙声で愛しいひとの名前を紡いで、そうして彼女の手を離した]
(95) hisetu 2015/05/25(Mon) 03時頃
|
|
お前さんは、何も悪かねぇだろ。
[いつも彼女の手を握っていた己の片手。 血に染まることのなかったその手>>88で、自分の涙よりも先にマーゴの頬に伝う涙を拭う。
白い丸みを帯びた頬から、人差し指を上へと滑らせ。 そうして、今度は親指で彼女の目尻を拭ってやる]
悪いのは、俺だろ。 守れなくて、傍にいてやれなくて、ごめん。
[マーゴの最期となった夜のこと。 >>3:+3ねだられた添い寝を誤魔化すようにして、額に口づけて別れた。
彼女がねだったままにしていれば、もしかしたら結果は変わっていたかもしれないと。
喪失がくれる忘却の恐怖の中には、そんな後悔が混じっていた。 だから、懺悔をするのは己のほうだと。
涙で震える声で謝って。]
(96) hisetu 2015/05/25(Mon) 03時頃
|
|
[片手を、ふわりと波打つ黒髪が垂れる頭の後ろに添える。
あの夜のように一度、額に口づけ。]
これからは、一緒にいる。 ……いさせてくれ。
[魂が行くべき場所へと、導かれるその時までは]
(97) hisetu 2015/05/25(Mon) 03時頃
|
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
hisetu 2015/05/25(Mon) 03時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
helmut 2015/05/25(Mon) 14時頃
|
[サイラスの命を半分だけ己の糧とし、 もう半分は身を隠す末の妹へと託す。 最初から彼女の為の狩りで本来ならば喰う必要などなかった。 思うがゆえに喰らう業。 一生負う覚悟など疾うに出来ている。
「“過ち”は一族の手で、正さねばなるまい。」 そう一族の者に言い渡した族長もこの手で屠った。 一族を纏める者を選出するにどれだけの時を費やすだろう。 混迷の間に、埋葬を済ませ“正した”事にして、 後は誰も襲わねばそれで事件は終結する。 終結させる心算で、ベネットはこれ以上ひとを襲わぬ決断をした。
ドナルドから預かるものはベルトへと挟み両手使えるようにして 宿の備品であるシーツを拝借しサイラスを包む。 墓地まで運び穴を掘り、これまでの犠牲者たちと同じように埋葬して 安らかな眠りを祈りながら祈りの言葉を口にせず立ち去る。 再び宿屋に戻ると水場を借り着替えを済ませて、 クラリッサと話すために、彼女の姿をさがす。*]
(98) helmut 2015/05/25(Mon) 15時頃
|
本屋 ベネットは、メモを貼った。
helmut 2015/05/25(Mon) 15時頃
|
―宿屋― [男が再び宿屋に姿を現した時、 住み慣れていたその家屋の中は赤く、 同族の血の色で染まっていた。]
――――…、
[数日前まで皆がここで集まって、飲んで、笑って。 酒場が、村が、このような姿になってしまうなんて 考えもしなかった。
目の前で、男の命に裁を下したサイラスが ベネットの手によって殺される―――…、 立ち尽くす、ベネットの、その表情に。 従妹の共犯者の最後の1人を見つけた気がして。
小さく、彼の名を呼ぶ声は彼自身には届かない。
2人の様子に傷ましげに目を伏せて、 サイラスを運ぶベネットの姿を見送った。]
(99) chiz 2015/05/25(Mon) 16時頃
|
|
[彼の、彼らの行き先を追う事はなく、 誰かの姿を探すように赤く染まった場を仰ぐ。 この場に生き延びて欲しいと願った、 ラズベリー色の色を纏う赤い瞳の幼馴染の姿はなく。 それもまた、辿りつくひとつの答え。
男が進むのは、その奥――…従妹のいる場所へ。*]
(100) chiz 2015/05/25(Mon) 16時頃
|
|
[ 10年ぶりに瞳を焦がす光は ちかちかと瞬いてうまく像を結んでくれない。
それでも、これだけはと見続けた空色は 伏せられたいまも鮮明に脳裏で揺れて、 わたしの目線を引き寄せるんだ。]
……さい、らす……。
[ ふわりと笑む目の前の口元>>91
( ああ、人ってこんなふうに笑うのだっけ )
だんだんと視界は広がり、二重になるひとのかたち。 「きんいろ」の髪にからみつく鮮血の「あか」 「薄めの肌」にぼっかりと空いた深淵の「くろ」
むせ返るような血の香りが 抱いた掌にまとわりつくのに
( わたしはすこしも 悲しくないんだ )]
(101) kanko 2015/05/25(Mon) 21時頃
|
|
[ 「彼」は目をとじたまま、「影」がゆっくりと目を開く。
( 気がついて、わたしを見て、名前を呼んで )
わたしが願ってしまった通りに響く声>>93 先生にすら隠せなかった>>5:+95、わたしの本心>>5:+104
聞きたかった声がわたしの名前を呼ぶたびに 頬に添えた手が、包み返されることに 嬉しさと自責が 津波のように押し寄せて 開けたばかりの瞳から泪が溢れて止まらない。
( ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい ) ( わたし、あなたに会いたいって思ってた ) ( それってつまり 死んで欲しいって 思ってた )
( みんなみんな しんでしまえばいいのに って )]
(102) kanko 2015/05/25(Mon) 21時頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る