人狼議事


146 demi-human... 『亜人の住まう街で』

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【人】 鉱滓皇帝 モスキート


わたしでよければ、いくらだって聞きます。
……だから。わたしが困ったときも、お願いしますね。

[やわらいだ表情>>81を見れば、満足そうに破顔しまして。
つないだ手を振りながら、ぱたぱたと足を揺らします。

今までだって、すっかりお友達のつもりでしたけれど。
こうしていると、ほんとうになかよしになれたみたいで、胸がほわほわしてきます]

……はあい。
じゃあ最後に、

[言うなり体ごと彼の方へ向いて、うさぎさんを押し付けるようにすれば、そのまま思いきり抱きついてみせました]

(82) 製菓 2015/01/17(Sat) 18時頃

【人】 鉱滓皇帝 モスキート

[そうして、間に挟まるうさぎさんを潰さない程度に力をこめ。
ぎゅううとしばし抱きついたなら、彼と自分との間に、またひとつ笑みを零します。

拒まれないうちに体をはなし、彼の膝のうえからもおりて。
うさぎさんを抱えなおせば、ひとつ、お辞儀をしてみせました]

また、遊んでくださいね。

[いつだかのように次の約束を取りつけたのなら、ひらりと手を振ります。
もし彼がいやそうにしても、そんなの知ったことじゃありません。
今日のように、無理矢理約束を守らせればいい話です。

笑顔のうらに、こそりと意地のわるいことを考えながら。
何度も何度も振り返りつつも、帰路へとついたでしょうか*]

(83) 製菓 2015/01/17(Sat) 18時頃

【人】 露店巡り シーシャ

[>>75好き勝手にクリストフォロスを責める間、それを受け入れ、自分に謝り続ける様子には徐々に少し眉尻を下げただろうか。

彼が謝ることじゃないとは分かってる。楽観的に構えたまま、彼を一度失ったことに、その虚脱感が予想以上に大きかったことに複雑な想いを抱えていたことを素直に言葉には出来ず、ただその幼児じみたむずがりをぶつけてる。責める権利などないのに。]

・・・・・・。

[固い指先が背中を撫でるのを感じれば、瞼を落として息を吐く。

ただただ自分を受け入れてくれるようなその柔らかい静穏に、身を委ねてしまいそうだったけれど。

長年培った天邪気が阻んで、寄せた体を離す。]

(84) antidope 2015/01/17(Sat) 18時半頃

【人】 露店巡り シーシャ

[わざとらしく、道化のような振る舞いをすれば、
彼は複雑そうな表情を浮かべる。>>76
こちらの思いの底など知られなくともいいと、そんな傲慢さで。
瞳を見下ろされれば、見上げ返す。

繰り返す謝罪に、もーいいよ、と返した声色は存外柔らかくなってしまったか。]

・・・ほんっとーに、真っ直ぐなヤツだな。

["また"会えてよかった。
彼との別れ際に交し合った、約束のような、願いのような言葉。
こくり、と一度だけ頷いて。

頭にその大きな手が乗せられれば、少し目を見開いたあと――満更でもなさげに、目を細めて口端を上げ。
ようやく、素直な言葉で伝えた。]

・・・オカエリナサイ。

[今日は特別に、馳走を振舞ってやってもいい。*]

(85) antidope 2015/01/17(Sat) 18時半頃

村の更新日が延長されました。


【人】 さすらい人 ヤニク

[わざと余計に発した一言に嫌な顔をするどころか、満面の笑みでお願い事をする少女(>>82)に不覚にも、僕で良ければ、と口を滑らしそうになってしまい。
その事が気まずくて目線を泳がせた事に気がつかれなかった事だけが、唯一の救いだろうか。
はあい、と返事をするからそのまま帰るのだろうと思っていれば兎を持たされる。
思い切り抱き付いてきたのには戸惑いと焦りを。]

ちょ、ちょっとモスキートさん…!?

[抱き付かれた途端、反射的に身体を固くして。
彼女の背に手を回す事はないものの、それでも拒む事はせずに。
僅かな時間で彼女から離れれば、『“また”遊んでくださいね』の言葉と手を振る様子に此方も手を挙げれば(>>83)、またも嫌味で。]

…そうですね、“また”会ってあげます。
貴女は中々、如何してなのか我儘ですから。

[だから、何事もなく過ごしてくださいね、とは言わなかった。
絶対に言う筈もないが。
そうして振り返り振り返り帰っていくのを見えなくなるまで見送ろうか。]

(86) Penia 2015/01/17(Sat) 20時頃

【人】 紅茶屋 クリストファー

[もーいいよ、と許されたことにほっとする。

”別れの痛みは、再会の喜びに比べれば何でもない。”

 そう云っては都合が良すぎるかもしれない。
 されど今は、再び会えた喜びを噛み締めていた。

 白い髪に指を滑り込ませゆっくりと撫でれば>>85
 満更でもなさげな様子で猫のように目を細めるから

 ――そして、「オカエリナサイ」と言ってくれるものだから]

 ( ……少し、困ったな )

[胸に溢れるこの感情のやり場が判らず、瞼を伏せた。
 迷いは一瞬。

 どうせ自分はそれしか能が無いのだから、
 真っ直ぐに、只、真っ直ぐに。]

(87) 310 2015/01/17(Sat) 22時半頃

【人】 紅茶屋 クリストファー

 
      …………。
      仕返し、だ。

[再度シーシャの頭を撫でた。
 身体を離して、からかうように、されど柔らかな声音で云う。

 夕陽の逆光で見えたかは定かではない。
 
 されど。
 彼の口元には、柔らかな笑みが浮かんでいた*]




[ その後――。
 紫の瞳をした天邪鬼に、「約束していただろう」と
 アメジストの嵌めこまれた星型のペンダントが贈られるのは
 ……また、*別の噺*]

(88) 310 2015/01/17(Sat) 22時半頃

【人】 鉱滓地区 ワクラバ

― 東方出入口:狐の男と再会 ―

[なんだろうと話しかけてみたは良いものの、彼からは同じ気配を感じた事があって
それは自分とは違う、憎しみのようで、影にもなり得たかもしれない。そんなよくわからない気持ち]

 …俺は、探してはなかったです

[彼の言葉に対して、否定するように。別に彼に会いたかったわけではない
事件の真相の話はとっくに聞いてしまっているだろう。それならば、自分が会いに行くのは寧ろ良い事では無く、知り合いなど居ない別の街に引っ越すべきだったのではないだろうか

――引っ越す家など無いのだが]

 俺に会って、どうするつもりだったんですか

[怒るのか、それとも同情するのか
ただ考えるのは悪い方悪い方で。彼の真意など結局自分にはわからないのだ*]

(89) 黒戌 2015/01/17(Sat) 22時半頃

【人】 鉱滓地区 ワクラバ

― IF:悪魔の男と出会って ―

 ……そうですけど

[勢いのある話し方に対してデジャヴを感じる。どこぞの吸血鬼も似たような感じだったか、なんて思って
うまい飯、なんて言われれば自分を引き入れようとする飯屋があるはずが無いなんて捻くれた結論を付ける]

 すいませんが、お腹は空いていないので――

[グギュルルルルルル〜〜〜〜と大きな音をタイミング良く立てて
勿論故意的では無いし、ここ数日何も食べず例の蜥蜴人に迷惑を掛けないようになんて無駄な事を思考しているうちに結局食べ損ねていただけなのだが
その音はあまりにも大きすぎて周りの人がこちらを見るくらいだった]

 ――お腹は空いていないので遠慮しておきます

[まるで何事も無かったかのように再度彼にそう告げる
無理矢理連れられるならば、渋々と店に入るだろう*]

(90) 黒戌 2015/01/17(Sat) 22時半頃

【人】 露店巡り シーシャ

[最初に掴みかかった勢いはどこへやら、今ではすっかり落ち着いて。どこか微睡むように、目の前で静かに、でも確かにそこにいる存在を感じていた。>>87

…ー再び、ふいに体を引き寄せられれば。
びくりと一瞬強ばった体は伝わってしまっただろうか。……驚いた顔は、見えてなければいい。]

・・・何が仕返しだ。ボケ。

[拗ねたように悪態をついて、膝下を軽く蹴る。それでも頭を撫でる手を拒むことはなく。いつも浮かべる笑いとは別種、勝手に緩んでしまいそうな口元に、密かに内頬を噛んだ。

向かう、柔らかな笑み。
・・・こいつの真っ直ぐさには、どんな捻くれも敵わないのかもしれない。
それを認めることは全く、本当に、心から悔しいのだけれども。

ーー後日、ペンダントを受け取るころには、もう少しくらいは素直になれた…だろうか。**]

(91) antidope 2015/01/18(Sun) 08時半頃

【人】 露店巡り シーシャ

[>>90腹の虫の派手な鳴き声。音の出元を見、男の顔を見、きょとんと目をまるくする。
次の瞬間には、ケラケラと声をたてて笑った。]

おいおい…体は随分ショージキだなァ?
おなかとせなかがくっつくぞ?
生きてるんなら、メシを食え。

[アンデッドでもやっぱり腹は減るんだな、なんて感心しつつ。
その無表情は、本当に遠慮しているのか警戒しているのか。
はたまた無関心なのか、他に思うところがあるのか。

しかしながら、出会ったばかりの彼の心情など読めそうにもなく…いや、読めたとしても強引な言いくるめ方だったとは思うが、兎も角、腕を引き背中を押して、店内へ着席させただろう。]

(92) antidope 2015/01/18(Sun) 08時半頃

【人】 露店巡り シーシャ

[そういえば――
影の怨念の正体は、不死の男だったとか。それは後日、クリストフォロスから聞いたんだったか噂で聞いたんだったか。
そんな事を思い出したが、それはいったん横に置いて。キッチンに立ち、ほとんど準備済みだったそれらを完成させると、テーブルへ給仕した。]

ドーゾ、召し上がれ。

[ドン、と置かれたそれは。
厚い肉のパテ。カリカリに焼いたベーコン。レタス、トマト、チーズ、自家製ピクルス。目玉焼き。オーロラソースを幾重にも重ねてやわらかいパンではさんだ、20cmはあろうかというハンバーガー。
食材調達が容易になった今だからこそできる大胆メニューだ。一応フォークとナイフも用意してある、彼がこの巨大な自信作をどうやって食べるのか、興味深そうに見つめた。*]

(93) antidope 2015/01/18(Sun) 08時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[アテもなく街を散策していると、一風変わった定食屋を見つける。
この辺りは滅多と来なかったからか、このお店も初めて見たもので。
冷やかしついでに覗いてみようか、などと思えば扉を押し開ける。
割と大きなベルの音に僅か身を固くしながら、首だけ覗かせて中を見渡すが、そこに店主はいただろうか。
何方にせよ、誰かいらっしゃいますか、と声だけはかけてみる。
反応がなければ本当に冷やかしで帰るだろうし、あれば中に入って手持ち無沙汰に立っている事だろう。]

(94) Penia 2015/01/18(Sun) 11時半頃

【人】 測量士 ティソ

 ―東方出入り口:不死身の男と―

 ―― はは、それは残念や

[ >>89くく と軽薄に嗤う顔は上辺
 ‟会わなければいけない”ようで‟会いたくない”
 
 天邪鬼がゆらゆら、 狐の中で惑う
 小生よりも濃い ‟影”の持ち主を前にして
  気付いとんのかは知らんが 少なからず

  ‟怨み”を 宿す
 ―― 宿していた ― のは 濁りは違えど同じ 
 
  ただ 其処に ‟あの闇”に触れて
   すこうし こころが痛むような、 ]

 ……会って なあ
 なあんも 考えとらんかったし どうする気もあらへん

(95) 雨京 2015/01/18(Sun) 15時半頃

【人】 測量士 ティソ


  ただ ほんに‟影”に呑まれるべきは

     …… 小生やったんやろうなあ て

[ 情のない 造りもののような 微笑を浮かべ
 昏さを宿す双眸を一瞬見れど 視線を自ら逸らした ]

   恨んでへんか 聞いたんはな

  汝を拾うただけやないんよ

   汝の村を 燃やしたんは 小生や

(96) 雨京 2015/01/18(Sun) 15時半頃

【人】 測量士 ティソ

[ それも 戦中で仕方なくやない
 ‟影”のような 肥大した、紛れもあらへん悪意
 怨恨の積み重なった 自棄になった、捌け口や

  ―― 背けた顔は ぼんやり 足元へ
 口にはせずとも どこかやましさがあるのはバレるやろか
  それでも 合わす視線など ないんや

    この前に 立つ資格すら

ただ張り詰めたものを吐くように
   狐は ふ、 と息を零した  *]  

(97) 雨京 2015/01/18(Sun) 15時半頃

【人】 測量士 ティソ

― 蜥蜴と会ってから更に数日/『snowlia』 ―

[ 手に乗せて 弄ぶは
 雪のような 白い山茶花の精巧な花細工
 式の白狐と 同じ 真白のいろ

 沈黙したまま 放り投げてまおうか なあんて
  睨めっこを暫く続けたものの 机に そ と置き ]

   …… ―― 、

[ 狭い路地から入り込む 隙間風は賑やかしい
  変わらんようで 確かに変わったのは 
   どこまでやろうか

 ぼう と 見知った顔が来ることを待っていたことに
  狐は、 到底気付く由もない * ]
 
  

(98) 雨京 2015/01/18(Sun) 16時頃

【人】 鉱滓地区 ワクラバ

― 悪魔の男に連れられて ―

 お腹空いてません
   …空いてませんってば

[そう言われながらも無理矢理に店の中へと座らされれば溜息を吐いて
別段お腹が空いていない…わけではないが、元々食べなくても死なないし、食べるだけ無駄だと言われてきた自分にとって、ガスマスクはそういう意味もあって
口を開くな、飯を食うな。と]

 …………。

[出された美味しそうなハンバーガーに対して、中身をペラリとめくってはピクルスをちまっと取り出す]

 ――ピクルス嫌い

[ボソリ、とそう呟いてからハンバーガーを一口、かぶりつくように食べれば、こういう食べ方もそう言えば覚えていたな、なんて思うくらい食べ物を口にしなかったんだと実感する]

 ……!

[ガツガツ、と無言のまま食べきればごちそうさまでした。と一言言ってポケットから3日は食っていけるのではないかというくらいの一握りの金貨を差し出す]

(99) 黒戌 2015/01/18(Sun) 16時頃

【人】 鉱滓地区 ワクラバ

 美味しかったです
   お客さん来ると良いですね

[それだけ言えば、ありがとうと言い残してその場から去ろうとするか*]

(100) 黒戌 2015/01/18(Sun) 16時頃

【人】 鉱滓地区 ワクラバ

― 狐の男との話 ―

 嫌ですよ、恥ずかしい

[影に飲まれればどうなるのか、結局自分の感情がそのまま相手に伝わるわけで
その感情を彼に見られるのは、嫌だった。と言うのもそれだけ似たような“影になりうる何か”が彼にもあったからで]

 …そう、ですか

[知ってた、と言えば嘘になるが知らなかったと言っても嘘になる
大体予測はしていたけれど、知らない振りを、見ない振りをしていただけで。そんな彼に対して言う言葉も掛ける言葉も見付からない]

 みんな死ぬのが早くなっただけです

   ――どうせ、俺は置いてかれた

[それが原因で不死になったなら話は別ですけどね、なんて言って
死ねないのは彼のせいじゃない。家族が死んだのは彼のせいだとしても]

 あれは、事故です

(101) 黒戌 2015/01/18(Sun) 16時頃

【人】 鉱滓地区 ワクラバ

[それだけ言い残して
他にかける言葉が見付からないように手を差し出す]

 仲直りってこうするんでしたっけ

[握手、のつもりではあったが自分から人に触れようとするのはいつ振りだろうか
触られる事はあったものの、人を避けていた自分にとってはそれはあり得ない事で。けれど、彼なら悪くもない気がした
それに対してどういう反応を取られたかは知らないが**]

(102) 黒戌 2015/01/18(Sun) 16時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

-暫く後の話-


[漸く、…が街の変化に慣れてきた頃。
意味もなく街をうろうろするのは日課にも近くなっていて。
それでもこの街を覚えるにはそれまで余り足を伸ばさなかった所為で、未だ時間がかかりそうである。
ふと見つけたのは何のお店か分からないが。
それに興味を引いたのと、いつかの半狐の臭いに気が付いたのは何方が先だったか。
そういえば花細工をしていると言っていた事を思い出せば、店に入ってみる。
丁度、彼は机でぼんやりしていた頃だろうか。>>98

お久しぶりですね、ユキさん。
…こんな所にあったんですか、貴男のお店。

[そう声をかけてみれば、何らか反応はあっただろうか。]

(103) Penia 2015/01/18(Sun) 17時頃

【人】 測量士 ティソ

― 不死身の男と ― 

 はあ 恥ずかしゅうもなんもあらんやろに

[ 結局影に呑まれんかった故にその言葉の意味は分からんで
 もっとも その‟感情”が露すると知れば
  噫 小生のちっぽけで 醜い感情を見せる
  そう考えりゃあ 理解も出来たんやろうけれど

 ただ くすくす と袖で隠して 密やかに嗤うだけ 
 >>101滑らかでない言葉に、すこうし 更に視線が沈む

  言の葉がないのが 逆に きゅう と締め付ける
戦ぐ風は、 背の羽織を揺らめかし まるで悠久の如く]

   …… 、

[ 次いだ言葉は 軽うするもんやなく
  むしろ 重石が積み重なるようやったけれど
  再度の静寂を 薄氷は地を眺め続けるばかり]

(104) 雨京 2015/01/18(Sun) 17時半頃

【人】 測量士 ティソ

  ( 事故 やなんて、 )

[ あの色濃い影より 赤は命を奪う
  ―― 目の前の男の爛れた皮膚は、 罪の証

  幾度の亡骸には 氷のように感じやせえへんのに 
   生者に 死ねない男に刻まれた その火傷
 それが 己の心を炙るような 情を抱くのは何故、]

[ 不意に 地と己の間に伸ばされた手に驚き

  目をまあるくして
    はっ と背けていた視線をまっすぐに]

  ……、

 …… ふ、 ふふ、

(105) 雨京 2015/01/18(Sun) 17時半頃

【人】 測量士 ティソ

   仲直り いうんも なんか違うやろ
   ―― 赦してもらう ことなんか、あらんもの

[ 伏せがちな睫毛を暫く微動にさせていたものの
  どこか その不器用じみた ひとの温かさ、
  それに 可笑しいような うれしゅうなるような、

  先程とは違う種の 弧を口許に描き
   長久く生きれど 心は止まった刻

   己のこころも ひどく 稚拙で不格好やったけれど
   すこうし 躊躇うように 手をみつめ 

 『ええのか』いうように じ と眼をみつめるも
  自ずから ふるり 首を振るい その手を取る ]

(106) 雨京 2015/01/18(Sun) 17時半頃

【人】 測量士 ティソ

……なんや いうたらいいんか

 仲良う とも言わん 言えんけど
‟似たもん同士” … たまに会ってくれたら嬉しゅう

  なあんて、 都合ええかの?

[ 困ったように アイスブルーに月を浮かべれば
   掴んだ手に 柔らかな圧をかけた *]
  

(107) 雨京 2015/01/18(Sun) 17時半頃

【人】 測量士 ティソ

― 暫く後の噺 ―

[ 不意に 隙間から入り込む 獣のような香
 脳裏に 彷彿とするは、月影のような黒髪の、

  戸へ首を向けると 
   >>103凛 と鈴が鳴るは同時

 見覚えのある 人の形をした 狼の姿 ]
  
  ああ アルゼルドはん
  …見つかってもうたか 、

[ 冗談っぽく くつくつ、端から零して
  『いらっしゃい』 と 椅子から立ち上がった*]

(108) 雨京 2015/01/18(Sun) 18時頃

【人】 鉱滓地区 ワクラバ

― 狐の男と出会って ―

 ユキさんは知らなくて良いです

[恥ずかしいも何も…と言われればきっぱりと、そう言って
別に飲まれなかったのなら飲まれないで良かったじゃないか。と]

 別に赦すもなにも
   俺は何も恨んで無いです

[何も思っていない、と言ったら嘘になるが恨んでいないのは本当だったし、特に問題は無い
彼がどういう気持ちで自分を見ていたのかは自分にとってはどうでも良い事だし、この傷が彼のせいだという事なんかとっくの昔に忘れていたのだから]

 良いんじゃないですか

[彼の疑問にはそう淡々と答える。何か問題でもあるのだろうか、と言わんばかりに
自分から会いに行くのは多少罪悪感があるが、きっとそれは彼も同じ事なのだろう。そう考えると少しは気が楽になる]

(109) 黒戌 2015/01/18(Sun) 18時頃

【人】 鉱滓地区 ワクラバ

 “似たもの同士”なんですから

[手を握り返されれば満足そうに頷いて
きっとこれから彼と会う事も増えるだろうし、話す事も増えるだろう
永遠に話せる、永遠に生きるとは言えないけれど。今話せる“友達”が出来たのなら、喜ぶべきだと
ガスマスクの下は自分でも気付かぬうちに、少し口角が上がっていた**]

(110) 黒戌 2015/01/18(Sun) 18時頃

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