278 冷たい校舎村8
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[――おかけになった電話番号は、 現在電波が悪いところにあるか――……]
(84) 2020/06/20(Sat) 03時頃
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[午後8時50分。
辰美はちょうど、誰かと誰かが話している階段とは 違う方の階段から上階へ昇っているところだった。]
(85) 2020/06/20(Sat) 03時頃
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[三階の準備室をのぞき込む。 窓の下にあるものに静かに祈る。
ところどころ雨漏りのように涙のように 校舎に赤いインクが垂れている。>>15
四階を越えて、 五階に踏み入っていく。 部屋の数がおかしい。>>2:5 音楽室が二つあって、美術室が増えている。
まだ、涙のように赤い雨が垂れている。
六階へ行く。 赤くペンキで彩られた壁が傾いて見える。 何かと思えば、自分が立っている場所が傾いている。 教室の部屋がいびつに曲がる。>>3:9
ずっと赤い雨が垂れている。]
(86) 2020/06/20(Sat) 03時頃
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[――そうして、来た道を戻ろうとして、 8時50分のチャイムが鳴る。
目の前にもう一つ階段が増えている。 …………七階、だった。 頭痛がする頭を押さえながら、辰美は先へ進む。]
(87) 2020/06/20(Sat) 03時頃
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――七階――
…………
[そこにある全てがねじれていた。 シュルレアリスムの絵のように>>14
壁も、床も、窓も、天井も、 消火器も、机も、美術彫刻も、楽器も
何もかも、何もかもがねじれて歪んでいた。]
(88) 2020/06/20(Sat) 03時頃
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「ぐちゃぐちゃだよ」「あーあ」「できそこない」「俺もお前と一緒」「死んじゃえ」「気持ち悪」
(89) 2020/06/20(Sat) 03時頃
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[眼窩が真っ黒になった兄が 笑いながらこちらを見ていたので 気分が悪くなりながら蹴り飛ばしておいた。
消える幻覚に舌打ち一つ。 吐き気はしたが、さっきほどじゃない。 ……息はできる。
それで。]
(90) 2020/06/20(Sat) 03時頃
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(……なんつうか、 壊れてきてんのか、 維持できてねえのか 無計画なのか…………
……うん、わかんねえな)
[ここが、主―― ホストだかホステスだか知らないが、 「それ」の心の中なのであれば ここはきっと、楽しいだけの文化祭を再現する場ではなく 何かしらの歪みを暗示しているとは思うのだけれど 辰美にはとんと、理解が及ばなかった。
ただ、増築は計画的にしろよ。と思い、 なぜか先ほどのおにぎりを思い出した。]
(91) 2020/06/20(Sat) 03時頃
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[それ以上の探索は胃に影響しそうだったので 辰美はやむなく、そこから降りていく。
降りていく。
…………降りていく。その先で、]
(92) 2020/06/20(Sat) 03時頃
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――廊下――
[そいつと行き会ったのは廊下だった。 足音がするからそちらに向かえば 曲がり角で飛び出してくる影があり]
……、!
[辰美はそいつの顔を見て、 駆けていこうとするそいつの手を、 思わず掴んで引き留めようとした。>>58]
(93) 2020/06/20(Sat) 03時頃
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おい、どうした、
……おまえ、
[それが叶うにしろ叶わないにしろ 辰美はそいつの目を見て呼びかけた。
――飛び出してきたのは、連城颯真だった。]**
(94) 2020/06/20(Sat) 03時頃
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[ レイレイコンビの、礼儀正しいほう。]
(95) 2020/06/20(Sat) 03時半頃
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[ そう呼ばれるの、 礼一郎はほんと好きだった。]
(96) 2020/06/20(Sat) 03時半頃
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[ わかりあえたらよかったんだけど。 ……って、礼一郎は思っちゃうんだよな。 そうじゃないからこそ、補い合えるのに。]
(97) 2020/06/20(Sat) 03時半頃
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[ ……ま、君がわかってんなら大丈夫か。]
(98) 2020/06/20(Sat) 03時半頃
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──現在/踊り場──
[ 圧倒的爽やかイケメンスマイルを、 ありがたがることもなく注がれている。
……冗談。礼一郎にとってもそれは、 やさしく受け止めてくれる友人の笑み。 に、見えているから、ちょっと照れるな。
……というか、 やさしいとされて礼一郎は少したじろいだ。 もうちょっとそれが冗談じみてたら、 「 まあな 」ってふふんと笑って受け流すとか、 できた……はずだ。いつもどおりにさ。]
(99) 2020/06/20(Sat) 03時半頃
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……そーか?
[ ありがとってほんの小さな声で言う。
でも、礼一郎はさ、 そうやってやさしいだなんだ言われるのが、 ずっと、嬉しかったし、誇らしかったのだ。]
(100) 2020/06/20(Sat) 03時半頃
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……別にそんなヤワじゃねえし。
[ 否定もせずにいっと笑われて、>>69 礼一郎はちょっと、ムッとした声で言う。 ……かなり、いつもみたいに。拗ねたように。]
(101) 2020/06/20(Sat) 03時半頃
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[ ……理解のできない礼一郎なりに、 おまえの力になりたいよって、 伝えたつもりだったんだけどな。
や、それは伝わってるんだろうなあ。
勢いのいいほう、なのに、 物分かりもいいんだから、できた人間だよ。
……ほんとに、そう思ってる。]
(102) 2020/06/20(Sat) 03時半頃
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[ 礼一郎とはきっと違うやり方で、 氷室は人と人の間を渡り歩いて、飛び回ってて、
それをずっと見てられたらなって思うよ。 礼一郎はそういう友人がいて誇らしかった。
……それに、ほら、 たまに、危なっかしいとこもあるし。]
(103) 2020/06/20(Sat) 03時半頃
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[ ……解決。って、なんだろうな。 礼一郎にはまだわからない、けど、]
(104) 2020/06/20(Sat) 03時半頃
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……うるせえ。 ちょっとでも報われるなって話だろ。 おまえがそれで、生きる気になんなら。
んなこと、わかってるよ。 ……おまえと、俺と、みんなも、 みんなで、また笑って……、
(105) 2020/06/20(Sat) 03時半頃
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[ …………チャイムが鳴る。>>#0]
(106) 2020/06/20(Sat) 03時半頃
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[ すっ とその場の空気が変わった。
氷室が顔を上げて、 打って変わった真面目な表情で言う。
マネキン人形が増えてる。 ……という言葉に、礼一郎はうなずく。 いやだなって思いながらも、うなずいた。
間を置かず駆け出した氷室のあとから、 勢いよく階段を下っていく。*]
(107) 2020/06/20(Sat) 03時半頃
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――現在:廊下――
……っ!
[ 逃げこめる場所を探しながら走っていると、 曲がり角のところで一つの人影と遭遇する>>93。 まずい、なんて思いながらも、そのまま横をすり抜けていこうとしたがそれは叶わず、手を掴まれて、つんのめるように足が止まった。]
う、……え、っと……
[ ちらりと相手の顔を見ると目が合ってしまい、 すぐに逸らす。 その時の僕は、焦っているような、困っているような、 迷子のような。 よく笑う“俺”らしくない、 情けない顔をしていただろう。]
(108) 2020/06/20(Sat) 04時頃
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[ どうした、と問う声>>94に、聞き覚えがあった。 内側からだけじゃなくて、ちゃんと、僕として、 この声を聞いたことがある。
そうだ、あれは確か、文化祭の時>>2:127。 連城颯真を心配して、声をかけてくれた、“俺”の友達。
こんな姿を見せてしまったら、きっと、また心配させてしまう、って思ったから。]
(109) 2020/06/20(Sat) 04時頃
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だっ、だいじょうぶ、なんでもない、から……
[ そう言って、頑張って、“俺”みたいに笑おうとして―― 笑えなかった。 眉は八の字に下がったまま、 無理矢理口角を上げようとして、 上手くいかずに失敗して。
笑おうとしたことまでは分かるかもしれないが、 きっと変な顔になってただろう。
“俺”だったら、無理して笑うくらいできるのに。 僕にはそれすら出来やしない。]
(110) 2020/06/20(Sat) 04時頃
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[ 僕だということが、バレたくなかった。 だって、自分の知っている連城颯真じゃない、って分かったら。 自分の知っている、友人である連城颯真は、何処に行ったんだ、ってなるでしょう。
僕だって本当は、連城颯真のはずなのに。 もし、「颯真を返せ」なんて言われたら。
本当に、消えたくなってしまう。 “俺”を残して、僕だけ消える方法なんて、 分かりはしないのに**]
(111) 2020/06/20(Sat) 04時頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2020/06/20(Sat) 04時頃
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[ 氷室がひらりと手を振って別の方向に消えた。>>74 礼一郎も、あとでって手を振って、 当たり前のように、別の道を駆けていく。]
(112) 2020/06/20(Sat) 04時半頃
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──現在──
[ なんで。なんて言われたって困るけど、 礼一郎は最下層まで駆け下りてった。
下から順番に、とか。 性格的な部分かもしれない。
探しているものがあの人形だなんて、 本当に気が滅入ってしまうけど、
なあ、めちゃくちゃに走ってたって、 見つけられる探し物もあるのかもしれない。 ごめん、嘘言ったかも。って礼一郎は思う。 もうとっくにここにいない友人に、思う。]
(113) 2020/06/20(Sat) 04時半頃
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